JP3039098B2 - 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ - Google Patents
光ディスク装置用クリーニングカートリッジInfo
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Description
置の記録要部を清掃する光ディスク装置用のクリーニン
グカートリッジに関する。
う記録可能な光ディスク装置においては、記録・再生時
に装置の光学系,スピンドルのディスクチャッキング
部,ローディングモータ,バイアス磁石等にゴミやほこ
りが付着しているとエラーが発生し易くなるために何ら
かの防塵対策が必要となるが、従来は光学系の対物レン
ズに対するクリーニングカートリッジが存在するがその
他に付着したゴミを除去するためにクリーナーをユーザ
に配付して対策に当てているのが現状である。
化に伴い光学系以外の上記ディスクチャッキング部,ロ
ーディングモータ,バイアス磁石等に付着したゴミやほ
こりをクリーナーで拭き取ることができず、その対策が
装置の信頼性を左右する最も重要な課題となってきたの
で新しい光ディスク装置用クリーニングカートリッジが
必要とされている。
用クリーニングカートリッジは、図5に示すように光デ
ィスク装置1の挿入口1aから装着できる大きさ,即ち光
ディスク媒体が収納されたディスクカートリッジと等し
い大きさの中空状に成形して、前記光ディスク装置1に
内設された光学ヘッドの対物レンズ2-1 と対向する位置
に当該対物レンズ2-1 より若干大きな四角状の清掃口3-
1 を装着時下側となる面に設けたケース3が成形されて
いる。
対応する中空の内部に植毛されたブラシ4を配設して、
このクリーニングカートリッジを光ディスク装置1の挿
入口1aから挿入すると同時に図示していないシャッター
の開閉と連動してブラシ4が回動し、そのブラシ4に植
立した毛が前記清掃口3-1 からケース3の外部へ跳ね出
ることにより前記対物レンズ2-1 の上面に付着した塵埃
を掃き取るように構成されている。尚、複数回清掃した
い場合にはクリーニングカートリッジの挿抜を複数回く
りかえして行うことで可能となる。
リーニングカートリッジで問題となるのは、光ディスク
装置は多くがオフイス等の一般環境で使用されるが、光
ディスク装置1の内部に侵入してくる塵埃の殆どが綿ほ
こりであって装置内部の各部に堆積し易い。
ではブラシ4の回転で対物レンズ2-1 の表面に付着した
塵埃のみを掃き落とすよう構成されているから、ブラシ
4で舞い上がった塵埃は再び対物レンズ2-1 の表面また
は他スピンドル2-2 のディスクチャッキング部,ローデ
ィングモータ2-3 ,バイアス磁石2-4 等に付着するが、
装置の小型化により外部からこのディスクチャッキング
部,ローディングモータ2-3 およびバイアス磁石2-4 等
を清掃することは困難である。
クチャッキング部に塵埃が集積すると、図示していない
光ディスク媒体が前記スピンドル2-2 に傾いた状態でク
ランプされて装置稼働時においてフォーカシングができ
なくなると言う問題が生じている。
の裏面(特に挿入口1a近辺)には塵埃が溜まり易く、こ
の部分に配設されたローディングモータ2-3 に多量の塵
埃が付着すると光ディスクカートリッジが装着できなく
なると言う問題が生じる。
付着すると、前記光ディスク媒体の上に落下して記録・
再生のエラーが発生するという問題も生じることがあ
る。本発明は上記のような問題点に鑑み、光学系、およ
びスピンドルのディスクチャッキング部、ローディング
モータ等のそれぞれに付着したゴミやほこりを簡単且つ
確実に除去することができる新しい光ディスク装置用ク
リーニングカートリッジの提供を目的とする。
うに光ディスク媒体を収納したディスクカートリッジと
等しい大きさの中空状に成形したケースに対し、前記光
ディスク装置に内設された光学ヘッドの対物レンズおよ
びスピンドルのディスクチャッキング部と対応する位置
にそれぞれの清掃口を設け、前記光ディスク装置の挿入
方向手前側側壁に内部と導通する吸引口を配設して、上
記光ディスク装置へ装着時に前記ケースの吸引口に吸引
機を連結して清掃対象物の塵埃を吸引して除去するよう
に構成する。
口13-2を手前にするとともに一方の面に配した各清掃口
13-1a 、13-1b 、13-1c を下向きにして光ディスク装置
1の挿入口1aより装着すると、この光ディスク装置1に
内接された清掃の対象物、即ち光学ヘッドの対物レンズ
2-1 、スピンドル2-2 のディスクチャッキング部および
ローディングモータ2-3 がそれぞれ清掃口13-1a 、13-1
b 、13-1c と対向するから、前記吸引口13-2と吸引機16
を連結して当該ケース13内部の空気を吸引することで前
記清掃の対象となる光学ヘッドの対物レンズ2-1 、スピ
ンドル2-2のディスクチャッキング部およびローディン
グモータ2-3 の表面に付着した塵埃を吸引して光ディス
ク装置1の外部へ除去することが可能となる。
細に説明する。図1は第一実施例による光ディスク装置
用クリーニングカートリッジを示す斜視図、図2は第一
実施例による光ディスク装置のクリーニング方法を示す
側断面図、図3は第二実施例の光ディスク装置用クリー
ニングカートリッジを示す平面図、図4は第二実施例に
よる光ディスク装置のクリーニング方法の側断面図を示
し、図中において図5と同一部材には同一記号を付して
いる。
は、図1に示すように光ディスク装置の挿入口から装着
できる大きさ,即ち光ディスク媒体を収納したディスク
カートリッジと等しい大きさの中空状に成形したケース
13の装着時に下側となる一方の面の、前記光ディスク装
置に内設された光学ヘッドの対物レンズ,スピンドルの
ディスクチャッキング部およびローディングモータと対
応する位置に、四角状の光学ヘッド用清掃口13-1a,ス
ピンドル用の清掃口13-1bおよびローディングモータ用
の清掃口13-1cを設けている。
る位置に破線で示すバイアス磁石用の清掃口13-1dを設
