JP2667975B2 - 種菌充填装置 - Google Patents

種菌充填装置

Info

Publication number
JP2667975B2
JP2667975B2 JP62336526A JP33652687A JP2667975B2 JP 2667975 B2 JP2667975 B2 JP 2667975B2 JP 62336526 A JP62336526 A JP 62336526A JP 33652687 A JP33652687 A JP 33652687A JP 2667975 B2 JP2667975 B2 JP 2667975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inoculum
seed
container
tray
filling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62336526A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01174311A (ja
Inventor
悦郎 市川
清美 宮下
清史 松本
Original Assignee
株式会社石田衡器製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社石田衡器製作所 filed Critical 株式会社石田衡器製作所
Priority to JP62336526A priority Critical patent/JP2667975B2/ja
Publication of JPH01174311A publication Critical patent/JPH01174311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2667975B2 publication Critical patent/JP2667975B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mushroom Cultivation (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、食用きのこ類の種菌を根付けして人工的
に栽培する際に用いる根付け容器に対する種菌の充填装
置の構造の技術分野に属する。 〈要旨の概要〉 而して、この出願の発明は種菌容器から種菌を種菌充
填容器に根付けする際の種菌と、種菌を充填された容器
を栽培棚に移送するための通箱タイプのトレーと該供給
コンベヤとの間に種菌容器からの種菌分配装置が設けら
れている種菌充填装置に関する発明であり、特に、所定
数複数の種菌充填容器を収納する通箱タイプのトレーに
よる処理方式にされており、該トレーに行列状に所定数
充填された全種菌充填容器の蓋に対する種菌充填の前後
における開放密閉を行う装置が介設されると共に、該ト
レーの供給から搬出に対する転移装置が設けられてお
り、種菌充填容器の蓋体に対する開放密閉装置には種菌
容器ホルダと種菌容器からの種菌の取出装置を具備して
いる種菌分配装置が配設されている種菌充填、及び、転
移搬送中における雑菌等の侵入を阻止するための密封フ
ードが上記各機構部を全て密封状態にしてクリーンルー
ム内での処理が行われるようにし、種菌容器、及び種菌
充填容器の取り扱いを含めて全自動フルオート式、或い
は、一部手動式のセミオート式にした種菌充填装置に係
る発明である。 〈従来の技術〉 周知の如く、市民生活が向上してくると、食生活にお
ける配慮は単なるカロリーや栄養の面ばかりでなく、健
康保持や健康促進の面が重要視されるようになり、所謂
自然食品に対する関心が高くなり、健康維持は勿論のこ
と、成人病予防等の点から自然食品や健康食品がクロー
ズアップされるようになり、これに対処するに、食品の
自然採取の状態では直に増加する需要に供給が追い着か
ない等の点から人工栽培するような技術が各方面で開発
されるようになってきている。 例えば、これらのうち、なめこ,しめじ,えのきだけ
等のきのこ類は古来から強壮剤として珍重されたり、近
時はメラニン色素が脳幹に作用して自立神経のバランス
を整えたり、貧血を治療し、血液浄化を促す等の作用が
あり、エリダテニンがコレステロールを除去し、高血
圧,動脈硬化,関節炎,リューマチ,神経痛,中毒等に
効き、疲労回復等にも効能がある等の点、又、カルシウ
ムや鉄,ビタミン,エステリンが豊富に含まれており、
カルシウムの同化沈着を防止する等の点から防癌力の主
役ともなる不老長寿等の言い伝えによる妙薬等の伝承イ
メージ等の点から自然食品等の中でも中心的に旧くから
人工栽培の技術が開発されている。 而して、該種きのこ類の人工栽培にはきのこ類の菌糸
の育成のために種菌の菌糸が養分を取って成長すること
が出来るように最適な菌床に根付けされて培養しなけれ
ばならないが、該菌床に種菌を根付けして培養するプロ
セスにおける菌糸の発育を阻害する微生物の侵入や混在
を避ける必要もある。 したがって、菌床に対する種菌の植え付けは複雑なプ
ロセツを避け、可及的に簡単な工程をたどることで菌糸
の成長を阻害する微生物等の雑菌の侵入を避けて殺菌す
る必要がある。 〈発明が解決しようとする課題〉 而して、一般にはきのこ類の人工栽培に際しては第10
