JPH07101908B2 - 多回線接続装置 - Google Patents

多回線接続装置

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JPH07101908B2
JPH07101908B2 JP2485787A JP2485787A JPH07101908B2 JP H07101908 B2 JPH07101908 B2 JP H07101908B2 JP 2485787 A JP2485787 A JP 2485787A JP 2485787 A JP2485787 A JP 2485787A JP H07101908 B2 JPH07101908 B2 JP H07101908B2
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孝義 宗
和彦 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,電話回線の回線接続を行う多回線接続装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来,複数の電話回線を使って相手局と情報交換を行う
テレビ会議装置等においては,回線接続は回線単位で手
動発信,自動受信が可能な網制御ユニット(NCU)と,
相手の電話番号を記憶し,ワンタッチで回線接続できる
ユーダイアル装置とを組合せて使われていましたが,最
近では,複数の電話回線の接続/切断をワンタッチに自
動的に行える回線接続装置が開発されています。
即ち,現情においては,使用される電話回線を企業内の
交換機を介して接続され,交換手が介在する場合と,一
方,複数回線の接続を全て自動発信モードを使い自動的
に行い,相手装置への回線の途中に交換手が介在せず直
通で,しかも,相手の会議室に自動受信の網制御ユニッ
トが設置されている場合には,全て自動的に複数回線の
接続を行う場合とがあります。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため,従来のテレビ会議においては,回線の途中に
交換手が介在したり,相手装置の網制御ユニットが手動
形の場合には,送信側の回線接続装置を手動発信モード
に切替えて,手動で回線接続をする必要があり,しか
も,テレビ会議室との接続時に,いちいち相手のテレビ
会議装置の網制御ユニットが自動受信が可能か,交換手
が介在するのかを調べ,多回線接続装置の接続モードを
切替えるのは非常に面倒であるという欠点がありまし
た。
そこで,本発明の目的は,これらの欠点を取り除き,テ
レビ会議装置の利用者が比較的簡単に回線接続を行うこ
とができる多回線接続装置を提供することにあります。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、複数の回線を使って、複数の相手装置
と複数の装置を接続する多回線接続装置であって、前記
回線毎に設けられ、相手装置と各装置との間の回線を接
続及び切断する網制御ユニット(NCU)と、接続先及び
接続回線の指定、接続及び閉塞の指令とを入力でき、且
つ、接続先が自動的に接続できるか、又は、手動的に接
続されるかをあらわす接続先の種類を示すモード情報を
表示する表示器と、前記接続先の電話番号により相手装
置を呼び出すための電話機を備えたコントロールパネル
と、前記コントロールパネルに接続され、接続先の番号
情報及び前記接続先の種類を表すモード情報を予め記憶
しておく記憶回路と、前記電話機と前記各回線を選択的
に接続する切替器と、前記網制御ユニット、前記コント
ロールパネル、前記記憶回路、前記切替器に接続され、
前記回線を通して、複数の相手装置と複数の装置を順次
接続するための制御部とを備え、前記制御部では、前記
複数の相手装置と複数の装置を順次接続する際、前記記
憶回路にアクセスして、前記接続先の電話番号及び前記
接続先のモード情報を読み出し、前記接続先のモード情
報が自動的に接続できることを表している場合、前記接
続先の電話番号を用いて、接続先と対応する装置とを各
回線及び対応する網制御ユニットを介して自動的に接続
する一方、前記接続先のモード情報が手動的に接続され
ることを表している場合、前記電話機と回線とを自動的
に前記切替器を介して接続した後、前記コントロールパ
