JP2650313B2 - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JP2650313B2 JP63111092A JP11109288A JP2650313B2 JP 2650313 B2 JP2650313 B2 JP 2650313B2 JP 63111092 A JP63111092 A JP 63111092A JP 11109288 A JP11109288 A JP 11109288A JP 2650313 B2 JP2650313 B2 JP 2650313B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体デバイス装置におけるドライエッチン
グ方法に関するものである。
従来の技術 近年、多層配線におけるコンタクトホール形成方法は
半導体集積回路の高集積化,高密度化に伴い半導体装置
の製造工程において重要視されている。
従来、基板上に、SiO2,SiN,a−Siの順で形成された多
層膜にコンタクトホールを形成する際には、第3図に示
したようなウェットエッチング方法が用いられていた。
第3図(a)はウェットエッチング前の試料の断面図
で、1はフォトレジストマスク、2はa−Si、3はSi
N、4はSiO2、5は基板を示している。第3図(b)は
前記試料をウェットエッチングした後の断面図を示して
いる。しかしながら、このようなウェットエッチング方
法では、エッチング量の制御が難しく、薬液の経時変化
により再現性が悪く、またエッチング面に異物の付着等
による汚染が発生する問題があった。
そこで、従来方法の第2の例としてコンタクトホール
の形成に際し、第4図に示すようなドライエッチング方
法が用いられるようになった。第4図(a)はドライエ
ッチング前の試料の断面図で、6はフォトレジストマス
ク、7はa−Si、8はSiN、9はSiO2、10は基板を示し
ている。第4図(b)は前記試料をCF系ガスプラズマを
用いてドライエッチングした後の断面図を示している。
第4図に示すようなドライエッチングを用いることによ
り、ウェットエッチングで問題となっていたエッチング
量の制御の問題,再現性の問題,異物の付着等による汚
染の問題が解決できた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、エッチング形
状が異方性となるため、エッチングの後工程であるAl膜
の膜づけに際し、Al膜の断線が発生しやすいという問題
がある。第5図はドライエッチング後のAl膜の膜づけを
示すもので、第5図(a)はAl膜の膜づけの後を示して
いる。第5図(a)の11は、a−Si,12はSiN、13はSi
O2、14は基板を示し、第5図(b)の15はAl膜、16は膜
づけ時に発生する断厳部を示している。第5図(b)の
状態が発生した場合、半導体装置の完成の際断線不良や
コンタクト抵抗の増大を来たし、半導体装置の信頼性を
著しく低下させるという問題を有していた。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のドライエッチ
ング方法は、NF3もしくはSF6とCF系のガスを連続的に変
化させたガスプラズマを用いてエッチングを行うもので
ある。
作用 本発明は上記した構成によって、コンタクトホールを
寸法精度よく加工できるとともに、コンタクトホール上
面エッジ部のテーパー形成を可能ならしめるものであ
る。この方法により、Al膜の膜づけ時の断線を防止する
とともに、ウェットエッチングで生じるエッチング量の
制御,再現性,異物の付着等による諸問題を回避するこ
とができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例におけるコンタクトホ
ール形成のためのドライエッチング方法を示すものであ
る。第1図(a)はドライエッチング前の試料であり、
17は厚さ1.2μmのフォトレジストマスク、18は厚さ500
Åのa−Si、19は厚さ0.4μmのSiN、20は厚さ0.4μm
のSiO2を示している。ドライエッチング装置は平行平板
電極タイプを用いた。前記試料を、高周波電力を印加す
る側の電極上に置きガス流量がSF6を60SCCM,反応圧力が
800mTorr,高周波電力が800W(13.56MHz,電力密度3.4W/c
m2)の条件で45秒間エッチングしたものが第1図(b)
である。第1図(b)において、a−Si18とSiN19の一
部は等方性エッチングされている。第1図(c)は第1
図(b)をさらにガス流量がCF4+5%O2、45SCCMと、C
HF3、30SCCM,反応圧力が800mTorr,高周波電力が800WC1
3.56MHz,電力密度3.4W/cm2)で210秒間エッチングした
時の断面を示している。第1図(c)において、残りSi
N19とSiO220は異方性エッチングされている。第1図
(d)は第1図(c)のエッチング後、フォトレジスト
を除去し、スパッタリングで0.6μmのAl膜を形成した
時の断面図で、22はAl膜を示している。この時、コンタ
クトホールでのAl膜22の断線は見られなかった。なお、
SF6ガス及びCF4とCHF3の混合ガスのいずれの場合でも、
反応圧力は800mTorr〜100mTorrの範囲で良好なテーパエ
ッチングができる。
以上のように本実施例によれば、a−Si,SiN,SiO2
複数層に対し、SF6のガスプラズマを用いてa−SiとSiN
の一部をエッチングし、続いてCF4+5%O2とCHF3のガ
スプラズマを用いて残りのSiNとSiO2をエッチングする
ことにより、a−SiとSiNの一部がテーパ状となり、Al
膜の膜づけの際コンタクトホールでの断線を防ぐことが
容易となる。
次に、本発明の第2の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第2図(a)は第1図(a)で示した試料を、ガス流
量を連続的に変化させドライエッチングした時のガス流
量の変化を示したものである。第2図の23はCF6、24はC
F4+5%O2、25はCHF3を示している。上記のガス流量と
反応圧力が800mTorr,高周波電力が800W(13.56MHz,パワ
ー密度3.4W/cm2)の条件で、第1図(a)で示した試料
をエッチングしたところ、エッチング断面は第2図
(b)に示したような、a−Si,SiN,SiO2がなめらかな
曲線になる形状となった。第2図(b)において第1図
(c)との同一番号は、同一の膜を表わしている。
以上のように、上記方法を用いることにより、コンタ
クトホール上部のテーパエッチングができ、Al膜の膜厚
づけの際の断線を防止するとともに、エッチングを途中
で止めることなく連続的なエッチングを行うことが可能
となり、工程数の削減のため生産性の向上がはかれる。
なお、第1図(b)の説明におけるエッチング条件に
おいて、反応ガスO2を添加し、そのガス流量を変化する
ことによってコンタクトホール上部のテーパ角度を任意
に変化させることができる。
また第1の実施例,第2の実施例で示したSF6のかわ
りに、NF3を使用しても同様の効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、NF3もしくはCF6と、CF系のガ
スを連続的に変化させたガスプラズマを用いて、SiO2,S
iN,a−Si3層を連続的にドライエッチングすることで工
程数の削減となり生産性の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例における
ドライエッチング方法を示す工程断面図、第2図(a)
は第2の実施例におけるガス比を連続的に変化させたこ
とを示す特性図、第2図(b)は本発明の第2の実施例
におけるドライエッチング方法によりエッチングされた
半導体の断面図、第3図(a),(b)は従来例の第1
例のウェットエッチング形状を示す図、第4図(a),
(b)は従来例の第2例のドライエッチング形状を示す
図、第5図(a),(b)は従来例の第2例の問題点を
示す図である。 18……a−Si、19……SiN、20……SiO2、23……SF6、24
……CF4+5%O2、25……CHF3
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−38780(JP,A) 特開 昭57−124440(JP,A) 特開 昭61−156739(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、SiO2,SiN,a−Siの順で形成され
    た多層膜に対し、NF3もしくはSF6とCF系のガス混合比を
    連続的に変化させたガスプラズマを用いて、a−Si,Si
    N,SiO2の3層を連続的にドライエッチングすることを特
    徴とするドライエッチング方法。
JP63111092A 1988-05-06 1988-05-06 ドライエッチング方法 Expired - Lifetime JP2650313B2 (ja)

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