図に示す様に、柔軟樹脂製の種菌充填容器1内に広葉樹
のおが屑や米糖等を水、或いは、所定の培養液等で湿潤
状態にし、菌床として所定の硬さに固めて充填して蓋2
を密封し、第11図に示す様なプラスチック製の通箱3内
に所定数複数収納して所定温度,湿度の栽培棚に格納セ
ットし、定期的に蓋2を所定タイミングで開放密閉して
菌糸の成長を図るようにして栽培するのが一般的である
が、上述した如く、この間の種菌の充填や蓋の開放密閉
工程を慎重にしないと、菌糸の成長を阻害する雑菌等の
侵入を阻止出来ず、極端な場合には種菌が全滅する虞も
ある。 而して、これまで一般的にとられてきた種菌充填容器
1に対する図示しない種菌容器からの種菌の充填による
根付けに際しては、第12図に示す様に、予め所定量の複
数の種菌充填容器1、1…を蓋2,2…付きの状態で通箱
のトレー3に収納しておき、供給コンベヤ4に作業者が
該種菌充填容器1を1つづつ供給してターンテーブル5
上に供給し、所定位置で種菌充填容器1から蓋2を取り
除いて開放し、図示しない種菌容器から種菌充填容器1
内に予め充填しておいた培養基の菌床に充填して充填
後、藍2を再び密閉して搬出コンベヤ6に転移し、再び
作業者が種菌を充填された種菌充填容器1を通箱のトレ
ー3に所定量充填し、図示しない栽培棚へ格納するよう
にしていた。 したがって、上述プロセスに示す通り、栽培棚に格納
するトレー3内に格納する種菌充填容器1,1…の数が所
定数決められているにもかかわらず、供給コンベヤ4に
於いてトレー3から各種菌充填容器1を移し換えねばな
らず、又、種菌を充填された種菌充填容器1も搬出コン
ベヤ6からトレー3に対し再び移し換えねばならず、相
当量の工数の種菌充填容器1の取り扱いで作業が著しく
煩瑣である難点があり、作業能率が著しく低いというマ
イナス点がある。 そして、各プロセスにおける種菌充填容器1の蓋2の
開放密閉工程が煩瑣であるために、雑菌の侵入や混在状
態が多くなる虞があるという欠点があり、又、作業プロ
セス間に雑菌の消毒作業が出来ないという不都合さがあ
った。 〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく潜在的
な需要が著しく多いきのこ類の人工栽培であるにもかか
わらず、その作業能率の低さと複雑な工程を介してのプ
ロセスでの雑菌の侵入による安定供給が出来ないという
問題点を解決すべき技術的課題とし、栽培棚に格納セッ
トする通箱のトレー内に格納する種菌充填容器の所定数
複数の数が予め決められていることから、該トレーにセ
ットした状態の所定数複数の種菌充填容器のセット状態
のまま雑菌類の侵入を阻止し、種菌充填が容器内の菌床
に対し確実に、且つ、スムーズに迅速に根付けが行わ
れ、種菌充填容器内に於けるきのこ類の菌糸の成長が順
調に保証されて作業性が向上し、菌糸の培養成長が順調
できのこ類の人工栽培が設計通りにフルオート式、或い
は、セミオート式に設計通りに行えるようにして農産業
における人工栽培技術利用分野に益する優れたきのこ類
の種菌充填装置を提供せんとするものである。 〈課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの
出願の発明の構成は前述課題を解決するために、予め栽
培棚にセットされて格納される所定サイズのプラスチッ
ク製等の通箱のトレーに柔軟樹脂製等の種菌充填容器を
各々その蓋を密閉した状態で所定数複数隈なくセットし
た状態にして種菌充填装置の供給コンベヤにより全自動
式、或いは、手動式に供給し、而して、供給された各ト
レーは中間の転移部分に設けられた蓋に対する開放密閉
装置に送給されて、当該部位に送給されたトレー内の種
菌充填容器はエアシリンダ等により動作される押え枠の
下降により各種菌充填容器が押え付勢されてバキューム
装置等により降下する各吸盤が各対応する種菌充填容器
の蓋に当接密着し、該バキューム装置等により吸着され
て水平姿勢で上昇することにより各対応する種菌充填容
器から開放状態にされ、そのタイミングで該開放密閉装
置に併設された種菌容器ホルダにより自動式、或いは、
一部手動式にセットされる種菌容器の種菌が種菌取出装
置により種菌分配装置のシャッタ等に供給されて該シャ
ッタ等が各蓋を開放された種菌充填容器に当接種菌を所
定量づつ種菌充填し、次いで、開放密閉装置が再び下降
して種菌を充填された容器に蓋を密閉し、この蓋体の開
閉が水平姿勢で行われることにより雑菌等の容器内への
侵入を確実に予防し、そこで、トレーは転移装置により
供給コンベヤから搬出コンベヤに転移され、搬出コンベ
ヤを搬送されてそのまま栽培棚に全自動的に、或いは、
手動式に移送格納セットされるようにされ、その間、種
菌分配装置に於いては種菌容器ホルダの種菌容器からの
種菌が分配に備えて所定量づつ種菌取出装置により取り
出されて、その量はレベルセンサ等により検出され、常
に一定量の種菌が供給状態にされるようにされ、又、作
業開始に備えて各機構部は開放されてバーナー等により
100°〜120°等に滅菌されたり、消毒されたりし、作業
中においてはその機構部に対し密封フードにより覆われ
ることによりクリーン状態にされて雑菌や悪菌等の侵入
混在を防止するようにした技術的手段を講じたものであ
る。 〈実施例〉 次に、この出願の発明の1実施例を第10,11図を援用
し第1〜9図に基づいて説明すれば以下の通りである。 尚、第12図と同一態様部分は同一符号を用いて説明す
