JP2530432Y2 - ワッペン付き靴拭きマット - Google Patents

ワッペン付き靴拭きマット

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JP2530432Y2
JP2530432Y2 JP1991078453U JP7845391U JP2530432Y2 JP 2530432 Y2 JP2530432 Y2 JP 2530432Y2 JP 1991078453 U JP1991078453 U JP 1991078453U JP 7845391 U JP7845391 U JP 7845391U JP 2530432 Y2 JP2530432 Y2 JP 2530432Y2
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勇二 永浜
和司 住本
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Duskin Co Ltd
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Duskin Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワッペン付き靴拭きマ
ットに関するもので、より詳細には装飾としてのワッペ
ンが靴拭きマット表面に強固に付着固定され、レンタル
用としての反復再生使用にも耐えられる靴拭きマットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、靴底等に付着したダスト類が室内
へ持ち込まれるのを防止するために、ダスト捕集用のマ
ット類が、事務所、店舗、住居等の玄関、入口等に敷設
されて使用されている。この種のマットの中には、その
表面に、バックグランド部とは色別された、文字、絵、
マークなどの図柄を備えているものがある。
【0003】従来、マット類を含めてこの様なカーペッ
トの柄出し方法として、(A)カーペット(マット)全
体に加工する方法と、(B)一部分にワンポイント的に
柄を付与する方法とがあり、前者の方法としては、 プ
リントによる柄出し法(例えばコンピュータージェッ
ト、スクリーン捺染による染色)や、タフトによる柄出
し例えばカットループ、カット−カット高さの違いによ
る柄出し、オーバータフトによる柄出し、スライディン
グニードルによる柄出し等が知られている。
【0004】また後者の方法としては、カービング、即
ち、部分的にパイルをカットして、デザインを付与する
方法、着色フロッキング、即ち静電植毛により色柄を付
与する方法、スクリーンプリント、即ちワンポイント的
に顔料、染料を捺染する方法、刺繍、ワッペン等を接着
する方法、マット本体の一部を切りとり、これに他のマ
ットの一部をはめ込み、両者を一体化する方法、等多く
の方法が知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】ダストコントロール
用マットに図柄を入れるのは、該マット上を通る人に対
し、該マットを敷設した店舗を印象付け、店舗の宣伝効
果を狙ったり、注意を換起することを目的としているの
で、図柄の鮮明さが損なわれると、図柄を入れた意義が
失われ、ダストコントロール性能は未だ充分保有してい
るにもかかわらず、その商品価値を失い、該マットの寿
命を短かくすることになる。
【0006】しかしながら、レンタルマット用として用
いる場合、クリニーングシステム及びその使用状況か
ら、耐洗濯性、耐候性、耐摩耗性等の性能が必要となる
が、公知の図柄入りマットはこれらの点で未だ十分満足
のいくものではなかった。
【0007】また、ワンポイント的に柄を付与する方法
として、染色、タフト化、フロッキングによる方法で
は、どうしても色柄模様の鮮明さに欠ける傾向があり、
微細な文字、デザイン等を小量多品種で安価に生産する
ためには、ワッペン、刺繍等が好ましいが、この場合に
もレンタルマットとしての耐久性をどう付与するかが問
題となる。
【0008】本考案の目的は、図柄入りのダストコント
ロール用マットを、繰返しレンタル、洗浄再生を行なう
という極めて過酷な条件下で使用しても、図柄が明瞭に
表示されており、かついつまでもその状態を安定に維持
することができるような図柄入りマットを提供すること
である。
【0009】本考案では、これらワッペンをマット表面
に強固にしかも容易に接着でき、かつレンタルマットの
必要性をあわせ持つ、ワッペン付きレンタルマットを提
供することができた。
【0010】本考案によれば、基布と、該基布にタフト
化されたパイルと、基布のパイル裏面に施されたエラス
トマーのバッキング層とから成る靴拭きマットにおい
て、パイル面の選択された一部に、刺繍模様または、織
模様を有するワッペンが、パイル面とワッペンとの間に
介在し且つ両者と構造接着するニトリル−ブタジエン系
ゴム(NBR)から成るエラストマー層を介して結合さ
れていることを特徴とするワッペン模様付き靴拭きマッ
トが提供される。
【0011】本考案に用いるワッペンは、ナイロン、特
に単糸デニールが1乃至50デニールの範囲にあるナイ
