JP2663139B2 - ビデオテックスマルチ受信システム - Google Patents

ビデオテックスマルチ受信システム

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JP2663139B2
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好夫 小白井
和幸 山本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Kanda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Kanda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一対の電話回線に対し複数の利用者端末各々
が同時にビデオテックス通信網を介して情報センタの情
報を検索するビデオテックス通信システムに関する。
(従来の技術) 従来は、特開昭61−276491号公報に示されるよう一対
の電話回線と複数の利用者端末との間に端末制御装置を
設け、この中に操作者から選択された選択番号を直接画
面検索要求のできる絶対画面番号に変更するテーブルを
備える。そして操作者の選択する次画面情報をすべて直
接画面検索要求としていた。
(発明が解決しようとする課題) そのため端末制御装置のテーブルを常に新しいものに
書き直しておく必要があったり、またすべての絶対画面
を記憶する必要があるため、多くの記憶容量を確保する
必要があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は従来の欠点を解消するため以下の手段を採用
した。
ビデオテックス通信網を介し情報センタの情報を複数
の利用者端末から検索するビデオテックスマルチ通信シ
ステムにおいて、情報センタから到来する画面情報を記
憶する第1の記憶部と、この画面情報を情報センタから
画面番号を用いて呼び出すための直接画面検索要求デー
タを記憶する第2の記憶部とを利用者端末個々に対応し
て設け、また、情報センタとの送受を行うためのモデム
を設け、一対の電話回線に対し、複数の利用者端末を切
替接続する手段と、同時に情報センタの情報検索を行っ
ている利用者端末が2台以上あり、情報検索要求を行っ
た第1の利用者端末がその直前に情報センタに情報検索
要求を行った第2の利用者端末と相違することを判別す
る手段と、情報センタから到来した第1の記憶部の画面
情報から抽出した画面番号を用い直接画面検索要求デー
タを作成して第2の記憶部へ格納する手段と、同時に情
報センタの情報検索を行っている利用者端末が2台以上
あり、情報検索要求を行った第1の利用者端末がその直
前に情報センタに情報検索要求を行った第2の利用者端
末と相違することを判別すると、情報センタへ次画面の
検索要求信号を送出する前に、その時第1の利用者端末
に表示されている画面に対応する第2の記憶部に記憶さ
れている直接画面検索要求データを読み出しモデムで信
号に変換して情報センタへ送出する手段を備えたビデオ
テックスマルチ受信システム。
(作 用) 同時に2台以上の利用者端末が情報センタの情報を検
索しているときにある一つの利用者端末から発呼する場
合、ビデオテックスユニットの第1の記憶部を動作させ
利用者端末に現在表示されている画面を画面番号で呼び
出すための信号を送ったのち次画面の検索要求信号を送
るようにした。そのため、自己の利用者端末が検索要求
した画面が情報センタから確実に得られる。
(実施例) 図面に基づいて本発明の一実施例であるビデオテック
スマルチ受信システムを説明する。
第1図は本発明をホームテレホンに実施したビデオテ
ックスマルチ受信システムのブロック図を示す。1はホ
ームテレホンの主装置、11は通話路スイッチ、12は中央
処理装置(以下CPUmという)、31、32、33はホームテレ
ホンの電話機であり、CPU12からの制御による通話路ス
イッチ11の動作で選択され、電話回線に接続制御され
る。また電話機には各々利用者端末41、42、43が接続さ
れている。5は電話回線であり、図面では省略してある
がこの先にはビデオテックス通信網を介してキャプテン
の情報センタが接続されている。2はビデオテックスユ
ニット(以下ユニットという)である。21、22、23は利
用者端末41、42、43に各々対応する記憶部である。第2
図に示すのが一例として記憶部21、22、23の内容であ
り、21A、22A、23A各々が直接画面検索要求データを格
納する第2の記憶部である。21B、22B、23B各々が利用
者端末に表示されている画面と同じ画面情報を記憶する
第1の記憶部である。24は情報センタへデータ75b/sの
信号に変換して送出させると共に情報センタからの4.8k
b/sの信号をデータに変換するモデム、26は利用者端末
が出力する75b/sの信号をデータに変換するモデム、25
