JPH0223145A - 排紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紙、シート、織物、金属、プラスチック等か
ら成る帯材から裁断され、横裁ち装置から離れた枚葉紙
を排紙する装置であって、横裁ち装置に後置された少な
くとも１つのベルトガイドと、少なくとも１枚の枚葉紙
を一時的に受容する集合胴とを備えており、該集合胴上
に存在する単数又は複数の枚葉紙が慣裁ち装置を順次能
れる枚葉紙と共に集められ、さらに枚葉紙パケットに集
められた枚葉紙が、少なくとも１つのベルトガイドによ
って、及び該ベルトガイドの複数のベルトの間に係合す
る別のベルトガイドのベルトによって一緒に減速されて
排紙されるようになっている形式のものに関すム従来の
技術 前述の形式の排紙装置はドイツ連邦共和国符許出顕公１
ｉ＃、１Ｇ１４６１２１１号明細書により公知である。

この公知の排紙装置においては、横裁ち装置によって帯
材から裁断された枚葉紙は集合胴に集められる。この集
合胴に十分な枚葉紙が集められると、この集められた枚
葉紙は、横裁ち装置をやはり離れる枚葉紙と共に集めら
れる。それによシ、少なくとも２枚の枚葉紙から成る枚
葉紙パケットが形成される。この枚葉紙パケットは、運
転時にその駆動装置が減速されるよう釦なっている別の
ベルトがイｒに達し、従って枚葉紙は高速でこのベルト
がイドによって受容されて、このベルトガイドのベルト
の間に把持され、続いてベルトがイＦｏｇ動に基づいて
減速され、次に排紙装置に排紙される。ベルトガイドの
ベルトは案内されなければならないので、ベルトは機械
フレームに定置に支承されているがイｒｃｌ−ラに巻掛
けられている。ベルトが減速され、続い、て再び加速さ
れると、当然ベルト自体だけでなく、ベルトのためのが
イド装置並びに所属の・駆動装置の少なくとも一部分が
同様に加速又は減速される。しかしこのことにより、こ
のような動作を抑制するための強い慣性力が惹起され、
それ故に多くのエネルギも必要となる。

さらに、ドイツ連邦共和国出願公告 第１０３１５２２号明細書により公知の装置においては
、排紙しようとする枚葉紙パケットは、高速循環するベ
ルトの間に、排紙されるべき枚葉紙パケットの後方端部
をほぼつかむ締付はジョーが係合することによって制動
されるようになっている。このような締付はジョーによ
って枚葉紙パケットの後方端部がつかまれて、強制的に
減速されるようになっているが、しかしこの場合には、
排紙しようとする枚葉紙パケットの速度は突然変化され
る。この場合、枚葉紙パケットの個々の枚葉紙はたとえ
ば互いに滑り、このことにより全ての枚葉紙が申し分な
く排紙されるのは困難である。さらに、締付はジョー又
は類似のものを枚葉紙に係合することによって不都合な
マーキングが生じる。さらに−イツ連邦共和国ｊ特許出
願公開第１０５１３２２号明細書においては、集合胴に
仮置されたベルトガイドが、少なくとも２つの部分から
成る旋回可能な保持部に支承されている。この保持部は
、枚葉紙パケットが低速になる場合にいつも開放されな
ければならない。このことによっても不都合に大きい慣
性力が生じ、このことによりこの装置の作業速度が制限
されてしまう。

英国特許第８５７８７１号明細書により公知の別の装置
においては、枚葉紙パケットが、まず順次続く枚葉紙パ
ケットが互いにうろこ状にオーバラツゾして位置するよ
うに互いに上下にずらされるようになっている。この場
合、その都度先行する枚葉紙は、ベルトがイＰの間を走
行するローラによって低速循環するベルトに圧着される
。ローラによって強制的に減速されることによって、こ
のような装置において極めて簡単に不都合なマーキング
が排紙される枚葉紙に生じる。その上、この公知の装置
においても、枚葉紙パケットの枚葉紙が互いに簡単に滑
ることになり、このことはやはり望ましくない。さらに
、個々の枚葉紙パケットは、該枚葉紙パケットが排紙部
に達する場合にさえも互いに滑ってしまう。このような
形式によシ、排紙部においてエツジを真直ぐにした積重
ねを得ることが保証されない。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、排紙しようとする枚葉紙又は枚葉紙パ
ケットを減速する際に、枚葉紙、枚葉紙がイド装置及び
その駆動装置の速度が突然変化されず、この場合運動す
る質量ができるだけ小さいままであるような、前述の形
式の排紙装置を構成することである。

