JPH05151766A - 光学的記録再生装置 - Google Patents
光学的記録再生装置Info
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- JPH05151766A JPH05151766A JP3314163A JP31416391A JPH05151766A JP H05151766 A JPH05151766 A JP H05151766A JP 3314163 A JP3314163 A JP 3314163A JP 31416391 A JP31416391 A JP 31416391A JP H05151766 A JPH05151766 A JP H05151766A
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- air guide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は光ディスク装置に代表されるような
光学的記録再生装置の塵埃対策に関し、装置内のゴミ付
着量を大きく低減させることを目的とする。 【構成】 ディスクカートリッジ5が搭載される光学的
記録再生装置において、上記ディスクカートリッジ5が
搭載された時に吸い込み口16aが当該ディスクカートリ
ッジ5のスリット或いはシャッター窓等の開口部5aを覆
うように空気ガイド16を形成し、当該空気ガイド16を上
記開口部5aと装置筐体11の側壁に設けた排出口11aの間
に内設して、上記ディスクカートリッジ5内の記録媒体
5-1 の回転によって前記開口部5aから吐き出される空気
が装置内の光学系に流れ込まないよう構成する。
光学的記録再生装置の塵埃対策に関し、装置内のゴミ付
着量を大きく低減させることを目的とする。 【構成】 ディスクカートリッジ5が搭載される光学的
記録再生装置において、上記ディスクカートリッジ5が
搭載された時に吸い込み口16aが当該ディスクカートリ
ッジ5のスリット或いはシャッター窓等の開口部5aを覆
うように空気ガイド16を形成し、当該空気ガイド16を上
記開口部5aと装置筐体11の側壁に設けた排出口11aの間
に内設して、上記ディスクカートリッジ5内の記録媒体
5-1 の回転によって前記開口部5aから吐き出される空気
が装置内の光学系に流れ込まないよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に代表
されるような光学的記録再生装置の塵埃対策に関する。
されるような光学的記録再生装置の塵埃対策に関する。
【0002】光ディスク装置は、CD, CD−ROMま
たはやビデオディスクの様な再生専用装置は1982年
頃から市場に出ているが、CDやビデオディスクは再生
専用にあることに加えて音やテレビ画像を扱っているた
めに、ゴミやほこりが着いてエラーが発生してもさほど
深刻な問題にならなかった。コード情報を扱うCD−R
OMにおいてもそのディスク回転数が低いためにゴミの
付着が少なく例え付着しても拭けばよいという状況にあ
った。
たはやビデオディスクの様な再生専用装置は1982年
頃から市場に出ているが、CDやビデオディスクは再生
専用にあることに加えて音やテレビ画像を扱っているた
めに、ゴミやほこりが着いてエラーが発生してもさほど
深刻な問題にならなかった。コード情報を扱うCD−R
OMにおいてもそのディスク回転数が低いためにゴミの
付着が少なく例え付着しても拭けばよいという状況にあ
った。
【0003】一方、コンピュータ情報の記録再生を行う
記録可能な光ディスクにおいては、記録時にゴミがディ
スク媒体に付着するとエラーが発生し易くなって使用環
境が制限されるために光ディスクの大量普及が妨げられ
ているのが現状である。したがって、光ディスク側に何
らかの防塵対策が必要となるが、従来は付着したゴミを
とるために媒体クリーナーやレンズに着いたゴミやほこ
りを拭き取るためのレンズクリーナーをユーザに配付し
て対策に当てているのが現状である。
記録可能な光ディスクにおいては、記録時にゴミがディ
スク媒体に付着するとエラーが発生し易くなって使用環
境が制限されるために光ディスクの大量普及が妨げられ
ているのが現状である。したがって、光ディスク側に何
らかの防塵対策が必要となるが、従来は付着したゴミを
とるために媒体クリーナーやレンズに着いたゴミやほこ
りを拭き取るためのレンズクリーナーをユーザに配付し
て対策に当てているのが現状である。
【0004】しかしながら、特に装置の小型化,高性能
化に伴いレンズアクチュエータとそれ以外の光学系を分
