JP3812610B2 - 情報記録再生装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録再生装置および方法に関し、特に、簡単な構成で、確実に、所望のトラックをサーチすることができるようにした情報記録再生装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来の光ディスク装置の構成例を表している。光ディスク2は、スピンドルモータ1により、所定の速度で回転されるようになされている。ピックアップ3は、内蔵するレーザダイオードより出射されたレーザ光を、対物レンズ4を介して、光ディスク2に照射し、情報を記録または再生するようになされている。スレッドモータ6は、ギア7を介して、ピックアップ3をスレッドガイド棒5に沿って、光ディスク2の半径方向に移送するようになされている。
【0003】
サーボコントローラ8は、ピックアップ3の出力する信号から、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、トラバース信号、センターエラー信号を生成し、サーボプロセッサ9に出力している。トラバース信号は、トラッキングエラー信号を基準レベル(ゼロレベル)と比較して生成された信号であり、センターエラー信号は、対物レンズ4のピックアップ3の中心位置からのずれに対応する信号である。
【0004】
サーボプロセッサ9は、フォーカスエラー信号に対して、所定の処理を施した後、フォーカスドライブ10を介して、ピックアップ3に供給し、対物レンズ4をフォーカス方向に駆動するとともに、トラッキングエラー信号に対して所定の処理を施した後、トラッキングドライブ11を介して、ピックアップ3に供給し、対物レンズ4をトラッキング方向に駆動する。さらに、サーボプロセッサ9は、センターエラー信号に対応してスレッドドライブ信号を生成し、このスレッドドライブ信号を、スレッドドライブ12を介して、スレッドモータ6に供給し、ギア7を介して、ピックアップ3をスレッドガイド棒5に沿って、光ディスク2の半径方向に移送させるようになされている。サーボコントローラ8はまた、スピンドルモータ1を制御し、光ディスク2の回転を制御する。
【0005】
図12は、サーボプロセッサ9の、主にトラッキングサーボとスレッドサーボのための回路構成を表している。トラッキングエラー信号は、ローブーストフィルタ(LBF)31に入力され、低域が高域に較べてエンファシスされた後、加算器32、アンプ33を介して、出力されるようになされている。速度判定部34は、入力されたトラバース信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検出し、そのエッジの間隔からピックアップ3の移送速度を判定し、判定結果をトラッキングドライブ制御部35に出力している。トラッキングドライブ制御部35は、速度判定部34からの信号に対応して、ピックアップ3をディスク外周方向に駆動するためのパルスまたはディスク内周方向に駆動するためのパルスを生成し、加算器32に出力している。
【0006】
センターエラー信号は、ローパスフィルタ36により、低域成分が抽出された後、ローブーストフィルタ37により、低域が高域に較べてエンファシスされて、電圧判定部38に供給されている。電圧判定部38は、センターエラー信号のレベルを所定の基準レベルと比較し、その比較結果をスレッドドライブ制御部39に出力している。スレッドドライブ制御部39は、電圧判定部38からの信号に対応して、ピックアップ3をスレッドガイド棒5に沿って光ディスク2の外周方向または内周方向に駆動するためのスレッドドライブキックパルスを生成し、アンプ40を介して、出力するようになされている。
【0007】
次に、図13のタイミングチャートを参照して、ファインサーチを行う場合の動作について説明する。なお、ファインサーチとは、ピックアップ3を1トラックずつ外周方向または内周方向にジャンプする動作を繰り返し、所定の数(例えば10乃至1000トラック)だけ移送して、所望のトラックをサーチする動作を意味する。
【0008】
いま、図示せぬ、例えばマイクロコンピュータなどから、所定の本数だけ外周のトラックへのファインサーチが指令されたとすると、トラッキングドライブ制御部35は、対物レンズ4をディスク外周方向に1トラック分だけジャンプさせるために、図13(D)に示すようなトラッキングドライブキックパルスを出力する。いまの場合、正極性の信号が対物レンズ4を光ディスク2の外周方向に移送させる信号となり、負極性の信号が対物レンズ4を光ディスク2の内周方向へ移送させる信号であるとする。従って、この場合、正の極性のキックパルスがトラッキングドライブ制御部35から出力される。このキックパルスは、加算器32、アンプ33を介して、トラッキングドライブ11に供給され、トラッキングドライブ11からさらにピックアップ3に供給される。これにより、ピックアップ3の対物レンズ4が1トラックだけ外周方向にジャンプされる。同様の動作が所定の数のトラックをジャンプするまで連続して行われる。