課題を解決するだめの手段 前述の課題を解決するために講じた手段は、集合胴に後
置された範囲に、排紙しようとする枚葉紙に対してほぼ
同じ作用区分を備えた上方及び下方ベルトがイドを有し
ており、さらに上方ベルトガイドも、下方ベルトガイド
も、少なくとも１つの高速循環するベルト及び少なくと
も１つの低速循環するベルトから成っており、さらに高
速循環する下方及び上方ベルトガイド又は低速循環する
下方及び上方ベルトがイＰが、排紙すべき枚葉紙を間に
つかんでいることにある。

本発明の別の構成によれば、高速又は低速循環するベル
トガイドが、排紙しようとする枚葉紙パケットに種々異
なる時間で作用することができる。高速、低速、下方ベ
ルト又は上方ベルトのためのがイドローラは、それぞれ
のベルトの経路が機械の全運転時間にほぼ規定されてい
るように適当なフレームに支承されている。個々のベル
トガイドのベルトが、運転時に描かれる経路の少なくと
も一部分で、定置の、しかじ回動可能に支承された複数
のカム円板によって、ベルトの本来の軌道から変位され
る。この場合、これらのカム円板は、一方のカム円板が
回動する際に、それぞれ所属の低速、高速、下方ベルト
又は上方ベルトが枚葉紙を送るように機械フレームに支
承されておす、シかもこの枚葉紙は、ダブル枚葉紙、す
なわち枚葉紙がローマ字の大きなＳ字状になったもので
あってもよく、従って排紙しようとする枚葉紙又は枚葉
紙パケットは折シたたまれている。

発明の効果 本発明により、排紙しようとする枚葉紙又は枚葉紙パケ
ットを選択的に高速でも低速でも搬送することができる
。一方の速度から他方の速度に変える際に、できるだけ
小さい質量しか運動されず、その上この運動は、高速の
ベルト速度においては必要でないのではなく、この運動
自体を小さく維持することができる。さらに、カム円板
の運動動作は、枚葉紙を制動するために使用することの
できる比較的長い時間間隔に分配することができる。制
動動作中、枚葉紙は斜めに引張られることはない。枚葉
紙は、別個に区分された枚葉紙パケットとしてベルトガ
イド全体から搬出される。このため、排紙部においてパ
ケット状に重なり合って引き出されるのではなく、互い
に区分されて重ね合わされることができ、それ故に、複
数の枚葉紙又は枚葉紙パケットを含む特別な紙積み台を
形成する際に妨害にならない。さらに、排紙される枚葉
紙又は枚葉紙パケットの高速度に対する低速度の比を比
較的大きくすることができる。つまりこの比は、１：２
であるだけでなく、有利には何か別の比、たとえば１：
５又は１：１０にすることができる。高速度は絶対的に
正当である高さにあり、従って今日の機械の運転速度に
完全に応するものであり、又はこれより優れているもの
である。このような形式で、枚葉紙の排紙は、前置の機
械の運転速度を限定させることはない。

実施例 紙、シート、織物、金属、プラスチックなどの帯材１は
、たとえばローラ２．３から成る搬送装置によって横裁
ち装置に供給される。横裁ち装置は、刃５が固定されて
いる回転する胴４と、定置の、かつ不動の下刃６とから
成っている。しかし、このような横裁ち装置の代わりに
、他の任意の横裁ち装置、たとえば回転可能な上側膜と
下側用とにそれぞれ回転する刃が固定されているような
ＷＡＲち装置を使用することもできる。前置接続される
横裁ち装置の種類は、本発明の排紙装置の構成にはほと
んど影響を及はさない。

横裁ち装置によって帯材１から枚葉紙７に裁断された後
に、この枚葉紙（第１図においては判り易くするために
、下側で支持されたベルトガイｒから離して示している
）は順次ベルトがイｒ機構に供給される。このベルトガ
イド機構の下側には集合胴８が組込まれている。集合胴
８の、横裁ち装置とは逆の側に、旋回可能な複数の舌片
９が、横裁ち装置から来る枚葉紙７を集合胴８に供給す
るか、あるいは集合胴８のそばを案内することができる
ように配置されている。第１図及び第２図には、これら
の舌片のうち１つのみが示されている。さらに同じ形及
び同じ大きさの舌片を、第１図及び第２図で見て相＠後
して配置することができ、さらに舌片相互の間に中間室
を空けておくことができる。このような形式で、その都
度供給される枚葉紙を選択的に所望の方向に案内するこ
とができ、さらに、ベルトガイド機構のベルト及びベル
トがイドが互いに隣接する舌片の間を通ることができる
ようにスペースが形成されている。舌片の相互間隔は、
並んで位置する比較的狭い複数のベルトが２つの舌片の
間を通ることができるような大きさにすることもできる
。これらのベルトも下側にスペースを有することができ
る。