離する分離光学系が主流になってきた最近では、光学系
を全て密封構造に一体化することが困難であり、ゴミや
ほこりが対物レンズ以外の多くの光学系に着き易くなる
ためにレンズクリーナーで拭くことはできず、その対策
が装置の信頼性を左右する最も重要な課題としてクロー
ズアップされて来たので塵埃対策された新しい光学的記
録再生装置が要求されている。
化に伴いレンズアクチュエータとそれ以外の光学系を分
離する分離光学系が主流になってきた最近では、光学系
を全て密封構造に一体化することが困難であり、ゴミや
ほこりが対物レンズ以外の多くの光学系に着き易くなる
ためにレンズクリーナーで拭くことはできず、その対策
が装置の信頼性を左右する最も重要な課題としてクロー
ズアップされて来たので塵埃対策された新しい光学的記
録再生装置が要求されている。
【0005】
【従来の技術】従来広く使用されている光学的記録再生
装置は、図6に示すように装置筐体1内の底面側に配設
されたベース2にディスクカートリッジ5の記録媒体5-
1 と結合して回転させるスピンドル2-1 が立設され、そ
のスピンドル2-1 の一方側にディスクカートリッジ5の
記録媒体5-1 に対し半径方向へアクセスして光情報を記
録または情報を読み出す光学ヘッド3-2 とこの光学ヘッ
ド3-2 と対向する位置に固定光学系3-1 および、ディス
クカートリッジ5のシャッター5bを開く図示していない
シャッター開放機構とが配設されているとともに、その
上部を覆うようにプリント板ユニット等を装着する回路
系領域4が設けられている。
装置は、図6に示すように装置筐体1内の底面側に配設
されたベース2にディスクカートリッジ5の記録媒体5-
1 と結合して回転させるスピンドル2-1 が立設され、そ
のスピンドル2-1 の一方側にディスクカートリッジ5の
記録媒体5-1 に対し半径方向へアクセスして光情報を記
録または情報を読み出す光学ヘッド3-2 とこの光学ヘッ
ド3-2 と対向する位置に固定光学系3-1 および、ディス
クカートリッジ5のシャッター5bを開く図示していない
シャッター開放機構とが配設されているとともに、その
上部を覆うようにプリント板ユニット等を装着する回路
系領域4が設けられている。
【0006】そして、先端側の側面にスリット5aを有す
るディスクカートリッジ5を装置筐体1内に挿入して前
記スピンドル2-1 に搭載すると、シャッター開放機構に
より当該ディスクカートリッジ5のシャッター5bが開放
されて内部の記録媒体5-1 が回転し、その回転に伴って
光学ヘッド3-2 が記録媒体5-1 の半径方向へアクセスす
ることにより、当該記録媒体5-1 に対して光情報の記録
または読み出しを行うように構成されている。
るディスクカートリッジ5を装置筐体1内に挿入して前
記スピンドル2-1 に搭載すると、シャッター開放機構に
より当該ディスクカートリッジ5のシャッター5bが開放
されて内部の記録媒体5-1 が回転し、その回転に伴って
光学ヘッド3-2 が記録媒体5-1 の半径方向へアクセスす
ることにより、当該記録媒体5-1 に対して光情報の記録
または読み出しを行うように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の光
学的記録再生装置では、付着したゴミをとるために媒体
クリーナーやレンズに着いたゴミやほこりを拭き取るた
めのレンズクリーナーをユーザに配付して対策に当てて
いるのが現状である。
学的記録再生装置では、付着したゴミをとるために媒体
クリーナーやレンズに着いたゴミやほこりを拭き取るた
めのレンズクリーナーをユーザに配付して対策に当てて
いるのが現状である。
【0008】しかしながら、特に装置の小型化,高性能
化に伴いレンズアクチュエータとそれ以外の光学系を分
離する分離光学系が主流になってきた最近では、光学系
を全て密封構造に一体化することが困難であり、ゴミや
ほこりが対物レンズ以外の多くの光学系に着きやすくな
るためにレンズクリーナーで拭くことはできず、その対
策が装置の信頼性を左右するいう問題が生じている。
化に伴いレンズアクチュエータとそれ以外の光学系を分
離する分離光学系が主流になってきた最近では、光学系
を全て密封構造に一体化することが困難であり、ゴミや
ほこりが対物レンズ以外の多くの光学系に着きやすくな
るためにレンズクリーナーで拭くことはできず、その対
策が装置の信頼性を左右するいう問題が生じている。
【0009】光ディスク装置内のゴミほこりの問題を調
査した最近の検討結果によれば、装置の起動によってデ
ィスクカートリッジ5の記録媒体5-1 が回転すると、空
