JP2664619B2 - 駆動綱車エレベータ - Google Patents

駆動綱車エレベータ

Info

Publication number
JP2664619B2
JP2664619B2 JP5167775A JP16777593A JP2664619B2 JP 2664619 B2 JP2664619 B2 JP 2664619B2 JP 5167775 A JP5167775 A JP 5167775A JP 16777593 A JP16777593 A JP 16777593A JP 2664619 B2 JP2664619 B2 JP 2664619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
sheave
elevator
drive sheave
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5167775A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06156952A (ja
Inventor
バンハラ ティモ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kone Elevator GmbH
Original Assignee
Kone Elevator GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kone Elevator GmbH filed Critical Kone Elevator GmbH
Publication of JPH06156952A publication Critical patent/JPH06156952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2664619B2 publication Critical patent/JP2664619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/04Driving gear ; Details thereof, e.g. seals
    • B66B11/08Driving gear ; Details thereof, e.g. seals with hoisting rope or cable operated by frictional engagement with a winding drum or sheave
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B15/00Main component parts of mining-hoist winding devices
    • B66B15/08Driving gear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動綱車エレベータに関
し、とくに、駆動装置と、ロープ溝を有し駆動装置に接
続された駆動綱車と、ロープ溝を有する少なくとも二つ
の転換滑車と、エレベータガイドレールに沿って移動す
るエレベータカーと、釣合い重りガイドレールに沿って
移動する釣合い重りと、少なくとも一本の巻上ロープを
含みエレベータカーおよび釣合い重りを吊り下げる巻上
ロープ索具とが設けられ、巻上ロープ索具は、駆動綱車
および転換滑車からなる車輪機構を通過するとともに巻
上ロープ索具自体と交差して走行するように構成された
駆動綱車エレベータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】無駄な場所を省くために、高層ビルディ
ングに設置されたエレベータは、高速運転かつ激しい使
用に堪えるように設計されている。このようなエレベー
タに要求される点は、高い輸送能力を持つことである。
起動回数は年間に数十万回にも達する。高速のエレベー
タおよび運転距離が長いエレベータは一般に、駆動綱車
エレベータを用いて実現されている。駆動綱車エレベー
タのエレベータカーと釣合い重りとをつなぐ巻上ロープ
は通常、駆動綱車と少なくとも一つの転換滑車に沿って
走行している。エレベータの巻上モータは、駆動綱車
直接あるいはギアを介して回転させる。駆動綱車の回転
運動は、駆動綱車とロープとの間の摩擦によりロープの
長手方向運動に変換される。駆動綱車とロープとの間の
摩擦効果が大きければ、エレベータにとって好都合であ
る。大きな摩擦効果を得るのは極めて簡単で、駆動綱車
とロープとの間の接触角を増せばよい。しかし、接触角
を増すと、転換回数も増えてしまい、ロープがすり切れ
てしまう。転換からくる歪みは、ロープの転換が先の転
換とは反対の方向に加えられた場合により厳しいものと
なる。そのような転換は逆転換と呼ばれている。転換
は、駆動綱車の平面あるいはロープを案内する転換滑車
の平面において生ずることがある。さらに、ロープが滑
車を通って出て行く時に、滑車の回転面に斜めの方向に
ロープの転換が生ずることがある。この転換を斜行引張
り角と呼んでいる。駆動綱車におけるロープのグリップ
を増すには、ロープと駆動綱車との間の摩擦係数を増や
すこと、あるいは駆動綱車のロープ溝をロープがその溝
に圧接されるように形成することにより、実現可能であ
る。しかし反面、不利な点もある。すなわち、摩擦係数
を増やすこと、あるいはロープ溝の形成によりロープの
圧接を図ることによって、ロープならびに駆動綱車、と
くに駆動綱車のロープ溝の寿命を縮めてしまうことであ
る。そのような摩滅を減少するには、駆動綱車および転
換滑車のサイズ、ならびにそれらの間の距離を長くすれ
ばよいが、そのような解決方法では製造コストが高くな
る。また、エレベータ装置、そのベッド、駆動綱車およ
び転換滑車等によつて構成される装置全体はかなり大き
なものであり、通常のエレベータマシンルームにそれを
収納するには困難なほどである。現在用いられている駆
動綱車および転換滑車のサイズでさえも、通常は非常に
狭いマシンルームに必要な設備をすべて取り付けること
ができるようにするためには、左側および右側タイプの
マシンおよびマシンベッドを用いる必要があるほどであ
る。
【0003】フィンランド特許第 56813号に開示されて
いる既知の駆動綱車エレベータにおいては、エレベータ