第１図及び第２図においては各ベルトガイドの１つのベ
ルトしか示していないが、複数の同形のベルトを第１図
及び第２図で見て相前後して、すなわち実際には並列に
配置することもできる。各ベルトは隣りのベルトに対し
て規定の間隔を有しており、従って互いに異なるベルト
がイＶの互いに異なるベルトが歯状にかみ合うようにす
ることができるし、あるいは一方のベルトガイドの複数
のベルトを他方のベルトガイドの複数のベルトの間に係
合するようにすることができる。

ベルトがイド１０のベルトは集合胴８に巻掛けられるだ
けでなく、がイドローラ１１．１２゜１３．１４にも同
様に巻掛けられている。このようなベルトは、排紙され
る枚葉紙又は枚葉紙パケットの軌道の下側に配置されて
いるので、「下方ベルト」と呼ぶことにする。

走行方向で見て集合胴８の後方に、低速の下方ベルトを
有する下方ベルトがイｒが設けられている。この下方ベ
ルトガイドの下方ベルトはガイドローラ１６〜２１に巻
掛けられている。

それに並んで、高速の下方ベルトを有する下方ベルトが
イ）Ｆ２２が設けられている。この下方ベルトがイド２
２の下方ベルトはがイドローラ２３〜２６に巻掛けられ
ている。この場合、がイドローラ２３は、第１図及び第
２図で見てがイドローラ１６の後方に位置している。さ
らに、両方のがイドローラ２３．１６は同じ直径な有イ
ドローラ２５．１ｔ３４動されており、しかもブイトロ
ーラ２５は高速で、ガイドローラ１８は低速で駆動され
ている。さらに、低速循環する下方ペルトープイド１５
は、第１図で見て相前後して、すなわち高速循環する下
方ベルトがイド２２の間に配置されている。

排紙すべき枚葉紙又は枚葉紙パケットの軌道の上側には
、第１図及び第２図で見て相前後して位置する少なくと
もそれぞれ１つの高速循環の上方のベルトがイド２Ｔ及
び低速循環の上方のベルトがイ）Ｆ２８が配置されてい
る。従って、上側に位置するベルトは以下に上方ベルト
と呼ぶ。上方ベルトがイド２Ｔの上方ベルト６はガイド
ローラ２９〜３２に巻掛けられており、低速の上方ベル
トがイ１Ｆ２８の上方ベルトはがイドローラ３３〜３６
に巻掛けられている。これらのがイドローラのうち１つ
が、ａ動されてお９、たとえばがイドローラ２９ががイ
ドローラ２５と同じに５躯動されており、このため高速
の下方ベルトがイド２７の上方ベルトも同じ速度で循環
する。がイドローラ３３は、たとえばガイドローラ１８
と同じ速度で駆動され、このため低速の上方ベルトガイ
ド２８の上方ベルトは低速の下方ベルトがイｒ１５の下
方ベルトと同じ速度である。

種々のがイドローラを選択決定することによって、ベル
トガイドがその循環時に描く経路はほぼ規定されている
。つまシ、この経路は、−方側におけるがイドローラ１
６．２３，３５０間及び他方側におけるがイドローラ２
１．２６゜３２．３６の間で、上方ベルトガイド並びに
下方ベルトがイＰのために、及び高速の各ベルトガイＰ
並びに低速の各ベルトがイＶのために作用区間が得られ
るように決められており、この作用区間においては種々
のベルトガイドのベルトが排紙すべき枚葉紙又は枚葉紙
パケットに圧着することができる。このような作用区間
は、上方ベルト及び下方ベルトのための、及び高速の各
ベルト及び低速の各ベルトのだめの長さとほぼ同じであ
る。有利には、高速の上方ベルトが高速の下方ベルトの
上側に、要するに同一作用平面において、第６図で見て
相前後して配置されている。これと類似して、低速の上
方ベルトは低速の下方ベルトの上側に、要するに第６図
で見て同様に相前後して位置している。このような形式
で、排紙すべき枚葉紙又は枚葉紙パケットはベルトによ
ってつかまれて、ベルトの循環運動によって横裁ち装置
から搬出される。

作用区間の！’Ｂ側には、軸３７〜４０が定置に、しか
じ回動可能に配置されている。

軸３７には第１のカム円板４１と第２のカム円板４２と
が固定されている。しかも、第１のカム円板４１のカム
突起はたとえば９０度の中心角にわたって延びていて、
第２のカム円板４２のカム突起はたとえば２７０度の中
心角にわたって延びている。このような形式で、有効カ
ム面は両方合わせて６６０度の全中心角になっている。

第１図及び第２図で見て相前後して配置された低速の、
又は高速のベルトガイドの数に相応する数のカム円板対
４１．４２が、それぞれ１方の第１のカム円板４１が軸
３γの回動によってその有効面で以って内側から高速の
上方ベルトガイドの高速上方ベル）Ｋ圧着するように、
軸３７に相前後して、有利には互いに交番的に並べられ
ている。これと類似して、各カム円板４２は、軸３７の
回動によって低速の上方ベルトガイド２８の低速循環す
る上方ベルトに圧着することになる。両方のカム円板４
１゜４２が同一の軸３１に、さらに互いに位相をずらし
て固定されていることによって、軸３Ｔを適当に回動さ
せる際に、両カム円板のそれぞれ一方の種類のカム円板
のみが作用することが保証されている。軸３Ｔが回動す
る角度に応じて、高速のベルトガイドの各ベルト又は低
速のベルトガイドの各ベルトがそれらの間を通過する枚
葉紙パケットに向かって、所定の本来与えられた進路か
ら変向される。

さらに、第１のカム円板４３と第２のカム円板４４が軸
３８に固定されている。たとえば軸３７．３８に固定さ
れた歯車とのかみ合いにより、軸３８が回動する際に、
第１のカム円板４３は同じ形式で、しかし第１のカム円
板４１とは逆の回転方向で、またこれと類似して第２の
カム円板４２は第２のカム円板４４とは反対の回転方向
で回動される。第１及び第２のカム円板の半径方向の隆
起部は、隆起部にわたって延びる有効中心角を回動する
際に、各ベルトガイドが、カム円板の半径方向に隆起し
ない範囲の中心角が各ベルトがイｒに向いている場合に
その各ベルトガイドが維持する経路から変向されるよう
な大きさであり、たとえば互いに同じ大きさである。

軸３７．３８に相応して、ベルトガイド機構の出口側に
おいて、軸３９．．４０が回動可能に、かつ哉械フレー
ムに定置に支承されている。軸３９には第１のカム円板
４５と第２のカム円板４６とが固定されており、軸４０
には第１のカム円板４Ｔと第２のカム円板４８とが固定
されている。第１のカム円板４１．４３．４５゜４７は
互いに同じであり、これらが互いに同じ回転角度だけ一
緒に回動できるように所定の軸に固定されている。この
場合、たとえば軸３Ｔ〜４０を結合する歯付ベルトによ
って軸３Ｔ〜４０の回動角度が互いに一致するように考
慮されている。さらに、第２のカム円板４２．４４゜４
６．４８は、互いに同じでありかつたとえば同じ歯付ベ
ルトによって互いに同じ角度だけ回動されることができ
る。

さらに、ベルトがイｒ機構の出口側において、高速の上
方ベルトガイド２７のガイドローラ３２が、低速の上方
ベルトガイド２８のがイドローラ３６より小さい直径を
有している。同様に、ガイドローラ２６の直径はガイド
ローラ２１の直径より小さい。このことによって、ベル
トガイドの間に送入される枚葉紙又は枚葉紙パケットが
あらゆる場合に、−緒の速度で再びベルトガイドから搬
出されることが保証されておす、シかし選択的に枚葉紙
を高速で、言わば’、ｆｆ１Ｊ動させずにベルトガイド
を通過させることもできる。