【0009】
このような場合、サーボコントローラ8が出力するトラッキングエラー信号は、図13(A)に示すように、トラックジャンプを行う毎に、正弦波状に変化する。このトラッキングエラー信号を0レベルと比較して生成されたトラバース信号は、図13(B)に示すように、トラッキングエラー信号のゼロクロス点において、立ち上がりまたは立ち下がりエッジを有する矩形波の信号となる。速度判定部34は、このトラバース信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検出し、図13(C)に示すような、エッジ検出信号を生成する。そして、速度判定部34はさらに、このエッジ検出信号の間隔Tを計測し、この間隔Tが予め設定してある所定の基準値より大きいか否かを判定する。すなわち、その周期(ファインサーチの速度)を判定する。速度判定部34は、間隔Tが基準値より大きい場合(ファインサーチ速度が基準速度より遅い場合)、例えば正の極性の信号を出力し、間隔Tが基準値より小さい場合(ファインサーチ速度が基準の速度より速い場合)、負の極性の信号を出力する。
【0010】
トラッキングドライブ制御部35は、ファインサーチの方向に対応して、速度判定部34からの判定結果に基づいて、トラッキングドライブキックパルスを生成する。いまの場合、ファインサーチの方向は外周方向であるので、図13(D)に示すように、速度判定部34からの信号が正の極性の信号である場合、正の極性のトラッキングドライブキックパルスを発生し、速度判定部34からの信号が負である場合、負の極性のトラッキングドライブキックパルスを発生する。
【0011】
すなわち、ファインサーチ速度が基準の速度より遅い場合、トラッキングドライブキックパルスにより、対物レンズ4は、ファインサーチ方向(外周方向)にキックされる。これに対して、ファインサーチ速度が基準の速度より遅い場合、対物レンズ4には、内周方向へのトラッキングドライブキックパルスが供給される。但し、対物レンズ4は、この内周方向へのトラッキングドライブキックパルスにより、実際に内周方向にジャンプされるのではなく、ファインサーチ方向(外周方向)へ連続的にジャンプしている最中であるので、その方向への駆動に対して、ブレーキが付加されることとなる。その結果、ファインサーチの速度が予め設定してある所定の基準速度となるように、サーボがかかることになる。
【0012】
ところで、ピックアップ3がスレッドガイド棒5上において停止している状態において、対物レンズ4がピックアップ3の内部において、中央から次第に外周方向にその位置がずれると、図13(E)に示すように、センターエラー信号が例えば正の方向に大きくなる。電圧判定部38は、このセンターエラー信号のレベルが基準レベルより大きくなったとき、スレッドドライブ制御部39に制御信号を出力する。このとき、スレッドドライブ制御部39は、図13(F)に示すように、スレッドドライブキックパルスを発生する。このスレッドドライブキックパルスが、アンプ40、スレッドドライブ12を介して、スレッドモータ6に供給される。これにより、スレッドモータ6が回転し、ギア7を介して、ピックアップ3が光ディスク2の外周方向に移送される。
【0013】
以上のような動作が繰り返し実行されて、所定の本数のトラックジャンプが行われたとき、ファインサーチが終了される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の光ディスク装置においては、センサを設け、そのセンサにより、対物レンズ4のピックアップ3内における位置を検出して、その位置に対応して、センターエラー信号を生成するようにしている。
【0015】
しかしながら、このように、センサによりセンターエラー信号を生成するようにすると、そのセンサの分だけピックアップ3の構成が複雑となり、コスト高となる課題があった。
【0016】
さらにまた、例えばトラッキングエラー信号の直流成分のオフセット値からセンターエラー信号を生成することも考えられるが、このようにしたとしても、その分だけ、サーボコントローラ8からサーボプロセッサ9への信号線とピンの数が増加し、構成的にも、コスト的にも不利である。