ネルの表示器に、接続先の電話番号を表示させ、操作者
は、当該表示された電話番号を伝達することにより、接
続先の相手装置を当該相手装置に対応した網制御ユニッ
トに接続させ、且つ、該網制御ユニットを介して、当該
相手装置とこれに応じた装置とを接続する制御動作を行
うことを特徴とする多回線接続装置が得られる。
即ち,本発明によれば,相手のテレビ会議室の電話番
号,自動受信か,交換手が介在し,内線番号を伝える必
要があるか等を,予めコントロールパネルから記憶回路
へ登録しておけば,利用者が会議をしたい相手のボタン
を押下することにより,自動的に手動または自動発信モ
ードに切替わり,自動発信モードであれば,その後は無
操作で,手動発信モードであれば,電話機により相手を
確認し,手動で相手装置との接続が可能です。
〔実施例〕
次に本発明の一実施例である多重回線接続装置について
図面を用いて説明する。ここで第1図に本発明の実施例
のブロック構成を,第2図に制御信号送受信回路の構成
を,第3図に制御信号検出回路の構成を,第4図にコン
トロールパネルの構成を,第5図に回線接続,閉塞のシ
ーケンスを示しています。
まず,多重回線接続装置は,第1図に示すように,4つの
回線に接続される端子11,12,13,14と,4つの網制御ユニ
ット21,22,23,24と,会議端末装置側と接続される4つ
の端子61,62,63,64と,回線へ制御信号を送出あるいは
回線からの制御信号を検出する制御信号送受回路4と,
コントロールパネル5と,接続先の電話番号を記憶する
記憶回路7と,コントロールパネル5の指示に従って各
回線の接続および閉塞を行う制御部3と,該制御部3の
指示に従って,端子11,12,13,14のいづれかと電話機56
との接続を行う切替部8とより構成されています。
網制御ユニット21,22,23,24は,制御部3の指令によ
り,端子11,12,13,14を介して,相手装置との回線の接
続および閉塞制御を行い,また,その回線と端子61,62,
63,64を介して接続されている会議用端末装置との接続
および切断をおこないます。
制御信号送受信回路4は,第2図に示すように,制御信
号検出回路43と,制御信号発生回路44と,切替回路45
と,回線切替回路46とより構成されます。切替回路45
は,端子412を介して制御部3から与えられる切替信号
により,制御信号検出回路43と制御信号発生回路44との
どちらを回線切替回路46に接続するかの選択を行う。回
線切替回路46は,端子421,422,423,424を介し,4つの回
線と切替回路45との接続と選択を,端子414経由の制御
部3よりの回線切替信号により行います。端子421,422,
423,424は,網制御ユニット21,22,23,24の会議端末装置
側と接続されます。制御信号検出回路43は,回線からの
制御信号である受信済信号または閉塞命令を検出し,そ
の情報を制御部3へ伝えます。受信済信号および閉塞命
令の制御信号は5秒間継続する2100Hzの正弦波信号と定
義しており,その検出は,第3図に示すように,2100Hz
のバンドパスフイルター431と,その出力を積分するCR
積分器432と,積分器出力と,一定レベルとを比較する
比較器433とにより構成される制御信号検出回路43で行
われます。一方,制御信号発生回路44は,2100Hzの発振
器であり,受信済信号または閉塞命令の制御信号を回線
へ出力する場合には,制御部3からの端子412経由の切
替信号および端子414経由の回線切替信号により,切替
回路45および回線切替回路46を経由して選択された回線
へ出力されます。
第4図に示すとおり,コントロールパネル5は,接続相
手の指定スイッチ51と,接続回線の指定スイッチ52と,
回線接続命令指定スイッチ53と,閉塞命令指定スイッチ
54と,電話器55と,電話番号の記憶指定スイッチ56と,
コントロールパネルの障害及び操作の指示を行う表示器
57とよりなり,接続先及び接続回線の指定,接続及び閉
塞の指令,接続先の電話番号とその自動発信モード又は
手動発信モードの種類を示す情報の入力およびその記憶
指示,表示器57による操作指示の機能を有しています。
制御部3はマイクロプロセッサーで構成され,コントロ
ールパネル5の指令および制御信号送受信回路4からの
閉塞命令により各網制御ユニット21,22,23,24および制
御信号送受信回路4を制御し,複数の回線の接続および