集合胴の中心を通る垂線と軸３７の中心を通る垂線との
間隔及び前記集合胴の中心を通る垂線と軸３８の中心を
通る垂線との間隔は有利にはそれぞれ異なる長さである
。同様に、軸３９゜４０の中心を通る垂線は有利には、
集合胴８の中心を通る垂線に対して互いに異なる間隔を
有している。カム円板を回動させる軸の位置を選択する
構成及びその都度選ばれた回転角度の大きさに基づいて
、第１のカム円板４１，４３゜４５．４７は上方ベルト
ガイド２Ｔ又は下方ベルトがイＰ２２の高速循環するベ
ルトに圧着され、このことによってこのベルトは、ガイ
ドローラ３１．３６．１６．２１によってほぼ与えられ
た軌道かられずかに変向される。このような形式で、枚
葉紙又は枚葉紙パケットは高速循環する上方ベルトガイ
ドと下方ベルトガイドとの間に締付けられて、高速で排
紙装置４９に搬出される。しかし、軸３７〜４０を適当
に回動させることによって、高速循環するベルトガイド
は第１のカム円板４１．４３，４５，４７によって及ぼ
される圧力からも所放されることができ、これに代わっ
て低速の上方ベルトガイド及び下方ベルトガイドのベル
トが、第２のカム円板４２．４４．４６．４８によって
枚葉紙パケットに圧着される。さらに、枚葉紙の接近に
対する所定の時間比で回動されると、舌片９を適当に位
置させる場合にたとえば４枚の枚葉紙を集合胴に集める
ことができ、さらにこの４枚の枚葉紙をたとえば次の第
５枚目の枚葉紙と一緒に並んで高速の上方ベルトがイド
２７と下方ベルトガイ）Ｆ２２との間に送入することが
できる。枚葉紙パケットの端部が集合胴８を離れると、
−面では舌片９が、集合胴８において別の枚葉紙パケッ
トを集めることができるように旋回される。他面では、
軸３７〜４０の回動によって高速のベルトガイド２７．
２２から枚葉紙パケットに及ぼされる圧力が解除され、
この代わりに低速循環するベルトガイド２８．１５が枚
葉紙パケットに圧着される。軸３１と３８並びに軸３９
と４０が互いにずらされていることによって、排紙しよ
うとする枚葉紙のパケットはＳ字カーデを描く。−面で
は、循環するベルトがそれらの間に枚葉紙パケットをは
さむ力が高く、他面では枚葉紙パケット自体がその枚葉
紙パケット走行時にたわむことによって、枚葉紙パケッ
トの安定性が高くなる。軸３１〜４０及び該軸に位相を
正しく固定した第１及び第２のカム円板を適当に回動す
ることにより、枚葉紙パケットはたとえば、高速循環す
るベルトとの接触を徐々になくして、低速循環する上方
及び下方のベルトとの接触を徐々に行ない、このことに
よって制動させる。このような制動動作のために、作用
区間の長さ、すなわち一方側のがイドローラ１６，３５
と他方側のがイドローラ２６／２１及び３２／３６との
間の間隔によって得られる経路が使用される。軸３Ｔ〜
４０の回動は、高速循環する上方及び下方ベルトガイド
の圧力、低速循環する上方及び下方ベルトがイＶの圧力
、両ベルトがイマの間に締付けられた枚葉紙パケットへ
の前記圧力の時間的長さが、集合胴によって集められる
枚葉紙の数に相応して変化されるように行なわれる。軸
３７〜４０のための位相を正しく循環する駆動装置にな より排紙装置は完全なものにＩる。

種々のベルトガイドのベルトは、従来の弾性的な、たと
えばプラスチック材料から成っている。有利には、ベル
トガイドが、排紙しようとする枚葉紙パケットの福にわ
たって、枚葉紙を先行の加工プロセスによって印刷しよ
うとする限りでは枚葉紙をＩ：Ｉ］制しない位置でつか
むように分配されるか、あるいは印刷される又は被覆さ
れる枚葉紙が、排紙機構に達する前に、排紙機構の枚葉
紙上を滑るベルトが印刷インキ又は被覆材から成る塗工
材をもはやこすらないように乾燥される。高速循環する
ベルトガイドのだめのカム円板が、低速循環するベルト
ガイドのためのカム円板とは違う有効長さを有している
ことによって、高速又は低速ベルトガイドのための種々
の作用時間が得られる。カム円板のこのような中心角は
、集合胴にどれ位の枚葉紙を集めようとするかに応じて
種々の値を有することができる。高速循環するベルトガ
イドは、有利には集合胴と同じ表面速度を有している。

低速循環のベルトガイドは、１つの枚葉紙パケット内で
一緒に排紙される枚葉紙の数に相応する走行速度、すな
わちたとえば、筒速ベルトガイドの速度のＡ又は％の速
度を有している。要求に応じて、カム円板４８を省略す
ることもでき、従って排紙される枚葉紙パケットは排紙
−ベルト機構の出口においてあらゆる場合に、低速循環
するベルトによってつかまれる。

唯１つの排紙装置４９の代わりに複数の、たとえば６つ
の排紙個所を、排紙しようとする枚葉紙パケットが選択
的に一方の排紙個所又は別の排紙個所に供給されるよう
に互いに前後に位置して配置することもできる。この場
合には、排紙される枚葉紙又は枚葉紙パケットを排紙さ
せる速度が全ての排紙個所で同じであると有利である。

枚葉紙の制動時に生じる慣性力はわずかである。それ故
に、実地において、全装置の運転に不都合な形式で反応
する力が可能な限り小さくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の一部分を示す側面図、第２
図は本発明による装置を第１図に示す個所のすぐ下流で
示す側面図、第６図は第２図の■−Ｉ線に沿った断面図
である。 １・・・帯材、２・３・・・ローラ、４・・・胴、５・
・・刃、６・・・下刃、１・・・枚葉紙、８・・・集合
胴、９・・・舌片、１０・・・ベルトがイド、１１・１
２・１３・１４・・・がイドローラ、１５・・・下方ベ
ルトガイド、１６〜２１・・・がイドローラ、２２・・
・下方ベルトガイド、２３〜２６・・・がイドローラ、
２Ｔ・２８・・・上方ベルトガイド、２９〜３２・・・
がイドローラ、３３〜３６・・・がイドローラ、３７〜
４０・・・軸、４１〜４８・・・カム円板、４９・・・
排紙装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、紙、シート、織物、金属、プラスチック等から成る
   帯材（１）から裁断され、横裁ち装置（５，６）から離
   れた枚葉紙（７）を排紙する装置であつて、横裁ち装置
   （５，６）に後置された少なくとも１つのベルトガイド （１５，２２，２７，２８）と、少なくとも１枚の枚葉
   紙（７）を一時的に受容する集合胴（８）とを備えてお
   り、該集合胴（８）上に存在する単数又は複数の枚葉紙
   （７）が横裁ち装置（５，６）を順次離れる枚葉紙（７
   ）と共に集められ、さらに枚葉紙パレットに集められた
   枚葉紙（７）が、少なくとも１つのベルトガイド（２２
   ，２７）によつて、及び該ベルトガイドの複数のベルト
   の間に係合する別のベルトガイド（１５，２８）のベル
   トによつて一緒に減速されて排紙されるようになつてい
   る形式のものにおいて、集合胴（８）に後置された範囲
   に、排紙しようとする枚葉紙（７）に対してほぼ同じ作
   用区分を備えた上方ベルトガイド（２７，２８）及び下
   方ヘルドガイド（１５，２２）を有しており、さらに上
   方ベルトガイド（２７，２８）も、下方ベルトガイド（
   １５，２２）も、少なくとも１つの高速循環するベルト
   及び少なくとも１つの低速循環するベルトから成つてお
   り、さらに高速循環する下方ベルトガイド（２２）及び
   上方ベルトガイド（２７）又は低速循環する下方ベルト
   ガイド（１５）及び上方、ベルトガイド（２８）が、排
   紙すべき枚葉紙（７）を間につかんでいることを特徴と
   する排紙装置。 ２、高速循環するベルトガイド（２２，２７）又は低速
   循環するベルトガイド（１５，２８）の作用時間が互い
   に異なつている請求項１記載の排紙装置。 ６、各ベルトガイド（１５，２２，２７，２８）の経路
   が機械の全運転時間のためにほぼ規定されているように
   、高速、低速、下方及び上方のベルトガイド（１５，２
   ２，２７，２８）がガイドローラ（１６，２１，２３，
   ２６，３１，３２，３５，３６）によつて定置に支承さ
   れている請求項１記載の排紙装置。 ４、ベルトガイドが、定置に、かつ回動可能に支承され
   たカム円板（４１〜４８）によつて変向されるようにな
   つている請求項１記載の排紙装置。 ５、所属のカム円板（４１〜４８）の回動によつて、そ
   れぞれの低速の、又は高速の、上方の、又は下方のベル
   トが枚葉紙を間に通過させるように、回動可能なカム円
   板（４１〜 ４８）が支承されている請求項１記載の排紙装置。