JPS5935844Y2 - 記録再生装置の防塵装置 - Google Patents

記録再生装置の防塵装置

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Publication number
JPS5935844Y2
JPS5935844Y2 JP14333478U JP14333478U JPS5935844Y2 JP S5935844 Y2 JPS5935844 Y2 JP S5935844Y2 JP 14333478 U JP14333478 U JP 14333478U JP 14333478 U JP14333478 U JP 14333478U JP S5935844 Y2 JPS5935844 Y2 JP S5935844Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
outer casing
recording
magnetic sheet
sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP14333478U
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English (en)
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JPS5561804U (ja
Inventor
岩夫 滝田
博之 木村
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Priority to JP14333478U priority Critical patent/JPS5935844Y2/ja
Publication of JPS5561804U publication Critical patent/JPS5561804U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はビデオシートレコーダやビデオディスクレコー
ダ等の記録再生装置の防塵装置に係り、特に装置本体を
構成する外筐接合部等から侵入した塵埃がシートやディ
スク上に付着して、磁気ヘッド等の円滑な摺接を妨げた
り、ドロップアウト等の発生に依る画質の劣化を効果的
に抑制する如くしたものlこ関する。
周知の如く、ビデオシートレコーダやディスクレコーダ
では、記録再生用として一枚の磁気シート或いは光学シ
ート等の記録媒体を数百時間乃至数千時間に亘って連続
して使用する。
もし、この記録媒体と、磁気媒体であるビデオ磁気ヘッ
ドとの間に外筐の接合部等から侵入した塵埃が付着する
と、磁気媒体のドロップアウトが生じ、これによる画質
の低下をきたし、ヘッドクロラギング等の事故を惹起し
、磁気媒体の寿命を著るしく損うという問題が生じる。
また、記録媒体が光学シートである場合にも、上記塵埃
の付着によって同様に画質の低下やシートの損傷を招く
本考案は斯かる従来の記録再生装置lこ於ける問題点を
改善するために威したものであり、従って、本考案の目
的とするところは、外筐接合部に防塵効果を付与するこ
とはもとより、メカシャーシと外筐とで構成される記録
媒体の収容室付近の上記外筐接合部に、塵埃の滞留用溝
穴およびこれを形成する仕切板を設け、上記接合部から
侵入する塵埃が直ちに上記記録媒体上に付着するのを抑
制するようにした記録再生装置の防塵装置を提供するに
ある。
以下に、本考案の=実施例を図面1こついて具体的に説
明する。
第1図は本考案に係る記録再生装置の要部を破断して示
した側面図であり、全体として合成樹脂のモールド体に
て一体成形した下部外筐2に、記録再生部からのビデオ
信号を表示するディスプレイ装置等を収納する奥深い上
部外筐1を被せたものからなる。
そして上部外筐1の開口周縁部は一部切欠されて突縁3
,4が設けられ、この突縁3゜4が設けられ、この突縁
3,4が上記下部外筐1の開口周縁部に設けられた切欠
5,6にそれぞれ嵌合されている。
また、この嵌合が容易にしかも不必要に深く行われるの
を防ツするため、上記切欠5,6から上記突縁3,4か
落ち込むことがないように作用する係止リブ7.8が、
上記嵌合部分の下部外筐2内面に連設されている。
一方、上記下部外筐2下部前後(第1図では左右)に記
録再生装置本体の全体を支承する台脚9,10が一体的
に突設され、且つこの台脚9,10に連続して上記下部
外筐2内に突出するフレーム支持部11.12が設けら
れている。
このフレーム支持部11.12は記録再生装置本体を構
成するメカシャーシ13を水平に取り付けるものであり
、そのメカシャーシ13をねじ14,15にて固定して
いる。
そしてこのメカシャーシ13の外縁の一部は上方に屈曲
されて起立片13aとなり、他の一部は下方に屈曲され
て垂下片13bとなっている。
これらの起立片13aおよび垂下片13bはそれぞれ上
記下部外筐2内に起立された仕切板16.17にほぼ密
接し、特に、上記垂下片13bは上記係止リブ8、仕切
板17およびフレーム支持部12を結ぶ補強板18.1
9のうち一方の補強板18に設けられた切欠20に嵌入
されている3また、上記起立片13aは上記係止リブ7
、仕切板16および支持フレーム11を結ぶ補強板21
゜22のうち他方の補強板22上に臨んでいる。
そして上記支切板16,17と傾斜する下部外筐2の側
壁内面との間に比較的深い塵埃を収容するための溝部2
3.24が設けられている。
なお、これらの溝部23.24は上部外筐1と下部外筐
2との接合嵌合部の下方に位置し、この接合部を介して
侵入する塵埃をここへ滞留せしめる作用をする。
一方、上記メカシャーシ13上には、その半径方向へ記
録再生磁気ヘッド25を往復移動せしめる磁気ヘッド装
置26が取り付けられ、その磁気ヘッド25の先端が臨
む位置の上記メカシャーシ13から等しい距離には、環
状の基準平板27が取り付けられている。
また、上記メカシャーシ13の中央の隆起部13clこ
は透孔28が設けられ、その隆起部13cに植立した支
柱29Iこよって支持されたモータ30が、その透孔2
8内に臨んでいる。
なお、上記基準平板27には長孔が設けられ、上記磁気
ヘッド25の先端部はこの長孔内を往復移動する。
上記モータ30の支軸には円板状の磁気シート31の中
心部を保持するシートセンタボス32がねじ33により
取り付けられ、磁気シート31はモータ30によって基
準平板27の下面に沿って回転せしめられる。
この磁気シート31の上面には磁気ヘッド25の先端が
摺接される。
上記基準平板27の下部には、中央に透孔34を有し且
つ円錐状に傾斜する保持板35が取り付けられ、更にこ
の下部に臨む下部外筐2の底板35の上面には放射状の
リブ36が多数突設されている。
なお、35aは保持板35に多数穿設した小形の透孔で
ある。
次に、上記構成lこなる記録再生装置の作用lこついて
述べる。
先ず、記録再生時lこは、上記モータ30の駆動巻線は
所定方向および大きさの電流が供給され、その駆動軸が
回転されて上記磁気シート31が回転する。
この磁気シート31は、当初撓んでいた状態から回転に
よる遠心力を受けて緊張する状態となり、上記基準平板
27の下面に沿って回転する。
この回転中に上記磁気シート31等を含む収容室37内
には、次第に空気流が形成される。
そしてその空気流は上記基準平板27の上方向から、こ
の基準平板27と磁気シート31との間を外径方向に縫
うようにして磁気シート31外縁から矢印方向に引き出
され、上記保持板35の上下部を通り、その下部を通っ
た空気は上記リブ36に衝突して散乱し、透孔35aを
通って、上部を通った空気流とともに上記磁気シートを
基準平板27に押し当てるように作用する。
斯くして、磁気シート31は上記基準平板27に平滑且
つ水平に支承されfl bsら回転し、上記磁気ヘッド
25による接触圧がほぼ全面に亘って均−Eこ保たれる
そして上記磁気ヘッド25により、安定したヘッドタッ
チで所期の記録および再生動作を行うこととなる。
ところで、このように磁気シート31をほぼ密閉した室
内で駆動し、上述の如く基準平板27に対して空気流を
利用して付勢させるものでは、上記上部外筐1と下部外
筐2の接合部から侵入する空気の量および塵埃の量を規
制する必要があり、その塵埃が磁気シート31上に付着
すると既述の如き弊害を生じる。
そこで、本考案に於いては上述した通り、接合部付近に
溝部23.24を設けたので、上記突縁3と切欠5およ
び突縁4と切欠6からなる接合部の隙間を通過して侵入
した塵埃は、上記溝穴23゜24に一旦滞留される。
従って、上記磁気シート31等を収容する収容室37へ
その塵埃が入り込むためには、仕切板16.17を登り
、更にメカシャーシ13と仕切板16.17との間隙を
通過する必要があり、結局、上記収容室37に塵埃が侵
入することが極力抑制される。
これを換言すれば、上記突縁3,4の内端とメカシャー
シ13の起立片13aおよび垂下片13bの外端との距
離をそれぞれaおよびa′となし、これらの外端と上記
仕切板16.17の内端との距離をそれぞれbおよびb
′とすれば、上記突縁3,4と切欠5,6との嵌合部か
ら仲人した塵埃が上記仕切板16゜17の内側に落ちる
確率は、それぞれ略々b / a及びb// aとなる
そして、一旦上記仕切板16゜11の外側に落下した塵
埃が再び仕切板16゜17を越えて上記収容室37内に
侵入するためには、それぞれh及びh′の仕事が必要で
ある。
従って、大きな振動等により塵埃が舞い上がることがな
い限り、これら塵埃は上記各溝部23,24内に滞留す
る。
なお、上記仕切板16.17はプラスチックモールドな
どに依り下部外筐2に対し一体成形して形成することが
できる。
このようtこ本考案は外部からの塵埃等の混入介在物の
侵入を阻止するために、外筐接合部の防塵に留意するこ
とはもとより、メカシャーシと外筐とで構成される磁気
シートの収容室付近の上記接合部に塵埃を滞留せしめる
溝穴を設けて、磁気シートに対する塵埃の付着を大幅i
こ制限し、磁気シートの損傷や磁気ヘッドの摩耗を防止
することができる。
また、本考案は、外筐に一体的に仕切板を設けることに
より塵埃滞留溝を形成するようにしてなるので、防塵を
図るために別途フィルタ等の特別な構成を必要とせず、
外筐を組立てるだけで構成できるので、組付けも容易で
あり、さらに極めて安価に構成できる。
なお、上述の実施例では、磁気シートを回転するシート
レコーダについて詳しく述べたが、塵埃の付着を嫌うそ
の他のディスクレコードや光学的なな記録再生装置にも
本考案は応用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る記録再生装置に於ける防塵装置の
一部を破断して示した側面図である。 1・・・・・・上部外筐、2・・・・・・下部外筐、1
3・・・・・・シャーシ、13a、13b・・・・・・
シャーシ周縁部、16.17・・・・・・仕切板、23
,24・・・・・・溝穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筐内に該外筐を上室と下室に区切るシャーシを設ける
    とともに、このシャーシの周縁部と対向する上記外筐の
    内壁面に塵埃滞留溝を形成する仕切板を一体的に設けて
    なる記録再生装置の防塵装置。
JP14333478U 1978-10-20 1978-10-20 記録再生装置の防塵装置 Expired JPS5935844Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14333478U JPS5935844Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 記録再生装置の防塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14333478U JPS5935844Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 記録再生装置の防塵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5561804U JPS5561804U (ja) 1980-04-26
JPS5935844Y2 true JPS5935844Y2 (ja) 1984-10-03

Family

ID=29120916

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JP14333478U Expired JPS5935844Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 記録再生装置の防塵装置

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JPS5561804U (ja) 1980-04-26

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