JP2642456B2 - 汚物入れ器 - Google Patents
汚物入れ器Info
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- decorative cover
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- Toilet Supplies (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばトイレットや洗面所等に設置され
る汚物入れ器の改良に関するものである。
る汚物入れ器の改良に関するものである。
〔従来の技術〕 従来の汚物入れ器は、単なる蓋付の容器からなり、そ
の使用に際しては、蓋を開いた容器内にビニール袋等の
所謂廃棄用の汚物収納袋を収めて中で拡げた後、この汚
物収納袋の開口縁部を上記容器の開口端から外側に折り
返すことにより、上記容器内に上記汚物収納袋をセット
し、該セット状態において、上記蓋を開いて上記汚物収
納袋に汚物を投棄させるようにしていた。
の使用に際しては、蓋を開いた容器内にビニール袋等の
所謂廃棄用の汚物収納袋を収めて中で拡げた後、この汚
物収納袋の開口縁部を上記容器の開口端から外側に折り
返すことにより、上記容器内に上記汚物収納袋をセット
し、該セット状態において、上記蓋を開いて上記汚物収
納袋に汚物を投棄させるようにしていた。
そして、上記汚物収納袋の回収に際しては、その折り
返し部を上記容器の開口端部から外して該容器内から引
き上げ、その後、上記汚物収納袋の上部を縛る等して廃
棄していた。
返し部を上記容器の開口端部から外して該容器内から引
き上げ、その後、上記汚物収納袋の上部を縛る等して廃
棄していた。
従来の汚物入れ器は、以上のように構成されているの
で、汚物収納袋のセット状態で、その折り返し部が容器
の開口端の外側に食み出していて、その上に蓋が載せら
れており、外観体裁が非常に悪かった。しかも、汚物収
納袋の回収の際には、その都度、清掃作業員が一方の手
で容器を押さえながら、他方の手で汚物収納袋を容器内
から抜き取らなければならず、汚物収納袋の交換作業が
面倒であると言った問題点があった。
で、汚物収納袋のセット状態で、その折り返し部が容器
の開口端の外側に食み出していて、その上に蓋が載せら
れており、外観体裁が非常に悪かった。しかも、汚物収
納袋の回収の際には、その都度、清掃作業員が一方の手
で容器を押さえながら、他方の手で汚物収納袋を容器内
から抜き取らなければならず、汚物収納袋の交換作業が
面倒であると言った問題点があった。
この発明は上記問題点に着目してなされたもので、使
用時には汚物収納袋が外部から見えないように隠蔽させ
ておくことができ、しかも、汚物収納袋の交換も容易な
汚物入れ器を提供することを目的とする。
用時には汚物収納袋が外部から見えないように隠蔽させ
ておくことができ、しかも、汚物収納袋の交換も容易な
汚物入れ器を提供することを目的とする。
この発明に係る汚物入れ器は、立上がり壁面に固定さ
れる基台と、汚物投入口を有し、上記基台の前面を開閉
可能に取付けられた化粧カバーと、上記基台に回動可能
に取付けられて上記化粧カバー内に収容され、上記化粧
カバーの開放により上記基台の前方に引き出される袋保
持枠と、上記化粧カバーの汚物投入口に開閉可能に設け
られた開閉蓋とからなるものである。
れる基台と、汚物投入口を有し、上記基台の前面を開閉
可能に取付けられた化粧カバーと、上記基台に回動可能
に取付けられて上記化粧カバー内に収容され、上記化粧
カバーの開放により上記基台の前方に引き出される袋保
持枠と、上記化粧カバーの汚物投入口に開閉可能に設け
られた開閉蓋とからなるものである。
なお、上記化粧カバーの開閉蓋を開閉操作するペタル
等の開閉操作手段を設けるのが好ましい。
等の開閉操作手段を設けるのが好ましい。
この発明に係る汚物入れ器は、汚物収納袋の開口縁部
を袋保持枠に係止した後、化粧カバーで基台の前面を閉
