JP2654444B2 - 指紋跡故障のないハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

指紋跡故障のないハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に関
し、特に指紋跡故障や星クズ状故障が生じにくく、かつ
迅速処理に適したハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
一般にハロゲン化銀写真感光材料は、感光材料面どう
しの接触によるクッツキを防止するため、また光沢性の
低減,加筆性の改良等のために、いわゆるマット剤を含
有する。マット剤とは、通常1〜10μm程度の粒子の固
体で、感光材料表面にその一部が突出することにより上
記の効果を奏する。
感光材料面どうしのクッツキを防止するには、マット
剤のマット粒子の粒径が大きい程その効果が著しく、そ
の場合使用するマット剤は少量で十分な効果が得られ
る。しかし感光材料が透明な感光材料、いわゆるフィル
ムである場合など、マット剤が多くなるとフィルムの透
明性が劣化するので、一定以上の量を使用することは望
ましくない。一定以下の量を使い、かつクッツキ防止性
をよくしようとするマット剤の粒径を大きくしなければ
ならないが、マット剤の粒径を大きくした場合には、現
像処理後にフィルムを観るとマット剤が欠落または沈み
こむことによって、例えば一様に光をうけた場所ではそ
のマット剤欠落部分が透けて星クズの様に点々と見える
という問題が発生する。本明細書中、このような故障を
「星クズ状故障」と称する。
この「星クズ状故障」は、支持体の一方の側に少なく
とも1層のハロゲン化銀乳剤層を有し、他方の側にバッ
キング層を有するハロゲン化銀写真感光材料(以下本明
細書において適宜これを「片面感光材料」と称する)に
おいて、特に問題である。ハロゲン化銀乳剤層を有する
側に含有させるマット剤について、上記の問題が生じや
すいからである。
片面感光材料は、例えば直接X線フィルム等の分野で
用いられるが、上記星クズ状故障は、乳房直線X線写真
などでは微小な石灰化病巣として見えることにより誤診
に導かれ、医師及び患者双方に重大な損害を与える結果
を招いてしまうことがある。
片面感光材料において耐クッツキ性を劣化させずに星
クズ状故障を改良する手段として、ハロゲン化銀乳剤層
を有する側(以下適宜「乳剤層側」と称することもあ
る)に含有されるマット剤の平均粒径を、上記バッキン
グ層を有する側(以下適宜「バッキング層側」と称する
こともある)に含有されるマット剤の平均粒径より小さ
くすることが考えられる。
しかしこのように乳剤層側のマット剤の平均粒径を小
さくすると、感光材料を手で扱った場合に指紋跡が付き
やすくなり、いわゆる指紋跡故障が生じやすくなる。感
光材料は手で取扱うことが多く、このような場合指紋跡
が写真画像中に付着することがあるので、指紋跡故障が
生じやすいことは問題である。
一方、ハロゲン化銀写真感光材料は、どの分野のもの
でも、処理を一層迅速にすることが望まれている。処理
の迅速化のためには、感光材料の乾燥性を良くすること
が要せられ、このことは特に自動現像機で処理する場合
に望まれることであるが、このように乾燥性を良くする
には、用いるバインダー(ゼラチン)の量を少なくすれ
ばよい。
ところが、バインダー(ゼラチン量)を減量すること
によっても、上記した指紋跡故障が生じやすくなる。即
ち、迅速処理適性の向上と指紋跡故障の防止との両立
も、困難なことなのである。
上述のように、クッツキ性の防止、処理の迅速化、及
び指紋跡故障の防止がそれぞれ望まれているのに対し、
これらをすべて満足する技術は未だ開発されておらず、
これらを満たす片面感光材料の処理方法が切望されてい
るのが現状である。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解決して、感光材料どうしのク
ッツキが防止でき、かつ迅速処理に適し、しかも指紋跡
故障を抑制することができる片面感光材料の処理方法を
提供せんとするものである。
〔発明の構成〕
上記本発明の目的は、支持体の一方の側に少なくとも
1層のハロゲン化銀乳剤層を有し、他方の側に非感光性
親水性コロイド層であるバッキング層を有するハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法において、上記ハロゲン化
銀写真感光材料は、その上記双方の側はマット剤を含有
するとともに、上記ハロゲン化銀乳剤層を有する側に含
有されるマット剤の平均粒径が上記バッキング層を有す
る側に含有されるマット剤の平均粒径より小さく、該平
均粒径の比率は、1:1.5以下であり、かつ上記ハロゲン
化銀乳剤層の少なくともいずれか1層に、面指数比率 が50%〜100%であるハロゲン化銀粒子を含有し、更に
上記ハロゲン化銀乳剤層を有する側の全バインダー量が
3.5g/m2以下であり、また、上記ハロゲン化銀乳剤層を
有する側の全バインダー量と上記バッキング層を有する
側の全バインダー量との総和は、9g/m2以下であり、か
つ上記ハロゲン化銀写真感光材料(以下適宜、本発明に
おけるこのような被処理ハロゲン化銀写真感光材料を、
「本発明のハロゲン化銀写真感光材料」などとも称す
る。)を、全処理時間が20秒以上60秒未満で自動現像処
理することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処
理方法によって、達成された。
この発明は、上述の問題点について本発明者が種々研
究を重ねた結果得られたものであり、上記構成により前
述の目的全てが満足されることは、予想外のことであっ
た。
即ち、従来技術にあっては、乾燥が不充分であると現
像済みの試料どうしがクッツキを起こし、画像上にムラ
が生じたり、ひどい場合にはフィルムを引きはがすとき
に乳剤層がはがれたり、フィルム自体がひき裂かれたり
することがあり、また一方、フィルムを素手で扱ったと
き、現像後に白く手の跡が残る指紋跡故障がみられるこ
とがあって、これは特に高湿条件で発生しやすく、感光
材料が医療用X線フィルムなどの場合誤診を招くおそれ
があったのが、上記本発明によれば、これらがすべて解
決され、迅速処理に適する乾燥性の向上及びクッツキ性
の防止、及び指紋跡故障の防止が達成されたのである。
以下本発明について更に詳述する。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、支持体の一方
の側に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有し、他
方の側にバッキング層を有するものである。
本明細書中、「バッキング層」とは、ハロゲン化銀乳
剤層を有する側と逆の側に形成される非感光性親水性コ
ロイド層のことを言う。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、上記双方の側
に、マット剤を含有する。即ち、ハロゲン化銀乳剤層の
側の少なくともいずれかの1層、及び、ハッキング層の
側の少なくともいずれかの1層は、マット剤を含有す
る。
本発明において、上記ハロゲン化銀乳剤層を有する側
に含有されるマット剤の平均粒径は、上記バッキング層
を有する側に含有されるマット剤の平均粒径より小さ
い。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、上記のように
ハロゲン化銀乳剤層を有する側及びバッキング層を有す
る側にそれぞれマット剤を含有するが、支持体の両側に
それぞれ1層以上の層を有する時、マット剤は、それぞ
れの最上層に含有せしめることが好ましい。本発明で用
いられるマット剤は、有機マット剤、特に、ポリマーマ
ット剤でもよく、無機マット剤でもよい。
本発明で使用されるポリマーマット剤の具体的な例と
