JP2645886B2 - ディスク回転制御装置 - Google Patents

ディスク回転制御装置

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JP2645886B2
JP2645886B2 JP1063094A JP6309489A JP2645886B2 JP 2645886 B2 JP2645886 B2 JP 2645886B2 JP 1063094 A JP1063094 A JP 1063094A JP 6309489 A JP6309489 A JP 6309489A JP 2645886 B2 JP2645886 B2 JP 2645886B2
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rotating
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陽繁 山村
佳史 坂本
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ディスクを線速度一定で回転駆動させるデ
ィスク回転制御装置に関し、特に回転しているディスク
の停止制御に関するものである。
(ロ)従来の技術 情報記憶媒体の一つに、CDに代表される光ディスクが
ある(例えば「エレクトロニクスライフ」1月号、1988
年、の記事「CD−ROM、CD−I、CD−V入門」第17頁乃
至第80頁参照)。
光ディスク等に情報を記録する場合、ディスクを線速
度一定で回転駆動する方が、ディスクを角速度一定で回
転駆動するより記録密度を高くすることができる。
そこで、上述のCD等の光ディスクでは、線速度一定の
状態で情報の記録がされることが多い。
ところで、このようなディスクを回転駆動させている
状態から停止させる場合には、従来、停止動作の指令に
より回転駆動系に対してブレーキパルスが連続して与え
られ、一定に保たれていた線速度が所定の線速度まで低
下すると、この所定の線速度に低下したことを検出した
時点から、予め定められた所定の時間、更にブレーキパ
ルスを回転駆動系に与えている。
そして、予め定められた所定の時間ブレーキパルスを
回転駆動系に与えた後は、ディスクは停止したものとし
て扱われていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上述のように、ディスクに対する情報の読み
出しあるいは記録のために、ディスクを一定の線速度で
回転させている状態から、所定の線速度まで低下させて
も、情報を読み出すあるいは記録するためのピックアッ
プのディスクに対する位置によって、ディスクの角速度
(あるいは単位時間当りの回転数)が異なる。即ち、デ
ィスクの角速度は、ピックアップがディスクの内周近辺
にあるときには速く、外周近辺にあるときには遅くな
る。
このため、所定の線速度に低下したことを検出した時
点から、予め定められた所定の時間、更にブレーキパル
スを回転駆動系に与えても、ピックアップの位置によっ
て、ディスクの停止状態が異なる。
このようにディスクの停止状態にばらつきがあると、
ディスクの停止に続いて、ディスクの取り出しを行うと
きに、予め定められた所定の時間ブレーキパルスを回転
駆動系に与えた後はディスクは停止したものとみなされ
るので、ディスクが完全に停止していないときがあり、
すると、ディスクの取り出しによって、ディスクの回転
時にディスクを固定するクランパやディスクを収納する
キャデイとディスクが摺接して、ディスクが傷つく虞が
ある。
本発明は斯様な点に鑑みて為されたもので、ピックア
ップのディスクに対する位置によらずに、ディスクを完
全に停止状態にすることのできるディスク回転制御装置
を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明に係るディスク回転制御装置は、情報の記憶媒
体であるディスクを回転駆動させる回転手段と、ディス
クに対して少なくとも情報の読取りを行う読取り手段
と、該読取り手段に対してディスクが一定の線速度で回
転するように前記回転手段を制御する回転制御手段とを
具備するディスク回転制御装置において、 ディスクを回転駆動させている状態から停止状態にす
るために前記回転手段に対して連続してブレーキパルス
を与える回転停止手段と、 ディスクの停止動作時に、ディスクの回転が所定の線
速度になったことを検出する検出手段と、 ディスクの停止動作開始から前記検出手段でディスク
の回転が所定の線速度以下になったことが検出されるま
での時間を計測し、該計測時間に応じて前記回転停止手
段における前記ブレーキパルスを与える前記計測後の時
間を変化させてディスクの停止動作を補正する停止補正
手段と、 を備えたことを特徴とする。
(ホ)作用 ディスクの停止動作時に、検出手段でディスクの回転
