JP2546042B2 - 床部材の連結用部材 - Google Patents

床部材の連結用部材

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JP2546042B2
JP2546042B2 JP2201371A JP20137190A JP2546042B2 JP 2546042 B2 JP2546042 B2 JP 2546042B2 JP 2201371 A JP2201371 A JP 2201371A JP 20137190 A JP20137190 A JP 20137190A JP 2546042 B2 JP2546042 B2 JP 2546042B2
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信一 金田
桂樹 柘植
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、コンクリートなどから成る床盤上に脚柱を隅
部位置に垂設した多数の床部材を敷設し、床盤と床部材
との間に通信ケーブルなどの配線用空間部を形成する床
構造において、敷設された床部材同士が相互に移動しな
いように連結固定する床部材の連結用部材に関する。
従来の技術 従来、コンクリートなどから成る床盤上に、脚片を隅
部位置に垂設した多数の床部材が敷設して、床盤と床部
材との間に通信ケーブルなどの配線用空間部を形成する
床構造は公知である。
発明が解決しようとする課題 ところが、従来の床構造によれば、床盤上に床部材を
敷設して床構造を構成した場合、敷設作業誤差により或
いは経時的に床部材相互間に多少とも隙間や位置ずれが
生じて体裁を著しく損なうと共に、床面の平滑性を欠
き、また隙間位置で損傷が生じ易いなどの不都合があっ
た。そこで本願は、接合する床部材の脚片を相互に連結
固定して、従来のものの不都合を解消すると共に、床部
材の製作上のバラ付きも有効に吸収することができる連
結用部材を提供することを目的としたものである。
課題を解決するための手段 本願は上記した目的を達成するために、基板に抜孔を
開設すると共に、その抜孔周縁に、その周縁から起立す
ると共にその上部を下向きに屈曲して先縁が床部材の脚
柱の内側面に圧接する複数の規制片を配設したことを特
徴とするものであり、上記において、床部材の脚柱が横
滑りしないように、規制片の屈曲部を、幅方向に凹状に
湾曲し、また好ましくは、規制片の上部を台形状に形成
し、また基板が鋼板から成り、かつ、規制片を、抜孔の
周縁から切り起こしにより一体に設け、さらにまた、床
部材が正方形状を呈する場合には、抜孔をほぼ方形状に
形成し、その各隅位置に向心線に対し直交するように規
制片を夫々起立し、それが正三角形状を呈する場合には
抜孔をほぼ正六角形状に形成し、その各隅位置に向心線
に対し直交するように規制片を夫々起立させる。
作用 しかして、使用に際しては、コンクリートなどから成
る床盤上の床部材の隅部が接合する全ての位置乃至はそ
の所要位置に基板を載置し、必要に応じてこれを床盤上
に固着し、次いで基板面上で床部材をその各隅部が接合
するようにを配置する。
すると、脚柱は抜孔の位置で床盤上に接地すると共
に、各脚柱の下部内側面が夫々対応する受片の先縁に圧
接して、各脚柱が結束されて前後及び左右方向の移動が
規制されると共に、受片の屈曲部に有する弾力により、
製作上及び接合上の誤差に伴う前後及び左右方向で隣接
する脚柱相互間の寸法誤差が吸収される。
実施例 以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述すると、本
願の連結用部材によって連結される公知の床部材Aは、
周縁に側片を有した例えば一辺が500mmの大きさをもつ
正方形の上下板の間に波板を介在して成るスチール製の
床板aの4隅位置に、高さが調整可能であって、下端に
不陸を吸収する弾性材から成るキャップdを取り付けた
断面円形の脚柱cを垂設して成り、このように構成され
た床部材Aを連結する本願の連結用部材は、鋼板乃至合
成樹脂板から成る正方形状の基板(1)の中央部に、隅
部が対角線に対し直交する方向に傾斜するほぼ正方形状
の抜孔(2)が開設してあり、該抜孔(2)の各隅部位
置に、その隅部に沿って切起こしによりほぼ垂直状に起
立すると共に、台形状に形成した上部を下向きに屈曲し
て垂直部(3)aと屈曲部(3)bとから成る受片
(3)が一体に設けてある。
この受片(3)の屈曲部(3)bは、幅方向の中央部
が、先縁に向かって深くなるように、凹状に湾曲して前
記床部材Aの脚柱cの内側周面に合致する湾曲部(4)
が形成されている。また抜孔(2)の各辺の中心位置に
は表示用のV字状切欠部(5)が夫々設けてある。
(5)は取付用孔である。
しかして、使用に際しては、コンクリートなどから成
る床盤上の床部材Aの隅部が接合する全ての位置乃至は
その所要位置に基板を載置し、必要に応じて取付用孔
(5)を用いて床盤上に固着し、次いで基板(1)の上
面から4個の床部材Aをその各隅部が接合するようしに
床盤上に配置する。
すると各脚柱cの内側面が夫々対応する受片(3)の
屈曲部(3)bに形成した湾曲部(4)に合致すると共
に、その先縁が脚柱cの下部に設けた不陸吸収用キャッ
プdの側面に圧接し、かつ、床部材Aの製作上及び接合
上の誤差に伴う隣接する脚柱相互間の寸法誤差は、屈曲
部(3)bに保有する弾力により吸収される。その結果
4個の脚柱cは単一の連結用部材により結束されると共
に、床部材Aは相互に密に接合して前後並びに左右方向
の移動は規制される。
なお上記は、正方形状の床部材Aの脚柱cを結合する
場合について例示したが、正三角形状を呈し、その床部
材A′の各隅部に垂設した脚柱cを連結する場合には、
単一の連結用部材により6個の脚柱を連結することによ
り、この場合は、第4図で示すように抜孔(2)をほぼ
正六角形状に形成すると共に、その各隅部位置に夫々受
片(3)が配設される。
発明の効果 以上のように本願によれば、床盤上に敷設する床部材
がその隅部位置で相互で連結固定されるので、作業誤差
により或いは経時的に床部材相互間に隙間や位置ずれの
生じる惧れはなくなり、従って床構造の体裁を良好にす
ると共に、床面の平滑性が得られ、かつ、接合位置で損
傷の生じる惧れはなく、特に受片の上部に弾性を保有す
る屈曲部を形成したので、床部材の製作上及び接合上の
誤差に伴う脚柱相互間の寸法誤差を充分に吸収し得て、
床部材の連結作業を容易にし、かつ、屈曲部の先縁が脚
部の下部特に不陸吸収用のキャップに喰込み状となっ
て、床部材の浮上がりも防止できるなどの利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は総体平面
図、第2図は第1図のI−I線断面図、第3図は第1図
のII−II線断面図、第4図は他の実施例の総体平面図で
ある。 図中、(1)は基板、(2)は抜孔、(3)は受片、
(3)aは垂直部、(3)bは屈曲部、(4)は湾曲
部、Aは床部材、bは脚柱である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に抜孔を開設すると共に、その抜孔周
    縁に、その周縁から起立すると共にその上部を下向きに
    屈曲して先縁が床部材の脚柱の内側面に圧接する複数の
    規制片を配設したことを特徴とする床部材の連結用部
    材。
  2. 【請求項2】規制片の屈曲部を、幅方向に凹状に湾曲し
    て成る請求項1記載の床部材の連結用部材。
  3. 【請求項3】規制片の上部を台形状に形成した請求項1
    または2記載の床部材の連結用部材。
  4. 【請求項4】基板が鋼板から成り、かつ、規制片を、抜
    孔の周縁から切り起こしにより一体に設けて成る請求項
    1,2または3記載の床部材の連結用部材。
  5. 【請求項5】抜孔をほぼ方形状に形成し、その各隅位置
    に向心線に対し直交するように規制片を夫々起立して成
    る請求向1,2,3または4記載の床部材の連結用部材。
  6. 【請求項6】抜孔をほぼ正六角形状に形成し、その各隅
    位置に向心線に対し直交するように規制片を夫々起立し
    て成る請求項1,2,3または4記載の床部材の連結用部
    材。
JP2201371A 1990-07-31 1990-07-31 床部材の連結用部材 Expired - Lifetime JP2546042B2 (ja)

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JPH0489962A JPH0489962A (ja) 1992-03-24
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