しては、ポリメチルメタアクリレートのごとき水分散性
ビニル重合体、およびセルロースアセテートプロピオネ
ート、澱粉などが好ましく用いられる。特にメチルメタ
アクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タアクリレートのごときアクリル酸エステルの単独重合
体、またはこれらアクリル酸エステルどうし、あるいは
他のビニルモノマーとの共重合体のごとき水分散性ビニ
ル重合体の球形マット剤が好ましい。
無機化合物マット剤としてはハロゲン化銀、硫酸スト
ロンチウムバリウム、炭酸カルシウム、二酸化ケイ素、
酸化マグネシウム、酸化チタンなどが好ましく用いられ
る。
更に詳しくは本発明においては、英国特許第1,055,71
3号、米国特許第1,939,213号、同2,221,873号、同2,26
8,662号、同2,322,037号、同2,376,005号、同2,391,181
号、同2,701,245号、同2,992,101号、同3,079,257号、
同3,262,782号、同3,443,946号、同3,516,832号、同3,5
39,344号、同3,591,379号、同3,754,924号、同3,767,44
8号等に記載されている有機マット剤、西独特許第2,52
9,321号、英国特許第760,775号、同1,260,772号、米国
特許第1,201,905号、同2,192,241号、同3,053,662号、
同3,062,649号、同1,257,206号、同3,322,555号、同3,3
53,958号、同3,370,951号、同3,411,907号、同3,437,48
4号、同3,523,022号、同3,615,554号、同3,635,714号、
同3,769,020号、同4,021,245号、同4,029,504号等に記
載されている無機マット剤等を好ましく用いることがで
きる。
本発明の写真感光材料において、バッキング層の厚さ
は0.1〜10μmであるのが好ましく、該バッキング層を
有する側に含有されるマット剤の量は0.005〜1g/m2が好
ましく、0.01〜0.1g/m2が更に好ましい。
本発明の写真感光材料のハロゲン化銀乳剤層を有する
側において、該ハロゲン化銀乳剤層の上層に保護層を設
けることが好ましく、その保護層または最上層にマット
剤を含有せしめることが好ましい。ハロゲン化銀乳剤層
を有する側のマット側の含有量は、0.005〜1g/m2である
のが好ましく、0.01〜0.1g/m2が更に好ましい。
本発明において、ハロゲン化銀乳剤層を有する側に含
有されるマット剤の平均粒径は、バッキング層を有する
側に含有されるマット側の平均粒径より小さく、該バッ
キング層を有する側に含有されるマット剤の平均粒径を
1とした時、該ハロゲン化銀乳剤層を有する側に含有さ
れるマット剤の平均粒径は1/1.5以下である。更に、1/2
以下であることがよい。また、乳剤層側におけるマット
剤とバッキング層側におけるマット剤の量の比率は任意
でよいが、バッキング層側のマット剤の方が乳剤層側の
マット剤の量より多いことがより好ましい。
本発明に用いられるマット剤の形状は任意でよいが、
乳剤層側におけるマット剤は、平板状であるのが好まし
い。また、乳剤層側におけるマット剤の平均粒径は乳剤
層厚+保護膜厚の1.5倍以下が好ましい。
本発明に用いるマット剤の粒径分布は狭いことが好ま
しく、特に乳剤面側に用いるマット剤において、その粒
径分布が狭く、粗大粒径のマット剤粒子の含有量が少な
いことが望ましい。マット剤の粒径分布の狭さは、平均
粒径をr、粒径の標準偏差をσとするとσ/r<2の時、
より高い効果が得られ、0.5<σ/r<1の時に、更に高
い効果が得られる。
マット剤の平均粒径は通常のコールタールカウンター
で測定しうる。また、電子顕微鏡類から直接測定するこ
とができる。後者の場合、特に球型でないときは、その
投影面積を円になおし、その時の直径をもって粒径とす
る。
