JP2649938B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2649938B2
JP2649938B2 JP63071054A JP7105488A JP2649938B2 JP 2649938 B2 JP2649938 B2 JP 2649938B2 JP 63071054 A JP63071054 A JP 63071054A JP 7105488 A JP7105488 A JP 7105488A JP 2649938 B2 JP2649938 B2 JP 2649938B2
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    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
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    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
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    • HELECTRICITY
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
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    • H01L29/7801DMOS transistors, i.e. MISFETs with a channel accommodating body or base region adjoining a drain drift region
    • H01L29/7802Vertical DMOS transistors, i.e. VDMOS transistors
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体装置に係り、特に占有面積の小さい静
電保護機能を有する半導体装置に関する。
(従来の技術) 従来から、集積回路装置の入力部には外部からのノイ
ズやサージ等の過大な入力電圧から内部回路のゲート絶
縁膜を保護するための回路が設けられている。
第8図は入力段に静電保護回路43を有する一般的な集
積回路40のチップレイアウト概略図である。
同図において、入力端子13aから入力される入力信号
は、静電保護回路43を介して入力バッファ回路45に入力
される。この入力信号は、内部論理回路46において処理
され、その後出力バッファ回路47を介して出力端子42か
ら出力される。
第9図はこの静電保護回路43と、内部回路のうち最も
入力端子13aに近い入力バッファ回路45とをブロック図
で示したものである。
通常、静電保護回路43は2つの部分に分けられる。1
つは入力電圧波形の鋭い立ち上がりを純化させる遅延回
路部55であり、もう1つは入力電圧の最高値を規定し、
これ以上の電圧をクランプしてしまうクランプ回路部54
である。
前記遅延回路部55は直列抵抗と容量とから成るが、こ
のうち容量はクランプ回路部も含めた配線容量や次段の
ゲート容量で構成される為、実際には直列抵抗のみが付
加されている。クランプ回路部54では、ダイオードの逆
方向の降伏電圧や、MOSトランジスタ内でダイオード接
続されたMOSダイオードの降伏電圧が利用されている。
第10図は第9図の内容を具体的に示した等価回路図で
ある。同図(a)及び(b)は保護抵抗48、ダイオード
49、および容量100を用いて静電保護回路43を構成した
場合の等価回路であり、同図(c)及び(d)は、保護
抵抗48、MOSFET50又は51、および容量100を用いて静電
保護回路43を構成した場合の等価回路である。
第11図は、第10図(d)に示した静電保護回路43が形
成された半導体基板の断面図であり、第12図はその上面
図である。第11図において、N型単結晶基板60の表面に
形成されたP型拡散層48は、前記第10図(d)に示され
た保護抵抗48に相当し、P型拡散層から成るドレイン領
域21、ソース領域22及びゲート12−1によって構成され
るPチャネルMOSFET51は、前記第10図(d)のPチャネ
ルMOSFET51に相当する。
また、Pウェル領域5−2の表面に形成されたN型拡
散層から成るドレイン領域8−1およびソース領域8−
2は、ゲート電極12−2と共にNMOSトランジスタを構成
し、これは第10図(d)のNMOSトランジスタ17に相当す
る。
さらに、P型拡散層から成るドレイン領域9−1、ソ
ース領域9−2およびゲート電極12−2によって構成さ
れるPMOSトランジスタ18は、第10図(d)のPMOSトラン
ジスタ18に相当する。
このNMOSトランジスタ17とPMOSトランジスタ18とは、
