JP2708243B2 - 輪転印刷機の排紙装置 - Google Patents
輪転印刷機の排紙装置Info
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- JP2708243B2 JP2708243B2 JP1265124A JP26512489A JP2708243B2 JP 2708243 B2 JP2708243 B2 JP 2708243B2 JP 1265124 A JP1265124 A JP 1265124A JP 26512489 A JP26512489 A JP 26512489A JP 2708243 B2 JP2708243 B2 JP 2708243B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- speed belt
- low
- speed
- snubber
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/66—Advancing articles in overlapping streams
- B65H29/6609—Advancing articles in overlapping streams forming an overlapping stream
- B65H29/6618—Advancing articles in overlapping streams forming an overlapping stream upon transfer from a first conveyor to a second conveyor advancing at slower speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/68—Reducing the speed of articles as they advance
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、シータのように紙を低速ベルト上で減速に
よりずれ重ねして排紙する方式の輪転印刷機の排紙装置
に関する。
よりずれ重ねして排紙する方式の輪転印刷機の排紙装置
に関する。
〈従来の技術〉 巻紙輪転印刷機においては、印刷後に乾燥及び冷却さ
れたウェブを所定の長さ毎に断裁したり、これを幅方向
或いはウェブの長手方向に折ったりする折機が付設され
ている。
れたウェブを所定の長さ毎に断裁したり、これを幅方向
或いはウェブの長手方向に折ったりする折機が付設され
ている。
この折機において、1部ずつ間欠的に送られた折丁完
成品は従来、羽根車の羽根の間に1部ずつ落とし込まれ
て回転し、次いで最終の排出コンベア上に落とされてず
れ重ね状に排出されるのが一般的であった。
成品は従来、羽根車の羽根の間に1部ずつ落とし込まれ
て回転し、次いで最終の排出コンベア上に落とされてず
れ重ね状に排出されるのが一般的であった。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、羽根車を用いた排紙装置にあっては、羽根
車に折丁を入れるために折丁間のスペース(排紙ピッ
チ)を大きく設定してその分ベルトの搬送速度を大きく
しなければならないことから、高速機においては羽根車
の羽根の間に折丁を安定して落とし込むのが困難になる
という不具合があった。また、機械が高速になればなる
程折丁が羽根車に入る時の減速率が大きくなって折丁に
傷や擦れが発生し、これを防ぐために羽根車の径を大き
くして羽根の周速と折丁の搬送速度との差を出来るだけ
小さくすると、今度は装置の大型化を招くという問題点
があった。
車に折丁を入れるために折丁間のスペース(排紙ピッ
チ)を大きく設定してその分ベルトの搬送速度を大きく
しなければならないことから、高速機においては羽根車
の羽根の間に折丁を安定して落とし込むのが困難になる
という不具合があった。また、機械が高速になればなる
程折丁が羽根車に入る時の減速率が大きくなって折丁に
傷や擦れが発生し、これを防ぐために羽根車の径を大き
くして羽根の周速と折丁の搬送速度との差を出来るだけ
小さくすると、今度は装置の大型化を招くという問題点
があった。
そこで本出願人は先に、排紙に上述した羽根車を用い
ずにウェブを枚葉紙に裁ってそろえて積む装置であるシ
