JPH0445940Y2 - - Google Patents

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JPH0445940Y2
JPH0445940Y2 JP2544387U JP2544387U JPH0445940Y2 JP H0445940 Y2 JPH0445940 Y2 JP H0445940Y2 JP 2544387 U JP2544387 U JP 2544387U JP 2544387 U JP2544387 U JP 2544387U JP H0445940 Y2 JPH0445940 Y2 JP H0445940Y2
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JP
Japan
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rear door
center pillar
trim
interior
vehicle
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JP2544387U
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JPS63131819U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のドアの車内側表面に取り付け
られる内装用室内トリムの配設構造に関するもの
である。
[従来技術] 4ドア式の自動車においては、車内の側面は実
質的に、フロントドアと、リヤドアと、フロント
ドアとリヤドアの間に配設されヒンジ部を介して
リヤドアを枢支するセンタピラーとで構成されて
いる。そして、これらのフロントドアとリヤドア
とセンタピラーの夫々の車内側表面の下半部に
は、内装部材としてトリムが取り付けられること
はよく知られている(例えば、実開昭61−64018
号公報参照)。このようなトリムは、従来は例え
ば第3図に示すように、フロントドア2と、リヤ
ドア3と、センタピラー8の夫々に個別的にトリ
ム5,7,10を取り付けていた。
ところが、4ドアハードトツプ型の車種などで
は車内の内装の一体観ないし面一観が好まれる
が、上記のような従来のトリム構造では各トリム
間の継ぎ目が目障りとなり、車内の面一観が得ら
れずこのような車種にマツチする内装上の美観が
得られないといつた問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、車内の側面内装の一体観ないし面
一観が得られ、車内の美観を向上させる室内トリ
ムの配設構造を提供することを目的とする。
[考案の構成] 本考案は上記の目的を達成するため、車体側面
開口部の中間部に設けられリヤドアをヒンジ部を
介して枢支するセンタピラーが備えられた車両に
おいて、 上記リヤドアには該リヤドアが閉じられている
ときには上記センタピラーを遮蔽するようにして
上記リヤドアの車内側表面に一体的に取り付けら
れたリヤドアトリムが設けられていることを特徴
とする室内トリムの配設構造を提供する。
[考案の効果] 本考案によれば、車内側面の内装をフロントド
アトリムと、車体前方向に伸張してセンタピラー
の内側表面も遮蔽するリヤドアトリムとの2枚の
トリムで構成しているので、トリム間の継ぎ目が
1つとなり車内内装の一体観ないし面一観を良好
に保つことができる。このため、とくに美観に注
意が払われるハードトツプ車などにもマツチする
車内の美観が得られる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を具体的に説明する。
第1図に示すように、4ドア型自動車1の側面
にはフロントドア2とリヤドア3とが設けられて
いる。フロントドア2の上半部にはフロントドア
ガラス4が上下方向に昇降自在に設けられている
とともに、下半部の車内側表面には車内内装用の
フロントドアトリム5が取り付けられている。同
様に、リヤドア3の上半部にはリヤドアガラス6
が設けられ、下半部の車内側表面にはリヤドアト
リム7がセンタピラー8(第2図参照)の車内側
表面を遮蔽するようにして取り付けられている。
したがつて、車内側面はフロントドアトリムとリ
ヤドアトリムとの2枚のトリムで内装されている
ので、トリム間の継ぎ目が1つとなり車内の面一
観が得られ、ハードトツプ車等とくに内装の美観
に注意が払われる車種の内装にもよくマツチする
ようになつている。
ところが、上記のようにリヤドア3が閉じられ
ているときにリヤドアトリム7でセンタピラー8
を遮蔽するようにすると、リヤドア3が開かれた
ときには、第2図Bに示すように、リヤドアトリ
ム7の前端部とセンタピラー8の車内側表面との
間には、大きな〓間が形成され車内の美観を損ね
るとともに、運転者の手やシートベルト等をはさ
み込む恐れがあるので、本実施例ではリヤドア3
が開かれたときには、この〓間を遮蔽する遮蔽部
材を設けているが、以下この遮蔽部材について詳
しく説明する。
第4図に示すように、センタピラー8の前端部
(第4図右側)近傍の車内側表面に固定された軸
11には、この軸11まわりに回動自在に枢支さ
れた遮蔽部材12aが設けられている。この遮蔽
部材12aは剛性材料で形成され、ばね13によ
つて常時車内側へ開くように付勢され、このばね
13の付勢力によつて遮蔽部材12aの先端部1
4はリヤドアトリム7のリヤドア3とは接触して
いない部分の車外側表面に摺接するようになつて
いる。リヤドア3の開閉に伴つて、リヤドアトリ
ム7の前端部は矢印Pで示すように回動するよう
になつている。
そして、リヤドア3が最大限開かれたときに
は、リヤドアトリム7のSで示す位置まで回動す
る。このとき、リヤドアトリム7が車内側に向か
つて回動すると、遮蔽部材12aもその先端部1
4をリヤドアトリム7の車外側表面に摺接させつ
つ、軸11まわりに矢印X1で示す方向に回動す
る。したがつて、リヤドア3が開かれ、これに伴
つてリヤドアトリム7の前端部がSで示す位置ま
で車内側に向かつて回動したときには、遮蔽部材
12aが、リヤドアトリム7とセンタピラー8と
