JPH0973741A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH0973741A
JPH0973741A JP22761595A JP22761595A JPH0973741A JP H0973741 A JPH0973741 A JP H0973741A JP 22761595 A JP22761595 A JP 22761595A JP 22761595 A JP22761595 A JP 22761595A JP H0973741 A JPH0973741 A JP H0973741A
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JP
Japan
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cover
disk device
shaft
fixing member
vibration
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JP22761595A
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Hideaki Kamezawa
秀昭 亀澤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク装置において、スピンドルシャフト
およびアクチュエータシャフトからの振動がカバーに伝
播するのを阻止し、かつディスク装置の薄型化を図る。 【解決手段】 記憶媒体および回転機構を収容するカバ
ー41におけるシャフトの固定部の周囲をカバー41と
は別の固定部材75により構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルシャフ
トおよびアクチュエータシャフトからカバーへの振動伝
播を抑制し、騒音の低減を図るディスク装置に関する。
近年、磁気ディスク装置は、小型化、薄型化、大容量化
が求められる中で騒音についても低減することが求めら
れている。すなわち、騒音に対する社会の規制がますま
すきびしくなっているため、スピンドルシャフトやアク
チュエータシャフトからカバーへの振動伝播を抑制して
騒音を低減することが必要である。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置としては、例え
ば図12および図13に示すようなものが知られてい
る。図12および図13において、1はハウジングであ
り、ハウジング1はカバー2とベース3により構成さ
れ、カバー2とベース3の間にはパッキン4が密閉性向
上のために設けられている。5はスピンドルシャフトで
あり、スピンドルシャフト5は下端側がベース3に圧
入、固定され、上端側がねじ6によりカバー2にねじ止
め固定されている。スピンドルシャフト5にはスピンド
ルハブ6が回転自在に軸支され、スピンドルハブ6には
磁気ディスク7がスペーサ8を介して複数枚積層され、
ディスククランプ9によりねじ止め固定される。
【0003】スピンドルハブ6は図示しないスピンドル
モータにより回転駆動される。10は磁気ディスク7に
対して情報を記録(消去を含む)または再生を行う磁気
ヘッドであり、磁気ヘッド10は薄膜技術により電磁変
換素子が形成されたスライダにより構成される。磁気ヘ
ッド10は磁気ディスク7がスピンドルモータにより回
転駆動されると、所定高度に浮上できるように保持する
サスペンション11に取り付けられ、さらにアクチュエ
ータアーム12に支持されている。磁気ヘッド10、サ
スペンション11、アクチュエータアーム12などがア
クチュエータアームアセンブリを構成している。
【0004】アクチュエータアーム12はアクチュエー
タブロック13に一体に形成され、アクチュエータブロ
ック13は図示しないベアリングを介してアクチュエー
タシャフト14により回転自在に軸支される。アクチュ
エータシャフト14は下側がベース3に圧入、固定さ
れ、上端側がねじ15によりカバー2にねじ止め固定さ
れている。
【0005】アクチュエータブロック13にはコイル支
持部16が一体に形成され、コイル支持部16にはコイ
ル17が支持される。コイル17の上側および下側には
マグネット18とヨーク19がベースに固定されてい
る。コイル17、マグネット18およびヨーク19が全
体としてボイスコイルモータ20を構成し、アクチュエ
ータアーム12を半径方向に回転駆動する。
【0006】ここでカバー2の表面のスピンドルシャフ
ト5の固定部の周囲には、所定の幅Lを有し、略C字形
状に溝21が形成され、溝21には溝21と同様の形状
の接着材として両面テープ22が接着され、両面テープ
22の上には両面テープ22と同様の形状の制振板23
が接着される。制振板23は鉄板よりなり、スピンドル
シャフト5からの振動がカバー2に伝播するのを阻止す
る。こうして、騒音の低減を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の磁気ディスク装置にあっては、スピンドルシ
ャフトの固定部の周囲のカバーの表面に溝を形成し、溝
に両面テープを接着し、両面テープの上に制振板を接着
したため、スピンドルシャフトからの振動がカバーへ伝
播するのを抑制することができるものの、カバーが厚く
なり、磁気ディスク装置の薄型化を図ることができない
という問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、カバーへの振動の伝播を阻止
し、騒音を低減することができ、かつ、磁気ディスク装
置の薄型化を図ることができる磁気ディスク装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、記憶媒体をシャフトを中心に回転自在に保
持する回転機構と、記憶媒体および回転機構などを収容
するカバーを備えたディスク装置において、カバーにお
けるシャフトの固定部の周囲をカバーとは別の材料から
なる固定部材により構成したことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、記憶媒体の半径方向にヘ
ッドを駆動するアクチュエータブロックを回転自在に軸
支するアクチュエータシャフトと、記憶媒体およびアク
チュエータブロックなどを収容するカバーを備えたディ
スク装置において、カバーにおけるアクチュエータシャ
フトの固定部の周囲をカバーとは別の材料からなる固定
部材により構成したことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、記憶媒体をシャフトを中
心に回転自在に保持する回転機構と、記憶媒体の半径方
向にヘッドを駆動するアクチュエータブロックを回転自
在に軸支するアクチュエータシャフトと、記憶媒体、回
転機構およびアクチュエータブロックなどを収容するカ
バーに固定するディスク装置において、カバーにおける
回転機構のシャフトの固定部の周囲をカバーとは別の材
料からなる固定部材により構成するとともにアクチュエ
ータシャフトの固定部の周囲をカバーとは別の材料から
なる固定部材により構成したことを特徴とする。
【0012】本発明の固定部材は、カバーと異なる共振
周波数を有する金属よりなる。また、本発明は、カバー
と固定部材との間に接着材を入れてカバーと固定部材を
接着した。また、本発明は、カバーと固定部材との間に
接続部材を設けてカバーと固定部材を接続させた。
【0013】また、本発明は、カバーと接続部材との間
および固定部材と接続部材の間に接着材を入れてカバー
と接続部材を接着するとともに固定部材と接続部材を接
着した。このような構成を備えた本発明のディスク装置
によれば、シャフトの固定部の周囲をカバーとは別の固
定部材としたので、シャフトからの振動がカバーに伝播
するのを阻止することができ、騒音を低減することがで
きる。また、カバーの厚さ以上に厚くならないので、デ
ィスク装置の薄型化を図ることができる。
【0014】また、アクチュエータシャフトの固定部の
周囲をカバーとは別の固定部材としたので、アクチュエ
ータシャフトからの振動がカバーに伝播するのを阻止す
ることができ、騒音を低減することができる。また、カ
バーの厚さ以上にならないので、ディスク装置の薄型化
を図ることができる。また、シャフトの固定部の周囲を
カバーとは別の固定部材にするとともにアクチュエータ
シャフトの固定部の周囲をカバーとは別の固定部材とし
たので、シャフトおよびアクチュエータシャフトからの
振動がカバーに伝播するのを阻止することができ、騒音
をさらに低減することができる。また、カバーの厚さ以
上に厚くならないので、ディスク装置の薄型化を図るこ
とができる。
【0015】また、固定部材は、カバーとは異なる共振
周波数の金属よりなるので、振動がカバーに伝播するの
を阻止することができる。また、カバーと固定部材との
間に接着材を入れてカバーと固定部材を接着したので、
さらに騒音を低減することができ、また、密封性を確保
することができる。
【0016】また、カバーと固定部材との間に接続部材
を設けてカバーと固定部材を接続させ、カバーと接続部
材との間および固定部材と接続部材の間に接着材を入れ
てカバーと接続部材を接着するとともに固定部材と接続
部材を接着したので、さらに騒音を低減することがで
き、また、密封性を確保することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の磁気ディス
ク装置の平面図、図2は本発明の第1の磁気ディスク装
置の断面図である。図1および図2において、41はカ
バー、42はベースであり、カバー41とベース42が
ハウジング43を構成している。カバー41とベース4
2との間にはパッキン44が介装され、パッキン44は
密閉性を向上させるために設けられている。45はスピ
ンドルシャフトであり、スピンドルシャフト45は下端
側がベース42に固定されたフランジ46に圧入、固定
され、上端側がねじ47によりカバー41にねじ止め固
定される。スピンドルシャフト45にはスピンドルハブ
48がベアリング49を介して回転自在に軸支され、ス
