JP2669145B2 - 床構造 - Google Patents

床構造

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JP2669145B2
JP2669145B2 JP2320833A JP32083390A JP2669145B2 JP 2669145 B2 JP2669145 B2 JP 2669145B2 JP 2320833 A JP2320833 A JP 2320833A JP 32083390 A JP32083390 A JP 32083390A JP 2669145 B2 JP2669145 B2 JP 2669145B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、コンクリートから成る床盤上に、脚部を有す
る床部材を敷設して、床盤との間に通信ケーブルなどの
配線用スペースを形成する床構造に関する。
従来の技術 一般に、コンクリートなどから成る床盤上に、脚部を
有する床部材を敷設して、これらの間に、通信ケーブル
などの配線用スペースを形成する床構造において、床部
材を相互に密接して床盤上に敷設した場合でも、それに
よって形成される床面上に作用する歩行時或いは台車走
行時などの偏荷重などにより、経時的に床部材が多少と
も移動して、床部材相互間に隙間が生じる惧れがあり、
この惧れを解消するために、従来は4個の床部材が接合
する全ての交点位置に、その交点位置で集合する4個の
脚部を相互に結束して床盤に固定する連結部材を配設し
ていた。
発明が解決しようとする課題 ところが、従来の構成によれば4個の床部材が接合す
る全ての交点位置に、連結部材を配設する構成であるの
で、床盤上に連結部材を配設する作業が面倒で、床構造
の施工作業に多くの手数を要し、かつ、施工コストも高
価となり、また施工後配線換えをする場合などにも極め
て不便であった。
そこで本願は上記した従来のものの欠陥を改善したも
のである。
課題を解決するための手段 本願は上記した目的を達成するために、床盤上に、脚
部を有する床部材を敷設して、床盤との間に通信ケーブ
ルなどの配線用スペースを形成する床構造において、床
構造を構成した室の壁面乃至ボーダー部に沿う最外周に
位置する床部材を含む4個の床部材の接合によって形成
された各交点位置でのみ、床盤に固定する連結部材によ
り、その交点位置に集合する4個の脚部を相互に結束
し、その結束された交点位置同士を結んだ線が室の壁面
乃至ボーダー部に沿ってループ状を形成することを特徴
とするものであり、床構造を構成する室の一方が長い形
状の場合或いは室が広い場合には、ループ状に形成され
た線における少なくとも一組の平行状に対向する2本の
線間をそれらの中間位置で結ぶ線上に位置する全ての交
点位置で、さらに連結部材により脚部を相互に結束して
成り、特に中間位置で結ばれる2本の平行する線が、ル
ープ状線における最も長い線から成る場合に有効であ
り、上記において、、床部材が、方形状の床パネルの4
隅位置に柱状の脚部を夫々有して成るときは、連結部材
が、基板に設けた正方形状の抜孔の4隅位置に、上向き
に起立して、脚部の内側面に当接する受片を夫々設けて
成り、また床部材が、床板の下面に、切欠部を有した複
数の板状の脚部を平行状に設けて成るときは、連結部材
が、基板に設けた方形状の抜孔の前後縁に、互いに接合
する床部材の前後方向で隣接する脚部の外側面が当接す
る横規制片を設け、また抜孔の左右側縁に、互いに接合
する床部材の左右方向で隣接する脚部の切欠部位置の外
側端面が当接する縦規制片を設けて成るものである。
作用 しかして、床盤上に敷設した床部材の最外周に位置し
た床部材同士及びこれと隣接する床部材の接合によって
形成される各交点位置で集合する4個の脚部を連結部材
により相互に結束する。すると、その4個の脚部を結束
した位置の交点を相互に結ぶ線は、ループ状をなし、即
ち室の壁面乃至ボーダー部に沿うループ状の線上で、床
部材を相互に結束した状態となり、それによって、床面
に加わる偏荷重により床部材が壁面方向への移動するの
が抑止される。
上記においてもし室が一方向に長く延びた形状となっ
ている場合或いは室が広い場合には、前記ループ状に結
んだ線において、最も長い辺で対向する2本の線間を結
ぶ線上の各交点位置でさらに連結部材により4本の脚部