カーと釣合い重りとを接続するロープは、転換滑車によ
って駆動綱車の方に方向転換し、駆動綱車を回遊して向
きを変えて反対方向に走行する。そしてこのロープはさ
らに、おそらくは他の転換滑車を通してエレベータシャ
フトに戻る。ロープの接触角は 210°〜 250°で、ロー
プが駆動綱車に入る時と出る時の斜行引張り角は、駆動
綱車の回転面に対して1°である。これにより、各ロー
プが交差する点で互いに接触しないようにしている。ロ
ープグリップは、駆動綱車のロープ溝をアンダーカット
することによりさらに改善される。先のフィンランド特
許第 56813号による解決方法によると、以前よりも小さ
な駆動綱車を用いることができるため、その当時として
は、スペースを節約することができ、またそのために機
械構造物もより軽くすることができた。フィンランド特
許第 84051号に開示されている駆動綱車エレベータにお
いては、フィンランド特許第 56813号における場合と同
様に、ロープ走行によって生じる斜行引張り角は、ロー
プが転換滑車に、転換滑車の回転面の方向で入るよう
に、駆動装置およびその駆動綱車を傾けることあるい
は、それらの向きを変えることにより、左右され る。
【0004】フィンランド特許第 77207号に開示されて
いる駆動綱車エレベータにおいては、ロープが駆動綱車
から別に設けられた転換滑車に至りそしてシャフトに戻
る前に先の駆動綱車に戻るという点を除いて、フィンラ
ンド特許第 56813号における単一のラップ駆動綱車エレ
ベータの場合と同様にロープが走行する。それは、いわ
ゆるダブルラップエレベータと呼ばれるもので、接触角
は 400°〜 540°程度である。接触角を大きくすると、
たとえ駆動綱車に半円のロープ溝しか用いられないとし
ても、良好な摩擦グリップが得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】駆動綱車とロープとの
間の摩擦効果が大きければ、エレベータにとって好都合
であり、大きな摩擦効果を得るは、駆動綱車とロープ
との間の接触角を増せばよい。しかし、接触角を増す
と、転換回数も増えてしまい、ロープがすり切れてしま
う。駆動綱車におけるロープのグリップを増すには、ロ
ープと駆動綱車との間の摩擦係数を増やすこと、あるい
は駆動綱車のロープ溝をロープがその溝に圧接されるよ
うに形成することにより、実現可能である。しかし、反
面不利な点もある。すなわち、摩擦係数を増やすこと、
あるいはロープ溝の形成によりロープの圧接を図ること
によって、ロープならびに駆動綱車、とくに駆動綱車の
ロープ溝の寿命を縮めてしまうことである。そのような
摩滅を減少するには、駆動綱車および転換滑車のサイ
ズ、ならびにそれらの間の距離を長くすればよいが、そ
のような解決方法では製造コストが高くなる。また、エ
レベータ装置、そのベッド、駆動綱車および転換滑車等
によつて構成される装置全体はかなり大きなものであ
り、通常のエレベータマシンルームにそれを収納するに
は困難なほどである。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、ロープのすり切れを減少し、同時に駆動綱車におけ
る充分なロープグリップを保証し得るコンパクトな駆動
綱車エレベータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、本発明による駆動綱車エレベータは次の
点を特徴としている。すなわち、索具の各巻上ロープの
それぞれの転換は、駆動綱車または転換滑車のロープ溝
によって規定される円形経路に沿って発生し、駆動綱車
および転換滑車における該転換の方向は同じであり、索
具のロープは駆動綱車のロープ溝を走行し、駆動綱車と
連続して接触する角度が 200°〜 270°である。本発明
の他の実施例は、他の請求項に記載の構成要件を特徴と
している。
【0008】
【作用】本発明による駆動綱車エレベータによれば、駆
動綱車または転換滑車のロープ溝によって規定される
経路に沿って発生する索具の各巻上ロープの転換の方
向は、駆動綱車および転換滑車において同じである。そ
して、索具のロープは駆動綱車のロープ溝を走行し、駆
動綱車と連続して接触する角度が 200°〜 270°であ
る。
【0009】
【実施例】次に、添付図面を参照して本発明による駆動
綱車エレベータの実施例を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明による駆動綱車エレベータ
を概略的に示すブロック図である。エレベータカー1と
釣合い重り2は、エレベータの巻上ロープ3(索具)に
よって接続されている。これらエレベータカーと釣合い
重りは、エレベータシャフトに取り付けられたガイドレ
ールに沿って移動する。シャフトの上の機械室のマシン
ベッドには、エレベータ駆動装置と、ロープ溝を有する
転換滑車5、6とが取り付けられている。駆動装置に
は、ロープ溝を有する駆動綱車7が設けられている。駆
動装置によって駆動綱車7が回転し、駆動綱車7が巻上
ロープを動かす。エレベータシャフト、機械室およびマ
シンベッドは図に示されていない。巻上ロープ索具は多
数の隣接ロープからなり、これは、エレベータカーおよ
び釣合い重りに設けられたロープアンカー4に固定され
ている。エレベータカーと釣合い重りとの間の巻上ロー
プ3は、駆動綱車と転換滑車とからなる車輪機構を走行
する。各巻上ロープは、駆動綱車と転換滑車の外周に設
けられたロープ溝によって規定される円形経路に沿って
走行する。駆動綱車7は、転換滑車5と6の間の水平線
よりも下の部分に位置している。ロープ3は、一方の端
が釣合い重り2に固定され、最初に上の方向に走り、
ャフトから一方の転換滑車5に行き、この転換滑車5を
越えて、さらに駆動綱車7を回り、他方の転換滑車6に
至り、さらにここを越えてエレベータシャフトに戻る。
ここで、ロープ3は他方の端がエレベータカー1に固定
されている。
【0011】駆動綱車と転換滑車との間において、ロー
プがロープ自体と交差して走行するような構成を用いる
ことにより、 180°以上の接触角を得ることができる。
ロープが自分自身と、あるいは他のロープとぶつからな
いように、駆動綱車の回転面と転換滑車の回転面は相互
配置され、かつ方向付けがなされている。駆動綱車の
各溝を走行するロープは、溝によって規定された面の一
方の側から溝に入り、そしてその溝から前記面の他方の
