JPH0718058Y2 - ディスクモータのブレーキ回路 - Google Patents

ディスクモータのブレーキ回路

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JPH0718058Y2
JPH0718058Y2 JP1988126331U JP12633188U JPH0718058Y2 JP H0718058 Y2 JPH0718058 Y2 JP H0718058Y2 JP 1988126331 U JP1988126331 U JP 1988126331U JP 12633188 U JP12633188 U JP 12633188U JP H0718058 Y2 JPH0718058 Y2 JP H0718058Y2
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JP
Japan
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disk
circuit
disk motor
time
disc
Prior art date
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JP1988126331U
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JPH0250866U (ja
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荘授 後藤
俊彦 長田
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はディスクプレーヤ等のディスクモータのコン
トロールに係り、特に安定してディスクを停止させるデ
ィスクモータのブレーキ回路に関する。
(ロ)従来技術 従来からディスクモータを起動、停止などの制御を行う
ディスクモータのシステム(図示せず)は、ディスクを
回転させるディスクモータと、このディスクに記録され
た情報を読み取るピックアップと、読み取った情報信号
によりディスクモータの回転速度制御を行うディスクモ
ータ制御回路と、このディスクモータ制御回路で制御さ
れるディスクモータ駆動回路などで構成されている。
このディスクモータの制御システムでディスクを停止す
る場合、ディスクモータのブレーキ回路はディスクモー
タを順方向に回転させているディスクモータ駆動回路の
駆動電圧に、ディスクモータが逆方向に回転する駆動電
圧を加えてディスクモータの回転速度を減速し、ピック
アップから読み取った情報信号の反転周期が、あらかじ
め設定された周期以上に長くなった事を検出した後、更
に一定時間だけ上記逆方向に回転する駆動電圧すなわち
ブレーキ電圧を加えて停止させていた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のディスクモータのブレーキ回路
は使用ディスクが例えばコンパクトディスクである場
合、コンパクトディスクの直径が12cmのディスクと、8c
mのディスクとが発売される様になり、ディスクモータ
に加わる慣性モーメントが12cmと8cmでは大きく異なる
事により、ピックアップで読み取った情報信号があらか
じめ設定された周期以上になった事を検出し、更に一定
時間だけディスク駆動回路にブレーキ電圧を加えて12cm
のディスクを停止する様にすると、8cmのディスクでは
逆回転してしまう。また逆に8cmのディスクを停止する
様に上記一定時間を設定すると、12cmのディスクでは停
止せずに順方向に回転したままとなってしまうという欠
点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来例の欠点を解消し、ディスク
の直径に合わせてディスクモータ駆動電圧を制御するよ
うにした、ディスクモータのブレーキ回路を提供すると
ころにある。
(ニ)問題を解決するための手段 この考案のディスクモータのブレーキ回路は情報が記録
されたディスクを回転させるディスクモータと、記録さ
れた情報を読み取るピックアップと、読み取った情報信
号によりディスクモータを規定の回転で回転させるディ
スクモータ制御回路と、このディスクモータ制御回路に
対してディスクモータの起動,停止及び制御を指示する
ロジック信号発生回路と、読み取った情報信号よりディ
スクモータの回転があらかじめ設定された回転速度より
遅くなった事を検出し、減速検出信号を出力する減速検
出回路より構成したディスクモータの制御システムにお
いて、上記ロジック信号発生回路よりディスクモータ制
御回路に対して停止命令を送った時から該減速検出信号
を検出するまでの時間を計測する時間計測手段と、この
計測時間によって使用ディスクのサイズを判定するディ
スクサイズ判定手段と、この判定によって減速検出回路
の検出時以降の停止命令を継続して送り続ける時間を選
択する設定時間選択手段とを設けて、使用ディスクのサ