【0017】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、構成を複雑にすることなく、低コストで、ファインサーチを実現できるようにするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の情報記録再生装置は、対物レンズを有するピックアップであって、少なくともディスクの半径方向とほぼ等しいトラッキング方向にピックアップの本体に対して移動自在に対物レンズを支持するとともに、対物レンズがトラッキング方向に移動する場合、移動する方向とは逆方向の付勢力を対物レンズに与える支持部材を有するピックアップを用いて、ディスクに対して情報を記録または再生する情報記録再生装置であって、ピックアップをディスクの外周方向または内周方向に所定の数のトラックだけ移動させて、所望のトラックをサーチするファインサーチを行う場合、ピックアップに正極または負極のトラッキングドライブキックパルスを出力し、ファインサーチを行う方向であるファインサーチ方向に対物レンズを駆動したり、または、ファインサーチ方向への対物レンズの駆動に対してブレーキを付加することにより、ピックアップの本体に対してファインサーチ方向に対物レンズを移動させるとともに、対物レンズが移動する速度が所定の速度になるように対物レンズの移動を制御する対物レンズ移動制御手段と、対物レンズがピックアップの本体の中心からファインサーチ方向にずれることにより支持部材により対物レンズに与えられる付勢力に抗するために、対物レンズ移動制御手段によりファインサーチ方向に対物レンズを駆動するトラッキングドライブキックパルスが複数回連続して出力された場合、ファインサーチ方向にピックアップの本体を移送させるスレッドドライブキックパルスを発生させ、ピックアップの本体の移送を制御するピックアップ移送制御手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
請求項2に記載の情報記録再生方法は、対物レンズを有するピックアップであって、少なくともディスクの半径方向とほぼ等しいトラッキング方向にピックアップの本体に対して移動自在に対物レンズを支持するとともに、対物レンズがトラッキング方向に移動する場合、移動する方向とは逆方向の付勢力を対物レンズに与える支持部材を有するピックアップを用いて、ディスクに対して情報を記録または再生する情報記録再生方法であって、ピックアップをディスクの外周方向または内周方向に所定の数のトラックだけ移動させて、所望のトラックをサーチするファインサーチを行う場合、ピックアップに正極または負極のトラッキングドライブキックパルスを出力し、ファインサーチを行う方向であるファインサーチ方向に対物レンズを駆動したり、または、ファインサーチ方向への対物レンズの駆動に対してブレーキを付加することにより、ピックアップの本体に対してファインサーチ方向に対物レンズを移動させるとともに、対物レンズが移動する速度が所定の速度になるように対物レンズの移動を制御する対物レンズ移動制御ステップと、対物レンズがピックアップの本体の中心からファインサーチ方向にずれることにより支持部材により対物レンズに与えられる付勢力に抗するために、ファインサーチ方向に対物レンズを駆動するトラッキングドライブキックパルスが複数回連続して出力された場合、ファインサーチ方向にピックアップの本体を移送させるスレッドドライブキックパルスを発生させ、ピックアップの本体の移送を制御するピックアップ移送制御ステップとを備えることを特徴とする。
【0021】
請求項1に記載の情報記録再生装置、および請求項2に記載の情報記録再生方法においては、ピックアップをディスクの外周方向または内周方向に所定の数のトラックだけ移動させて、所望のトラックをサーチするファインサーチを行う場合、ピックアップに正極または負極のトラッキングドライブキックパルスを出力し、ファインサーチを行う方向であるファインサーチ方向に対物レンズを駆動したり、または、ファインサーチ方向への対物レンズの駆動に対してブレーキを付加することにより、ピックアップの本体に対してファインサーチ方向に対物レンズを移動させるとともに、対物レンズが移動する速度が所定の速度になるように対物レンズの移動が制御され、対物レンズがピックアップの本体の中心からファインサーチ方向にずれることにより支持部材により対物レンズに与えられる付勢力に抗するために、ファインサーチ方向に対物レンズを駆動するトラッキングドライブキックパルスが複数回連続して出力された場合、ファインサーチ方向にピックアップの本体を移送させるスレッドドライブキックパルスを発生させ、ピックアップの本体の移送が制御される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定することを意味するものではない。
【0023】
