JP2004016069A - きのこ菌接種機およびきのこ菌接種シール装置 - Google Patents

きのこ菌接種機およびきのこ菌接種シール装置 Download PDF

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Abstract

【課題】きのこ菌を栽培容器に均一に投入して収率を向上させ、駆動機構を簡素化すると共に、装置本体内へのきのこ菌の侵入を防止して除菌作業を容易にし、しかも作業性を大幅に向上させたきのこ菌接種機を提供するものである。
【解決手段】モータを内蔵した本体部2の前面に支持板3を突設し、ここにきのこ菌排出部4を開口すると共に、この上に倒立して取付けられるきのこ種菌瓶9を回転自在に支持する支持リング8を取付け、この上方の本体部2の前面に、瓶9の上部を支持してこれを回転させる瓶駆動機構41を設け、更に前記支持板3に開口した菌排出部4を下方から貫通して瓶9の内側に挿着されるアーム11を前記本体部2の前面に昇降自在に取付け、このアーム11の先端に、瓶内壁9aに摺接する昇降スクレーパー42を取付けると共に、瓶の肩部内壁9bに摺接する固定スクレーパー43を前記アーム11に遊嵌状に取付けたものである。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はきのこ菌の接種作業をシステム化させたきのこ菌接種機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シイタケやナメコなどのきのこ類を人工栽培する場合、培地を入れた栽培袋や栽培瓶などの栽培容器に、きのこ菌を接種してから、栽培袋の開口部を熱シールするかキャップを取付けて密閉してから培養している。このきのこ栽培は、近年、大規模化しており、接種作業は無菌室で1時間に数百もの栽培容器にきのこ菌を接種している。
【0003】
従来のきのこ菌接種機1は、図7および図8に示すように、モータを内蔵した本体部2の上部に支持板3を斜めに突設し、ここにきのこ菌排出部4を開口すると共に、このきのこ菌排出部4の上に、支持リング6が設けられ、ここに回転リング7が取付けられている。この回転リング7は上部に、篭状の瓶保持部8が形成され、ここに倒立してきのこ種菌瓶9を挿着して弾性的に支持するようになっている。また回転リング7の外周にはギア10Aが形成され、本体部2の内側に設けたモータに接続するギア10Bに噛合して回転するようになっている。
【0004】
また図8に示すように、ギア10Bの下方には、前記モータに接続して回転すると共に昇降するアーム11が設けられ、このアーム11は前記支持板4のきのこ菌排出部4を下方から貫通して、きのこ種菌瓶9の口部9cから内部に挿入され、その先端に瓶内壁9aに摺接して回転するスクレーパー12が取付けられている。またきのこ菌排出部4の下方には、受け皿13が回動自在に支持され、レバー14に栽培袋16の開口部17を押し当てることにより、受け皿13が下方に回動し、レバー14を離すと戻り、モータのスタートスイッチ18がオンして、タイマーにより所定時間、モータが回転するようになっている。
【0005】
接種作業は図8に示すように、先ず篭状の瓶保持部8にきのこ種菌瓶9を倒立させて挿着してから、スタートスイッチ18を入れてモータを駆動させると、ギア10Bが回転し、これに噛合する回転リング7のギア10Aが回転する。この結果、回転リング7の篭状の瓶保持部8に保持されたきのこ種菌瓶9が回転する。またモータの駆動により、同時にアーム11が逆回転しながら上昇し、この先端に取付けたスクレーパー12が偏心運動して、瓶内壁9aに摺接しながら、ここに充填されているきのこ菌20を掻き取る。
【0006】
掻き取られたきのこ菌20は瓶の口部9cから、きのこ菌排出部4を通って受け皿13に落下し、タイマーにより回転が停止するので所定量だけ受け皿13に溜る。この状態で栽培袋16の上部をレバー14に押し当てると、受け皿13が前方に回動してきのこ菌20が滑り落ち、栽培袋16の培地21の上に落下する。レバー14から栽培袋16を離すと、受け皿13が戻り、このときスタートスイッチ18が入って、再びきのこ種菌瓶9とスクレーパー12を所定時間逆回転するようになっている。