を結束する。
実施例 以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述すると、第
1図はコンクリートなどから成る床盤上に多数の床部材
を敷設し、かつ、壁面乃至ボーダー部に沿う最外周に位
置する4個の床部材の接合による各交点に、連結部材を
配置した状態の平面部を示しており、(1)は正方形上
に規格された床部材、(2)は床部材(1)によって形
成された床面と壁面との間に生じる空隙に、ボーダー用
床部材を配設して成るボーダー部、(3)は連結部材を
夫々示している。
床部材(1)としては、第2,3図で示すように、一定
方向に延びる凹溝を多数並列した上板(10)と、波形に
屈曲した中板(11)と、下板(12)とを重合接着した一
辺が約500mmの大きさをもつ正方形状の床パネル(13)
の一方で対向する側面に、断面L字状に形成され、その
水平片の両端位置に柱状の脚部(14)を夫々垂設した支
持部片(15)を固着して成り、4周面の夫々一定位置に
突状部(16)を設けたスチール製のものと、第4,5図で
示すように一辺が約500mmの大きさをもつ正方向の床板
(20)の下面に、一辺を3等分する位置に夫々切溝(2
1)を有し、この切溝(21)によって等分された各部分
の下面に夫々3個の板状の脚部(22)を垂設すると共
に、脚部(22)の長手方向にその長さを3等分する切溝
(23)を設け、その等分された各部分に、下面で開口す
る切欠部(24)を夫々設けて成る合成樹脂製のものとが
あり、またスチール製の床部材(1)の脚部(14)を相
互に結束する連結部材(3)は、第6,7図で示すよう
に、方形状の基板(30)に設けた正方形状の抜孔(31)
の4隅位置に、脚部(14)の内側面と適合するように湾
曲した受片(32)を夫々起立して成り、しかして4個の
床部材(1)の接合によって形成される交点位置の床盤
上に、連結部材(3)を配置すると共に、その交点位置
に集合した4個の脚部(14)を夫々対応する受片(32)
の内面に当接することにより、4個の脚部(14)は相互
に結束されて床盤A上に固定される。
また合成樹脂製の床部材(1)の脚部(22)を相互に
結束する連結部材(3)は、第8,9,10図で示すように、
横長方形状の基板(33)の中央部に、横長の孔とその両
端に連続する縦長の孔とから成る抜孔(34)を開設し、
この抜孔(34)の中央部前後幅を、床部材(1)を接合
したときに、その前後方向で隣接する一対の脚部(22)
の下端外幅間隔l1にほぼ相当すると共に、その前後縁に
例えば切り起こしにより外向きに湾曲して立ち上がって
前記脚部(22)の下端外側面と当接する横規制片(35)
を設け、また抜孔(34)の左右側縁間の幅を、床部材
(1)を接合したときに左右方向(脚片の長手方向)で
隣接する切欠部(24)の外側端面間の幅l2にほぼ相当す
ると共に、その抜孔(34)の各側縁に例えば切り起こし
により外向きに湾曲して立ち上がって切欠部(24)にお
ける脚部(22)の外側端面と当接する縦規制片(36)を
設けて成る。なお(6)は床盤Aに対する取付用孔であ
る。
しかして、4個の床部材(1)の接合によって形成さ
れる交点位置の床盤A上に連結部材(3)を配置すると
共に基板(33)の上面で4個の床部材(1)の各隅部を
接合する。
すると、脚部(22)は抜孔(34)の位置で床盤A上に
接地すると共に、前後方向で隣接する脚部(22)の下端
外側面が、夫々対向する横規制片(35)に当接して前後
方向の移動は規制され、かつ、左右方向で隣接する脚部
(22)の切欠部(24)における外側端面が,夫々対向す
る縦規制片(36)に当接して左右方向の移動は規制さ
れ、この状態で床盤A上に固定される。
このようにして、第1図で示すように、ボーダー部
(2)に沿って配置された最外周に位置する床部材
(1)a同士及びこれと接合する隣接の床部材(1)b
とによって形成される各交点位置において、その交点位
置で集合する4個の脚部(14)または(22)を連結部材
(3)により夫々相互に結束する。すると、連結部材
(3)により、脚部(14)または(22)が結束された各
交点同士を、結ぶと、その結んだ線nは、室の壁面に沿
ってループ状を形成する。
即ち上記の構成によれば、床盤A上に敷設した床部材
のうち、外周囲に位置する床部材はループ状に結束した