側へ出て行く。このようにして、駆動綱車にはいるロー
プ、またそこから出るロープはともに、斜行引張力を受
ける。これらは、望ましくは等しい値に調整され、互い
に相殺される。これによって、駆動綱車の軸方向に働く
力は発生しない。転換滑車については、各ロープはロー
プ溝の方向に溝に入りまた溝から出て行くので、斜行引
張力は生じない。当然、駆動綱車7と転換滑車5、6に
おけるロープ溝間の間隔は、隣接するロープ溝を走行す
るロープ同士の間隔がロープの直径よりも大きくなるよ
うに選ばれる。
【0012】図1の駆動綱車エレベータをエレベータカ
ーが下方に移動している状態としてみれば、駆動綱車7
と転換滑車5、6は、時計方向に回転していることがわ
かるはずである。また、図1に示した角度から見てエレ
ベータカーが上方に移動している状態としてみれば、駆
動綱車7と転換滑車5、6は反時計方向に回転している
ことがわかるはずである。図1および図2(A) 〜(D) か
ら解るように、各巻上ロープの転換はロープ溝によって
規定される円形経路に沿って生じるが、その方向はロー
プ3の運動の瞬間方向に対して本質的に同じ方向であ
る。すなわち、駆動綱車7と転換滑車5、6のロープ溝
によって形成される円形アーチに沿って生じる索具3の
ロープの転換は、すべて順方向転換であって、逆方向転
換は全く生じない。図1から、駆動綱車7と転換滑車
5、6は、ロープ間隔(ロープ間の間隔)Lの範囲内、
すなわちエレベータカーに至るロープ部分の位置と釣合
い重りに至るロープ部分の位置との間に位置しているこ
とが解る。
【0013】図2(A) 〜(D) は、本発明の駆動綱車エレ
ベータにおける索具の構成の様々な変形例を示してい
る。ロープの通路は、滑車で区分される各区間ごとに矢
印によって示されている。矢印は、釣合い重りから発し
てエレベータカーへ向かう向きをロープに沿って示して
いる。なお、図2(A)〜(D) において矢印は、エレベータ
カーが下の方へ移動する場合の、索具の各区間ごとの走
行方向を示す。したがって、ロープがエレベータカーの
方へ移動するか、あるいは釣合い重りの方へ移動するか
によって、車輪の回りの、ロープに沿った瞬間の転換方
向は、時計方向になったり反時計方向になったりする。
エレベータカーが上昇する場合、図2(A)〜(D) の矢印の
方向はロープの走行方向とは逆の方向を示すことにな
。図2(A) 〜(D) の各々において、矢印は文字a、
b、c、dによって示され、この順に、釣合い重りから
発してエレベータカーへ向かうロープの区間ごとに文字
a、b、c、dを付している。分かりやすくするため
に、図2(A) 〜(D) の各々において、駆動綱車にはアス
タリスク(*)のマークが付されている。図2(A) は、
図1による車輪機構と、この車輪機構の回りのロープの
通路を示している。図2(B) は、二つの転換滑車の高さ
が異なるように車輪機構を傾斜させている本発明による
解決法を示している。この場合は、駆動綱車と転換滑車
のサイズおよび駆動綱車と転換滑車の間の間隔を依然と
して図2(A) の場合と同じにしたまま、図2(A) の場合
におけるよりロープ間隔を狭くすることができる。同じ
サイズと間隔を保つことは本発明に関して必要なことで
はないが、取付けに際して、マシンベッドを傾けること
によってロープ間隔を調整するようにしているならば、
意味のあることである。図2(A) および(B) において、
ロープは、釣合い重りから第一の転換滑車へ、そして駆
動綱車へ、さらに第二の転換滑車へ、そして最終的にエ
レベータカーへ走行する。図2(C) は、第三の転換滑車
をさらに加えることによって接触角を大きくした本発明
の変形例を示している。この場合には、接触角は図2
(A) および図2(B) におけるように連続的でなく、二つ
の別々の部分からなっている。ロープは、釣合い重りか
ら第一の転換滑車へ、そして駆動綱車へ、さらに第三の
転換滑車へ、また駆動綱車へ戻って、それから第二の転
換滑車へ、そして最終的にエレベータカーへ走行する。
このようなダブルラップ解決法を用いることにより、本
発明の基本的な概念の範囲内において、図1、図2(A)
および(B) に示した解決法における接触角の二倍の値に
までも接触角を広げることができる。ダブルラップエレ
ベータは、シングルラップエレベータの二倍の本数のロ
ープ溝を有する。ダブルラップエレベータは、以下の構
成を用いることによっても実現することができる。すな
わち、駆動綱車に加えて、図1、図2(A) および(B) に
示したごとき転換滑車の一方に二倍の本数のロープ溝
と、次のようなロープを設けるものである。このロープ
とは、駆動綱車から来てその転換滑車より駆動綱車に戻
、そして駆動綱車からその転換滑車に再び戻り、そこ
からエレベータシャフトへ至るものである。このような
駆動綱車および転換滑車を巻回す余分なラップによる
と、接触角を 180°だけ増すことができる。図2(D)
は、エレベータカーから来たロープがこれまでの例のよ
うに転換滑車には行かず、直接、駆動綱車に行く本発明
の他の変形例である。ここでは、駆動綱車からロープ
は、二つの転換滑車を通って釣合い重りに至る。しか
し、この解決法においては、車輪機構が完全にロープ間
隔の間に入っているわけではない
【0014】図3は図1の駆動綱車エレベータの平面図
である。破線は、エレベータカー1と釣合い重り2の、
シャフト8に対する相対的な位置を示している。転換滑
車5、6は、軸受けによってフレーム機構9に取り付け
られている。フレーム機構9は、駆動綱車7と駆動装置
10に対するマシンベッドとしても働く。転換滑車に向っ
て交差しながら走行するロープが交差点で互いに接触し
ないようにするために、駆動綱車7のシャフト11は、あ
たかも、転換滑車のシャフトに平行である位置から水平
に回されたかのように、駆動綱車7のシャフト11の方向
が決められている。転換滑車の回転面は互いに平行して
いる。転換滑車の回転面と駆動綱車との間隔は、巻上ロ
ープが転換滑車に、転換滑車のロープ溝の方向に入って
行き、かつ各滑車に向かっての斜行引張角が等しくなる
ように調整されている。図に示した場合においては、巻
上装置のシャフトが駆動綱車のシャフトとしてそのまま
連続する。このことは次のことを意味する。すなわち、
巻上モータ、巻上装置、シャフトおよび駆動綱車からな
構造物を、駆動綱車7の中心を通る垂直線の回りに、
水平方向に回転させてから、ベッドに固定したことを意
味する。またシャフト11は軸受けを有する。
【0015】駆動綱車7と転換滑車5、6はロープ間隔
Lの範囲内に納まっているが、ロープ間隔にほぼ等しい
か、あるいはわずかにそれを越えている長さで、かつそ
の長さよりも短い幅のマシンベッド9を作ることは容易
である。マシンベッドとして使用されるフレーム機構9
は、ロープ間隔よりも短い場合もある。このようなコン
パクトなベッドは、とくにフレーム機構が完全にロープ
間隔Lの範囲内に納まるならば、その場合には必要に応
じてベッドを水平面内において 180°回転することによ
って、狭いマシンルームにも容易に配置することができ
るので、エレベータの近代化にとくに適する。
【0016】エレベータカーあるいは釣合い重りを転換
滑車によって索具で吊り下げるために、ベッドには索具
の自由端のための固定部材12が設けられている。索具
各ロープは駆動綱車上の各溝の中を走行し、駆動綱車と
の連続した接触角は 200°〜270°の範囲にある。も
し、接触角を 200°以下にすれば、滑車間の距離をかな
り広げることになる。一方、接触角を 270°以上にすれ
ば、駆動綱車に対する斜行引張角が大きくなり、ロープ
の摩耗を早めることになる。ロープの摩耗に関し、斜行
引張角の許容実用最大値は、約2°であり、4°を越え
ると全く許容し得ない。接触角を 250°にすれば、斜行
引張角を大きくすることなく滑車間の距離をかなり短く
することができる。従来の大きさのシステムにおいて
は、接触角 250°に対して、ロープ滑車の溝から離れ
いくロープの斜行引張角はおおよそ 1.2°である。実用
上適用できる接触角は、だいたい 230°〜 260°の範囲
である。この範囲では、滑車間の距離も斜行引張角もあ
まり大きくならない。ベッド9にロープ間隔Lを調整す
る手段を設けることは簡単で、それには複数個の転換滑
車、あるいはそのなかの少なくとも一個がベッドの長手
方向に移動することができるような構成を用いればよ
い。したがって、駆動綱車と転換滑車のサイズおよび相
互間の距離ばかりでなく、ベッドの寸法も、ロープ間隔
の調整範囲の末端においても、接触角が 230°〜 260°
の有効範囲内に納まるように選ぶことが好ましい。ロー
プ間隔Lを調整する手段としては、例えば、転換滑車を
固定するベッドのフレームに、転換滑車固定ボルト用の
長手方向に細長い穴を設ければよい。固定用ボルトをこ
の穴内において長手方向に移動することにより、転換滑
車を長手方向に所望の位置に移動させ、その位置におい
て転換滑車を固定することとすればよい。
【0017】当業者には上に述べた実施例を変更した他
の実施例も容易であり、本発明は上述の実施例に限定さ
れず、特許請求の範囲に規定した精神の範囲内において
種々変更が可能である。
【0018】さらに、当業者には、本発明を利用してロ
ープの寿命を延ばすことに代わって他の効果を得ること
が容易である。例えば、ロープ、駆動綱車および転換滑
車をいくぶん小さめに設計できれば、コストを減少する
ことができる。駆動綱車のサイズを減少することはま
た、駆動装置の必要トルクを減少することでもあり、こ
のため装置の設計上かなり経済的である。例えば、より
小さな巻上モータをエレベータに使うことができる。駆
動綱車が小さくなることは、ギアの伝達比を下げること
を意味し、これは、ひいてはコストを下げることにな
る。また、車輪機構に依存するロープ間隔を、転換滑車
の一方の位置を他の車輪に対して変えることにより、調
節することができることも明らかである。
【0019】同様に、本発明のエレベータの駆動綱車の
ロープのグリップを改良するのに、ロープ溝をアンダー
カットしたり、あるいは他の形に成形したり、さらには
ポリウレタン、あるいはそれと等価な性質を有する他の
材質からなる挿入物をロープ溝に設ければよいことも、
当業者には理解される。索具に使用されるロープの本数
は、本発明にとって本質的なことではなく、実施例に示
されたものとは異なってもよい。さらに、図に示されて
いる駆動綱車および転換滑車は、その直径がそれぞれ同
じサイズのものであるが、実際の装置では、駆動綱車と
転換滑車は直径が互いに異なってもよく、しばしば転換
滑車の方が駆動綱車よりも小さいことがある。
【0020】実施例においては、ロープが互いに、また
自分自身と接触することなく交差して走行する特徴
は、駆動綱車をある角度をもって水平方向に回転させる
とともに、適切に転換滑車を配置することによって実現
されている。駆動綱車を傾斜させてもよく、また転換滑
車の回転面は必ずしも互いに平行である必要はないこと
は、明らかである。
【0021】エレベータカーと釣合い重りとを索具で吊
り下げるように実施例では示しているが、これは、例え
ば、それらの少なくとも一方を、図4に示すように、
換滑車で吊り下げるようにしてもよい。このような吊り
下げを行った場合には、索具の自由端はエレベータシャ
フトの上方部に固定されるか、あるいは機械室の適当な
箇所、例えば、マシンベッドに固定される。この場合に
は、ロープ速度は、転換滑車によって吊り下げられたエ
レベータカーあるいは釣合い重りの速度の二倍になる。
エレベータカーあるいは釣合い重りに取りつけられた転
換滑車の回転方向は、引張車輪機構の回転方向とは異な
ってもよい。なぜならば、逆転換で生じる索具に対する
損傷が滑車間の距離を増すに従って減少するからであ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明による駆動綱車エレベータによっ
て得られる重要な効果は、巻上ロープの寿命を伸ばすこ
とができることである。なぜならば、ロープは、駆動綱
車と転換滑車を回るときに逆転換を被ることがなく、そ
れらを同一方向に回るからである。このようなロープ構
成、すなわちロープの転換が連続して同一方向に生じる
場合を、順方向転換と呼んでいる。さらに、本発明によ
れば、マシンおよびマシンベッドを左側型と右側型に分
ける必要がなく、すべての従来の方式に対しても同じマ
シンおよびマシンベッドで充分である。本発明の方式
は、これまでのものに比べて狭い機械室床空間を用いて
実施することができる。したがって、エレベータの機械
室を小さくすることもでき、ビルにおいて他の目的のた
めに空間を確保することができる。エレベータ装置なら
びにそれに関連したマシンベッドのサイズが小型になる
ことによって、本発明の方式は、エレベータの近代化に
