JP2644792B2 - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物

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JP2644792B2 JP62330621A JP33062187A JP2644792B2 JP 2644792 B2 JP2644792 B2 JP 2644792B2 JP 62330621 A JP62330621 A JP 62330621A JP 33062187 A JP33062187 A JP 33062187A JP 2644792 B2 JP2644792 B2 JP 2644792B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は粘着剤組成物に関する。さらに詳しくは、ケ
イ素原子に結合した水酸または加水分解性基を有し、シ
ロキサン結合を形成することにより架橋しうるケイ素基
含有基(以下、反応性ケイ素基ともいう)を分子鎖末端
に有するイソブチレン系重合体または水添ポリブタジエ
ン系重合体および粘着性付与剤を含有し、従来の組成物
と比較して耐熱性、耐水性、耐候性などが優れた粘着剤
組成物に関する。
[従来の技術] 粘着剤は高圧接着剤とも呼ばれ、指先で押す程度の小
さい圧力で対象物表面に容易に接着する性質を有してい
る。このような粘着剤は、たとえばセロハンテープ、電
気絶縁ビニールテープ、マスキングテープ、粘着シー
ト、粘着ラベルなどの粘着製品に使用されている。とく
にポリ塩化ビニル製の支持体を有する粘着テープは安価
であること、優れた耐水性や電気特性を有することな
ど、種々の優れた特性を有するため多用されている。
前記粘着テープに使用される粘着剤として、天然ゴ
ム、合成ゴムなどを主成分とし、これに各種添加剤が配
合された感圧性の粘着剤組成物が用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記ゴムを主成分とする感圧性の粘着
剤組成物は、一般に熱、光によって劣化しやすく、該粘
着剤組成物を用いた粘着製品を屋外などで使用すると、
耐候性などが不充分なため末端剥がれなどが生じやす
く、この結果、粘着製品としての機能を充分に果たすこ
とができなくなる。
前記問題点を解決するため耐候性が良好な粘着剤組成
物としてアクリル酸エステル共重合体を主成分とする粘
着剤が提案されているが、ポリ塩化ビニル製の支持体に
含まれているジオクチルフタレートなどの可塑剤が粘着
剤側に移行して接着性が低下する、タック、とくに低温
時のタックが低いなどの問題がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は前記のごとき問題を解決するためになされた
ものであり、 (A)ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解性基
を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋しう
るケイ素含有基を分子鎖末端に少なくとも1個有するイ
ソブチレン系重合体または水添ポリブタジエン系重合体
(以下、飽和炭化水素系重合体ともいう)および (B)粘着付与剤 を含有してなる粘着剤組成物に関する。
〔実施例〕
本発明においては、(A)成分としてケイ素原子に結
合した水酸基または加水分解性基を有し、シロキサン結
合を形成することにより架橋しうるケイ素含有基、すな
わち反応性ケイ素基を分子鎖末端に少なくとも1個有す
る飽和炭化水素系重合体(以下、飽和炭化水素系重合体
(A)ともいう)が使用される。
前記反応性ケイ素基の代表例としては、一般式
(1): (式中、R1およびR2はいずれも炭素数1〜20のアルキル
基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜20のアラル
キル基または(R′)3SiO−(R′は炭素数1〜20の1
価の炭化水素基であり、3個のR′は同じであってもよ
く、異なっていてもよい)で示されるトリオルガノシロ
キシ基であり、R1またはR2が2個以上存在するとき、そ
れらは同じであってもよく、異なっていてもよい、Xは
水酸基または加水分解性基であり、2個以上存在すると
き、それらは同じであってもよく、異なっていてもよ
い、aは0、1、2または3、bは0、1または2、た
だしa+mb≧1、またm個の におけるbは同じである必要はない、mは0または1〜
19の整数)で表わされる基があげられる。
前記加水分解性基の具体例としては、たとえば水素原
子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケ
トキシメート基、アミノ基、アミド基、酸アミオ基、ア
ミノオキシ基、メルカプト基、アルケニルオキシ基など
の一般に使用されている基があげられる。これらのうち
では、水素原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケト
キシメート基、アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、
メルカプト基、アルケニルオキシ基などが好ましく、加
水分解性がマイルドで取扱いやすいという点からアルコ
キシ基がさらに好ましい。
該加水分解性基や水酸基は1個のケイ素原子に1〜3
個の範囲で結合することができ、(a+mb)は1〜5の
範囲が好ましい。加水分解性基や水酸基が反応性ケイ素
基中に2個以上結合するばあいには、それらは同じであ
ってもよく、異なっていてもよい。
前記反応性ケイ素基を形成するケイ素原子は1個でも
よく、2個以上であってもよいが、シロキサン結合など
により連結されたケイ素原子のばあいには、20個のもの
までであるのが好ましい。とくに式: (式中、R2、X、aは前記と同じ)で表わされる反応性
ケイ素基が、入手が容易であるので好ましい。
また、一般式(1)におけるR1およびR2の具体例とし
ては、たとえばメチル基、エチル基などのアルキル基、
シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニル基
などのアリール基、ベンジル基などのアラルキル基や、
R′がメチル基、フェニル基などである(R′)3SiO−
で示されるトリオルガノシロキシ基などがあげられる。
これらのうちではメチル基がとくに好ましい。
反応性ケイ素基は飽和炭化水素系重合体1分子中に少
なくとも1個、好ましくは1.1〜5個存在する。分子中
に含まれる反応性ケイ素基の数が1個未満になると、硬
化性が不充分になり、良好なゴム弾性挙動を発現しにく
くなる。
反応性ケイ素基は飽和炭化水素系重合体分子鎖の末端
に存在し、このばあいは、最終的に形成される硬化物に
含まれる飽和炭化水素系重合体成分の有効網目鎖量が多
くなるため、高強度で高伸びのゴム状硬化物がえられや
すくなるなどの点から好ましい。また、これら反応性ケ
イ素基を有する飽和炭化水素系重合体は単独で使用して
もよく、2種以上併用してもよい。
本発明に用いる反応性ケイ素基を有する飽和炭化水素
系重合体の骨格をなす重合体は、 (1)イソブチレンを主モノマーとして重合させる。
(2)ブタジエンを単独重合させたり、エチレン、プロ
ピレン、1−ブテン、イソブチレンなどのような炭素数
1〜6のオレフィン系化合物とブタジエンとを共重合さ
せたりしたのち水素添加する などの方法によりうることができる。これらは末端に官
能基を導入しやすい、分子量を制御しやすい末端官能基
の数を多くすることができるなどの点から好ましい。
前記イソブチレン系重合体は、単量体単位のすべてが
イソブチレン単位から形成されていてもよく、イソブチ
レンと共重合性を有する単量体単位をイソブチレン系重
合体中の好ましくは50%(重量%、以下同様)以下、さ
らに好ましくは30%以下、とくに好ましくは10%以下の
範囲で含有してもよい。
前記イソフチレンと共重合体性を有する単量体として
は、たとえば炭素数4〜12のオレフィン、ビニルエーテ
ル、芳香族ビニル化合物、ビニルシラン類、アリルシラ
ン類などがあげられる。このような単量体の具体例とし
ては、たとえば1−ブテン、2−ブテン、2−メチル−
1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、ペンテン、4−
メチル−1−ペンテン、ヘキセン、ビニルシクロヘキサ
ン、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、イ
ソブチルビニルエーテル、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ジメチルスチレン、モノクロロスチレン、ジクロロ
スチレン、β−ピネン、インデン、ビニルトリクロロシ
ラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニルジメチルク
ロロシラン、ビニルメチルメトキシシラン、ビニルトリ
メチルシラン、ジビニルジクロロシラン、ジビニルジメ
トキシシラン、ジビニルジメチルシラン、1,3−ジビニ
ル−1,1,3,3,−テトラメチルジシロキサン、トリビニル
メチルシラン、テトラビニルシラン、アリルトリクロロ
シラン、アリルメチルジクロロシラン、アリルジメチル
クロロシラン、アリルジメチルメトキシシラン、アリル
トリメチルシラン、ジアリルジクロロシラン、ジアリル
ジメトキシシラン、ジアリルジメチルシシラン、γ−メ
タクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−
メタクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラン
などがあげられる。なお、前記イソブチレンと共重合性
を有する単量体としてビニルシラン類やアリルシラン類
を使用するとケイ素含量が増加し、シランカップリング
剤として作用しうる基が多くなり、えられる組成物の接
着性が向上する。
前記水添ポリブタジエン系重合体においても、上記イ
ソブチレン系重合体のばあいと同様に、主成分となる単
量単位の他に他の単量体単位を含有してもよい。
また本発明に用いる飽和炭化水素系重合体には、本発
明の目的が達成される範囲でブタジエン、イソプレンの
ようなポリエン化合物のごとき重合後2重結合の残るよ
うな単量体単位を少量、好ましくは10%以下、さらには
5%以下、とくには1%以下の範囲で含有させてもよ
い。
前記飽和炭化水素系重合体の数平均分子量は500〜30,
000程度であるのが好ましく、とくに1,000〜15,000程度
の液状物〜流動性を有するものが取扱いやすいなどの点
から好ましい。
つぎに反応性ケイ素基を分子鎖末端に有する飽和炭化
水素系重合体の製法について説明する。
前記反応性ケイ素基を分子鎖末端に有する飽和炭化水
素系重合体のうち、分子鎖末端に反応性ケイ素基を有す
るイソブチレン系重合体は、イニファー法と呼ばれる重
合法(イニファーと呼ばれる開始剤と連鎖移動剤を兼用
する特定の化合物を用いるカチオン重合法)でえられた
末端官能型、好ましくは全末端官能型イソブチレン系重
合体を用いて製造することができる。このような製造法
は、たとえば特願昭61−148895号、同61−150088号、同
62−90078号、同62−179733号、同62−194838号の各明
細書(それぞれ特開昭63−6041号、特開昭63−6003号、
特開昭63−254149号、特開昭64−22904号、特開昭64−3
8407号の各公報)などに記載されている。
さらに分子鎖末端に反応性ケイ素基を有するイソブチ
レン系重合体を製造する際の重合に際して、主成分であ
るイソブチレンモノマー以外に反応性ケイ素基を有する
ビニルシラン類やアリルシラン類などを共重合せしめた
のち末端に反応性ケイ素基を導入することにより、末端
および分子鎖内部に反応性ケイ素基を有するイソブチレ
ン系重合体が製造される。
前記水添ポリブタジエン系重合体は、たとえばまず末
端ヒドロキシ水添ポリブタジエン系重合体の水酸基を−
ONaや−OKなどのオキシメタル基にしたのち一般式
(2): CH2=CH−R3−Y (2) (式中、Yは塩素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原
子、R3は−R4−、 (R4は炭素数1〜20の2価の炭化水素基で、好ましい具
体例としてはアルキレン基、シクロアルキレン基、アリ
ーレン基、アラルキレン基があげられる)で示される2
価の有機基で、−CH2−、−R″−C6H4−CH2−(R″は
炭素数1〜10の炭化水素基)より選ばれる2価の基がと
くに好ましい)で示される有機ハロゲン化合物を反応さ
せることにより、末端オレフィン基を有する水添ポリブ
タジエン系重合体(以下、末端オレフィン水添ポリブタ
ジエン系重合体ともいう)が製造される。
末端ヒドロキシ水添ポリブタジエン系重合体の末端水
酸基をオキシメタル基にする方法としては、Na、Kのご
ときアルカリ金属;NaHのごとき金属水素化物、;NaOCH3
のごとき金属アルコキシド:苛性ソーダ、苛性カリのご
とき苛性アルカリなどと反応させる方法があげられる。
前記方法では、出発原料として使用した末端ヒドロキ
シ水添ポリブタジエン系重合体とほぼ同じ分子量をもつ
末端オレフィン水添ポリブタジエン系重合体がえられる
が、より高分子量の重合体をえたいばあいには、一般式
(2)の有機ハロゲン化合物を反応させる前に、塩化メ
チレン、ビス(クロロメチル)ベンゼン、ビス(クロロ
メチル)エーテルなどのごとき、1分子中にハロゲン原
子を2個以上含む多価有機ハロゲン化合物と反応させれ
ば分子量を増大させることができ、そののち一般式
(2)で示される有機ハロゲン化合物と反応させれば、
より高分子量でかつ末端にオレフィン基を有する水添ポ
リブタジエン系重合体をうることができる。
前記一般式(2)で示される有機ハロゲン化合物の具
体例としては、たとえばアリルクロライド、アリルブロ
マイド、ビニル(クロロメチル)ベンゼン、アリル(ク
ロロメチル)ベンゼン、アリル(ブロモメチル)ベンゼ
ン、アリル(クロロメチル)エーテル、アリル(クロロ
メトキシ)ベンゼン、1−ブテニル(クロロメチル)エ
ーテル、1−ヘキセニル(クロロメトキシ)ベンゼン、
アリルオキシ(クロロメチル)ベンゼンなどがあげられ
るが、それらに限定されるものではない。これらのうち
では安価で、かつ容易に反応することからアリルクロラ
イドが好ましい。
前記末端オレフィン水添ポリブタジエン系重合体への
反応性ケイ素基の導入は、分子鎖末端に反応性ケイ素基
を有するイソブチレン系重合体のばあいと同様、たとえ
ば一般式(1)で表わされる基に水素原子が結合したヒ
ドロシラン化合物、好ましくは一般式: (式中、R2、X、aは前記に同じ)で示される化合物を
白金系触媒を用いて付加反応をさせることにより製造さ
れる。
前記一般式(1)で表わされる基に水素原子が結合し
たヒドロシラン化合物の具体例としては、たとえばトリ
クロロシラン、メチルジクロロシラン、ジメチルクロロ
シラン、フェニルジクロロシランのごときハロゲン化シ
ラン類;トリメトキシシラン、トリエトキシシラン、メ
チルジエトキシシラン、メチルジメトキシシラン、フェ
ニルジメトキシシランのごときアルコキシシラン類;メ
チルジアセトキシシラン、フェニルジアセトキシシラン
のごときアシロキシシラン類;ビス(ジメチルケトキシ
メート)メチルシラン、ビス(シクロヘキシルケトキシ
メート)メチルシランのごときケトキシメートシラン類
などがあげられるがこれらに限定されるものではない。
これらのうちではとくにハロゲン化シラン類、アルコキ
シシラン類が好ましい。
本発明において粘着剤組成物の粘着特性を改善するた
めに粘着付与剤が使用される。
前記粘着付与剤の例としては、たとえばクマロン−イ
ンデン樹脂、クマロン樹脂にナフテン樹脂、フェノール
樹脂、ロジンなどを混合したものなどのクマロン系樹
脂;p−t−ブチルフェノール−アセチレン樹脂、重合度
が低く低軟化点(60〜100℃程度)のフェノールホルム
アルデヒド樹脂、、キシレン−フェノール樹脂、キシレ
ン樹脂、粘着性のみならず粘着性や耐熱性も向上させる
テルペン−フェノール樹脂、テルペン樹脂などのフェノ
ール系、テルペン系樹脂;合成ポリテルペン樹脂、芳香
族炭化水素樹脂、脂肪族炭化水素樹脂、脂肪族系環状炭
化水素樹脂、水素添加炭化水素樹脂などの石油系炭化水
素樹脂;ロジンやロジンのペンタエリスリトール・エス
テル、ロジンのグリセロール・エステル、水素添加ロジ
ン、高度に水素添加したウッドレジン、水素添加ロジン
のメチルエステル、水素添加ロジンのトリエチレングリ
コールエステル、水素添加ロジンのペンタエリスリトー
ルエステル、重合ロジン、重合ロジンのグリセロールエ
ステル、樹脂酸亜鉛、硬化ロジンなどのロジン誘導体;
低分子量ポリスチレン、その他の特殊調合品などがあげ
られるが、それらに限定されるものではない。これらの
なかではテルペン系樹脂、石油炭化水素樹脂がとくに相
溶性がよく、粘着特性が良好であるので好ましい。これ
らの粘着付与剤は単独で使用してもよく、2種以上併用
してもよい。
前記飽和炭化水素系重合体(A)100部(重量部、以
下同様)に対する粘着付与剤の使用量は5〜150部が好
ましく、20〜100であるのがさらに好ましい。該量が5
部未満または150部より多くなるとタックが不足したり
粘着力が不足する傾向にある。
本発明の組成物には、各種支持体(プラスチックフィ
ルム、金属ホイル、紙など)に対する接着性などを向上
させるために含チッ素塩基性基含有シラン化合物を添加
してもよい。
該シラン化合部塗にはとくに限定はなく、アミノ基、
イミノ基などの含チッ素塩基性基を有するシラン化合物
であるかぎり使用しうる。このシラン化合物はその中の
ケイ素原子に加水分解性基を有するものであるが、加水
分解基としては取扱いやすさの点からアルコキシ基が好
ましく、とくにメトキシ基が好ましい。また含チッ素塩
基性基は該シラン化合物が加水分解したのちも加水分解
後のシラン化合物に残っていることが好ましい。このよ
うな化合物の具体例としては、たとえば H2NCH2CH2CH2Si(OCH3、 H2NCH2CH2 NHCH2CH2CH2 Si(OCH3、 H2NCH2CH2 NHCH2CH2CH2 Si(CH3)(OCH3、 (C2H5O)3SiCH2CH2CH2 NHCH2CH2NHCH2CH2CH2−Si(OC2
H5などのアミノ基および(または)イミノ基含有ア
ルコキシシラン、前記アミノ基およびまたはイミノ基含
有アルコキシシランと のようなエポキシシラン化合物との反応生成物、前記ア
ミノ基および(または)イミノ基含有アルコキシシラン
と CH2=C(CH3)COOCH2CH2CH2Si(OCH3、 CH2=C(CH3)COOCH2CH2CH2Si(OCH2CH2OCH3 のようなメタクリルオキシシラン化合物との反応生成物
などがあげられる。該反応生成物は、アミノ基および
(または)イミノ基含有アルコキシシラン1モルに対
し、エポキシシラン化合物やメタクリルオキシシラン化
合物を0.2〜5モル混合して室温〜180℃の範囲で1〜8
時間撹拌することによって容易にうることができる。
前記含チッ素塩基性基含有シラン化合物の使用量は、
飽和炭化水素系重合体(A)および粘着付与剤100部に
対し0.01〜10部が好ましく、0.1〜5部がさらに好まし
い。
本発明の粘着剤組成物はつぎの〜ごとき優れた特
性を有するものである。
芳香環でない不飽和結合を分子中に実質的に含有しな
い飽和炭化水素系重合体(A)を主成分とするため、天
然ゴム、合成ゴムなどを主成分とする粘着剤組成物に比
して耐水性、耐光性、耐候性、耐熱性、電気絶縁性など
に優れ、粘着製品として屋外で使用したばあいにも劣化
しにくい。
飽和炭化水素系重合体(A)は反応性ケイ素基の作用
により常温〜150℃で空気中の水分や架橋剤などにより
重合して高分子化するため、粘着製品の製造に使用する
ばあいには該製品を製造するまでは分子量が小さく、粘
度が低く、取扱い性を良好にしておくことができ、ブチ
ルゴム系粘着剤のように加熱などを必須とせず、また溶
媒も必ずしも必要としない。粘着剤を支持体に塗工した
のちは高分子化させて種々の粘着特性を増加させること
ができる。
本発明の組成物はポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、ポリイミド、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリアクリレートなどの有機質基材のみなら
ずアルミホイルなどの金属ホイル、ガラス繊維などの無
機質基材にも強固に接着する。
粘着剤組成物の主体となる飽和炭化水素系重合体
(A)の主鎖は飽和炭化水素系であるため、湿気遮断性
や耐水性に優れている。
シロキサン結合により架橋するため、ポリ塩化ビニル
などを支持体とする粘着製品に用いたばあいにも、通常
支持体に用いられているジオクチルフタレートなどの可
塑剤などが粘着剤側へ移行することがほとんどおこら
ず、粘着性の低下などがおこりにくい。
本発明の粘着剤組成物は、包装用テープ、電気絶縁用
ビニルテープ、電気絶縁用ポリエステルテープ、マスキ
ングテープ、医療用テープ、両面接着用テープ、各種粘
着シート、各種粘着ラベルなどのポリ塩化ビニル、セロ
ハン、各種プラスチックフィルム、紙、不織布、金属ホ
イル、繊維補強シート材などを支持体とする粘着製品用
の粘着剤に用いられる粘着剤として好適に使用しうる。
本発明の粘着剤組成物は前述のごとき従来の粘着剤には
ない特性を有するため、ポリ塩化ビニル製の支持体が用
いられている電気絶縁用テープ・シート、表面保護テー
プ・シートや包装用テープ・シートなどにとくに好適に
使用しうる。
本発明の組成物にはさらに必要に応じて、硬化触媒、
可塑剤や軟化剤、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
顔料、界面活性剤、溶剤、シリコン化合物などを適宜添
加してもよい。
前記硬化触媒の具体例としては、テトラブチルチタネ
ート、テトラプロピルチタネートなどのチタン酸エステ
ル類;ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズマレエ
ート、ジオクチルスズマレエート、ジブチルスズジアセ
テート、オクチル酸スズ、ジオクチル酸スズ、ナフテン
酸スズなどのスズカルボン酸塩類;ジブチルスズオキサ
イドとフタル酸エステルとの反応物;アルミニウムトリ
スアセチルアセトナト、アルミニウムトリスエチルアセ
トアセテート、ジイソピロポキシアルミニウムエチルア
セテートなどの有機アルミニウム化合物、ジブチルスズ
ジアセチルアセトナト、ジルコニウムテトラアセチルア
セトナト、チタンテトラセチルアセトナトのどのキレー
ト化合物;オクチル酸鉛;ブチルアミン、モノエタノー
ルアミン、トリエチレントリアミン、グアニジン、2−
エチル−4−メチルイミダゾール、1,8−ジアザビシク
ロ(5,4,0)ウンデセン−7(DBU)、ジブチルアミン−
2−エチルヘキソエートなどのアミン化合物あるいはそ
れらのカルボン酸などの塩;および他の酸性触媒、塩基
性触媒などを公知のシラノール縮合触媒があげられる。
前記可塑剤や軟化剤の具体例としては、たとえばポリ
ブテン、水添ポリブテン、エチレン−α−オレフィンオ
リゴマー、α−メチルスチレンオリゴマー、ビフェニ
ル、トリフェニル、トリアリールジメタン、アルキレト
リフェニル、液状ポリブタジエン、水添液状ポリブタジ
エン、アルキルジフェニル、部分水素添加ターフェニ
ル、パラフィン油、ナフテン油、アタクチックポリプロ
ピレンなど、好ましくは不飽和結合を含まない水添ポリ
ブテン、水添液状ポリブタジエン、パラフィン油、ナフ
テン油、アタクチックポリプロピレンなどの炭化水素系
化合物類;塩化パラフィン類;ジブチルフタレート、ジ
ヘプチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジ(2−
エチルヘキシル)フタルエート、ブチルベンジルフタレ
ート、ブチルフタリルブチルグリコレートなどのフタル
酸エステル類;ジオクチルアジペート、ジオクチルセバ
ケートなどの非芳香族2塩基酸エステル類;ジエチレン
グリコールベンゾエート、トリエチレングリコールジベ
ンゾエートなどのポリアルキレングリコールのエステル
類;トリクレジルホスフェート、トリブチルホスフェー
トなどのリン酸エステル類などがあげられる。これらは
単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。これら
のうちでは炭素−炭素不飽和結合を有さない炭化水素系
化合物類が、本発明の組成物との相溶性が良好で、組成
物の硬化速度への影響が小さく、耐候性が良好で、かつ
安価なため好ましい。
前記充填剤としては、たとえば炭酸カルシウム、クレ
ー、タルク、酸化チタン、亜鉛華、シリカ、ケイソウ
土、硫酸パリウムなどがあげられる。
つぎに実施例により本発明の組成物を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもので
はない。
製造例1 p−ジクミルクロリドに三塩化ホウ素を触媒としてイ
ソブチレンを重合させたのち脱塩化水素して製造した両
末端に約92%の割合で、イソプロペニル基を有する分子
量が約5,000のイソブチレン系重合体200gおよびトルエ
ン10gを500mlの4つ口フラスコに秤取し、90℃で2時間
減圧脱気した。つぎにチッ素雰囲気下、室温で乾燥ヘプ
タン120ml、メチルジクロロシラン11.5gおよび塩化白金
酸触媒溶液0.1ml(H2PtCl6・6H2O 1gを1,2−ジメトキ
シエタン9g、エタノール1gに溶解させた溶液)を加えた
のち、90℃で12時間反応させた。
反応溶液中の前記イソブチレン系重合体の残存イソプ
ロペニル基の量をIRスペクトル分析法により定量したと
ころ、ほとんど残存していなかった。
つぎにオルトギ酸メチル21.2g、メタノール6.4gを加
え、70℃で3時間反応させた。この時点で反応系のpHは
約7になり、中性となった。揮発成分を減圧留去したの
ち、残留成分にヘキサン50mlを加えてよくかきまぜ、不
溶成分を過により取り除いた。液からヘキサンを留
去させ、両末端に−Si(CH3)(OCH3基を有するイ
ソブチレン系重合体をえた。
えられた重合体についてのNMR分析の結果、分子末端
の約80%に−Si(CH3)(OCH3基が導入されている
ことがわかった。
製造例2 末端ヒドロキシ水添ポリブタジエン(ポリテールHA、
三菱化成工業(株)製)800gに対し、NaOCH3のメタノー
ル溶液(濃度28%)176gを添加し、130℃で脱揮しなが
ら約5時間オキシメタル化反応を行なった。そののち、
3−クロロ−2−メチル−1−プロペン99.1gを添加
し、90℃で3時間反応させたのち精製した。
えられた液状ポリマーをNMR法およびGPC法で分析した
ところ、全末端の76%にイソプロペニル基が導入された
平均分子量3500の重合体であった。
前記平均分子量3500の重合体40gおよび塩化白金酸触
媒溶液13.5μ(H2PtCl6・6H2Oの0.2mol/のイソプロ
ピルアルコール溶液)ならびにメチルジクロロシラン4.
6gを用い、製造例1と同様にして85℃で8時間反応させ
たのち、オルトギ酸メチル8.7ml、メタノール3.2mlを加
えて70℃で3時間反応させた。
反応溶液中の残存イソプロペニル基の量をIRスペクト
ル分析法により定量したところ、ほとんど残存していな
かった。またNMR法により反応性ケイ素基の定量をした
ところ、イソプロペニル基のほぼ100%が (CH3O)2Si(CH3)CH2CH(CH3)CH2O−基になっている
ことがわかった。
実施例1〜2 製造例1および製造例2でえた重合体に粘着付与樹脂
(テルペン樹脂、安原油脂(株)製、商品名、YSレジン
PX−1000)および第1表に示す硬化触媒を第1表に示す
割合で配合し、トルエンを少量用いて粘着剤溶液を調製
した。えられた接着剤溶液を乾燥後の厚さが25μmにな
るように厚さ25μmのポリエステルフィルム上に塗工
し、100℃で2分乾燥・硬化させて粘着テープを作製し
た。
えられたテープの粘着特性を下記の方法により測定し
た。結果を第1表に示す。
(タック) J.Dow式ローリングボール法にて測定温度23℃で測
定。
(粘着力) 粘着テープをステンレス板に貼り、60分放置後に23℃
で300mm/分の剥離速度で180゜剥離を行ない、剥離に要
する力を測定。
(保持力) 粘着テープを25mm×25mm面積でステンレス板に貼り、
静荷重1kg、温度80℃、60分後のずれ距離を測定。
(耐可塑剤性) 軟質硬化ビニルフィルムを支持体に用いた粘着テープ
を50℃雰囲気で7日間放置後上記方法で粘着力を測定
し、常態(初期)の粘着力を100とし、これに対する相
対値を求める。
(耐候性) 粘着テープをガラス板に貼り、ガラス板を通してウェ
ザーメーターで100時間照射したのちに180゜剥離を行な
い、常態(初期)の粘着力を100とし、これに対する相
対値を求める。
実施例3〜6 実施例1〜2と同様にして第1表に示す粘着剤溶液を
調製した。えられた接着剤溶液を乾燥後の糊厚が25μm
になるようにシリコン剥離紙上(藤森工業(株)製、80
XT−032−No.40)に塗工し、120℃で5分間乾燥・硬化
させたのち、厚さ100μmの軟質塩化ビニルシートにラ
ミネートして剥離紙付粘着テープを作製した。
えられたテープの粘着特性を実施例1〜2と同様にし
て測定した。結果を第1表に示す。
比較例1 天然ゴム100部およびテルペン樹脂(PX−1000)80部
をトルエン420部に溶解させて粘着溶液を調製した。え
られた粘着溶液を実施例3〜6と同様にシリコン剥離紙
上(藤森工業(株)製、80XT−032−No.40)に乾燥後の
糊厚が25μmになるように塗工し、100℃で2分間乾燥
させたのち、厚さ、100μmの軟質塩化ビニルシートに
ラミネートして剥離紙付粘着テープを作製した。
えられたテープの粘着特性を実施例1〜2と同様にし
て測定した。結果を第1表に示す。
比較例2 市販の一般用溶剤型アクリル粘着剤(固形分濃度40
%)を用い、比較例2と同様に塗工乾燥し、ラミネート
して粘着テープを作製した。
えられたテープの粘着特性を実施例1〜2と同様にし
て測定した。結果を第1表に示す。
第1表から、本発明の粘着剤組成物は、耐可塑剤性が
あるため、軟質塩化ビニル支持体においても可塑剤の粘
着剤への移行がなく、粘着特性の変化がほとんどないこ
とがわかる。また、耐候性が良好であるため、耐候試験
後の粘着特性の変化も小さいことがわかる。
[発明の効果] 本発明の粘着剤組成物は、耐可塑剤移行性、耐候性に
優れた粘着剤組成物であり、軟質塩化ビニルを支持体に
用いた電気絶縁用テープや表面保護用テープなどにとく
に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩原 孝尚 大阪府枚方市牧野阪2丁目7―13 (72)発明者 諌山 克彦 兵庫県神戸市北区筑紫が丘4―8―7 (56)参考文献 特開 昭62−290780(JP,A) 特開 昭55−40721(JP,A) 特開 昭55−160074(JP,A) 特開 昭54−149741(JP,A) 特開 昭60−252682(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ケイ素原子に結合した水酸基または
    加水分解性基を有し、シロキサン結合を形成することに
    より架橋しうるケイ素含有基を分子鎖末端に少なくとも
    1個有するイソブチレン系重合体または水添ポリブタジ
    エン系重合体および (B)粘着付与剤 を含有してなる粘着剤組成物。
  2. 【請求項2】前記ケイ素含有基が一般式(1): (式中、R1およびR2はいずれも炭素数1〜20のアルキル
    基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜20のアラル
    キル基または (R′)3SiO−(R′は炭素数1〜20の1価の炭化水素
    基であり、3個のR′は同じであってもよく、異なって
    いてもよい)で示されるトリオルガノシロキシ基であ
    り、R1またはR2が2個以上存在するとき、それらは同じ
    であってもよく、異なっていてもよい、Xは水酸基また
    は加水分解性基であり、2個以上存在するとき、それら
    は同じであってもよく、異なっていてもよい、aは0、
    1、2または3、bは0、1または2、ただしa+mb≧
    1、またm個の におけるbは同じである必要はない、mは0または1〜
    19の整数)で表わされる基である特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。
  3. 【請求項3】一般式(1)中のXが水素原子、水酸基、
    アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、ア
    ミノ基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基また
    はアルケニルオキシ基であり、Xが2個以上存在すると
    き、それらは同じであってもよく、異なっていてもよい
    特許請求の範囲第2項記載の組成物。
  4. 【請求項4】一般式(1)中のXがアルコキシ基である
    特許請求の範囲第2項記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記イソブチレン系重合体または水添ポリ
    ブタジエン系重合体の数平均分子量が500〜30000である
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】(A)成分であるイソブチレン系重合体ま
    たは水添ポリブタジエン系重合体100重量部に対する
    (B)成分である粘着付与剤の使用量が20〜100重量部
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  7. 【請求項7】含チッ素塩基性基含有シラン化合物を含有
    する特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  8. 【請求項8】前記含チッ素塩基性基含有シラン化合物
    が、アミノ基および(または)イミノ基含有アルコキシ
    シランまたはそれらから誘導された化合物である特許請
    求の範囲第7項記載の組成物。
  9. 【請求項9】前記粘着剤組成物が支持体を有する粘着製
    品の製造に用いられる特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。
  10. 【請求項10】前記支持体がポリ塩化ビニル製の支持体
    である特許請求の範囲第9項記載の組成物。
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