請求項1に記載の情報記録再生装置は、対物レンズ(例えば、図3の対物レンズ4)を有するピックアップ(例えば、図1のピックアップ3)であって、少なくともディスク(例えば、図1の光ディスク2)の半径方向とほぼ等しいトラッキング方向にピックアップの本体(例えば、図3の本体67)に対して移動自在に対物レンズを支持するとともに、対物レンズがトラッキング方向に移動する場合、移動する方向とは逆方向の付勢力を対物レンズに与える支持部材(例えば、図3のサスペンションワイヤ65)を有するピックアップを用いて、ディスクに対して情報を記録または再生する情報記録再生装置であって、ピックアップをディスクの外周方向または内周方向に所定の数のトラックだけ移動させて、所望のトラックをサーチするファインサーチを行う場合、ピックアップに正極または負極のトラッキングドライブキックパルスを出力し、ファインサーチを行う方向であるファインサーチ方向に対物レンズを駆動したり、または、ファインサーチ方向への対物レンズの駆動に対してブレーキを付加することにより、ピックアップの本体に対してファインサーチ方向に対物レンズを移動させるとともに、対物レンズが移動する速度が所定の速度になるように対物レンズの移動を制御する対物レンズ移動制御手段(例えば、図2のトラッキングドライブ制御部35)と、対物レンズがピックアップの本体の中心からファインサーチ方向にずれることにより支持部材により対物レンズに与えられる付勢力に抗するために、対物レンズ移動制御手段によりファインサーチ方向に対物レンズを駆動するトラッキングドライブキックパルスが複数回連続して出力された場合、ファインサーチ方向にピックアップの本体を移送させるスレッドドライブキックパルスを発生させ、ピックアップの本体の移送を制御するピックアップ移送制御手段(例えば、図2のトラッキングパルス計数部51)とを備えることを特徴とする。
【0024】
図1は、本発明を適用した光ディスク装置の構成例を示す図であり、図11に対応する部分には同一の符号を付してある。この装置のサーボ系の基本的な構成は、図11に示した場合と同様であるが、図11において、サーボコントローラ8からサーボプロセッサ9にセンターエラー信号が供給されるようになされているのに対して、この構成例においては、センターエラー信号は利用されないようになされている。
【0025】
ピックアップ3が光ディスク2を再生して出力するRF信号は、復調回路21に供給され、2値化された後、エラー訂正処理が行われ、セクタアドレス検出回路22に供給されるようになされている。セクタアドレス検出回路22は、供給されたデジタルデータから、そのデジタルデータが記録されているセクタのアドレス、すなわち、ピックアップ3が現在データの読み出しを行っているセクタのアドレスを抽出し、そのセクタアドレスをシステムコントローラ25に出力するとともに、復調回路21より供給されたデジタルデータを、信号処理回路23に出力するようになされている。
【0026】
信号処理回路23は、供給されたデジタルデータに対して所定の処理(例えば、圧縮されているデータの伸長処理など)を行い、処理後のデータをデータ出力回路24に出力するようになされている。
【0027】
信号処理回路23はまた、光ディスク2に多重化されたデータが記録されている場合、所定の設定に応じて、多重化されたデータのうちのいずれかのデータを選択し、選択したデータのアドレス(セクタアドレス)をシステムコントローラ25に出力する。
【0028】
データ出力回路24は、システムコントローラ25により制御され、信号処理回路23より供給されたデータを図示せぬ回路に出力するようになされている。
【0029】
システムコントローラ25は、セクタアドレス検出回路22より供給されたセクタアドレスや、入力部26より供給されるユーザからの指令に対応して、サーボコントローラ8を制御するようになされている。
【0030】
入力部26から再生が指令されると、システムコントローラ25は、サーボコントローラ8を制御し、スピンドルモータ1を介して、光ディスク2を所定の速度で回転させるとともに、ピックアップ3の出力する信号からフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を生成し、サーボプロセッサ9に出力する。サーボプロセッサ9は、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を、それぞれフォーカスドライブ10とトラッキングドライブ11を介して、ピックアップ3に供給する。これにより、フォーカスサーボとトラッキングサーボが実行される。
【0031】