塞することによって使用状態にセットされる。そして、
化粧カバーの開閉蓋を開いて、汚物を汚物投入口から汚
物収納袋内に投入するように使用するが、この使用時に
は、袋保持枠にセットされた汚物収納袋が化粧カバー内
に隠蔽されてしまい、外部からは見えなくなる。そし
て、汚物交換時には、化粧カバーを開放すると、袋保持
枠とそれにセットされている汚物収納袋とが基台の前方
に引き出される。
を袋保持枠に係止した後、化粧カバーで基台の前面を閉
塞することによって使用状態にセットされる。そして、
化粧カバーの開閉蓋を開いて、汚物を汚物投入口から汚
物収納袋内に投入するように使用するが、この使用時に
は、袋保持枠にセットされた汚物収納袋が化粧カバー内
に隠蔽されてしまい、外部からは見えなくなる。そし
て、汚物交換時には、化粧カバーを開放すると、袋保持
枠とそれにセットされている汚物収納袋とが基台の前方
に引き出される。
なお、ペタル等の開閉操作手段は化粧カバーの開閉蓋
の開閉操作を容易にする。
の開閉操作を容易にする。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図はこの発明の第1実施例に係る汚物入れ器の
縦断面側面図、第2図は同化粧カバーを開放した状態の
斜視図、第3図及び第4図は同開閉蓋の開閉機構を示し
た斜視図、第5図は同化粧カバーのロック手段を示した
斜視図、第6図は汚物収納袋の斜視図を示している。
る。第1図はこの発明の第1実施例に係る汚物入れ器の
縦断面側面図、第2図は同化粧カバーを開放した状態の
斜視図、第3図及び第4図は同開閉蓋の開閉機構を示し
た斜視図、第5図は同化粧カバーのロック手段を示した
斜視図、第6図は汚物収納袋の斜視図を示している。
まず、第1図及び第2図に示すように、この汚物入れ
器は、立上り壁面Wに固定される基台1と、この基台1
の前面を開閉可能に取付けられた化粧カバー2と、この
基台1に回動自在に取付けられて化粧カバー2内に収容
される袋保持枠3と、この袋保持枠3内に着脱可能にセ
ットされる廃棄用の汚物収納袋4と、化粧カバー2に設
けられた開閉蓋5を開閉操作するペタル6等を備えてい
る。
器は、立上り壁面Wに固定される基台1と、この基台1
の前面を開閉可能に取付けられた化粧カバー2と、この
基台1に回動自在に取付けられて化粧カバー2内に収容
される袋保持枠3と、この袋保持枠3内に着脱可能にセ
ットされる廃棄用の汚物収納袋4と、化粧カバー2に設
けられた開閉蓋5を開閉操作するペタル6等を備えてい
る。
基台1は断面形状がほぼコ字状で、上下に長い長方形
状に構成されいて、垂直なベース板1aの前面に凹所1bが
形成されている。そして、第1図に示すように、基台1
はベース板1aと凹所1bの外周に一体に設けられたフラン
ジ板1cとによってトイレ等の立上り壁Wに垂直状に固定
されている。
状に構成されいて、垂直なベース板1aの前面に凹所1bが
形成されている。そして、第1図に示すように、基台1
はベース板1aと凹所1bの外周に一体に設けられたフラン
ジ板1cとによってトイレ等の立上り壁Wに垂直状に固定
されている。
化粧カバー2は断面形状がほぼコ字状で上下に長い長
方形状に構成されて、前面板2aの背面に基台1の凹所1b
より十分に深い凹所2bが形成されている。なお、化粧カ
バー2の外径は基台1の凹所1bの内径より僅かに小さく
構成されている。そして、化粧カバー2の底面板2cが基
台1の底面板1dに水平に架設された支点軸8に矢印a方
向に回動自在に取付けられていて、化粧カバー2の上面
である上面板2dに汚物投入口9が設けられている。そし
て、化粧カバー2を第1図に実線で示す閉塞位置へ回動
すると、その化粧カバー2の背面側の一部が基台1の凹
所1b内に挿入されて、その化粧カバー2によって基台1
の前面である凹所1bの前面が閉塞される。また、化粧カ
バー2を第1図に2点鎖線で示す基台1の前方下方の開
放位置へ回動すると、基台1の凹所1bの前面が開放され
るように構成されている。なお、基台1のベース板1aの
前面に支点ピン10を介して一端が回動自在に取付けられ
