JP2647495B2 - 床 材 - Google Patents

床 材

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JP2647495B2
JP2647495B2 JP1121133A JP12113389A JP2647495B2 JP 2647495 B2 JP2647495 B2 JP 2647495B2 JP 1121133 A JP1121133 A JP 1121133A JP 12113389 A JP12113389 A JP 12113389A JP 2647495 B2 JP2647495 B2 JP 2647495B2
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JP
Japan
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floor
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wooden
laminated
hard base
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JP1121133A
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嘉彦 山下
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、床材の構造に関し、詳しくは木質系の床片
材を使用して床に木質感を出しながら、木材が有する可
燃性を抑制して、火災などに安全になそうとする技術に
係るものである。
[従来の技術] 従来、例えばオフィスなどにおいて、コンクリート等
で仕上げられた床下地の凹凸のような不陸を吸収して床
の施工を行うのに、基材層の上に床片材が積層されて一
体化された床材が使用されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このような床材においては、表面に木質系
の床片材1Aを存在させ、オフィスなどにおいても木質感
が出せて快適であるが、木質故に可燃性が高く、火災な
どにおいて安全面の上で問題が生じるものであり、木質
系の床材を施工し難いのが現状となっていた。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、木質系でありながら難燃
性があり、安全であり、結果として木質系の施工を行う
ことができる床材を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 基材層3Aを構成している硬質基材3は、樹脂成形品で
矩形の四隅に脚9が垂下されて構成され、硬質基材3が
薄肉部12において折り曲げ自在に接続され、各硬質基材
3に難燃処理された木質系の床片材1Aが積層されて成る
ことを特徴とするものである。
[作用] このように、基材層3A上に積層されて一体化される木
質系の床片材1Aが難燃処理されることによって、基材層
3Aが床下地に接触して、床下地から木質系の床片材1Aへ
の湿気などの影響を阻止し、木質系の床片材1Aにてオフ
ィスなどにおいても木質感を出し、自然感を出し、快適
になしながら、床片材1Aは難燃処理がなされていて、不
燃性を高め、火災などのにも安全性を高め、結果とし
て、木質系の床に施工を可能にしたものであり、しか
も、基材層3Aを構成している硬質基材3Aは、樹脂成形品
で矩形の四隅に脚9が垂下されて構成され、硬質基材3
が薄肉部12を介して折り曲げ自在に接続され、各硬質基
材3に難燃処理された木質系の床片材1Aが積層されてい
て、樹脂成形品で矩形または正方形の硬質基材3は薄肉
部12で折り曲げ自在に接続されて、例えばオフィスなど
において、コンクリート等で仕上げられた床下地1Aの凹
凸のような不陸を吸収して床に馴染むとともに、脚9が
垂下されて構成される空所に配線がおこなえ、オフィス
などに張る床材として有効である。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図及び第2図において、硬質基材3は樹脂成型品
であり、正方形または矩形の基板8の四隅に脚9が垂下
されて構成されている。硬質の床片材1Aは木質系であ
り、表面には木目が形成されている。このような木目は
木材のむく材を切り出したものや突板のような表層単板
1bを合板製の基材となる木質合板1cに貼設したものであ
る。そして木質合板1cの裏面には、反り防止層1dを積層
して、木質合板1cに表層単板1bを積層することによる反
りを抑制してある。この反り防止層1dは、表層単板と同
じものを裏張単板として張ってもよく、又、不織布1eで
構成してもよい。しかして木質系の床片材1Aの反りを抑
制している。そして合成樹脂製の硬質基材3は薄肉部12
において折り曲げ自在に接続されている。かかる薄肉部
12は押出成型時にはその長さ方向(押出し方向)に形成
され、そして押出し方向とは直交する方向に対しては押
出成型後に切削加工にて形成される。
しかして第2図に示すように、硬質基材3群から構成
された基材層3Aの上に両面テープ4が貼着され、その上
にカルプのような軟質シート5が積層されて、クッショ
ン性を付与し、軟質シート5の上に不織布1eが積層され
て補強を行い、これの上に、床片材1Aが積層されるので
ある。このように形成された床材Aは、例えば第1図に
示すように、500mm角の面積のものに9個の硬質基材3
と床片材1Aとが夫々使用される。そして表層単板1bには
溝10を形成して、床片材1Aに小割感を出してもよい。
そして、基材層3A上に積層されて一体化される木質系
の床片材1Aが難燃処理されるのである。しかして基材層
3Aがコンクリートスラブのような床下地に接触して、床
下地から木質系の床片材1Aへの湿気などの影響を阻止
し、木質系の床片材1Aにてオフィスなどにおいても木質
感を出し、自然感を出し、快適になしながら、床片材1A
は難燃処理がなされていて、不燃性を高め、火災などに
も安全性を高めている。硬質基材3の脚9間には、オフ
ィスオートメーション用の配線が行なわれる。
そして、床片材1Aの難燃処理は、木質系の床片材1Aを
例えば、Al2+,Mg2+,Zn2+,Ca2+,Ba2+のような無機陽イオ
ンの水溶液と、例えばHPO4 2-,CO3 2-,SO4 2-のような無機
陰イオンの水溶液に順次含浸させて、木質材の内部の奥
部にまで無機塩(無機系難燃物)を形成し、このような
無機処理にて床片材1Aに難燃処理を行うものである。そ
してこのように木質の床片材1Aを上記イオン溶液に含浸
させるのは、無機系難燃物を直接床片材1Aの奥部に含浸
させ難いためである。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、基材層上に積層されて一体化
される木質系の床片材が難燃処理されるから、基材層が
床下地に接触して、床下地から木質系の床片材への湿気
などの影響を阻止し、木質系の床片材にてオフィスなど
においても木質感を出し、自然感を出し、快適になしな
がら、床片材は難燃処理がなされていて、不燃性を高
め、火災などにも安全性を高め、結果として、木質系の
床の施工を可能にできるという利点があり、しかも、基
材層を構成している硬質基材は、樹脂成形品で矩形の四
隅に脚が垂下されて構成され、硬質基材が薄肉部におい
て折り曲げ自在に接続され、各硬質基材に難燃処理され
た木質系の床片材が積層されていて、樹脂成形品で矩形
または正方形の硬質基材は薄肉部で折り曲げ自在に接続
されて、例えばオフィスなどにおいて、コンクリート等
で仕上げられた床下地の凹凸のような不陸を吸収して床
に馴染むとともに、脚が垂下されて構成される空所に配
線がおこなえ、オフィスなどに張る床材として有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同上の断
面図であり、1Aは床片材、3Aは基材層、3は硬質基材、
9は脚、12は薄肉部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材層を構成している硬質基材は、樹脂成
    形品で矩形の四隅に脚が垂下されて構成され、硬質基材
    が薄肉部において折り曲げ自在に接続され、各硬質基材
    に難燃処理された木質系の床片材が積層されて成ること
    を特徴とする床材。
JP1121133A 1989-05-15 1989-05-15 床 材 Expired - Lifetime JP2647495B2 (ja)

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