状態となり、その結果、床部材によって形成された床面
上に偏荷重が加わって、床部材が室の壁面方向に移動し
ようとしても、その移動は、ループ状の結束によって抑
止される。そして上記においても、もし室が一方向に長
く延びた形状となっている場合或いは第1図で示すよう
に、室が広い場合には、例えば前記ループ状に結んだ線
nのうち、最も長い辺で対向する2本の線n′,n′間
を、その中間位置で結ぶ線n″上の各交点位置でさらに
集合する4個の脚部(14)または(22)を連結部材
(3)により結束する。
このようにすると、床面上に加わる偏荷重に対し、最
も抑止作用の弱い2本の線n′,n′の中間部が、さらに
連結部材(3)によって結束される。
発明の効果 以上のように本願によれば、床面を形成するために床
盤上に敷設される多数の床部材のうち、その最外周に位
置する床部材を含む4個の床部材の交点位置を連結部材
によりループ状に結束する構成であるので、床面が加わ
る偏荷重に対する抑止作用が、少ない連結部材の配置に
より合理的に達成でき、従って連結部材の配置作業は軽
減され、床構造の施工作業も能率的に行うことができる
と共に、施工コストも安価となり、かつ、施工後の配線
換えにも有効であるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は総体平面
図、第2図はスチール製の床部材の平面図、第3図は一
部切欠した側面図、第4図は合成樹脂製の床部材の正面
図、第5図はその側面図、第6図はスチール製床部材用
の連結部材の総体平面図、第7図はその一部裁断した正
面図、第8図は合成樹脂製床部材用の連結部材の総体平
面図、第9図はその縦断正面図、第10図はその縦断側面
図である。 図中、(1)は床部材、(2)はボーダー部、(3)は
連結部材、(13)は床パネル、(14)は脚部、(16)は
突状部、(20)は床板、(21),(23)は切溝、(22)
は脚部、(24)は切欠部、(30),(33)は基板、(3
1),(34)は抜孔、(32)は受片、(35)は横規制
片、(36)は縦規制片である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床盤上に、脚部を有する床部材を敷設し
    て、床盤との間に通信ケーブルなどの配線用スペースを
    形成する床構造において、床構造を構成した室の壁面乃
    至ボーダー部に沿う最外周に位置する床部材を含む4個
    の床部材の接合によって形成された各交点位置でのみ、
    床盤に固定する連結部材により、その交点位置に集合す
    る4個の脚部を相互に結束し、その結束された交点位置
    同士を結んだ線が室の壁面乃至ボーダー部に沿ってルー
    プ状を形成することを特徴とする床構造。
  2. 【請求項2】ルーブ状に形成された線における少なくと
    も一組の平行状に対向する2本の線間をそれらの中間位
    置で結ぶ線上に位置する全ての交点位置で、さらに連結
    部材により4個の脚部を相互に結束して成る請求項1記
    載の床構造。
  3. 【請求項3】中間位置で結ばれる2本の平行する線が、
    ループ状線における最も長い線から成る請求項2記載の
    床構造。
  4. 【請求項4】床部材が、方形状の床パネルの4隅位置に
    柱状の脚部を夫々有して成り、かつ、連結部材が、基板
    に設けた正方形状の抜孔の4隅位置に、上向きに起立し
    て、脚部の内側面に当接する受片を夫々設けて成る請求
    項1,2または3記載の床構造。
  5. 【請求項5】床パネルの各側面に、接合時に互いに他方
    の床パネルの側面に当接する突状部を夫々設けて成る請
    求項4記載の床構造。
  6. 【請求項6】床部材が、床板の下面に、切欠部を有した
    複数の板状の脚部を平行状に設けて成り、かつ、連結部
    材が、基板に設けた方形状の抜孔の前後縁に、互いに接
    合する床部材の前後方向で隣接する脚部の外側面が当接
    する横規制片を設け、また抜孔の左右側縁に、互いに接
    合する床部材の左右方向で隣接する脚部の切欠部位置の
    外側端面が当接する縦規制片を設けて成る請求項1,2ま
    たは3記載の床構造。
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