気はシャッター5bの窓から強く吸い込まれ,あるいはそ
の窓から強く吐き出され、非常に複雑な空気の流れが生
じる。
査した最近の検討結果によれば、装置の起動によってデ
ィスクカートリッジ5の記録媒体5-1 が回転すると、空
気はシャッター5bの窓から強く吸い込まれ,あるいはそ
の窓から強く吐き出され、非常に複雑な空気の流れが生
じる。
【0010】この時空気はゴミやほこりも一緒に装置の
外から吸い込むが、装置内構造の複雑さやそれによる空
気の乱流のために、外から吸い込まれたゴミやほこりは
装置の外側にそのまま出て行くのではなく、その大部分
は装置内に溜まってしまう。同じ原理によってディスク
カートリッジ5内に吸い込まれたゴミやほこりも外に出
て行がずにカートリッジ内に溜まってしまう。
外から吸い込むが、装置内構造の複雑さやそれによる空
気の乱流のために、外から吸い込まれたゴミやほこりは
装置の外側にそのまま出て行くのではなく、その大部分
は装置内に溜まってしまう。同じ原理によってディスク
カートリッジ5内に吸い込まれたゴミやほこりも外に出
て行がずにカートリッジ内に溜まってしまう。
【0011】そして、次に装置が起動されて記録媒体5-
1 が回転すると装置内やディスクカートリッジ5内のゴ
ミは外から吸い込まれたゴミやほこりと一緒になって再
び舞い上がり、レンズなどの光学系や記録媒体5-1 の表
面に付着する。
1 が回転すると装置内やディスクカートリッジ5内のゴ
ミは外から吸い込まれたゴミやほこりと一緒になって再
び舞い上がり、レンズなどの光学系や記録媒体5-1 の表
面に付着する。
【0012】本発明は上記のような問題点に鑑み、装置
内やディスクカートリッジの内に入り込むゴミやほこり
をそのまま空気と一緒にスムーズに外へ流し出す機構を
内設することにより装置内のゴミ付着量を大きく低減さ
せることができる新しい光学的記録再生装置の提供を目
的とする。
内やディスクカートリッジの内に入り込むゴミやほこり
をそのまま空気と一緒にスムーズに外へ流し出す機構を
内設することにより装置内のゴミ付着量を大きく低減さ
せることができる新しい光学的記録再生装置の提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うにディスクカートリッジ5が搭載される光学的記録再
生装置において、上記ディスクカートリッジ5が搭載さ
れた時にスリット或いはシャッター等の開口部5aが覆わ
れるように吸い込み口16aを設けた空気ガイド16を形成
し、当該空気ガイド16を上記開口部5aと装置筐体11の側
壁に設けた排出口11aの間に内設して、上記ディスクカ
ートリッジ5内の記録媒体5-1の回転によって前記開口
部5aから吐き出される空気が装置内の光学系に流れ込ま
ないよう構成する。
うにディスクカートリッジ5が搭載される光学的記録再
生装置において、上記ディスクカートリッジ5が搭載さ
れた時にスリット或いはシャッター等の開口部5aが覆わ
れるように吸い込み口16aを設けた空気ガイド16を形成
し、当該空気ガイド16を上記開口部5aと装置筐体11の側
壁に設けた排出口11aの間に内設して、上記ディスクカ
ートリッジ5内の記録媒体5-1の回転によって前記開口
部5aから吐き出される空気が装置内の光学系に流れ込ま
ないよう構成する。
【0014】
【作用】本発明では、ディスクカートリッジ5のスリッ
ト或いはシャッター窓等の開口部5aを覆う形状に吸い込
み口16aを成形した空気ガイド16を、装置筐体11の側壁
と装置に搭載された上記ディスクカートリッジ5の開口
部5aとの間に内設すると、空気ガイド16の吸い込み口16
aがディスクカートリッジ5の開口部5aを覆うとともに
その吐き出し口は装置筐体11の側壁に設けた排出口11a
に位置して、このディスクカートリッジ5の開口部5aと
装置筐体11の外部が上記空気ガイド16で連通されること
により、装置内に搭載されてディスクカートリッジ5の
記録媒体5-1 が回転することによる遠心力で前記開口部
5aから吐き出されるゴミやほこり等を含有した空気は、
空気ガイド16の吐き出し口より装置筐体11の外側に吐き
出されて図5に示すように装置内のゴミ付着量が空気ガ
イド16を内設しない装置に比して大きく低減させること
が可能となる。
ト或いはシャッター窓等の開口部5aを覆う形状に吸い込
み口16aを成形した空気ガイド16を、装置筐体11の側壁
と装置に搭載された上記ディスクカートリッジ5の開口
部5aとの間に内設すると、空気ガイド16の吸い込み口16
aがディスクカートリッジ5の開口部5aを覆うとともに
その吐き出し口は装置筐体11の側壁に設けた排出口11a
に位置して、このディスクカートリッジ5の開口部5aと
装置筐体11の外部が上記空気ガイド16で連通されること
により、装置内に搭載されてディスクカートリッジ5の
記録媒体5-1 が回転することによる遠心力で前記開口部
5aから吐き出されるゴミやほこり等を含有した空気は、
空気ガイド16の吐き出し口より装置筐体11の外側に吐き
出されて図5に示すように装置内のゴミ付着量が空気ガ
イド16を内設しない装置に比して大きく低減させること
が可能となる。
【0015】
【実施例】以下図1〜図5について本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の第一実施例による光学的
記録再生装置を示す要部断面図、図2は第一実施例の空
気ガイド結合状態を示す斜視図、図3は第二実施例を示
す要部断面図、図4は第二実施例の空気ガイド結合状態
を示す斜視図、図5は作用を説明するための図である。
図中において、図6と同一部材には同一記号が付してあ
るが、その他の16および26はディスクカートリッジから
吐き出される空気を装置筐体外に排出誘導する空気ガイ
ド,17はディスクカートリッジ内の空気を強制的に吸引
して装置外に排出するフアンである。
細に説明する。図1は本発明の第一実施例による光学的
記録再生装置を示す要部断面図、図2は第一実施例の空
気ガイド結合状態を示す斜視図、図3は第二実施例を示
す要部断面図、図4は第二実施例の空気ガイド結合状態
を示す斜視図、図5は作用を説明するための図である。
図中において、図6と同一部材には同一記号が付してあ
るが、その他の16および26はディスクカートリッジから
吐き出される空気を装置筐体外に排出誘導する空気ガイ
ド,17はディスクカートリッジ内の空気を強制的に吸引
して装置外に排出するフアンである。
【0016】第一実施例の空気ガイド16は、図2に示す
ようにゴミ付着のチェックが容易で且つ静電気が帯電し
難い材料,例えばゴミ付着のチェック面を透明なアクリ
ル樹脂で他の部分を導電性樹脂より成形した偏平形空洞
の一端側に、装置内部に搭載されるディスクカートリッ
ジ5のスリット5aを覆う大きさの吸い込み口16aを形成
するとともに、他端側にそのスリット5aと対向する装置
筐体の側壁上部に設けられた排出口と連結できる吐き出
し口16bを形成したものである。
ようにゴミ付着のチェックが容易で且つ静電気が帯電し
難い材料,例えばゴミ付着のチェック面を透明なアクリ
ル樹脂で他の部分を導電性樹脂より成形した偏平形空洞
の一端側に、装置内部に搭載されるディスクカートリッ
ジ5のスリット5aを覆う大きさの吸い込み口16aを形成
するとともに、他端側にそのスリット5aと対向する装置
筐体の側壁上部に設けられた排出口と連結できる吐き出
し口16bを形成したものである。
【0017】また、第二実施例の空気ガイド26は、図4
に示すように上記空気ガイド16と同様に透明で且つ静電
気を帯電しない偏平形空洞の一端側にディスクカートリ
ッジ5'の一方のシャッター窓5'b を覆う大きさで当該デ
ィスクカートリッジ5'の一方の面に密着する吸い込み口
26aを形成し、他端側に第一実施例と同様に装置筐体の
側壁上部に設けられた排出口と連結できる吐き出し口26
bを形成している。
に示すように上記空気ガイド16と同様に透明で且つ静電
気を帯電しない偏平形空洞の一端側にディスクカートリ
ッジ5'の一方のシャッター窓5'b を覆う大きさで当該デ
ィスクカートリッジ5'の一方の面に密着する吸い込み口
26aを形成し、他端側に第一実施例と同様に装置筐体の
側壁上部に設けられた排出口と連結できる吐き出し口26
bを形成している。
【0018】フアン17は、図1および図3に示すように
空気ガイド16または26の吐き出し口16b, 26bの近辺に
内設できる大きさに形成した汎用の軸流フアンである。
上記部材を使用した第一実施例の光学的記録再生装置
は、図1に示すように装置筐体11の底面側にディスクカ
ートリッジ5の記録媒体5-1 を回転させるスピンドル2-
1 が立設されたベース2を配設して、ディスクカートリ
ッジ5のシャッター5bを開くシャッター開放機構と前記
記録媒体5-1 に光情報を記録または情報を読み出す光学
ヘッド3-2 および固定光学系3-1 を設けるとともに回路
系領域4を従来と同様に配設する。
空気ガイド16または26の吐き出し口16b, 26bの近辺に
内設できる大きさに形成した汎用の軸流フアンである。
上記部材を使用した第一実施例の光学的記録再生装置
