JP3731659B2 - 光学ディスク装置用のレンズクリーナとレンズクリーニング方法 - Google Patents

光学ディスク装置用のレンズクリーナとレンズクリーニング方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDプレーヤ等の光学ディスク装置に係り、特に、ディスク信号を光学的に読み取る光学ピックアップの対物レンズを清掃するためのレンズクリーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CDプレーヤにおいて、ディスク信号を光学的に読み取るための光学ピックアップの対物レンズは、常に露出した状態にあるため、大気中の塵埃等が付着して汚損する可能性がある。そして、このような汚れが著しくなると、音飛び、ノイズや音質劣化を生じる等、再生信号の品質に悪影響を与えてしまう。さらに、汚れがひどくなると再生不能となり、機器が停止してしまう場合がある。そのため、対物レンズの表面の清浄度を常に一定レベル以上に保持して再生信号の品質を保持し、再生不能状態により機器が停止することを防止する観点から、従来、各種のレンズクリーナが開発・実用化されている。
【0003】
このようなレンズクリーナの中でも、コンパクトディスク(以下、CDと略称する)と同一仕様のディスクの片面にブラシ等の清掃部材を設けたディスクタイプのレンズクリーナは、構成が簡略であり、使用方法も容易であるため、広く普及している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
図7および図8は、このようなレンズクリーナの従来例を示す図である。このうち、図7に示すレンズクリーナは、ディスク1の半径方向における近接する2か所に植毛ブラシ2を配置したものである。また、図8に示すレンズクリーナは、ディスク1の内周側において、円周方向の8か所に、ディスク1の中心から徐々に離れるようにして植毛ブラシ2を螺旋状に分散配置したものである。
【0005】
図7および図8に示すこれらのレンズクリーナは、通常のCDと同様に、CDプレーヤ内にディスク1を挿入して読み取り位置まで搬送した後に、装置のメカニズムによる通常の読み取り動作、すなわち、光学ピックアップのディスク半径方向の動作とディスク1の回転を利用して対物レンズのクリーニングを行うものである。すなわち、光学ピックアップのディスク半径方向の動作によって植毛ブラシ2と対物レンズの位置合わせを行い、ディスク1の回転によって対物レンズに対して植毛ブラシ2を接触状態で移動させることにより、対物レンズに付着した汚れを容易に落とすことができる。また、レンズクリーニング用のクリーナ剤も各種のものが開発されており、そのようなクリーナ剤を植毛ブラシ2に付着させて以上のような操作を行うことにより、クリーニング性能を向上することができる。
【0006】
また、上記のように回転するディスクによってレンズを清掃するレンズクリーナであって、通常のディスクとレンズクリーナのディスクとの光量差に基づいて、レンズクリーナの装着を自動的に検出して、レンズクリーニングを行う従来技術も提案されている(例えば、特許文献2)。さらに、ディスクを回転させるのではなく、カートリッジケースにブラシと操作用レバーを設け、このカートリッジケースを光ディスク装置に装着し、装置外部に露出した操作用レバーを操作して、装置内部における対物レンズをブラシによって清掃するクリーニングカートリッジも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平1−43386号公報
【特許文献2】
特開平1−140482号公報
【特許文献3】
特開昭63−313378号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来のレンズクリーナには、次のような問題点が存在している。
【0009】
まず、装置のメカニズムによってレンズクリーナのディスクを回転させて対物レンズをクリーニングする方式の場合には、ディスクが回転しない限り対物レンズのクリーニングを行うことができないという欠点がある。すなわち、CDプレーヤは、概して、ディスク不良の場合の不都合な動作を防止する観点から、対物レンズによってディスクの管理情報を十分に読み取れない場合には、ディスク不良とみなしてディスクの回転を含む動作全般を停止してしまうように構成されている。そのため、対物レンズの汚れがひどい場合には、レンズクリーナのディスクを回転させることができず、対物レンズのクリーニングが不可能となってしまう。