ロンマルチフィラメントで構成されているのがよい。ま
た、用いるワッペンは、裏面にニトリル−ブタジエンゴ
ム系(NBR)ラテックスのプリコート層を有し、この
プリコート層を介してエラストマー層に接着されている
のがよく、ワッペン表面及び裏面に架橋剤を配合したプ
リコート層を設け、熱接着時にエラストマー層との接着
とともに表面プリコート層を架橋させることにより、表
面単糸−単糸を接着させるのがよい。
【0012】
【作用】本考案では、靴拭きマットに、画像が繊細且つ
高コントラストでしかも耐久性に優れているワンポイン
ト図柄を付与するために、刺繍模様または織模様を有す
るワッペンを使用し、このワッペンとパイル面とを、両
者の間に介在し且つ両者と構造接着するエラストマー層
を介して結合させたことが特徴である。本明細書におい
て、構造接着とは、いわゆる平面状接着に対抗する概念
であり、被接着物であるワッペン及びマットがそれらの
表面構造を実質上維持したまま接着されることを意味す
る。
【0013】一般に、マットにワッペン等の異種材料を
結合させる方法としては、マットにワッペンを縫合す
る方法、ワッペン裏面に接着剤を付与し、これをマッ
トに熱接着等により接着する方法が考えられる。しかし
ながら、については、レンタルマットとして反復再生
使用中に、各素材の収縮特性の違いから、「そり」、
「ゆがみ」、「波うち」等のワッペン部の変形を生じ、
耐久性がない。については、レンタルマットとして再
生反復使用中に、接着面、即ち繊維/接着剤/繊維の各
界面で剥離を生じ、結果として「シワ」を発生して外観
特性が低下したり、或いは「ハクリ」を生じて使用不能
になる。
【0014】本考案によれば、ワッペンとマットパイル
部とを、通常の接着剤による化学的表面接着とは異な
り、ワッペン及びマットパイルの表面構造を残したまま
エラストマーにより構造接着することにより、両者の間
に極めて強固な接着強度が得られるのみ成らず、この接
着構造マットが多数の人に反復して踏まれ、戸外の天気
に長時間曝される等、過酷な使用条件におかれ、更に過
酷な洗濯再生処理に賦された場合にも接着構造の剥離
や、「そり」、「ゆがみ」、「波うち」等のワッペン部
の変形を生じることがなく、靴拭きマットとしての優れ
た外観特性、商品価値、ダスト吸着乃至保持機能及び耐
久性を顕著に向上させることができる。
【0015】先ず、本考案の被接着物であるワッペン及
びマットパイルは全て繊維で構成されている。繊維は、
あらゆる重合体材料の中でも最も強度の大きい材料であ
ると共に、単位重量当たりの被表面積が大であるという
特徴を有しており、更に屈曲性や自由度が大きいという
特徴も有している。このため、ワッペン及びマットが有
する表面の繊維構造をそのまま利用し、構造接着する
と、著しく大きな接着界面が形成されるため、接着界面
での剥離が完全に解消されると共に、接着界面近傍も繊
維で補強された構造となるために、機械的に極めて強固
な接着構造となる。この際接着剤として、ニトリル−ブ
タジエン系ゴム(NBR)から成るエラストマーを使用
することも、構造接着のために極めて重要であり、この
エラストマーは繊維構造中に入り込むばかりではなく、
繊維と繊維との間に接着剤として介在して、この接着構
造を、柔軟性及び可圧縮性、可伸縮性のものとするとい
う利点をもたらす。このため、本考案のマットの接着構
造部は、人の靴による圧縮力を反復して加えた場合にも
剥離等の接着破壊を生じることがなく、また洗濯再生を
反復した場合にも、変形等のトラブルを生じることがな
く、優れた外観特性が得られるものである。
【0016】
【実施例】本考案のマットの一例を示す図1及び2にお
いて、本考案のワッペン模様付き靴拭きマツト1は、パ
イル面2の選択された一部に施されたワッペン3とから
なる。マット本体は、基布4と、該基布にタフト化され
たパイル5と、基布のパイル裏面に施されたエラストマ
ーのバッキング層6とから成る。ワッペン3は、文字、
マーク、或いはそれらの組み合わせ等のワンポイントの
図柄を表示するための刺繍模様または織模様7を有す
る。図2に示すように、パイル面2とワッペン3の間に
は、エラストマー層8が介在して、両者を構造接着して
いる。
【0017】この構造接着部を拡大して示すための図2
において、マットパイル面2には、タフト化構造に関連
して、パイル繊維の密な部分9とパイル繊維の粗な部分
10とがあり、パイル繊維の密な部分9においても内部
にかなり多量の空気を包蔵している。一方、ワッペン3
の接着面にも、刺繍構造或いは織構造に関連して、繊維
が外面に露出している山の部分11と、基布等に対応す
る谷の部分12とがある。パイル面2及びワッペン3に
存在するこれらの空間が、構造接着を可能にする第一の
要因である。
【0018】パイル面2とワッペン3との間に、エラス
トマー層を施し、接着のために加熱加圧する。エラスト
マー層は溶融し、パイル面2及びワッペン3の空間内に
流動する。これにより、図2に示すとおり、繊維(ワッ
ペン裏糸、マットパイル)中に接着剤層が相互に入り組
んだ構造、即ち構造接着が形成されることになる。
【0019】(ワッペン) レンタル用マットとして、色柄が耐久性を有するものと
するためには、表面層の色糸が強固に固定される必要が
あり、このため織構造として色糸が上下を通過する構造
であり、かつ表面、裏層(ワッペン)をNBRラテック
スをあらかじめ塗布し必要に応じて、ラテックスに、架
橋作用のある添加剤を混合しておく事により、前記加熱
加圧時に接着剤層が構造接着する事を補助する事とな
り、また化学接着も可能となると同時に表面色糸間を接
着し、かつ接着成分が架橋構造を有する事により、洗浄
時の摩擦等の外力、人間の歩行による摩擦を受けても、
色糸がワッペンと一体となっている事から容易に切断す
る事無く長期的にレンタルマットとして使用できる。
【0020】繊維タイプとしては、レンタル使用時の糸
切れを防止するため、スパンタイプよりフィラメントタ
イプが良く、洗浄、再生の点からレーヨンフィラメント
は強度的に不足し、エステルフィラメントは再汚染性の
点から不良である。総合的にはナイロンフィラメントが
良好であり、公知の原液着色タイプが耐候性の点から最
も良好である。
【0021】また単糸デニールとしては耐久性の点、色
糸の切断を防止するため1デニール以上のものが良好
で、50デニール以上では微細な文字を表現するのが難
しく、200デニール以上では一般のジャガード系の織
機に使用できない。
【0022】プリコート層に用いるラテックスとして
は、ナイロン繊維との接着性から極性の高い構造をもつ
ものが好ましく、同時に弾性を有する必要があり、NB
R(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)系ラテックス
が良好であり、カルボキシル化変成されたNBRが最も
良好である。
【0023】NBRラテックスに添加する架橋剤として
は、一般的に用いられる反応タイプで良いが、特にブロ
ックイソシアネートタイプが良好であり、ナイロン糸と
の接着性が良好である。
【0024】(マット本体) 基布4としては、ポリエステル等の任意の合成繊維から
成る織布や不織布等が使用され、一方パイル糸5として
は、巻縮ナイロン繊維、ビニロン繊維、アクリル繊維等
の合成繊維や、木綿繊維等の天然繊維或いはこれらの2
種以上の混紡繊維等が使用される。靴拭きマットとして
の耐久性やワッペンの強固な接着性の点では、巻縮ナイ
ロンのマルチフィラメント糸が好適である。
【0025】パイル長及び目付量は、従来、ダストコン
トロール(防塵,除塵)の目的で使用されるマットの範
囲内でよく、一般に3乃至40mmのパイル長及び30
0乃至4000g/m2 の目付量であってよい。
【0026】バッキングに使用するゴムとしては、アク
リロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)、ス
チレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、クロロプ
レンゴム、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン共重
合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴ
ム、イソプレンゴム、イソブチレンゴム、ポリウレタン
等を挙げることができる。これらのゴムをラテックスの
形で基布1の裏面全面に塗布し、乾燥し、次いで加硫す
るか、或いは未加硫のゴムシートと重ね合わせ、両者を
加圧下に加熱して、ゴムの基布への接着と同時にゴムの
加硫と同時に行って、ゴムバッキング層を形成させる。
未加硫ゴムシートと一体化させるに先立って、ゴムラテ
ックスによるプリコート層を設けるのが一般に好適であ
る。ゴムバッキングとしては、前述したのと同様な理由
により、NBRが好適である。
【0027】勿論、上記ゴムバッキング層を構成するゴ
ムには、それ自体公知の加硫剤、加硫促進剤、顔料、補
強剤、エクステンダー等を配合し得る。 (エラストマー接着剤) 接着剤層(エラストマー層)としては、上記理由でNB
Rが使用され、構造接着するため、厚さ0.2mm〜3mm程
度の未加硫NBRをバッキング層形成と同時に加熱加圧
して接着するのがよい。このゴム組成物も、ブロックイ
ソシアネート系及びフェノール系の架橋剤や、それ自体
公知の加硫剤、加硫促進剤、顔料、補強剤、エクステン
ダー等を含有していることができる。
【0028】(加工法) 加工方法としては、図3(A)に示すとおり、予め形成
したマット本体1、未加硫のエラストマー層8及びワッ
ペン3を重ね合わせ、この重ね合わせたものを加圧下に
加熱して一体化する。また一体化マットとする場合は、
図3(B)に示すとおり、下敷きとなる未加硫のゴムシ
ート6a、マット本体1、未加硫のエラストマー層8及
びワッペン3を重ね合わせ、この重ね合わせたものを加
圧下に加熱して一体化する。後者の場合にもマットの非
パイル面にはゴムラテックスによるプリコート層を設け
ておくことができる。
【0029】
【実験例】下記のポリエステル平織り布に、捲縮性ナイ
ロンマルチフィラメント糸をタフト化してマットを製造
した。 パイル BCF ナイロン カットパイル ステッチ 6個/inch ゲージ 5 /32 パイル高さ 9mm 目付け量 880g/m2 基布 ポリエステル平織布 120g/m2
【0030】下記のワッペンを用意し、その両面に、N
BRラテックスによる前処理を行った。 ワッペン ナイロンフィラメント 単糸 20デニール トータル 320デニール ジャガード織り ワッペン処理剤 ブロックイソシアネート配合カルボキシ ル変性NBRラテックス ワッペン接着用処理 100g/m2
【0031】マットベース用ゴムシート、マット、接着
用ゴムシート及びワッペンをこの順序に重ね、型内で加
圧下に加熱し、全体が一体化したマットを製造した。 ベース用ゴムシート 加硫用NBR組成物 厚さ1.5mm 接着用シート NBR 厚さ0.6mm *配合はベース用と同一 加工条件 160℃、30分、5kg/cm2 にて圧着。
【0032】上記マツトを通行人数3000人/日の場
所に3日間敷設した後通常の一体化マットの洗浄処理を
行う。この操作を40回繰り返し行った後、ワッペン部
の接着性、形態の変化について確認を行った。
【0033】本考案によるマットでは、ワッペンによる
美麗なワンポイント図柄が鮮明に保持され、またワッペ
ン部に剥離や変形が認められず、レンタルマットとして
問題無く使用できた。
【0034】
【考案の効果】本考案によれば、ワッペンとマットパイ
ル部とを、通常の接着剤による化学的表面接着とは異な
り、ワッペン及びマットパイルの表面構造を残したまま
エラストマーにより構造接着することにより、両者の間
に極めて強固な接着強度が得られるのみ成らず、この接
着構造マットが多数の人に反復して踏まれ、戸外の天気
に長時間曝される等、過酷な使用条件におかれ、更に過
酷な洗濯再生処理に賦された場合にも接着構造の剥離
や、「そり」、「ゆがみ」、「波うち」等のワッペン部
の変形を生じることがなく、靴拭きマットとしての優れ
た外観特性、商品価値、ダスト吸着乃至保持機能及び耐
久性を顕著に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の靴拭きマットの一例の全体を示す斜視
図である。
【図2】本考案の靴拭きマットの要部の断面図である。
【図3】本考案の靴拭きマットの製造工程を説明する説
明図であって、(A)はマット、エラストマー層及びワ
ッペンを重ねた状態を示し、(B)は下敷きゴムシー
ト、マット、エラストマー層及びワッペンを重ねた状態
を示す。
【記号の説明】
1はワッペン模様付き靴拭きマツト、2はパイル面、3
はワッペン、4は基布、5はパイル、6,6a、6bは
エラストマーのバッキング層、7は刺繍模様または織模
様、8は構造接着エラストマー層8、9はパイル繊維の
密な部分、10はパイル繊維の粗な部分、11は繊維が
外面に露出している山の部分12は谷の部分。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布と、該基布にタフト化されたパイル
    と、基布のパイル裏面に施されたエラストマーのバッキ
    ング層とから成る靴拭きマットにおいて、パイル面の選
    択された一部に、刺繍模様または、織模様を有するワッ
    ペンが、パイル面とワッペンとの間に介在し且つ両者と
    構造接着するニトリル−ブタジエン系ゴム(NBR)か
    ら成るエラストマー層を介して結合されていることを特
    徴とするワッペン模様付き靴拭きマット。
  2. 【請求項2】 前記ワッペンが単糸デニールが1乃至5
    0デニールの範囲にあるナイロンマルチフィラメント糸
    で構成されている請求項1に記載の靴拭きマット。
  3. 【請求項3】 前記ワッペンが裏面にニトリル−ブタジ
    エンゴム系(NBR)ラテックスのプリコート層を有
    し、このプリコート層を介してエラストマー層に接着さ
    れている請求項1記載の靴拭きマット。
  4. 【請求項4】 ワッペン表面及び裏面に架橋剤を配合し
    たプリコート層を有し、熱接着時にエラストマー層との
    接着とともに表面プリコート層を架橋させることによ
    り、表面単糸−単糸が接着された請求項1記載の靴拭き
    マット。
JP1991078453U 1991-09-27 1991-09-27 ワッペン付き靴拭きマット Expired - Lifetime JP2530432Y2 (ja)

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JPS53128396A (en) * 1977-04-15 1978-11-09 Kett Electric Lab Electric resistance type moisture meter
JPS544900A (en) * 1977-06-14 1979-01-13 Mitsubishi Metal Corp Recovering or removing method for uranium fissolved in sodium carbonate and/or sodium hydrogencarbonate solution

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