イズによってディスクの停止時間を変えて停止するよう
に構成したものである。
(ホ)作用 ディスクモータの起動,停止及び制御を指示するロジッ
ク信号発生回路より、ディスクモータ制御回路に対して
停止命令を送った時から、減速検出回路があらかじめ設
定された速度より遅くなった事を検出するまでの時間を
計測し、この計測時間によって検出時以降の停止命令を
継続し送り続ける時間を設定して、ディスクモータのブ
レーキ作用を施してディスクモータを停止する。
すなわち、ディスクの直径が12cmと8cmのディスクの場
合、上記減速設定の回転速度を検出する検出時間は、当
然直径の小さい8cmのディスクの方が短い時間で検出さ
れるので、この短い検出時間によって、更に減速させる
ブレーキ電圧を短時間、ディスクモータ駆動回路に供給
してディスクモータを制御して停止させることができ
る。
逆に直径12cmのディスクは8cmのディスクより長い時
間、制御して安定に停止させることができる。
(ヘ)実施例 この考案に係るディスクモータのブレーキ回路の実施例
を第1図及び第2図に基づいて説明する。
第1図はディスクモータの制御システムを示したブロッ
ク図であり、図において、1は情報が記録されているデ
ィスク、2はディスク1に記録された情報を読み取るピ
ックアップ、3はディスクモータで、軸上にディスク1
を乗せるターンテーブルが付いており、この上にディス
ク1を乗せて回転させる。4はプリアンプで、ピックア
ップ2が読み出した情報信号を増幅し、ピックアップ2
の制御に必要な信号を生成してピックアップサーボ回路
5に送ると共に、ディスク1からの情報信号を波形成形
してディスクモータ制御回路6に送る。また、同時に減
速検出回路8に必要な信号を送る。5はピックアップサ
ーボ回路で、ピックアップ2がディスク1の情報信号を
読み取れる様にピックアップ2に対してサーボをかける
と共に、ロジック信号発生回路9に対して制御の状況を
示す信号を送り、更にこのロジック信号発生回路9から
の信号に基づき制御状態を決めている。6はディスクモ
ータ制御回路で、ロジック信号発生回路9の信号に基づ
き、ディスクモータの回転の起動,減速及び停止,規定
速度での回転制御を行うものである。規定速度での回転
制御はプリアンプ4からの信号に対して読み取り用のPL
Lをかけ、規定のビットレートと位相を合わせてディス
ク1の回転を制御するものである。7はディスクモータ
3の駆動回路でディスクモータ制御回路6からの信号に
より、ディスクモータ3を駆動している。8は減速検出
回路でプリアンプ4からの信号があらかじめ設定された
周期以上に長くなった時、ディスク1の回転が減速され
たものとして検出信号を発生し、この検出信号をロジッ
ク信号発生回路9に供給する。9はロジック信号発生回
路でピックアップサーボ回路5の動作及びディスクモー
タ制御回路6の動作を制御している。
このように構成されたディスクモータの制御システム
で、ディスク1を再生時よりディスク1を停止させる
時、ロジック信号発生回路9はディスクモータ制御回路
6に対して減速命令を送ると共に、この命令を送ってか
らの時間の計測を開始する。一方、ディスクモータ制御
回路6は上記減速命令に従ってディスク1の回転方向と
逆方向の回転となる様な信号を発生し、ディスクモータ
駆動回路7に供給する。ディスクモータ駆動回路7はデ
ィスクモータ3の回転速度を減速させる。
第2図はディスクモータ3の回転速度と減速の時間的な
関係を示した特性図である。
規定の回転速度Tから減速が開始し、予め設定された回
転速度Uに減速するまでの時間は、例えば直径8cmのデ
ィスク10の場合、減速開始時間t0からa1秒を必要とし
た。また直径12cmのディスク11の場合はb1秒が必要であ
ったことを示している。
すなわち、ディスクモータに加える減速力は同じであっ
ても、直径8cmのディスクであれば直径12cmのディスク
よりも早く減速することがわかる。
ディスクモータ1の規定回転速度Tが減速し、この減速
した回転速度データはプリアンプ4を介して減速検出回
路8に供給される。この減速検出回路8には減速に対
し、予め設定された回転速度Uがあり、ディスク1の回
転速度がこのあらかじめ設定された回転速度Uに達した
ことを検出し、この検出信号をロジック信号発生回路9
に供給する。
ロジック信号発生回路9はこの検出信号を受けて、停止
命令を送ってからの計測時間の計測を止め、この計測し
た時間に基づいて、あとどの位の時間、ディスクモータ
制御回路6に対して減速命令を送り続けるかを決める。
第2図の特性図で、ディスク10,11の回転速度が零にな
る時間は、それぞれa2,b2であることが分かる。上記ロ
ジック信号発生回路9で停止命令を出して、減速検出回
路8で回転速度Uを検出するまでの計測時間は、それぞ
れa1,b1秒であるため、直径8cmのディスク10では、ロ
ジック信号発生回路9はa1秒を検出した後引き続いて、
[a2−a1]秒間、減速命令をディスクモータ制御回路6
に供給して、a2秒後にディスク1は完全に停止する。
また直径12cmのディスク11の場合は、b1秒を計測して、
その後[b2−b1]秒間、ロジック信号発生回路9はディ
スクモータ制御回路6に減速命令を送り続け、b2秒後に
完全に停止する。
このように、例えば直径8cmのディスク10は、直径12cm
のディスク11よりも早く減速するため、直径8cmのディ
スク10の場合は、回転速度Uを検出して検出信号が来る
までの時間が短く、この信号が来てからの減速命令を送
り続ける時間も短くしなければならない。また直径12cm
のディスク11では逆に検出信号が来るまでの時間が長
く、減速命令を送り続ける時間も長くしなければならな
い。
以上の実施例ではロジック信号発生回路9を用いたが、
マイクロコンピュータを用いて実施することもできる。
(ト)考案の効果 この考案に係るディスクモータのブレーキ回路は使用す
るディスクの大きさに合わせてブレーキ回路が動作し、
例えば直径が8cm及び12cmのディスク直径の差異によら
ず安定した減速ブレーキがかけられるという効果があ
る。
またマイクロコンピュータなどのアルゴリズムを利用し
て構成し、対応すればコストが安くなるという効果もあ
る。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成するこ
とができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係るディスクモータのブ
レーキ回路の実施例を示し、第1図はブロック図、第2
図はディスクの回転速度の時間的減速特性を示した特性
図である。 主な符号の説明 1:ディスク 2:ピックアップ 3:ディスクモータ 4:プリアンプ 5:ピックアップサーボ回路 6:ディスクモータ制御回路 7:ディスクモータ駆動回路 8:減速検出回路 9:ロジック信号発生回路 10:直径8cmのディスク 11:直径12cmのディスク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が記録されたディスクを回転させるデ
    ィスクモータと、記録された情報を読み取るピックアッ
    プと、読み取った情報信号によりディスクモータを規定
    の回転で回転させるディスクモータ制御回路と、このデ
    ィスクモータ制御回路に対してディスクモータの起動、
    停止及び制御を指示するロジック信号発生回路と、上記
    ピックアップで読み取った情報信号よりディスクモータ
    の回転があらかじめ設定された回転速度より遅くなった
    事を検出し、減速検出信号を出力する減速検出回路より
    構成したディスクモータの制御システムにおいて、 上記ロジック信号発生回路よりディスクモータ制御回路
    に対して停止命令を送った時から該減速検出信号を検出
    するまでの時間を計測する時間計測手段と、この計測時
    間によって該ディスクのサイズを判定するディスクサイ
    ズ判定手段と、該判定によって該減速検出回路の検出時
    以降の停止命令を継続して送り続ける時間を選択する設
    定時間選択手段とを設けて、該ディスクのサイズによっ
    てディスクの停止時間を変えて停止するように構成した
    ことを特徴とするディスクモータのブレーキ回路。
JP1988126331U 1988-09-29 1988-09-29 ディスクモータのブレーキ回路 Expired - Lifetime JPH0718058Y2 (ja)

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JPH0250866U JPH0250866U (ja) 1990-04-10
JPH0718058Y2 true JPH0718058Y2 (ja) 1995-04-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2645886B2 (ja) * 1989-03-14 1997-08-25 三洋電機株式会社 ディスク回転制御装置
JP2557330B2 (ja) * 1991-04-26 1996-11-27 日本コロムビア株式会社 プレ−ヤの回転停止装置
JP3738216B2 (ja) * 2001-12-11 2006-01-25 三洋電機株式会社 光ディスク再生装置
JP2004158104A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Funai Electric Co Ltd 光ディスク再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6469278A (en) * 1987-09-07 1989-03-15 Sanyo Electric Co Method of stopping rotor

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