けるとともに、前記光ディスク装置1の挿入口1aに装着
したときに挿入手前側側壁の中央部にケース13の内部と
導通する吸引口13-2を配設する。
側壁に設けた吸引口13-2を手前にするとともに一方の面
に配した各清掃口13-1a,13-1b,13-1cを下側にして
光ディスク装置1の挿入口1aより装着し、前記ケース13
の吸引口13-2に吸引機16を連結して当該ケース13内部の
空気を吸引することにより、光学ヘッドの対物レンズ2-
1 ,スピンドル2-2 のディスクチャッキング部,ローデ
ィングモータ2-3 ,およびバイアス磁石2-4 の表面に付
着した塵埃を吸引して除去できるように構成している。
は、図3に示すように光ディスク装置の挿入口に装着で
きる大きさの中空状に成形して一方の面に、光学ヘッド
の対物レンズ,スピンドルのディスクチャッキング部お
よびローディングモータの清掃口13-1a,13-1b,13-1
cを、反対側の面にバイアス磁石用の清掃口13-1dを第
一実施例と同様に配設し、内部の中空部と導通する吸引
口23-2を挿入手前側側壁の一端側に配したケース23を成
形する。
入方向へ回転自在に軸支して挿入手前側側壁より突出し
た端部に摘み24-1a を固着し、前記回転軸のそれぞれの
清掃口13-1a 、13-1b 、13-1c 、13-1d と対応する位置
に前記ケース23の外面へ一定寸法突出できる長さを有す
る毛を植立させて回転用ブラシ24-1を設け、挿入の幅方
向へ長いローディングモータの清掃口13-1c に対しては
その両端部に前記ブラシ24-1と同様で軸長の短いブラシ
24-2を回転自在に軸支するとともに、この軸長の短いブ
ラシ24-1と図3のブラシ24-2を連動ベルト25により回転
力が伝達できるように形成している。
ーニングカートリッジも第一実施例と同様に上記吸引口
23-2を手前にするとともに一方の面に配したそれぞれの
清掃口13-1a,13-1b,13-1cを下側にして光ディスク
装置1の挿入口1aへ装着し、前記吸引口23-2に吸引機16
を連結してケース23内部の空気を吸引するとともに前記
摘み24-1aを回転させることにより軸長の短いブラシ24
-1と前記ブラシ24-2を回転させる。
り光学ヘッドの対物レンズ2-1 ,スピンドル2-2 のディ
スクチャッキング部,ローディングモータ2-3 ,および
バイアス磁石2-4 の表面に付着した塵埃を掃き落とすと
ともに、舞い上がった塵埃を各清掃口13-1a,13-1b,
13-1c,13-1dから吸引して吸引機16から光ディスク装
置1の外部へ排出するように構成しているので、吸引の
みで塵埃を除去するように構成した第一実施例より大き
な能力で清掃することができる。
発明は上記実施例の態様のみに限定されるものでなく、
例えば上記清掃口13-1a,13-1b,13-1c,13-1dの吸
引能力がほぼ一定となるようにケース内部に吸引力調整
壁を設けても良い。
よれば極めて簡単な構成で、光ディスク装置の光学系お
よびスピンドルのディスクチャッキング部等に付着した
ゴミやほこりを簡単且つ、確実に除去することができる
等の利点があり、著しい信頼性向上の効果が期待できる
光ディスク装置用クリーニングカートリッジを提供する
ことができる。
クリーニングカートリッジを示す斜視図である。
ング方法を示す側断面図である。
カートリッジを示す平面図である。
ング方法を示す側断面図である。
ング方法を示す側断面図である。
1 は対物レンズ、 2-2 はスピンド
ル、2-3 はローディングモータ、 2-4 はバイ
アス磁石、13, 23はケース、13-1a,13-1b,13-1c,
13-1dは清掃口、13-2,23-2は吸引口、16は吸引機、24
-1,24-2はブラシ、 24-1aは摘
み、25は連動ベルト、
Claims (2)
- 【請求項1】 装置収容可能なカートリッジケースの
少なくとも一面の、前記装置に収容された少なくとも対
物レンズおよびディスクチャッキング部に対向する部位
に清掃口を設けるとともに、前記一面とは異なる面に吸
引口を設けたことを特徴とする光ディスク装置用クリー
ニングカートリッジ。 - 【請求項2】 装置収容可能なカートリッジケースの
少なくとも一面の、前記装置に収容された少なくとも対
物レンズおよびディスクチャッキング部に対向する部位
に清掃口を設けるとともに、前記一面とは異なる面に吸
引口を設け、且つ前記清掃口の対応部位にブラシを内蔵
したことを特徴とする光ディスク装置用クリーニングカ
ートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027702A JP3039098B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027702A JP3039098B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225765A JPH05225765A (ja) | 1993-09-03 |
JP3039098B2 true JP3039098B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=12228320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4027702A Expired - Fee Related JP3039098B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3039098B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4027702A patent/JP3039098B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05225765A (ja) | 1993-09-03 |
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