た回動アーム11の他端が化粧カバー2の一方の側面板2e
の支点ピン12を介して回動自在に取付けられた回動筒13
内に貫通されていて、化粧カバー2の矢印a方向の回動
に伴って回動アーム11が支点ピン10を中心に回動されな
がら回動筒13内をスライドする。そして、回動アーム11
の他端の最先端に固着されたストッパー14が回動筒13に
当接されることによって、化粧カバー2を第1図に2点
鎖線で示す開放位置で回動停止させるように構成されて
いる。
方形状に構成されて、前面板2aの背面に基台1の凹所1b
より十分に深い凹所2bが形成されている。なお、化粧カ
バー2の外径は基台1の凹所1bの内径より僅かに小さく
構成されている。そして、化粧カバー2の底面板2cが基
台1の底面板1dに水平に架設された支点軸8に矢印a方
向に回動自在に取付けられていて、化粧カバー2の上面
である上面板2dに汚物投入口9が設けられている。そし
て、化粧カバー2を第1図に実線で示す閉塞位置へ回動
すると、その化粧カバー2の背面側の一部が基台1の凹
所1b内に挿入されて、その化粧カバー2によって基台1
の前面である凹所1bの前面が閉塞される。また、化粧カ
バー2を第1図に2点鎖線で示す基台1の前方下方の開
放位置へ回動すると、基台1の凹所1bの前面が開放され
るように構成されている。なお、基台1のベース板1aの
前面に支点ピン10を介して一端が回動自在に取付けられ
た回動アーム11の他端が化粧カバー2の一方の側面板2e
の支点ピン12を介して回動自在に取付けられた回動筒13
内に貫通されていて、化粧カバー2の矢印a方向の回動
に伴って回動アーム11が支点ピン10を中心に回動されな
がら回動筒13内をスライドする。そして、回動アーム11
の他端の最先端に固着されたストッパー14が回動筒13に
当接されることによって、化粧カバー2を第1図に2点
鎖線で示す開放位置で回動停止させるように構成されて
いる。
袋保持枠3は上下両端が開放された角筒状部材で構成
されていて、上部周辺に袋係止部3aが一体に設けられ、
前面には開口3bが形成されいる。なお、この前面開口3b
は閉塞されていても良い。そして、袋保持枠3の左右一
対の側面板3cの下端が基台1のベース板1aの前面に水平
に架設された支点軸15に矢印b方向に回動自在に取付け
られている。そして、袋保持枠3の一方の側面板3cの外
面と化粧カバー2の側面板2eの内面とに連動アーム16の
両端が一対の支点ピン17,18を介して回動自在に取付け
られていて、この連動アーム16によって袋保持枠3が化
粧カバー2に連動されて、第1図に実線で示す基台1の
凹所1b内の収容位置と1点鎖線で示す基台1の前方下方
の引き出し位置との間で回動されるように構成されてい
る。
されていて、上部周辺に袋係止部3aが一体に設けられ、
前面には開口3bが形成されいる。なお、この前面開口3b
は閉塞されていても良い。そして、袋保持枠3の左右一
対の側面板3cの下端が基台1のベース板1aの前面に水平
に架設された支点軸15に矢印b方向に回動自在に取付け
られている。そして、袋保持枠3の一方の側面板3cの外
面と化粧カバー2の側面板2eの内面とに連動アーム16の
両端が一対の支点ピン17,18を介して回動自在に取付け
られていて、この連動アーム16によって袋保持枠3が化
粧カバー2に連動されて、第1図に実線で示す基台1の
凹所1b内の収容位置と1点鎖線で示す基台1の前方下方
の引き出し位置との間で回動されるように構成されてい
る。
廃棄用の汚物収納袋4はビニール袋等によって構成さ
れるが、例えば、第6図に示すように、開口縁部4aにビ
ニール袋等と同質厚肉の補強枠縁4bを一体に成形して、
その開口縁部4aの折り返しを容易にしたものを用いると
都合が良い。
れるが、例えば、第6図に示すように、開口縁部4aにビ
ニール袋等と同質厚肉の補強枠縁4bを一体に成形して、
その開口縁部4aの折り返しを容易にしたものを用いると
都合が良い。
開閉蓋5は化粧カバー2の上面板2dの下面に水平に架
設された支点軸19に回動自在に取付けられていて、矢印
c方向に回動されて汚物投入口9を開閉する。なお、開
閉蓋5の前面の中央部には開閉作用のつまみ5aが一体に
設けられている。
設された支点軸19に回動自在に取付けられていて、矢印
c方向に回動されて汚物投入口9を開閉する。なお、開
閉蓋5の前面の中央部には開閉作用のつまみ5aが一体に
設けられている。
次に、第1図,第3図および第4図に示すように、開
閉蓋5の開閉機構は、基台1の底部の支点軸8に固着さ
れて、この支点軸8と一体に回動されるほぼV字状の回
動アーム21と、その回動アーム21の前端21aに固着され
た開閉操作手段であるペタル6と、基台1のベース板1a
の前面に固着されたスライドホルダー23内で上下方向に
スライドされる押上げアーム24とによって構成されてい
る。そして、押上げアーム24の下端24aが回動アーム21
の後端21b上に当接され、押上げアーム24の上端24bが開
閉蓋5の下面に下方から当接可能に構成されている。
閉蓋5の開閉機構は、基台1の底部の支点軸8に固着さ
れて、この支点軸8と一体に回動されるほぼV字状の回
動アーム21と、その回動アーム21の前端21aに固着され
た開閉操作手段であるペタル6と、基台1のベース板1a
の前面に固着されたスライドホルダー23内で上下方向に
スライドされる押上げアーム24とによって構成されてい
る。そして、押上げアーム24の下端24aが回動アーム21
の後端21b上に当接され、押上げアーム24の上端24bが開
閉蓋5の下面に下方から当接可能に構成されている。
なお、第4図に示すように、化粧カバー2の底面板2c
はその下面に固着されたほぼコ字状の回動板25を介して
支点軸8に回動自在に取付けられていて、その回動板25
の前端に一体に設けられた突起25aが回動アーム21の前
端21aに当接可能に構成されている。
はその下面に固着されたほぼコ字状の回動板25を介して
支点軸8に回動自在に取付けられていて、その回動板25
の前端に一体に設けられた突起25aが回動アーム21の前
端21aに当接可能に構成されている。
次に、第1図,第2図および第5図に示すように、化
粧カバー2を閉塞位置で基台1にロックするロック手段
27は、基台1の上面板1eの中央下面に固着された板ばね
等からなる係止爪28と、その係止爪28が係止されるよう
に化粧カバー2の上面板2dの後端中央に設けられて、係
止孔29によって構成されている。なお、基台1のフラン
ジ板1cの上端中央にはロック解除板30の差込み孔31が設
けられている。
粧カバー2を閉塞位置で基台1にロックするロック手段
27は、基台1の上面板1eの中央下面に固着された板ばね
等からなる係止爪28と、その係止爪28が係止されるよう
に化粧カバー2の上面板2dの後端中央に設けられて、係
止孔29によって構成されている。なお、基台1のフラン
ジ板1cの上端中央にはロック解除板30の差込み孔31が設
けられている。
次に、以上のように構成された汚物入れ器の使用方法
を説明する。
を説明する。
まず、化粧カバー2を第1図に2点鎖線で示す基台1
の前方下方の開放位置へ回動させて、基台1の凹所1bを
前面を開放すると、連動アーム16によって回動される袋
保持枠3が第1図に1点鎖線で示す基台1の前方下方の
引き出し位置へ引き出されて傾斜される。なおこの時、
第4図に示された化粧カバー2の突起25aが回動アーム2
1の前端21aに当接されてこれを押すため、第1図に2点
鎖線で示すように、回動アーム21が矢印d方向に回動さ
れて、押上げアーム24が矢印e方向に上昇されて、その
押上げアーム24の上端24bが汚物収納袋4の後述するセ
ットおよび交換作業の邪魔にならない高さまで上昇され
る。
の前方下方の開放位置へ回動させて、基台1の凹所1bを
前面を開放すると、連動アーム16によって回動される袋
保持枠3が第1図に1点鎖線で示す基台1の前方下方の
引き出し位置へ引き出されて傾斜される。なおこの時、
第4図に示された化粧カバー2の突起25aが回動アーム2
