JP2642119B2 - 格納式アシストグリップ - Google Patents

格納式アシストグリップ

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JP2642119B2
JP2642119B2 JP63023145A JP2314588A JP2642119B2 JP 2642119 B2 JP2642119 B2 JP 2642119B2 JP 63023145 A JP63023145 A JP 63023145A JP 2314588 A JP2314588 A JP 2314588A JP 2642119 B2 JP2642119 B2 JP 2642119B2
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JP
Japan
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handle
cap
assist grip
rudder
handle portion
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JP63023145A
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JPH01197138A (ja
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泰夫 上森
弘也 三塚
文明 田谷
栄二 伊藤
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば自動車の車室内に設けられる格納
式アシストグリップに関する。
従来の技術 自動車等にあっては、車両走行時に乗員が体を支える
ためにつかまる握りとしてアシストグリップが設けられ
ているが、乗員の頭部とアシストグリップとのクリアラ
ンスを十分確保するために格納式アシストグリップが用
いられることがある。
この一例を第4図によって説明すると、この格納式ア
シストグリップでは、内部に芯金2を有する硬質樹脂製
の取手部1がインサート成形により成形されており、取
手部1の両端から突出する芯金2の端末部が、この端末
部に係止する固定金具3,樹脂製の取付ピース4,およびビ
ス6等の取付具を介して車体に移動可能に取り付けられ
る。取付ピース4には取付具3,4,6を覆うキャップ5が
開閉自在に取り付けられ、このキャップ5を開いてビス
6を車体に締付けることにより取り付け作業を行うよう
にしている(この類似構造は、例えば昭和58年社団法人
自動車技術会発行新編自動車工学便覧第6編車体第1−
38頁に示されている)。
発明が解決しようとする課題 取付ピース4に取り付けられるキャップ5に対して取
手部1が分割構成されているため、取手部1が格納状態
から使用状態へスムーズに姿勢変更できる点で有利であ
る反面、キャップ5と取手部1とを別個に製造しなけれ
ばならず、成形工数、組付工数の増加によりコストアッ
プが避けられないという問題がある。
そこで、この発明は、成形工数、組付工数を減少させ
ながら取手部の格納機能にも支障を生ずることのない格
納式アシストグリップを提供するものである。
課題を解決するための手段 内部に芯材を有する取手部をインサート成形し、この
取手部の両端から突出する芯材の端末部を、取付具を介
して車体に移動可能に取り付けた格納式アシストグリッ
プであって、上記取手部と、上記芯材の端末部を覆うよ
うに取手部の両端から連続して延びる舵腹部と、上記取
付具を覆うように舵腹部から連続して延びるキャップ部
と、を軟質材により一体に成形したことを特徴としてい
る。
作用 軟質なキャップ部を取手部側へ引いて取付具を露出さ
せて取付作業を行う。取手部が格納状態から使用状態へ
姿勢変更するのを舵腹部により許容する。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に説明する。
第1図において、本実施例の格納式アシストグリップ
では、中実棒状の取手部11と、取手部11の両端11aから
連続して延びる中空状の舵腹部12と、この舵腹部12から
連続して延びる中空状のキャップ部13とが、塩化ビニル
のような軟質材により一体に成形され、かつ、取手部11
内にはキャップ部13へ延びる鋼板製の芯材14がインサー
ト成形によりインサートされている。
取手部11の両端11aから突出する芯材14の端末部14aに
は、芯材14の長手方向に長穴状のガイド孔14bが形成さ
れ、このガイド孔14bの前後に係止ピン15が取り付けら
れている。
そして、上記芯材14の端末部14aは、第2,3図に示す取
付具20を介して、芯材14の長手方向に移動可能に車体へ
取り付けられる。詳述すると、上記取付具20は、第3図
に分解して示すように、芯材14の両側縁を挾むように略
コ字状に形成された固定金具21と、芯材14を挟んで固定
金具21の上部に係止する座金22と、固定金具21と座金22
との間に介在して、芯材14のガイド孔14bを挿通するス
ペーサ23と、固定金具21の下部に配置された樹脂製の取
付ピース24と、ビス25と、により構成されている。そし
て、ビス25を各部材22,23,21,24を挿通して車体の取付
座に締付ることにより、取付具20が車体へ固定され、か
つ芯材14の端末部14aが長穴状のガイド孔14bの範囲で固
定具20に対して相対移動可能な状態に保持される。な
お、固定金具21が係止ピン15に係止することにより芯材
14の長手方向の移動を規制するようになっている。
このように構成された取付具20をキャップ部13が覆う
とともに、芯材14の端末部14aを舵腹部12が覆い、キャ
ップ部13の下部に形成された孔16が取付ピース24によっ
て閉塞されるようになっている。
尚、取手部11、舵腹部12及びキャップ部13を一体成形
する場合には、芯材14を取手部11となる部分にインサー
トした状態で、舵腹部12及びキャップ部13を形成する中
子を用いて成形し、上記中子は成形後にキャップ部13の
孔16から取り出される。
上記実施例構造によれば、取手部11、舵腹部12及びキ
ャップ部13が一体に成形されるため成形工数、組付工数
が減少し、コストダウンが図れると共に外観品質が高ま
る。
また、上記舵腹部12によって取手部11の格納位置から
使用位置までの姿勢変更に対して自由に追従できる。
一方、格納式アシストグリップを取り付ける際には、
キャップ部13を取手部11側へ引張してキャップ部13の孔
16から取付具20を引き出して露出させ、上記ビス25を車
体パネルに締め付け、締め付け終了後に固定金具21を覆
うようにキャップ部13を被ぶせれば、簡単に作業を行う
ことができる。
このようにして取り付けられた格納式アシストグリッ
プを乗員が把持して引張ると芯材14の端末部14aがガイ
ド孔14bに沿って相対的に内方に移動すると共に取手部1
1が湾曲して柔軟に対応するのである。
発明の効果 以上説明してきたようにこの発明によれば、成形工
数、組付工数を削減することによりコストダウンを図る
ことができるという効果がある。
また、舵腹部により格納位置と使用位置における取手
部の姿勢変更に柔軟に対応できるという効果がある。
そして、取手部、舵腹部及びキャップ部が一体成形さ
れているため各部が連続してまとまりのある感じを与え
意匠性も格段に向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す部分断面図、第2図
は上記実施例の取付状態を示す部分断面図、第3図は上
記実施例の取付具等の分解斜視図、第4図は従来技術の
断面図である。 11……取手部、11a……両端、12……舵腹部、13……キ
ャップ部、14……芯材、14a……端末部、20……取付
具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 栄二 千葉県千葉市長沼町330番地 鬼怒川ゴ ム工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−105839(JP,U) 実開 昭63−2632(JP,U) 実開 昭59−146232(JP,U) 実開 昭56−24337(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に芯材を有する取手部をインサート成
    形し、この取手部の両端から突出する芯材の端末部を、
    取付具を介して車体に移動可能に取り付けた格納式アシ
    ストグリップであって、 上記取手部と、上記芯材の端末部を覆うように取手部の
    両端から連続して延びる舵腹部と、上記取付具を覆うよ
    うに舵腹部から連続して延びるキャップ部と、を軟質材
    により一体に成形したことを特徴とする格納式アシスト
    グリップ。
JP63023145A 1988-02-03 1988-02-03 格納式アシストグリップ Expired - Lifetime JP2642119B2 (ja)

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JPH01197138A JPH01197138A (ja) 1989-08-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100445127C (zh) * 2006-05-09 2008-12-24 华德塑料制品有限公司 带有系绳的车内顶衬辅助拉手

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