ピックアップ3が光ディスク2を再生して出力する信号は、復調回路21に供給され、2値化され、誤り訂正された後、セクタアドレス検出回路22に入力され、セクタアドレスが検出される。システムコントローラ25は、セクタアドレス検出回路22で検出されたセクタから光ディスク2の読み出し位置を検出し、その読み出し位置が所定の位置になるように、サーボプロセッサ9を制御する。サーボプロセッサ9は、この制御に対応して、スレッドドライブ12を介して、スレッドモータ6を制御し、ピックアップ3を光ディスク2の所定のトラック位置に移送させる。また、必要に応じて、トラッキングドライブキックパルスを発生させ、トラッキングドライブ11を介して、ピックアップ3に出力する。これにより、ピックアップ3が所定のセクタアドレスに配置され、その位置から読み出しが開始される。
【0032】
光ディスク2からの再生データは、復調回路21で復調された後、セクタアドレス検出回路22を介して信号処理回路23に供給される。信号処理回路23は、入力された信号に対して、伸長処理などの処理を施した後、データ出力回路24に出力する。データ出力回路24は、信号処理回路23より入力された信号を図示せぬ回路に出力する。
【0033】
サーボプロセッサ9のトラッキングサーボとスレッドサーボの部分は、図2に示すように構成されている。この図2において、図12と対応する部分には同一の符号を付してある。図2に示すように、このサーボプロセッサ9においては、図12におけるローパスフィルタ36、ローブーストフィルタ37、および電圧判定部38が省略され、その代わりに、トラッキングキックパルス計数部51が設けられている。このトラッキングキックパルス計数部51は、トラッキングドライブ制御部35の出力するトラッキングドライブキックパルスを計数し、その計数結果に対応して、スレッドドライブ制御部39を制御するようになされている。
【0034】
さらに、この構成例においては、通常の再生時におけるスレッドサーボを実現するために、ローブーストフィルタ31の出力するトラッキングエラー信号の低域成分をローパスフィルタ52で抽出し、ローブーストフィルタ53で強調した後、スレッドドライブ制御部39に供給するようになされている。その他の構成は、図12における場合と同様である。
【0035】
次に、ファインサーチ時における動作について説明するが、その前に、ピックアップ3の基本的な構成とファインサーチ時における基本的な動作について説明する。図3は、ピックアップ3の対物レンズ4が本体67の中心に位置する状態を表している。本体67は、スレッドガイド棒5に沿って、スレッドモータ6により移動される。この本体67には、ベース66が固定されており、ベース66には、4本(図3には2本だけが示されている)のサスペンションワイヤ65により、レンズ保持部61が、トラッキング方向(図中上下方向)と、フォーカス方向(図3において紙面と垂直な方向)に、移動自在に支持されている。レンズ保持部61のベース66から離れた位置には、対物レンズ4が取り付けられており、ベース66に近い位置には、ボビン62が取り付けられている。ボビン62には、フォーカスコイル63とトラッキングコイル64が巻回されている。これらのフォーカスコイル63とトラッキングコイル64に磁界を印加するように、マグネット68と69が本体67に固定されている。
【0036】
フォーカスコイル63にフォーカスエラー信号を供給すると、対物レンズ4(レンズ保持部61)がフォーカス方向(図3において紙面と垂直な方向)に駆動される。このとき、サスペンションワイヤ65は、図3において紙面と垂直な方向に折り曲げられる。
【0037】
また、トラッキングコイル64に、例えば正の極性のトラッキングエラー信号を供給すると、図4に示すように、対物レンズ4(レンズ保持部61)が外周方向に移動する。このとき、サスペンションワイヤ65は、図中上方向に折り曲げられる。同様に、トラッキングコイル64に、負の極性のトラッキングエラー信号を供給すると、図5に示すように、対物レンズ4(レンズ保持部61)が内周方向に移動する。このとき、サスペンションワイヤ65は、図において下方向に折り曲げられる。
【0038】
その結果、図4に示すように、対物レンズ4が外周方向に移動している場合には、サスペンションワイヤ65により、対物レンズ4には内周方向に戻ろうとする付勢力が作用する。また逆に図5に示すように、対物レンズ4が内周方向に移動している場合には、サスペンションワイヤ65により、対物レンズ4に対して、外周方向に戻ろうとする付勢力が与えられることになる。これに対して、図3に示すように、対物レンズ4が本体67の中心に位置する場合には、サスペンションワイヤ65による外周方向または内周方向への付勢力は発生しない。
【0039】