1の前端21aに当接されてこれを押すため、第1図に2点
鎖線で示すように、回動アーム21が矢印d方向に回動さ
れて、押上げアーム24が矢印e方向に上昇されて、その
押上げアーム24の上端24bが汚物収納袋4の後述するセ
ットおよび交換作業の邪魔にならない高さまで上昇され
る。
次に、汚物収納袋4を袋保持枠3内に上方又は前面の
開口3bから挿入して、第6図に示した補強枠縁4bによっ
て開口縁部4aを折り返して袋保持枠3の袋係止部3aに係
止した状態にセットする。
開口3bから挿入して、第6図に示した補強枠縁4bによっ
て開口縁部4aを折り返して袋保持枠3の袋係止部3aに係
止した状態にセットする。
この際、袋保持枠3が基台1の前方の引き出し位置に
引き出されているので、汚物収納袋4のセット作業を行
う際に、基台1や化粧カバー2或いは上昇された押上げ
アーム24の上端24aが少しも邪魔にならず、その汚物収
納袋4のセット作業を容易に行える。
引き出されているので、汚物収納袋4のセット作業を行
う際に、基台1や化粧カバー2或いは上昇された押上げ
アーム24の上端24aが少しも邪魔にならず、その汚物収
納袋4のセット作業を容易に行える。
次に、化粧カバー2を第1図に実線で示す閉塞位置へ
回動させて、基台1の凹所1bの前面を閉塞すると、連動
アーム16によって回動される袋保持枠3が第1図に実線
で示す基台1および化粧カバー2の凹所1b,2b内に収容
された収容位置へ押し戻されて垂直になり、この袋保持
枠3にセットされている汚物収納袋4の開口縁部4aが化
粧カバー2の汚物投入口9の下部に配置される。なお、
汚物収納袋4の底部4cは化粧カバー2の底面板2cに載せ
られる。
回動させて、基台1の凹所1bの前面を閉塞すると、連動
アーム16によって回動される袋保持枠3が第1図に実線
で示す基台1および化粧カバー2の凹所1b,2b内に収容
された収容位置へ押し戻されて垂直になり、この袋保持
枠3にセットされている汚物収納袋4の開口縁部4aが化
粧カバー2の汚物投入口9の下部に配置される。なお、
汚物収納袋4の底部4cは化粧カバー2の底面板2cに載せ
られる。
なおこの際、閉塞位置へ回動された化粧カバー2の係
止孔29内にロック手段の係止爪28が弾性に抗して係止さ
れ、化粧カバー2が閉塞位置にロックされる。
止孔29内にロック手段の係止爪28が弾性に抗して係止さ
れ、化粧カバー2が閉塞位置にロックされる。
以上により、汚物入れ器が使用可能な状態にセットさ
れる。
れる。
そして、この汚物入れ器の使用状態では、化粧カバー
2の閉塞蓋5が第1図に実線で示すように自重にて閉塞
される。
2の閉塞蓋5が第1図に実線で示すように自重にて閉塞
される。
従って、この汚物入れ器の使用状態では、袋保持枠3
にセットされた汚物収納袋4が化粧カバー2内に隠蔽さ
れてしまい、この汚物収納袋4が外部から全く見えない
ので、この汚物入れ器の外観体裁が非常に良い。
にセットされた汚物収納袋4が化粧カバー2内に隠蔽さ
れてしまい、この汚物収納袋4が外部から全く見えない
ので、この汚物入れ器の外観体裁が非常に良い。
そして、この汚物入れ器の使用時には、第1図に2点
鎖線および第3図に実線で示すように、ペタル6を足踏
み操作等によって矢印d方向に回動操作すると、そのペ
タル6と一体に回動される回動アーム21の後端21bが押
上げアーム24の下端24aを押上げるため、押上げアーム2
4が矢印e方向に上昇されて、その上端24bが開閉蓋5の
下面に下方から当接してこれを上方に押上げることにな
って、開閉蓋5が化粧カバー2の上方に回動されて、汚
物投入口9が開放される。
鎖線および第3図に実線で示すように、ペタル6を足踏
み操作等によって矢印d方向に回動操作すると、そのペ
タル6と一体に回動される回動アーム21の後端21bが押
上げアーム24の下端24aを押上げるため、押上げアーム2
4が矢印e方向に上昇されて、その上端24bが開閉蓋5の
下面に下方から当接してこれを上方に押上げることにな
って、開閉蓋5が化粧カバー2の上方に回動されて、汚