閉塞制御を行います。
本装置は,自動発信モードと,手動発信モードとの二つ
のモードがあり,記憶回路7に記憶されている接続先の
電話機の種類により,自動的に自動発信か手動発信かの
切替を行うと同時に,表示器57にモードを表示し,自動
発信または手動発信の動作が行われます。尚,相手の電
話の種類は,コントロールパネル5の電話番号の記憶指
定スイッチ56により予め入力されます。
次に,自動発信モードにおける回線の接続および閉塞の
動作について説明します。
(1) 回線接続の発呼動作:第5図(a)に示すとお
り,コントロールパネル5の接続相手の指定スイッチ51
をAとし,接続回線の指定スイッチ52で回線1,2,3を指
定して回線接続命令指定スイッチ53を押すと,記憶部7
から相手装置Aの回線1,2,3の電話番号が読みだされ,
制御部3により網制御ユニット21,22,23が順次起動さ
れ,回線接続が行われます。まず,制御部3により網制
御ユニット21が起動され,相手局Aの回線1をよびま
す。次に,相手局Aの網制御ユニットで着呼を確認する
と,受信済信号を発生しますので,制御信号送受信回路
4では回線切替回路46と切替回路45とを切替えて,網制
御ユニット21の出力を制御信号検出回路43に接続し,受
信済信号の受信を待ちます。今,受信済信号を受信し,
制御部3で確認すると,10秒後に網制御ユニット21内で
端子11の回線と端子61とが接続され回線1の接続は完了
します。次に,回線2の接続操作に移つり,回線1と同
様の手順で回線接続が行われ,同様に,回線3の接続が
行われ,一連の回線接続動作が完了します。
(2) 回線接続の着呼動作:着呼側では,制御部3に
より各網制御ユニット21,22,23,24からの,着信信号の
有無を常にみており,着信信号を受けた回線に制御信号
送受信回路4の回線切替回路46と切替回路45とを制御
し,五秒間,制御信号発生回路44の出力を回線へ出力し
受信済信号を相手局に送信し,10秒後に網制御ユニット
内で回線と会議端末装置とを接続し回線接続を完了しま
す。(例えば端子11と端子61とが接続されます。) (3) 回線閉塞の発呼動作:第5図(b)に示すとお
り,コントロールパネル5の閉塞命令指定スイッチ54の
押下により,接続されていた全回線が閉塞されます。閉
塞命令指定スイッチ54を押す前に接続回線指定スイッチ
52の中の閉塞希望のスイッチを押せば,指定の回線だけ
が閉塞されます。制御部3では,コントロールパネル5
より閉塞命令の制御信号を受けると,制御信号送受信回
路4の切替回路45と回線切替回路46とを制御し接続され
ていた回線(例えば回線1)に,制御信号発生回路44の
出力を端子11を介して閉塞命令を出力し,10秒後に網制
御ユニット21を制御し回線閉塞を完了し,次の回線の閉
塞処理に移ります。
(4) 回線閉塞の着呼動作:第5図(c)に示すとお
り,本装置は制御部3により,回線接続完了時には,制
御信号送受信回路4の回線切替回路46で,接続されてい
る回線を周期的に順次制御信号検出回路43に接続し,閉
塞命令の制御信号を受信すると,10秒後のその回線を閉
塞します。
その他,電話番号を入力する場合は,コントロールパネ
ル5の電話器55より,電話番号をキーインし,接続相手
の指定スイッチ51,接続回線の指定スイッチ52より接続
先情報を入力し,記憶指定スイッチ56により記憶回路7
に記憶されます。
次に,手動発信モードの動作について説明を行います。
コントロールパネル5の相手先の指定スイッチ51により
回線の接続先が指定されると,記憶回路7に記憶されて
いる相手の電話機の種類により,手動発信モードと判断
し,表示器57に,手動発信モードの表示を行い,制御部
3により記憶回路7からの指定により網制御ユニット2
1,22,23,24のいづれかが選ばれ,それに対応する端子1
1,12,13,14のいづれかを介し相手と接続されます。この
時,電話機55は切替部8により,今接続しようとしてい
る回線と,端子11,12,13,14のいづれかを介して接続さ
れます。このとき,相手が内線の場合,表示器57に内線
番号が表示され,操作者は電話機を使って相手の交換手
に内線番号を伝え回線の接続をします。回線が接続され
ると操作者は,回線接続命令指定スイッチ53を押しこれ
により,対応する網制御ユニット(21,22,23,24のいず