【0010】
このような場合には、もはや、一般のユーザが自ら対物レンズをクリーニングすることは困難であり、メーカーや販売店等の業者側のサービス部門においてCDプレーヤを分解して光学ピックアップ全体を取り外し、新しい光学ピックアップと交換するという作業を行うことが必要になる。そのため、ユーザは、当該CDプレーヤを長時間に亘って使用できなくなる上、経済的な負担も大きくなってしまう。
【0011】
これに対処するため、上記の特許文献2に示すように、レンズクリーナの挿入を自動的に検出して、レンズクリーニング動作へ移行させる装置とすることも考えられる。しかし、レンズクリーナの挿入検出は光学ピックアップによる光量差の検出に基づくので、対物レンズ自体の汚れがひどい場合には、誤検出の可能性がある。また、光学ディスク装置側に、レンズクリーナを検出するための特別な構造が必要となり、装置が複雑化する。
【0012】
また、ディスクを回転させて対物レンズのクリーニングを行うことができる場合でも、ディスクから突出する植毛ブラシが、対物レンズだけでなく他の部分とも接触することから、光学ピックアップのカバー等が支障となって植毛ブラシと対物レンズとが十分に接触できず、効果的なクリーニングができなくなる可能性もある。さらに、光学ピックアップ周辺のグリスが、植毛ブラシを介して逆に対物レンズに付着する等、2次的な不具合が発生する可能性もある。
【0013】
特に、近年、著しく普及しつつあるDVDプレーヤの場合には、光学ピックアップの対物レンズが非常に微小なため、汚れに弱く、そのための効果的な対策が要請されている。さらに、車載用の音響機器やナビゲーションシステムのように、車内で使用する装置の場合、ほこり等の影響を受けやすいにもかかわらず、限られたスペースに収める必要性から、装置自体がコンパクトにまとまっている。このため、上記のような回転式のレンズクリーナでは、植毛ブラシが、光学ピックアップ周辺の狭い空間に配設された部材と接触し、その汚れが光学ピックアップに付着し易い。
【0014】
これに対処するため、上記の特許文献3に示すように、回転式でなく、装置外部に露出した操作用レバーによって、手動で清掃するクリーニングカートリッジも提案されているが、カートリッジ式では適用可能な光学ディスク装置が限定される。また、カートリッジが光学ピックアップや他の部材に衝突してしまう可能性があり、コンパクトな装置には不向きである。特に、棒状の操作用レバーが挿入口若しくはその近傍の部材に接触することにより、傷つける可能性がある。さらに、箱型のカートリッジ自体を光学ディスク装置の内部に応じた構成とする必要があるため、その構成が複雑で壊れやすく、製造コストがかかる。
【0015】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その第1の目的は、ディスクにフォーカス合わせの対象となる信号を記録しないことによって、通常のディスク装置においても、ディスクを回転させることなく、容易かつ確実に対物レンズをクリーニングできるとともに、低コストで簡素なレンズクリーナを提供することである。また、本発明の第2の目的は、そのようなレンズクリーナを用いた効果的なレンズクリーニング方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、フォーカスが合うまでディスクを回転させない光学ディスク装置の対物レンズを清掃するために、光ディスク装置に直接挿入可能な形状のディスクに対物レンズと接触する清掃部材を設けてなる光学ディスク装置用のレンズクリーナにおいて、前記ディスクには、このディスクを装置の外部から操作させるための操作部材が取り付けられ、前記ディスクにおける対物レンズ側の面には、前記対物レンズによるフォーカス合わせの対象となる記録面が存在せず、若しくは前記対物レンズによるフォーカス合わせの対象となる信号が記録されていないことを特徴とする。
【0017】