物投入口9が開放される。
そこで、汚物を汚物投入口9から投入して、汚物収納
袋4内に収納させることができる。なお、汚物投入後
に、ペタル6を離せず、押上げアーム24が自重にて矢印
f方向に下降されるので、開閉蓋5が自重にて下方に回
動されて、汚物投入口9を再び閉塞する。また、開閉蓋
5の開閉操作をつまみ5aによって行うことも可能ある。
袋4内に収納させることができる。なお、汚物投入後
に、ペタル6を離せず、押上げアーム24が自重にて矢印
f方向に下降されるので、開閉蓋5が自重にて下方に回
動されて、汚物投入口9を再び閉塞する。また、開閉蓋
5の開閉操作をつまみ5aによって行うことも可能ある。
次に、汚物収納袋4の交換時には、まず、第2図およ
び第5図に示すように、基台1の差込み孔31内にロック
解除板30を差し込んで、そのロック解除板30の先端30a
で係止爪28を弾性に抗して上方に撓ませて、その係止爪
28を化粧カバー2の係止孔29から上方に離脱させて、そ
の化粧カバー2のロックを解除する。
び第5図に示すように、基台1の差込み孔31内にロック
解除板30を差し込んで、そのロック解除板30の先端30a
で係止爪28を弾性に抗して上方に撓ませて、その係止爪
28を化粧カバー2の係止孔29から上方に離脱させて、そ
の化粧カバー2のロックを解除する。
次に、化粧カバー2を第1図に2点鎖線で示す基台1
の前方下方の開放位置へ回動させて、連動アーム16によ
って回動される袋保持枠3と共に汚物収納袋4を第1図
に1点鎖線で示す基台1の前方下方の引き出し位置へ引
き出した後、汚物収納袋4の開口縁部4aを袋保持枠3の
袋係止部3aの上方に取外し、その汚物収納袋4を袋保持
枠3内から上方または前面の開口3bから抜き取る。そし
て、次の新しい汚物収納袋4を袋保持枠3に前述した要
領で再びセットする。
の前方下方の開放位置へ回動させて、連動アーム16によ
って回動される袋保持枠3と共に汚物収納袋4を第1図
に1点鎖線で示す基台1の前方下方の引き出し位置へ引
き出した後、汚物収納袋4の開口縁部4aを袋保持枠3の
袋係止部3aの上方に取外し、その汚物収納袋4を袋保持
枠3内から上方または前面の開口3bから抜き取る。そし
て、次の新しい汚物収納袋4を袋保持枠3に前述した要
領で再びセットする。
この際、第1図に1点鎖線で示すように、袋保持枠3
を基台1の前方に引き出した状態で汚物収納袋4の交換
作業を行えるので、前述したセット作業時と同様に容易
に行える。
を基台1の前方に引き出した状態で汚物収納袋4の交換
作業を行えるので、前述したセット作業時と同様に容易
に行える。
次に、第7図および第8図はこの発明の第2実施例に
係る汚物入れ器の平面図を示したものであって、化粧カ
バー2および袋保持枠3の一端部2f,3dを基台1の一側
部1dに架設した支点軸33に水平方向に回動自在に取付
け、化粧カバー2と袋保持枠3とを連動アーム34によっ
て連動させたものである。
係る汚物入れ器の平面図を示したものであって、化粧カ
バー2および袋保持枠3の一端部2f,3dを基台1の一側
部1dに架設した支点軸33に水平方向に回動自在に取付
け、化粧カバー2と袋保持枠3とを連動アーム34によっ
て連動させたものである。
この第2実施例によれば、第8図に示すように、化粧
カバー2を基台1の前面の閉塞位置へ回動させると、袋
保持枠3とそれにセットされた汚物収納袋4とが基台1
および化粧カバー2の凹所1b,2b内に収容され隠蔽され
る。
カバー2を基台1の前面の閉塞位置へ回動させると、袋
保持枠3とそれにセットされた汚物収納袋4とが基台1
および化粧カバー2の凹所1b,2b内に収容され隠蔽され
る。
そして、第7図に示すように、化粧カバー2を支点軸
33を中心に基台1の前方側部の開放位置へ矢印g方向に
回動させると、連動アーム34によって袋保持枠3が支点
軸33を中心に矢印h方向に回動されて、この袋保持枠3
とそれにセットされいる汚物収納袋4とが基台1の前方
の引き出し位置へ引き出される。
33を中心に基台1の前方側部の開放位置へ矢印g方向に
回動させると、連動アーム34によって袋保持枠3が支点
軸33を中心に矢印h方向に回動されて、この袋保持枠3
とそれにセットされいる汚物収納袋4とが基台1の前方
の引き出し位置へ引き出される。
従って、前述した第1実施例と同様に、袋保持枠3の
引き出し位置にて汚物収納袋4との交換作業を容易に行
うことができる。
引き出し位置にて汚物収納袋4との交換作業を容易に行
うことができる。
以上、この発明の実施例を示したが、この発明は上記
の実施例に限定されることなく、各種の有効な変形が可
能である。
の実施例に限定されることなく、各種の有効な変形が可
能である。
例えば、上記実施例では、化粧カバー2を支点軸8,33
によって基台1に回動自在に取付けたが、化粧カバー2
を複数の係止爪による係止機構等によって基台1に対し
て着脱自在に係止できるようにし、化粧カバー2を基台
1から完全に取外して基台1の前面を開放した時に、袋
保持枠3を自重等にて回動させて基台1の前方の引き出
し位置へ引き出すように構成することが可能である。
によって基台1に回動自在に取付けたが、化粧カバー2
を複数の係止爪による係止機構等によって基台1に対し
て着脱自在に係止できるようにし、化粧カバー2を基台
1から完全に取外して基台1の前面を開放した時に、袋
保持枠3を自重等にて回動させて基台1の前方の引き出
し位置へ引き出すように構成することが可能である。
以上、この発明によれば、使用時には、袋保持枠にセ
ットした汚物収納袋を外部から見えないように化粧カバ
ー内に隠蔽させおくことができるので、外観体裁が非常
に良い。しかも、汚物収納袋の交換時には、化粧カバー
を開放すると、袋保持枠と共に汚物収納袋が基台の前方
に引き出されるので、汚物収納袋の交換作業を行う上で
基台や化粧カバーが少しも邪魔にならず、その汚物収納
袋の交換を容易にかつ衛生的に行うことができると言っ
た効果がある。
ットした汚物収納袋を外部から見えないように化粧カバ
ー内に隠蔽させおくことができるので、外観体裁が非常
に良い。しかも、汚物収納袋の交換時には、化粧カバー
を開放すると、袋保持枠と共に汚物収納袋が基台の前方
に引き出されるので、汚物収納袋の交換作業を行う上で
基台や化粧カバーが少しも邪魔にならず、その汚物収納
袋の交換を容易にかつ衛生的に行うことができると言っ
た効果がある。
そして、ペタル等の開閉操作手段によって化粧カバー
の開閉蓋を開閉できるようにすれば、使用時における汚
物投入口の開閉を容易にかつ衛生的に行える効果があ
る。
の開閉蓋を開閉できるようにすれば、使用時における汚
物投入口の開閉を容易にかつ衛生的に行える効果があ
る。
第1図はこの発明の第1実施例に係る汚物入れ器の縦断
面側面図、第2図は同化粧カバーを開放した状態の斜視
図、第3図および第4図は同開閉蓋の開閉機構を示した
斜視図、第5図は同化粧カバーのロック手段を示した斜
視図、第6図は汚物収納袋の斜視図、第7図はこの発明
の第2の実施例に係る汚物入れ器の化粧カバーを開放し
た状態の平面図、第8図は同化粧カバーを閉塞した状態
の平面図である。 図において、1は基台、1bは基台1の前面の凹所、2は
化粧カバー、2bは化粧カバー2の背面の凹所、2dは化粧
カバー2の上面板、3は袋保持枠、3aは袋保持枠3の袋
係止部、4は汚物収納袋、4aは汚物収納袋4の開口縁
部、5は開閉蓋、6は開閉蓋用開閉操作手段であるペタ
ル、9は汚物投入口、16,34は連動アームである。
面側面図、第2図は同化粧カバーを開放した状態の斜視
図、第3図および第4図は同開閉蓋の開閉機構を示した
斜視図、第5図は同化粧カバーのロック手段を示した斜
視図、第6図は汚物収納袋の斜視図、第7図はこの発明
の第2の実施例に係る汚物入れ器の化粧カバーを開放し
た状態の平面図、第8図は同化粧カバーを閉塞した状態
の平面図である。 図において、1は基台、1bは基台1の前面の凹所、2は
化粧カバー、2bは化粧カバー2の背面の凹所、2dは化粧
カバー2の上面板、3は袋保持枠、3aは袋保持枠3の袋
係止部、4は汚物収納袋、4aは汚物収納袋4の開口縁
部、5は開閉蓋、6は開閉蓋用開閉操作手段であるペタ
ル、9は汚物投入口、16,34は連動アームである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 幸一 東京都世田谷区上用賀4丁目9番19号 株式会社木村技研内 (56)参考文献 特開 昭47−10441(JP,A) 実開 昭47−5573(JP,U) 実開 昭58−123805(JP,U) 実開 昭60−101999(JP,U) 実開 昭64−24003(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】立上り壁面に固定される基台と、汚物投入
口を有し、上記基台の前面を開閉可能に取付けられた化
粧カバーと、上記基台に回動可能に取付けられて上記化
粧カバー内に収容され、上記化粧カバーの解放により上
記基台の前方に引き出される袋保持枠と、上記化粧カバ
ーの汚物投入口に開閉可能に設けられた開閉蓋とを備え
た汚物入れ器。 - 【請求項2】上記開閉蓋の開閉操作手段を設けたことを
特徴とする請求項1記載の汚物入れ器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29352988A JP2642456B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 汚物入れ器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29352988A JP2642456B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 汚物入れ器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02140120A JPH02140120A (ja) | 1990-05-29 |
JP2642456B2 true JP2642456B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=17795924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29352988A Expired - Lifetime JP2642456B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 汚物入れ器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2642456B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2819098B2 (ja) * | 1995-04-10 | 1998-10-30 | 成一郎 相原 | ゴミ収納装置 |
KR20180014712A (ko) | 2015-06-02 | 2018-02-09 | 가부시키가이샤 산고 | 증발식 버너 |
US10850846B2 (en) * | 2017-10-25 | 2020-12-01 | The Boeing Company | Foot washing systems and methods |
JP2019122740A (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | 博 上別府 | サニタリーボックス |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP29352988A patent/JP2642456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02140120A (ja) | 1990-05-29 |
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