【0007】
しかしながら従来のきのこ菌接種機1は、スクレーパー12で掻き取ったきのこ菌20を一旦、受け皿13で受けてから、これをレバー操作により手前に回動させてきのこ菌20を滑らせて栽培袋16に投入するので、培地21の上面にきのこ菌20が塊となった状態で接種される。このため培地21の上面に均一に、菌糸が成長せず収率が悪くなる問題があった。
【0008】
また従来の装置では、きのこ種菌瓶9とスクレーパー12を同時に逆回転させながら掻き取り、瓶の肩部内壁9bに溜ったきのこ菌20を、回転により瓶の口部9cから排出するようにしているが、湿度を含んで固まったきのこ菌20は、次第に大きな塊となって成長して瓶の口部9cが狭くなってくる。このため、きのこ菌20の排出が妨げられ、栽培袋16への投入量が不均一となって、菌糸の成長にバラツキがでる問題があった。
【0009】
また接種作業は雑菌の侵入を防止した無菌室で行ない、きのこ菌20が付着した各部品を取外して頻繁にアルコールで殺菌する必要がある。しかしながら、ギア10Bの軸23が貫通する孔24や、アーム11が貫通する縦溝25が本体部2のケース26の前面に開口しているので、飛散したきのこ菌20が本体部2の内側に侵入し、その除去作業が面倒であった。またきのこ種菌瓶9を回転させるギア10Bやアーム11を回転させる回転機構、更にアーム11の昇降機構など構造が複雑で、メンテナンス作業が面倒であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題を改善し、きのこ菌を栽培容器に均一に投入して、収率を向上させ、きのこ種菌瓶を回転させる機構を瓶の上部に配置し、スクレーパーを固定式にして駆動機構を簡素化すると共に、装置本体内へのきのこ菌の侵入を防止して除菌作業を容易にし、しかも作業性を大幅に向上させたきのこ菌接種機およびきのこ菌接種シール装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のきのこ菌接種機は、モータを内蔵した本体部の前面に支持板を突設し、ここにきのこ菌排出部を開口すると共に、このきのこ菌排出部の上に、倒立して取付けられるきのこ種菌瓶の瓶口部を回転自在に支持する支持リングを取付け、この上方の本体部の前面に、瓶の上部を支持して、前記モータに接続して瓶を回転させる瓶駆動機構を設け、更に前記支持板に開口した菌排出部を下方から貫通して瓶の内側に挿着されるアームを前記本体部に昇降自在に取付け、このアームの先端に、瓶内壁に摺接する昇降スクレーパーを取付けると共に、瓶の肩部内壁に摺接する固定スクレーパーを前記アームに遊嵌状に取付けたことを特徴とするものである。
【0012】
本発明の請求項2記載のきのこ菌接種機は、昇降スクレーパーを取付けたアームを弾性的に支持したことを特徴とするものである。請求項3記載のきのこ菌接種機は、きのこ種菌瓶の上部を支持して瓶を回転させる瓶駆動機構を、上下に回動自在に支持したことを特徴とするものである。
【0013】
また請求項4記載のきのこ菌接種機は、きのこ菌排出部を開口した支持板に、きのこ菌を栽培容器に投入する投入ガイド筒を取付け、この背面に、アームが通過する縦溝を形成したことを特徴とするものである。また請求項5記載のきのこ菌接種機は、投入ガイド筒の下部開口部に散乱棒を取付けたこと特徴とするものである。
【0014】
本発明の請求項6記載のきのこ菌接種シール装置は、請求項1記載のきのこ菌接種機を、作業台の上に取付けた支持フレームに支持し、この菌接種機の下方の作業台の上に、栽培容器を載せるターンテーブルを取付け、このターンテーブルの横の作業台にシール機を配置したことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図1ないし図6を参照して詳細に説明する。図1はきのこ菌接種装置を示すもので、作業台30の上に支持フレーム31を設け、この支持フレーム31の上部側に、きのこ菌接種機32を支持し、この下方の作業台30の上に、4個の栽培袋16A〜Dを入れたコンテナ33を載せるターンテーブル34を取付け、このターンテーブル34の横の作業台30にシール機35を取付け、この上方に制御盤36を取付けたものである。
【0016】
前記きのこ菌接種機32は図2に示すように、モーターを内蔵した本体部2の下部前面に支持板3を下方に傾斜して突設し、この中央部にきのこ菌排出部4が開口されている。このきのこ菌排出部4の上に、倒立して取付けられるきのこ種菌瓶9の口部9cを回転自在に支持する回転支持リング38が取付けられている。更にこの回転支持リング38の上方の本体部2の前面に、瓶9の上部にキャップ状に被せてこれを支持すると共に、前記モータに接続して瓶9をベルト40で回転させるプーリー状の瓶駆動機構41が上下に回動自在に取付けられている。
【0017】
またアーム11は、前記支持板3に開口した菌排出部4を下方から貫通して瓶9の内側に挿着され、その基端側は支持機構52を介して本体部2に設けた昇降装置の昇降ロッド53に取付けられている。このアーム11の先端には、図3に示すように瓶内壁9aに摺接する昇降スクレーパー42が取付けられている。更に瓶の肩部内壁9bに摺接する固定スクレーパー43が前記アーム11に遊嵌状に取付けられている。
【0018】
固定スクレーパー43は、円筒体45の上部に斜めに突設され、更にこの円筒体45の下部にはストッパー棒46が斜め下方に取付けられ、円筒体45にアーム11を貫通させると共に、ストッパー棒46をアーム11に係止させて、固定スクレーパー43の回転を阻止するようになっている。
【0019】
更に支持板3のきのこ菌排出部4には、きのこ菌20を栽培袋16に投入する投入ガイド筒48が着脱自在に取付けられている。この投入ガイド筒48は上部が円形で下部側が楕円形に形成され、その下部開口部に丸棒状の散乱棒49が取付けられている。また投入ガイド筒48の背面には、アーム11が上下動する縦溝50が開口されている。
【0020】
また図4および図5に示すように、本体部2に設けた昇降装置の昇降ロッド53に支持されているアーム11は、その基端部にアーム11を弾性的に支持する支持機構52が設けられている。この支持機構52は、図4に示すように昇降ロッド53の先端に平面コ字形のブロック54が接続され、ここに可動ブロックが55が挿入されてピン56で上下に回動自在にヒンジ状に連結されている。この平面コ字形のブロック54の底面には図5に示すように円筒体57が接続され、ここに可動キャップ58が螺合し、この内側にコイルスプリング59が装着され、この底部を調整ねじ60で支持した構造となっている。
【0021】
また作業台30の上面には図6に示すようにターンテーブル34が設けられ、この上に4個の栽培袋16A〜16Dを入れたコンテナ33を載せて回転できるようになっている。コンテナ33を載せた状態でターンテーブル34を回転させると、投入ガイド筒48の下方に各栽培袋16A〜16Dが順次位置し、また栽培袋16A〜16Dのシール部がシール機35の下方に位置するようになっている。またターンテーブル34の横の支持フレーム31にはスタートスイッチ18が取付けられている。
【0022】
上記構成のきのこ菌接種機は、先ず図2に示すようにプーリー状の瓶駆動機構41を上方に回動させ、きのこ種菌瓶9を倒立させて瓶の口部9cから昇降スクレーパー42と固定スクレーパー43を入れて、回転支持リング38に挿着してから、キャップ状の瓶駆動機構41を瓶の底部9dに被せて支持する。次に図5に示す支持機構52の調整ねじ60を回転させてコイルスプリング59の弾性を調整した後、可動キャップ58を回転させて可動ブロック55の角度、即ちアーム11の角度を調整して昇降スクレーパー42が瓶内壁9aに接するように調整する。また制御盤36できのこ種菌瓶9の回転速度や昇降スクレーパー42の上昇速度を設定して、きのこ菌20の接種量を調整する。
【0023】
次に図6に示すように、4個の平面長方形状をなす角型の栽培袋16A〜16Dを入れたコンテナ33をターンテーブル34の上に載せる。この時、栽培袋16Aはきのこ菌接種機32の投入ガイド筒48の下方に位置させる。この後、図2に示すように栽培袋16Aの口部を広げて、スタートスイッチ18を押すと、図示しない本体部2内のモータが駆動し、ベルト40によりプーリー状の瓶駆動機構41が回転し、これに支持されたきのこ種菌瓶9が回転し始める。
【0024】
一方、前記モータにより昇降機構が駆動し、昇降ロッド53が一体に上昇してヒンジ状の支持機構52に弾性的に支持されたアーム11が上昇し、その先端に接続した昇降スクレーパー42が、回転している瓶内壁9aに摺接して、きのこ菌20が掻き取られて瓶の口部9cから落下する。落下したきのこ菌20は、投入ガイド筒48を通り、その開口部に設けた散乱棒49に衝突して横方向に広がって栽培袋16Aの培地21の表面に均一に接種される。
【0025】
またモータは図示しないタイマーに接続され、所定時間回転して停止すると共に、昇降スクレーパー42も所定高さだけ上昇して停止するので、所定量のきのこ菌20が接種されることになる。また図3に示すように瓶9の肩部内壁9bに落下して溜ったきのこ菌20は、きのこ種菌瓶9が回転しているので、固定スクレーパー43により掻き取られて瓶の口部9cから落下して、ここに溜って塊りになるのを防止することができる。なおアーム11の上昇を止めた状態できのこ種菌瓶9だけを回転させると、瓶の肩部内壁9bに溜ったきのこ菌20だけを排出することもできる。
【0026】
接種が終わったら図6に示すように、ターンテーブル34を90度回転させると、栽培袋16Aはシール機35の所に位置し、その口部を閉じてシール機35にセットし、スタートスイッチ61を入れると熱シールされる。この時、栽培袋16Bはきのこ菌接種機32の投入ガイド筒48の下方に位置しているので、以下同様の操作によって、栽培袋16B〜16Dに順次きのこ菌20の接種を行なって熱シールしてから、コンテナ33を作業台30から取り出して、新たなコンテナ33を載せる。
【0027】
なお上記説明では角型の栽培袋16に接種する場合について示したが、丸型の栽培袋16に接種する場合にも適用することができる。なおこの場合、投入ガイド筒48に散乱棒49を取付けなくても良い。また本発明は栽培袋16に限らず栽培容器としてプラスチック瓶に接種する場合にも適用することができる。
【0028】
また本発明のきのこ菌接種機は、作業台30にターンテーブル34とシール機35を一体に設けて、一人でも効率よく接種作業を行なうことができるが、栽培袋16を1個ずつコンベアー上を連続的に搬送させながら、この搬送ラインの上に本発明のきのこ菌接種機32を取付けて、連続的に接種することもできる。なお上記説明ではコンテナ33に4個の栽培袋16A〜16Dをセットした場合について示したが、3個や5個などでも良い。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る請求項1記載のきのこ菌接種機によれば、きのこ種菌瓶を回転させながら、昇降スクレーパーと固定スクレーパーの2個のスクレーパーで掻き取り、これを直接、栽培容器に落下させるので、きのこ菌を培地の表面に均一に接種することができる。また、固定スクレーパーが瓶の肩部内壁を掻き取っているので、ここに塊となって溜らず、常に所定量を培地の上面に均一に接種でき、この結果、きのこ菌の伸長が速く、生産コストを削減して収率を向上させることができる。
【0030】
また本発明の装置は、きのこ種菌瓶の駆動機構が本体部の上部に設けられ、昇降スクレーパーと固定スクレーパーは回転しないので構造が簡素化され、また昇降スクレーパーを支持するアームの昇降機構は、きのこ菌が落下する通路から離れた本体部の内側に設けられているので、従来のようにきのこ菌が本体内部に侵入するのを防止できる。また投入ガイド筒や、アームは簡単に取り外せるので除菌作業も容易である。
【0031】
また請求項2記載のきのこ菌接種機によれば、昇降スクレーパーを取付けたアームを弾性的に支持したので、スクレーパーの先端を瓶内壁に接するように瓶の形状に合わせて調整して、きのこ菌を確実に且つ所定量掻き取ることができる。
【0032】
また請求項3記載のきのこ菌接種機によれば、きのこ種菌瓶の上部を支持して瓶を回転させる瓶駆動機構を、上下に回動自在に支持したのできのこ種菌瓶のセットや取り外し作業が容易である。
【0033】
また請求項4記載のきのこ菌接種機によれば、きのこ菌排出部を開口した支持板に、きのこ菌を栽培容器に投入する投入ガイド筒を取付け、この背面に、アームが通過する縦溝を形成したので、きのこ菌を栽培容器の培地に直接、落下させて均一に接種することができると共に、きのこ菌の周囲への飛散を防止することができる。
【0034】
また請求項5記載のきのこ菌接種機によれば、投入ガイド筒の下部開口部に散乱棒を取付けたので、落下してきたきのこ菌を更に散乱棒に衝突させることにより角型の袋でも内部の培地に均一に接種することができる。
【0035】
また請求項6記載のきのこ菌接種機によれば、作業台の上に支持フレームを設け、この支持フレームに、きのこ菌接種機を支持し、この下方の作業台の上に、栽培容器を載せるターンテーブルを取付け、このターンテーブルの横の作業台にシール機を配置したので、一人でも1時間に300程度の栽培容器に効率よく接種作業を行なうことがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるきのこ菌接種シール装置の正面図である。
【図2】図1のきのこ菌接種機を示す側面図である。
【図3】図2の装置の要部を拡大して示す断面図である。
【図4】アームの支持機構を示す平面図である。
【図5】図4の支持機構を示す縦断面図である。
【図6】図1のきのこ菌接種シール装置の作業台を示す平面図である。
【図7】従来のきのこ菌接種機を示す斜視図である。
【図8】図7に示す従来のきのこ菌接種機の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1    きのこ菌接種機
2    本体部
3    支持板
4    きのこ菌排出部
7    回転リング
9    きのこ種菌瓶
9a  瓶内壁
9b  瓶の肩部内壁
9c  瓶の口部
11  アーム
12  スクレーパー
15  受け皿
16  栽培袋
20  きのこ菌
21  培地
30  作業台
31  支持フレーム
32  きのこ菌接種機
33  コンテナ
34  ターンテーブル
35  シール機
36  制御盤
40  ベルト
41  瓶駆動機構
42  昇降スクレーパー
43  固定スクレーパー
48  投入ガイド筒
49  散乱棒
52  支持機構
53  昇降ロッド

Claims (6)

  1. モータを内蔵した本体部の前面に支持板を突設し、ここにきのこ菌排出部を開口すると共に、このきのこ菌排出部の上に、倒立して取付けられるきのこ種菌瓶の瓶口部を回転自在に支持する支持リングを取付け、この上方の本体部の前面に、瓶の上部を支持して、前記モータに接続して瓶を回転させる瓶駆動機構を設け、更に前記支持板に開口した菌排出部を下方から貫通して瓶の内側に挿着されるアームを前記本体部に昇降自在に取付け、このアームの先端に、瓶内壁に摺接する昇降スクレーパーを取付けると共に、瓶の肩部内壁に摺接する固定スクレーパーを前記アームに遊嵌状に取付けたことを特徴とするきのこ菌接種機。
  2. 昇降スクレーパーを取付けたアームを弾性的に支持したことを特徴とする請求項1記載のきのこ菌接種機。
  3. きのこ種菌瓶の上部を支持して瓶を回転させる瓶駆動機構を、上下に回動自在に支持したことを特徴とする請求項1記載のきのこ菌接種機。
  4. きのこ菌排出部を開口した支持板に、きのこ菌を栽培容器に投入する投入ガイド筒を取付け、この背面に、アームが通過する縦溝を形成したことを特徴とする請求項1記載のきのこ菌接種機。
  5. 投入ガイド筒の下部開口部に散乱棒を取付けたこと特徴とする請求項4記載のきのこ菌接種機。
  6. 請求項1記載のきのこ菌接種機を、作業台の上に取付けた支持フレームに支持し、この菌接種機の下方の作業台の上に、栽培容器を載せるターンテーブルを取付け、このターンテーブルの横の作業台にシール機を配置したことを特徴とするきのこ菌接種シール装置。
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