はユニットの中央処理装置(以下CPUaという)であり、
主装置のCPUm12の制御を受け、モデム24を介し情報セン
タから到来する画面情報を画面検索要求した利用者端末
(一例として41)に対応する記憶部21Bに格納する制御
を行う。またCPUa25は記憶部21Bに記憶されている画面
情報から画面番号を読み出し、直接画面検索要求データ
を作成し、これを記憶部21Aへ格納する制御を行う。
利用者端末41は電話機31を介して主装置に接続されて
いる。電話機31は電話回路5が捕捉されている時に表示
を行う局線表示器311及び情報センタと接続されている
状態を表示するセンタ接続表示器312を備える。また二
台以上の利用者端末が情報センタの情報検索を行ってい
る場合、利用者端末を操作する前に電話回線5を自己の
電話機に接続させる発呼キー313及びこれに対応する発
呼者端末の電話回線接続を終了する終了キー314を電話
機31に備える。電話機31はこの他ホームテレホンとして
の機能を有する。
第3図は利用者端末41等から情報センタの情報検索を
行う全体的なフロー図である。第4図は二台以上の利用
者端末が情報センタの情報検索を行ったときのフロー図
である。
次に発呼者端末41から情報センタの情報を検索する動
作を第3図及び第4図に基づいて説明する。
まず利用者が電話機31の局線表示器311が点灯してい
ないことを確認し電話機31から電話回線捕捉の操作を行
う。するとCPUm12は制御線91からこれを検知し通話路ス
イッチ11を制御し電話回線5を通話線81と接続し、すべ
ての電話機の局線表示器を点灯させる。次に電話機31を
ダイヤル操作すると、主装置のCPUm12がダイヤル信号を
電話回線5に送出して情報センタと接続させる制御を行
う。情報センタから「ピー」という音が送られてきたら
利用者端末41のビデオテックスボタンを押す。この操作
によって通話線81に利用者端末41が制御される。(以上
の動作を自動で行なえる利用者端末を使用してもよい。
又、本実施例ではパスワードに設定していないとす
る。)このときCPUm12は利用者端末41に接続された電話
機31のセンタ接続表示器を青色点灯させその他の電話機
には赤色点灯させる。またユニット2のCPUa25はCPUm12
の制御を受けて各々の記憶部21A、22A、23Aに開始画面
信号を直接画面検索要求をする“*0#”のデータを格
納する。しばらくして情報センタからは画面番号“0000
00000"の開始画面信号が電話回線5を介し主装置に到来
する。さらに通話路スイッチ11、通話線81、電話機31を
介し利用者端末41に開始画面が表示される。一方開始画
面信号はユニット2のモデム24にも到達しデータに変換
されCPUa25に入力される。するとCPUa25はCPUm12から利
用者端末41の要求した画面情報であることの指示を受
け、記憶部21Bへ画面情報データを格納する。次にCPUa2
5は記憶部21Bの画面情報データから画面番号を読み出
し、この画面番号をこの画面の直接画面検索要求データ
に作成し記憶部21Aに記憶する。
これ以後は通常のキャプテンとしてステップ119に示
すように利用者端末41を操作し検索を行うごとに利用者
端末41に画面情報を表示すると共にCPUa25の制御により
記憶部21Bには画面情報、記憶部21Aにはこの画面の直接
画面検索要求データが格納される。(ステップ107、10
8)。その後終了する場合は利用者端末41の終了キーで
はなく電話機31の終了キー314を押す。するとCPUm12は
情報センタに接続されていた発呼者端末が一台であるた
めCPUa25を制御しモデム24から終了データを終了信号に
変換し情報センタに送出する。またCPUm12は通話路スイ
ッチ11を制御して電話回線11を開放させるほか、制御線
91、92、93を介して電話機31、32、33の局線表示器及び
センタ接続表示器すべてを消灯する。これで元の状態に
戻る。
次に利用者端末41が情報センタと通話中に利用者端末
42から情報センタの情報を検索する場合、利用者は電話
機32の局線表示器321が点灯及びセンタ接続表示器322が
赤色点灯していることを確認することで他の利用者端末
が動作中であることが分かる。そのため利用者端末42の
利用者は情報センタに接続手順を省き電話機32の発呼キ
ー323を押すと共に利用者端末42を起動させる。する
と、CPUm12はこれを検知し、すべての電話機のセンタ接
続表示器312、322、332を赤色点灯にする。
すなわちCPUm12は電話機32の発呼キー323が操作され
ていたと第3図のステップ115で判断すると、N←2と
して第4図のフローに移る。
CPUm12は通話路スイッチ11を制御して通話線スイッチ
11を制御して通話線81を電話回線5から切り離し、通話
線82を電話回線5に接続する。CPUa25はCPUm12の制御を
受け利用者端末42に対応する記憶部22Aからすでに初期
