JP2003249004A - ディスク装置及びディスク判別方法 - Google Patents

ディスク装置及びディスク判別方法

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JP2003249004A
JP2003249004A JP2002049102A JP2002049102A JP2003249004A JP 2003249004 A JP2003249004 A JP 2003249004A JP 2002049102 A JP2002049102 A JP 2002049102A JP 2002049102 A JP2002049102 A JP 2002049102A JP 2003249004 A JP2003249004 A JP 2003249004A
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disc
disk
rotation speed
time
threshold value
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JP2002049102A
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Kiyoyuki Suenaga
清幸 末永
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの種類の判別が確実且つ短時間に行
うことのできるディスク装置及びディスク判別方法を提
供することを目的とする。 【解決手段】 減速時ディスク種類判別手段13により
コントローラ10がディスクモータ3の加速を中断して
ディスクモータ3を自由回転状態にし、減速時ディスク
種類判別手段13が所定の回転数R2からR3まで減速
する時間を回転速度変化検出部11の出力によってモニ
タして8cmディスクが装着されているか、ディスクが
装着されていないかの判別を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ピックアップによ
りディスクの情報を記録・再生するディスク装置及びデ
ィスク判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク装置は、オーディオ用CDをは
じめとして、CD−ROM、CD−R/RW、DVD等
がすでに実用化されており、各方面への応用と高性能化
への開発が活発に行われている。とくに最近では、パー
ソナルコンピュータの急速な市場拡大に伴いディスク装
置のパーソナルコンピュータへの内蔵普及率も高くなっ
ている。
【0003】そこで、CD−R/RW駆動装置を例にし
て、従来のディスク装置の構成を図5に基づいて説明す
る。図5は従来のディスク装置のブロック図である。図
5において、1はディスク、2はピックアップモジュー
ル、3はディスク1を回転させるディスクモータ、4は
ディスク1の情報信号を読み取るための光ピックアッ
プ、5は光ピックアップ4が搭載されたキャリッジ、6
はキャリッジ5をディスク1の半径方向に移動させるた
めのフィード部、7はエンコーダ、8は信号処理回路、
9はサーボ回路、10はコントローラ(本発明の制御手
段)、11は回転速度変化検出部、12はディスクモー
タ3の回転速度を加速してディスク1の種類を判別する
ための加速時ディスク種類判別手段である。コントロー
ラ10、加速時ディスク種類判別手段12は、中央処理
装置(CPU)にそれぞれの機能を実行する制御プログ
ラムをメモリ(図示しない)からロードして構成される
機能実現手段である。
【0004】以上のように構成された従来のディスク装
置の動作について説明する。図5に示すようにピックア
ップモジュール2は、ディスクモータ3,光ピックアッ
プ4,キャリッジ5,フィード部6を備えて構成された
ものである。信号処理回路8は、光ピックアップ4内部
に設けられてディスク1からの反射光を受光する光セン
サ(図示せず)からの信号出力を基に、フォーカスエラ
ー信号とトラッキングエラー信号、レンズ位置信号、ト
ラッククロス信号を生成し、サーボ回路9に出力する。
【0005】フォーカスエラー信号とは、光ピックアッ
プ4に備えられた対物レンズ(図示せず)より出射され
る光ビームスポットとディスク1の記録面との焦点方向
のずれを示すもので、光ピックアップ4内のフォーカス
アクチュエータ(図示せず)の制御に用いられる。トラ
ッキングエラー信号は、この光スポットとディスク1の
情報とラックのディスク半径方向のずれを示すもので、
光ピックアップ4内のトラッキングアクチュエータ(図
示せず)の制御に用いられる。また、レンズ位置信号は
対物レンズとキャリッジ5の相対的な位置関係を示すも
ので、シーク時のレンズ位置制御等に用いられる。この
レンズ位置信号はこのようにディスクからの反射光をも
とにレンズ位置信号を検出する方法のほかに、ピックア
ップ内に対物レンズとキャリッジ5の相対的な位置関係
を検出するためのセンサを独立して設ける方法もある。
トラックパルス信号とは、トラッキングエラー信号をゼ
ロクロスで2値化したパルス信号であり、シーク制御に
用いられる。
【0006】サーボ回路9は大きく分けてシーケンシャ
ル制御部(図示せず)とシーク制御部(図示せず)とデ
ィスクモータ制御部(図示せず)の三つから構成され
る。シーケンシャル制御部は演算器、フィルタ回路、増
幅回路等によって構成され、光ビームスポットがディス
ク1の情報トラックに追従するように対物レンズをフォ
ーカス/トラッキング制御し、さらにトラッキングエラ
ー信号の低域成分を用いて対物レンズが概略中立位置を
保持するようにフィード制御を行う。シーク制御部はカ
ウンタ回路、演算器、フィルタ回路、増幅回路等によっ
て構成され、光ビームスポットがディスク1の目標の情
報トラックに移動するように対物レンズを移動制御す
る。ディスクモータ制御部はカウンタ回路、演算器、フ
ィルタ回路、増幅回路等によって構成され、ディスクモ
ータ3から回転に応じて出力されるパルス信号(以下F
G信号という)をもとにディスクモータ3が所定の回転
速度で回転するようにディスクモータ3を制御する。
【0007】フィード部6はエンコーダ7、フィードモ
ータ(図示せず)、ギヤ(図示せず)、スクリューシャ
フト(図示せず)等から構成され、フィードモータを回
転させることによってキャリッジ5が移動し、その際エ
ンコーダ7よりエンコーダパルスが周期的に出力される
ようになっている。コントローラ10はこのように構成
されたピックアップ制御部の全体のコントロールを行
う。
【0008】ところで、CDやDVDには直径が2種類
あるため、CDやDVDを駆動するディスク装置におい
ては、ディスク1のそれぞれの大きさに応じてモータ制
御ゲインを最適化する必要がある。従って、従来、ディ
スク装置の起動時に12cmサイズと8cmサイズのも
のを判別し、モータ制御ゲインを切り替えて用いる必要
があった。回転速度変化検出部11は、周期カウンタ等
から構成され、ディスクモータ3からのFG信号の周期
を基にディスク1の回転速度変化を検出し、加速を始め
てから予め設定した回転数に到達するまでの時間を検出
する。なお、加速時ディスク種類判別手段12は、回転
速度変化検出部11の検出した結果に応じて、12cm
と8cmのディスクの判別を行なう。
【0009】図6は従来のディスク装置におけるディス
クモータを一定の指令値で加速させたときの回転速度変
化を示す図である。図6において、横軸は時間、縦軸は
回転速度、Aはディスク1を装着していない場合の回転
速度変化、Bは8cmディスクを装着した場合の回転速
度変化、Cは12cmディスクを装着した場合回転速度
変化である。以下、図6を用いて従来のディスク装置に
おけるディスク種類判別方法について説明する。
【0010】R1はあらかじめ定められた回転速度であ
り、ディスクモータ3が加速開始(時刻0)からR1ま
でに到達する時間(以下加速時間という)はA、B、C
の場合についてそれぞれT1a、T1b、T1cであ
る。8cmディスクに比べて12cmディスクは慣性モ
ーメントが大きく、回転上昇に時間がかかる。従って従
来のディスク装置においては、ディスクモータ3の回転
速度がR1に到達するまでの時間を回転速度変化検出部
11が測定し、加速時ディスク種類判別手段12がそれ
と所定の閾値を比較することによって8cmと12cm
のディスク判別を行なっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
スク装置(CD−ROM、CD−R/RW、DVD等)
においては、8cmディスクが装着されている場合と、
ディスク1が装着されていない場合の判別を正確に行う
のは困難であった。図7を用いて以下これを説明する。
図7は従来のディスク装置におけるディスクモータ加速
時間のばらつきを示すヒストグラム図である。図7にお
いて、H1はディスクが装着されていないときのディス
クモータが回転を始めてからR1に到達するまでのモー
タ加速時間のばらつき、H2は同様に8cmディスクが
装着されたときのモータ加速時間のばらつき、H3は同
様に12cmディスクが装着されたときのモータ加速時
間のばらつきをそれぞれ示している。なお、図7のヒス
トグラムには、ディスク装置間のばらつきや環境、ディ
スク1の固体差も含まれている。これから分かるよう
に、一般にある回転速度に到達するまでの加速時間は、
試行の繰り返し回数、ディスク装置,ディスク間の固体
差、環境等によってある程度ばらつきがあるものであ
る。
【0012】図7に示すように、8cmディスクを装着
したときのモータ加速時間のばらつきの分布H2と、1
2cmディスクを装着したときのモータ加速時間のばら
つきの分布H3とは、両者完全に分離している。従っ
て、例えばTth1時間を閾値と設定することによって
8cmディスクと12cmディスクの判別は可能であ
る。しかし、ディスク1が装着されていない場合の分布
H1と、8cmディスクを装着したときのモータ加速時
間の分布H2は一部が重なっており、加速時ディスク種
類判別手段12がディスク1が装着されていない場合と
8cmディスクが装着されている場合の判別を正確に行
うのは困難である。
【0013】このようにディスク1が装着されていない
場合の分布H1と、8cmディスクのモータ加速時間の
分布H2が一部で重なってしまう原因は、モータ加速時
間のばらつきが大きいことが主要な要因である。すなわ
ち、ばらつきの要因としてメディアの機械特性のばらつ
きもあるが、ディスクモータが原因となっている場合が
多く、中でもモータトルクの個体差、モータ損失の個体
差、モータトルクの温度特性、モータ損失の温度特性、
駆動回路特性、時間測定精度等の影響があげられる。と
くに近年、再正速度の高速化が進んでモータのトルク特
性が向上し、駆動回路のオフセットばらつき等に対して
影響を受け易くなっており、これがばらつきを増大させ
る原因になっている。
【0014】また、低負荷においてはディスクモータ3
の回転加速度が大きく、ディスクモータ3からのFG信
号を用いた従来の回転速度検出方法では、時間分解能が
粗く検出精度が悪くなる。これを避けるためには回転指
令値を小さくしてなるべくゆっくり回転して加速させる
方法が考えられるが、この方法によると判別に時間がか
かってしまう。そこで、もしこれ以外で時間分解能を上
げようと思えば、FG信号を生成するセンサを多数設け
ることが考えられ、この場合コストアップにつながると
いう問題を有していた。このように、分布H1と分布H
2の特性ばらつきを小さくするには、従来、判別時間が
必要となったり、ディスク装置のコストアップにつなが
ってしまうという課題があった。
【0015】ところで、図7において閾値をTth3と
し、モータ加速時間がTth3以下の場合はディスク1
が装着されていないと判定することはできるが、モータ
加速時間がTth3以上の場合は、従来の加速時ディス
ク種類判別手段12はディスク1が装着されていないか
8cmディスクが装着されているかまったく判別できな
い。敢えてこの方法をで判別しようと思えば、8cmデ
ィスクが装着されていると仮定してディスク装置の起動
動作を行ない、実際にディスク1が装着されているかど
うかを調べる必要がある。このときディスク1が装着さ
れていなければ、結局ディスク装置が無駄な動作を行な
ったことになり、余計な電力と無駄な時間を消費し、お
よそ快適とはいえない動作のため、ユーザに不快感を与
えてしまうという課題があった。
【0016】これとは別の方法として、図7において閾
値をTth2として、モータ加速時間がTth2以上の
場合に8cmディスクが装着されていると判定すること
もできるが、モータ加速時間がTth2以下の場合は、
従来の加速時ディスク種類判別手段12はディスク1が
装着されていないか8cmディスクが装着されているか
判別ができない。この場合も敢えてこの方法を更に進め
て判別しようと思えば、閾値Tth3の場合と同様に8
cmディスクが装着されていると仮定して装置の起動動
作を行ない、実際にディスク1が装着されているかどう
かを調べる必要がある。もしディスク1が装着されてい
なければ装置が無駄な動作を行なったことにより、余計
な電力と無駄な時間を消費し、あるいはユーザに不快感
を与えてしまうという課題があった。
【0017】そこで、本発明は、ディスクの種類の判別
が確実且つ短時間に行え、コストアップすることなく、
ディスクの種類によらず快適に装着できるディスク装置
を提供することを目的とする。
【0018】また本発明は、ディスクの種類の判別が確
実且つ短時間に行え、ディスクの種類によらず快適に装
着できるディスクの種類判別方法提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明のディスク装置は、慣性モーメントの異なる
複数種類のディスクに対してデータの記録・再生を行う
ことができ、モータに指令値を与えて加速または減速さ
せる制御手段と、モータの回転速度変化を計測する回転
速度変化検出部と、制御手段が第1回転速度から第2回
転速度に減速させた場合に、回転速度変化検出部の検出
する減速に要する第1変化時間からディスクの種類を判
別する減速時ディスク種類判別手段を備えたことを特徴
とする。
【0020】これにより、ディスクの種類の判別が確実
且つ短時間に行え、コストアップすることなく、ディス
クの種類によらず快適に装着できる。
【0021】また、本発明のディスクの種類判別方法
は、慣性モーメントの異なる複数種類のディスクを装着
して第1回転速度から第2回転速度にまで減速し、この
ときの減速に要する第1変化時間を計測し、該第1変化
時間の大きさからディスクの種類を判別することを特徴
とする。
【0022】これにより、ディスクの種類の判別が確実
且つ短時間に行え、ディスクの種類によらず快適に装着
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、慣性モーメントの異なる複数種類のディスクに対し
てデータの記録・再生を行うことができるディスク装置
であって、ディスクを装着して回転させるモータと、モ
ータに指令値を与えて加速または減速させる制御手段
と、モータの回転速度変化を計測する回転速度変化検出
部と、制御手段が第1回転速度から第2回転速度に減速
させた場合に、回転速度変化検出部の検出する減速に要
する第1変化時間からディスクの種類を判別する減速時
ディスク種類判別手段を備えたことを特徴とするディス
ク装置であり、ディスクの減速時に示す回転速度変化に
対応した第1変化時間を検出することにより、第1変化
時間の大きさからディスクの種類を判別することができ
る。
【0024】本発明の請求項2に記載の発明は、制御手
段が第3回転速度から第4回転速度に加速させた場合
に、回転速度変化検出部の検出する加速に要する第2変
化時間からディスクの種類を判別する加速時ディスク種
類判別手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のデ
ィスク装置であり、ディスクの加速時に示す回転速度変
化に対応した第2変化時間を検出することにより、第2
変化時間の大きさからディスクの種類を判別することが
できる。
【0025】本発明の請求項3に記載の発明は、第1回
転速度が第4回転速度と同一であり、加速時ディスク種
類判別手段によってディスクの種類を判別した後で、そ
のまま加速時ディスク種類判別手段によってディスクの
種類を判別することを特徴とする請求項2記載のディス
ク装置であり、第3回転速度から第4回転速度まで加速
し、加速時ディスク種類判別手段が第2変化時間の大き
さから慣性モーメントの大きいディスクを判別し、次い
で第4回転速度と同一の第1回転速度からそのまま第2
回転速度まで減速し、減速時ディスク種類判別手段が慣
性モーメントの小さいディスクもしくはディスクがない
場合の種類を判別することができる。
【0026】本発明の請求項4に記載の発明は、減速時
ディスク種類判別手段が、8cmディスクを装着した場
合を、更に慣性モーメントの小さいディスクの場合また
はディスクを装着していない場合と判別することを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載のディスク装置で
あり、8cmディスクが装着されている場合を更に慣性
モーメントの小さいディスクの場合またはディスクが装
着されていない場合と確実に判別できる。
【0027】本発明の請求項5に記載の発明は、加速時
ディスク種類判別手段が、12cmディスクを装着した
場合を、8cmディスクを装着した場合または更に慣性
モーメントの小さいディスクの場合またはディスクを装
着していない場合と判別することを特徴とする請求項2
または3記載のディスク装置であり、12cmディスク
を装着した場合を、8cmディスクを装着した場合また
は更に慣性モーメントの小さいディスクの場合またはデ
ィスクを装着していない場合と確実に判別することがで
きる。
【0028】本発明の請求項6に記載の発明は、慣性モ
ーメントの異なる複数種類のディスクを装着して第1回
転速度から第2回転速度にまで減速し、このときの減速
に要する第1変化時間を計測し、該第1変化時間の大き
さからディスクの種類を判別することを特徴とするディ
スク判別方法であり、ディスクの減速時に示す回転速度
変化に対応した第1変化時間を検出することにより、第
1変化時間の大きさからディスクの種類を判別すること
ができる。
【0029】本発明の請求項7に記載の発明は、慣性モ
ーメントの異なる複数種類のディスクを装着して第3回
転速度から第4回転速度に加速し、このときの加速に要
する第2変化時間を計測し、該第2変化時間の大きさか
らディスクの種類を判別するとともに、第2変化時間で
は判別できなかった場合に、第1回転速度から第2回転
速度にまで減速し、このときの減速に要する第1変化時
間を計測し、該第1変化時間の大きさからディスクの種
類を判別することを特徴とするディスク判別方法であ
り、ディスクの加速時に示す回転速度変化に対応した第
2変化時間を検出することにより、第2変化時間の大き
さから慣性モーメントの大きなディスクを判別すること
ができ、次いで、1変化時間の大きさから慣性モーメン
トの小さなディスクを判別することができる。
【0030】本発明の請求項8に記載の発明は、第2変
化時間と比較する第2閾値によって、装着したディスク
が慣性モーメントの大きい第2ディスクと判別し、第2
変化時間では判別できなかった場合に、第1変化時間と
比較する第1閾値によって慣性モーメントの小さい第1
ディスクを判別することを特徴とする請求項7記載のデ
ィスク判別方法であり、第1閾値と第2閾値によって大
きさを比較することで判別するため判断が容易である。
【0031】本発明の請求項9に記載の発明は、第1回
転速度が第4回転速度と同一であり、加速してディスク
の種類を判別した後で、減速してディスクの種類を判別
することを特徴とする請求項7または8に記載のディス
ク判別方法であり、第3回転速度から第4回転速度まで
加速し、第2変化時間の大きさから慣性モーメントの大
きいディスクを判別し、次いで第4回転速度と同一の第
1回転速度からそのまま第2回転速度まで減速し、慣性
モーメントの小さいディスク及び/またはディスクがな
い場合の種類を判別することができる。
【0032】本発明の請求項10に記載の発明は、第2
閾値より小さい第3閾値を設け、第2閾値及び第3閾値
と第2変化時間とを比較し、該第2変化時間が該第2閾
値より大きい場合には第2ディスクを装着していると判
別し、第2変化時間が第3閾値より大きく該第2閾値よ
りも小さい場合に第1ディスクを装着していると判別
し、さらに判別できなかった残りのディスクに対して、
第1閾値によって第1ディスクを、更に慣性モーメント
の小さいディスクの場合またはディスクのない場合と判
別することを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載
のディスク判別方法であり、第3閾値で確実に第1ディ
スクと判別できるものを抜き出し、更に慣性モーメント
の小さいディスクの場合またはディスクのない場合と判
別が難しいものを第1閾値で判別するから判別がスピー
ディになるとともに、確実となる。なお、本実施の形態
にあっては、第2ディスクとは12cmディスクを指
し、第1ディスクとは8cmディスクまたは類似の慣性
モーメントを有する特定形状のディスクを指す。
【0033】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるディスク装置のブロック図である。本発明
の実施の形態1のディスク装置は、図5に記載した従来
のディスク装置と基本的に同一の構成を有しており、同
一符号を付与された構成は同一内容の構成を示している
から、以下詳細な説明は従来のディスクの説明に譲る。
【0035】図1において、1はディスク、2はピック
アップモジュール、3はディスクモータ、4は光ピック
アップ、5はキャリッジ、6はフィード部、7はエンコ
ーダ、8は信号処理回路、9はサーボ回路、10はコン
トローラ(本発明の制御手段)、11は回転速度変化検
出部、12は加速時ディスク種類判別手段、13は減速
時ディスク種類判別手段である。コントローラ10、加
速時ディスク種類判別手段12、減速時ディスク種類判
別手段13は、中央処理装置(CPU)にそれぞれの機
能を実行する制御プログラムをメモリ(図示しない)か
らロードして構成されるいずれも機能実現手段である。
【0036】以上のように構成された本発明の実施の形
態1のディスク装置の動作は従来のディスク装置と同様
である。実施の形態1の回転速度変化検出部11は、デ
ィスクモータ3からのFG信号の周期をもとにディスク
の回転速度変化を検出し、ディスクモータ3が加速を始
めてから予め設定した回転数に到達するまでの時間や、
予め設定した回転数から別の回転数まで減速する時間を
検出し、加速時ディスク種類判別手段12、減速時ディ
スク種類判別手段13が回転速度変化検出部11の検出
した結果に従って、それぞれ12cmと8cmのディス
クの判別を行なう。以下、本実施の形態1のディスク装
置とそのディスクの判別方法の詳細について説明する。
【0037】コントローラ10は、まずディスクモータ
3を所定の指令値で加速する。このとき加速時ディスク
種類判別手段12は、回転速度変化検出部11からの出
力によって、所定の回転数R1(本発明の第4回転速
度)に到達した時間T1(本発明の第2変化時間)をモ
ニタする。なお、初速度(本発明の第3回転速度)は0
である。そして、この時間T1と予め設定した閾値Tt
h1(本発明の第2閾値)とを比較することにより、図
7で示したと同様に、加速時ディスク種類判別手段12
が12cmディスクが装着されているか、8cmディス
クが装着されているかを判別する。
【0038】T1がTth1よりも大きいのであれば、
12cmディスクが装着されていると判断する。また、
T1がTth1とTth2の間であれば、8cmディス
クが装着されていると判断する。以上の動作は従来のデ
ィスク装置と変わりがない。しかし、従来と同様にT1
がTth2以下の場合には、8cmディスクが装着され
ているか、ディスクが装着されていないかの判断がつか
ない。
【0039】そこで、本発明の実施の形態1のディスク
装置においては、減速時ディスク種類判別手段13がコ
ントローラ10にディスクモータ3の加速を中断させて
ディスクモータ3を自由回転状態(いわゆるフリーの状
態)にし、所定の回転数R2(本発明の第1回転速度)
からR3(本発明の第2回転速度)まで減速する時間
(本発明の第1変化時間)を回転速度変化検出部11の
出力によってモニタして、8cmディスクが装着されて
いるか、ディスクが装着されていないかの判別を行なう
ものである。なお、自由回転状態にするため実施の形態
1のように中断させるのでなく、所定の減速率で減速回
転を始めるのでもよい。
【0040】図2は本発明の実施の形態1におけるディ
スク装置のディスクモータを一定の回転速度状態から自
由回転状態にしたときの回転速度変化を示す図である。
図2において、横軸は時間、縦軸は回転速度、時刻0は
ディスクモータ3を自由回転状態にした時刻、Aはディ
スクを装着していない場合の回転速度変化、Bは8cm
ディスクを装着した場合の回転速度変化、Cは12cm
ディスクを装着した場合回転速度変化である。以下、図
2を用いて本発明の実施の形態1におけるディスク装置
のディスク種類判別方法について説明する。
【0041】R2は予め定められた回転速度であり、減
速時ディスク種類判別手段13はディスクモータ3の回
転速度がR2になったことが検出されると、コントロー
ラ10にディスクモータ3を自由回転状態にさせる。す
ると、時刻0からディスクモータ3は機械損失によって
減速を始める。減速を開始してから予め定められた回転
速度R3までに到達する時間(本発明の第1変化時間)
はA、Bの場合についてそれぞれT2a、T2bであ
る。ディスク1が装着されていない場合と比較すると、
8cmディスクは慣性モーメントが大きく、回転速度の
低下には時間がかかる。そして、8cmディスクに比べ
ると12cmディスクは更に慣性モーメントが大きく、
回転速度低下には時間がかかる。従って、実施の形態1
のディスク装置では、回転速度変化検出部11がディス
クモータ3の回転速度がR2からR3に下降するまでの
減速時間を測定し、減速時ディスク種類判別手段13が
それと所定の閾値を比較することにより、ディスク1が
装着されていない場合と、8cmが装着されている場合
の判別を行うものである。なお、12cmディスクに関
しては、従来のディスク装置と同様にディスク1を加速
することによって判別が可能であるため、減速時間によ
って判別する必要はない。
【0042】コントローラ10は、減速時ディスク種類
判別手段13が12cmディスクが装着されていると判
定した場合には、12cmディスクに合わせたディスク
モータゲインを設定し、8cmディスクが装着されてい
ると判定した場合は、8cmディスクに合わせたディス
クモータゲインを設定してディスク装置の起動を行な
う。
【0043】図3は本発明の実施の形態1のディスク装
置におけるディスクモータの減速時間のばらつきを示す
ヒストグラム図である。図3において、H4はディスク
1が装着されていないときのディスクモータ3の回転速
度がR2からR3まで変化するモータ減速時間のばらつ
きの分布、H5は同様に8cmディスクが装着されたと
きのモータ減速時間のばらつきの分布をそれぞれ示して
いる。なお、ここでは12cmディスクが装着されたと
きのモータ減速時間のばらつきは図示していない。図3
のヒストグラムの原因には、ディスク装置間のばらつき
や環境、ディスク1の固体差も含まれている。
【0044】図3において、ディスク1が装着されてい
ない場合のモータ減速時間の分布H4と、8cmディス
クのモータ減速時間の分布はH5とは、両者完全に分離
している。図3に示す閾値Tth4(本発明の第1閾
値)を用いることにより、ディスク1が装着されていな
い場合と、8cmディスクが装着されている場合の判別
を容易に行うことができる。
【0045】ところで、モータ加速時間の分布H1とH
2が重なっているのに対し、モータ減速時間の分布H4
とH5がこのように分離するのは、次のような理由によ
る。すなわち、ディスクモータ3をある一定回転状態か
ら自由回転状態にした場合に減速時間がばらつく要因
は、メディアの機械特性のばらつきと、装置のモータ損
失の個体差、モータ損失の温度特性、時間測定精度等さ
まざまであるが、加速時間の分布に影響していたモータ
トルクの個体差、モータトルクの温度特性、駆動回路特
性等のばらつきは減速時間に対しては影響せず、ばらつ
きが小さくなるからである。また、減速時間の測定は、
回転速度が低い領域において行うために、FG信号の周
期が長くなり、タイマによる回転速度測定の精度も向上
する。このようなことから、加速時間のばらつきに比べ
て減速時間のばらつきは小さくなり、分布H4、H5を
分離できるものである。
【0046】図4に本発明の実施の形態1におけるディ
スク種類判別方法のフローチャートを示す。以下、図4
を用いて本発明の実施の形態におけるディスク種類判別
方法の説明をする。
【0047】まず、S1で加速時ディスク種類判別手段
12がディスク判別動作を開始する。S2において、コ
ントローラ10がディスクモータ3に予め定められた所
定の指令値となる電圧(所定の回転速度に対応)を印加
する。この印加によりディスクモータ3は加速を始め
る。この場合初速度は0である。
【0048】S3において、ディスクモータ3の回転速
度が、予め定められたR1(Hz)という値(本発明の
第4回転速度)になるまでの時間T1(本発明の第2変
化時間)を回転速度変化検出部11により計測する。S
4では、加速時ディスク種類判別手段12が予め定めら
れた閾値Tth1(本発明の第2閾値)と計測した時間
T1とを比較する。T1>Tth1の場合はS5へ進
み、T1≦Tth1の場合はS6へ進む。
【0049】S5においては、加速時間T1が閾値Tt
h1よりも大きい場合であるので、加速時ディスク種類
判別手段12は12cmディスクがモータに装着されて
いると判断する。この後、12cmディスクの起動処理
へ進む。
【0050】また、S6では、加速時間T1が閾値Tt
h1以下の場合であるので、8cmディスクが装着され
ているか、ディスクが装着されていない場合のどちらか
であるから、加速時ディスク種類判別手段12は予め定
められた閾値Tth2(本発明の第3閾値)とT1を比
較する。T1>Tth2の場合はS7へ進む。T1≦T
th2の場合はS8へ進む。
【0051】次いでS7では、加速時間T1が閾値Tt
h2よりも大きく、且つ加速時間T1が閾値Tth1以
下の場合であるので、加速時ディスク種類判別手段12
は8cmディスクがディスクモータに装着されていると
判断する。この後、8cmディスクの起動処理へ進む。
【0052】またS8では、減速時ディスク種類判別手
段13がコントローラ10によってディスクモータ3に
印加していた電圧(指令値)を中断させ、自由回転状態
とする。するとディスクモータ3は減速を始めるが、こ
のときの加速から減速に移る折り返しの回転速度を本実
施の形態1の第1回転速度としてもよい。このときは第
4回転速度と第1回転速度は同一である。また、後記す
るR2を第1回転速度とするのもよい。なお、中断した
時点では、ディスクモータの回転速度は予め定められた
R2(Hz)以上になっているように指令値は設定され
ている。
【0053】S9において、ディスクモータ3の回転速
度が測定を開始するR2からR3(本発明の第2回転速
度)まで減速する時間T2(本発明の第1変化時間)を
回転速度変化検出部11が測定する。そしてS10にお
いて、減速時ディスク種類判別手段13が予め定められ
た閾値Tth4(本発明の第1閾値)と測定した時間T
2を比較する。T2>Tth4の場合はS11へ進む。
T2≦Tth4の場合はS12へ進む。
【0054】S11では、減速時間T2が閾値Tth4
より大きい場合であるので、減速時ディスク種類判別手
段13は8cmディスクがモータに装着されていると判
断する。この後、8cmディスクの起動処理へ進む。S
12においては、減速時間T2が閾値Tth4以下の場
合であるから、減速時ディスク種類判別手段13ディス
クがディスクモータに装着されていないと判断する。
【0055】このように本実施の形態1のディスク装置
とディスクの種類判別方法は、加速時間と減速時間の両
方を用いてディスク判別を行うことにより、メディアの
機械特性、装置のモータ損失の個体差、モータ損失の温
度特性、時間測定精度、モータトルクの個体差、モータ
トルクの温度特性、駆動回路特性等のばらつきに影響さ
れることなく、またコストアップすることなしに、ディ
スクが装着されていない場合、8cmディスクが装着さ
れている場合、12cmディスクが装着されている場合
のそれぞれを確実に判別することができる。
【0056】なお、ここではディスクが装着されていな
い場合、8cmディスクが装着されている場合、12c
mディスクが装着されている場合の3つの場合の判別方
法について説明したが、閾値を設けることによりさらに
多くの種類のディスクの判別に対しても簡単に応用する
ことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスク装
置とそのディスクの種類判別方法によれば、減速時ディ
スク種類判別手段により、また減速時ディスク種類判別
手段と加速時ディスク種類判別手段をともに用いること
によって、減速時間、あるいは減速時間と加速時間を測
定してディスクの種類の判別を行うため、コストアップ
することなしに異なる種類のディスクの判別が確実にで
き、無駄な動作を行って余計な電力を消費したり、ユー
ザに不快感を与えてしまうことがなくなるなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるディスク装置の
ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるディスク装置の
ディスクモータを一定の回転速度状態から自由回転状態
にしたときの回転速度変化を示す図
【図3】本発明の実施の形態1のディスク装置における
ディスクモータの減速時間のばらつきを示すヒストグラ
ム図
【図4】本発明の実施の形態1におけるディスク種類判
別方法のフローチャート
【図5】従来のディスク装置のブロック図
【図6】従来のディスク装置におけるディスクモータを
一定の指令値で加速させたときの回転速度変化を示す図
【図7】従来のディスク装置におけるディスクモータ加
速時間のばらつきを示すヒストグラム図
【符号の説明】
1 ディスク 2 ピックアップモジュール 3 ディスクモータ 4 光ピックアップ 5 キャリッジ 6 フィード部 7 エンコーダ 8 信号処理回路 9 サーボ回路 10 コントローラ 11 回転速度変化検出部 12 加速時ディスク種類判別手段 13 減速時ディスク種類判別手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】慣性モーメントの異なる複数種類のディス
    クに対してデータの記録・再生を行うことができるディ
    スク装置であって、 前記ディスクを装着して回転させるモータと、 前記モータに指令値を与えて加速または減速させる制御
    手段と、 前記モータの回転速度変化を計測する回転速度変化検出
    部と、 前記制御手段が第1回転速度から第2回転速度に減速さ
    せた場合に、前記回転速度変化検出部の検出する減速に
    要する第1変化時間から前記ディスクの種類を判別する
    減速時ディスク種類判別手段を備えたことを特徴とする
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段が第3回転速度から第4回転
    速度に加速させた場合に、前記回転速度変化検出部の検
    出する加速に要する第2変化時間から前記ディスクの種
    類を判別する加速時ディスク種類判別手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】前記第1回転速度が前記第4回転速度と同
    一であり、前記加速時ディスク種類判別手段によってデ
    ィスクの種類を判別した後で、そのまま前記減速時ディ
    スク種類判別手段によってディスクの種類を判別するこ
    とを特徴とする請求項2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】前記減速時ディスク種類判別手段が、8c
    mディスクを装着した場合を、更に慣性モーメントの小
    さいディスクの場合またはディスクを装着していない場
    合と判別することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】前記加速時ディスク種類判別手段が、12
    cmディスクを装着した場合を、8cmディスクを装着
    した場合または更に慣性モーメントの小さいディスクの
    場合またはディスクを装着していない場合と判別するこ
    とを特徴とする請求項2または3記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】慣性モーメントの異なる複数種類のディス
    クを装着して第1回転速度から第2回転速度にまで減速
    し、このときの減速に要する第1変化時間を計測し、該
    第1変化時間の大きさから前記ディスクの種類を判別す
    ることを特徴とするディスク判別方法。
  7. 【請求項7】慣性モーメントの異なる複数種類のディス
    クを装着して第3回転速度から第4回転速度に加速し、
    このときの加速に要する第2変化時間を計測し、該第2
    変化時間の大きさから前記ディスクの種類を判別すると
    ともに、 前記第2変化時間では判別できなかった場合に、第1回
    転速度から第2回転速度にまで減速し、このときの減速
    に要する第1変化時間を計測し、該第1変化時間の大き
    さから前記ディスクの種類を判別することを特徴とする
    ディスク判別方法。
  8. 【請求項8】前記第2変化時間と比較する第2閾値によ
    って、装着したディスクが慣性モーメントの大きい第2
    ディスクと判別し、 前記第2変化時間では判別できなかった場合に、前記第
    1変化時間と比較する第1閾値によって慣性モーメント
    の小さい第1ディスクを判別することを特徴とする請求
    項7記載のディスク判別方法。
  9. 【請求項9】前記第1回転速度が前記第4回転速度と同
    一であり、加速してディスクの種類を判別した後で、減
    速してディスクの種類を判別することを特徴とする請求
    項7または8に記載のディスク判別方法。
  10. 【請求項10】前記第2閾値より小さい第3閾値を設
    け、前記第2閾値及び前記第3閾値と前記第2変化時間
    とを比較し、該第2変化時間が該第2閾値より大きい場
    合には前記第2ディスクを装着していると判別し、該第
    2変化時間が該第3閾値より大きく該第2閾値よりも小
    さい場合に前記第1ディスクを装着していると判別し、
    さらに判別できなかった残りのディスクに対して、前記
    第1閾値によって前記第1ディスクを、更に慣性モーメ
    ントの小さいディスクの場合またはディスクのない場合
    と判別することを特徴とする請求項7〜9のいずれかに
    記載のディスク判別方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2365486A1 (en) 2010-03-12 2011-09-14 Panasonic Corporation Optical disc drive and method for reading data from optical disc
JP2016009515A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 船井電機株式会社 ディスク装置、及び、そのディスク判別方法
US9305589B2 (en) 2010-08-09 2016-04-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Method to determine presence of rotator and method to adjust optimal gain

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