の間に形成される〓間が遮蔽されるようになつて
おり、リヤドア3が最大限開かれたときには、遮
蔽部材12aはTで示される位置にくる。リヤド
ア3が閉じられたときには、遮蔽部材12aは元
の位置に収まるようになつていることはもちろん
である。
第5図に示すように、遮蔽部材12bを例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンのよう
な摩擦係数が小さくかつ可撓性を有する材料で形
成して、遮蔽部材12b自体の弾性で、その先端
部15がリヤドアトリム7の車外側表面に摺接す
るようにしてもよい。この場合、遮蔽部材12b
の車体前側端部はシーミングウエルド16と共締
めするのが好ましい。遮蔽部材12bをこのよう
な構成とすれば、リヤドア3が開かれたときに
は、遮蔽部材12bは第6図に示すように、車内
側に対して凸状の曲率状を呈するので美観が得ら
れ、商品性が向上するという利点がある。
さらに、第7図に示すように、遮蔽部材12c
を布などの折り曲げ自在の材料で形成して、その
前端部をリヤドアトリム7の前端部に固着すると
ともに、後端部を伸縮幅の大きいコイルばね17
(長さz伸張しても弾性限界内にある。)を介して
センタピラー8の後端部の車内側表面に固着し
て、リヤドア3が開かれたときには、遮蔽部材1
2cがセンタピラー8に固定された案内部材18
の前端部に形成されたスリツトから引き出される
ようにして、リヤドアトリム7とセンタピラー8
との間の〓間を遮蔽するようにしてもよい。
また、第7図に示す実施例と原理は同一である
が、第8図に示すように、布などの折り曲げ自在
の材料で形成された遮蔽部材12dの前端部をセ
ンタピラー8の前端部の車内側表面に固着すると
ともに、その後端部をコイルばね19を介してリ
ヤドアトリム7の車外側表面の所定の位置に固着
し、リヤドア3が開かれ、リヤドアトリム7の前
端部が車内側へ回動したときには、遮蔽部材12
dがリヤドアトリム7の前端部の車外側表面に固
定された案内部材21内に形成されたスリツトを
通して引き出されるようにして、リヤドアトリム
7とセンタピラー8との間の間〓を遮蔽するよう
にしてもよい。
あるいは、第9図に示すように、リヤドアトリ
ム7の前端部に車外側に凸状となつた膨らみ部1
2eを形成するとともに、リヤドア3が閉じられ
ているときには、上記膨らみ部12eを収容でき
るような凹部をセンタピラー8の車内側表面に形
成し、リヤドア3が開かれリヤドアトリム7の前
端部が車内側へ回動したときには、上記膨らみ部
12eがリヤドアトリム7とセンタピラー8との
間の〓間を遮蔽するようにしてもよい。
以上、いずれの実施例によつても、リヤドア3
が開かれたときに生じるリヤドアトリム7とセン
タピラー8との間の〓間は遮蔽され、美観と安全
性が向上するようになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す4ドア型の自
動車の車内側面の模式図である。第2図は、第1
図のA−A線断面図である。第3図は、車内側面
を3枚のトリムで構成した従来の内装を示すセン
タピラーまわりのトリムの平面断面説明図であ
る。第4図は、本考案の1つの実施例を示すリヤ
ドアトリムとセンタピラーとの間の〓間を覆う遮
蔽部材を設けたリヤドアトリムのセンタピラーま
わりの平面断面図である。第5図は、遮蔽部材を
可撓性の材料で形成した第4図と同様の図であ
る。第6図は、第5図に示す遮蔽部材を設けたト
リムの外観を示す斜視図である。第7図は、遮蔽
部材を布等の折り曲げ自在な材料で形成するとと
もに、コイルばねを介してセンタピラーに固着し
て配設した本考案の実施例を示す第4図と同様の
図である。第8図は、遮蔽部材をコイルばねを介
してリヤドアトリムに固着して配設した本考案の
実施例を示す第7図と同様の図である。第9図
は、リヤドアトリムの前端部に膨らみ部を形成す
ることによつて、リヤドアトリムとセンタピラー
との間の〓間を覆うようにした、本考案の実施例
を示す第4図と同様の図である。 1……自動車、2……フロントドア、3……リ
ヤドア、5……フロントドアトリム、7……リヤ
ドアトリム、8……センタピラー、9……ヒンジ
部、12a,12b,12c,12d,12e…
…遮蔽部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体側面開口部の中間部に設けられリヤドアを
    ヒンジ部を介して枢支するセンタピラーが備えら
    れた車両において、 上記リヤドアには該リヤドアが閉じられている
    ときには上記センタピラーを遮蔽するようにして
    上記リヤドアの車内側表面に一体的に取り付けら
    れたリヤドアトリムが設けられていることを特徴
    とする室内トリムの配設構造。
JP2544387U 1987-02-23 1987-02-23 Expired JPH0445940Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2544387U JPH0445940Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2544387U JPH0445940Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63131819U JPS63131819U (ja) 1988-08-29
JPH0445940Y2 true JPH0445940Y2 (ja) 1992-10-28

Family

ID=30825601

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JP2544387U Expired JPH0445940Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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JPS63131819U (ja) 1988-08-29

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