以上のような請求項1記載の発明によれば、ディスクを装置に直接挿入すると、ディスクに信号が記録されていないので、フォーカス合わせが行われず、自動的に装置のメカニズムが停止する。従って、対物レンズ自体の汚れの程度にかかわらず、また、装置に特別な構造を設けなくとも、正確にレンズクリーナの挿入が検出され、装置外部から操作部材を操作してディスクを揺動させることにより、清掃部材によって対物レンズのクリーニングを行うことができる。
【0018】
また、ディスクを回転させる方式ではないことから、光学ピックアップ周辺のグリスが、清掃部材を介して対物レンズに付着する等の2次的な不具合の発生を防止することができる。したがって、対物レンズが微小な装置の場合や、コンパクトな装置で対物レンズと他の部材との距離が近い場合であっても、装置外部からの簡単な操作によって対物レンズのクリーニングを容易かつ確実に行うことができる。
【0019】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のレンズクリーナにおいて、前記清掃部材には、不純物の少ない水が含まれていることを特徴とする。
以上のような請求項2記載の発明によれば、対物レンズの洗浄液として、不純物の少ない水を用いるので、アルコールや水道水を用いた場合に比較して、対物レンズに不純物による縞模様が発生せず、確実なクリーニングを行うことができる。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のレンズクリーナにおいて、前記清掃部材は、前記ディスクの両面に配置されたことを特徴とする。
以上のような請求項3記載の発明では、清掃部材がディスクの両面に配置されているので、それぞれの位置を、異なる光学ディスク装置の対物レンズの位置に合わせることによって、複数の装置に対応可能なレンズクリーナを構成できる。
【0021】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズクリーナにおいて、前記操作部材は、柔軟な部材によって構成されていることを特徴とする。
以上のような請求項4記載の発明では、装置外部に露出する操作部材が柔軟なため、装置を傷つけることがない。
【0022】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4に記載のレンズクリーナの中から選択されたレンズクリーナを用いて、フォーカスが合うまでディスクを回転させない光学ディスク装置の対物レンズを清掃する光学ディスク装置用のレンズクリーニング方法において、前記操作部材を装置の外部に引き出すようにして、前記ディスクを光学ディスク装置内に直接挿入するステップと、前記対物レンズが前記ディスクに接触する方向に移動してフォーカス合わせを試行するステップと、前記フォーカス合わせができず、前記光学ディスク装置による前記ディスクの再生動作が停止するステップと、前記操作部材を操作することによってディスクを動作させ、前記清掃部材によって前記対物レンズのクリーニングを行うステップと、前記ディスクを光学ディスク装置外部に排出するステップを有することを特徴とする。
この方法によれば、請求項1〜4に記載のレンズクリーナの前述した作用を十分に発揮させることができ、容易かつ確実に対物レンズのクリーニングを行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下には、本発明を適用した実施形態について、図1〜図6を参照して具体的に説明する。
【0024】
[1.レンズクリーナの構成]
図1及び図2は、本発明を適用した一つの実施形態に係るレンズクリーナを示す平面図であり、図1は清掃面、図2はラベル表示面をそれぞれ示している。この図1に示すように、本実施形態に係るレンズクリーナは、CDと実質的に同一仕様のディスク1を使用しており、CDの信号読取面に対応する面に、クリーニング部材である植毛ブラシ2を取り付けて清掃面を構成したものである。ディスク1の縁近傍の一部には、ディスク操作用の操作リボン4を取り付けるようになっている。以下には、各部の構成についてより詳細に説明する。
【0025】
