JP3033219B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JP3033219B2 JP3033219B2 JP3056499A JP5649991A JP3033219B2 JP 3033219 B2 JP3033219 B2 JP 3033219B2 JP 3056499 A JP3056499 A JP 3056499A JP 5649991 A JP5649991 A JP 5649991A JP 3033219 B2 JP3033219 B2 JP 3033219B2
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- air filter
- magnetic disk
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置の外部記
憶装置として使用される磁気ディスク装置のエアーフィ
ルター取付構造に関するものである。
憶装置として使用される磁気ディスク装置のエアーフィ
ルター取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスク装置は、磁気ヘッドが磁気
ディスク上を低浮上しながら情報の記録／再生を行なっ
ており、微小な塵埃でも磁気ヘッドと磁気ディスクとの
間に入り込み磁気ディスクに損傷を与え、情報を破壊す
るに至ることが有る。このため、ＨＤＡ内に収納する部
品は超音波洗浄等を行ない、組込部品はすべて防塵室内
の非常に洗浄な雰囲気中で組み込まれている。また、磁
気ディスク装置は密閉構造となっており外部からの塵埃
侵入防止を計っているが、いくら注意を払ってもある程
度の異物粒子は磁気ディスク装置内に浮上している。従
来の磁気ディスク装置内の防塵構造は、実開昭６１−１
４９１９６に示されているように、この異物粒子を集塵
し磁気ディスク上に塵埃のない洗浄された空気を送り込
むためにエアーフィルターを設けており、エアーフィル
ターを専用ケースに収納後ベース等に取り付けて磁気デ
ィスク装置内に収納している。
ディスク上を低浮上しながら情報の記録／再生を行なっ
ており、微小な塵埃でも磁気ヘッドと磁気ディスクとの
間に入り込み磁気ディスクに損傷を与え、情報を破壊す
るに至ることが有る。このため、ＨＤＡ内に収納する部
品は超音波洗浄等を行ない、組込部品はすべて防塵室内
の非常に洗浄な雰囲気中で組み込まれている。また、磁
気ディスク装置は密閉構造となっており外部からの塵埃
侵入防止を計っているが、いくら注意を払ってもある程
度の異物粒子は磁気ディスク装置内に浮上している。従
来の磁気ディスク装置内の防塵構造は、実開昭６１−１
４９１９６に示されているように、この異物粒子を集塵
し磁気ディスク上に塵埃のない洗浄された空気を送り込
むためにエアーフィルターを設けており、エアーフィル
ターを専用ケースに収納後ベース等に取り付けて磁気デ
ィスク装置内に収納している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の従来例にお
いて、磁気ディスク装置の封止体内に収納できるように
するためエアーフィルターを専用ケースに収納し、か
つ、エアーフィルターの端面（ケースと接する面）を完
全に封止するため、接着剤等でその周囲を密閉しなけれ
ばならない。また、接着する場合、端面が平面でないた
め作業が難しく、作業工数も多くなり防塵機構が非常に
高価なものとなり安価に製作すべき小形磁気ディスク装
置には不適当である。
いて、磁気ディスク装置の封止体内に収納できるように
するためエアーフィルターを専用ケースに収納し、か
つ、エアーフィルターの端面（ケースと接する面）を完
全に封止するため、接着剤等でその周囲を密閉しなけれ
ばならない。また、接着する場合、端面が平面でないた
め作業が難しく、作業工数も多くなり防塵機構が非常に
高価なものとなり安価に製作すべき小形磁気ディスク装
置には不適当である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】図１に示してあるように
磁気ディスク・磁気ヘッド等を収納し密閉構造とするベ
ース・カバーは一般的にはアルミダイカストにて製作し
ており、成型時にエアーフィルター取付用溝を一体成型
にて製作することにより容易にエアーフィルターを取り
付けることができる。
磁気ディスク・磁気ヘッド等を収納し密閉構造とするベ
ース・カバーは一般的にはアルミダイカストにて製作し
ており、成型時にエアーフィルター取付用溝を一体成型
にて製作することにより容易にエアーフィルターを取り
付けることができる。
【０００５】
【作用】エアーフィルター取り付け用溝にエアーフィル
ターを差し込むだけなのでエアーフィルター取付は容易
となる。
ターを差し込むだけなのでエアーフィルター取付は容易
となる。
【０００６】
【実施例】次に、図面を用いて本発明の一実施例を説明
する。図１は本発明を示す図で、（ａ）はカバーを取外
した磁気ディスク装置の平面図、（ｂ）はエアーフィル
ター取付詳細図である。
する。図１は本発明を示す図で、（ａ）はカバーを取外
した磁気ディスク装置の平面図、（ｂ）はエアーフィル
ター取付詳細図である。
【０００７】図１において、磁気ディスク装置が停止し
ている時は磁気ヘッド３が磁気ディスク１上に具備され
ており、磁気ディスク１を必要枚数をスピンドルモータ
２に積層してスピンドルモータ２２の駆動により所定の
速度で回転することにより空気の流れを起こし空気ベア
リング効果により磁気ヘッド３を磁気ディスク１上に浮
上させる。磁気ヘッド３はアクチュエータ４に必要本数
を積層し磁気ディスク１上に位置決めし情報の記録／再
生を行なっている。その磁気ディスク面１と磁気ヘッド
３との間は高密度化のために狭くなる傾向にあり（０．
２μｍ以下）、微小の塵埃といえども磁気ディスク１上
にあると高速回転している磁気ディスク１と磁気ヘッド
３との間に入り込み磁気ディスク面に損傷を与え、情報
の記録／再生が不可能となる。このため、磁気ディスク
１上に塵埃のない空気を送り込むために空気の流れの途
中に（ｂ）に示すようにベース６にエアーフィルター取
付用溝７を設けエアーフィルター５を差し込む簡単構造
となっている。
ている時は磁気ヘッド３が磁気ディスク１上に具備され
ており、磁気ディスク１を必要枚数をスピンドルモータ
２に積層してスピンドルモータ２２の駆動により所定の
速度で回転することにより空気の流れを起こし空気ベア
リング効果により磁気ヘッド３を磁気ディスク１上に浮
上させる。磁気ヘッド３はアクチュエータ４に必要本数
を積層し磁気ディスク１上に位置決めし情報の記録／再
生を行なっている。その磁気ディスク面１と磁気ヘッド
３との間は高密度化のために狭くなる傾向にあり（０．
２μｍ以下）、微小の塵埃といえども磁気ディスク１上
にあると高速回転している磁気ディスク１と磁気ヘッド
３との間に入り込み磁気ディスク面に損傷を与え、情報
の記録／再生が不可能となる。このため、磁気ディスク
１上に塵埃のない空気を送り込むために空気の流れの途
中に（ｂ）に示すようにベース６にエアーフィルター取
付用溝７を設けエアーフィルター５を差し込む簡単構造
となっている。
【０００８】図２〜図４は、実施例の詳細を示す。図２
はベース６にエアーフィルター取付用溝７を設けエアー
フィルター５を差し込み、カバー８にエアーフィルター
押さえ９にてエアーフィルター５を固定する。図３はベ
ース６とカバー８にエアーフィルター取付用溝７を設
け、ベース６とカバー８とに別々のエアーフィルター５
を差し込む構造となっており、（ｂ）はお互いのエアー
フィルター５で固定し、（ｃ）はベース６に取り付けら
れたエアーフィルター５はカバー８のエアーフィルター
取付用溝７にて固定し、カバー８に取り付けられたエア
ーフィルター５はベース６のエアーフィルター取付用溝
７にて固定する。図４は図３と同様にベース６とカバー
８にエアーフィルター取付用溝７を設けるが、エアーフ
ィルター５をベース６とカバー８で共用として１個のみ
使用している構造となっている。
はベース６にエアーフィルター取付用溝７を設けエアー
フィルター５を差し込み、カバー８にエアーフィルター
押さえ９にてエアーフィルター５を固定する。図３はベ
ース６とカバー８にエアーフィルター取付用溝７を設
け、ベース６とカバー８とに別々のエアーフィルター５
を差し込む構造となっており、（ｂ）はお互いのエアー
フィルター５で固定し、（ｃ）はベース６に取り付けら
れたエアーフィルター５はカバー８のエアーフィルター
取付用溝７にて固定し、カバー８に取り付けられたエア
ーフィルター５はベース６のエアーフィルター取付用溝
７にて固定する。図４は図３と同様にベース６とカバー
８にエアーフィルター取付用溝７を設けるが、エアーフ
ィルター５をベース６とカバー８で共用として１個のみ
使用している構造となっている。
【０００９】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
い。例えば、図５はエアーフィルター取付用ブラケット
１０にエアーフィルター５を差し込み、ベース６やカバ
ー８に固定する構造となっており、固定方法としてはエ
アーフィルター取付用ブラケット１０の接着やネジ止め
等がある。また、図６に示すように上記エアーフィルタ
ー５取付構造をｎ個（ｎは２以上の自然数）設け、磁気
ディスク１上により洗浄された空気を送り込む構造とす
る。
い。例えば、図５はエアーフィルター取付用ブラケット
１０にエアーフィルター５を差し込み、ベース６やカバ
ー８に固定する構造となっており、固定方法としてはエ
アーフィルター取付用ブラケット１０の接着やネジ止め
等がある。また、図６に示すように上記エアーフィルタ
ー５取付構造をｎ個（ｎは２以上の自然数）設け、磁気
ディスク１上により洗浄された空気を送り込む構造とす
る。
【００１０】上記実施例において、エアーフィルター取
付用溝７及びエアーフィルター取付用ブラケット１０と
エアーフィルター５とを封止するために接着剤をエアー
フィルター５の周辺に塗り、エアーフィルター取付用溝
７及びエアーフィルター取付用ブラケット１０にエアー
フィルター５を貼付してもよい。
