JP2670338B2 - ピストン - Google Patents

ピストン

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JP2670338B2
JP2670338B2 JP1024316A JP2431689A JP2670338B2 JP 2670338 B2 JP2670338 B2 JP 2670338B2 JP 1024316 A JP1024316 A JP 1024316A JP 2431689 A JP2431689 A JP 2431689A JP 2670338 B2 JP2670338 B2 JP 2670338B2
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JP
Japan
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piston
piston pin
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skirt
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裕央 島田
友説 松野
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • F02F3/0076Pistons  the inside of the pistons being provided with ribs or fins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃機関に使用されるピストンのうち、特
に軽量化構造に特徴をもたせたものに関する。
(従来の技術) 従来のピストンにおいては、スカート部の剛性を維持
するためにスカート部はピストンピンボス部を除く全周
に形成され、たとえピストンの軽量化を図る場合でもピ
ストンピンボス部周辺に複数に分けたくり抜き孔を形成
した構造としたものが知られている(実開昭56−2041号
公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) 従来のピストンにあっては、エンジンの高回転、高出
力化の要請からピストンの軽量化を実施する場合にはス
カート部にくり抜き孔を形成してピストン全体の軽量化
を図るようにしているが、単に大きなくり抜き孔や複数
のくり抜き孔をスカート部に形成するとスカート部の剛
性が低くなってしまいピストンの耐久性が低下するとい
う問題点を有していた。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、ス
カート部の剛性を維持しつつ軽量でかつ高剛性なピスト
ンを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、スカート部に一対の
くり抜き孔を形成するピストンにおいて、前記一対のく
り抜き孔をピストンピン孔方向に形成すると共にピスト
ンピンボス部下方に前記一対のくり抜き孔下方のスカー
ト部の両内周面同士を連結する一対の補強リブを形成
し、ピストンピンボス部の下端を一対の補強リブに連結
したものである。
(作用) 上記のように構成されたピストンは、一対のくり抜き
孔下方のスカート部の内周面同士を一対の補強リブで連
結し、この補強リブにピストンピンボス部の下端を連結
したものである。従って、スカート部の剛性を維持しな
がら、スカート部のピストンピンボス部の両側に広範囲
にくり抜き孔を開けてピストンの軽量化を図ることがで
きる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明のピストンピン方向から見たピストン
の正面図、第2図は同じく底面図、第3図は第2図のII
I−III線断面矢視図である。
ピストン1はヘッド部2を形成する上部のリング溝部
3と下部のスカート部4とからなり、リング溝部3の外
周部には二段のピストンリング溝部5,6とその下方のオ
イルリング溝7が形成されている。
そして、オイルリング溝7にはピストン1の内周側と
外周側とを連通する排油孔8が複数形成されている。
またスカート部4外周面の対向位置にはくり抜き孔9
がピストンピン孔10方向に形成されており、このくり抜
き孔9を外周方向に臨む如く不図示のピストンピンを回
転自在に嵌合するピストンピン孔10を貫通して形成する
ピストンピンボス部11が設けられている。前記くり抜き
孔9は、第1図及び第3図に示すように、ピストンピン
ボス部11の両側に広範囲に開けられている。これら一対
のくり抜き孔9下方のスカート部4の両内周面同士は、
第2図及び第3図に示すように一対の補強リブ12で連結
されている。
そしてこのピストンピンボス部11は不図示のピストン
ピンの軸線とほぼ直角方向の上端をヘッド部2の内面に
連結し、同様に下端をピストンピンボス部11下方に形成
した一対の補強リブ12(第3図参照)で、一対のくり抜
き孔9下方のスカート部4の内周面に連結している。
尚、ピストンピン孔10は前記オイルリング溝7の下方
近傍に位置している。
また13は不図示のピストンピンとピストンピン孔9と
の潤滑のためのオイル溝である。
以上のように構成したピストンの作用について以下に
説明する。
ピストンピンボス部11の下方にくり抜き孔9下方のス
カート部4の両内周面同士を連結する補強リブ12を形成
したことによりスカート部4の剛性は、主にリング溝部
3との境であるスカート部4上端と補強リブ12が連結す
るくり抜き孔9下方のスカート部4の内周面で維持する
ことが出来る。この為、ピストンピンボス部11周辺のス
カート部4の広範囲な肉抜きが可能となり、くり抜き孔
9の形成によってスラップ音はそのままで全体として軽
量かつ高剛性なピストン1を構成出来る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、一対のくり抜き
孔下方のスカート部の内周面同士を一対の補強リブで連
結し、この補強リブにピストンピンボス部の下端を連結
したものである。従って、スカート部の剛性を維持しな
がら、スカート部のピストンピンボス部の両側に広範囲
にくり抜き孔を開けてピストンの軽量化を図ることがで
きる。この結果、簡易な加工で高剛性を維持しつつピス
トンの軽量化が図れ、これによるレシプロマスの低減に
よってエンジンの高回転、高出力化に寄与することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のピストンピン孔方向から見たピストン
の正面図、第2図は同じく底面図、第3図は第2図のII
I−III線断面矢視図である。 尚、図面中、1はピストン、4はスカート部、9はくり
抜き孔、10はピストンピン孔、11はピストンピンボス
部、12は補強リブである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スカート部4に一対のくり抜き孔9を形成
    するピストン1において、前記一対のくり抜き孔9をピ
    ストンピン孔10方向に形成すると共にピストンピンボス
    部11下方に前記一対のくり抜き孔9下方のスカート部4
    の両内周面同士を連結する一対の補強リブ12を形成し、
    ピストンピンボス部11の下端を一対の補強リブ12に連結
    したことを特徴とするピストン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4843284U (ja) * 1971-09-22 1973-06-04
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