まず、図1及び図3に示すように、ディスク1の清掃面の内周近傍には、平行な2列に形成された溝穴1a,1bが設けられ、ナイロン繊維等を、一方の溝穴1aから通して他方の溝穴1bから出すことによって、植毛ブラシ2が構成されている。ディスク1の反対側の面には、図2に示すように、ラベル等が貼られたラベル表示面を構成しているため、このラベル表示面側からは植毛ブラシ2自体は見えない。しかし、植毛ブラシ2の内周側における透明面に、マーク3が付されているので、ラベル表示面側からも植毛ブラシ2の位置を確認できる。この植毛ブラシ2は、図6に示すように、光学ピックアップ11の対物レンズ12の位置に対応するように配置されている。
【0026】
そして、対物レンズ12の清掃用の洗浄液としては、不純物の少ない水、例えば、いわゆる純水や超純水等を用いる。純水とは、水道水等にごく微量含まれるカルシウムやマグネシウムなどの陽イオン、塩素や硝酸などの陰イオン等の不純物を、できる限り除去した水であり、フィルター及びイオン交換樹脂を通して脱イオン処理をしたり、水を加熱蒸留したり、イオン交換水をさらに蒸留したりすることによって得ることができる。超純水とは、純度が百パーセントの理論的な水に限りなく近い純水のことであり、純水をさらに精製して純度を高めたものである。このような純水や超純水は、電子部品の製造工程で洗浄用に用いられることが多く、CDなどの製造工程に用いられるものを使用してもよい。なお、図3には、上記のような洗浄液5を収容した容器6と、容器6の蓋6aに植毛ブラシ2に対する塗布用に設けられた刷毛6bを示す。
【0027】
また、ディスク1の縁近傍の一部には、ディスク1の半径に直交する方向に、細い取付孔1cが設けられている。この取付孔1cには、ナイロン製の帯である操作リボン4の一端が通されてループを形成するように取り付けられている。操作リボン4の他端は、図6に示すように、ディスク1をCDプレーヤ10に挿入した場合に、外部に突出するように延びている。
【0028】
さらに、通常のCDであれば信号が記録され、光学ピックアップ11の上下動によるフォーカス合わせの対象となるが、本実施形態のディスク1には、その清掃面、すなわち光学ピックアップ11に対峙する面には、フォーカス合わせの対象となる信号は何も記録されていないか、若しくは記録面そのものが存在しない構成となっている。
【0029】
[2.クリーニング方法]
以上のような構成を有するレンズクリーナを使用して、実際に光学ピックアップ11の対物レンズ12をクリーニングする場合の手順は、図4〜図6に示す通りである。なお、ここでは一例として、ディスク1を搬送した後に自動的にディスク1の読み取り動作を開始する一般的なCDプレーヤ10について説明する。
【0030】
まず、CDプレーヤ10の電源を入れてCDプレーヤ10を作動させ(ステップ401)、図3に示したレンズクリーナの植毛ブラシ2に、容器6に収容された洗浄液5を、刷毛6bによって1〜2滴塗布する(ステップ402)。次に、図5に示すように、CDプレーヤ10のディスク挿入口13に対して、操作リボン4を手前にしてディスク1の位置を合わせ、通常のCDと同様に、メカニズムでローディング可能な所定のディスク挿入位置まで挿入する(ステップ403)。この結果、CDプレーヤ10のメカニズムによりディスクローディングが行われる。そして、図6に示すように、このディスクローディングが完了して、演奏位置にディスク1が到達すると、光学ピックアップ11が上下動され、フォーカス合わせを試行する(ステップ404)。
【0031】
このとき、ディスク1には、信号が記録されていないため、フォーカスは合わず、メカニズムはエラーと判断して(ステップ405)、その状態で停止する(ステップ406)。なお、かかるCDプレーヤ10においては、通常、フォーカスが合うまでは、ディスク回転用モータは回転しない。また、このときディスク1は挿入された状態のままである。
【0032】
このように、メカニズムが停止した状態で、外部に露出した操作リボン4を、ディスク挿入口13の長手方向(図6中、矢印方向)に揺動させることによって、ディスク1は回動し、それによって対物レンズ12に植毛ブラシ2が接触し、クリーニングが行われる(ステップ407)。レンズクリーニング終了後は、通常のイジェクトボタン(排出指令入力部)を押して、イジェクト指令を発する(ステップ408)。この結果、CDプレーヤ10のメカニズムによりディスク1のイジェクトが行われる。そして、このイジェクト後に、ディスク挿入口13から排出されたディスク1を取り出す(ステップ409)。