ピンドルハブ48には複数枚の磁気ディスク50がスペ
ーサ51を介して積層され、ねじ52をねじ込むことで
ディスククランプ52によりスピンドルハブ45に固定
される。
【0018】54はヨークであり、ヨーク54はスピン
ドルハブ45に固定され、ヨーク54の内側にはマグネ
ット55が接着剤またはテープなどで固定される。ヨー
ク54およびマグネット55はスピンドルモータの回転
部としてのロータ56を構成しており、磁気ディスク5
0およびスピンドルハブ48とともに回転するようにな
っている。57はフランジ46に取り付けられたステー
タコアであり、ステータコア57にはコイル58が巻回
されている。ステータコア57およびコイル58はスピ
ンドルモータの固定部としてのステータ59を構成して
いる。ロータ56とステータ59が全体としてスピンド
ルモータ60を構成している。コイル58への通電によ
り、スピンドルモータ60が回転駆動される。
【0019】62はアクチュエータシャフトであり、ア
クチュエータシャフト62はベアリング63を介してア
クチュエータブロック64を回転自在に軸支する。アク
チュエータブロック64には複数のアクチュエータアー
ム65が一体に形成されるとともにコイル支持部66が
一体に形成されている。アクチュエータアーム65には
サスペンション67が取り付けられ、サスペンション6
7にはジンバル68を介して磁気ヘッド69が取り付け
られる。すなわち、磁気ヘッド69は磁気ディスク50
がスピンドルモータ60により回転駆動されると、所定
高度に浮上できるようにジンバル68を介してサスペン
ション67に取り付けられる。磁気ヘッド69は磁気デ
ィスク50に対して情報を記録し(消去を含む)または
再生を行うもので、薄膜技術により電磁変換素子が形成
されたスライダにより構成されている。
【0020】アクチュエータブロック64のコイル支持
部66にはコイル70が支持され、コイル70の上下に
は所定の間隔をもってマグネット71が配置され、マグ
ネット71の外側にはヨーク72がそれぞれ設けられ
る。これらのコイル70、マグネット71およびヨーク
72が全体としてボイスコイルモータ73を構成してい
る。ボイスコイルモータ73はアクチュエータアーム6
5を介して磁気ヘッド69を磁気ディスク50のシーク
方向に移動させる。また、アクチュエータシャフト62
はねじ79によりカバー41に固定されている。
【0021】ここで、カバー41のスピンドルシャフト
45の固定部の周囲には円形状の圧入孔74が形成さ
れ、圧入孔74には固定部材である制振部材75が圧入
される。すなわち、カバー41のスピンドルシャフト4
5の固定部の周囲をカバー41とは別の制振部材75で
構成している。制振部材75は、略円板状の鉄板(ステ
ンレス板でも良い)よりなり、スピンドルシャフト45
からの振動がアルミニウムよりなるカバー41に伝播す
るのを阻止する機能を有する。制振部材75とカバー4
1は材質が異なるので、振動を伝播する周波数が異な
り、制振部材75はカバー41への振動伝播を阻止する
ことができる。
【0022】制振部材75の中央部にはねじ47の頭部
47Aが入るねじ溝76とねじ溝76に連続してねじ4
8がねじ込まれるねじ孔77が形成されている。また、
ねじ溝76とねじ孔77が形成された、制振部材75の
裏面には突出部78が一体に形成され、突出部78はス
ピンドルシャフト41の上端面に当接するようになって
いる。
【0023】組立については、カバー41に形成した圧
入孔74に制振部材75を圧入して、カバー41をつく
り、制振部材75に形成したねじ溝76およびねじ孔7
7にねじ47をねじ込むことでスピンドルシャフト45
をカバー41に固定する。密封性を確保し、またスピン
ドルシャフト45の支持剛性を確保するために、カバー
41の圧入孔74に制振部材75を圧入して圧入精度を
高めている。
【0024】このようにスピンドルシャフト45の固定
部の周囲をカバー41とは別の制振部材75で構成した
ため、スピンドルシャフト45からの振動がカバー41
に伝播するのを阻止することができる。その結果、騒音
を低減することができる。また、従来のように、カバー
の上に接着材と制振板を設けた場合に比較して、カバー
41に制振部材71を圧入するだけであるため、カバー
41の厚さより厚くする必要がないので、磁気ディスク
装置の薄型化を図ることができる。
【0025】次に、図3は本発明の第2の磁気ディスク
装置の平面図、図4は本発明の第2の磁気ディスク装置
の断面図である。図3および図4において、カバー41
のアクチュエータシャフト62の固定部の周囲は、カバ
ー41とは別の制振部材80で構成されている。すなわ
ち、制振部材80は、カバー41に形成された円形状の
圧入孔81に圧入される。制振部材80は略円板状の鉄
板からなり、ねじ79の頭部79Aが入るねじ溝82と
ねじ溝82に連結して形成され、ねじ79がねじ込まれ
るねじ孔83を有する。ねじ溝82とねじ孔83が形成
された制振部材80の裏面には突出部84が一体に形成
され、突出部84はアクチュエータシャフト62に当接
するようになっている。このように、カバー41のアク
チュエータシャフト62の固定部の周囲をカバー41と
は別の材質が異なる制振部材80としたため、アクチュ
エータシャフト62からの振動がカバー41に伝播する
のを防止することができる。また、カバー41の厚さ以
上にならないため、磁気ディスク装置の薄型化を図るこ
とができる。
【0026】次に、図5は本発明の第3の磁気ディスク
装置の平面図、図6は本発明の第3の磁気ディスク装置
の断面図である。図5および図6において、カバー41
のスピンドルシャフト45の固定部の周囲は、カバー4
1とは別の制振部材75で構成され、また、カバー41
のアクチュエータシャフト62の固定部の周囲は、カバ
ー41とは別の制振部材80で構成されている。カバー
41には円形状の圧入孔74,81がそれぞれ形成さ
れ、一方の圧入孔74には制振部材75が圧入され、他
方の圧入孔81には制振部材80が圧入される。
【0027】制振部材75,80は略円板状の鉄板から
なり、ねじ溝76,82、ねじ孔77,83をそれぞれ
有し、裏面には突出部78,84をそれぞれ有する。制
振部材75はスピンドルシャフト45からの振動がカバ
ー41に伝播するのを防止し、制振部材80はアクチュ
エータシャフト62からの振動がカバー41に伝播する
のを防止する。その結果、騒音をさらに低減することが
できる。また、カバー41の厚さ以上にならないため、
磁気ディスク装置の薄型化を図ることができる。
【0028】次に、図7は本発明の第4の磁気ディスク
装置の平面図、図8は本発明の第4の磁気ディスク装置
の断面図である。図7および図8において、カバー41
のスピンドルシャフト45の固定部の周囲は、カバー4
1とは別の制振部材75で構成され、制振部材75は接
着材85によりカバー41に形成した装着孔86に接着
されている。また、カバー41のアクチュエータシャフ
ト62の固定部の周囲は、カバー48とは別の制振部材
80で構成され、制振部材80は接着材87によりカバ
ー41に形成した装着孔88に接着されている。
【0029】接着材85,87は、例えば両面テープよ
りなり、制振材としての機能を有する。このように、カ
バー41と制振部材75,80の間に接着材85,87
を入れたため、密封性を充分確保することができ、ま
た、スピンドルシャフト45の支持剛性およびアクチュ
エータシャフト62の支持剛性も確保することができ
る。
【0030】制振部材75および接着材85は、スピン
ドルシャフト45からの振動がカバー41に伝播するの
を阻止し、制振部材80および接着材87はアクチュエ
ータシャフト62の振動がカバー41に伝播するのを阻
止する。その結果、騒音をさらに低減することができ
る。また、カバー41の厚さ以上にならないため、磁気
ディスク装置の薄型化を図ることができる。
【0031】次に、図9は本発明の第5の磁気ディスク
装置の平面図、図10は本発明の第5の磁気ディスク装
置の断面図である。図9および図10において、カバー
41のスピンドルシャフト45の固定部の周囲は、カバ
ー41とは別の制振部材75により構成され、接続部材
89を介してカバー41に接続されている。また、カバ
ー41のアクチュエータシャフト62の固定部の周囲
は、カバー41とは別の制振部材80により構成され、
接続部材90を介してカバー41に接続されている。
【0032】接続部材89,90は、材質が例えば鉄で
円環状に形成され、制振部材75,80と同様に振動を
制振する機能を有する。接続部材89,90は、図11
に示すように、外周および内周に段部91,92を有
し、一方の段部91はカバー41の内周に形成された段
部93に係合し、段部91と段部93は接着材である両
面テープ94によって接着され、他方の段部92は制振
部材75,80の外周に形成された段部93に係合し、
段部92と段部95は接着材である両面テープ96によ
って接着される。両面テープ94,96も振動を制振す
る制振材としての機能を有する。
【0033】制振部材75、両面テープ94,96およ
び接続部材89は、スピンドルシャフト45からの振動
がカバー41に伝播するのを阻止する。また、制振部材
80、両面テープ94,96および接続部材90はアク
チュエータシャフト62からの振動が、カバー41に伝
播するのを阻止する。その結果、騒音をさらに低減する
ことができる。また、カバー41の厚さと同程度にでき
るので、磁気ディスク装置の薄型化を図ることができ
る。
【0034】なお、接着材として両面テープ94,96
を使用したがこれに限定されるものではなく、他の接着
材でも良い。また、接続部材89,90として鉄板を使
用したがこれに限定されるものではなく、他の金属板や
硬質等のゴム又は樹脂板などを用いても良い。また、本
発明は、カバー41のみならず、ベース42においても
同様に制振部材(固定部材)75,80を設けることも
可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、シャフトおよびアクチュエータシャフトからの振動
がカバーに伝播するのを阻止することができ、騒音を低
減することができる。また、ディスク装置の薄型化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の磁気ディスク装置の平面図
【図2】本発明の第1の磁気ディスク装置の断面図
【図3】本発明の第2の磁気ディスク装置の平面図
【図4】本発明の第2の磁気ディスク装置の断面図
【図5】本発明の第3の磁気ディスク装置の平面図
【図6】本発明の第3の磁気ディスク装置の断面図
【図7】本発明の第4の磁気ディスク装置の平面図
【図8】本発明の第4の磁気ディスク装置の断面図
【図9】本発明の第5の磁気ディスク装置の平面図
【図10】本発明の第5の磁気ディスク装置の断面図
【図11】接続部材の断面図
【図12】従来の磁気ディスク装置の平面図
【図13】従来の磁気ディスク装置の断面図
【符号の説明】
41:カバー 42:ベース 43:ハウジング 44:パッキン 45:スピンドルシャフト 46:フランジ 47,52:ねじ 47A:頭部 48:スピンドルハブ 49:ベアリング 50:磁気ディスク 51:スペーサ 53:ディスククランプ 54:ヨーク 55:マグネット 56:ロータ 57:ステータコア 58:コイル 59:ステータ 60:スピンドルモータ 62:アクチュエータシャフト 63:ベアリング 64:アクチュエータブロック 65:アクチュエータアーム 66:コイル支持部 67:サスペンション 68:ジンバル 69:磁気ヘッド 70:コイル 71:マグネット 72:ヨーク 73:ボイスコイルモータ 74,81:圧入孔 75,80:制振部材(固定部材) 76,82:ねじ溝 77,83:ねじ孔 78,84:突出部 79:ねじ 79A:頭部 85,87:接着材 86,88:装着孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶媒体をシャフトを中心に回転自在に保
    持する回転機構と、前記記憶媒体および前記回転機構な
    どを収容するカバーを備えたディスク装置において、 前記カバーにおける前記シャフトの固定部の周囲を前記
    カバーとは別の材料からなる固定部材により構成したこ
    とを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】記憶媒体の半径方向にヘッドを駆動するア
    クチュエータブロックを回転自在に軸支するアクチュエ
    ータシャフトと、前記記憶媒体およびアクチュエータブ
    ロックなどを収容するカバーを備えたディスク装置にお
    いて、 前記カバーにおける前記アクチュエータシャフトの固定
    部の周囲を前記カバーとは別の材料からなる固定部材に
    より構成したことを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】記憶媒体をシャフトを中心に回転自在に保
    持する回転機構と、前記記憶媒体の半径方向にヘッドを
    駆動するアクチュエータブロックを回転自在に軸支する
    アクチュエータシャフトと、前記記憶媒体、回転機構お
    よびアクチュエータブロックなどを収容するカバーに固
    定するディスク装置において、 前記カバーにおける前記回転機構のシャフトの固定部の
    周囲を前記カバーとは別の材料からなる固定部材により
    構成するとともに前記アクチュエータシャフトの固定部
    の周囲を前記カバーとは別の材料からなる固定部材によ
    り構成したことを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】前記固定部材は、前記カバーと異なる共振
    周波数を有する金属であることを特徴とする請求項1〜
    3記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】前記カバーと前記固定部材との間に接着材
    を入れて前記カバーと前記固定部材を接着したことを特
    徴とする請求項1〜3記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】前記カバーと前記固定部材との間に接続部
    材を設けて前記カバーと前記固定部材を接続させたこと
    を特徴とする請求項1〜3記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】前記カバーと前記接続部材との間および前
    記固定部材と前記接続部材の間に接着材を入れて前記カ
    バーと前記接続部材を接着するとともに前記固定部材と
    前記接続部材を接着したことを特徴とする請求項5記載
    のディスク装置。
JP22761595A 1995-09-05 1995-09-05 ディスク装置 Withdrawn JPH0973741A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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