は、図1に示すように装置筐体11の底面側にディスクカ
ートリッジ5の記録媒体5-1 を回転させるスピンドル2-
1 が立設されたベース2を配設して、ディスクカートリ
ッジ5のシャッター5bを開くシャッター開放機構と前記
記録媒体5-1 に光情報を記録または情報を読み出す光学
ヘッド3-2 および固定光学系3-1 を設けるとともに回路
系領域4を従来と同様に配設する。
【0019】また、上記装置筐体11には、装置内部に搭
載されるディスクカートリッジ5のスリット5aと対向す
る側壁上部に排出口11aを設けるとともに、ディスクカ
ートリッジ5のスリット5aと対応する位置に上記空気ガ
イド16の吸い込み口16aを固定するアーム11bを設け、
このアーム11bに上記空気ガイド16への着脱を簡単,且
つ容易に行うことができる図示していない例えばワンタ
ッチクランプ等を配設している。従って、空気ガイド16
内に付着したゴミ等を容易に除去し得る。
載されるディスクカートリッジ5のスリット5aと対向す
る側壁上部に排出口11aを設けるとともに、ディスクカ
ートリッジ5のスリット5aと対応する位置に上記空気ガ
イド16の吸い込み口16aを固定するアーム11bを設け、
このアーム11bに上記空気ガイド16への着脱を簡単,且
つ容易に行うことができる図示していない例えばワンタ
ッチクランプ等を配設している。従って、空気ガイド16
内に付着したゴミ等を容易に除去し得る。
【0020】この装置筐体11の排出口11aとアーム11b
の間に、吐き出し口16bの近辺に上記フアン17を配設し
た空気ガイド16を横設することにより、装置の内部にデ
ィスクカートリッジ5が搭載された時にそのスリット5a
を空気ガイド16の吸い込み口16aで覆い、そのディスク
カートリッジ5の記録媒体5-1 を回転させると同時に前
記フアン17を駆動するように構成している。
の間に、吐き出し口16bの近辺に上記フアン17を配設し
た空気ガイド16を横設することにより、装置の内部にデ
ィスクカートリッジ5が搭載された時にそのスリット5a
を空気ガイド16の吸い込み口16aで覆い、そのディスク
カートリッジ5の記録媒体5-1 を回転させると同時に前
記フアン17を駆動するように構成している。
【0021】その結果、装置筐体11の内部に横設した上
記空気ガイド16によりディスクカートリッジ5のスリッ
ト5aと装置外部が連通されて、当該ディスクカートリッ
ジ5の記録媒体5-1 が回転することによる前記スリット
5aから吐き出されるゴミやほこり等を含んだ空気は直接
装置筐体11の外部に吐き出されるから、従来の装置と本
実施例の空気ガイド16を内設した装置を同一時間起動さ
せて比較すると、図5に示すよう従来の装置に比して空
気ガイド16を内設した装置のゴミ付着量は大きく低減す
ることができる。
記空気ガイド16によりディスクカートリッジ5のスリッ
ト5aと装置外部が連通されて、当該ディスクカートリッ
ジ5の記録媒体5-1 が回転することによる前記スリット
5aから吐き出されるゴミやほこり等を含んだ空気は直接
装置筐体11の外部に吐き出されるから、従来の装置と本
実施例の空気ガイド16を内設した装置を同一時間起動さ
せて比較すると、図5に示すよう従来の装置に比して空
気ガイド16を内設した装置のゴミ付着量は大きく低減す
ることができる。
【0022】また、第二実施例は図3に示すように第一
実施例と同様にシャッター窓5'b を両面に有するディス
クカートリッジ5'の駆動用スピンドル2-1 が立設された
ベース2を装置筐体11の底面側に配設して、前記シャッ
ター窓5'b を開くシャッター開放機構および、前記ディ
スクカートリッジ5'の記録媒体5-1 の一方の面と対向す
る側に光学ヘッド3-2 および固定光学系3-1 を設けて上
部に回路系領域4を配設する。
実施例と同様にシャッター窓5'b を両面に有するディス
クカートリッジ5'の駆動用スピンドル2-1 が立設された
ベース2を装置筐体11の底面側に配設して、前記シャッ
ター窓5'b を開くシャッター開放機構および、前記ディ
スクカートリッジ5'の記録媒体5-1 の一方の面と対向す
る側に光学ヘッド3-2 および固定光学系3-1 を設けて上
部に回路系領域4を配設する。
【0023】そして、この装置筐体11には搭載されるデ
ィスクカートリッジ5'のシャッター窓5'b 側となる側壁
上部に排出口11aを設けるとともに、前記記録媒体5-1
の光学ヘッド3-2 を配設した反対側のシャッター窓5'b
と対応する位置に上記空気ガイド26の吸い込み口26aを
固定するアーム11bを設けてこのアーム11bに図示して
いない例えばワンタッチクランプ等を配設して、空気ガ
イド26の着脱を容易にしている。
ィスクカートリッジ5'のシャッター窓5'b 側となる側壁
上部に排出口11aを設けるとともに、前記記録媒体5-1
の光学ヘッド3-2 を配設した反対側のシャッター窓5'b
と対応する位置に上記空気ガイド26の吸い込み口26aを
固定するアーム11bを設けてこのアーム11bに図示して
いない例えばワンタッチクランプ等を配設して、空気ガ
イド26の着脱を容易にしている。
【0024】この装置筐体11の排出口11aとアーム11b
の間に、吐き出し口26bの近辺に上記フアン17を配設し
た空気ガイド26を横設することにより、装置の内部にデ
ィスクカートリッジ5'が搭載された時に前記反対側のシ
ャッター窓5'b を空気ガイド26の吸い込み口26aで覆
い、そのディスクカートリッジ5'の記録媒体5-1 を回転
させると同時に前記フアン17を駆動するように構成する
ことにより第一実施と同様な効果を得ることができる。
の間に、吐き出し口26bの近辺に上記フアン17を配設し
た空気ガイド26を横設することにより、装置の内部にデ
ィスクカートリッジ5'が搭載された時に前記反対側のシ
ャッター窓5'b を空気ガイド26の吸い込み口26aで覆
い、そのディスクカートリッジ5'の記録媒体5-1 を回転
させると同時に前記フアン17を駆動するように構成する
ことにより第一実施と同様な効果を得ることができる。
【0025】以上、図示実施例に基づき説明したが、本
発明は上記実施例の態様のみに限定されるものでなく、
例えば空気ガイドの吐き出し口側にフイルターを設けて
装置内へのゴミやほこり等の浸入を防ぐように構成して
も良い。
発明は上記実施例の態様のみに限定されるものでなく、
例えば空気ガイドの吐き出し口側にフイルターを設けて
装置内へのゴミやほこり等の浸入を防ぐように構成して
も良い。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば極めて簡単な構成で、装置内でのゴミほこり等の
付着量を大きく低減させることができる等の利点があ
り、著しい経済的及び、信頼性向上の効果が期待できる
光学的記録再生装置を提供することができる。
よれば極めて簡単な構成で、装置内でのゴミほこり等の
付着量を大きく低減させることができる等の利点があ
り、著しい経済的及び、信頼性向上の効果が期待できる
光学的記録再生装置を提供することができる。
【図1】 本発明の第一実施例による光学的記録再生装
置を示す要部断面図である。
置を示す要部断面図である。
【図2】 第一実施例の空気ガイド結合状態を示す斜視
図である。
図である。
【図3】 第二実施例を示す要部断面図である。
【図4】 第二実施例の空気ガイド結合状態を示す斜視
図である。
図である。
【図5】 作用を説明するための図である。
【図6】 従来の光学的記録再生装置を示す要部断面図
である。
である。
2はベース、 2-1 はスピンド
ル、3-1 は固定光学系、 3-2 は光学
ヘッド、4は回路系領域、5,5'はディスクカートリッ
ジ、5aはスリット、 5bはシャッター、5'b はシャッ
ター窓、5-1 は記録媒体、11は装置筐体、
11aは排出口、11bはアーム、16, 26は空気
ガイド、16a, 26aは吸い込み口、 16b,
26bは吐き出し口、17はフアン、
ル、3-1 は固定光学系、 3-2 は光学
ヘッド、4は回路系領域、5,5'はディスクカートリッ
ジ、5aはスリット、 5bはシャッター、5'b はシャッ
ター窓、5-1 は記録媒体、11は装置筐体、
11aは排出口、11bはアーム、16, 26は空気
ガイド、16a, 26aは吸い込み口、 16b,
26bは吐き出し口、17はフアン、
Claims (11)
- 【請求項1】 側面にスリットを設けたディスクカート
リッジが搭載される光学的記録再生装置において、 上記ディスクカートリッジ(5) 内の記録媒体(5-1) の回
転によって上記スリット(5a)から吐き出される空気を装
置の外側に導く空気ガイド(16)を設けたことを特徴とす
る光学的記録再生装置。 - 【請求項2】 上記ディスクカートリッジ(5) が搭載さ
れた時に上記空気ガイド(16)の一方の端(16a) が前記ス
リット(5a)を覆うように構成したことを特徴とする請求
項1記載の光学的記録再生装置。 - 【請求項3】 両面にシャッターを設けたディスクカー
トリッジが搭載される光学的記録再生装置において、 上記シャッター窓(5'b) を通って該ディスクカートリッ
ジ(5')から吹き出される空気を装置の外側へ導く空気ガ