従って、ほぼ所定の基準速度でファインサーチを実行している場合、対物レンズ4が、図3に示すように、本体67の中心に位置する状態においては、図6に示すように、対物レンズ4をサーチ方向へジャンプさせるトラッキングドライブキックパルスと、サーチ方向と逆方向へジャンプさせるトラッキングドライブキックパルス(ブレーキパルス)とが、交互に発生するようになる。
【0040】
これに対して、例えば図4に示すように、外周方向にファインサーチした結果、対物レンズ4の位置が本体67の中心から外周方向にずれた状態になると、サスペンションワイヤ65がファインサーチ方向に対するブレーキ力として作用するようになるので、ブレーキ力を付与するためのトラッキングドライブキックパルスは不要となり、図7に示すように、トラッキングドライブキックパルスとしては、ファインサーチ方向(外周方向)へ対物レンズ4をジャンプさせるためのキックパルスが連続して発生する。
【0041】
同様に、図5に示すように、内周方向にファインサーチした結果、対物レンズ4が本体67に対して内周方向にずれた状態になると、サスペンションワイヤ65が対物レンズ4を外周方向に戻すように作用するので、ブレーキのためのトラッキングドライブキックパルスが不要となり、トラッキングドライブキックパルスとしては、図8に示すように、連続的にファインサーチ方向(内周方向)に対物レンズ4を駆動するためのパルスが発生する。
【0042】
この発明の実施の形態においては、以上の原理を利用して、トラッキングドライブキックパルスの極性が連続して複数回、同一の極性のパルスとなったとき、対物レンズ4が、図4または図5に示すように、本体67に対して、外周方向または内周方向にずれたものとして、スレッドドライブキックパルスを発生するようにしている。
【0043】
次に、図9のフローチャートと図10のタイミングチャートを参照して、ファインサーチ時の動作について説明する。
【0044】
システムコントローラ25からファインサーチが指令されると、トラッキングドライブ制御部35は、ステップS1において、ファインサーチ方向の極性のトラッキングドライブキックパルスを発生する。例えば、いま、外周方向へのファインサーチが指令されたとすると、図10(D)に示すように、正の極性のトラッキングドライブキックパルスが発生される。このキックパルスは、加算器32、アンプ33、トラッキングドライブ11を介して、ピックアップ3のトラッキングコイル64に供給される。その結果、対物レンズ4が光ディスク2の1トラックだけ外周側のトラックにジャンプされる。
【0045】
以上のジャンプ動作が順次繰り返されると、トラッキングエラー信号は、図10(A)に示すように、対物レンズ4がトラックをジャンプする毎に、正弦波状に変化する。サーボコントローラ8は、このトラッキングエラー信号をゼロレベルと比較して、図10(B)に示すようなトラバース信号を生成する。このトラバース信号は、トラッキングエラー信号のゼロクロス点において、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを有する矩形波状の信号となる。
【0046】
速度判定部34は、ステップS2で、このトラバース信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検出し、図10(C)に示すようなエッジ検出信号を生成する。ステップS2において、速度判定部34において、エッジが検出されたとき、ステップS3において、システムコントローラ25は、目的トラックに達したか否か、すなわち、予め設定されている所定の本数のトラックだけジャンプしたか否かを判定し、目的トラックにまだ達していない場合には、ステップS4に進む。ステップS4において、速度判定部34は、エッジ検出信号の間隔Tを所定の基準値と比較し、その比較結果をトラッキングドライブ制御部35に出力する。トラッキングドライブ制御部35は、速度判定部34より、間隔Tが基準値より長い(ファインサーチ速度が基準の速度より遅い)ことを示す信号が入力されたとき、ステップS1において、ファインサーチ方向(いまの場合、外周方向)へのトラッキングドライブキックパルスを発生する。これに対して、速度判定部34からの信号がエッジ検出信号の間隔Tが基準値より短い(ファインサーチ速度が基準の速度より速い)ことを示す場合には、ステップS5において、トラッキングドライブ制御部35は、ブレーキパルスを発生する。
【0047】
以上の動作が、ステップS3において、目的トラックに達したと判定されるまで(所定の本数のトラックジャンプが行われたと判定されるまで)、繰り返し実行される。
【0048】
