JP2645946B2 - 光ピックアップ用のレンズクリーナ - Google Patents

光ピックアップ用のレンズクリーナ

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JP2645946B2
JP2645946B2 JP3348694A JP34869491A JP2645946B2 JP 2645946 B2 JP2645946 B2 JP 2645946B2 JP 3348694 A JP3348694 A JP 3348694A JP 34869491 A JP34869491 A JP 34869491A JP 2645946 B2 JP2645946 B2 JP 2645946B2
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Japan
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area
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optical pickup
lens
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雅也 寺山
健三 松岡
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/121Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ピックアップのピッ
クアップレンズをクリーニングするためのレンズクリー
ナ、とくにレンズ表面に付着した粘着物や塵かい等の異
物を除去する形態のレンズクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレンズクリーナの従来技術に特
開平2−232878号公報が公知である。そこでは、
リードインエリアの外、即ちプログラムエリアにブラシ
毛束を分散して螺旋列状に植設していた。このように、
ブラシ毛束を分散配置すると、ピックアップが焦点合わ
せ動作を行う際のブラシ毛による動作抵抗を小さくでき
る。さらにブラシ毛束の植設個所で生じるバーストエラ
ー時の欠落信号量を小さくして、クリーニング途中にデ
ィスクの回転が強制的に停止されることも抑止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のレンズクリーナ
では、バーストエラー時の欠落信号量を修復可能な範囲
内に収めるために、ブラシ毛束の植設孔径を0.4〜0.5
mmとしていた。しかし、ブラシ毛は突端へ向かってバラ
け状に拡がったり、収納保管時の倒れぐせが残る形態と
なるため、欠落信号量が許容範囲を越えることがあり、
ディスクプレーヤの機種によっては、クリーニングを確
実に行えないことがあった。クリーニング途中にディス
クの回転が強制的に停止されてしまっていたのである。
プログラムエリアにオーディオ信号が記録されている場
合には、音とびやトラックジャンプ等の再生不良を起こ
したりした。こうした事態を避けるためには、ブラシ毛
束をさらに細くするしかない。しかし、従来の毛束太さ
でも毛束の植設に手間と時間を要しており、毛束を更に
細くすると、その植設作業はさらに困難とならざるを得
ず、レンズクリーナの製作コストが高く付く。ブラシ毛
以外の払拭体を用いる場合でも、同様の問題を生じる。
【0004】ところで、リードインエリアではバースト
エラーを問題としない。そこには、演奏プログラム等の
管理情報としてTOC(Table of Conte
nts)の内容が繰り返し記録されており、この記録内
容を完全に読み込むまでは、ランダムエラーあるいはバ
ーストエラーを無視するように制御されているからであ
る。但し、読み取りを数回試みて、なお記録内容が不完
全な場合には、ディスク不良とみなして再生動作の全て
を停止してしまう。
【0005】本発明者は、上記のようなリードインエリ
ア特有の制御形態に着眼して、そこにブラシ毛束のよう
な払拭体を設けることを考えた。ランダムエラーやバー
ストエラーが問題とならないのであれば、払拭体を太く
大きく形成できるからである。しかし、この場合はピッ
クアップレンズの全表面をクリーニングできないことに
気付いた。レンズ径が6mm前後であるのに対して、リー
ドインエリアは幅寸法が2mmしかないため、繰り返し信
号の読み取りを行っても、レンズ表面の全てを払拭でき
ないからである。
【0006】そこで本発明の目的は、TOC情報を繰り
返し記録した拡張領域をリードインエリアに連続して
ログラムエリアの側へ拡張し、そこに払拭体を設けるこ
とにより、バーストエラーを原因とするクリーニングの
中断を解消し、併わせて払拭体の太さの制限を緩和し
て、そのディスクへの取り付け作業性の向上を図るにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のレンズクリーナ
は、ディスク1の盤面にクリーニング用の払拭体2が固
定してあること、所定のリードインエリア3に連続して
TOC情報が繰り返し記録された拡張した拡張領域4を
設けてあること、上記リードインエリア3拡張領域4