設定してある開始画面の直接画面検索要求データ“*0
#”を読み出しモデム24で信号に変換し電話回線5へ送
出する。(ステップ124)、ここでCPUa25は利用者端末4
2に接続される電話機32のみそのセンタ接続表示器322を
赤色点灯から青色点滅に変える。(ステップ125)、こ
の青色点滅を開始すれば利用者端末42から新たな入力が
可能であるがここでは入力動作を行わず、情報センタか
らの開始画面が表示されるのを待つとする。
しばらくして情報センタから開始画面の画面情報が電
話回線5を介し主装置1に到来する。到来した画面情報
は通話路スイッチ11、通話線82、電話機32を経て利用者
端末42に到来しその表示器に表示される。一方開始画面
信号はユニット2のモデム24にも到達しデータに変換さ
れCPUa25に入力される。するとCPUa25はCPUm12から利用
者端末42の要求した画面情報であることの指示を受け記
憶部22Bへ画面情報データを格納する。次にCPUa25は記
憶部22Bの画面情報データから画面番号データを読み出
しこの画面の直接画面検索要求データとして作成し、記
憶部22Aに記憶する。(ステップ128) CPUm12はここで利用者端末41は43の電話機31、又は33
の発呼キーが押されているか判別する。電話機31及び33
の発呼キーが押されていないと次に電話機32の終了キー
324が押されたかどうかを判別し、押されていなければ
利用者端末42から次の画面検索要求信号を送出できる。
再度ステップ136にきたとき、電話機31の発呼キーが
押されているとN←1と設定し、第4図フロー図の初め
に戻る。
CPUm12は電話機31の発呼キー313の操作を検知すると
すべての電話機のセンタ接続表示器を赤色点灯させる。
またCPUm12は通話路スイッチ11を制御して通話線82を電
話回線5から切り離し、通話線81を電話回線5に接続さ
せる。
CPUa25はまた、CPUm12の制御を受け利用者端末41に対
応する記憶部2内の記憶部21Aから現在利用者端末に表
示されている画面を再度呼び出す直接画面検索データを
読み出しモデム24で信号に変換し、電話回線5へ送出す
る。ここでCPUa25は利用者端末41に接続される電話機31
のみそのセンタ接続表示器312を赤色点灯から青色点滅
に変える。この青色点滅を開始すれば利用者端末41から
画面検索要求が行える。この要求は現在利用者端末41に
表示されている画面の選択情報でもよいし、直接画面の
検索要求情報でもよい。情報センタが直前の画面検索要
求に基づく画面送出を行わないうちは次の画面検索要求
を受け付けない機能を持つ場合、利用者端末は現在表示
されている画面と同じ画面が情報センタから到来した後
に次の情報検索要求を情報センタへ送るように制御すれ
ばよい。利用者端末41の利用者が情報センタから到来し
た画面情報を得て所期の目的を達成した後、電話機31の
終了キー314を操作する。CPUm12は電話機31の終了キー3
14操作を検知すると通話路スイッチ11を制御し、通話線
81を電話回線5から切り離す。(ステップ131)、ま
た、利用者端末42が一台であるため0台でないことを判
別し利用者端末42の電話機32からの発呼キー323操作を
待機する。(ステップ138)ここで電話機32からの発呼
キー323の操作があるとN←2とし第4図のフロー図先
頭に戻り、すべての通話線を開放状態とし、すべての
電話機のセンタ接続表示器を赤色点灯とさせた後、通話
線82を電話回線5に接続する。続いてCPUa25はCPUm12か
らの制御を受け記憶部22Aから直接画面検索要求データ
を読み出しモデム24で信号に変換後情報センタに送出す
る。ここで電話機のセンタ接続表示器322は青色点灯と
なる。この青色点灯後利用者が次画面要求をすると、こ
の信号は通話線82、通話路スイッチ11、及び電話回線5
を経て情報センタへ到達する。情報センタからは応答画
面情報が利用者端末42また記憶部22Bへ到達する。
次にステップ129にて情報センタに画面情報検索する
ため電話回線に接続要求をしているのは利用者端末42一
台と判別すると第3図のに移る。以後電話機32のセン
タ接続表示器321は青色点灯となり発呼キー323を押さな
いで利用者端末42からの画面検索情報を入力するだけで
検索可能と分かる。利用者が検索終了して電話機32の終
了キー324を押せばCPUm12は残った一台の利用者端末42
を終了要求を出したことを判別し、CPUa25からモデム24
を介し終了信号を情報センタに送出させた後すべてを元
の状態に戻す。
第5図は主装置と電話機とをバスでマルチ接続したホ
ームテレホンに本発明を実施したものである。
10は主装置、20はビデオテックスユニット(以下ユニ
ットという)、71、72、73は電話機、8は通話線、9は
制御線である。その他第1図と同一番号を付してあるも
のは同一機能を有する装置である。ユニット20のCPUa26
は主装置10のCPUm16からの制御を制御線9及び電話機
(一例として71)を介して受ける。第1図において、CP
Um12は通話路スイッチ11を制御して電話機31、32、33の
通話線81、82、83を切替制御したが、第5図のCPUm16は
制御線にて電話機71、72、73の操作データを受けること
により電話機71、72、73を通話線8へ接続させる制御を
行う。
その他の動作は第3図、第4図に示す動作と同じであ
るため、動作説明を省略する。
第1図と第5図のマルチ受信システムにおいては電話
回線に直接接続される利用者端末を改造しないでそのま
ま使用したが、本システム用に利用者端末を製造するの
であればユニット中のモデムも省略でき、また複数の利
用者端末が情報センタを使用しているときでももっと容
易な操作で情報検索が可能である。
第4のフロー図において、電話機32に接続された利用
者端末がセンターと送受信しているとき、電話機31の発
呼キー313より電話機33の発呼キー333が早く押されてい
ても電話機31に付加された利用者端末41が先に利用可能
になっている。これは説明のためフロー図を簡略化した
のであって、実際は各利用者端末が均等の機会を得られ
る。
第2図の記憶部21、22、23において画面情報の格納場
所を電話機各々に21B、22B、23B、と複数に設けている
が、これはすべての電話機に対して一個のみ設けるもの
でも可能である。なお、本発明を電話回線一対のみを使
用したホームテレホンについて説明を行ったが、電話回
線を複数扱うボタン電話装置においても同様に実施でき
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は2台以上の利用者端末か
ら一対の電話回線を介した情報センタへ同時に画面検索
要求ができ、そのために付加するビデオテックスユニッ
トも簡単な構成とすることができる。特に大きな記憶容
量も必要としないし、常時保存するデータも必要ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をホームテレホンに実施したビデオテッ
クスマルチ受信システムのブロック図である。第2図は
記憶部の記憶内容を示す図である。第3図は動作フロー
図である。第4図は動作フロー図である。第5図は本発
明を電話機をマルチ接続したホームテレホンに実施した
ブロック図である。 1……主装置、2……ビデオテックスユニット、21,22,
23……記憶部、21A、22A、23A……直接画面検索データ
の記憶部、21B、22B、23B……画面情報データの記憶
部、31,32,33……電話機、41,42,43……利用者端末、5
……電話回線、25……中央処理装置、24……モデム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオテックス通信網を介し情報センタの
    情報を複数の利用者端末から検索するビデオテックスマ
    ルチ通信システムにおいて、情報センタから到来する画
    面情報を記憶する第1の記憶部と、この画面情報を情報
    センタから画面番号を用いて呼び出すための直接画面検
    索要求データを記憶する第2の記憶部とを利用者端末個
    々に対応して設け、また、情報センタとの送受を行うた
    めのモデムを設け、一対の電話回線に対し、複数の利用
    者端末を切替接続する手段と、同時に情報センタの情報
    検索を行っている利用者端末が2台以上あり、情報検索
    要求を行った第1の利用者端末がその直前に情報センタ
    に情報検索要求を行った第2の利用者端末と相違するこ
    とを判別する手段と、情報センタから到来した第1の記
    憶部の画面情報から抽出した画面番号を用い直接画面検
    索要求データを作成して第2の記憶部へ格納する手段
    と、同時に情報センタの情報検索を行っている利用者端
    末が2台以上あり、情報検索要求を行った第1の利用者
    端末がその直前に情報センタに情報検索要求を行った第
    2の利用者端末と相違することを判別すると、情報セン
    タへ次画面の検索要求信号を送出する前に、その時第1
    の利用者端末に表示されている画面に対応する第2の記
    憶部に記憶されている直接画面検索要求データを読み出
    しモデムで信号に変換して情報センタへ送出する手段を
    備えたことを特徴とするビデオテックスマルチ受信シス
    テム。
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JPH0759079B2 (ja) * 1986-01-17 1995-06-21 株式会社日立製作所 ビデオテックス通信システム用端末制御装置

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