【0033】
[3.作用・効果]
以上のような本実施形態に係るレンズクリーナによれば、ディスク1に信号が記録されていないので、ディスク1をCDプレーヤ10に挿入しても、フォーカス合わせが行われず、自動的にメカニズムが停止する。従って、対物レンズ12自体の汚れの程度にかかわらず、正確にレンズクリーナを検出することができる。また、CDプレーヤ10にレンズクリーナを検出するための特別な構造を必要としないので、装置が簡略化できる。
【0034】
また、必要最小限の部分に設けられた植毛ブラシ2を僅かに揺動させることによってクリーニングするので、ディスク1の回転によってクリーニングしたり、ディスク1の全面に植毛ブラシ2を配接する場合と比べて、光学ピックアップ11以外の部材に接触してグリース等により植毛ブラシ2が汚れたり、その汚れが対物レンズ12に付着するといったことがない。これは、特に、DVDプレーヤのように微小な対物レンズ12を用いる装置の場合や、車載用の装置のようにほこり等の影響を受け易いが、コンパクトで光学ピックアップ11と周辺部材との距離が近い装置の場合にさらに有効となる。
【0035】
また、通常の規格形状のディスク1を用いることができるので、上記のカートリッジ式の従来技術に比べて、あらゆるタイプの光学ディスク装置に適用することができる。また、通常のディスク1と同様に挿入すればよいので、光学ピックアップ11や他の部材に衝突する可能性がなく、コンパクトな装置に適している。特に、操作リボン4は柔軟なので、ディスク挿入口13若しくはその近傍の部材に接触しても、傷つける可能性はない。また、ディスク1をケース等に収納する際にも、操作リボン4を折りたためるので、邪魔にならない。さらに、通常の規格形状のディスク1に操作リボン4を設けた構成なので、その構成が単純で壊れにくく、製造コストがかからない。
【0036】
さらに、洗浄液5としてアルコールなどを用いた場合には、蒸発後に、アルコール分に溶融した汚れにより、対物レンズ12に縞模様が残り、水道水のようにカルキ等の不純物の多い水を使った場合にも、蒸発後に不純物による縞模様が残る。しかし、本実施形態においては、不純物の少ない水を使用するので、蒸発後に縞模様等が残らず、確実にクリーニングできる。これは、実験により実証済である。
【0037】
[4.他の実施形態]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、他にも本発明の範囲内で多種多様な変形例が実施可能である。例えば、植毛ブラシをディスクの両面に設けることも可能である。この場合に、光学ピックアップの位置の異なる光学ディスク装置に合わせて、各面の植毛ブラシの位置を異なるものとすることにより、複数メーカの光学ディスク装置に対応できるディスククリーナを構成できる。
【0038】
また、清掃部材の材質・形状等の具体的な構成も適宜選択可能である。前記実施形態においては、一例として、ディスクに形成した溝に植毛ブラシを通した場合について説明したが、植毛ブラシの取付方法や数等は自由に選択可能である。例えば、植毛ブラシを接着してもよく、光学ピックアップの位置に応じて着脱自在に設けてもよい。さらに、本発明において使用する清掃部材は、植毛ブラシに限定されるものではなく、対物レンズの清掃に好適な各種の清掃部材を同様に使用可能であり、同様に優れた効果が得られるものである。
【0039】
同様に、操作部材の材質・形状等の具体的な構成も適宜選択可能である。例えば、帯状のリボンよりも細い線状、紐状若しくは糸状部材を使用することも考えられる。また、外部に露出する側に、つまみやループ等を設けることも可能であり、この場合には、ユーザは、つまみをつまんだり、ループに指を通したりして容易にディスクを操作することができる。また、操作部材を複数設けてもよい。
【0040】
操作部材の取り付け方法も、上記の実施形態で示したものに限定されるものではなく、貼り付けや着脱自在とすることも可能である。すなわち、操作部材としては、ディスクのローディングに支障を与えることなく、ローディング完了後に外部からディスクを操作可能な部材である限り、各種の材質・形状を有する各種の操作部材を適宜使用可能である。
【0041】
さらに、本発明によるクリーニングの対象となる光学ディスク装置は、CDプレーヤには限定されず、DVDプレーヤ、カーナビゲーションシステム等、ディスクタイプの記録媒体を使用するあらゆる装置に適用可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディスクにフォーカス合わせの対象となる信号を記録しないことによって、通常のディスク装置においても、ディスクを回転させることなく、容易かつ確実に対物レンズをクリーニングできるとともに、低コストで簡素なレンズクリーナを提供することができる。また、そのようなレンズクリーナを用いた効果的なレンズクリーニング方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一つの実施形態に係るレンズクリーナの清掃面を示す平面図である。
【図2】図1のレンズクリーナのラベル表示面を示す平面図である。
【図3】図1のレンズクリーナの植毛ブラシと、これに対する洗浄液の塗布を示す斜視図である。
【図4】図1のレンズクリーナを使用して対物レンズをクリーニングする場合の手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】図1のレンズクリーナを、光学ディスク装置に挿入する状態を示す平面図である。
【図6】図5に示す状態からディスクが所定のローディング完了位置に達し、対物レンズに対して適切なクリーニング開始位置にある状態を示す平面図である。
【図7】従来のディスクタイプのレンズクリーナの一例を示す平面図である。
【図8】従来のディスクタイプのレンズクリーナの別の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…ディスク
1a,1b…溝穴
1c…取付孔
2…植毛ブラシ
3…マーク
4…操作リボン
5…洗浄液
6…容器
6a…蓋
6b…刷毛
10…CDプレーヤ
11…光学ピックアップ
12…対物レンズ
13…ディスク挿入口

Claims (5)

  1. フォーカスが合うまでディスクを回転させない光学ディスク装置の対物レンズを清掃するために、光ディスク装置に直接挿入可能な形状のディスクに対物レンズと接触する清掃部材を設けてなる光学ディスク装置用のレンズクリーナにおいて、
    前記ディスクには、このディスクを装置の外部から操作させるための操作部材が取り付けられ、
    前記ディスクにおける対物レンズ側の面には、前記対物レンズによるフォーカス合わせの対象となる記録面が存在せず、若しくは前記対物レンズによるフォーカス合わせの対象となる信号が記録されていないことを特徴とする光学ディスク装置用のレンズクリーナ。
  2. 前記清掃部材には、不純物の少ない水が含まれていることを特徴とする請求項1記載の光学ディスク装置用のレンズクリーナ。
  3. 前記清掃部材は、前記ディスクの両面に配置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光学ディスク装置用のレンズクリーナ。
  4. 前記操作部材は、柔軟な部材によって構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学ディスク装置用のレンズクリーナ。
  5. 請求項1乃至4に記載のレンズクリーナの中から選択されたレンズクリーナを用いて、フォーカスが合うまでディスクを回転させない光学ディスク装置の対物レンズを清掃する光学ディスク装置用のレンズクリーニング方法において、
    前記操作部材を装置の外部に引き出すようにして、前記ディスクを光学ディスク装置内に直接挿入するステップと、
    前記対物レンズが前記ディスクに接触する方向に移動してフォーカス合わせを試行するステップと、
    前記フォーカス合わせができず、前記光学ディスク装置による前記ディスクの再生動作が停止するステップと、
    前記操作部材を操作することによってディスクを動作させ、前記清掃部材によって前記対物レンズのクリーニングを行うステップと、
    前記ディスクを光学ディスク装置外部に排出するステップと、
    を有することを特徴とする光学ディスク装置用のレンズクリーニング方法。
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