イド(26)を設けたことを特徴とする光学的記録再生装
置。 - 【請求項4】 上記空気ガイド(26)は、記録再生を司る
光学ヘッド(3-2) と反対側の上記ディスクカートリッジ
(5')面に設けたことを特徴とする請求項3記載の光学的
記録再生装置。 - 【請求項5】 上記ディスクカートリッジ(5')が搭載さ
れる時に上記空気ガイド(26)の一方の端(26a) が上記シ
ャッター窓(5'b) を覆うように構成したことを特徴とす
る請求項3記載の光学的記録再生装置。 - 【請求項6】 上記ディスクカートリッジ(5,5') 側と
反対側にある該空気ガイド(16,26) の端(16b,26b) が装
置の外に口を開けた構造になっており、シャッター窓か
ら吹き出される空気を前記装置の外側に導くように構成
したことを特徴とする請求項1または3記載の光学的記
録再生装置。 - 【請求項7】 上記空気ガイド(16,26) 内に装置外部へ
空気を吸い出す手段(17)を設けたことを特徴とする請求
項1または3記載の光学的記録再生装置。 - 【請求項8】 上記空気ガイド(16,26) は、前記装置か
ら搭載/取り外しが可能な構成となっており、当該空気
ガイド(16,26) 内にゴミやほこりが多く溜まった時に簡
単に交換できるように構成したことを特徴とする請求項
1または3記載の光学的記録再生装置。 - 【請求項9】 上記空気ガイド(16,26) が透明な空洞で
構成され、前記ゴミやほこりの付着状況を外側から観察
できることを特徴とする請求項1または3記載の光学的
記録再生装置。 - 【請求項10】上記空気ガイド(16,26) は、静電気の発
生し難い材料より構成したことを特徴とする請求項1ま
たは3記載の光学的記録再生装置。 - 【請求項11】上記空気ガイド(16,26) は、フイルター
を吐き出し口(16b,26b) 側に設けて装置内へのゴミほこ
り等の浸入を防ぐように構成したことを特徴とする請求
項1または3記載の光学的記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314163A JPH05151766A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 光学的記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314163A JPH05151766A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 光学的記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151766A true JPH05151766A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18050004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3314163A Withdrawn JPH05151766A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 光学的記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05151766A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100372024C (zh) * | 2004-12-29 | 2008-02-27 | 上海乐金广电电子有限公司 | 光盘播放装置 |
JP2008226329A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 光ディスクの塵埃対策構造 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3314163A patent/JPH05151766A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100372024C (zh) * | 2004-12-29 | 2008-02-27 | 上海乐金广电电子有限公司 | 光盘播放装置 |
JP2008226329A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 光ディスクの塵埃対策構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |