JP2667115B2 - レンタル用靴拭きマット - Google Patents
レンタル用靴拭きマットInfo
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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- A47L23/00—Cleaning footwear
- A47L23/22—Devices or implements resting on the floor for removing mud, dirt, or dust from footwear
- A47L23/26—Mats or gratings combined with brushes ; Mats
- A47L23/266—Mats
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- D04H—MAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
- D04H11/00—Non-woven pile fabrics
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- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05C—EMBROIDERING; TUFTING
- D05C17/00—Embroidered or tufted products; Base fabrics specially adapted for embroidered work; Inserts for producing surface irregularities in embroidered products
- D05C17/02—Tufted products
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- D06N—WALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Textile Engineering (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なタフト化組織を
有するレンタル用色柄靴拭きマットに関するもので、よ
り詳細には色柄が鮮明で、柔軟性とダスト吸着性及び保
持性とに優れており、反復使用に際してもマット面の波
うち現象が防止され、且つ床面へのフィット性にも優れ
ているたレンタル用色柄靴拭きマットに関する。
有するレンタル用色柄靴拭きマットに関するもので、よ
り詳細には色柄が鮮明で、柔軟性とダスト吸着性及び保
持性とに優れており、反復使用に際してもマット面の波
うち現象が防止され、且つ床面へのフィット性にも優れ
ているたレンタル用色柄靴拭きマットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、戸外のダスト類が靴底等に付着し
て、屋内に侵入するのを防止するため、ダストコントロ
ール用(靴拭き用)マットが広く使用されている。この
ダストコントロール用マットは、一定期間を限って需要
者に貸与されて、玄関等の人の出入する場所に敷設して
使用された後、回収され、洗浄、油剤処理等により再生
され、再び需要者に貸与されるレンタルシステムで運用
されている。
て、屋内に侵入するのを防止するため、ダストコントロ
ール用(靴拭き用)マットが広く使用されている。この
ダストコントロール用マットは、一定期間を限って需要
者に貸与されて、玄関等の人の出入する場所に敷設して
使用された後、回収され、洗浄、油剤処理等により再生
され、再び需要者に貸与されるレンタルシステムで運用
されている。
【0003】レンタル用マットには、特公昭59ー74
50号公報に記載されている通り、ゴム製の額縁状ベー
スにパイルの有るマットを着脱自在に取り付けたセパレ
ート型のものと、特公平4−7213号公報に記載され
ているとおり、パイルのあるマットの裏側にゴムシート
を固着させた一体化型のものとが知られているが、後者
のものが付設したときの安定性や見栄えの点で好まれる
傾向にある。
50号公報に記載されている通り、ゴム製の額縁状ベー
スにパイルの有るマットを着脱自在に取り付けたセパレ
ート型のものと、特公平4−7213号公報に記載され
ているとおり、パイルのあるマットの裏側にゴムシート
を固着させた一体化型のものとが知られているが、後者
のものが付設したときの安定性や見栄えの点で好まれる
傾向にある。
【0004】上記レンタル用靴拭きマットは、商店、ホ
テル、事務所等の入り口に敷設されて使用されるため、
人目を引きしかもファッション性のあるものが好まれて
おり、タフトとして複数の色相のタフトパイルを用いた
色柄のものが使用されている。
テル、事務所等の入り口に敷設されて使用されるため、
人目を引きしかもファッション性のあるものが好まれて
おり、タフトとして複数の色相のタフトパイルを用いた
色柄のものが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、レンタル用色柄
靴拭きマットの製造には、複数の色相のタフトパイルを
用いて、モケット、ウイルトン等の装置を使用し、基布
にタフト化を行うのであるが、複数の色柄パイル糸の
内、表面にパイルとして顕在化されていないパイル糸が
必ず死に糸として残留し、無駄にパイル糸を使用しなけ
ればならず、このため、マットのコストが高くなり、更
にマットが重量化するという欠点がある。
靴拭きマットの製造には、複数の色相のタフトパイルを
用いて、モケット、ウイルトン等の装置を使用し、基布
にタフト化を行うのであるが、複数の色柄パイル糸の
内、表面にパイルとして顕在化されていないパイル糸が
必ず死に糸として残留し、無駄にパイル糸を使用しなけ
ればならず、このため、マットのコストが高くなり、更
にマットが重量化するという欠点がある。
【0006】もっと重要なことには、従来のこの種のマ
ットにおいては、基布裏面(ステッチ面)に死に糸が存
在するため、裏面が凹凸の著しいものとなり、平滑性が
失われると共に、床面へのフィット性をよくしようとす
ると、エラストマーのバッキングを厚く設けねばならな
いという問題もある。
ットにおいては、基布裏面(ステッチ面)に死に糸が存
在するため、裏面が凹凸の著しいものとなり、平滑性が
失われると共に、床面へのフィット性をよくしようとす
ると、エラストマーのバッキングを厚く設けねばならな
いという問題もある。
【0007】更に、基布の裏面が不均質の組織及び構造
となっているため、使用及び洗浄再生を多数回にわたっ
て反復するレンタル用色柄靴拭きマットでは、マットの
歪が大きく、所謂波打ち現象を発生し、レンタルマット
の商品価値を損ない、マット上の歩行性や除塵性能を損
なうという問題がある。
となっているため、使用及び洗浄再生を多数回にわたっ
て反復するレンタル用色柄靴拭きマットでは、マットの
歪が大きく、所謂波打ち現象を発生し、レンタルマット
の商品価値を損ない、マット上の歩行性や除塵性能を損
なうという問題がある。
【0008】即ち、基布とゴムとの接着を強固にするこ
とにより波打ちは解消されるように思われようが、タフ
ト化基布とゴムシートとは化学組成も物性も著しく相違
することから、製造中や使用中或は再生中に寸法差を生
じ易く、タフト化基布に不均一性があると、これが波う
ちの原因となるのである。例えばマット基布にゴムシー
トを熱融着させる際ゴムシートは既に熱で伸びており、
この熱で伸びた分だけが製造後に縮むので、両者の間に
寸法差を生じ、波うちを生じる。また、洗浄時にもゴム
は非収縮であるのにたいして、基布は収縮して寸法差を
生じ、やはり波うちを生じることになる。この寸法差は
熱、光、水蒸気ないし水が作用する使用条件下でも同様
に生じることになる。
とにより波打ちは解消されるように思われようが、タフ
ト化基布とゴムシートとは化学組成も物性も著しく相違
することから、製造中や使用中或は再生中に寸法差を生
じ易く、タフト化基布に不均一性があると、これが波う
ちの原因となるのである。例えばマット基布にゴムシー
トを熱融着させる際ゴムシートは既に熱で伸びており、
この熱で伸びた分だけが製造後に縮むので、両者の間に
寸法差を生じ、波うちを生じる。また、洗浄時にもゴム
は非収縮であるのにたいして、基布は収縮して寸法差を
生じ、やはり波うちを生じることになる。この寸法差は
熱、光、水蒸気ないし水が作用する使用条件下でも同様
に生じることになる。
【0009】従って、本発明の目的は、新規なタフト化
組織を有するレンタル用色柄靴拭きマットを提供するも
のであり、特に色柄が鮮明で、柔軟性とダスト吸着性及
び保持性とに優れており、反復使用に際してもマット面
の波うち現象が防止され、且つ床面へのフィット性にも
優れているたレンタル用色柄靴拭きマットを提供するに
ある。
組織を有するレンタル用色柄靴拭きマットを提供するも
のであり、特に色柄が鮮明で、柔軟性とダスト吸着性及
び保持性とに優れており、反復使用に際してもマット面
の波うち現象が防止され、且つ床面へのフィット性にも
優れているたレンタル用色柄靴拭きマットを提供するに
ある。
【0010】
【問題点を解決するための手段】本発明によれば、基布
と、基布にタフト化されたマットパイルと、基布の非パ
イル面に施されたエラストマーバッキングとを備えたレ
ンタル用靴拭きマットにおいて、基布幅方向のタフトス
テッチの列が、基布幅方向に対して斜めに若干傾斜し
て、一方の折返し点から幅方向に所定の一定間隔及び長
手方向に小間隔をおいた他方の折返し点に至るようにジ
グザグ状に形成されていて、全体として基布長手方向に
延びるタフトステッチの帯状列を形成しており、タフト
ステッチの長手方向に隣り合った前記折返し点を結ぶ境
界線は、前記折返し点間ピッチよりも大きいピッチのジ
グザグ状境界線を形成しており、基布幅方向に隣り合っ
たタフトステッチの帯状列の折返し点同士は共通のジグ
ザク状境界線上に位置すると共に、一方の側の帯状列の
折返し点が他方の側の帯状列の長手方向に隣り合った折
返し点の中間に位置し、マットパイルは互いに色相の異
なる複数のマットパイル面を有し、マットパイルには全
く死糸がなく、且つ隣り合った色相の異なるマットパイ
ル面間には少なくとも1個の非ステッチ部が介在してい
ることを特徴とする靴拭きマットが提供される。
と、基布にタフト化されたマットパイルと、基布の非パ
イル面に施されたエラストマーバッキングとを備えたレ
ンタル用靴拭きマットにおいて、基布幅方向のタフトス
テッチの列が、基布幅方向に対して斜めに若干傾斜し
て、一方の折返し点から幅方向に所定の一定間隔及び長
手方向に小間隔をおいた他方の折返し点に至るようにジ
グザグ状に形成されていて、全体として基布長手方向に
延びるタフトステッチの帯状列を形成しており、タフト
ステッチの長手方向に隣り合った前記折返し点を結ぶ境
界線は、前記折返し点間ピッチよりも大きいピッチのジ
グザグ状境界線を形成しており、基布幅方向に隣り合っ
たタフトステッチの帯状列の折返し点同士は共通のジグ
ザク状境界線上に位置すると共に、一方の側の帯状列の
折返し点が他方の側の帯状列の長手方向に隣り合った折
返し点の中間に位置し、マットパイルは互いに色相の異
なる複数のマットパイル面を有し、マットパイルには全
く死糸がなく、且つ隣り合った色相の異なるマットパイ
ル面間には少なくとも1個の非ステッチ部が介在してい
ることを特徴とする靴拭きマットが提供される。
【0011】本発明の靴拭きマットにおいては、ジグザ
グ状境界線を形成させるために、長手方向に隣り合った
タフトステッチの列が、互いに寸法が異なるように設け
られているのがよく、タフトステッチの基布幅方向の折
返し点間の平均幅寸法(W)が10乃至200mm、特
に20乃至80mmで且つ長手方向の折返し点間のピッ
チ(Ps)が1乃至30mm、特に3乃至20mm及び
幅方向のずれ寸法(Ws)が1乃至40mm、特に2乃
至16mmであるのがよい。また、ジグザグ状境界線の
基布幅方向の出入り寸法(Z)が1乃至40mm、特に
5乃至25mmであり、且つ長手方向ピッチ(Pz)が
10乃至100mm、特に20乃至80mmであるのが
よい。
グ状境界線を形成させるために、長手方向に隣り合った
タフトステッチの列が、互いに寸法が異なるように設け
られているのがよく、タフトステッチの基布幅方向の折
返し点間の平均幅寸法(W)が10乃至200mm、特
に20乃至80mmで且つ長手方向の折返し点間のピッ
チ(Ps)が1乃至30mm、特に3乃至20mm及び
幅方向のずれ寸法(Ws)が1乃至40mm、特に2乃
至16mmであるのがよい。また、ジグザグ状境界線の
基布幅方向の出入り寸法(Z)が1乃至40mm、特に
5乃至25mmであり、且つ長手方向ピッチ(Pz)が
10乃至100mm、特に20乃至80mmであるのが