の範囲内に払拭体2を配置したことを要件とする。さら
に具体的には、リードインエリア3拡張領域4の範囲
に複数個の払拭体2を分散状に配置するものである。
【0008】
【作用】所定のリードインエリア3のTOC情報に連続
して、拡張されたリードインエリア4にもTOC情報を
繰り返し記録しておけば、拡張したリードインエリア4
の最外周まで光ピックアップ5を移動でき、その間に許
容し得る欠落信号量を越えるバーストエラーがあったと
しても、そのことを無視できる。従って、光ピックアッ
プ5の焦点合わせ動作に支障を生じない範囲で、払拭体
2を太くあるいは大きく形成することができる。払拭体
2が太く大きいほど、ディスク1に対する取り付け作業
は容易となる。
【0009】
【発明の効果】この発明では、リードインエリア3に隣
接して拡張したリードインエリア4を設け、これらリー
ドインエリア3・4に払拭体2を設けることにより、払
拭体2の取り付け個所で生じるバーストエラーを無視で
きるようにした。従って、払拭体2を設けたことによる
欠落信号量が許容値を越えたとしても、クリーニングが
中断されることはなく、光ピックアップ5を拡張したリ
ードインエリア4の最外周まで支障なく移動させて、そ
のレンズ表面のクリーニングを確実に行える。さらに、
光ピックアップ5が焦点合わせ動作を行うときの動作抵
抗や、払拭体2がピックアップレンズ6に接当するとき
の摺接抵抗が過大にならない範囲で、払拭体2を太くて
大きいものにできるので、従来のレンズクリーナに比べ
て払拭体2のディスク1に対する取り付けを容易に行
え、その分だけ組立費用を低減してレンズクリーナの製
作コストを減らすことができる。
【0010】
【実施例】図1ないし図3は本発明に係るレンズクリー
ナの第1実施例を示す。図1において、レンズクリーナ
はコンパクトディスク(以下CDと言う)と実質的に同
一仕様のディスク1と、その信号読取面側に取り付けた
複数個の払拭体2とからなる。
【0011】ディスク1の信号記録面には、内周側から
順にリードインエリア3と拡張した拡張領域4とが設け
られており、上記エリア3拡張領域4の範囲内に限っ
て信号トラックが形成されている。つまり拡張した拡張
領域4より外周の部分は単なる鏡面になっている。もち
ろん、この外周の部分には通常のCDのようにプログラ
ムエリアにオーディオ信号や映像信号を記録しておけ
ば、クリーニング後に音や映像を再生できる。リードイ
ンエリア3の径方向幅は規格通り所定の2mmに設定
し、拡張した拡張領域4の径方向幅は8mmに設定す
る。拡張した拡張領域4には、リードインエリア3に記
録されたTOC情報の繰り返し情報が、その内周始端か
ら外周終端まで繰り返し記録されている。これは、リー
ドインエリア3に連続して光ピックアップ5(図3参
照)による信号読み取りを行わせ、光ピックアップ5が
拡張した拡張領域4を確実に横断できるようにするため
である。
【0012】拡張したリードインエリア4には、4個の
払拭体2が分散配置されている。図1および図2に示す
ように、リードインエリア3の外縁から径方向外側へ1
mm離れた位置に1番目の払拭体2を配置し、以後は払拭
体2を2mmずつ径方向へ離し、さらに周方向の最小隣接
間隔がピックアップレンズ6の直径寸法と同じになる状
態で4個の払拭体2を螺旋列状に配置した。各払拭体2
は、直径40μm〜80μmの極細のブラシ毛を数十本
束ねた毛束からなり、図2に示すようにディスク1に通
設した植設孔7に毛束の一端を差し込み、差し込み端を
孔周縁で放射状に折り曲げてテープ9で固定する。各テ
ープ9の外面はドーナツ形のラベル10で一括して被覆
しておく。この固定状態において、払拭体2はディスク
1の盤面から3.0mm突出している。植設孔7の直径寸法
は0.7mmとした。
【0013】以上のように構成したレンズクリーナは、
最内周の払拭体2にクリーニング液を含ませた状態でC
Dプレーヤに装填する。この状態でプレイボタンを操作
して再生モードにすると、光ピックアップ5はリードイ
ンエリア3の内側から外側へ向かって、そこに記録され
ている信号の読み取りを行う。しかし、リードインエリ
ア3でのTOC情報の読み取りが終わっても、引き続い
て拡張したリードインエリア4にTOC情報が記録され
ているため、光ピックアップ5は連続して径方向へ移動
し、拡張したリードインエリア4の外周縁まで移行す
る。なお、メーカーによっては、プレイボタンを操作す
るまでもなく、クリーナのローディング完了と同時にT
OC情報の読み取りを行うCDプレーヤもある。
【0014】ピックアップレンズ6は拡張した拡張領域
4を移行する間に、まずクリーニング液を含む払拭体2
と接触し、次いで乾燥状態の3個の払拭体2と次々に接
触する。そのため、レンズ表面に付着したほこりやごみ
を払い落とすことができるのはもちろんのこと、たばこ
の煙などの落ちにくい異物でも確実に除去して、レンズ
表面を清浄な状態に戻す。払拭体2の植設個所では大量
の信号が欠落する。しかし拡張した拡張領域4には、リ
ードインエリア3と同様のTOC情報が繰り返し記録さ
れているため、CDプレーヤ側ではリードインエリア3
拡張領域4を区別することができず、拡張した拡張領
域4においてもリードインエリア3と同様にバーストエ
ラーを無視する。従って、払拭体2の基端部直径が0.