それぞれのドレイン領域8−1、9−1が出力端子とな
る導電層13eによって互いに接続されており、入力バッ
ファ回路45を構成している。
また、MOSFET51の両端に設けられたP型拡散層61は、
入力端子13aに過電圧が印加された場合に、該MOSFET51
以外には影響が及ばないようにするためのガードリング
であり、酸化シリコン膜10および絶縁膜11を選択的に除
去してなる接続孔を通して導電層13rと接続されてい
る。なお、この導電層13rは半導体装置内の最低電位に
接続(図示せず)されている。
さらに、MOSFET51のソース領域22およびPMOSトランジ
スタ18のソース領域9−2は、それぞれ導電層13b,13f
を介してCMOS回路内の最高電位に接続されており、NMOS
トランジスタ17のソース領域8−2は、導電層13dを介
してCMOS回路内の最低電位に接続されている。
(発明が解決しようとする課題) 通常、半導体装置内には半導体素子と共に抵抗素子が
形成されているが、従来技術においては該抵抗素子が半
導体素子と同一平面上に形成されており、集積度を向上
させる上において大きな妨げとなっていた。
また、上記したように半導体装置の入力段に設けられ
る静電保護回路内の保護抵抗は、入力端子に過電圧が印
加された場合にこれをバイパスするに足る電流容量を確
保するためにある程度の大きさが要求されており、その
傾向が特に顕著であった。
さらに、従来技術においては、入力端子に過電圧が印
加された場合にクランプ回路を構成するMOSFET以外には
悪影響が及ばないようにするために、該MOSFETの両端に
ガードリング等を設けなければならず、これも半導体装
置の集積度を向上させる上において大きな妨げとなって
いた。
本発明の目的は、上記した問題点を解決し、抵抗素子
の占有面積を小さくすることによって集積度を向上させ
た半導体装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本発明は、半導体基
板から絶縁されて形成され、前記半導体基板の表面に露
出する領域を有する複数の単結晶島内に半導体素子を形
成し、前記単結晶島の基板との境界面の内側に沿って抵
抗素子用の高不純物濃度埋込層を形成すると共に、該高
不純物濃度埋込層の単結晶島の表面に露出する両端部に
コンタクト部を具備した点に特徴がある。
さらに、本発明は単結晶島内に形成される半導体素子
をMOSFETとし、前記コンタクト部の一方は外部入力端子
と接続し、他方はMOSFETのドレイン領域と接続した点に
特徴がある。
さらに、本発明は単結晶島内に形成されるMOSFETを縦
型MOSFETとし、そのドレイン領域の導電型と高不純物濃
度埋込層の導電型とを同一にした点に特徴がある。
(作用) 上記した構成によれば、高不純物濃度埋込層を抵抗素
子として用いることができると共に該高不純物濃度埋込
層の大部分をMOSFETの投影領域内に形成することができ
るようになるので、半導体装置内に占める抵抗素子の面
積を小さくすることができる。
さらに、MOSFETを縦型MOSFETとし、そのドレイン領域
の導電型と高不純物濃度埋込層の導電型とを同一にして
該縦型MOSFETのドレイン抵抗をも抵抗素子として用いる
ことができるようにしたので、該縦型MOSFETを静電保護
回路のクランプ用パワーMOSFETとして用いれば、半導体
装置の面積を大きくすること無く耐圧を向上させること
ができる。
さらに、MOSFETが形成される単結晶島は高不純物濃度
埋込層によって囲まれているので、該MOSFETを静電保護
回路のクランプ用パワーMOSFETとして用いる場合でもガ
ードリング等を設ける必要がなくなり、半導体装置内で
の静電保護回路の占有面積をさらに小さくすることがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
第2図は本発明の第一の実施例の平面図であり、第1
図は第2図のA−A切断線における断面図である。第3
図は、本実施例の等価回路図である。本実施例は、誘電
体分離(Dielectric Isolation;以下、DIと略する)基
板上のNチャネル縦型MOSFETを静電保護素子の電圧クラ
ンプ回路として用い、そのドレイン抵抗を保護抵抗とし
た実施例である。
第1図ないし第3図において、第10図ないし第12図と
同一の符号は同一または同等部分を表わしている。
以下に、本実施例において用いられるDI基板の製造方
法を第14図(a)〜(d)に従って説明する。
まず、同図(a)に示されるN型単結晶シリコン4の
片側の面に、異方性エッチングによって同図(b)のご
とく分離溝80を形成した後、全面にN+高濃度不純物層3
を拡散形成し、その上に、誘電体絶縁分離用の二酸化シ
リコン膜2を被着させる。
次に、この二酸化シリコン膜2の上に、支持体となる
シリコン多結晶層1を形成する。次に、単結晶側を同図
(c)のα−αで示した位置まで研磨する。
以上の工程により、同図(d)に示されるように互い
に二酸化シリコン膜2で分離された単結晶島4を有する
DI基板が得られる。
本実施例においては、第1図に示されるようにこのN
型半導体領域4内にP型半導体領域5−1が不純物の拡
散により形成されており、このP型半導体領域5−1
は、縦型パワーMOSFET50のウェル領域を構成する。P型
半導体領域5−1内にはN+型半導体領域7が形成されて
おり、これは縦型パワーMOSFET50のソース領域を構成す
る。
このN+型ソース領域7のゲート電極側端部は、後述す
るゲート電極12−1で規定されており、かつゲート電極
12−1の下部に廻り込んでいる。一方、N+型ソース領域
7のゲート電極側以外の周辺部は、例えばレジスト膜か
らなるマスクによって規定されている。
N型半導体領域4の表面には、多結晶シリコン等から
成る縦型パワーMOSFET50のゲート電極12−1、NMOSトラ
ンジスタ17およびPMOSトランジスタ18のゲート電極12−
2が、それぞれ酸化シリコン膜を介して形成されてい
る。
また、ゲート電極12−1は、チャネル領域のみならず
N型ドレイン領域4の上にも設けられている。N+型半導
体領域3の表面部分に形成されたN+型半導体領域6は、
縦型パワーMOSFET50のドレイン・コンタクト領域を構成
している。
N+型ソース領域7とP型ウェル領域5−1との表面に
は、例えばアルミニウム合金層からなる導電層13bが、
酸化シリコン膜10及び絶縁膜11を選択的に除去してなる
接続孔14bを通して接続されている。同様に、N+型ドレ
イン・コンタクト領域6には、入力端子となる導電層13
a,導電層13cがそれぞれ酸化シリコン膜10及び絶縁膜11
を選択的に除去してなる接続孔14a,14cを通して接続さ
れている。
P型半導体領域5−2内に形成されたN+型半導体領域
8−1,8−2は、それぞれCMOS回路のNMOSトランジスタ1
7のソース領域及びドレイン領域を構成している。このN
+型半導体領域8−1,8−2は、ゲート12−2と酸化シリ
コン膜10とにより規定されている。
N型半導体領域4内に形成されたP+型半導体領域9−
1,9−2は、それぞれCMOS回路のPMOSトランジスタ18の
ドレイン領域及びソース領域を構成している。このP+
半導体領域9−1,9−2も、前記N+型半導体領域8−1,8
−2と同様にゲート電極12−2及び酸化シリコン膜10に
より規定されている。
NMOSトランジスタ17のソース領域を構成するN+型半導
体領域8−1は、絶縁膜11を選択的に除去してなる接続
孔を通して導電層13dに接続されている。さらに、この
導電層13dはCMOS回路内の最低電位に接続されている。
NMOSトランジスタ17のドレイン領域であるN+型半導体
領域8−2は、絶縁膜11を選択的に除去してなる接続孔
を通して導電層13eに接続されると共にPMOSトランジス
タ18のドレイン領域9−1にも接続され、さらに入力バ
ッファ回路の出力として内部論理回路(図示せず)へ接
続されている。
一方、PMOS18のソース領域となるP+型半導体領域9−
2は、接続孔を通して導電層13fに接続されている。さ
らに、この導電層13fはCMOS回路内の最高電位に接続さ
れている。
入力端子13aは、例えばアルミ合金層からなるボンデ
ィングパッドを構成し、N+型半導体領域6へ接続されて
いる。
尚、CMOS回路部分のP型ウェル5−2は最低電位に、
N型基板4は最高電位にそれぞれ接続(図示せず)され
ている。
次に、第3図を用いて本実施例の動作を説明する。第
3図中では、前記縦型パワーMOSFET50のドレイン抵抗を
56a,56b,57の3つに分割して示している。このドレイン
抵抗56a,56bは、それぞれ第1図における接続孔14aから
ゲート12−1の真下まで、およびゲート12−1の真下か
ら接続孔14cまでの主にN+半導体領域3による抵抗であ
り、ドレイン抵抗57は、主にゲート12−1の真下のN型
半導体領域4による抵抗を表わしている。
入力端子13aに加わる入力電圧値が縦型パワーMOSFET5
0の耐圧以下の場合は、入力信号はそのまま入力バッフ
ァ45に伝わり出力端子13eを経て内部論理回路へ伝わ
る。
一方、入力電圧が縦型パワーMOSFET50の耐圧以上にな
ると、縦型パワーMOSFET50はブレークダウンして導通状
態となる。したがって、入力バッファ45に入力される電
圧は入力電圧を抵抗56aおよび57で分圧した電圧とな
り、入力バッファ45のゲートは過電圧から保護される。
このように、本実施例によれば縦型パワーMOSFET50の
投影領域内に形成されるドレイン抵抗56a,56b,57を保護
抵抗として使用することができる。
すなわち、従来はパワーMOSFETと同一平面上に形成さ
れていた保護抵抗の大部分を、パワーMOSFETの投影領域
内に形成することができるようになる。したがって、半
導体装置内における静電保護素子の占有面積を縮小出来
るようになる。
第4図は本発明の第2の実施例の断面図であり、第5
図はその等価回路図である。
第4図において第1図と同一符号で示した部分は、同
一物又は相当物を示している。同様に、第5図において
第3図と同一符号で示した部分は、同一物又は相当物を
示している。
本実施例はDI基板の高濃度埋込層20を単結晶領域4と
は反対の導電型に形成し、この高濃度埋込層20を保護抵
抗として用い、その上に保護素子となるMOSFETを形成し
た例である。
第4図及び第5図において、酸化シリコン膜2の内側
に形成されたP+型半導体領域20は第5図に示した保護抵
抗48を構成する。N型半導体領域4の表面部分に形成さ
れたP+型半導体領域32はP+型半導体領域20と入力端子13
aとのコンタクト領域となる。N型半導体領域4の表面
に形成されたP+型半導体領域21は、電圧クランプ回路と
なるPチャネルパワーMOSFET51のドレイン領域を構成し
ている。
同様に、N型半導体領域4の表面に形成されたP+型半
導体領域22は、PチャネルパワーMOSFET51のソース領域
を構成している。
なお、第4図の中には示していないが、P+型半導体領
域21及び22をそれぞれドレイン領域及びソース領域とす
るPチャネルMOSFET51のウェルに相当するN型半導体領
域4へ電位を給電する端子は、ゲート12−1及びソース
端子13bと共に最高電位に接続されている。
次に、第4図および第5図を用いて本実施例の動作を
説明する。
第4図において、入力端子である導電層13aは、コン
タクト領域32において保護抵抗48を構成するP+型半導体
領域20と接続されている。一方、反対側のコンタクト領
域32に接続されている導電層13cは、ドレイン導電層13g
に接続されると共に入力バッファ回路45のゲート端子12
−2にも接続されている。
このような構成を有する本実施例において、入力端子
13aに加わる電圧が電源電圧以上になると、P+半導体領
域20とN型半導体領域4との間の接合が順方向にバイア
スされるので、P+半導体領域20から電源に電流が流れ
る。したがって過電圧が内部回路に加わることはない。
一方、入力端子13aに加わる負電圧がPチャネルパワ
ーMOSFET51の耐圧を越えると、該PチャネルパワーMOSF
ET51が降伏して電源電圧が内部回路に加わる。
第6図は第3の実施例の断面図であり、第7図はその
等価回路図である。第6図において、第1図あるいは第
4図と同一符号で示した部分は、同一物又は相当物であ
る事を示している。同様に第7図において第3図あるい
は第5図と同一符号で示した部分は同一物又は相当物で
あることを示している。
本実施例は、DI基板のN+型高濃度埋込層3を保護抵抗
48として用い、この埋込層3上の半導体領域4に反対導
電型の領域を形成し、ここに保護素子となるMOSFETを形
成した例である。
第6図及び第7図において、N型半導体領域4の表面
に形成されたP型半導体領域5−1は、NチャネルMOSF
ET41のPウェル領域を構成する。P型半導体領域5−1
の表面に形成されたN+型半導体領域23は電圧クランプ用
素子となるNチャネルMOSFET41のドレイン領域を構成し
ている。
同様に、N+型半導体領域24はNチャネルMOSFET41のソ
ース領域を構成しており、P+型半導体領域25はNチャネ
ルMOSFET41のウェル給電端子を構成している。
従って、NチャネルMOSFET41のドレイン領域23に接続
されている導電層13jは、N+半導体領域3によって構成
される抵抗48の入力バッファ側端子につながる導電層13
cに接続(第7図)されている。ソース領域24に接続さ
れている導電層13iは、ゲート12−1及びウェル給電端
子25に接続されている導電層13hと共に最低電位に接続
されている。
本実施例において、入力端子13aに加わる入力電圧値
がNチャネルMOSFET41の耐圧以下の場合は、入力信号は
そのまま入力バッファ45に伝わり出力端子13eを経て内
部論理回路へ伝わる。
一方、入力電圧がNチャネルMOSFETの耐圧以上になる
と該MOSFET41はブレークダウンして導通状態となる。し
たがって、入力バッファ45のゲートには半導体装置の最
低電位が印加されことになる。
第13図は、前記第1図に示した実施例と同様の静電保
護回路を、PN接合分離基板上に形成した場合に実施例で
あり、第1図と同一の符号は同一または同等部分を表し
ている。
本実施例では、P型単結晶シリコン基板70中に、素子
分離用P型半導体領域73によって素子間分離されたN型
高不純物濃度領域71−1、74が形成されており、このN
型高不純物濃度領域71−1、74の内側に形成されたN型
エピタキシャル層72の表面には縦型MOSFET50が形成され
ている。
本実施例では、第1図に示した実施例においては誘電
体分離用絶縁膜2の内側に沿って形成されたN型高不純
物濃度層3によって構成された保護抵抗46を、前記N型
高不純物濃度領域71−1および74によって形成した。
また、NMOSトランジスタ17およびPMOSトランジスタ18
によって構成されるCMOS回路の下にもN型高不純物濃度
層71−2を形成してCMOS回路のNウェルの抵抗を下げれ
ば、ラッチアップ防止の効果も期待できる。
なお、本実施例の動作は、第1図に示した実施例の動
作説明より明らかであろう。
本実施例においても、保護抵抗を構成する半導体領域
がクランプ回路を構成する縦型MOSFET50の投影領域内に
形成されているので、集積回路内に占める静電保護回路
の面積を小さくすることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、抵抗素子をMOSFETの投影領域内に形
成することができるようになり、半導体装置内に占める
抵抗素子の面積を小さくすることができるので、半導体
装置の集積度を向上させることができる。
さらに、MOSFETを縦型のMOSFETにすると共に、そのド
レイン領域の導電型と高不純物濃度埋込層の導電型とを
同一にしたので、該縦型MOSFETを静電保護回路のクラン
プ用パワーMOSFETとして用いれば、そのドレイン抵抗を
も抵抗素子として用いることができるようになり、静電
保護回路の面積を大きくすること無くその耐圧を向上さ
せることができる。しかも、MOSFETが形成される単結晶
島は高不純物濃度埋込層によって囲まれているのでガー
ドリングを設ける必要がなくなり、半導体装置内での静
電保護回路の占有面積をさらに小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の断面図である。 第2図は第1の実施例の平面図である。 第3図は第1の実施例の等価回路図である。 第4図は本発明の第2の実施例の断面図である。 第5図は第2の実施例の等価回路図である。 第6図は本発明の第3の実施例の断面図である。 第7図は第3の実施例の等価回路図である。 第8図は静電保護回路を有する集積回路のチップ上のレ
イアウトを示す概略図である。 第9図は静電保護回路のブロック図である。 第10図は従来の半導体装置の等価回路図である。 第11図は従来技術の断面図である。 第12図は従来技術の平面図である。 第13図は本発明の第4の実施例の断面図である。 第14図は誘電体絶縁分離基板の製造方法を示す断面図で
ある。 1……多結晶シリコン支持体、2……酸化シリコン膜、
3……N型高濃度埋込層、4……N型単結晶シリコン領
域、5……P型ウェル領域、6……P型コンタクト領
域、7……N型ソース領域、8−1,8−2……N型半導
体領域、9−1,9−2……P型半導体領域、10……酸化
シリコン膜、11……絶縁膜、12−1,12−2……ゲート、
13a……入力端子、13b〜j……導電層、41……Nチャネ
ルMOSFET、43……静電保護回路、45……入力バッファ回
路、50……縦型パワーMOSFET50、51……PチャネルMOSF
ET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04 H01L 21/76 D 27/092 J

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、 基板から絶縁されて形成され、前記基板の表面に露出す
    る領域を有する単結晶島と、 前記単結晶島の基板との境界面の内側に沿って形成さ
    れ、その両端部がそれぞれ入力端および出力端となり、
    その両端間に保護抵抗成分が形成される高不純物濃度埋
    込層と、 前記単結晶島内に形成されて前記高不純物濃度埋込層と
    固定電位との間に接続され、前記入力端への入力電圧が
    予定値を越えると導通状態になる半導体スイッチング素
    子とを具備したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記基板は、誘電体分離基板であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記基板は、PN接合分離基板であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記半導体スイッチング素子はMOSFETであ
    り、前記高不純物濃度埋込層は当該MOSFETのドレイン領
    域に接続され、前記固定電位はソース領域に接続された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記MOSFETは縦型MOSFETであり、該縦型MO
    SFETのドレイン領域を構成する半導体領域の導電型と前
    記高不純物濃度埋込層の導電型とは同一であることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の半導体装置。
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