付用溝７及びエアーフィルター取付用ブラケット１０と
エアーフィルター５とを封止するために接着剤をエアー
フィルター５の周辺に塗り、エアーフィルター取付用溝
７及びエアーフィルター取付用ブラケット１０にエアー
フィルター５を貼付してもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
バー及びベースにエアーフィルター取付用溝を一体成型
により設けたことにより、エアーフィルターの脱着を容
易にし安価な磁気ディスク装置の防塵構造を実現でき
る。
バー及びベースにエアーフィルター取付用溝を一体成型
により設けたことにより、エアーフィルターの脱着を容
易にし安価な磁気ディスク装置の防塵構造を実現でき
る。
【図１】エアーフィルターの構造平面および取付部を示
す図である。
す図である。
【図２】実施例１のＡ−ＡおよびＢ−Ｂ断面図である。
【図３】実施例２のＡ−Ａ，Ｃ−Ｃおよび実施例３のＣ
−Ｃ断面図である。
−Ｃ断面図である。
【図４】実施例４のＡ−ＡおよびＤ−Ｄ断面図である。
【図５】応用例１の斜視図である。
【図６】応用例２の平面およびＥ−Ｅ断面を示す図であ
る。
る。
１…磁気ディスク ２…スピンドルモータ ３…磁気ヘッド ４…アクチュエータ ５…エアーフィルター ６…ベース ７…エアーフィルター取付用溝 ８…カバー ９…エアーフィルター押さえ １０…エアーフィルター取付用ブラケット
Claims (2)
- 【請求項１】磁気ディスクと、前記磁気ディスクを支持
し回転させるスピンドルモータと、情報の記録・再生を
行なう磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気ディス
ク上に位置決めするアクチュエータと、前記磁気ディス
ク上に除塵した空気を送付するエアーフィルターと、前
記部品を収容して密閉構造となるベース・カバーから成
る磁気ディスク装置において、 前記ベースに前記エアーフィルターを取り付けるエアー
フィルター取付用溝を、前記カバーにエアーフィルター
押さえを、それぞれ、一体成型にて設け、該ベースと該
カバーの固定に伴い該エアーフィルターを固定すること
を特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記ベース及び前記カ
バーに複数組のエアーフィルターの取付構造を一体成型
にて設けたことを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3056499A JP3033219B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3056499A JP3033219B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04291082A JPH04291082A (ja) | 1992-10-15 |
| JP3033219B2 true JP3033219B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=13028799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3056499A Expired - Fee Related JP3033219B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3033219B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101855624B1 (ko) * | 2017-09-10 | 2018-05-04 | 원철호 | 착용품 지지용구 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5999375A (en) * | 1997-09-05 | 1999-12-07 | Seagate Technology, Inc. | Positioning inner and outer tracks on a recording disc |
| JP2019164867A (ja) | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 株式会社東芝 | ディスク装置 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3056499A patent/JP3033219B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101855624B1 (ko) * | 2017-09-10 | 2018-05-04 | 원철호 | 착용품 지지용구 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04291082A (ja) | 1992-10-15 |
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