るものとする。 第1,2,3図に示す態様において、7はこの出願の発明
の要旨の中心を成すフルオートタイプのきのこ種菌充填
装置であり、当該実施例においては第10,11図に示す態
様同様にプラスチック製等の通箱のトレー3内に4行4
列、合計16個の種菌充填容器1,1…を充填した状態で種
菌の充填を行って、その状態で栽培棚に格納セットする
ことが出来るようにされた態様であり、そのフレーム8
はスタンド9,9…を介して設定重量にてフロアー10上を
自在ローラ11,11…により移動,セット自在にされてい
る。 そして、該フレーム8には平行に長手方向にセットさ
れたローラコンベヤの供給コンベヤ4と搬出コンベヤ6
とが前者は水平レベルに、後者は所定角度排出方向(図
上右下向き)に下り勾配に設けられており、供給コンベ
ヤ4に於いては第2図に示す様に、フレーム8の略中央
部に設けられた種菌充填容器1の蓋2に対する開放密閉
装置12にかけての搬送部13と搬出コンベヤ6に対するト
レー3の転移部14とから成り、該搬出コンベヤ6に於い
ては該転移部14から搬出部15が形成されている。 そして、搬送部13、転移部14、搬出部15にかけては開
放密閉装置12のサブフレーム16を介して樹脂製、或い
は、ゴム製の密封フード17が第1図に示す様に、オーバ
ーハング状に全領域的に覆われており、供給コンベヤ4
と搬出コンベヤ6のトレー3の出入り部分にはゴム製等
の垂膜状の柔軟性のシールゲート18が密封フード17に一
体的に設けられて該密封フード17内を対外的にクリーン
ルーム状態にしており、所定部位の側面には透明樹脂製
の覗き窓19,19が所定に形成されており、又、天井部に
はクーラー20と殺菌灯21が設けられて密封フード17内を
所定低温の恒温状態にすると共に、滅菌状態にして取り
扱い中の容器内の菌糸に対する病原菌等の雑菌,悪菌の
侵入混在状態の現出を防止するようにされている。 尚、設計のよってはシールゲート18部分にエアカーテ
ンを設けるようにする等も可能である。 そして、供給コンベヤ4の開放密閉装置12の奥の部分
には第4図に示す様に、フレーム8にストッパ22が設け
られると共に、該ストッパ22によりトレー3の奥行き長
さ部分手前側には縦型のエアシリンダ23により作動する
ストッパ24が設けられて、図示しないリミットスイッチ
によりトレー3がストッパ22に当接したタイミングでエ
アシリンダ23が作動して、ストッパ24を上昇させてトレ
ー3のストッパ22に対する当接による反動で戻らないよ
うにしている。 尚、供給コンベヤ4に於いては第5図に示す様に、各
ローラの外端部の支軸には各々スプロケット25が設けら
れて、フレーム8に設けられた図示しない駆動モータの
スプロケットとの間に張設されたチエン26に掛合してお
り、該供給コンベヤ4の各ローラをしてトレー3,3…を
搬送部13からストッパ22にかけて強制的に搬送するよう
にされている。 尚、搬出コンベヤ6に於いては第1,5図に示す様に、
各ローラが所定角度搬送方向に下り勾配にセットされて
いるために、自重によりストロークエンドまで各トレー
3が白矢印に示す様に、滑走搬送するようにされてい
る。 そして、供給コンベヤ4から搬出コンベヤ6にかけて
の開放密閉装置12の転移部14に於いてはその奥の部分に
エアシリンダ27が長手方向に沿って設けられて、そのロ
ッドの先端にはプッシャプレート28が第2,4図に示す様
に設けられて、開放密閉装置12から搬出コンベヤ6に転
移されたトレー3を強制的に前方に押し出すようにされ
ており、そのタイミングは図示しない光電検出装置と制
御装置のリレーを介して自在に行うようにされている。 又、転移部14に於いては第4図に示す様に、搬出コン
ベヤ6をトラバースする方向にエアシリンダ29が横設さ
れており、そのロッド30の先端にはレバーを介して転移
プレート31が上向きに設けられて、種菌を充填された種
菌充填容器1,1…を収納した状態のトレー3を供給コン
ベヤ4のローラから搬出コンベヤ6のローラに引き寄せ
て転移するようにされており、その制御もまた上述同様
に後記制御装置を介して自在に行うようにされている。 尚、エアシリンダ29と転移プレート31はトレー転移装
置を成している。 そして、開放密閉装置12にあっては第1図に示すフレ
ーム8に立設されたサブフレーム8′,8′の間には第6
図に示す様に、トレー3に収納された種菌充填容器1,1
…の各蓋2の密閉状態を保証するローラ32が枢支されて
蓋2の密封状態に対して自転転圧自在にされて、供給コ
ンベヤ4から搬出コンベヤ6にエアシリンダ29により転
移プレート31を介して横方向に転移されるトレー3の種
菌充填容器1,1…の各蓋2を確実に密閉するようにされ
ている。 そして、該開放密閉装置12に於いては第1図に示す様
に、ブラケット33を介してフレーム16に固定されたエア
シリンダ34の下延ロッドの先端には、サブフレーム
8′,8′,8′,8′に沿って昇降する昇降プレート35が第
3,6図に示す様に、一体的に固定されており、該昇降プ
レート35の内側4箇所の孔を貫通して弾圧スプリング3
6,36…を介して遊挿される4本の昇降ロッド37,37,37,3
7が昇降スライド自在にされて、その下端は第6図に示
す様に、格子状の押え枠38を固設して一体的に有してお
り、エアシリンダ34の伸長により昇降プレート35が降下
すると、弾圧スプリング36,36…を介して各昇降ロッド3