7mmと太いにも拘らず、記録情報の読み込み移動が各
払拭体2の植設個所で中断されることはない。
【0015】(別実施例) 図4および図5はそれぞれ払拭体2の形態を変更した本
発明の異なる別実施例を示す。図4の払拭体2は、ブラ
シ毛の一群を拡張した拡張領域4の1個所に直線列状に
集約配置して形成したものである。このように払拭体2
を1個所に集約配置する場合には、一群のブラシ毛をベ
ースシートあるいはベースブロックに予め固定しておく
ことにより、払拭体2を1個の部品として取り扱うこと
ができるので、ディスク1に対する組み付けを簡単に行
える。また、図1ないし図4の各実施例では拡張した外
側の拡張領域4に払拭体2を設けたが、内側の所定のリ
ードインエリア3から植設を始めてもよく、これらリー
ドインエリア3拡張領域4の範囲内の一部に植設部で
分断されていない正常トラックを残せば十分である。
【0016】図5の払拭体2は、発泡ゴムを素材にして
筆の穂状に形成したものであり、とくにクリーニング液
を含浸させるのに適している。つまり発泡ゴムで払拭体
2を形成すると、その内部にクリーニング液が含浸され
るので、レンズ表面の全面にわたって確実にクリーニン
グ液を塗布できる。
【0017】上記以外に払拭体2は布片や皮革、あるい
はフェルト状の繊維塊などで形成してあってもよく、そ
の形成素材や配置形態などは必要に応じて自由に変更で
きる。リードインエリア3拡張領域4の範囲内の径方
向幅寸法つまり所定のリードインエリア3の最内周から
外側の拡張領域4の最外周までの寸法は、少なくともピ
ックアップレンズ6の直径寸法の約半分あればよく、必
要があれば実施例で示した幅寸法を越えて設定すること
もできる。また前記実施例は、クリーナ専用ディスクと
して説明したが、通常のCDやLD(レーザーディス
ク)、電子ファイルディスクなどのリードインエリア
拡張領域を設けて、この発明を実施すればクリーニング
機能付CDなどとすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】払拭体の配置構造を示すレンズクリーナの平面
図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】レンズクリーナの使用状態を示す説明図であ
る。
【図4】払拭体の配置形態を変更した別実施例を示す平
面図である。
【図5】払拭体の構造を変更した別実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 払拭体 3 リードインエリア 4 拡張領域 6 ピックアップレンズ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク1の盤面にクリーニング用の払
    拭体2が固定してあるレンズクリーナであって、所定の
    リードインエリア3に連続してTOC情報を繰り返し記
    録して拡張した拡張領域4を設け、上記リードインエリ
    ア3と拡張領域4の範囲内に払拭体2を配置したことを
    特徴とする光ピックアップ用のレンズクリーナ。
  2. 【請求項2】 上記リードインエリア3と拡張領域4の
    範囲内に複数個の払拭体2が分散状に配置されている請
    求項1記載の光ピックアップ用のレンズクリーナ。
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WO1996028817A1 (en) * 1995-03-14 1996-09-19 Joseph Frederick Fritsch A cleaning device and cleaning method
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ES2362363T3 (es) * 2006-02-06 2011-07-04 Hach Lange Gmbh Sonda de inmersión para aguas residuales.

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