以上のようなファインサーチが行われる結果、図4に示すように、対物レンズ4が本体67の中心から外周方向にずれた状態になったとき、トラッキングドライブ制御部35が出力するトラッキングドライブキックパルス(図10(D))としては、連続して同一極性のパルスが発生される。トラッキングキックパルス計数部51は、同一極性のトラッキングドライブキックパルスが2回以上連続した場合、制御信号をスレッドドライブ制御部39に出力し、スレッドドライブ制御部39は、この制御信号に対応して、スレッドドライブキックパルス(図10(E))を発生する。このスレッドドライブキックパルスが、アンプ40、スレッドドライブ12を介して、スレッドモータ6に供給される。これにより、スレッドモータ6が回転され、ギア7を介して、ピックアップ3の本体67が光ディスク2の外周方向に移送される。
【0049】
以上のようにして、対物レンズ4が1トラックずつ外周方向にジャンプされる動作が繰り返され、ジャンプ後も、対物レンズ4が、図4に示すように、本体67の中心から外周方向にずれた状態になった場合には、本体67が外周方向に移送される。従って、ファインサーチを円滑に行うことができる。
【0050】
以上の動作は、ファインサーチ方向が内周方向である場合においても同様に行われる。この場合には、図5に示すように、対物レンズ4がジャンプ後において、本体67の中心から内周方向に移動した状態になったとき、スレッドドライブキックパルスが発生され、本体67が内周方向に移送される。
【0051】
このように、この発明の実施の形態の場合、サスペンションワイヤ65による付勢力に基づいて、トラッキングキックパルスの極性が変化することを検出して、スレッドドライブキックパルスを発生させるようにしたので、構成を簡略化し、低コスト化を図ることが可能となる。
【0052】
なお、スレッドドライブ制御部39は、ファインサーチ時においては、以上のように動作するが、通常再生時においては、ローブーストフィルタ31、ローパスフィルタ52、およびローブーストフィルタ53を介して入力されたトラッキングエラー信号の低域成分でスレッドモータ6を駆動する。
【0053】
以上においては、情報を再生する場合を例としたが、本発明は、情報を光学的に記録する場合にも適用することが可能である。
【0054】
上記したような処理を行うプログラムをユーザに伝送する伝送媒体としては、磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1に記載の情報記録再生装置、および請求項2に記載の情報記録再生方法によれば、ピックアップをディスクの外周方向または内周方向に所定の数のトラックだけ移動させて、所望のトラックをサーチするファインサーチを行う場合、ピックアップに正極または負極のトラッキングドライブキックパルスを出力し、ファインサーチを行う方向であるファインサーチ方向に対物レンズを駆動したり、または、ファインサーチ方向への対物レンズの駆動に対してブレーキを付加することにより、ピックアップの本体に対してファインサーチ方向に対物レンズを移動させるとともに、対物レンズが移動する速度が所定の速度になるように対物レンズの移動を制御し、対物レンズがピックアップの本体の中心からファインサーチ方向にずれることにより支持部材により対物レンズに与えられる付勢力に抗するために、ファインサーチ方向に対物レンズを駆動するトラッキングドライブキックパルスが複数回連続して出力された場合、ファインサーチ方向にピックアップの本体を移送させるスレッドドライブキックパルスを発生させ、ピックアップの本体の移送を制御するようにしたので、簡単な構成で、低コストの装置で、ファインサーチを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク装置の構成例を示す図である。
【図2】図1のサーボプロセッサ9の内部の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のピックアップ3の構成を示す図である。
【図4】図1のピックアップ3の構成を示す図である。
【図5】図1のピックアップ3の構成を示す図である。
【図6】図3のピックアップに対応するトラッキングドライブキックパルスを説明する図である。
【図7】図4のピックアップ3に対応するトラッキングドライブキックパルスを説明する図である。
【図8】図5のピックアップ3に対応するトラッキングドライブキックパルスを説明する図である。
【図9】図1の構成例におけるファインサーチの処理を説明するフローチャートである。
【図10】図1のファインサーチ時における動作を説明するタイミングチャートである。
【図11】従来の光ディスク装置の構成例を示す図である。
【図12】図11のサーボプロセッサ9の内部の構成例を示す図である。
【図13】図11の構成例におけるファインサーチ時の動作を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ, 2 光ディスク, 3 ピックアップ, 4 対物レンズ, 5 スレッドガイド棒, 6 スレッドモータ, 8 サーボコントローラ, 9 サーボプロセッサ, 31 ローブーストフィルタ, 32 加算器, 34 速度判定部, 35 トラッキングドライブ制御部, 39 スレッドドライブ制御部, 51 トラッキングキックパルス計数部, 61 レンズ保持部, 63 フォーカスコイル, 64 トラッキングコイル, 65サスペンションワイヤ, 67 本体, 68,69 マグネット
Claims (2)
- 対物レンズを有するピックアップであって、少なくともディスクの半径方向とほぼ等しいトラッキング方向に前記ピックアップの本体に対して移動自在に前記対物レンズを支持するとともに、前記対物レンズがトラッキング方向に移動する場合、移動する方向とは逆方向の付勢力を前記対物レンズに与える支持部材を有するピックアップを用いて、前記ディスクに対して情報を記録または再生する情報記録再生装置において、
前記ピックアップを前記ディスクの外周方向または内周方向に所定の数のトラックだけ移動させて、所望のトラックをサーチするファインサーチを行う場合、前記ピックアップに正極または負極のトラッキングドライブキックパルスを出力し、前記ファインサーチを行う方向であるファインサーチ方向に前記対物レンズを駆動したり、または、前記ファインサーチ方向への前記対物レンズの駆動に対してブレーキを付加することにより、前記ピックアップの本体に対して前記ファインサーチ方向に前記対物レンズを移動させるとともに、前記対物レンズが移動する速度が所定の速度になるように前記対物レンズの移動を制御する対物レンズ移動制御手段と、
前記対物レンズが前記ピックアップの本体の中心から前記ファインサーチ方向にずれることにより前記支持部材により前記対物レンズに与えられる付勢力に抗するために、前記対物レンズ移動制御手段により前記ファインサーチ方向に前記対物レンズを駆動する前記トラッキングドライブキックパルスが複数回連続して出力された場合、前記ファインサーチ方向に前記ピックアップの本体を移送させるスレッドドライブキックパルスを発生させ、前記ピックアップの本体の移送を制御するピックアップ移送制御手段と
を備えることを特徴とする情報記録再生装置。 - 対物レンズを有するピックアップであって、少なくともディスクの半径方向とほぼ等しいトラッキング方向に前記ピックアップの本体に対して移動自在に前記対物レンズを支持するとともに、前記対物レンズがトラッキング方向に移動する場合、移動する方向とは逆方向の付勢力を前記対物レンズに与える支持部材を有するピックアップを用いて、前記ディスクに対して情報を記録または再生する情報記録再生方法において、
前記ピックアップを前記ディスクの外周方向または内周方向に所定の数のトラックだけ移動させて、所望のトラックをサーチするファインサーチを行う場合、前記ピックアップに正極または負極のトラッキングドライブキックパルスを出力し、前記ファインサーチを行う方向であるファインサーチ方向に前記対物レンズを駆動したり、または、前記ファインサーチ方向への前記対物レンズの駆動に対してブレーキを付加することにより、前記ピックアップの本体に対して前記ファインサーチ方向に前記対物レンズを移動させるとともに、前記対物レンズが移動する速度が所定の速度になるように前記対物レンズの移動を制御する対物レンズ移動制御ステップと、
前記対物レンズが前記ピックアップの本体の中心から前記ファインサーチ方向にずれることにより前記支持部材により前記対物レンズに与えられる付勢力に抗するために、前記ファインサーチ方向に前記対物レンズを駆動する前記トラッキングドライブキックパルスが複数回連続して出力された場合、前記ファインサーチ方向に前記ピックアップの本体を移送させるスレッドドライブキックパルスを発生させ、前記ピックアップの本体の移送を制御するピックアップ移送制御ステップと
を備えることを特徴とする情報記録再生方法。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2005119299A Division JP2005216485A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 光ディスク記録再生装置、および、ずれ検出方法 |
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-
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