7が下降して格子状の押え枠38を下降させてその直下に
搬送されて待機するトレー3に充填された各種菌充填容
器1の蓋2を素通りして容器1の肩部を押圧して押え込
むようにされている。 そして、昇降プレート35には押え枠38の各方形の孔部
に臨む各吸盤39がその吸着ロッドを挿通されて弾圧スプ
リング40により下向きに押圧付勢されてトレー3の各種
菌充填容器1の蓋2に対向して臨まされており、各吸盤
39の吸着ロッド41はヘッダ42を介してバキュームタンク
43にホースを介して接続され、ハッダ42に設けられた図
示しない開閉バルブは後記制御装置に電気的に接続され
ている。 そして、エアシリンダ34により昇降プレート35が下降
して押え枠38がトレー3内の各種菌充填容器1をその肩
部を介して押えたタイミングで各吸盤39が弾圧スプリン
グ40を介して押え枠38の各方形の孔を素通りして各種菌
充填容器1の蓋2に当接してバキュームタンク43のバキ
ューム作用によりヘッダ42を介して蓋2を吸着し、エア
シリンダ34の上昇プロセスにて該蓋2を吸着した状態で
上昇し、該蓋2を各種菌充填容器1から開放するように
されている。 而して、第1,2,7,8図に於いて44は種菌分配装置であ
り、種菌容器ホルダ45と該種菌容器ホルダ45の下側の種
菌取出装置46から成っており、該種菌容器ホルダ45のフ
レーム45′は第7,8図に示す様に、略U字状のサブフレ
ーム8″を介してサブフレーム8に対してピン47を介
し所定角度に傾動自在にされており、サブフレーム8
に対しステー48により開放姿勢に維持されるようにされ
ている。 そして、種菌容器ホルダ45に於いてはその底板に対し
縦方向に4列のチャンネルプレート49,49…が一体的に
設けられて、トレー3の4列の種菌充填容器1,1…に対
する種菌充填チャンネルを形成している。 そして、各チャンネルは蓋50により開放密閉自在にさ
れるようにされている。 又、各チャンネルの下側には側面視略くの字型の透明
アクリル製のチャンネルブラケット51が介装自在にされ
ており、その下部前後にはフオトカブラ、フオトトラン
ジスタ等の光電検出装置52,53がフオーク54,54を介して
サブフレーム8に取り付け,取り外し自在にされて制
御装置55に電気的に接続されている。 一方、第7,8図に於いて56はカートリッジであり、そ
の内部には図示しないチャッキング装置を介し第9図に
示す様に先述した如く、広葉樹のおが屑や米糖、水、或
いは、培養液等で湿潤状態に固められた種菌を所定に充
填された種菌容器57をその開口部57′が下向きになるよ
うに予め4個併列に固設された状態にされており、フレ
ーム45′の裏面に縦方向に沿って第8図に示す様に割設
されたスリット45″に臨まされて、スライド自在に設け
られたピン58に対するフック59を有して種菌容器ホルダ
45に種菌容器57,57…をチャッキングした状態の転倒姿
勢で第7,8図に示す様に上部から装填され、フック59が
ピン58に係合するようにされている。 そして、該ピン58は第8図に示す様にウオーム60に一
般的に固設され、該ウオーム60は種菌容器ホルダ45の裏
面に固設された減速機付モータ61の駆動軸に連結された
ボールスクリュウ62に螺合してピン58をして、即ち、カ
ートリッジ56をして種菌容器ホルダ45に相対スライド昇
降自在にされている。 尚、各セパレートプレート49はその下端部に於いて図
示しないスプリング、及び、ガイドレールを介して昇降
自在にされており、カートリッジ56の昇降に随伴するよ
うにされて各チャンネルを維持することが出来るように
されている。 又、種菌容器ホルダ45の底板のフレーム45′の裏面に
は第8,9図に示す様に駆動モータ61に対し対向する姿勢
で他の減速機付モータ63が設けられて、その駆動軸の先
端のベベルギア64に噛み合うベベルギア64′はフレーム
45′の内部に横設されて、その中途には4個のベベルギ
ア64″が設けられており(図示の都合上、第9図に於い
ては1つのベベルギア64″のみが示されている)、かか
る各ベベルギア64″に対しては各々ベベルギア64を介
して上記各チャンネル内に於いてその中心部を立設して
挿通されるベアリング66を介してシャフト65′が回動自
在に設けられており、その上端にはコイルスプリング67
を介し掻取具のフイン68を揺動回転自在にして設けられ
ており、上記カートリッジ56内の各種菌容器57内に臨ま
されて図示しない種菌を掻き取ることが出来るようにさ
れている。 尚、種菌容器57の開口部57′から掻取具68により掻き
落とされた図示しない種菌はコイルスプリング67、シャ
フト65′の周囲に於いて各チャンネル内を落下し、ベア
リング66の周囲を通り落下して、透明アクリル製のチャ
ンネルブラケット51の各チャンネルを介して落下して堆
積され、そのレベルは光電検知装置52,53により検出さ
れ、設定レベル以上では制御装置55を介して駆動モータ
61,63が停止されて種菌容器57,57…からの種菌の掻き落
としを停止するようにされている。 したがって、ベベルギヤ64,64′,64″,64を介して
各種菌容器57の種菌は同期的に一斉に掻き落としされる
と共に、その発停が同期的に制御される。 又、駆動モータ61の回転によりボールスクリュウ62、
及び、ウオームギヤ60を介してカートリッジ56が種菌容
器ホルダ45を昇降スライドするために、掻取具68はコイ
ルスプリング67を介して種菌容器57内部を隈なく回転し
て掻き落とし作用を付与され、該種菌容器57の内底部ま
で充分に種菌を掻き出すことが出来るようにされてい
る。 而して、種菌取出装置46に於いてはサブフレーム8
,8の間に形成された第7,8図に示す様に、チャンネ
ル状のガイドノッチ69には上下一対のプレート状のシャ
ッタ70,70′が相対的に前後方向に摺動自在に重層して
設けられており、各々その後端部がエアシリンダ71,7
1′に連結されて、上記制御装置55に電気的に接続され
た図示しないエアバルブを介して圧縮空気源に前記エア
シリンダ23,29,34と同様に接続されている。 而して、下側のシャッタ70′は1枚板であるが、上側
のシャッタ70は第7図に示す様に4行4列、合計16の丸
孔72が行列状に穿設されて上記チャンネルブラケット51
の各チャンネルを相対スライドして通過進退することが
出来るようにされて、各丸孔72にカートリッジ56にチャ
ッキングされている種菌容器57からの図示しない種菌を
所定量掻き取り充填することが出来るようにされてい
る。 そして、上側のシャッタ70はエアシリンダ71により先
に前進し、下側のシャッタ70′は後側から相対スライド
して前進し、該上側のシャッタ70の先端のストッパ73に
突き当たると後退して上側のシャッタ70の各列の、即
ち、4つづつの丸孔72を各列ごとに一斉に開放して蓋2,
2…を開放密閉装置12により開放されているトレー3の
各種菌充填容器1,1…内に設定量づつ種菌を充填するこ
とが出来るようにされている。 尚、第2図に於いて、74は制御盤であり、上記制御装
置55等を収納すると共に操作パネルを有して各種操作を
ボタン操作出来るようにされている。 上述構成において、種菌充填作業を行うに際し、予め
供給コンベヤ4の基端部の横に各蓋2を密閉した種菌充
填容器1,1…を所定数、例えば、当該実施例においては
4行4列16個所定に充填した通箱としてのトレー3,3を
所定に積み上げておくと共に、種菌分配装置44の側部に
は予め先述した如く、所定種類のきのこ類の種菌を広葉
樹のおが屑や米糖と水、或いは、培養液で湿潤状態に固
めて充填した種菌容器57,57を所定のクランプをセット
しておいたのを所定数準備しておき、そこでステー48を
介して種菌容器ホルダ45のフレーム45′を所定角度ピン
47を介してサブフレーム8″,8に対し傾斜させて蓋50
を開き、又、チャンネルブラケット51を取り外し、光電
検知装置52,53をフオーク54,54を介してサブフレーム8
から取り外す等して全てオープン状態にし、図示しな
いハンドバーナー等を介して種菌分配部分を消毒し、更
に、消毒液等で消毒する。 このようにすることにより、予め種菌容器57,57から
の種菌の掻き取り落下プロセスにおける雑菌の侵入を防
止して、菌糸の発育状態が妨害されないようにして稼動
状態にセットする。 そして、密封フード17のクーラー20を稼動させると共
に、殺菌灯21を点灯して密封フード17内の雰囲気をクリ
ーン状態と所定低温の恒温状態にして作業準備状態を終
了する。 そして、作業者は種菌分配装置44の蓋50を開きその上
端にカートリッジ56をセットし、そのフック59をウオー
ムギヤ60のピン58に係合させる。 そして、トレー3を供給コンベヤ4の基端部のローラ
上に載置して制御盤74の起動ボタンを押す。 それにより、図示しない駆動モータを介してチエン26
が作動して供給コンベヤ4の各スプロケット25を回転さ
せてローラを駆動することにより、載置された各トレー
3は搬送部13から順に搬送され、密封フード17のシール
ゲート18を介して密封フード17内に入り、開放密閉装置
12部分内に侵入してストッパ22により停止する。 そこで、制御装置55を介しエアシリンダ23が作動して
ストッパ24を上昇させてトレー3の後縁部を停止状態に
拘束する。 そのタイミングで制御装置55を介しエアシリンダ34が
伸長して昇降プレート35を下降させ、ロッド37、スプリ
ング36を介し押え枠38が下降してトレー3内の各種菌充
填容器1の肩部に当接すると共に続いて各吸盤39もスプ
リング40を介して下降し、押え枠38の各孔を遊挿して各
種菌充填容器1の蓋2に当接すると、制御装置55を介し
ヘッダ42からバキュームタンク43からのバキュームがそ
の負圧により各蓋2を吸盤39が吸着してエアシリンダ34
が縮小することにより各吸盤39と押え枠38が上昇し、そ
こで、制御装置55によりエアシリンダ71,71′が作動し
て上側のシャッタ70と下側のシャッタ70′を同時に前進
させ、上側のシャッタ70がチャンネルブラケット51の部
分を通過する段階で各丸孔72,72…にはチャンネルブラ
ケット51の各チャンネルに堆積している種菌を所定量供
給し、上側のシャッタ70がチャンネルブラケット51の縁
部を通過する時点で擦り切り作用により各孔72内に設定
量の種菌を蓋2を外された種菌充填容器1内に充填す
る。 この間、駆動モータ61によりボールスクリュウ62、及
び、ウオームギヤ60、ピン58を介しカートリッジ56は所
定速度で下降すると共に、駆動モータ63が回転し第9図
に示す様に、ベベルギヤ64,64′,64″,64を介しシャ
フト65,65′により、コイルスプリング67を介して各掻
取具68を回転させて種菌容器57の開口部57′から内部に
掻取具68を揺動回転させながら侵入させて種菌に対する
掻き落とし作用を行い、掻き落としされた種菌は開口部
57′からコイルスプリング67、シャフト65′、及び、ベ
アリング66の周囲から各チャンネルを落下しチャンネル
ブラケット51の各チャンネル内に堆積する。 そして、この間、堆積量が設定レベルより高くなれ
ば、光電検出装置52、53によりそのオーバーレベルが検
出されて、制御装置55により駆動モータ61,63の回転が
停止されて種菌の掻き落とし作用が停止される。 そして、エアシリンダ71により上側のシャッタ70がス
トロークエンドに達してその先端が下側のトレー3の先
端に達すると、エアシリンダ71が停止し、エアシリンダ
71′が後退して上側のシャッタ70の各丸孔72,72…が一
斉に開き、各丸孔72の下側で先述した如く蓋2,2…が全
て吸着開放された種菌充填容器1の内部に種菌が落下充
填される。 そして、その時点でエアシリンダ71が縮小して上側の
シャッタ70が後退し、ストッパ73を介し下側のシャッタ
70′も一体的に後退し、したがって、該上側のシャッタ
70の各丸孔72がチャンネルブラケット51の下側を通過す
るバックストロークでも再び種菌を充填されることにな
る。 このようにして、上側のシャッタ70の各丸孔72に対す
る種菌の充填はシャッタ70の前進後退の2段ストローク
の各プロセスにおいて過不足なく設定量充填される。 そして、エアシリンダ71が縮小した時点で制御装置55
を介し再び開放密閉装置12のエアシリンダ34が伸長して
昇降プレート35を下降させ、押え枠38をしてトレー3内
の各種菌充填容器1の肩部に当接させると共に、吸盤39
を降下させて吸着状態の蓋2を各種菌充填容器1に嵌着
させ、そこで、ヘッダ42のエアシリンダによりバキュー
ムが開放されてエアシリンダ34が再び上昇するとによ
り、吸盤39は蓋2を種菌充填容器1に嵌着した状態で上
昇し、押え枠38も上昇する。 そして、上昇ストロークエンドに達した時点で制御装
置55を介しエアシリンダ29が作動して、そのロッド先端
の転移プレート31をして引き込むように作動することに
より種菌を充填され、蓋2を嵌着された各種菌充填容器
1をセットされたトレー3は供給コンベヤ4の搬送部13
から転移部14の搬出コンベヤ6のローラ上に転移され
る。 而して、搬送部13から転移部14に移行するトレー3
は、その中途でサブフレーム8′,8′に前後方向に渡設
されたローラ32によりその各蓋2は確実に押え込まれて
種菌充填容器1を密封状態に維持する。 そして、転移ストロークエンドにおいて、制御装置55
によりエアシリンダ27が伸長作動して転移されたトレー
3を前方に押し出し、そこで、トレー3は自重により所
定角度傾斜されている搬出コンベヤ6上を滑走して、第
2図白矢印に示す様に、搬送されて待機している作業員
により栽培棚に搬入されるように処理される。そして、
この間、供給コンベヤ4の基部に於いては次のトレー3
が載置されて搬入される。 このようにして、作業者は単に供給コンベヤ4の基部
に於いて種菌充填容器1、1…を16個所定数セットされ
たトレー3を該供給コンベヤ4の基部に載置することに
より、作業的に蓋2が開放されて種菌が充填され、該蓋
2が再び密閉されて搬出コンベヤ側に転移され、該搬出
コンベヤ6の先端部へ押し戻されて栽培棚に収納する作
業がセミオートマチック的に行われ、作業者は単にトレ
ー3の供給コンベヤ4への取り込みと搬出コンベヤ6か
らの取り出しを行うだけで良く、その間、密封フード17
により全ての作業はクリーン状態の内部に於いてなさ
れ、初期作業の先述バーナーによる滅菌作業や消毒作
業、及び、密封フード17内に於ける作業により種菌の菌
糸には雑菌やばい菌等が付着混入せず、菌糸の正常な根
付けと成育が図られるようにされる。 そして、各作業が終了すれば密封フード17内を適宜に
消毒し、又、種菌分配装置44を先述した如く、全て開放
状態にしてバーナーによる滅菌や消毒液による消毒を行
って次回に備えれば良い。 尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、密封フードのシー
ルゲートにエアカーテンを設けたりする等種々の態様が
採用可能である。 又、カートリッジ式に代えて、種菌分配装置に於ける
各チャンネルに対する種菌容器を手作業により個別にセ
ットすることも出来る等種々の態様が採用可能である。 又、種菌容器のセットや種菌充填容器の搬出入を一
部、或いは、全て手動で行う所謂セミオート式にするこ
とも可能であることも勿論である。 そして、設計変更的には密閉開放装置に直接手作業で
セット,リセットにする等も可能である。 〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、近時需要が著しく高
まっている自然食品、健康食品の1つであるなめこ、し
めじ、えのきだけ等のきのこ類の人工栽培による大量供
給の生産が安定して行えるという優れた効果が奏され
る。 しかも、種菌充填容器を所定数セット収納したトレー
の供給コンベヤに対する搬入と、搬出コンベヤからの搬
出を手作業で行うだけで最も重要な種菌充填容器の蓋の
開放密閉、及び、種菌の掻き出し充填が全自動的、或い
は、一部手作業式に行われ、しかも、密封状態で行われ
るためにトレー内の所定数の種菌充填容器に対する種菌
充填作業が能率的に行われることになり、きのこ類の大
量生産の人工栽培にとって著しく飛躍的な能率向上が得
られるという優れた効果が奏される。 しかも、各装置機構部が開放可能であるために、始業
に際しての開放状態での滅菌や消毒が出来、しかも、作
業中は密封状態で行われるために種菌に対するばい菌や
細菌の侵入混在や繁殖が阻止されるために菌糸の確実な
設計通りの成長が促進され、大量栽培が実現可能となる
優れた効果が奏される。 更に、種菌充填容器の蓋体の開閉が機械的に水平姿勢
で行われるため、不測にして該蓋体に付着した雑菌等が
容器内に滑り込まないという優れた効果が奏される。 したがって、設備投資の削減とランニングコストの低
減により出荷価格を安価に抑えることが出来、安定した
市場性を確保することが出来るという効果も奏される。 そして、ローラコンベヤ等の搬送コンベヤが種菌充填
容器を所定数収納セットした通箱式のトレーを当該種菌
充填容器を収納した状態で搬入から搬出まで全ての作業
がフルオート,セミオートで行われるために種菌に対す
る衛生状態が確実に保たれ、しかも、各サイクルにおい
てトレー内の所定数複数の種菌充填容器が全て自動的に
処理されることから能率向上が図られるという優れた効
果が奏される。 しかも、供給コンベヤと搬出コンベヤの間にトレー転
移装置が設けられているために、蓋の開放密閉、及び、
種菌の充填が行われる前後におけるトレーの搬入から搬
出まで全自動のフルオート、或いは、一部手動のセミオ
ートで行えるという優れた効果が奏される。 又、種菌分配装置には種菌容器ホルダと種菌取出装置
が設けられていることにより、種菌容器ホルダに於いて
はカートリッジ等の手段が設けられて自動化を更に促進
させ、より以上に能率を向上させることが出来るという
優れた効果が奏される。 又、種菌取出装置も自動化出来るために、種菌取出装
置を種菌容器ホルダのチャンネルごとに行うことが出
来、このようにして手作業による種菌容器の種菌容器ホ
ルダへのセット、或いは、カートリッジによるセット中
に病原菌等が侵入しても、各チャンネルが隔絶されてい
ることから、病原菌等が他のチャンネル等に侵入するこ
とを阻止出来るという優れた効果が奏される。 加えて、装置構造が分解可能にされているため、始業
時に各機構部をバーナー等により100°〜120°の加熱殺
菌が行えるという利点もある。 このようにして、大量生産が出来、又、衛生状態が保
て、作業能率が向上するということから、自然食品、或
いは、健康食品のきのこ類の安定大量供給が保証され、
市場の流通をスムーズにすることが出来るという効果が
奏される。
【図面の簡単な説明】 第1〜11図はこの出願の発明の1実施例の説明図であ
り、第1図は全体概略部分断面側面図、第2図は同平面
図、第3図は部分断面横断面図、第4図はトレー転移装
置の概略斜視図、第5図は供給コンベヤと搬出コンベヤ
の転移部の斜視図、第6図は開放密閉装置の全体斜視
図、第7図は種菌分配装置の前側斜視図、第8図は同後
側斜視図、第9図は種菌分配装置の駆動部の要部斜視
図、第10図は種菌充填容器の全体概略斜視図、第11図は
種菌充填容器を所定数セットされたトレーの斜視図、第
12図は従来技術に基づく種菌充填の模式平面図である。 1……種菌充填容器、4……供給コンベヤ、6……搬出
コンベヤ、44……種菌分配装置、7……種菌充填装置、
2……蓋、12……開放密閉装置、29,30,31……トレー転
移装置、45……種菌容器ホルダ、46……種菌取出装置、
42,43……バキューム装置、39……吸盤、38……押え
枠、8,8′,8″,8……フレーム、29……シリンダ、56
……カートリッジ、68……掻取具、70,70′……シャッ
タ、17……密封フード、49……チャンネルプレート、24
……ストッパ、31……転移プレート、28……プッシャプ
レート

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.トレー内に行列状に装填された所定数の種菌充填容
    器に対する種菌充填装置において、全種菌充填容器の蓋
    に対する同時作動式の開放密閉装置が介設されると共に
    トレー転移装置が設けられ、而して該同時作動式の開放
    密閉装置には種菌容器ホルダと種菌取出装置を有する種
    菌分配装置が併設して臨まされており、上記開放密閉装
    置とトレー転移装置と種菌ホルダと種菌取出装置と種菌
    分配装置が密封フードで覆われていることを特徴とする
    種菌充填装置。 2.上記種菌分配装置が各種菌充填容器に対する種菌分
    配用シャッタを付設されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の種菌充填装置。 3.上記種菌分配装置が取出種菌に対するレベルセンサ
    を付設されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の種菌充填装置。 4.上記密封フード内がクリーンルームに形成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の種菌充
    填装置。 5.上記密封フードと種菌ホルダと種菌分配装置が開放
    自在にされていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の種菌充填装置。
JP62336526A 1987-12-29 1987-12-29 種菌充填装置 Expired - Fee Related JP2667975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62336526A JP2667975B2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 種菌充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62336526A JP2667975B2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 種菌充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01174311A JPH01174311A (ja) 1989-07-10
JP2667975B2 true JP2667975B2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=18300042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62336526A Expired - Fee Related JP2667975B2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 種菌充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2667975B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2675575B2 (ja) * 1988-05-25 1997-11-12 株式会社千代田製作所 茸菌の植菌装置
JPH04112725A (ja) * 1990-08-31 1992-04-14 Nippon Seiki Co Ltd きのこ種菌接種装置
JPH04169129A (ja) * 1990-10-31 1992-06-17 Nippon Seiki Co Ltd きのこ種菌接種装置
KR20030010915A (ko) * 2001-07-27 2003-02-06 주식회사영풍정공 입병장치
JP4598101B2 (ja) * 2008-04-24 2010-12-15 敏昭 春山 きのこ種菌接種装置
WO2012063983A1 (ko) * 2010-11-10 2012-05-18 Hwang Kyungja 자동화 버섯 재배 시스템의 입병기

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6416527A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Masahiro Ogiwara Inoculating device for mushroom seed fungus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01174311A (ja) 1989-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100671469B1 (ko) 식물재배장치
US3717953A (en) Apparatus for cultivating plants
KR20170072977A (ko) 매장 연계형 지속 가능한 도시 수직농장 시스템
WO2015058572A1 (zh) 一种香菇的工厂化生产方法
JP2015037383A (ja) 植物栽培装置
JP2667975B2 (ja) 種菌充填装置
CN112535089A (zh) 一种红豆杉盆栽的土壤基质自动制备设备
JPH01256325A (ja) 植物生産システム
CN108901638B (zh) 一种金针菇工厂化栽培系统
JP2714827B2 (ja) 種菌充填装置
JP6944670B2 (ja) 水耕栽培棚の定植板の取出機構および液肥受パン
KR101586809B1 (ko) 병버섯 수확장치용 버섯분리구
CN115968617B (zh) 一种野生植物种植框移栽设备
KR102250860B1 (ko) 버섯 재배장치
CN114868651B (zh) 一种金线莲种植用幼苗培育装置
JPH02154621A (ja) きのこ種菌植菌方法および装置
KR101415504B1 (ko) 버섯 재배용 포트병 회전 적재 장치
JP2890357B1 (ja) 種菌掻き取り装置
US3832802A (en) Apparatus and method for cultivating plants
JPH0928182A (ja) きのこ栽培における種菌培養方法及び菌床ブロック装填装置
JP2004016069A (ja) きのこ菌接種機およびきのこ菌接種シール装置
CN109089743B (zh) 一种食用菌栽培过程监护控制系统
KR100343648B1 (ko) 종균접종장치
JPH0534245B2 (ja)
JP3883417B2 (ja) きのこ栽培における芽出し方法およびきのこ栽培における芽出し設備

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees