JP2664325B2 - 低鉄損方向性電磁鋼板 - Google Patents
低鉄損方向性電磁鋼板Info
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Description
を表面に形成した方向性電磁鋼板に関する。特に本発明
は、密着性が良好で、母材鋼板に大きな張力を付与する
被膜を表面に有することによって著しく鉄損が改善さ
れ、かつ占積率の高い方向性電磁鋼板に関する。
1〕を主方位とする結晶組織を有し、磁気鉄芯材料とし
て多用されており、エネルギーロスを少なくするために
鉄損を低減することが要求されている。方向性電磁鋼板
の鉄損を低減する手段としては、仕上げ焼鈍後の鋼板表
面にレーザービームを照射して局部的な歪を与え、それ
によって磁区を細分化する方法が特開昭58−2640
5号公報に開示されている。また鉄芯加工後の歪取り焼
鈍(応力除去焼鈍)を施した後もその効果が消失しない
磁区細分化手段が、例えば特開昭62−86175号公
報に開示されている。
することによっても磁区の細分化が起こり、鉄損が低下
することが知られている。発明者らの検討によれば、
1.5kgf/mm2 程度までの張力付与は鉄損低減に有効に
作用することがわかっている。現在の方向性電磁鋼板に
は通常、仕上げ焼鈍(二次再結晶焼鈍)中に形成される
フォルステライト質の一次被膜、およびその上のコロイ
ダルシリカ−リン酸塩系の二次被膜が形成されており、
これらの被膜によって板厚0.23mmの場合、約1kgf/
mm2 の張力が付与されている。したがって現行被膜の場
合、より大きな張力付与による鉄損改善の余地は残され
ているものの、被膜を厚くすることによる付与張力の増
加は占積率が低下するため好ましくない。
う1つの方法として、仕上げ焼鈍後の鋼板表面の凹凸や
表面近傍の内部酸化層を除去して鏡面仕上げを行い、そ
の表面に金属メッキを施す方法が特公昭52−2449
9号公報に、さらにその表面に張力被膜を形成する方法
が例えば特公昭56−4150号公報、特開昭61−2
01732号公報、特公昭63−54767号公報、特
開平2−213483号公報などに記載されている。こ
の場合においても被膜による鋼板への張力付与の大きい
方が鉄損改善効果が大きい。これらのことから、薄くて
も鋼板への張力付与効果の大きな被膜が望まれていた。
技術における問題点を解決し、密着性に優れ、薄くても
鋼板に大きな張力を付与する被膜を表面に有することに
よって鉄損が著しく改善され、かつ占積率の高い方向性
電磁鋼板を提供することを目的とする。
定量の結晶相を含有し、その結晶の熱膨張係数、ヤング
率、結晶子サイズ、および粒子レベルでの結晶粒子径を
制御することにより、張力付与による鉄損改善、高占積
率が有効に達成されることを見いだし、本発明を完成さ
せた。
の通りである。 (1)100GPa 以上のヤング率、および/または母材
鋼板と2×10-6/K以上の熱膨張係数差を有し、その
平均結晶子サイズが10nm以上の結晶を重量割合で10
%以上含有し、かつ結晶粒子の平均粒子径が1000nm
以下である被膜が、0.2μm以上5μm以下の厚さで
表面に形成された低鉄損方向性電磁鋼板。 (2)100GPa 以上のヤング率、および/または母材
鋼板と2×10-6/K以上の熱膨張係数差を有し、その
平均結晶子サイズが10nm以上の結晶を重量割合で10
%以上95%未満、および上記結晶と他の被膜構成成分
および/または母材鋼板成分との反応によって生成した
前記要件を満たさない結晶5%以上90%未満よりな
り、かつ構成する結晶粒子の平均粒子径がいずれも10
00nm以下である被膜が、0.2μm以上5μm以下の
厚さで表面に形成された低鉄損方向性電磁鋼板。
晶を重量割合で10%以上95%未満、および主として
焼き付け工程での溶融の結果生成した非晶質相5%以上
90%未満よりなり、かつ結晶質粒子の平均粒子径が1
000nm以下である被膜が、0.2μm以上5μm以下
の厚さで表面に形成された(2)に記載の低鉄損方向性
電磁鋼板。 (4)100GPa 以上のヤング率、または母材鋼板と2
×10-6/K以上の熱膨張係数差を有する結晶がLi,
B,Mg,Al,Si,P,Ti,V,Mn,Fe,C
o,Ni,Cu,Zr,Sn,Baの少なくとも1種を
成分として含む化合物の1種または2種以上である
(1)に記載の低鉄損方向性電磁鋼板。
果生成した非晶質相がB,Pを1つの成分とするガラス
相である(3)に記載の低鉄損方向性電磁鋼板。 (6)100GPa 以上のヤング率、または母材鋼板と2
×10-6/K以上の熱膨張係数差を有する結晶がほう酸
アルミニウムであり、非晶質相がBを1つの成分とする
ガラス相である(3)に記載の低鉄損方向性電磁鋼板。
以上のヤング率、または母材鋼板と2×10-6/K以上
の熱膨張係数差を有し、その平均結晶子サイズが10nm
以上の結晶を重量割合で10%以上含有し、かつ結晶粒
子の平均粒子径が1000nm以下である被膜を表面に有
しており、この被膜によって鋼板に大きな張力が付与さ
れ、低鉄損化が達成されている。従来より、鋼板に大き
な張力を付与するための被膜に要求される特性として、
鋼板との熱膨張係数の差が大きいこと、弾性率が大きい
こと、密着性が良好なことなどが指摘されているが(特
公昭53−28375号公報)、被膜中に100GPa 以
上のヤング率、または母材鋼板と2×10-6/K以上の
熱膨張係数差を有する結晶を重量割合で10%以上含有
することによってこれらが有効に達成される。
a 以上のヤング率または4×10-6/K以上の熱膨張係
数差であり、より好ましくは200GPa 以上のヤング
率、または6×10-6/K以上の熱膨張係数差である。
特にヤング率と熱膨張係数差の両者がいずれもこれらの
条件を満たした結晶を含有する被膜では、極めて大きな
張力が付与され低鉄損化が達成される。またこれを平均
結晶子サイズが10nm以上の結晶に限定した理由として
は、非晶質相の場合、通常、焼き付け工程での溶融、冷
却過程での固化によって生成する場合が多いため融点が
それほど高くなく、その後の歪取り焼鈍工程において一
部再溶融して被膜の特性が変わる可能性があるためであ
り、結晶相を含有することによって歪取り焼鈍において
も変化することがなく、安定した特性の被膜を得ること
ができる。
与できる結晶としては、Li,B,Mg,Al,Si,
P,Ti,V,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,
Zr,Sn,Baの少なくとも1種を成分として含む酸
化物、窒化物、炭化物、酸窒化物などであり、なかでも
Al2 O3 ,SiO2 ,TiO2 ,ZrO2 ,MgO・
Al2 O3 ,2MgO・SiO2 ,MgO・SiO2 ,
2MgO・TiO2 ,MgO・TiO2 ,MgO・2T
iO2 ,Al2 O3 ・SiO2 ,3Al2 O3・2Si
O2 ,Al2 O3 ・TiO2 ,ZnO・SiO2 ,Zr
O2 ・SiO2,ZrO2 ・TiO2 ,9Al2 O3 ・
2B2 O3 ,2Al2 O3 ・B2 O3 ,2MgO・2A
l2 O3 ・5SiO2 ,Li2 O・Al2 O3 ・2Si
O2 ,Li2 O・Al2 O3 ・4SiO2 ,BaO・A
l2 O3 ・SiO2 が前記の結晶特性を満たしており、
これらのうちの1種類を単独で、あるいは2種類以上を
混合した状態でより好適に用いられる。
減をもたらす結晶相としては上記化合物のうちAl2 O
3 ,SiO2 ,TiO2 ,ZrO2 ,MgO・Al2 O
3 ,2MgO・SiO2 ,MgO・SiO2 ,2MgO
・TiO2 ,MgO・TiO2 ,MgO・2TiO2 ,
Al2 O3 ・SiO2 ,3Al2 O3 ・2SiO2 ,A
l2 O3 ・TiO2 ,ZrO2 ・SiO2 ,9Al2 O
3 ・2B2 O3 ,2Al2 O3 ・B2 O3 ,2MgO・
2Al2 O3 ・5SiO2 ,Li2 O・Al2O3 ・2
SiO2 ,Li2 O・Al2 O3 ・4SiO2 が好適に
用いられる。
以上であれば特に支障はなく、鋼板の低鉄損化をもたら
すものの、安定して高い張力を付与するためには30%
以上が好ましく、より好ましくは50%以上含有させる
ことである。さらに被膜は通常無機質であるため、その
特性は含有する結晶はもちろんのこと粒子レベルでの微
細構造にも依存する。鋼板に張力を付与することによっ
て被膜には圧縮応力がかかるが、これに耐えて安定して
高い張力を付与するためには被膜を構成する結晶粒子が
大きくない方が好ましく、好ましくは1000nm以下、
より好ましくは500nm以下である。被膜の厚さは、効
果的な張力付与の観点から0.2μmは必要であり、好
ましくは0.5μm以上である。また厚すぎると占積率
の低下をもたらすため5μm以下が好ましい。特に0.
23mm未満の薄手鋼板に対しては薄い被膜が必要不可欠
である。
面被膜には、上記要件を満たす結晶(以下結晶相
(A))のほかにそれ以外の結晶(以下結晶相
(B))、または非晶質相を重量割合で5%以上90%
未満含有する。このうち結晶相(B)は、焼き付け工程
において、結晶相(A)と他の成分との反応の結果生成
したものであり、ヤング率、熱膨張係数などの特性が結
晶相(A)の要件を満たさないため鋼板への張力付与へ
の寄与は小さい。しかしながら、焼き付け工程での反応
によって被膜と鋼板との密着性を格段に向上させる機能
を有するため、結果として張力被膜の成分としてはなく
てはならないものである。
他の成分はもちろんのこと、張力被膜を形成する以前に
鋼板にすでに形成されている下地被膜中の成分も含まれ
る。特に著しい低鉄損を意図して鏡面化した鋼板表面に
張力付与の被膜を形成する場合、密着性の確保が大きな
問題となるが、本発明の結晶相(B)を被膜に含有する
ことによって著しい密着性の向上がはかれる。結晶相
(B)は特に限定されるものではなく、反応の結果生成
したものであればいかなるものも好適に用いられる。
着性を向上させる機能を有するものである。この非晶質
相は反応によって生成した前記結晶相(B)が、あるい
は結晶相(A)以外の被膜構成成分が単独で焼き付け工
程で少なくともその一部が溶融した結果生成するもので
ある。非晶質相も特に限定されないが、B,Pを1つの
成分とするガラス相、例えばほうけい酸ガラス、あるい
はりん酸塩系ガラスなどが被膜の耐熱性、安定性、張力
付与などの点から好適に用いられる。
含有量は重量割合で5%以上90%未満で特に支障はな
く、結晶相(A)と共存する非晶質相は90%未満まで
含有することが可能である。しかしながらこれらの成分
が直接の張力付与成分ではないことから、好ましくは5
%以上70%未満、より好ましくは5%以上50%未満
の含有が望ましい。
焼鈍が完了した鋼板地鉄表面上に直接形成してあるのは
もちろんのこと、密着性を高めるためにその表面に何ら
かの下地処理を施した鋼板の表面に形成してあっても低
鉄損の方向性電磁鋼板が得られる。また通常の二次再結
晶焼鈍で生成するフォルステライト質の一次被膜、ある
いはさらにコロイダルシリカ−りん酸塩系の二次被膜の
表面に形成されている場合でも低鉄損の方向性電磁鋼板
が得られる。
磁鋼板について述べてきたが、特に顕著な張力付与を示
し、低鉄損化に寄与する被膜としては、結晶相Aとして
ほう酸アルミニウム、非晶質相としてBを1つの成分と
するガラス相、および不可避的に生成する他の成分から
なるものである。ほう酸アルミニウムには9Al2 O3
・2B2 O3 ,2Al2 O3 ・B2 O3 などの組成が存
在するが、これらはいずれも約200GPa のヤング率を
有し、熱膨張係数が約4×10-6/Kで鋼板と8×10
-6/K以上の差を有している。Bを成分とするガラス相
は、ほうけい酸ガラス、あるいはアルミノほうけい酸ガ
ラスを形成することによって被膜と地鉄鋼板、あるいは
すでに形成されている一次、二次被膜との密着性を格段
に高めている。以下に本発明を実施例を用いて説明する
が、本発明はかかる実施例にのみ限定されるものではな
い。
O3 ゾルは市販のベーマイト粉末(CONDEA VI
STA社;Dispal)に蒸留水を加え、撹拌するこ
とによって均一なゾルとした。SiO2 ,TiO2 ,Z
rO2 ゾルは、市販のゾル(日産化学など)に必要に応
じてpH調整を行った。複合酸化物ゾルについては、上
記酸化物ゾルを複合酸化物の組成となるように配合し、
均一になるまで撹拌することによって得た。
トキシドを加水分解して得た微粉末を、BaO成分は金
属バリウムをメタノールに溶解して得たバリウムメトキ
シドを加水分解して作製したゾルを、ZnO成分は市販
の超微粉末を分散、pH調整して用いた。Li2 O・A
l2 O3 ・2SiO2 ,Li2 O・Al2 O3 ・4Si
O2 は、市販のリチウムシリケートゾルをベースに作製
した。
る板厚0.2mmの仕上げ焼鈍後のフォルステライト質被
膜(一次被膜)が形成された鋼板、その表面にリン酸塩
系被膜(二次被膜)が形成された鋼板に、所定量塗布
し、乾燥させてゲル化した後、1000℃で60秒、窒
素中で焼き付けを行い均質な被膜を得た。被膜の性状は
表1中に併記した。
属Si粉末を標準とし、ピーク幅の広がりから算出し
た。被膜の外観、密着性は極めて良好であり、片面のす
べての被膜を除去し、その曲がりの程度から算出した張
力、被膜形成前後の飽和磁束密度、鉄損を表1に示し
た。これより、被膜形成により鉄損値が格段に向上した
電磁鋼板が得られていることがわかる。
分を添加した塗布液を作製し、実施例1の2種類の被膜
付き鋼板、および酸処理法、アルミナ塗布二次再結晶法
で作製した2種類の鏡面化鋼板に、所定量塗布し、乾燥
させてゲル化した後、900℃で60秒、水素を体積割
合で4%含有する窒素雰囲気中で焼き付けを行い均質な
被膜を得た。被膜の性状、鋼板の磁気特性を表2に示し
た。これより被膜形成により鉄損値が格段に向上した電
磁鋼板が得られていることがわかる。
することで鋼板に十分な張力を付与する被膜を表面に有
することによって鉄損が著しく改善され、かつ高い占積
率を有する方向性電磁鋼板を提供するものである。特
に、本被膜は著しい低鉄損化を意図して鏡面に近い状態
にまで平滑化した鋼板に対しても良好な密着性を示し、
十分な鉄損改善効果をもたらしており、その工業的効果
は甚大である。
Claims (6)
- 【請求項1】 100GPa 以上のヤング率、および/ま
たは母材鋼板と2×10-6/K以上の熱膨張係数差を有
し、その平均結晶子サイズが10nm以上の結晶を重量割
合で10%以上含有し、かつ結晶粒子の平均粒子径が1
000nm以下である被膜が、0.2μm以上5μm以下
の厚さで表面に形成された低鉄損方向性電磁鋼板。 - 【請求項2】 100GPa 以上のヤング率、および/ま
たは母材鋼板と2×10-6/K以上の熱膨張係数差を有
し、その平均結晶子サイズが10nm以上の結晶を重量割
合で10%以上95%未満、および上記結晶と他の被膜
構成成分および/または母材鋼板成分との反応によって
生成した前記要件を満たさない結晶5%以上90%未満
よりなり、かつ構成する結晶粒子の平均粒子径がいずれ
も1000nm以下である被膜が、0.2μm以上5μm
以下の厚さで表面に形成された低鉄損方向性電磁鋼板。 - 【請求項3】 平均結晶子サイズが10nm以上の結晶を
重量割合で10%以上95%未満、および主として焼き
付け工程での溶融の結果生成した非晶質相5%以上90
%未満よりなり、かつ結晶質粒子の平均粒子径が100
0nm以下である被膜が、0.2μm以上5μm以下の厚
さで表面に形成された請求項2記載の低鉄損方向性電磁
鋼板。 - 【請求項4】 100GPa 以上のヤング率、または母材
鋼板と2×10-6/K以上の熱膨張係数差を有する結晶
がLi,B,Mg,Al,Si,P,Ti,V,Mn,
Fe,Co,Ni,Cu,Zr,Sn,Baの少なくと
も1種を成分として含む化合物の1種または2種以上で
ある請求項1記載の低鉄損方向性電磁鋼板。 - 【請求項5】 主として焼き付け工程での溶融の結果生
成した非晶質相がB,Pを1つの成分とするガラス相で
ある請求項3記載の低鉄損方向性電磁鋼板。 - 【請求項6】 100GPa 以上のヤング率、または母材
鋼板と2×10-6/K以上の熱膨張係数差を有する結晶
がほう酸アルミニウムであり、非晶質相がBを1つの成
分とするガラス相である請求項3記載の低鉄損方向性電
磁鋼板。
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---|---|---|---|
JP7433793A Expired - Fee Related JP2664325B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 低鉄損方向性電磁鋼板 |
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