よい。
【0012】
【作用】本発明のレンタル用色柄靴拭きマットは、基布
と、基布にタフト化されたマットパイルと、基布の非パ
イル面に施されたエラストマーバッキングとを備えてい
るが、基布のタフトステッチの列が二重の特定のジグザ
グ構造を形成していることが第一の特徴である。
と、基布にタフト化されたマットパイルと、基布の非パ
イル面に施されたエラストマーバッキングとを備えてい
るが、基布のタフトステッチの列が二重の特定のジグザ
グ構造を形成していることが第一の特徴である。
【0013】即ち、本発明のマットでは、タフトステッ
チの列が、基布幅方向に且つ基布幅方向に対して斜めに
若干傾斜して、一方の折返し点から幅方向に所定の一定
間隔及び長手方向に小間隔をおいた他方の折返し点に至
るように比較的小さいジグザグ構造を形成しており、全
体として基布長手方向に延びるタフトステッチの帯状列
を形成しているが、タフトステッチの長手方向に隣り合
った前記折返し点を結ぶ境界線は、前記折返し点間ピッ
チよりも大きいピッチのジグザグ状境界線を形成してお
り、これが二重のジグザグ構造である。
チの列が、基布幅方向に且つ基布幅方向に対して斜めに
若干傾斜して、一方の折返し点から幅方向に所定の一定
間隔及び長手方向に小間隔をおいた他方の折返し点に至
るように比較的小さいジグザグ構造を形成しており、全
体として基布長手方向に延びるタフトステッチの帯状列
を形成しているが、タフトステッチの長手方向に隣り合
った前記折返し点を結ぶ境界線は、前記折返し点間ピッ
チよりも大きいピッチのジグザグ状境界線を形成してお
り、これが二重のジグザグ構造である。
【0014】本発明におけるタフトステッチの二重ジグ
ザグ構造の配置及び寸法を説明するための図3におい
て、タフトステッチの列の基本繰り返し単位が示されて
おり、図においてXが幅方向及びYが長手方向である。
ザグ構造の配置及び寸法を説明するための図3におい
て、タフトステッチの列の基本繰り返し単位が示されて
おり、図においてXが幅方向及びYが長手方向である。
【0015】先ず、このステッチは小間隔をおいて直列
に連なった単位列10a及び10bから成っている。こ
の単位列10a(10b)は基布幅方向Xに対して斜め
に若干傾斜して、一方の折返し点11a(12a)から
幅方向Xに所定の一定間隔(W+Ws/2;W:平均幅
方向寸法、Ws:小さいジグザグの幅方向ずれ寸法)及
び長手方向に小間隔(Ps/2;Ps:小さいジグザグ
の長手方向ピッチ)をおいた他方の折返し点12a(1
2b)に至るようにジグザグ状に形成されていて、全体
として基布長手方向に延びるタフトステッチの帯状列1
3Aを形成している。
に連なった単位列10a及び10bから成っている。こ
の単位列10a(10b)は基布幅方向Xに対して斜め
に若干傾斜して、一方の折返し点11a(12a)から
幅方向Xに所定の一定間隔(W+Ws/2;W:平均幅
方向寸法、Ws:小さいジグザグの幅方向ずれ寸法)及
び長手方向に小間隔(Ps/2;Ps:小さいジグザグ
の長手方向ピッチ)をおいた他方の折返し点12a(1
2b)に至るようにジグザグ状に形成されていて、全体
として基布長手方向に延びるタフトステッチの帯状列1
3Aを形成している。
【0016】タフトステッチの隣り合った前記折返し点
11a,11b,11c‥‥(12a,12b,12
c,‥‥)を長手方向に結ぶ境界線14(15)は、前
記折返し点間長手方向ピッチPsよりも大きい長手方向
ピッチPz及び幅方向出入り寸法Zのジグザグ状境界線
を形成している。即ち、タフトステッチの単位列10a
は単位列10bに比して長く、これが小さいジグザグの
ずれ寸法Ws,強いては大きいジグザグの長手方向ピッ
チPz及び幅方向出入り寸法Zを与えている。
11a,11b,11c‥‥(12a,12b,12
c,‥‥)を長手方向に結ぶ境界線14(15)は、前
記折返し点間長手方向ピッチPsよりも大きい長手方向
ピッチPz及び幅方向出入り寸法Zのジグザグ状境界線
を形成している。即ち、タフトステッチの単位列10a
は単位列10bに比して長く、これが小さいジグザグの
ずれ寸法Ws,強いては大きいジグザグの長手方向ピッ
チPz及び幅方向出入り寸法Zを与えている。
【0017】尚、タフトステッチの単位列10a及び1
0bの寸法関係は或折り返し点で逆転しており、この逆
転位置、即ち、大きいジグザグ14の折り返し位置は、
始点から数えてn番目、ただしnは下記式(1)及び
(2) n=Z/Ws ‥‥(1) n=Pz/2Ps ‥‥(2) を満足する数である、の位置である。図3に示す具体例
においては、単位列11a及び11bがこれに該当す
る。
0bの寸法関係は或折り返し点で逆転しており、この逆
転位置、即ち、大きいジグザグ14の折り返し位置は、
始点から数えてn番目、ただしnは下記式(1)及び
(2) n=Z/Ws ‥‥(1) n=Pz/2Ps ‥‥(2) を満足する数である、の位置である。図3に示す具体例
においては、単位列11a及び11bがこれに該当す
る。
【0018】タフトステッチの帯状列13は、左右に隣
り合った帯状列13B及び13Cと、基布幅方向Xにサ
イド・バイ・サイドの関係に設けられていて、基布幅方
向Xに隣り合ったタフトステッチの帯状列13B、13
Cの折返し点同士は共通のジグザク状境界線14、15
上に位置すると共に、隣り合った側の帯状列13B(1
3C)の折返し点16a,16b‥‥(17a,17b
‥‥)が基準となる側の帯状列13の長手方向に隣り合
った折返し点11a,11b‥‥(12a,12b‥
‥)の中間に位置するように設けられている。即ち、基
布幅方向Xに隣り合ったタフトステッチの帯状列13
A、13B、13Cは大きいジグザグのピッチPzでは
同位相であるが、小さいジグザグのピッチPsでは1/
2だけ位相がずれている。
り合った帯状列13B及び13Cと、基布幅方向Xにサ
イド・バイ・サイドの関係に設けられていて、基布幅方
向Xに隣り合ったタフトステッチの帯状列13B、13
Cの折返し点同士は共通のジグザク状境界線14、15
上に位置すると共に、隣り合った側の帯状列13B(1
3C)の折返し点16a,16b‥‥(17a,17b
‥‥)が基準となる側の帯状列13の長手方向に隣り合
った折返し点11a,11b‥‥(12a,12b‥
‥)の中間に位置するように設けられている。即ち、基
布幅方向Xに隣り合ったタフトステッチの帯状列13
A、13B、13Cは大きいジグザグのピッチPzでは
同位相であるが、小さいジグザグのピッチPsでは1/
2だけ位相がずれている。
【0019】本発明では、上記のタフトステッチ組織を
採用することにより、床面に敷設して使用したときのマ
ットの位置ズレを防止し、且つ使用・洗浄再生を反復し
たときの波打ちの発生を有効に防止することができる。
採用することにより、床面に敷設して使用したときのマ
ットの位置ズレを防止し、且つ使用・洗浄再生を反復し
たときの波打ちの発生を有効に防止することができる。
【0020】本発明で問題としているマットの位置ズレ
とは、入り口に敷設したマット上を人が歩行した場合、
踏まれたときの圧力とその後の圧力の解放とにより、床
面の敷設位置からマットが僅かに位置ズレを生じる現象
であり、これは、マットパイルの植設に必ずなにがしか
の方向性があることによる。従って、その位置ずれを解
消するためには、この植設の方向性を解消することが重
要となる。
とは、入り口に敷設したマット上を人が歩行した場合、
踏まれたときの圧力とその後の圧力の解放とにより、床
面の敷設位置からマットが僅かに位置ズレを生じる現象
であり、これは、マットパイルの植設に必ずなにがしか
の方向性があることによる。従って、その位置ずれを解
消するためには、この植設の方向性を解消することが重
要となる。
【0021】本発明のマットのタフトステッチでは、マ
ット基布の長手方向に大小二つのジグザグ構造が存在す
ると共に、マット基布の幅方向には、両方向に楔形の構
造が存在する。従って、このタフトステッチのジグザグ
状構造と楔形構造とが相俟って、マットのどの方向への
移動をも防止するような復元力が得られ、マットの位置
ずれを防止できるものである。
ット基布の長手方向に大小二つのジグザグ構造が存在す
ると共に、マット基布の幅方向には、両方向に楔形の構
造が存在する。従って、このタフトステッチのジグザグ
状構造と楔形構造とが相俟って、マットのどの方向への
移動をも防止するような復元力が得られ、マットの位置
ずれを防止できるものである。
【0022】更に、タフトステッチのジグザグ状構造と
楔形構造との組み合わせに加えて、基布幅方向に隣り合
ったタフトステッチの帯状列の折返し点同士は共通のジ
グザク状境界線上に位置すると共に、一方の側の帯状列
の折返し点が他方の側の帯状列の長手方向に隣り合った
折返し点の中間に位置することにより、タフトステッチ
の存在が全体にわたってランダム化且つ均一化されると
共に、使用・洗浄再生を反復したときの残留応力が分散
され、波打ちの発生を有効に防止できる。
楔形構造との組み合わせに加えて、基布幅方向に隣り合
ったタフトステッチの帯状列の折返し点同士は共通のジ
グザク状境界線上に位置すると共に、一方の側の帯状列
の折返し点が他方の側の帯状列の長手方向に隣り合った
折返し点の中間に位置することにより、タフトステッチ
の存在が全体にわたってランダム化且つ均一化されると
共に、使用・洗浄再生を反復したときの残留応力が分散
され、波打ちの発生を有効に防止できる。
【0023】本発明の靴拭きマットでは、独自の装飾効
果及びファッション性を付与するために、マットパイル
は互いに色相の異なる複数のマットパイル面を有する
が、マットパイルには全く死に糸がなく、且つ隣り合っ
た色相の異なるマットパイル面間には少なくとも1個の
非ステッチ部が介在していることも顕著な特徴である。
果及びファッション性を付与するために、マットパイル
は互いに色相の異なる複数のマットパイル面を有する
が、マットパイルには全く死に糸がなく、且つ隣り合っ
た色相の異なるマットパイル面間には少なくとも1個の
非ステッチ部が介在していることも顕著な特徴である。
【0024】即ち、隣り合った色相の異なるマットパイ
ル面間に、少なくとも1個の非ステッチ部を介在させる
ことにより、マットパイル面の境界部分における色相の
異なるマットパイルの混在を有効に防止することがで
き、これにより、鮮明で明確なパターンをマット表面に
形成することができる。
ル面間に、少なくとも1個の非ステッチ部を介在させる
ことにより、マットパイル面の境界部分における色相の
異なるマットパイルの混在を有効に防止することがで
き、これにより、鮮明で明確なパターンをマット表面に
形成することができる。
【0025】また、本発明の靴拭きマットでは、多色の
パターンのマットでありながら、マットパイルには全く
死に糸がなく、全ての糸がマットパイルの形成に使用さ
れているから、糸の使用量を節減できるばかりではな
く、基布上面のマットパイルの組織が均一となり、パイ
ルの柔軟性や風合い、ダスト吸着性やダスト保持性の点
でも、また波打ち防止の点でも顕著な効果をもたらすも
のである。
パターンのマットでありながら、マットパイルには全く
死に糸がなく、全ての糸がマットパイルの形成に使用さ
れているから、糸の使用量を節減できるばかりではな
く、基布上面のマットパイルの組織が均一となり、パイ
ルの柔軟性や風合い、ダスト吸着性やダスト保持性の点
でも、また波打ち防止の点でも顕著な効果をもたらすも
のである。
【0026】
【実施例】添付図面において、図1は本発明のレンタル
用色柄靴拭きマットの概略断面図であり、図2はマット
の基布ステッチ面の拡大平面図である。
用色柄靴拭きマットの概略断面図であり、図2はマット
の基布ステッチ面の拡大平面図である。
【0027】本発明のレンタル用色柄靴拭きマットは、
基布1と、基布にタフト化されたマットパイル2と、基
布の非パイル面に施されたエラストマーバッキング3と
を備えている。基布1の裏面にタフトステッチ4が存在
している。
基布1と、基布にタフト化されたマットパイル2と、基
布の非パイル面に施されたエラストマーバッキング3と
を備えている。基布1の裏面にタフトステッチ4が存在
している。
【0028】この靴拭きマットのマットパイル面には、
互いに色相の異なるパイルパターン5a,5b,5c…
…が存在する。各パイルパターンの境界には少なくとも
1個の非ステッチ部分6が存在している。本発明のマッ
トパイル2は、全て基布1に所定の打ち込み密度でタフ
ト化されたものであり、死に糸、即ち、所定のステッチ
長を越えて基布平行方向に延びている糸は存在しない。
互いに色相の異なるパイルパターン5a,5b,5c…
…が存在する。各パイルパターンの境界には少なくとも
1個の非ステッチ部分6が存在している。本発明のマッ
トパイル2は、全て基布1に所定の打ち込み密度でタフ
ト化されたものであり、死に糸、即ち、所定のステッチ
長を越えて基布平行方向に延びている糸は存在しない。
【0029】図2におけるタフトステッチ4の列の基本
的パターン(タフトステッチ組織)は、図3について詳
述したものであるが、色相の異なるパイルパターンの間
には、基布の幅方向のみならず、基布の長手方向にも非
ステッチ部分6が存在することが了解されるべきであ
る。
的パターン(タフトステッチ組織)は、図3について詳
述したものであるが、色相の異なるパイルパターンの間
には、基布の幅方向のみならず、基布の長手方向にも非
ステッチ部分6が存在することが了解されるべきであ
る。
【0030】本発明の靴拭きマットでは、タフトステッ
チ4の列10a及び10bの基布幅方向の折返し点間の
平均幅寸法(W)が10乃至200mm、特に20乃至
80mmとするのが、マットパイルのタフト化作業性の
点から、またマットの位置ずれや波立ちを防止する点で
よい。同様の見地並びにタフト化密度を適性にする点か
ら、長手方向の折返し点間のピッチ(Ps)を1乃至3
0mm、特に3乃至20mm及び幅方向のずれ寸法(W
s)を1乃至40mm、特に2乃至16mmとするのが
よい。
チ4の列10a及び10bの基布幅方向の折返し点間の
平均幅寸法(W)が10乃至200mm、特に20乃至
80mmとするのが、マットパイルのタフト化作業性の
点から、またマットの位置ずれや波立ちを防止する点で
よい。同様の見地並びにタフト化密度を適性にする点か
ら、長手方向の折返し点間のピッチ(Ps)を1乃至3
0mm、特に3乃至20mm及び幅方向のずれ寸法(W
s)を1乃至40mm、特に2乃至16mmとするのが
よい。
【0031】また、ジグザグ状境界線の基布幅方向の出
入り寸法(Z)を1乃至40mm、特に5乃至25mm
とし、且つ長手方向ピッチ(Pz)を10乃至100m
m、特に20乃至80mmとするのが、本発明の目的か
ら好ましい。Zが上記範囲よりも小さいか或いはPzが
上記範囲よりも大きいときには、マットの位置ずれや波
立ちを防止する効果が小さく、また逆の場合にはタフト
化作業性が低下する。
入り寸法(Z)を1乃至40mm、特に5乃至25mm
とし、且つ長手方向ピッチ(Pz)を10乃至100m
m、特に20乃至80mmとするのが、本発明の目的か
ら好ましい。Zが上記範囲よりも小さいか或いはPzが
上記範囲よりも大きいときには、マットの位置ずれや波
立ちを防止する効果が小さく、また逆の場合にはタフト
化作業性が低下する。
【0032】本発明の靴拭きマットのタフト化は、特表
昭61−501462号公報記載の模様入りタフテッド
製品の製造装置を使用し、タフト化パターンを前述した
ように制御することにより行える。この製造装置におい
ては、基布に対するオープナー(タフト化針)に色柄の
異なる糸を任意に選択して供給できるようになってお
り、各帯状列に1個のタフト化針を対応させ、タフト針
のスキャン及び糸の供給を前述したとおり制御すること
により行う。この制御は、予め、制御用コンピュータに
パターン設定を行うことにより容易に可能となる。
昭61−501462号公報記載の模様入りタフテッド
製品の製造装置を使用し、タフト化パターンを前述した
ように制御することにより行える。この製造装置におい
ては、基布に対するオープナー(タフト化針)に色柄の
異なる糸を任意に選択して供給できるようになってお
り、各帯状列に1個のタフト化針を対応させ、タフト針
のスキャン及び糸の供給を前述したとおり制御すること
により行う。この制御は、予め、制御用コンピュータに
パターン設定を行うことにより容易に可能となる。
【0033】基布としては、種々の繊維の織布や不織布
を使用することができる。織布としては、紡績糸やマル
チフィラメント糸を織成した平織或いは変形織り等が使
用され、一方不織布としては、スパンボンド型、メルト
ブローン型、熱融着型のものなどが使用できる。基布は
任意の合成繊維、例えばポリエステル繊維、ポリアミド
繊維、アクリル繊維、超高分子量ポリオレフィン繊維等
から成っていてよいが、高分子量の熱可塑性ポリエステ
ル、特にポリエチレンテレフタレート、或はエチレンテ
レフタレートを主体とする熱可塑性コポリエステルから
成っているのが最も好ましい。
を使用することができる。織布としては、紡績糸やマル
チフィラメント糸を織成した平織或いは変形織り等が使
用され、一方不織布としては、スパンボンド型、メルト
ブローン型、熱融着型のものなどが使用できる。基布は
任意の合成繊維、例えばポリエステル繊維、ポリアミド
繊維、アクリル繊維、超高分子量ポリオレフィン繊維等
から成っていてよいが、高分子量の熱可塑性ポリエステ
ル、特にポリエチレンテレフタレート、或はエチレンテ
レフタレートを主体とする熱可塑性コポリエステルから
成っているのが最も好ましい。
【0034】基布の目付け量は、マットの重量等によっ
ても相違するが、一般に50乃至500g/m2 、特に
100乃至400g/m2 の範囲に有るのが好ましい。
ても相違するが、一般に50乃至500g/m2 、特に
100乃至400g/m2 の範囲に有るのが好ましい。
【0035】波打ち防止性に特に優れた基布として、延
伸ポリエステルフィルムの偏平スリットヤーン(フィル
ムヤーン)の平織布を用いることができ、更にマットパ
イルの直立性に優れたものとして、延伸ポリエステルフ
ィルムの偏平スリットヤーンの平織布に合成繊維の綿状
繊維をニードルパンチングした基布を用いることができ
る。偏平スリットヤーンは、強延伸された厚さ10乃至
5000μmのポリエステルフィルムを幅2乃至25m
m程度にスリットしたものである。合成繊維の綿状繊維
としては、前述した合成繊維は全て使用しうるが、ポリ
エステル繊維が好適である。この綿状繊維は、カーディ
ング等により形成された繊維ウエッブを前記織り布の両
側に重ね合わせ、ニードルパンチング等により、繊維相
互の絡み合わせを生じさせることにより形成できる。単
繊維の太さは、1乃至20デニール程度が適当である。
伸ポリエステルフィルムの偏平スリットヤーン(フィル
ムヤーン)の平織布を用いることができ、更にマットパ
イルの直立性に優れたものとして、延伸ポリエステルフ
ィルムの偏平スリットヤーンの平織布に合成繊維の綿状
繊維をニードルパンチングした基布を用いることができ
る。偏平スリットヤーンは、強延伸された厚さ10乃至
5000μmのポリエステルフィルムを幅2乃至25m
m程度にスリットしたものである。合成繊維の綿状繊維
としては、前述した合成繊維は全て使用しうるが、ポリ
エステル繊維が好適である。この綿状繊維は、カーディ
ング等により形成された繊維ウエッブを前記織り布の両
側に重ね合わせ、ニードルパンチング等により、繊維相
互の絡み合わせを生じさせることにより形成できる。単
繊維の太さは、1乃至20デニール程度が適当である。
【0036】基布に打ち込むパイル糸としては、木綿繊
維、レーヨン繊維、ポリビニルアルコール繊維、アクリ
ル繊維、ナイロン繊維、その他の合成繊維の一種或は二
種以上からなる紡績糸やマルチフイラメント糸を用いる
ことができる。マットパイルがナイロン繊維或いはアク
リル繊維のマルチフィラメント糸或いは紡績糸であるこ
とが好ましい。パイル糸の植え込み、即ち、タフテイン
グは、前述した手段で行うことができる。またマットパ
イル糸は捲縮でも、未捲縮でもよく、パイル長も一定で
も互いに異なっていてもよい。
維、レーヨン繊維、ポリビニルアルコール繊維、アクリ
ル繊維、ナイロン繊維、その他の合成繊維の一種或は二
種以上からなる紡績糸やマルチフイラメント糸を用いる
ことができる。マットパイルがナイロン繊維或いはアク
リル繊維のマルチフィラメント糸或いは紡績糸であるこ
とが好ましい。パイル糸の植え込み、即ち、タフテイン
グは、前述した手段で行うことができる。またマットパ
イル糸は捲縮でも、未捲縮でもよく、パイル長も一定で
も互いに異なっていてもよい。
【0037】一般に、マットパイル糸の太さは、300
乃至10000デニール/本、特に1000乃至100
00デニール/本、撚数が50乃至500回/m、特に
100乃至300回/m及びパイル長が3乃至20m
m、特に5乃至15mmであるのがよい。また、基布へ
のマットパイルの打ち込み本数が3乃至20本/イン
チ、特に3乃至20本/インチであるのがよい。
乃至10000デニール/本、特に1000乃至100
00デニール/本、撚数が50乃至500回/m、特に
100乃至300回/m及びパイル長が3乃至20m
m、特に5乃至15mmであるのがよい。また、基布へ
のマットパイルの打ち込み本数が3乃至20本/イン
チ、特に3乃至20本/インチであるのがよい。
【0038】本発明の靴拭きマットは、格別の下敷き
(ベース)を必要としない一体化マットにも、また下敷
きを必要とするセパレートマットにも適用できる。前者
の場合、ゴムシートを基布と一体化させてバッキングと
し、後者の場合、ゴムラテックスの塗布により薄いゴム
バッキング層とする。
(ベース)を必要としない一体化マットにも、また下敷
きを必要とするセパレートマットにも適用できる。前者
の場合、ゴムシートを基布と一体化させてバッキングと
し、後者の場合、ゴムラテックスの塗布により薄いゴム
バッキング層とする。
【0039】バッキングとなるゴムとしては、各種エラ
ストマー重合体、例えばニトリル−ブタジエンゴム(N
BR),スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロ
プレンゴム(CR)、ポリブタジエン(BR)、ポリイ
ソプレン(IIB)、ブチルゴム、天然ゴム、エチレン
−プロピレンゴム(EPR)、エチレン−プロピレン−
ジエンゴム(EPDM)、ポリウレタン、塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリプロピレン、軟質塩化ビニル樹脂等
をもちいることができる。耐油性、耐侯性等の見地から
は、ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)が好ましい。
ゴムバッキングを形成するに当たって、それ自体公知の
配合剤、例えば硫黄系或は有機系の加硫剤、加硫促進
剤、軟化剤、老化防止剤、充填剤、分散剤、可塑剤、着
色剤等をそれ自体公知の配合量で配合することができ
る。
ストマー重合体、例えばニトリル−ブタジエンゴム(N
BR),スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロ
プレンゴム(CR)、ポリブタジエン(BR)、ポリイ
ソプレン(IIB)、ブチルゴム、天然ゴム、エチレン
−プロピレンゴム(EPR)、エチレン−プロピレン−
ジエンゴム(EPDM)、ポリウレタン、塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリプロピレン、軟質塩化ビニル樹脂等
をもちいることができる。耐油性、耐侯性等の見地から
は、ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)が好ましい。
ゴムバッキングを形成するに当たって、それ自体公知の
配合剤、例えば硫黄系或は有機系の加硫剤、加硫促進
剤、軟化剤、老化防止剤、充填剤、分散剤、可塑剤、着
色剤等をそれ自体公知の配合量で配合することができ
る。
【0040】一体化マットの製造に際しては、上記ゴム
組成物をロール、バンバリーミキサー等を用いて混練
し、この組成物をシートに成形し、このシートにタフト
化マットを重ね合わせ、加圧型中で加熱、加圧して、接
着と加硫とを同時に行う。ゴムシートと基布との接着を
高めるために、基布の非パイル面にゴムシートと同種の
ゴムのラテックスを塗布したり、エチレン酢酸ビニル共
重合体等の接着剤或は接着促進剤を予め塗布しておくこ
とができる。ゴムシートの目付け量は、100乃至32
00g/m2 の範囲にあるのがよく、ゴムシートの端縁
が基布の端縁よりも若干外側にはみ出すように両者を一
体化するのがよい。加硫接着は90乃至200℃の温度
で且つ0.5乃至10kg/cm2 の圧力で行なうのが
よい。
組成物をロール、バンバリーミキサー等を用いて混練
し、この組成物をシートに成形し、このシートにタフト
化マットを重ね合わせ、加圧型中で加熱、加圧して、接
着と加硫とを同時に行う。ゴムシートと基布との接着を
高めるために、基布の非パイル面にゴムシートと同種の
ゴムのラテックスを塗布したり、エチレン酢酸ビニル共
重合体等の接着剤或は接着促進剤を予め塗布しておくこ
とができる。ゴムシートの目付け量は、100乃至32
00g/m2 の範囲にあるのがよく、ゴムシートの端縁
が基布の端縁よりも若干外側にはみ出すように両者を一
体化するのがよい。加硫接着は90乃至200℃の温度
で且つ0.5乃至10kg/cm2 の圧力で行なうのが
よい。
【0041】ゴムシートとして、軟質塩化ビニール樹脂
を使用する場合には、塩化ビニール樹脂のプラスチゾル
をパイル植え込み基布の非パイル面に塗布し、次いで塩
化ビニール樹脂のプラスチゾル層を加熱によりゲル化さ
せればよい。また、ゴムシートとして、ポリウレタンを
使用する場合には、二液型のポリウレタン樹脂組成物を
パイル植え込み基布の非パイル面に塗布し、次いでこの
ポリウレタン樹脂組成物層を加熱等によりキュアさせれ
ばよい。
を使用する場合には、塩化ビニール樹脂のプラスチゾル
をパイル植え込み基布の非パイル面に塗布し、次いで塩
化ビニール樹脂のプラスチゾル層を加熱によりゲル化さ
せればよい。また、ゴムシートとして、ポリウレタンを
使用する場合には、二液型のポリウレタン樹脂組成物を
パイル植え込み基布の非パイル面に塗布し、次いでこの
ポリウレタン樹脂組成物層を加熱等によりキュアさせれ
ばよい。
【0042】セパレートマットのバッキングは、上記エ
ラストマーのラテックスを塗布し、乾燥乃至キュアして
製造することができる。キュアは、常圧で、前記温度で
行うことができる。
ラストマーのラテックスを塗布し、乾燥乃至キュアして
製造することができる。キュアは、常圧で、前記温度で
行うことができる。
【0043】エラストマーバッキングの厚みは一般に
0.01乃至3mm、特に0.1 乃至2.5mmの範囲にあるの
がよい。即ち、厚みが0.5 mm以下の比較的薄いものは、
マットベースとの組合せで使用し得るし、0.5 mm以上の
厚いものは、それ単独で一体化マットとして使用され
る。
0.01乃至3mm、特に0.1 乃至2.5mmの範囲にあるの
がよい。即ち、厚みが0.5 mm以下の比較的薄いものは、
マットベースとの組合せで使用し得るし、0.5 mm以上の
厚いものは、それ単独で一体化マットとして使用され
る。
【0044】本発明のマットのパイル糸は、靴底等に付
着するダスト類を吸着し、保持する作用をおこなう。こ
の作用を一層高めるために、パイル糸にダスト吸着性油
剤を塗布乃至含浸させておくことができる。ダスト吸着
性液体としては、流動パラフイン、スピンドル油、アル
キアルベンゼン油、ジエステル油、ひまし油等の鉱物
油、合成油、植物油系の油剤や、特公昭53−1019
号公報、特公昭53−37471号公報等に記載されて
いる水性ダスト吸着剤をあげることができる。吸着剤の
塗布量は一般に0.1乃至200g/m2 の範囲がよ
い。
着するダスト類を吸着し、保持する作用をおこなう。こ
の作用を一層高めるために、パイル糸にダスト吸着性油
剤を塗布乃至含浸させておくことができる。ダスト吸着
性液体としては、流動パラフイン、スピンドル油、アル
キアルベンゼン油、ジエステル油、ひまし油等の鉱物
油、合成油、植物油系の油剤や、特公昭53−1019
号公報、特公昭53−37471号公報等に記載されて
いる水性ダスト吸着剤をあげることができる。吸着剤の
塗布量は一般に0.1乃至200g/m2 の範囲がよ
い。
【0045】
【実施例】本発明を次の実施例により更に詳細に説明す
る。
る。
【0046】実施例1 BCFナイロン ステッチ 9コ/inch ゲージ 1/10 パイル長 9mm 目付 1700g/m2 カットパイル 基布: ポリエステル平織布 150g/m2 ※ポリエステル綿 100g/m2 トータル 250g/m2 ポリエステル綿はニードルにてパンチング加工を行っ
た。下記打ち込みデザインにてサンプルA,Bを作製し
た。サンプルA,Bは同一タフト個数/inchとなる
様設定した。 サンプルA 直線状タフト サンプルB 図4に示す。 上記原反にラテックスを塗布し175℃−15分乾燥し
た後70×85cmに切断し厚さ1.8mmの未加硫ゴ
ムシートとを温度170℃、時間15分、圧力5kg/
cm2 にて加熱加圧加硫を行った。上記マットを通行人
数3000人/日の歩行人数の場所に3日間設置後洗浄
を行いくり返し40回使用し使用後のマット収縮度合と
波うち発生状況を測定した。結果を表1に示す。
た。下記打ち込みデザインにてサンプルA,Bを作製し
た。サンプルA,Bは同一タフト個数/inchとなる
様設定した。 サンプルA 直線状タフト サンプルB 図4に示す。 上記原反にラテックスを塗布し175℃−15分乾燥し
た後70×85cmに切断し厚さ1.8mmの未加硫ゴ
ムシートとを温度170℃、時間15分、圧力5kg/
cm2 にて加熱加圧加硫を行った。上記マットを通行人
数3000人/日の歩行人数の場所に3日間設置後洗浄
を行いくり返し40回使用し使用後のマット収縮度合と
波うち発生状況を測定した。結果を表1に示す。
【0047】
【表1】 結果)表1より織り込み方向が直線状のサンプルAは長
さ方向に収縮が大きくマット全体に波うちを生じたがサ
ンプルBは幅、長さ方向が均一に収縮し局部的な収縮も
なく波うちも発生せず好適に使用できた。
さ方向に収縮が大きくマット全体に波うちを生じたがサ
ンプルBは幅、長さ方向が均一に収縮し局部的な収縮も
なく波うちも発生せず好適に使用できた。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、二重ジグザグ構造の特
定のタフトステッチ組織を採用することにより、床面に
敷設して使用したときのマットの位置ズレを防止し、且
つ使用・洗浄再生を反復したときの波打ちの発生を有効
に防止することができる。
定のタフトステッチ組織を採用することにより、床面に
敷設して使用したときのマットの位置ズレを防止し、且
つ使用・洗浄再生を反復したときの波打ちの発生を有効
に防止することができる。
【0049】即ち、本発明のマットのタフトステッチで
は、マット基布の長手方向に大小二つのジグザグ構造が
存在すると共に、マット基布の幅方向には、両方向に楔
形の構造が存在する。従って、このタフトステッチのジ
グザグ状構造と楔形構造とが相俟って、マットのどの方
向への移動をも防止するような復元力が得られ、マット
の位置ずれを防止できるものである。
は、マット基布の長手方向に大小二つのジグザグ構造が
存在すると共に、マット基布の幅方向には、両方向に楔
形の構造が存在する。従って、このタフトステッチのジ
グザグ状構造と楔形構造とが相俟って、マットのどの方
向への移動をも防止するような復元力が得られ、マット
の位置ずれを防止できるものである。
【0050】更に、タフトステッチのジグザグ状構造と
楔形構造との組み合わせに加えて、基布幅方向に隣り合
ったタフトステッチの帯状列の折返し点同士は共通のジ
グザク状境界線上に位置すると共に、一方の側の帯状列
の折返し点が他方の側の帯状列の長手方向に隣り合った
折返し点の中間に位置することにより、タフトステッチ
の存在が全体にわたってランダム化且つ均一化されると
共に、使用・洗浄再生を反復したときの残留応力が分散
され、波打ちの発生を有効に防止できる。
楔形構造との組み合わせに加えて、基布幅方向に隣り合
ったタフトステッチの帯状列の折返し点同士は共通のジ
グザク状境界線上に位置すると共に、一方の側の帯状列
の折返し点が他方の側の帯状列の長手方向に隣り合った
折返し点の中間に位置することにより、タフトステッチ
の存在が全体にわたってランダム化且つ均一化されると
共に、使用・洗浄再生を反復したときの残留応力が分散
され、波打ちの発生を有効に防止できる。
【0051】本発明の靴拭きマットではまた、独自の装
飾効果及びファッション性を付与するために、マットパ
イルは互いに色相の異なる複数のマットパイル面を有す
るが、マットパイルには全く死に糸がなく、且つ隣り合
った色相の異なるマットパイル面間には少なくとも1個
の非ステッチ部が介在していることにより、次の顕著な
利点が達成される。
飾効果及びファッション性を付与するために、マットパ
イルは互いに色相の異なる複数のマットパイル面を有す
るが、マットパイルには全く死に糸がなく、且つ隣り合
った色相の異なるマットパイル面間には少なくとも1個
の非ステッチ部が介在していることにより、次の顕著な
利点が達成される。
【0052】即ち、隣り合った色相の異なるマットパイ
ル面間に、少なくとも1個の非ステッチ部を介在させる
ことにより、マットパイル面の境界部分における色相の
異なるマットパイルの混在を有効に防止することがで
き、これにより、鮮明で明確なパターンをマット表面に
形成することができる。
ル面間に、少なくとも1個の非ステッチ部を介在させる
ことにより、マットパイル面の境界部分における色相の
異なるマットパイルの混在を有効に防止することがで
き、これにより、鮮明で明確なパターンをマット表面に
形成することができる。
【0053】また、本発明の靴拭きマットでは、多色の
パターンのマットでありながら、マットパイルには全く
死に糸がなく、全ての糸がマットパイルの形成に使用さ
れているから、糸の使用量を節減できるばかりではな
く、基布上面のマットパイルの組織が均一となり、パイ
ルの柔軟性や風合い、ダスト吸着性やダスト保持性の点
でも、また波打ち防止の点でも顕著な効果をもたらすも
のである。
パターンのマットでありながら、マットパイルには全く
死に糸がなく、全ての糸がマットパイルの形成に使用さ
れているから、糸の使用量を節減できるばかりではな
く、基布上面のマットパイルの組織が均一となり、パイ
ルの柔軟性や風合い、ダスト吸着性やダスト保持性の点
でも、また波打ち防止の点でも顕著な効果をもたらすも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンタル用色柄靴拭きマットの概略断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の靴拭きマットの基布ステッチ面の拡大
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明におけるタフトステッチの二重ジグザグ
構造の配置及び寸法を説明するための説明図である。
構造の配置及び寸法を説明するための説明図である。
【図4】実施例で用いたサンプルBのタフトステッチの
構造を示す図である。
構造を示す図である。
1 基布 2 マットパイル 3 エラストマーバッキング 4 タフトステッチ 5a,5b,5c 色相の異なるパイルパターン 6 非ステッチ部分 10a、10b ステッチの単位列 11a,11b,11c‥‥,12a,12b,12c
‥‥ 折り返し点 13A,13B,13C タフトステッチの帯状列 14,15 境界線 16a,16b‥‥,17a,17b‥‥ 折り返し点
‥‥ 折り返し点 13A,13B,13C タフトステッチの帯状列 14,15 境界線 16a,16b‥‥,17a,17b‥‥ 折り返し点
Claims (8)
- 【請求項1】 基布と、基布にタフト化されたマットパ
イルと、基布の非パイル面に施されたエラストマーバッ
キングとを備えたレンタル用靴拭きマットにおいて、基
布幅方向のタフトステッチの列が、基布幅方向に対して
斜めに若干傾斜して、一方の折返し点から幅方向に所定
の一定間隔及び長手方向に小間隔をおいた他方の折返し
点に至るようにジグザグ状に形成されていて、全体とし
て基布長手方向に延びるタフトステッチの帯状列を形成
しており、タフトステッチの長手方向に隣り合った前記
折返し点を結ぶ境界線は、前記折返し点間ピッチよりも
大きいピッチのジグザグ状境界線を形成しており、基布
幅方向に隣り合ったタフトステッチの帯状列の折返し点
同士は共通のジグザク状境界線上に位置すると共に、一
方の側の帯状列の折返し点が他方の側の帯状列の長手方
向に隣り合った折返し点の中間に位置し、マットパイル
は互いに色相の異なる複数のマットパイル面を有し、マ
ットパイルには全く死糸がなく、且つ隣り合った色相の
異なるマットパイル面間には少なくとも1個の非ステッ
チ部が介在していることを特徴とする靴拭きマット。 - 【請求項2】 長手方向に隣り合ったタフトステッチの
列が、互いに寸法が異なるように設けられている請求項
1記載の靴拭きマット。 - 【請求項3】 タフトステッチの基布幅方向の折返し点
間の平均幅寸法(W)が20乃至80mmで且つ長手方
向の折返し点間のピッチ(Ps)が3乃至20mm及び
幅方向のずれ寸法(Ws)が2乃至16mmである請求
項1または2記載の靴拭きマット。 - 【請求項4】 ジグザグ状境界線の基布幅方向の出入り
寸法(Z)が5乃至25mmであり、且つ長手方向ピッ
チ(Pz)が20乃至80mmである請求項1、2また
は3記載の靴拭きマット。 - 【請求項5】 基布が延伸ポリエステルフィルムの偏平
スリットヤーンの平織布から成る請求項1記載の靴拭き
マット。 - 【請求項6】 基布が延伸ポリエステルフィルムの偏平
スリットヤーンの平織布に合成繊維の綿状繊維をニード
ルパンチングした基布から成る請求項1記載の靴拭きマ
ット。 - 【請求項7】 マットパイルがナイロン繊維或いはアク
リル繊維のマルチフィラメント糸或いは紡績糸であり、
その太さが500乃至5000デニール/本、撚数が5
0乃至300回/メートル及びパイル長が5乃至30m
mである請求項1記載の靴拭きマット。 - 【請求項8】 基布へのマットパイルの打ち込み本数が
5乃至15本/インチである請求項1記載の靴拭きマッ
ト。
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