れか)が動作し,対応するテレビ会議用端末に端子61,6
2,63,64のいづれかを介して接続されます。
そして,電話機55が回線から切離され,記憶回路7の指
定する次の回線との接続が,前記の動作の繰り返しによ
り,同様に行われます。
相手のテレビ会議装置の網制御ユニットの種類が自動発
信モードのものと,手動発信モードのものとが回線によ
って混在する場合もあり,このときにも,あらかじめ記
憶回路7に相手の電話番号と種類とを登録しておけば,
自動的に各モードが切替わり回線が接続されます。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば,相手のテレビ会
議装置の網制御ユニットが,自動受信かどうか,交換手
が介在するかを,いちいち意識することなく相手の回線
接続ができます。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本発明の実施例のブロック構成図,第2図は
本発明の実施例の制御信号送受信回路4の構成図,第3
図は本発明の実施例の制御信号検出回路43の構成図,第
4図はコントロールパネル5の外観を,第5図は本発明
の実施例の動作シーケンスを示す図です。 11,12,13,14:回線側の入出力端子,21,22,23,24:網制御
ユニット,3:制御部,4:制御信号送受信回路,5:コントロ
ールパネル,61,62,63,64:会議端末装置側の入出力端子,
7:記憶回路,8:切替部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の回線を使って、複数の相手装置と複
    数の装置を接続する多回線接続装置であって、前記回線
    毎に設けられ、相手装置と各装置との間の回線を接続及
    び切断する網制御ユニット(NCU)と、 接続先及び接続回線の指定、接続及び閉塞の指令とを入
    力でき、且つ、接続先が自動的に接続できるか、又は、
    手動的に接続されるかをあらわす接続先の種類を示すモ
    ード情報を表示する表示器と、前記接続先の電話番号に
    より相手装置を呼び出すための電話機を備えたコントロ
    ールパネルと、 前記コントロールパネルに接続され、接続先の番号情報
    及び前記接続先の種類を表すモード情報を予め記憶して
    おく記憶回路と、 前記電話機と前記各回線を選択的に接続する切替器と、 前記網制御ユニット、前記コントロールパネル、前記記
    憶回路、前記切替器に接続され、前記回線を通して、複
    数の相手装置と複数の装置を順次接続するための制御部
    とを備え、 前記制御部では、前記複数の相手装置と複数の装置を順
    次接続する際、前記記憶回路にアクセスして、前記接続
    先の電話番号及び前記接続先のモード情報を読み出し、
    前記接続先のモード情報が自動的に接続できることを表
    している場合、前記接続先の電話番号を用いて、接続先
    と対応する装置とを各回線及び対応する網制御ユニット
    を介して自動的に接続する一方、 前記接続先のモード情報が手動的に接続されることを表
    している場合、前記電話機と回線とを自動的に前記切替
    器を介して接続した後、前記コントロールパネルの表示
    器に、接続先の電話番号を表示させ、操作者は、当該表
    示された電話番号を伝達することにより、接続先の相手
    装置を当該相手装置に対応した網制御ユニットに接続さ
    せ、且つ、該網制御ユニットを介して、当該相手装置と
    これに応じた装置とを接続する制御動作を行うことを特
    徴とする多回線接続装置。
JP2485787A 1987-02-06 1987-02-06 多回線接続装置 Expired - Lifetime JPH07101908B2 (ja)

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JP2856751B2 (ja) * 1989-01-24 1999-02-10 株式会社東芝 通信方法及び通信装置
JPH039646A (ja) * 1989-06-06 1991-01-17 Nippon Steel Corp テレビ会議通信交換システム

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