JP3039098B2 - 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ - Google Patents

光ディスク装置用クリーニングカートリッジ

Info

Publication number
JP3039098B2
JP3039098B2 JP4027702A JP2770292A JP3039098B2 JP 3039098 B2 JP3039098 B2 JP 3039098B2 JP 4027702 A JP4027702 A JP 4027702A JP 2770292 A JP2770292 A JP 2770292A JP 3039098 B2 JP3039098 B2 JP 3039098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
cleaning
cartridge
disk device
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4027702A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05225765A (ja
Inventor
文則 今村
峰生 守部
芳英 藤田
康正 岩村
彰男 二俣
健一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4027702A priority Critical patent/JP3039098B2/ja
Publication of JPH05225765A publication Critical patent/JPH05225765A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039098B2 publication Critical patent/JP3039098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非接触式光ディスク装
置の記録要部を清掃する光ディスク装置用のクリーニン
グカートリッジに関する。
【0002】最近、コンピュータ情報の記録・再生を行
う記録可能な光ディスク装置においては、記録・再生時
に装置の光学系,スピンドルのディスクチャッキング
部,ローディングモータ,バイアス磁石等にゴミやほこ
りが付着しているとエラーが発生し易くなるために何ら
かの防塵対策が必要となるが、従来は光学系の対物レン
ズに対するクリーニングカートリッジが存在するがその
他に付着したゴミを除去するためにクリーナーをユーザ
に配付して対策に当てているのが現状である。
【0003】しかしながら、特に装置の小型化,高性能
化に伴い光学系以外の上記ディスクチャッキング部,ロ
ーディングモータ,バイアス磁石等に付着したゴミやほ
こりをクリーナーで拭き取ることができず、その対策が
装置の信頼性を左右する最も重要な課題となってきたの
で新しい光ディスク装置用クリーニングカートリッジが
必要とされている。
【0004】
【従来の技術】従来広く使用されている光ディスク装置
用クリーニングカートリッジは、図5に示すように光デ
ィスク装置1の挿入口1aから装着できる大きさ,即ち光
ディスク媒体が収納されたディスクカートリッジと等し
い大きさの中空状に成形して、前記光ディスク装置1に
内設された光学ヘッドの対物レンズ2-1 と対向する位置
に当該対物レンズ2-1 より若干大きな四角状の清掃口3-
1 を装着時下側となる面に設けたケース3が成形されて
いる。
【0005】そして、このケース3の前記清掃口3-1 と
対応する中空の内部に植毛されたブラシ4を配設して、
このクリーニングカートリッジを光ディスク装置1の挿
入口1aから挿入すると同時に図示していないシャッター
の開閉と連動してブラシ4が回動し、そのブラシ4に植
立した毛が前記清掃口3-1 からケース3の外部へ跳ね出
ることにより前記対物レンズ2-1 の上面に付着した塵埃
を掃き取るように構成されている。尚、複数回清掃した
い場合にはクリーニングカートリッジの挿抜を複数回く
りかえして行うことで可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のク
リーニングカートリッジで問題となるのは、光ディスク
装置は多くがオフイス等の一般環境で使用されるが、光
ディスク装置1の内部に侵入してくる塵埃の殆どが綿ほ
こりであって装置内部の各部に堆積し易い。
【0007】しかるに、上記クリーニングカートリッジ
ではブラシ4の回転で対物レンズ2-1 の表面に付着した
塵埃のみを掃き落とすよう構成されているから、ブラシ
4で舞い上がった塵埃は再び対物レンズ2-1 の表面また
は他スピンドル2-2 のディスクチャッキング部,ローデ
ィングモータ2-3 ,バイアス磁石2-4 等に付着するが、
装置の小型化により外部からこのディスクチャッキング
部,ローディングモータ2-3 およびバイアス磁石2-4 等
を清掃することは困難である。
【0008】そのため、例えばスピンドル2-2 のディス
クチャッキング部に塵埃が集積すると、図示していない
光ディスク媒体が前記スピンドル2-2 に傾いた状態でク
ランプされて装置稼働時においてフォーカシングができ
なくなると言う問題が生じている。
【0009】また、光ディスク装置1のフロントパネル
の裏面(特に挿入口1a近辺)には塵埃が溜まり易く、こ
の部分に配設されたローディングモータ2-3 に多量の塵
埃が付着すると光ディスクカートリッジが装着できなく
なると言う問題が生じる。
【0010】さらに、バイアス磁石2-4 に過剰な塵埃が
付着すると、前記光ディスク媒体の上に落下して記録・
再生のエラーが発生するという問題も生じることがあ
。本発明は上記のような問題点に鑑み、光学系、およ
びスピンドルのディスクチャッキング部、ローディング
モータ等のそれぞれに付着したゴミやほこりを簡単且つ
確実に除去することができる新しい光ディスク装置用ク
リーニングカートリッジの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに光ディスク媒体を収納したディスクカートリッジと
等しい大きさの中空状に成形したケースに対し、前記光
ディスク装置に内設された光学ヘッドの対物レンズおよ
びスピンドルのディスクチャッキング部と対応する位置
にそれぞれの清掃口を設け、前記光ディスク装置の挿入
方向手前側側壁に内部と導通する吸引口を配設して、上
記光ディスク装置へ装着時に前記ケースの吸引口に吸引
機を連結して清掃対象物の塵埃を吸引して除去するよう
に構成する。
【0012】
【作用】本発明では、図2に示すようにケース13の吸引
口13-2を手前にするとともに一方の面に配した各清掃口
13-1a 、13-1b 、13-1c を下向きにして光ディスク装置
1の挿入口1aより装着すると、この光ディスク装置1に
内接された清掃の対象物、即ち光学ヘッドの対物レンズ
2-1 、スピンドル2-2 のディスクチャッキング部および
ーディングモータ2-3 がそれぞれ清掃口13-1a 、13-1
b 、13-1c と対向するから、前記吸引口13-2と吸引機16
を連結して当該ケース13内部の空気を吸引することで前
記清掃の対象となる光学ヘッドの対物レンズ2-1 、スピ
ンドル2-2のディスクチャッキング部およびローディン
グモータ2-3 の表面に付着した塵埃を吸引して光ディス
ク装置1の外部へ除去することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下図1〜図4について本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は第一実施例による光ディスク装置
用クリーニングカートリッジを示す斜視図、図2は第一
実施例による光ディスク装置のクリーニング方法を示す
側断面図、図3は第二実施例の光ディスク装置用クリー
ニングカートリッジを示す平面図、図4は第二実施例に
よる光ディスク装置のクリーニング方法の側断面図を示
し、図中において図5と同一部材には同一記号を付して
いる。
【0014】第一実施例のクリーニングカートリッジ
は、図1に示すように光ディスク装置の挿入口から装着
できる大きさ,即ち光ディスク媒体を収納したディスク
カートリッジと等しい大きさの中空状に成形したケース
13の装着時に下側となる一方の面の、前記光ディスク装
置に内設された光学ヘッドの対物レンズ,スピンドルの
ディスクチャッキング部およびローディングモータと対
応する位置に、四角状の光学ヘッド用清掃口13-1a,ス
ピンドル用の清掃口13-1bおよびローディングモータ用
の清掃口13-1cを設けている。
【0015】また、反対側の面のバイアス磁石と対応す
る位置に破線で示すバイアス磁石用の清掃口13-1dを設
けるとともに、前記光ディスク装置1の挿入口1aに装着
したときに挿入手前側側壁の中央部にケース13の内部と
導通する吸引口13-2を配設する。
【0016】そして、図2に示すように上記ケース13の
側壁に設けた吸引口13-2を手前にするとともに一方の面
に配した各清掃口13-1a,13-1b,13-1cを下側にして
光ディスク装置1の挿入口1aより装着し、前記ケース13
の吸引口13-2に吸引機16を連結して当該ケース13内部の
空気を吸引することにより、光学ヘッドの対物レンズ2-
1 ,スピンドル2-2 のディスクチャッキング部,ローデ
ィングモータ2-3 ,およびバイアス磁石2-4 の表面に付
着した塵埃を吸引して除去できるように構成している。
【0017】第二実施例のクリーニングカートリッジ
は、図3に示すように光ディスク装置の挿入口に装着で
きる大きさの中空状に成形して一方の面に、光学ヘッド
の対物レンズ,スピンドルのディスクチャッキング部お
よびローディングモータの清掃口13-1a,13-1b,13-1
cを、反対側の面にバイアス磁石用の清掃口13-1dを第
一実施例と同様に配設し、内部の中空部と導通する吸引
口23-2を挿入手前側側壁の一端側に配したケース23を成
形する。
【0018】このケース23の前記中空部に、回転軸を挿
入方向へ回転自在に軸支して挿入手前側側壁より突出し
た端部に摘み24-1a を固着し、前記回転軸のそれぞれの
清掃口13-1a 、13-1b 、13-1c 、13-1d と対応する位置
に前記ケース23の外面へ一定寸法突出できる長さを有す
る毛を植立させて回転用ブラシ24-1を設け、挿入の幅方
向へ長いローディングモータの清掃口13-1c に対しては
その両端部に前記ブラシ24-1と同様で軸長の短いブラシ
24-2を回転自在に軸支するとともに、この軸長の短いブ
ラシ24-1と図3のブラシ24-2を連動ベルト25により回転
力が伝達できるように形成している。
【0019】そして、図4に示す如く第二実施例のクリ
ーニングカートリッジも第一実施例と同様に上記吸引口
23-2を手前にするとともに一方の面に配したそれぞれの
清掃口13-1a,13-1b,13-1cを下側にして光ディスク
装置1の挿入口1aへ装着し、前記吸引口23-2に吸引機16
を連結してケース23内部の空気を吸引するとともに前記
摘み24-1aを回転させることにより軸長の短いブラシ24
-1と前記ブラシ24-2を回転させる。
【0020】この各ブラシ24-1,24-2に植立した毛によ
り光学ヘッドの対物レンズ2-1 ,スピンドル2-2 のディ
スクチャッキング部,ローディングモータ2-3 ,および
バイアス磁石2-4 の表面に付着した塵埃を掃き落とすと
ともに、舞い上がった塵埃を各清掃口13-1a,13-1b,
13-1c,13-1dから吸引して吸引機16から光ディスク装
置1の外部へ排出するように構成しているので、吸引の
みで塵埃を除去するように構成した第一実施例より大き
な能力で清掃することができる。
【0021】以上、図示実施例に基づき説明したが、本
発明は上記実施例の態様のみに限定されるものでなく、
例えば上記清掃口13-1a,13-1b,13-1c,13-1dの吸
引能力がほぼ一定となるようにケース内部に吸引力調整
壁を設けても良い。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば極めて簡単な構成で、光ディスク装置の光学系お
よびスピンドルのディスクチャッキング部等に付着した
ゴミやほこりを簡単且つ、確実に除去することができる
等の利点があり、著しい信頼性向上の効果が期待できる
光ディスク装置用クリーニングカートリッジを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例による光ディスク装置用
クリーニングカートリッジを示す斜視図である。
【図2】 第一実施例による光ディスク装置のクリーニ
ング方法を示す側断面図である。
【図3】 第二実施例の光ディスク装置用クリーニング
カートリッジを示す平面図である。
【図4】 第二実施例による光ディスク装置のクリーニ
ング方法を示す側断面図である。
【図5】 従来のクリーニングカートリッジとクリーニ
ング方法を示す側断面図である。
【符号の説明】
1は光ディスク装置、 1aは挿入口、2-
1 は対物レンズ、 2-2 はスピンド
ル、2-3 はローディングモータ、 2-4 はバイ
アス磁石、13, 23はケース、13-1a,13-1b,13-1c,
13-1dは清掃口、13-2,23-2は吸引口、16は吸引機、24
-1,24-2はブラシ、 24-1aは摘
み、25は連動ベルト、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩村 康正 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 二俣 彰男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 伊藤 健一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−147589(JP,A) 特開 平2−206079(JP,A) 特開 平4−23286(JP,A) 特開 平3−214483(JP,A) 実開 平1−121171(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置収容可能なカートリッジケースの
    少なくとも一面の、前記装置に収容された少なくとも対
    物レンズおよびディスクチャッキング部に対向する部位
    に清掃口を設けるとともに、前記一面とは異なる面に吸
    引口を設けたことを特徴とする光ディスク装置用クリー
    ニングカートリッジ。
  2. 【請求項2】 装置収容可能なカートリッジケースの
    少なくとも一面の、前記装置に収容された少なくとも対
    物レンズおよびディスクチャッキング部に対向する部位
    に清掃口を設けるとともに、前記一面とは異なる面に吸
    引口を設け、且つ前記清掃口の対応部位にブラシを内蔵
    したことを特徴とする光ディスク装置用クリーニングカ
    ートリッジ。
JP4027702A 1992-02-14 1992-02-14 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ Expired - Fee Related JP3039098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4027702A JP3039098B2 (ja) 1992-02-14 1992-02-14 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4027702A JP3039098B2 (ja) 1992-02-14 1992-02-14 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05225765A JPH05225765A (ja) 1993-09-03
JP3039098B2 true JP3039098B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=12228320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4027702A Expired - Fee Related JP3039098B2 (ja) 1992-02-14 1992-02-14 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3039098B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05225765A (ja) 1993-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4141053A (en) Magnetic tape head cleaning apparatus
US4558386A (en) Head cleaner for floppy disk drive
US6154341A (en) System and method for accessing and cleaning a recording system
JPH0834008B2 (ja) クリ−ナデイスク
JP3039098B2 (ja) 光ディスク装置用クリーニングカートリッジ
JPH0258789A (ja) 光ディスク装置
JP3731659B2 (ja) 光学ディスク装置用のレンズクリーナとレンズクリーニング方法
JP2819492B2 (ja) クリーニングディスク
JP3033219B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2502500Y2 (ja) 光学ヘッド清掃装置
JP2543875B2 (ja) レンズクリ−ニングカ−トリツジ
JPH02239489A (ja) 光ディスク媒体クリーナ
JP3116516B2 (ja) 光ディスクカートリッジ
JPH1074372A (ja) クリーナディスク
KR200318330Y1 (ko) 컴펙트디스크 드라이브 크리닝 씨디
JP3577096B2 (ja) 情報記録再生装置用クリーニング装置
JPH01227283A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH10199174A (ja) クリーニング用ディスクカートリッジ
JPH1074373A (ja) クリーナディスク
JPH01312792A (ja) デイスク除塵装置
KR100194199B1 (ko) 광픽업 대물렌즈 세척용 디스크 및 대물렌즈 세척방법
JPH04248138A (ja) 光ディスク装置のレンズクリーニング装置
JP2911338B2 (ja) 光ディスク装置用のクリーニングカートリッジ
JPH02216628A (ja) 光学ヘッドのクリーニング機構
JPH06180827A (ja) 磁気記録再生機のヘッド周辺清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees