JP2643299B2 - 印刷装置のカット紙搬送装置 - Google Patents

印刷装置のカット紙搬送装置

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JP2643299B2
JP2643299B2 JP63127269A JP12726988A JP2643299B2 JP 2643299 B2 JP2643299 B2 JP 2643299B2 JP 63127269 A JP63127269 A JP 63127269A JP 12726988 A JP12726988 A JP 12726988A JP 2643299 B2 JP2643299 B2 JP 2643299B2
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cut
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智海 吉水
清男 川手
正幸 相野谷
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電子写真方式を用いた印刷装置のカット紙
搬送装置に関するものである。
〔発明の背景〕
カット紙を扱う搬送装置において、搬送通路の数箇所
に用紙搬送用ローラを設け、このローラでカット紙を順
に搬送する装置が一般に知られている。しかしながら、
この種の搬送装置のうち、用紙搬送用ローラの外周に用
紙の搬送力を増すための爪を備えたものにおいては、カ
ット紙を送り出す際に、この爪によりカット紙紙端に傷
をつけてしまうという問題点があった。
以下、第3図及び第4図を用いて上記問題点を具体的
に説明する。第3図はカット紙搬送装置の断面図、第4
図は反転部ローラの斜視図を示す。
1は周速υで回転する反転部ローラであって、この
上方に位置する用紙反転部にカット紙9を一旦送り込
み、その後ペーパガイド3,4及び5から成る搬送通路16
に下ろしてくることによりカット紙9の紙面を反転させ
た状態で搬送するローラであり、第4図の如くゴムロー
ラ17の外周に用紙の搬送力を増すための爪18が数箇所形
成されている。そして、搬送通路16に送り出されたカッ
ト紙9は周速υ(υ=υ)で回転する排紙部ロー
ラ2によって排出される。
図中、6,7及び8は搬送段階における用紙状態を示し
ており、前記用紙反転部から下りてきたカット紙9は反
転部ローラ1によりペーパガイド3,4間に送り出され、
カット紙先端9aが排紙部ローラ2に達するまでは、カッ
ト紙9はペーパガイド4に沿って送り込まれる。カット
紙先端9aが排紙部ローラ2から送り出された直後の状態
6(実線で示す)においてはカット紙9はたるんだ状態
で搬送されることになる。カット紙9の搬送が進み、カ
ット紙後端9bが反転部ローラ1から送り出される直前の
状態7(一点鎖線で示す)においても、反転部ローラ1
及び排紙部ローラ2は等速で回転しているため、たるん
だ状態での搬送が継続される。従って、従来はカット紙
後端9bが反転部ローラ1から送り出された状態8(点線
で示す)になると、カット紙9は先端9aを排紙部ローラ
2で拘束されているため、たるみがカット紙後端9bを反
転部ローラ1外周に押し付ける作用をし、排紙部ローラ
2にカット紙9が所定距離送り出されるまでカット紙後
端9bが反転部ローラ1と擦れ合うことになり、反転部ロ
ーラの爪18によってカット紙後端9bに切れ部19を生じさ
せてしまうという問題があった。このため、この種のカ
ット紙を扱う搬送装置においては紙端に損傷のない印刷
物を提供できる搬送装置が望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点をなく
し、この種のカット紙搬送装置における搬送時のカット
紙破損をなくし、印刷物の品質を向上することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、搬送通路の入口側と出口側に配置させた搬
送ローラ間を搬送されるカット紙に特定の張力を与えれ
ば、カット紙後端が入口側ローラより送り出された際に
カット紙にたるみが生じることを防ぐことができ、入口
側ローラとカット紙後端との擦れ合いをなくすことがで
きる点に着目し、用紙搬送ローラの周速と搬送通路の形
状の関係を工夫したものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例をレーザビームプリンタのカ
ット紙反転部の用紙排出装置を例にとり、第1図及び第
2図を用いて説明する。
搬送ベルト10より送られるカット紙9は定着用フラッ
シュランプ11を通過後、ローラ12を経てペーパガイド13
に沿って用紙反転部15へ搬送される。カット紙9はこの
用紙反転部15に一旦送り込まれた後、反転部ローラ1で
送り出されることによりカット紙9の紙面は反転され、
上側ペーパガイド3および下側ペーパガイド4(以下、
単に「ペーパガイド」と称する。)で湾曲状に形成した
搬送通路16を通り、反転部ローラ1よりも約7%速い周
速で回転する排紙部ローラ2によりスタッカー14へ排出
される。なお、本実施例においては、搬送通路の経路構
成上、ペーパガイド4とペーパガイド5を用いて、実質
上、湾曲状の搬送通路を形成している。
上記構成において、カット紙9を搬送させた場合、用
紙反転部15から下りてきたカット紙9は、ペーパガイド
3,4間に送り出され、カット紙先端9aが排紙部ローラ2
に達するまでは、ペーパガイド4に沿って送り込まれ
る。カット紙先端9aが排紙部ローラ2から送り出された
直後の状態6(実線で示す)においてはカット紙9は従
来同様にたるんだ状態で一時搬送されるが、排出部ロー
ラ2は反転部ローラ1よりも速い周速で回転しているた
め、その速度差によりカット紙先端9a側の走行距離が長
くなり、次第にカット紙9のたるみは減少していく。そ
して、カット紙後端9bが反転部ローラ1から送り出され
る直前状態7(一点鎖線で示す)においては、カット紙
9がペーパガイド3に沿って張った状態となりカット紙
9に一定の張力が加わる。さらに、搬送が進み、カット
紙後端9bが反転部ローラ1から送り出された状態8(点
線で示す)になると、カット紙9からは張力が除かれ、
ペーパガイド4にカット紙9が落下するが、カット紙後
端9bは反転部ローラ1外周に接触しない位置に落下する
ため、カット紙後端9bに反転部ローラの爪で傷つけられ
ることなく、高品質の印刷物が得られることになる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、用紙搬送通路の出口側に配置したロ
ーラを、前記通路の入口側に配置したローラの周速より
も速い周速で回転させることにより両方のローラの支持
されてカット紙が搬送状態にあるときは、カット紙を特
定の張力で張り、用紙をほぼ最短軌跡上で搬送するの
で、入口側のローラがカット紙後端を送り出し、カット
紙が紙面下方に位置するペーパガイド上に落下した際、
カット紙後端を入口側のローラ外周から離れた位置に落
下させることができ、ローラの爪等により印刷物に傷つ
けることなく高品質な印刷物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す搬送装置の縦断面図、
第2図は本発明となる搬送装置を備えたレーザビームプ
リンタの縦断面図、第3図は従来のカット紙搬送装置の
縦断面図、第4図は従来の反転部ローラの斜視図であ
る。 図において、1は反転部ローラ、2は排紙部ローラ、9
はカット紙、15は用紙反転部、16は搬送通路、17はゴム
ローラ、18は爪、19は切れ部を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲状に形成された上側ペーパガイドと、
    該上側ペーパガイドの表面に対し所定間隔をなして設け
    られた下側ペーパガイドとによって形成された湾曲状の
    用紙搬送通路と、前記用紙搬送通路の入口部に設けら
    れ、少なくとも前記下側ペーパガイド側に位置する搬送
    ローラの外周に爪部を有する搬送ローラ対と、前記用紙
    搬送通路の出口部に設けられた搬送ローラ対とを有し、
    前記両搬送ローラ対によってカット紙を一枚ずつ挟持搬
    送する印刷装置のカット紙搬送装置において、 前記出口部の搬送ローラ対の周速を、前記入口部の搬送
    ローラ対の周速よりも速い周速に設定し、前記カット紙
    を前記両搬送ローラ対により挟持搬送しているときは、
    両搬送ローラ対の速度差によりカット紙に張力を付与し
    つつ、該カット紙を前記上側ペーパガイドに沿った最短
    軌跡にて搬送し、前記カット紙後端が前記入口部の搬送
    ローラ対から送り出されたときは、該カット紙後端を前
    記入口部の搬送ローラ対から離れた下側ペーパガイド上
    に落下させることを特徴とする印刷装置のカット紙搬送
    装置。
  2. 【請求項2】前記入口部の搬送ローラ対に対し用紙搬送
    方向上流部に、用紙反転部を有することを特徴とする請
    求項1記載の印刷装置のカット紙搬送装置。
JP63127269A 1988-05-25 1988-05-25 印刷装置のカット紙搬送装置 Expired - Lifetime JP2643299B2 (ja)

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JPH01299155A JPH01299155A (ja) 1989-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943456U (ja) * 1982-09-16 1984-03-22 デユプロ精工株式会社 用紙切断装置
JPS59149266A (ja) * 1983-02-10 1984-08-27 Tokyo Electric Co Ltd バ−スタ

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JPH01299155A (ja) 1989-12-01

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