ータを応用して折機の高速化に可及的に対応できる排紙
装置を案出した。
ずにウェブを枚葉紙に裁ってそろえて積む装置であるシ
ータを応用して折機の高速化に可及的に対応できる排紙
装置を案出した。
ところで、上述した排紙装置では、折丁を低速ベルト
上で減速によりずれ重ねして排紙することになるため、
その低速ベルトの上方には、シータと同様に、先行する
折丁と次の折丁との上下関係を規制して紙かわしを行う
とともに低速ベルトとの間で折丁尻を挾んで折丁を減速
させるスナッバと、折丁を低速ベルトの速度まで減速し
てずれ重ねするブレーキングローラとが配置される。ま
た、低速ベルトの入側上方に上下一対からなる高速ベル
トのうちの上高速ベルトの出側がオーバラップされる。
上で減速によりずれ重ねして排紙することになるため、
その低速ベルトの上方には、シータと同様に、先行する
折丁と次の折丁との上下関係を規制して紙かわしを行う
とともに低速ベルトとの間で折丁尻を挾んで折丁を減速
させるスナッバと、折丁を低速ベルトの速度まで減速し
てずれ重ねするブレーキングローラとが配置される。ま
た、低速ベルトの入側上方に上下一対からなる高速ベル
トのうちの上高速ベルトの出側がオーバラップされる。
そのため、機械を高速化すれば、折丁がブレーキング
ローラに勢いよく突っ込むことになって先端に傷がつい
たり、また折丁がスナッバと低速ベルトで瞬間的に強く
挾まれることになって折丁尻に擦れ(マーク)が発生す
るという不具合があった。そこで、ブレーキングローラ
に折丁が強く当らぬようにブレーキングローラを排紙方
向へ移動させると折丁間の紙かわしが不能になって紙詰
りが生じ、またスナッバでの擦れを無くすために折丁尻
を挾まないようにすると折丁が減速されないままブレー
キングローラに当って先端の傷が大きくなるという結果
になり、結局折丁に傷や擦れが発生しない最良の条件を
設定しても、折丁を毎分600部程度処理するのが限界で
あった。
ローラに勢いよく突っ込むことになって先端に傷がつい
たり、また折丁がスナッバと低速ベルトで瞬間的に強く
挾まれることになって折丁尻に擦れ(マーク)が発生す
るという不具合があった。そこで、ブレーキングローラ
に折丁が強く当らぬようにブレーキングローラを排紙方
向へ移動させると折丁間の紙かわしが不能になって紙詰
りが生じ、またスナッバでの擦れを無くすために折丁尻
を挾まないようにすると折丁が減速されないままブレー
キングローラに当って先端の傷が大きくなるという結果
になり、結局折丁に傷や擦れが発生しない最良の条件を
設定しても、折丁を毎分600部程度処理するのが限界で
あった。
また、機械の高速化に伴って低速ベルトと上高速ベル
トとの落差を大きく設定すると、スナッバで折丁尻を押
し下げて折丁を低速ベルト上に落そうとしても、高速化
による慣性で折丁が部分的にしか下がらない現象が生
じ、これにより折丁間の紙かわしが不安定となって紙詰
りが発生するという不具合もあった。
トとの落差を大きく設定すると、スナッバで折丁尻を押
し下げて折丁を低速ベルト上に落そうとしても、高速化
による慣性で折丁が部分的にしか下がらない現象が生
じ、これにより折丁間の紙かわしが不安定となって紙詰
りが発生するという不具合もあった。
そこで、本発明の目的は、シータ及びシータを応用し
た排紙装置を備える輪転印刷機の高速化を有効に図るこ
とにある。
た排紙装置を備える輪転印刷機の高速化を有効に図るこ
とにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は紙を搬送する低
速ベルトと、該低速ベルトの入側上方に上高速ベルトの
出側を重ねて低速ベルトに紙を供給する上下一対の高速
ベルトと、上記低速ベルトの入側上方に配置されて先行
する紙と次の紙との上下関係を一定に保つスナッバと、
上記低速ベルトの出側上方に配置されて低速ベルト上に
紙をずれ重ねするブレーキングローラとを有する輪転印
刷機の排紙装置において、上記スナッバとブレーキング
ローラとの間の低速ベルトの上方に配置されて紙を一次
減速させるスローダウンプーリと、該スローダウンプー
リへ紙を案内する案内手段とを設けると共に、上記スロ
ーダウンプーリに紙の先端が当接する当てを形成したこ
とと、上記スナッバは、輪転印刷機と同期回転する回転
軸と、該回転軸の外周に配設されて紙を上高速ベルトか
ら徐々に剥し得る案内部材とを備えると共に、上記案内
部材が、スナッバの最大径の回転軌跡方向に延び回転方
向前方へ位置するにつれて最大径部の回転軌跡から漸次
内側に凹むように形成されたことを特徴とする。
速ベルトと、該低速ベルトの入側上方に上高速ベルトの
出側を重ねて低速ベルトに紙を供給する上下一対の高速
ベルトと、上記低速ベルトの入側上方に配置されて先行
する紙と次の紙との上下関係を一定に保つスナッバと、
上記低速ベルトの出側上方に配置されて低速ベルト上に
紙をずれ重ねするブレーキングローラとを有する輪転印
刷機の排紙装置において、上記スナッバとブレーキング
ローラとの間の低速ベルトの上方に配置されて紙を一次
減速させるスローダウンプーリと、該スローダウンプー
リへ紙を案内する案内手段とを設けると共に、上記スロ
ーダウンプーリに紙の先端が当接する当てを形成したこ
とと、上記スナッバは、輪転印刷機と同期回転する回転
軸と、該回転軸の外周に配設されて紙を上高速ベルトか
ら徐々に剥し得る案内部材とを備えると共に、上記案内
部材が、スナッバの最大径の回転軌跡方向に延び回転方
向前方へ位置するにつれて最大径部の回転軌跡から漸次
内側に凹むように形成されたことを特徴とする。
〈作用〉 上述した構成によれば、紙はスローダウンプーリで一
次減速と先端規制をされた後ブレーキングローラに突っ
込むことになるのでブレーキングローラでの衝撃が小さ
く抑制され、排紙状態が良好となる。
次減速と先端規制をされた後ブレーキングローラに突っ
込むことになるのでブレーキングローラでの衝撃が小さ
く抑制され、排紙状態が良好となる。
また、紙はスナッバの案内部材で上高速ベルトから徐
々に剥されるので紙尻が完全に低速ベルト上に落され
る。
々に剥されるので紙尻が完全に低速ベルト上に落され
る。
〈実施例〉 以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例を説明す
る。
る。
先ず第1図に示すように、折機の左右両主フレーム1,
1間にニッピングローラ2,2とリードインローラ3と断裁
胴4及び受胴5と高速ベルト(アクセルベルト)6と低
速ベルト7とが折丁の流れ方向に沿って順次配設され
る。
1間にニッピングローラ2,2とリードインローラ3と断裁
胴4及び受胴5と高速ベルト(アクセルベルト)6と低
速ベルト7とが折丁の流れ方向に沿って順次配設され
る。
上記低速ベルト7は、第2図及び第3図に示すよう
に、左右両主フレーム1,1間に複数本が一組となって配
置されるとともに、この低速ベルト7の入側上方に、上
下一対からなる高速ベルト6の上高速ベルト6aの出側が
所定の長さに亘ってオーバラップされている。
に、左右両主フレーム1,1間に複数本が一組となって配
置されるとともに、この低速ベルト7の入側上方に、上
下一対からなる高速ベルト6の上高速ベルト6aの出側が
所定の長さに亘ってオーバラップされている。
上記低速ベルト7の入側上方には、先行する折丁と次
の折丁との上下関係を一定に保つスナッバ10が設けられ
る。
の折丁との上下関係を一定に保つスナッバ10が設けられ
る。
上記スナッバ10は、第4図に示すように、回転軸11の
外周の点対称位置にアーム12を介してホイール13が取り
付けられるとともに、上記アーム12の両端側部に、上記
ホイール13の回転方向前方に位置して、外周面が円弧面
に形成されたガイド板14が固設されてなる。そして、ガ
イド板14の円弧芯P1,P2はスナッバ10の回転芯Oより若
干オフセットされてガイド板14の外周面が回転方向前方
に位置するにつれてスナッバ10の最大径部の回転軌跡イ
から漸次内側に凹むようになっている。加えて、スナッ
バ10の最大径部の周速は折丁の速度より若干遅く設定さ
れる。
外周の点対称位置にアーム12を介してホイール13が取り
付けられるとともに、上記アーム12の両端側部に、上記
ホイール13の回転方向前方に位置して、外周面が円弧面
に形成されたガイド板14が固設されてなる。そして、ガ
イド板14の円弧芯P1,P2はスナッバ10の回転芯Oより若
干オフセットされてガイド板14の外周面が回転方向前方
に位置するにつれてスナッバ10の最大径部の回転軌跡イ
から漸次内側に凹むようになっている。加えて、スナッ
バ10の最大径部の周速は折丁の速度より若干遅く設定さ
れる。
さらに、低速ベルト7の出側上方には、折丁を減速し
て低速ベルト7上にずれ重ねするブレーキングローラ15
が左右両主フレーム1,1間に設けられる。
て低速ベルト7上にずれ重ねするブレーキングローラ15
が左右両主フレーム1,1間に設けられる。
さらにまた、スナッバ10とブレーキングローラ15との
間に位置した低速ベルト7の上方には、ブレーキングロ
ーラ15に先立って折丁を一定区間内減速させるためのス
ローダウンプーリ16が案内手段としてのペーパガイド17
とともに設けられる。
間に位置した低速ベルト7の上方には、ブレーキングロ
ーラ15に先立って折丁を一定区間内減速させるためのス
ローダウンプーリ16が案内手段としてのペーパガイド17
とともに設けられる。
上記スローダウンプーリ16は、第5図に示すように、
回転軸18の外周において半円状リング19a,19bを回転軸1
8の直径方向に若干ずらして突き合せ結合し、そのはみ
出し部分を当て20a,20bとしたものである。
回転軸18の外周において半円状リング19a,19bを回転軸1
8の直径方向に若干ずらして突き合せ結合し、そのはみ
出し部分を当て20a,20bとしたものである。
一方、ペーパガイド17は左右両主フレーム1,1間に架
設した支持板21に支持された複数の短冊状板からなる。
そして、ペーパガイド17は折丁をスローダウンプーリ16
へ案内するとともにブレーキングローラ15へ案内するよ
うに配設される。
設した支持板21に支持された複数の短冊状板からなる。
そして、ペーパガイド17は折丁をスローダウンプーリ16
へ案内するとともにブレーキングローラ15へ案内するよ
うに配設される。
さらにまた、低速ベルト7を挾んでスローダウンプー
リ16側と反対側に位置して低速ベルト7をスローダウン
プーリ16側に付勢する案内手段としての変向ローラ22と
第1及び第2コンベアテーブル23a,23bとが設けられて
いる。
リ16側と反対側に位置して低速ベルト7をスローダウン
プーリ16側に付勢する案内手段としての変向ローラ22と
第1及び第2コンベアテーブル23a,23bとが設けられて
いる。
このように構成されるため、フォーマ折りされたウェ
ブがニッピングローラ2,2を通って断裁胴4部で所定の
長さに断裁されて折丁となり、この折丁が高速ベルト6
により所定のピッチで搬送されて低速ベルト7上に供給
される。
ブがニッピングローラ2,2を通って断裁胴4部で所定の
長さに断裁されて折丁となり、この折丁が高速ベルト6
により所定のピッチで搬送されて低速ベルト7上に供給
される。
低速ベルト7上では、第6図(A)〜第6図(F)に
示すように、先ずスナッバ10により折丁A1が低速ベルト
7上に徐々に落し込まれ(第6図(A)と第6図(B)
参照)、やがて折丁A1先端がペーパーガイド17や低速ベ
ルト7に案内されてスローダウンプーリ16に当接し、折
丁A1の一次減速と先端規制がなされる。折丁尻はこの区
間で次の折丁A2との紙かわしを行う(第6図(C)と第
6図(D)参照)。次に、角度θで示す一定区間だけ一
次減速された折丁A1はペーパガイド17によりブレーキン
グローラ15に案内され、ここで低速ベルト7の搬送速度
まで最終減速される(第6図(E)と第6図(F)参
照)。これが連続されることで、結局折丁は所定部数だ
け低速ベルト7上でずれ重ねされて排紙される。
示すように、先ずスナッバ10により折丁A1が低速ベルト
7上に徐々に落し込まれ(第6図(A)と第6図(B)
参照)、やがて折丁A1先端がペーパーガイド17や低速ベ
ルト7に案内されてスローダウンプーリ16に当接し、折
丁A1の一次減速と先端規制がなされる。折丁尻はこの区
間で次の折丁A2との紙かわしを行う(第6図(C)と第
6図(D)参照)。次に、角度θで示す一定区間だけ一
次減速された折丁A1はペーパガイド17によりブレーキン
グローラ15に案内され、ここで低速ベルト7の搬送速度
まで最終減速される(第6図(E)と第6図(F)参
照)。これが連続されることで、結局折丁は所定部数だ
け低速ベルト7上でずれ重ねされて排紙される。
そして、本実施例では、ブレーキングローラ15に先立
ってスローダウンプーリ16で折丁を一次減速させるた
め、折丁先端がブレーキングローラ15に当る時の衝撃が
小さくなり、折丁先端の損傷が未然に回避される。ま
た、このような二段減速により、スナッバ10のホイール
13と低速ベルト7とで折丁尻を挾んで減速させる必要が
無く、スナッバ10と低速ベルト7との間に常時隙間を設
定することが可能となり、これにより折丁尻のスナッバ
10による擦れが解消される。
ってスローダウンプーリ16で折丁を一次減速させるた
め、折丁先端がブレーキングローラ15に当る時の衝撃が
小さくなり、折丁先端の損傷が未然に回避される。ま
た、このような二段減速により、スナッバ10のホイール
13と低速ベルト7とで折丁尻を挾んで減速させる必要が
無く、スナッバ10と低速ベルト7との間に常時隙間を設
定することが可能となり、これにより折丁尻のスナッバ
10による擦れが解消される。
さらに、本実施例では、スナッバ10のガイド板14が徐
々に上高速ベルト6aより突き出て折丁を上高速ベルト6a
から剥がし始めるとともに(第6図(B)参照)、ガイ
ド板14の外周面が円弧面に形成されているため、折丁が
上高速ベルトよりスムーズに剥れて低速ベルト7上へ落
ち、これにより折丁尻も低速ベルト7上に完全に落ちて
次の折丁先端との紙かわしが良好となる(第6図(E)
参照)。
々に上高速ベルト6aより突き出て折丁を上高速ベルト6a
から剥がし始めるとともに(第6図(B)参照)、ガイ
ド板14の外周面が円弧面に形成されているため、折丁が
上高速ベルトよりスムーズに剥れて低速ベルト7上へ落
ち、これにより折丁尻も低速ベルト7上に完全に落ちて
次の折丁先端との紙かわしが良好となる(第6図(E)
参照)。
これらの結果、高速回転での排紙が可能となり、折丁
を毎分600部程度処理するのが限界だったものが毎分200
0部を越える処理が出来るようになった。
を毎分600部程度処理するのが限界だったものが毎分200
0部を越える処理が出来るようになった。
次に、第7図は本発明の別の実施例を示すものであ
る。
る。
これは先の実施例におけるスナッバ10のホイール13と
ガイド板14に代えてアーム12の両端部に複数個のコロ25
を、それらの外接円の中心P3,P4がスナッバ10の回転芯
Oより若干オフセットするように、適宜の手段で支持さ
せた例である。
ガイド板14に代えてアーム12の両端部に複数個のコロ25
を、それらの外接円の中心P3,P4がスナッバ10の回転芯
Oより若干オフセットするように、適宜の手段で支持さ
せた例である。
これによっても先の実施例と同様の作用効果が得られ
る。
る。
尚、これまで排紙装置として折機を用いて説明してき
たが、折りを行わず、断裁するだけで排紙するシータの
うち同じような構成のものに用いても同様の作用効果が
得られることは言うまでもない。
たが、折りを行わず、断裁するだけで排紙するシータの
うち同じような構成のものに用いても同様の作用効果が
得られることは言うまでもない。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、低速ベルト上の
スナッバとブレーキングローラとの間に紙の先端が当接
する当てを有したスローダウンプーリを配設して紙を一
次減速すると共に先端規制するようにしたので、紙先端
の曲がり及び損傷や紙尻の擦れが未然に回避することが
でき、依って機械の高速化が図れる。
スナッバとブレーキングローラとの間に紙の先端が当接
する当てを有したスローダウンプーリを配設して紙を一
次減速すると共に先端規制するようにしたので、紙先端
の曲がり及び損傷や紙尻の擦れが未然に回避することが
でき、依って機械の高速化が図れる。
また、本発明によれば、スナッバに紙を上高速ベルト
から徐々に剥し得る案内部材を備えるようにしたので、
紙尻を完全に低速ベルト上に落して次の紙先端との紙か
わしを良好に行うことができ、依って機械の高速化が図
れる。
から徐々に剥し得る案内部材を備えるようにしたので、
紙尻を完全に低速ベルト上に落して次の紙先端との紙か
わしを良好に行うことができ、依って機械の高速化が図
れる。
第1図は本発明の一実施例を示す折機の全体側断面図、
第2図はその要部拡大側断面図、第3図は第2図の展開
平断面図、第4図はスナッバの側面図、第5図はスロー
ダウンプーリの側面図、第6図(A)〜第6図(F)は
作用状態を示す各々の模式図、第7図は本発明によるス
ナッバの他の実施例を示す模式図である。 また、図面中6は高速ベルト、6aは上高速ベルト、7
は低速ベルト、10はスナッバ、15はブレーキングロー
ラ、16はスローダウンプーリ、17はペーパガイド、22は
変向ローラ、11は回転軸、14はガイド板、25はコロであ
る。
第2図はその要部拡大側断面図、第3図は第2図の展開
平断面図、第4図はスナッバの側面図、第5図はスロー
ダウンプーリの側面図、第6図(A)〜第6図(F)は
作用状態を示す各々の模式図、第7図は本発明によるス
ナッバの他の実施例を示す模式図である。 また、図面中6は高速ベルト、6aは上高速ベルト、7
は低速ベルト、10はスナッバ、15はブレーキングロー
ラ、16はスローダウンプーリ、17はペーパガイド、22は
変向ローラ、11は回転軸、14はガイド板、25はコロであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 正和 千葉県東葛飾郡関宿町桐ケ作210番地 小森印刷機械株式会社関宿工場内 (56)参考文献 特開 昭58−26756(JP,A) 実開 平1−76847(JP,U) 実開 昭61−189050(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】紙を搬送する低速ベルトと、該低速ベルト
の入側上方に上高速ベルトの出側を重ねて低速ベルトに
紙を供給する上下一対の高速ベルトと、上記低速ベルト
の入側上方に配置されて先行する紙と次の紙との上下関
係を一定に保つスナッバと、上記低速ベルトの出側上方
に配置されて低速ベルト上に紙をずれ重ねするブレーキ
ングローラとを有する輪転印刷機の排紙装置において、
上記スナッバとブレーキングローラとの間の低速ベルト
の上方に配置されて紙を一次減速させるスローダウンプ
ーリと、該スローダウンプーリへ紙を案内する案内手段
とを設けると共に、上記スローダウンプーリに紙の先端
が当接する当てを形成したことを特徴とする輪転印刷機
の排紙装置。 - 【請求項2】紙を搬送する低速ベルトと、該低速ベルト
の入側上方に上高速ベルトの出側を重ねて低速ベルトに
紙を供給する上下一対の高速ベルトと、上記低速ベルト
の入側上方に配置されて先行する紙と次の紙との上下関
係を一定に保つスナッバとを有する輪転印刷機の排紙装
置において、上記スナッバは、輪転印刷機と同期回転す
る回転軸と、該回転軸の外周に配設されて紙を上高速ベ
ルトから徐々に剥し得る案内部材とを備えると共に、上
記案内部材が、スナッバの最大径の回転軌跡方向に延び
回転方向前方へ位置するにつれて最大径部の回転軌跡か
ら漸次内側に凹むように形成されたことを特徴とする輪
転印刷機の排紙装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1265124A JP2708243B2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-10-13 | 輪転印刷機の排紙装置 |
| US07/579,070 US5088719A (en) | 1989-09-12 | 1990-09-05 | Paper delivery for web offset printing press |
| AT94250035T ATE147703T1 (de) | 1989-09-12 | 1990-09-06 | Bogenausleger für eine offsetdruckmaschine für bahnen |
| AT90117144T ATE137475T1 (de) | 1989-09-12 | 1990-09-06 | Bogenausleger für eine offsetdruckmaschine für bahnen |
| EP90117144A EP0417636B1 (en) | 1989-09-12 | 1990-09-06 | Paper delivery for web offset printing press |
| DE69029746T DE69029746T2 (de) | 1989-09-12 | 1990-09-06 | Bogenausleger für eine Offsetdruckmaschine für Bahnen |
| EP94250035A EP0602023B1 (en) | 1989-09-12 | 1990-09-06 | Paper delivery for web offset printing press |
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