とくに貢献できる。本発明のエレベータは、巻上ロープ
と駆動綱車との間の接触角が本発明のエレベータと等し
い他のいくつかのエレベータに比べて設置が簡単であ
る。
【0023】さらに他の効果は、本発明によると、ロー
プが転換滑車に入るときに、転換滑車のロープ溝の方向
にロープが走行するように駆動綱車エレベータを設計す
ることが容易なことである。これによってロープの摩耗
を減少することができる。本発明のいくつかの実施例に
おいては、駆動綱車に入ってそこから出ていくロープが
次に転換滑車に送られるようになっている。したがっ
て、これらの実施例においては、エレベータカーの方に
下がり、あるいは釣合い重りの方に下がるロープ部分に
揺動があっても、駆動綱車における巻上ロープの受け入
れ方には実際上、影響を与えない。このようにして、駆
動綱車に対するロープの出入りに関する正確なガイド構
成を与えることができる。これによって、ロープは、交
差点において互いに接触することなく、かなり近接させ
て走行させることができる。したがって、本発明による
と小さな斜行引張角、1°のオーダが容易に得られる。
同じ理由から、マシンの設置に際して要求される正確性
の度合いも下げることができ、設置の所要時間もかなり
減少させることができる。
【0024】さらに他の効果として、次の点があげられ
る。駆動綱車に入るロープ、およびそこから出るロープ
は、それぞれ斜行引張力を受けるけれども、これら2つ
の力は等しく、かつ駆動綱車の回転面の両側で作用する
ものである。そのため、それらは互いに相殺される。し
たがって、軸方向力は駆動綱車またはそのシャフトに加
わらない。さらに、ロープおよびロープ滑車の溝は、両
側から均等に摩耗するから、ロープおよび駆動綱車の有
効寿命を伸ばすことができる。斜行引張が駆動綱車の回
転面に関して片方のみに生じるならば、ロープおよびロ
ープ滑車は片側から摩耗する。
【0025】さらに他の効果は、ロープが駆動綱車に入
ってそこから転換滑車の回転面の方向に出て行くことで
ある。このことは、転換滑車のシャフトを互いに平行に
することができることを意味する。これにより、巻上装
置およびロープの設置をかなり簡単かつ容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る駆動綱車エレベータを示
すブロック図である。
【図2】本発明に係るロープ構成の諸々の例を示す図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る駆動綱車エレベータを上
から見た場合の図である。
【図4】 本発明に係る、エレベータカーおよびカウンタ
ーウエイトが索具に釣り下げられた駆動綱車エレベータ
の図である。
【符号の説明】
1 エレベータカー 2 釣合い重り 3 巻上ロープ 4 固定部材 5 転換滑車 6 転換滑車 7 駆動綱車 8 シャフト 9 フレーム機構 10 駆動装置 11 シャフト 12 固定部材

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置と、ロープ溝を有し前記駆動装
    置に接続された駆動綱車と、ロープ溝を有する少なくと
    も二つの転換滑車と、エレベータガイドレールに沿って
    移動するエレベータカーと、釣合い重りガイドレールに
    沿って移動する釣合い重りと、少なくとも一本の巻上ロ
    ープを含み前記エレベータカーおよび前記釣合い重りを
    吊り下げる巻上ロープ索具とが設けられ、 前記巻上ロープ索具は、前記駆動綱車および前記転換滑
    車からなる車輪機構を通過するとともに前記巻上ロープ
    索具自体と交差して走行するように構成された駆動綱車
    エレベータにおいて、 前記索具の各巻上ロープのそれぞれの転換は、前記駆動
    綱車または前記転換滑車のロープ溝によって規定される
    円形経路に沿って発生し、前記駆動綱車および前記転換
    滑車における該転換の方向は同じであり、 前記索具のロープは前記駆動綱車のロープ溝を走行し、
    前記駆動綱車と連続して接触する角度が 200°〜 270°
    である ことを特徴とする駆動綱車エレベータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の駆動綱車エレベータに
    おいて、前記索具のロープが前記駆動綱車と連続して接
    触する角度は 230°〜 260°であることを特徴とする駆
    動綱車エレベータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の駆動綱車エレ
    ベータにおいて、前記少なくとも二つの転換滑車の回転
    面であって、前記索具が該転換滑車から下方のエレベー
    タシャフトまで続いている前記転換滑車の回転面は、
    記索具の各ロープが該転換滑車の回転面の方向に走行し
    て該転換滑車のロープ溝に入っていくように、配置され
    ことを特徴とする駆動綱車エレベータ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の駆
    動綱車エレベータにおいて、前記索具のうち、前記駆動
    綱車からエレベータカーの方へ向かう部分は、最初に
    記転換滑車の一方に向かい、一方、前記索具のうち、
    記釣合い重りの方へ向かう部分は、最初に他の転換滑車
    に向かうことを特徴とする駆動綱車エレベータ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の駆
    動綱車エレベータにおいて、前記索具は転換滑車を含
    ダブルラップコンタクトを実現するために、該転換滑車
    は、前記 ロープがエレベータの駆動綱車からこの転換滑
    車へ至り、次に前記ロープがこの転換滑車を廻り、続い
    て前記ロープが駆動綱車に戻るように、配置されること
    を特徴とする駆動綱車エレベータ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の駆
    動綱車エレベータにおいて、ロープ間隔を調整する手段
    を有し、 該手段は、前記転換滑車であって、該転換滑車から出た
    前記索具が下方のエレベータシャフトへ向かう該転換滑
    車のうちの少なくとも一つの転換滑車を、該転換滑車の
    位置をベッドに対して変えることができるように、該ベ
    ッドに取り付ける ことを特徴とする駆動綱車エレベー
    タ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の駆
    動綱車エレベータにおいて、 前記複数の転換滑車は軸受けによって同一のフレーム機
    構に取りつけられ、該フレーム機構はまた、前記駆動綱
    車および前記駆動装置の取付けベッドとしても機能し、 前記駆動綱車および前記転換滑車の回転面ならびに
    転面の方向は、前記駆動綱車から前記転換滑車に交差し
    ながら走行するロープが互いに接触しないように選択さ
    れ、 前記駆動綱車および前記転換滑車はすべて、前記ロープ
    間隔の範囲内にあり、転換滑車を設け、さらに、前記取
    付けベッドには、前記ロープの自由端を固定する固定部
    材を設けて、該転換滑車を用いてエレベータカーを索具
    に吊り下げることを特徴とする駆動綱車エレベータ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の駆
    動綱車エレベータにおいて、前記索具のロープが前記駆
    動綱車と連続して接触する角度は 250°であることを特
    徴とする駆動綱車エレベータ。
JP5167775A 1992-07-07 1993-07-07 駆動綱車エレベータ Expired - Fee Related JP2664619B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI923113A FI92182C (fi) 1992-07-07 1992-07-07 Vetopyörähissi
FI923113 1992-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06156952A JPH06156952A (ja) 1994-06-03
JP2664619B2 true JP2664619B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=8535579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5167775A Expired - Fee Related JP2664619B2 (ja) 1992-07-07 1993-07-07 駆動綱車エレベータ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5370205A (ja)
EP (1) EP0578237A1 (ja)
JP (1) JP2664619B2 (ja)
CN (1) CN1034799C (ja)
AU (1) AU661589B2 (ja)
BR (1) BR9302786A (ja)
CA (1) CA2099858C (ja)
FI (1) FI92182C (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003091143A1 (fr) * 2002-04-26 2003-11-06 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha Ascenseur sans local de machinerie
WO2004022471A1 (ja) * 2002-09-03 2004-03-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置
WO2004041703A1 (ja) * 2002-11-07 2004-05-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置
WO2004050528A1 (ja) * 2002-12-04 2004-06-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置
CN1292972C (zh) * 2002-11-08 2007-01-03 三菱电机株式会社 电梯装置

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20021959A (fi) * 2002-11-04 2004-05-05 Kone Corp Hissi
US5490579A (en) * 1994-06-10 1996-02-13 Preventative Maintenance Systems Tanker access platform
CN1037254C (zh) * 1994-08-23 1998-02-04 仲建元 防滑曳引机
FI99264C (fi) * 1995-09-21 1998-02-10 Kone Oy Konehuoneeton vetopyörähissi
US5931265A (en) * 1997-03-27 1999-08-03 Otis Elevator Company Rope climbing elevator
AU736244B2 (en) * 1998-03-24 2001-07-26 Eastern Elevators Pty Limited Elevator system
AUPP255598A0 (en) * 1998-03-24 1998-04-23 Eastern Elevators Pty Limited Drive arrangement
US6848543B2 (en) * 1998-10-30 2005-02-01 Otis Elevator Company Single wall interface traction elevator
FI118732B (fi) * 2000-12-08 2008-02-29 Kone Corp Hissi
KR100725693B1 (ko) * 2001-01-04 2007-06-07 코네 코퍼레이션 이중 권선 드라이브 디스크 구조를 가지는 기어레스케이블 승강기
US9573792B2 (en) * 2001-06-21 2017-02-21 Kone Corporation Elevator
MXPA03005081A (es) * 2001-06-21 2003-09-05 Kone Corp Elevador.
ITMI20012558A1 (it) * 2001-12-04 2003-06-04 L A Consulting S A S Di Sara F Ascensore con cabina guidata in un vano corsa, senza locale del macchinario
FI119234B (fi) * 2002-01-09 2008-09-15 Kone Corp Hissi
FI119242B (fi) * 2002-05-28 2008-09-15 Kone Corp Menetelmä hissin tekemiseksi ja hissin toimitusjärjestelmä
US7448474B2 (en) 2002-05-28 2008-11-11 Kone Corporation Method for making an elevator and system for elevator delivery
JP4339578B2 (ja) * 2002-11-27 2009-10-07 三菱電機株式会社 エレベータ装置
US7134645B1 (en) * 2003-02-05 2006-11-14 Advanced Design Consulting Usa Winch assembly for use with synthetic ropes
JP4316507B2 (ja) * 2003-03-12 2009-08-19 三菱電機株式会社 エレベータ装置
JP2006513962A (ja) * 2003-06-18 2006-04-27 東芝エレベータ株式会社 エレベータのシーブ
FI116617B (fi) * 2003-08-12 2006-01-13 Kone Corp Menetelmä ja laitteisto kaksoiskorihissin korivälin säätämiseksi
DE10348151A1 (de) * 2003-10-13 2005-05-19 Wittur Ag Antriebssystem für enge Triebwerksräume
DE502004002404D1 (de) * 2003-10-13 2007-02-01 Wittur Ag Antriebssystem für enge triebwerksräume
ES2618326T3 (es) * 2004-01-07 2017-06-21 Inventio Ag Procedimiento para modernizar un accionamiento en una instalación de ascensor
DE502005009483D1 (de) 2005-03-12 2010-06-10 Thyssenkrupp Elevator Ag Aufzuganlage
FI20051340A (fi) * 2005-12-29 2007-06-30 Kone Corp Hissin vetopyörä ja hissi
JP5017904B2 (ja) * 2006-03-31 2012-09-05 株式会社日立製作所 エレベーター装置
CN101793551B (zh) * 2010-03-17 2016-01-20 浙江大学 分布式光度计
JP5566958B2 (ja) * 2011-06-22 2014-08-06 株式会社日立製作所 エレベータシステム
CN102674111B (zh) * 2012-06-04 2015-06-17 日立电梯(中国)有限公司 电梯钢丝绳的绕绳结构
CN104364180B (zh) * 2012-06-18 2016-08-31 三菱电机株式会社 电梯及电梯的改装方法
CN102840987B (zh) * 2012-08-29 2016-01-20 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 牵引装置及其牵引导向单元
CN105813968A (zh) * 2013-12-10 2016-07-27 奥的斯电梯公司 具有增加的可利用牵引力的提升系统
CN104909241A (zh) * 2015-06-23 2015-09-16 上海爱登堡电梯江苏有限公司 降低曳引机主轴负荷的曳引装置
US10450167B2 (en) * 2015-06-30 2019-10-22 Shanghai Yangtze 3-Map Elevator Co., Ltd. Middle-drive type elevator
WO2017001588A1 (de) * 2015-07-01 2017-01-05 Inventio Ag Aufzuganlage mit antriebsanordnung zum verschleissarmen antreiben eines tragmittels
CN108394789A (zh) * 2018-01-31 2018-08-14 沈阳建筑大学 基于计算机视觉的电梯导轨表面磨损程度检测方法及装置
CN109502454B (zh) * 2018-12-13 2020-07-24 中国矿业大学 一种超深井摩擦提升驱动端钢丝绳张力平衡系统及方法
CN109704178A (zh) * 2018-12-13 2019-05-03 中国矿业大学 一种相邻井道间的单容器摩擦提升系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4842101A (en) 1988-02-16 1989-06-27 Westinghouse Electric Corp. Elevator system

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1047330A (en) * 1912-12-17 Otis Elevator Co Traction-elevator.
US691276A (en) * 1899-11-04 1902-01-14 Siemens & Halske Elec Co Usa Elevator apparatus.
US669603A (en) * 1900-10-05 1901-03-12 John J Stauffacher Apparatus for storing, coloring, and handling food-stuffs.
US772005A (en) * 1904-01-04 1904-10-11 Otis Elevator Co Hoisting apparatus.
US1085952A (en) * 1907-07-06 1914-02-03 Otis Elevator Co Combined friction and spur gearing for traction-elevators.
GB190891A (en) * 1921-12-06 1923-01-04 Lonza Ag Improvements in the manufacture or production of metaldehyde and the obtainment of fuel bodies therefrom
US1974361A (en) * 1933-05-22 1934-09-18 Neve Peter La Differential drive for multiplestrand cable transmission
CA1000216A (en) * 1972-11-22 1976-11-23 Frederick Solymos Elevator system
CA995156A (en) * 1973-03-15 1976-08-17 Frederick Solymos Elevator system
FI751562A (ja) * 1975-05-28 1976-11-29 Kone Oy
US4013142A (en) * 1975-10-07 1977-03-22 Westinghouse Electric Corporation Elevator system having a drive sheave with rigid but circumferentially compliant cable grooves
US4807723A (en) * 1983-10-17 1989-02-28 Otis Elevator Company Elevator roping arrangement
FI77207C (fi) * 1986-05-29 1989-02-10 Kone Oy Drivskivehiss.
US4753322A (en) * 1986-06-03 1988-06-28 Otis Elevator Company Triple-wrap traction arrangement
FI84051C (fi) * 1988-03-09 1991-10-10 Kone Oy Linupphaengning foer en hiss.
JP2614747B2 (ja) * 1988-06-10 1997-05-28 日本オーチス・エレベータ株式会社 エレベータロープの制振装置
JP2794307B2 (ja) * 1989-07-10 1998-09-03 英夫 松本 野菜類スライサー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4842101A (en) 1988-02-16 1989-06-27 Westinghouse Electric Corp. Elevator system

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003091143A1 (fr) * 2002-04-26 2003-11-06 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha Ascenseur sans local de machinerie
CN1301894C (zh) * 2002-04-26 2007-02-28 东芝电梯株式会社 无设备间的电梯
KR100726910B1 (ko) 2002-04-26 2007-06-12 도시바 엘리베이터 가부시키가이샤 머신룸이 없는 엘리베이터
US7293631B2 (en) 2002-04-26 2007-11-13 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha Machine room-less elevator
WO2004022471A1 (ja) * 2002-09-03 2004-03-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置
CN1297468C (zh) * 2002-09-03 2007-01-31 三菱电机株式会社 电梯装置
WO2004041703A1 (ja) * 2002-11-07 2004-05-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置
CN1292972C (zh) * 2002-11-08 2007-01-03 三菱电机株式会社 电梯装置
WO2004050528A1 (ja) * 2002-12-04 2004-06-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置
JPWO2004050528A1 (ja) * 2002-12-04 2006-03-30 三菱電機株式会社 エレベータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2099858A1 (en) 1994-01-08
CA2099858C (en) 1998-07-14
AU4175793A (en) 1994-01-13
FI923113A (fi) 1994-01-08
JPH06156952A (ja) 1994-06-03
FI923113A0 (fi) 1992-07-07
CN1034799C (zh) 1997-05-07
EP0578237A1 (en) 1994-01-12
CN1086788A (zh) 1994-05-18
FI92182C (fi) 1994-10-10
FI92182B (fi) 1994-06-30
US5370205A (en) 1994-12-06
AU661589B2 (en) 1995-07-27
BR9302786A (pt) 1994-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2664619B2 (ja) 駆動綱車エレベータ
US6193016B1 (en) Dual sheave rope climber using flat flexible ropes
AU615990B2 (en) Rope suspension system for an elevator
JP2566107B2 (ja) トラクションシーブエレベータ
AU678779B2 (en) Elevator motor placed in the counterweight
US5566785A (en) Elevator drive machine placed in the counterweight
JP2006505471A (ja) カウンタウェイトを有さないトラクションシーブエレベータ
US20040035645A1 (en) Elevator
JP2005514293A6 (ja) エレベータ
JP2005514293A (ja) エレベータ
JP2004520245A (ja) ギア無しケーブル作動エレベータ
JPWO2002038482A1 (ja) ダブルデッキエレベータのかご装置
WO1999043601A2 (en) Dual sheave rope climber using flat flexible ropes
US5033588A (en) Apparatus for maintaining an air gap in a toroidal linear motor
WO2007069311A1 (ja) エレベータ装置
JP2002145556A (ja) エレベータ装置
JP2001026388A (ja) 自走式エレベータ装置
JPWO2002094701A1 (ja) エレベータ装置
JPS5815435B2 (ja) エレベ−タ装置
JPH092786A (ja) トラクションウインチ
JPH04209184A (ja) 斜行エレベータ
JPS6190995A (ja) ケーブルクレーン
CN1257824A (zh) 钢丝绳双速传动式施工升降机
WO2007039926A1 (ja) エレベータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970527

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees