JP3724647B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクサイズ判別機能、及びディスク停止判断機能を有する光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク装置のトレイオープンは、光ディスクを回転駆動するターンテーブルを下降させて光ディスクをトレイ上に載置させた後、トレイを開方向にスライド移動させることによりなされている。このとき、光ディスクの表面を傷付けないように、ターンテーブルは、光ディスクの回転停止が検知された後、下降するように制御されている。
【0003】
従来の光ディスク装置においては、いわゆるFG(Frequency Generator)システムと呼ばれる回転数検出システムを用いて光ディスクの回転数(FG周波数)を検出し、光ディスクの回転停止の完了を検知している。また、このFGシステムを用いれば、検出された光ディスクの回転数の変化に基づいてディスクサイズを判断することができ、これにより、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータをディスクサイズに応じて制御することが可能になっている。
【0004】
FGシステムは、ターンテーブルの裏面の円周上に交互に配置された反射部及び非反射部と、ターンテーブル下方のある一点から反射部及び非反射部に光を照射する発光ダイオードと、反射部によって反射された反射パターンを検出し電気信号に変換するフォトディテクタと、フォトディテクタが変換した電気信号を処理する信号処理部等によって構成される光ディスクの回転数を検出するためのシステムであり、光ディスク装置において広く使用されている。
【0005】
また、光ディスク装置においては、光ピックアップによって再生された信号の最長パターンの相違から、装填された光ディスクがCD(Compact Disc)であるかDVD(Digital Versatile Disc)であるかを判別する光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、光ピックアップによって検出されるフレーム同期信号の検出周期に基づいて、装填された光ディスクが、高密度光ディスクであるか、否かを判別する光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
また、スピンドルモータの回転速度を基準速度より高くして、この状態からラフサーボをかけ、基準速度に復帰するまでの時間を計測し、計測された時間に基づいてディスクサイズを判別するように構成されたディスク判別機構が知られている(例えば、特許文献3参照)。また、光ディスクを一定速度で回転させて信号を読み取り、その読み取った信号の周期及び反復間隔等からディスクサイズを判別する光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献4参照)。また、光ピックアップによって検出されたトラッキングエラー信号に基づいてディスクサイズを判別する光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献5参照)。
【0007】
さらにまた、ターンテーブルの回転が停止予測時間より早く停止したとき、モータの制動力を小さくして光ディスクとターンテーブルのスリップを抑制し、スピンドルモータを確実に停止させるようにした光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献6参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−238297号公報
【特許文献2】
特開2001−93146号公報
【特許文献3】
特開平8−167237号公報
【特許文献4】
特開平8−263930号公報
【特許文献5】
特開平9−35403号公報
【特許文献6】
特公平5−51979号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の光ディスク装置にあっては、FGシステムを用いることにより光ディスクの回転数を検出しているので、該システムを構成する発光ダイオード、フォトディテクタ、及び、これらを実装するためのプリント配線基板、並びに、該プリント配線基板と光ディスク装置のメインのプリント配線基板とを接続するための配線等が必要となり、装置の製造コストを低減できない。また、装置の小型化も図れない。
【0010】
また、上記特許文献1及び特許文献2に示された光ディスク装置によれば、データの記録フォーマットが異なる光ディスクを判別することができるが、同一の記録フォーマットでデータが記録された、異なるサイズの光ディスクを判別することができない。
【0011】
また、上記特許文献1乃至特許文献5に示されたいずれの光ディスク装置によっては、光ディスクの回転が停止したことを判定することができない。また、上記特許文献6に示された光ディスク装置においては、上述した従来の光ディスク装置と同様に、光ディスクの回転数を検出するためにFG信号を発生させるシステムが必要であるので、装置の製造コストを低減できない。
【0012】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、FGシステムを用いることなく、簡素かつ安価な構成で、ディスクサイズを判別でき、また、ディスクの停止を判断できる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光ディスクを回転駆動するモータと、モータによって回転駆動された光ディスクに光を照射し、その反射光を受光することによって光ディスクに記録された信号を再生する光ピックアップと、モータの回転を制御するモータ制御部とを備えた光ディスク装置において、モータ制御部は、モータを駆動して光ディスクの回転速度が所定の速度に達したとき、光ピックアップによって再生されたRF信号のうち最長パターンを有する信号のパルス幅(第1の最長パターン信号)を取得し、第1の最長パターン信号を記憶した後、モータに一定時間ブレーキをかけ、その後の光ピックアップによって再生されたRF信号のうち最長パターンを有する信号のパルス幅(第2の最長パターン信号)を取得し、第1の最長パターン信号の逆数と、第2の最長パターン信号の逆数の差が所定のしきい値より小さいか否かを判定することにより、光ディスク装置に装填された光ディスクのサイズを判別するものである。
【0014】
一般に、サイズの大きい光ディスクは、回転軸廻りの慣性モーメントが大きいので、ブレーキ前後の回転数の差が小さく、逆に、サイズの小さい光ディスクは、回転軸廻りの慣性モーメントが小さいので、ブレーキ前後の回転数の差が大きくなる。従って、この構成によれば、光ピックアップが再生したRF信号のうち最長パターン信号の逆数が、光ディスクの回転数と連動して変化することに着目して、モータ制御部が、取得した第1及び第2の最長パターン信号を用いて、第1の最長パターン信号の逆数と、第2の最長パターン信号の逆数の差を所定のしきい値より小さいか否かを判定することにより、光ディスクのサイズを判別することができる。その結果、従来の光ディスク装置において必要とされていたFGシステムを廃止することができ、光ディスク装置のコストダウンが可能となる。
【0015】
請求項2の発明は、光ディスクを回転駆動するモータと、モータによって回転駆動された光ディスクに光を照射し、その反射光を受光することによって光ディスクに記録された信号を再生する光ピックアップと、モータの回転を制御するモータ制御部とを備えた光ディスク装置において、モータ制御部は、モータを駆動して光ディスクの回転速度が所定の速度に達したとき、光ピックアップによって再生されたRF信号のうち最長パターンを有する信号のパルス幅(第1の最長パターン信号)を取得し、第1の最長パターン信号を記憶した後、モータに一定時間ブレーキをかけ、その後の光ピックアップによって再生されたRF信号のうち最長パターンを有する信号のパルス幅(第2の最長パターン信号)を取得し、第1の最長パターン信号の逆数と、第2の最長パターン信号の逆数の差に基づいて、光ディスク装置に装填された光ディスクのサイズを判別するものである。
【0016】
この構成においては、サイズの大きい光ディスクはブレーキ前後の回転数の差が小さくなり、逆にサイズの小さい光ディスクはブレーキ前後の回転数の差が大きくなること、及び、光ピックアップが再生したRF信号のうち最長パターン信号の逆数が、光ディスクの回転数と連動して変化することから、ブレーキ前後における最長パターン信号の逆数の差を所定のしきい値と比較すること等により、回転速度を演算することなく、装填された光ディスクのサイズを判別することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態による光ディスク装置について図面を参照して説明する。図1は光ディスク装置の概略構成を示している。光ディスク装置1は、装置内に装填された光ディスクDに信号を記録/再生する装置であり、光ディスクDを支持するターンテーブル2と、ターンテーブル2を回転駆動するスピンドルモータ3と、ターンテーブル2を介してスピンドルモータ3に回転駆動された光ディスクDにレーザ光を照射し、その反射光を受光することによって光ディスクDに記録された信号を再生する光ピックアップ4と、スピンドルモータ3の回転を制御するモータ制御IC5等によって構成されている。光ピックアップ4は、レーザ光を出射するレーザダイオードと光ディスクDによって反射された反射光を受光するフォトディテクタを有している。レーザダイオードの出力を高めることにより、光ディスクDにデータを記録することが可能となる。
【0022】
本実施形態における光ピックアップ装置1は、光ピックアップ4によって再生されたRF信号に基づいて光ディスクDの回転数を演算し、その回転数の変化から装填された光ディスクDのサイズを判別し、また、光ディスクDの回転停止を判断する機能を有している。すなわち、モータ制御IC5が、光ピックアップ4によって再生されたRF信号のうち、最長パターンを有する信号のパルス幅(最長パターン信号)を演算処理することにより、FGシステムを用いることなく光ディスクDの回転数の検知を可能としている。ここで、最長パターン信号は、光ピックアップのラフサーボを行うためにモータ制御IC5によって取得される信号であり、光ディスクの規格毎に基準クロックの倍数(例えば、CDでは11倍、DVDでは14倍)となるように定めらている。この最長パターン信号の取得に関しては、従来の光ディスク装置のモータ制御回路においてなされている処理と同等であるので、その説明を省略する。
【0023】
図2において、(a)はスピンドルモータ3にブレーキ電圧をかけて光ディスクDを制動しているとき、従来の光ディスク装置に備えられているFGシステムによって検出されたFG周波数の変遷を示し、(b)は同様に光ディスクDを制動したとき、モータ制御IC5によって取得された最長パターン信号の逆数の変遷を示している。(a)において、スピンドルモータ3にブレーキがかけられて光ディスクDの回転速度が低下することに伴い、FG周波数は線形的に減少する。また、(b)において、スピンドルモータ3にブレーキがかけられて光ディスクの回転速度が低下することに伴い、光ピックアップが再生するRF信号のパルス幅が大きくなるため、最長パターン信号TMAXも大きくなる。スピンドルモータにブレーキがかけられているときの最長パターン信号TMAXは非線形的に増加するが、その逆数1/TMAXは線形的に減少する。このように、FG周波数と最長パターン信号TMAXの逆数との間には顕著な相関が認められるので、光ピックアップ3を介して最長パターン信号TMAXを検出することにより、光ディスクDの回転数を検知することができる。
【0024】
従来の光ディスクで用いられているFGシステムは、ターンテーブルの回転数を検出するための発光ダイオード、フォトディテクタ等を有しているので、光ディスクDが停止状態にあっても、図2(a)に示されるように、FG周波数を表す信号を検出することができる。すなわち、FGシステムを用いれば、光ディスクDの停止が完了したことを、FG周波数が0になったことを検出することによって、正確に判断することができる。
【0025】
一方、最長パターン信号TMAXは、光ディスクDの回転数が低い領域では光ピックアップ4のフォーカスサーボが不能となるので、図2(b)に示されるように、検出されない。しかしながら、光ピックアップ4のフォーカスサーボが機能している間に取得した最長パターン信号TMAXの逆数に基づけば、停止予測時間t4を演算できる。また、FG周波数と最長パターン信号TMAXの逆数との間には顕著な相関が認められるので、この演算された停止予測時間t4は、FGシステムによって検知された光ディスクDの停止時間と略一致する。
【0026】
図3は、ディスクサイズの異なる光ディスクDの一例として直径が12cm及び8cmである光ディスクDについて、光ディスクDを所定の速度で回転駆動しているスピンドルモータ3にブレーキ電圧をかけて光ディスクDの回転を減速させたときの、モータ制御IC5によって取得された最長パターン信号TMAXの逆数の変遷を示している。
【0027】
スピンドルモータ3には、時間0から時間t1までの一定時間フルブレーキの電圧がかけられ、モータ制御IC5は、ブレーキ開始前(時間0より前)の最長パターン信号TMAX(第1の最長パターン信号)及びブレーキ終了後(時間t1より後)の最長パターン信号TMAX(第2の最長パターン信号)を取得する。12cmの直径を有する光ディスクDが装填された場合、回転軸廻りの慣性モーメントが大きいので、ブレーキ前後の回転数の差が小さくなり、最長パターン信号TMAXの逆数の差Aも小さくなる。一方、直径が8cmの光ディスクが装填された場合、回転軸廻りの慣性モーメントが小さいので、ブレーキ前後の回転数の差が大きくなり、最長パターン信号TMAXの逆数の差Bも大きくなる。従って、モータ制御IC5によって取得された最長パターン信号TMAXの逆数の差が所定のしきい値S1より小さいか否かを判定することにより、装填された光ディスクの直径が12cmであるか、8cmであるかを判別することができる。しきい値S1は、差Aと差Bの中間的な値を設定すればよい。
【0028】
図4は、スピンドルモータ3にブレーキがかけられた後、光ディスクDの回転が停止したと判断されるまでに、モータ制御IC5によって取得されたTMAXの逆数の変遷及び光ディスクDの停止予測時間を示している。光ディスク装置1では、モータ制御IC5が、ブレーキ開始時において取得された最長パターン信号の逆数Tと、時間t2において取得された最長パターン信号の逆数Tに基づいて、光ディスクDの停止予測時間t4を演算し、時間t2から時間t4までスピンドルモータ3にブレーキを追加してかけ続ける。ここで、時間t2は、光ピックアップのフォーカスサーボが不能になる時間t3より前に設定しなければならないが、停止予測時間t4の予測精度を高めるために、できるだけ時間t3に近い時間に設定することが望ましい。
【0029】
停止予測時間t4は、時間0から時間t2までにモータ制御IC5によって取得された最長パターン信号TMAXの逆数を回帰分析することにより求めることができるが、以下に示す式によっても、より簡便に算出することができる。
t4−t2=t2×T/(T−T
上式によって得られた停止予測時間t4は、あくまでも最長パターン信号TMAXの逆数から算出された予測時間であるので、光ディスクDの実際の停止時間とは一致しない場合がある。そこで、光ディスク装置1では、時間t4で追加ブレーキを解除した後、所定の余裕時間だけ待機したうえで光ディスクDの停止が完了したと判断する。この余裕時間は、追加ブレーキを解除した後、惰性によって極低速度で回転している光ディスクDが停止するまでの十分な時間であればよく、サイズの異なる光ディスク毎に設定すればよい。
【0030】
次に、ディスクサイズ判別時におけるモータ制御IC5の動作について、図5を参照して説明する。まず、スピンドルモータ(Dm)3をフル加速させて(#1)、最長パターン信号TMAX1を取得し、記憶する(#2)。光ディスクDの回転数が十分に上昇して所定の回転数に達するまで(#3においてYES)、#2の処理を繰り返し、記憶される最長パターン信号TMAX1が次々と更新される。光ディスクDが所定の回転数に達すると、次にスピンドルモータ3に一定時間フルブレーキ電圧をかけ(#4)、最長パターン信号TMAX2を取得する(#5)。そして、最長パターン信号の逆数の差(1/TMAX1)−(1/TMAX2)を演算し、この逆数の差が所定のしきい値S1以下であるとき(#6においてYES)、装填された光ディスクDの直径が12cmであると判定し(#7)、所定のしきい値S1以下でないとき(#6においてNO)、装填された光ディスクDの直径が8cmであると判定し(#8)、処理を終了する。
【0031】
光ディスクDの回転停止の判断時におけるモータ制御IC5の動作について、図6を参照して説明する。図5に示した手順に基づいて判定されたディスクDのサイズに対応するブレーキ電圧をスピンドルモータ3にかけることにより、スピンドルモータ3のブレーキを開始し(#11)、そのブレーキ開始時の最長パターン信号TMAXを取得し、記憶する(#12)。最長パターン信号TMAXが所定のしきい値S2以上になるまで(#13においてYES)、#12の処理を繰り返し、その間取得された最長パターン信号TMAXを、全て記憶する。そして、記憶した最長パターン信号TMAXの変化量から追加ブレーキ時間(停止予測時間t4)を算出し、スピンドルモータ3に追加ブレーキをかける(#15)。その後、光ディスクDの回転数の低下に伴って光ピックアップ4のフォーカスサーボが不能になり(#16)、さらに追加ブレーキ時間t4が経過するとき、スピンドルモータ3の追加ブレーキを解除する(#17)。このとき、光ディスクDは極低速度で回転している可能性があるので、所定の余裕時間だけ待機した後(#18)、光ディスクDの停止が完了したと判断し(#19)、処理を終了する。
【0032】
このように、光ディスク装置1によれば、モータ制御IC5が、最長パターン信号TMAXから算出されるブレーキをかける前後の光ディスクDの回転数差に基づいてディスクサイズを判別するので、FGシステムに頼ることなく、ディスクサイズの判定を行うことができるようになる。また、モータ制御部が、最長パターン信号TMAXの変化に基づいて光ディスクDが停止する停止予測時間を演算するので、FGシステムに頼ることなく、光ディスクDの停止を判断することができるようになる。これによって、コストの嵩むFGシステムが不要となり、光ディスク装置1の製造コストを低減することが可能になる。
【0033】
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であり、例えば、最長パターン信号TMAXの逆数が所定値以下になったとき、光ディスクが停止寸前の状態にあると判断してスピンドルモータ3のブレーキを解除して、さらに所定時間だけ待機した後、光ディスクDの停止が完了したと判断するようにしてもよい。
【0034】
以上のように請求項1の発明によれば、モータ制御部が、第1及び第2の最長パターン信号を用いて、第1の最長パターン信号の逆数と、第2の最長パターン信号の逆数の差を所定のしきい値より小さいか否かを判定するので、従来の光ディスク装置において光ディスクの回転数を検出するために必要とされていたFGシステムが不要となり、光ディスク装置の製造コストを低減することができる。
【0035】
請求項2の発明によれば、モータ制御部がブレーキをかける前後の最長パターン信号の差に基づいて光ディスクのサイズを判別するので、従来の光ディスク装置において光ディスクの回転数を検出するために必要とされていたFGシステムが不要となり、光ディスク装置の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による光ディスク装置の概略構成を示したブロック図。
【図2】 (a)は従来のFGシステムによって検出されたブレーキ動作時におけるFG周波数の変遷を示した図、(b)はモータ制御ICによって取得されたブレーキ動作時における最長パターン信号の逆数の変遷を示した図。
【図3】 12cmディスクか8cmディスクかを判別する際にモータ制御ICが取得する最長パターン信号の変遷を示す図。
【図4】 光ディスクの停止を判断する際に検出されるモータ制御ICが取得する最長パターン信号の変遷と停止予測時間を示す図。
【図5】 ディスクサイズ判別時におけるモータ制御ICの動作を示すフローチャート。
【図6】 光ディスクの回転停止の判断時におけるモータ制御ICの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 光ディスク装置
3 スピンドルモータ(モータ)
4 光ピックアップ
5 モータ制御部(モータ制御IC)
D 光ディスク
MAX 最長パターン信号

Claims (2)

  1. 光ディスクを回転駆動するモータと、前記モータによって回転駆動された光ディスクに光を照射し、その反射光を受光することによって光ディスクに記録された信号を再生する光ピックアップと、前記モータの回転を制御するモータ制御部とを備えた光ディスク装置において、
    前記モータ制御部は、
    前記モータを駆動して光ディスクの回転速度が所定の速度に達したとき、前記光ピックアップによって再生されたRF信号のうち最長パターンを有する信号のパルス幅(第1の最長パターン信号)を取得し、該第1の最長パターン信号を記憶した後、前記モータに一定時間ブレーキをかけ、その後の前記光ピックアップによって再生されたRF信号のうち最長パターンを有する信号のパルス幅(第2の最長パターン信号)を取得し、
    前記第1の最長パターン信号の逆数と、前記第2の最長パターン信号の逆数の差が所定のしきい値より小さいか否かを判定することにより、光ディスク装置に装填された光ディスクのサイズを判別することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクを回転駆動するモータと、前記モータによって回転駆動された光ディスクに光を照射し、その反射光を受光することによって光ディスクに記録された信号を再生する光ピックアップと、前記モータの回転を制御するモータ制御部とを備えた光ディスク装置において、
    前記モータ制御部は、
    前記モータを駆動して光ディスクの回転速度が所定の速度に達したとき、前記光ピックアップによって再生されたRF信号のうち最長パターンを有する信号のパルス幅(第1の最長パターン信号)を取得し、該第1の最長パターン信号を記憶した後、前記モータに一定時間ブレーキをかけ、その後の前記光ピックアップによって再生されたRF信号のうち最長パターンを有する信号のパルス幅(第2の最長パターン信号)を取得し、
    前記第1の最長パターン信号の逆数と、前記第2の最長パターン信号の逆数の差に基づいて、光ディスク装置に装填された光ディスクのサイズを判別することを特徴とする光ディスク装置。
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