が所定の線速度以下になったことが検出されると、停止
補正手段において、ディスクの停止動作開始からディス
クの回転が所定の線速度以下になるまでの時間が計測さ
れ、その時間に応じてディスクの停止動作が補正され
る。
読み取り手段がディスクの内周近傍に位置するときに
は、外周近傍に位置するときよりも、同じ一定の線速度
に保たれるために、ディスクの回転速度(角速度)が速
いため、所定の線速度に低下するまで多くの時間を要す
る。
そして、同じ所定の線速度に低下しても、読み取り手
段がディスクの内周近傍に位置するときには、外周近傍
に位置するときよりもディスクの回転速度は速いため、
停止補正手段は、回転制御手段に対して、外周近傍に位
置するときより強くディスクの停止動作をさせる。
(ヘ)実施例 第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図である。
(1)は所定のフォーマットで情報が記録されている
記憶媒体としての光ディスク、(2)は光ディスク
(1)に記録された情報を光学的に読み取る読み取り手
段としてのピックアップで、該ピックアップ(2)で読
み取られた情報は、プリアンプ(3)で増幅されデジタ
ル信号処理回路(4)に入力される。
デジタル信号処理回路(4)は、光ディスク(1)か
ら読み取った情報を復調したりエラー訂正等のデータ処
理を行うと共に、後述するサーボ回路にCLV(Constant
Linear Velocity)制御、即ちピックアップ(2)に対
して光ディスク(1)を一定の線速度で回転させる制御
を実現するための情報を与える。
(5)は光ディスク(1)を回転させる回転手段とし
てのスピンドルモータ、(6)はスピンドルモータ
(5)を駆動させるドライブ回路で、スピンドルモータ
(5)はこのドライブ回路(6)によって回転駆動され
る。
(7)は、ドライブ回路(6)においてスピンドルモ
ータ(5)の回転が(ディスク(1)のピックアップ
(2)に対する回転が)一定の線速度となるように制御
(CLV制御)する回転制御手段としてのサーボ回路で、
デジタル信号処理回路(4)から与えられた情報、具体
的にはディスク(1)に記録されピックアップ(2)に
よって読み取られた同期信号が一定の周期で読み取られ
るようにスピンドルモータ(5)の回転を制御する。
また、サーボ回路(7)は、ピックアップ(2)のフ
ォーカス調整やトラッキング等の移動制御と共に、デジ
タル信号処理回路(4)からの同期信号の読み取られる
周期を監視することによって、ディスク(1)の回転停
止時の線速度を判断し、ディスクの回転が所定の線速度
以下になったことを検出する検出手段をも兼ねている。
(8)は、デジタル信号処理回路(4)からの入力や
図示しない入力手段からの動作指令に応じて、サーボ回
路(7)においてピックアップ(2)やスピンドルモー
タ(5)を制御させる指令を出す制御回路で、回転して
いるディスクの停止動作を開始させ、サーボ回路(7)
で所定の線速度以下になったことが検出される間での時
間を計測し、その時間に応じて、サーボ回路(7)に対
して、停止動作の補正を行う停止補正手段である。
さて、通常、ディスク(1)はスピンドルモータ
(5)によって一定の線速度1.3m/secで回転されて情報
の読み取りが行われる。すると、ディスクの回転数は、
内周と外周とで、およそ500〜200rpmとなる。
今、ディスク(1)がピックアップ(2)に対して一
定の線速度1.3m/secで回転されているときに、制御回路
(8)からディスクの回転動作停止がサーボ回路(7)
に指令されると、サーボ回路(7)はドライブ回路
(6)に対してスピンドルモータ(5)を停止させるブ
レーキパルスを印加させるように制御する。
サーボ回路(7)はディスク(1)の回転停止時にピ
ックアップ(2)が位置するところでの線速度が1.3m/s
ecからその1/3の線速度に低下するのを監視しており、
線速度が1.3m/secの1/3になるとPW端子をHighからLowの
状態に変化させる。
サーボ回路(7)での線速度の監視は、デジタル信号
処理回路(4)からの同期信号が入力される周期をみ
て、一定の線速度1.3m/secのときに入力される周期の3
倍以上の周期で同期信号が入力されたら、線速度が1/3
になったと判断して、PW端子の状態を変える。
制御回路(8)は、サーボ回路(7)に対するディス
クの回転動作停止の開始から、PW端子の状態がLowにな
るまでの時間を計測しており、その時間が所定の時間
(例えば270msec)以上であれば、250msecのブレーキパ
ルスを、所定の時間(270msec)未満であるなら100msec
のブレーキパルスを、先のブレーキパルスに連続してス
ピンドルモータ(5)に供給するようにサーボ回路
(7)を制御する。
第2図は、ディスクの回転数に応じた一定の線速度1.
3m/secからその1/3の線速度に低下するまでの時間を示
したものである。
また、第3図はピックアップのディスクの中心からの
距離(位置)と1.3m/secの1/3の線速度になったときの
ディスクの回転数を示したものである。
第2図から分かるように、一定の線速度1.3m/secから
その1/3の線速度になるのに要する時間は、ディスクの
回転数が高いほど長くかかる。即ち、ピックアップがデ
ィスクの内周近傍に位置しているほど、1.3m/secからそ
の1/3の線速度になるまで長い時間を要する。
また、第3図から、ピックアップがディスクの内周近
傍に位置しているほど、1.3m/secからその1/3の線速度
になったときのディスクの回転数は高い。
そこで、一定の線速度1.3m/secからその1/3の線速度
になるまでの時間を計測し、その時間に応じて、更にデ
ィスクの停止動作をさせるブレーキパルスの印加を制御
することにより、ピックアップのディスクに対する位置
による1/3の線速度になったときの回転数に応じた停止
動作のより細かい制御ができる。
尚、制御回路(8)は、PW端子の状態が、サーボ回路
(7)に対するディスクの回転動作停止の開始から所定
時間(320msec)以内にHighからLowの状態にならないと
きには、異常動作回避のため、サーボ回路(7)におけ
るスピンドルモータの制御を中止する。
本実施例では、一つの所定の時間(270msec)に対し
ての大小により、停止動作の細かい補正を行っている
が、もっと多くの時間で区切って、それぞれの時間に応
じて停止動作(ブレーキパルスの印加時間)の細かい設
定をし、停止制御を行っても良い。
また、ピックアップ(2)は、ディスクに記録された
情報を読み取るだけでなく、ディスクに情報を書き込む
機能を有しているものでも良い。
(ト)発明の効果 本発明は、以上の説明から明らかな如く、ディスクの
停止動作時に、一定の線速度から所定の線速度に低下す
るのをサーボ回路(検出手段)で検出し、停止動作開始
から検出される間での時間を制御回路(停止補正手段)
で計測して、その時間に応じて更なる停止動作をさせる
ことにより、ピックアップ(読み取り手段)がディスク
に対してどんな位置にあっても、速やかに停止させるこ
とができる。
而して、ディスクの停止から続けてディスクの取り出
しを行っても、ディスクが傷つくこと防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
ディスクの回転数と一定の線速度から所定の線速度まで
低下する時間との関係を示す図、第3図はピックアップ
のディスクの中心からの距離と所定の線速度になったと
きのディスクの回転数との関係を示す図である。 (1)……光ディスク(記憶媒体)、(2)……ピック
アップ(読み取り手段)、(3)……プリアンプ、
(4)……デジタル信号処理回路、(5)…スピンドル
モータ(回転手段)、(6)……ドライブ回路、(7)
……サーボ回路(回転制御手段、検出手段)、(8)…
…制御回路(停止補正手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の記憶媒体であるディスクを回転駆動
    させる回転手段と、ディスクに対して少なくとも情報の
    読取りを行う読取り手段と、該読取り手段に対してディ
    スクが一定の線速度で回転するように前記回転手段を制
    御する回転制御手段とを具備するディスク回転制御装置
    において、 ディスクを回転駆動させている状態から停止状態にする
    ために前記回転手段に対して連続してブレーキパルスを
    与える回転停止手段と、 ディスクの停止動作時に、ディスクの回転が所定の線速
    度になったことを検出する検出手段と、 ディスクの停止動作開始から前記検出手段でディスクの
    回転が所定の線速度以下になったことが検出されるまで
    の時間を計測し、該計測時間に応じて前記回転停止手段
    における前記ブレーキパルスを与える前記計測後の時間
    を変化させてディスクの停止動作を補正する停止補正手
    段と、 を備えたことを特徴とするディスク回転制御装置。
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JP2004158104A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Funai Electric Co Ltd 光ディスク再生装置

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JPH0718058Y2 (ja) * 1988-09-29 1995-04-26 株式会社ケンウッド ディスクモータのブレーキ回路

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