次に本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、ハロゲン
化銀乳剤層の少なくともいずれか1層に、面指数比率 が50%〜100%であるハロゲン化銀粒子を含有する。よ
り好ましくは65%〜100%であり、更に好ましくは80%
〜100%であることである。
上記面比率のハロゲン化銀粒子は種々の方法で調製す
ることができるが、最も一般的な方法は、粒子形成中の
pAg値を8.10以下の一定値に保ち、硝酸銀水溶液とアル
カリハライド水溶液とを同時添加する、いわゆるコント
ロールダブルジェット法である。より好ましくはpAg値
を7.80以下、更に好ましくはpAg値を7.60以下として実
施する。ハロゲン化銀粒子形成を、核形成とその成長と
いう2つのプロセスに分ければ、核形成時のpAg値の制
限は特にないが、成長時のpAg値は好ましくは8.10以
下、より好ましくは7.80以下、更に好ましくは7.60以下
とするのがよい。また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を
反応させる形式としては、片側混合法であってもよい
し、同時混合法と片側混合法との組み合わせでもよい。
本発明の感光材料は、ハロゲン化銀乳剤層の少なくと
もいずれか1層に上記面比率のハロゲン化銀粒子を含有
するが、その場合、該乳剤層はこのような面比率のハロ
ゲン化銀粒子を50wt%以上含有していることが好まし
く、60wt%以上含有していることがより好ましく、特に
80wt%以上含有していることが好ましい。
粒子の(100)面/(111)面比率の測定は、各種の方
法により測定できる。例えば、平田明による方法を用い
ることができ、この方法は“ブレチン オブ ザ ソサ
イアティ オブ サイエンスティフィック フォトグラ
フィ オブ ジャパン"No..13,5〜15ページ(1963)に
記載されている。
また、クベルカムンクの色素吸着法により判定でき
る。この方法では、(100)面あるいは(111)面のいず
れかに優先的に吸着し、かつ(100)面上の色素の会合
状態と(111)面上の色素の会合状態が分光スペクトル
的に異なる色素を選択する。このような色素を乳剤に添
加し、色素添加量に対する分光スペクトルを詳細に調べ
ることにより、(100)面/(111)面比率を決定でき
る。
ハロゲン化銀粒子表面の(100)面の割合について
は、詳しくは、谷忠昭著「色素の吸着現象を利用した写
真乳剤中のハロゲン化銀微粒子の晶相の同定」日本化学
会誌,942〜946(1984)に記載された方法によって求
めることができる。
次に、本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、その乳
剤層側の全バインダー量が3.5g/m2以下である。好まし
くは、3.0g/m2以下である。全バインダー量とは、例え
ば乳剤層側がハロゲン化銀乳剤層と保護層とから成る場
合、両方の層のゼラチン等のバインダーの合計量をい
う。その他の親水性コロイド層を有する場合、そのバイ
ンダーも含めた総量である。
また、本発明において、バインダー量は、乳剤層側と
バッキング層側との総和で9g/m2以下であり、8g/m2以下
が更に好ましい。
本発明の感光材料のハロゲン化銀乳剤層、バッキング
層、その他の親水性コロイド層に用いられるバインダー
(結合剤即ち保護コロイド)としては、例えば、石灰処
理ゼラチン、酸処理ゼラチン、誘導体ゼラチン、ゼラチ
ン・グラフトポリマーなどのゼラチンを用いるのがよい
が、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルイミダゾール等の親水性コロイドをも用
いることができる。
本発明の写真感光材料において写真乳剤層その他の層
が塗布される支持体は、写真感光材料に通常用いられて
いる可撓性支持体(ポリエチレンテレフタレート、三酢
酸セルロース、紙等)を用いることが好ましい。可撓性
支持体として有用なものは、硝酸セルロース、酢酸セル
ロース、酢酸酪酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト等の半合成または合成高分子から成るフィルム、バラ
イタ紙またはα−オレフィンポリマー(例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン/ブテン共重合体)等
を塗布またはラミネートした紙等である。支持体は染料
や顔料を用いて着色されてもよい。遮光の目的で黒色に
してもよい。これらの支持体の表面は一般に、写真乳剤
層等との接着をよくするために下塗処理される。支持体
表面は下塗処理の前または後に、コロナ放電、紫外線照
射、火焔処理等を施してもよい。
本発明の感光材料には、その他任意の添加剤が含有さ
れていてよく、これらはリサーチ・ディスクロージャー
176巻、No.17643(1978年12月)及び同187巻、No.18716
(1976年11月)に記載されており、その該当箇所を次の
表にまとめた。
本発明に係る感光材料の乳剤の調製に当たり使用でき
る公知の写真用添加剤も上記2つのリサーチ・ディスク
ロージャーに記載されており、次の表に記載箇所を示し
た。
次に、本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、全処理
時間が20秒以上60秒未満で自動現像処理されるものであ
る。
ここで全処理時間というのは、いわゆる渡りも含めた
処理時間であり、例えば自動現像機による処理であれ
ば、自動現像機に感光材料の先端を挿入してから、現像
槽、渡り部分、定着槽、渡り部分、水洗槽、渡り部分、
乾燥部分を通過して感光材料の先端が乾燥部分から出て
来るまでの全時間〔換言すれば、処理ラインの全長
(m)をライン搬送速度(m/sec.)で割った商(se
c.)〕が、20秒以上60秒未満である処理を言う。ここで
渡り部分の時間を含めるべき理由は、当業界ではよく知
られていることであるが、渡り部分においても前のプロ
セスの液が感光材料(ゼラチン膜)中に膨潤しているた
めに実質上処理工程が進行していると見なせるからであ
る。
現像処理は、具体的には本発明を適用したそれぞれの
感光材料に応じて、それに適切な処理を施するようにす
ればよい。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。当然のことな
がら、本発明は、実施例により限定されるものではな
い。
実施例1 乳剤の調製 60℃,pAg=8、pH=2.0にコントロールしつつ、ダブ
ルジェット法で、平均粒径0.3μmの沃化銀2モル%を
含む沃臭化銀の単分散立方晶粒子を調製した。
調製終了後に炭酸ナトリウムでpHを6.0迄上げ、臭化
カリウムを加えた後にベンゼンスルホニルクロリド及び
硫酸マグネシウムを用い沈澱法にて過剰塩をとり除き、
更にゼラチンを加えてセットし、種乳剤を得た。種乳剤
は、一辺が0.28μmの立方晶にあたる粒子で、角の少し
欠けた14面体粒子を含有する沃化銀含有率が2モル%の
沃臭化銀単分散乳剤であった。
40℃に保たれた保護ゼラチン、及び、必要に応じてア
ンモニアを含む溶液に、この種乳剤を溶解させ、さらに
酢酸によりpHを調整した。この液を母液として、水溶性
銀塩溶液として3.2規定のアンモニア性銀イオン水溶液
をダブルジェット法で添加した。この場合、pHとEAg
は、沃化銀含有率及び晶癖により随時変化させた。つま
り、pAgを7.3,pHを9.7に制御し、沃化銀含有率40モル%
の層を形成させ、平均粒径0.3μmのコア乳剤を得た。
ここで、乳剤の一部をとり、日本電子(株)製JDX−1
0RAを用いてのCu−Kα線によるX線回折により、40モ
ル%の沃化銀が形成していることを確認した。
次にpHを9〜8に変化させ、pAgは9.0に保ち、純臭化
銀の層を30分間かけて成長させた。
このようにして得られた乳剤は、総沃化銀含有率が2.
2モル%である平均粒径0.40μmの立方晶であった。
次に40℃迄温度を下げた後ベンゼンスルホニルクロリ
ドを用いて凝集沈澱法により過剰塩類を除き、ゼラチン
を加えてセットした。この乳剤をE−1とする。
一方、上記純臭化銀層成長終了後臭化カリウム溶液を
加えてpAgを11.0に落とし1分間放置した後、上記と同
様にして得た乳剤をE−2、5分間放置した後のものを
E−3、また純臭化銀層成長終了前5分、10分、15分、
20分、30分前に上記と同量の臭化カリウム溶液を加えた
ものをそれぞれ乳剤E−4,E−5,E−6,E−7,E−8とす
る。
得られた各乳剤について、前記平田明による方法でJD
X−10RAを用いて面指数比率を求めた。その結果を表−
1に示す。
試料の作成 上記8種類の乳剤について、チオシアン酸塩を銀1モ
ル当たり1.8×10-3モル及び最適な量の塩化金酸とハイ
ポを加えて化学熟成を行い、続けてヨウ化カリウムを銀
1モル当たり8×10-4モル添加し、その後下記増感色素
を添加し、55℃で15分間吸着させた。この粒子を用い
て、後掲の組成のとおり添加剤を含有した乳剤塗布液を
調製した。但し乳剤塗布液中のゼラチンの量は、作成す
る各試料について、第2表に示した単位面積当たりのゼ
ラチン量になるようにした。また、下記添加剤を含有さ
せてバッキング層用塗布液を調製した。更に後掲の組成
の保護層液を調製した。
乳剤塗布液及び保護層液により、支持体の一方の側に
ハロゲン化銀乳剤層と、その上層に保護層を形成し、ま
た該乳剤層側とは反対の側に、バッキング層液によりバ
ッキング層を形成して、試料を作成した。即ち、乳剤塗
布液は銀量として片面当たり3.2g/m2、保護層液はゼラ
チン量として片面当たり0.98g/m2となるように140m/分
のスピードで、及び該乳剤層と反対側にバッキング層液
をゼラチン量が第2表に示した単位面積当たりの量にな
るように、140m/分のスピードで、重層で同時塗布し、
乾燥した。
(バッキング層液組成) 塗布液1当たり (a)石灰処理イナートゼラチン 第2表に記載 の量となる量 (i)ポリメチルメタクリレート粒子 (平均粒径5μmのマット剤) 1.1 g (j)ホルマリン水溶液(35%) 0.8 ml (k)グリオキザール水溶液(40%) 0.9 ml (l)塩化ナトリウム 1 g (m)ビスビニルスルホニルメチルエーテル 0.15g (乳剤液組成) 塗布液1当たり (A)石灰処理オセインゼラチン 第2表に記載 の量となる量 (B)5−メチル−1,3,4,7a−テトラ ザインデン−7−オール 0.8 g (C)ハロゲン化銀粒子 0.6 モル (E)ニトロン 0.05 g (F)スチレンとブタジエンのコポリマー 微粒子(平均粒径0.03μmのマット剤) 2.5 g (G)スチレンとマレイン酸のコポリマー 1.5 g (H)2,2−ジヒドロキシメチル−1− ブタノール 8 g (保護層液組成) 塗布液1当たり イ.石灰処理イナートゼラチン 68 g ロ.酸処理ゼラチン 2 g ヘ.C9F19O(CH2CH2O)10CH2CH2OH 1.5g チ.C4F9SO3K 1 g リ.ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒径2μmの
マット剤) 1.1g ヌ.ルドックスAM(コロイドシリカ、デュポン社製)30
g ル.2−4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5−トリア
ジンナトリウム塩の水溶液(2%) 5 ml オ.ホルマリン水溶液(35%) 0.8ml ワ.グリオキザール水溶液(40%) 0.9ml カ.塩化ナトリウム 1 g 試料の処理と評価 (自動現像機での乾燥性) 上記のようにして得られた試料100枚(四切サイズ)
に、現像後の透過濃度として約1.0になるような露光を
与え、下記の現像液及び定着液を用いて、下記の時間で
ローラー自動現像機を用いて100枚連続で現像処理し
た。
〈現像液〉 1の水溶液にし水酸化カリウムでpH10.30にした。
〈定着液〉 1の水溶液にして氷酢酸でpH4.0にした。
〈処理工程〉 処理温度 処理時間 挿入 − 1.2秒 現像+渡り 35℃ 14.6秒 定着+渡り 33℃ 8.2秒 水洗+渡り 25℃ 7.2秒 スクイズ 40℃ 5.7秒 乾燥 45℃ 8.1秒 合計 − 45.0秒 本例では、第1図に示すような自動現像機を用いた。
該現像機のローラーとしてゴムローラーを用い、その材
質は、渡り部分はシリコンゴム(硬度48度)、処理液中
はエチレンプロピレンゴムの一種であるEPDM(硬度46
度)とした。該ローラーの表面粗さDmax=4μm、ロー
ラーの本数は現像部で6本、総本数は84本とした。対向
ローラーの数は51本であり、対向部ローラー数/総ロー
ラ数の比は51/84≒0.61である。現像液補充量は30cc/四
切、定着液補充量は63cc/四切、水洗水量は1.5/minと
した。乾燥部の風量は11m3/min、ヒーター容量は3kW(2
00V)のものを用いた。第1図中、1はフィルム挿入
台、2はフィルムバスケット、3は操作パネル、31はリ
モコン受信部、4はローラー、5は搬送路、6は現像
槽、7は定着槽、8は水洗槽、9は乾燥ラック、91はス
クイズラックである。
全処理時間は上述のとおり45秒である。
最後の10枚の試料について、乾燥ラックから出てきた
ところでただちに素手による感触で乾燥性を評価した。
評価の平均値を第1表に示した。なお評価基準は下記の
とおりである。
A:手触りがサラサラしている(乾燥充分) B:若干濡れた感じがする(乾燥不充分) C:濡れている (指紋跡故障) 各試料を温度25℃、湿度70%R.H.の温湿度条件下で5
時間調湿後、素手で試料を取扱い、その後、現像後の透
過濃度が約1.0になるように露光を与え、前述と同様の
ローラー自動現像機を用いて現像処理した。得られた現
像済試料を、指紋跡故障について評価した。結果を第2
表に示す。評価基準は下記のとおりである。
A:全く発生せず B:若干弱い発生あり(許容範囲内) C:若干強い発生あり(許容範囲外) D:強い発生あり 第2表から明らかなように、本発明に係る試料は乾燥
性が良好であり、よって迅速処理に適し、また指紋跡故
障も生じにくいものである。
また搬送時において、クッツキもみられなかった。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、感
光材料同士のクッツキが防止でき、かつ迅速処理適性が
あり、しかも指紋跡故障を抑制することができるという
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いられる自動現像機の一例
を示す構成図である。 1……フィルム挿入台、2……フィルムバスケット、3
……操作パネル、31……リモコン受信部、4……ローラ
ー、5……搬送路、6……現像液槽、7……定着槽、8
……水洗槽、9……乾燥ラック、91……スクイズラッ
ク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の一方の側に少なくとも1層のハロ
    ゲン化銀乳剤層を有し、他方の側に非感光性親水性コロ
    イド層であるバッキング層を有するハロゲン化銀写真感
    光材料の処理方法において、 上記ハロゲン化銀写真感光材料は、その上記双方の側は
    マット剤を含有するとともに、上記ハロゲン化銀乳剤層
    を有する側に含有されるマット剤の平均粒径が上記バッ
    キング層を有する側に含有されるマット剤の平均粒径よ
    り小さく、該バッキング層を有する側に含有されるマッ
    ト剤の平均粒径を1とした時、該ハロゲン化銀乳剤層を
    有する側に含有されるマット剤の平均粒径は1/1.5以下
    であり、かつ上記ハロゲン化銀乳剤層の少なくともいず
    れか1層に、面指数比率 が50%〜100%であるハロゲン化銀粒子を含有し、 更に上記ハロゲン化銀乳剤層を有する側の全バインダー
    量が3.5g/m2以下であり、 また、上記ハロゲン化銀乳剤層を有する側の全バインダ
    ー量と上記バッキング層を有する側の全バインダー量と
    の総和は、9g/m2以下であり、 かつ上記ハロゲン化銀写真感光材料を、全処理時間が20
    秒以上60秒未満で自動現像処理することを特徴とするハ
    ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
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