JPH038487Y2 - - Google Patents

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JPH038487Y2
JPH038487Y2 JP13471084U JP13471084U JPH038487Y2 JP H038487 Y2 JPH038487 Y2 JP H038487Y2 JP 13471084 U JP13471084 U JP 13471084U JP 13471084 U JP13471084 U JP 13471084U JP H038487 Y2 JPH038487 Y2 JP H038487Y2
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JP
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back door
spoiler
door
hinge
attached
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JP13471084U
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JPS6148817U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のバツクドア構造の改良に関
する。
(従来技術) 従来より、第4図に示すように、車体1の後部
開口2の外面にアウターヒンジ3,3を取付け、
このアウターヒンジ3,3によつて開閉自在に支
持するようにしたバツクドア4はよく知られてい
る(実開昭54−36224号公報参照)。
このようなバツクドア構造は、インナーヒンジ
を用いるバツクドア構造と比較して、リヤ席のヘ
ツドクリアランスを確保できるという長所はある
ものの、アウターヒンジがそのまま露出し、外観
デザイン的に好ましくないという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、アウターヒンジの長所を確保したま
ま、高速走行時の路面スリツプ性や空力特性の向
上のために設けられるスポイラーを合理的に利用
して、外観デザイン性の向上などを図ることを目
的とするものである。
(考案の構成) このため、本考案は、車体の後部開口にアウタ
ーヒンジを介して開閉自在に取付けられるバツク
ドアにおいて、 上記バツクドアの上部には、ヒンジを覆うよう
にスポイラーが装着されていて、該スポイラーは
バツクドアの上部をバツクドアの全幅にわたつて
伸設されるとともに、その前端部が、バツクドア
の閉止時、ルーフ上面に当接するよう前方へ伸長
されていることを特徴としている。
(考案の効果) 本考案によれば、バツクドアのヒンジをスポイ
ラーで覆うようにしたものであるから、外観デザ
イン性が向上するようになる。
また、スポイラーは、バツクドアの上部にてバ
ツクドアの全幅にわたり、その前端部をルーフ上
面に当接するように前方へ伸長したものであるか
ら、ルーフとバツクドアとの間の隙間も覆われる
ので、高速走行時の風切り音が防止されるように
なる。
(実施例) 第3図に示すように、車体10の後部開口12
を覆うガラス製のバツクドア13は、第1図に示
すように、車体10のルーフ上面10aにボルト
14で固定されたルーフ側アウターヒンジ15
に、バツクドア13の上部13aにクツシヨン1
1を介してボルト16,16で固定されたドア側
アウターヒンジ17がヒンジピン18で連結され
ていて、該バツクドア13を上下揺動させること
により、後部開口12を開閉できるようになつて
いる。
なお、19は、ルーフ上面10aの後部開口縁
に取付けられ、バツクドア13の内面との間をシ
ールするウエザーストリツプである。
一方、上記バツクドア13の上部13aには、
ドア側アウターヒンジ17の上方を覆うように、
車幅方向に伸長するスポイラー21が配設され、
該スポイラー21の下面21aは、バツクドア1
3の外面13bに密着させ、ドア側アウターヒン
ジ17に対応する箇所は外方へ膨出させて、該膨
出部21bでドア側アウターヒンジ17を覆うよ
うになつている。
上記スポイラー21の膨出部21bの上面には
凹部21cが形成され、該凹部21cの底部には
芯金22がインサートモールドされていて、凹部
21c側から芯金22を介してボルト23,23
をドア側アウターヒンジ17に締結することによ
り、バツクドア13の上部13aにスポイラー2
1を固定するようになつている。
なお、スポイラー21の膨出部21bの凹部2
1cは、ボルト23の締結後にグロメツト24を
嵌め込んでカバーする。
上記スポイラー21の前端部21dは、第2図
に示すように、バツクドア13の閉止時に、ルー
フ上面10aに当接するよう前方へ伸長させ、ル
ーフ上面10aとバツクドア13の上部13aと
の間の隙間tを覆うようになつている。
また、スポイラー21の膨出部21bの前端部
21eもルーフ側アウターヒンジ15を覆うよう
に前方へ伸長させている。
このスポイラー21の各前端部21d,21e
の前方伸長量は、バツクドア13の開放時に、ル
ーフ上面10aに当接しない範囲に設定される。
上記のようなバツクドア構造であれば、ドア側
アウターヒンジ17の全体及びルーフ側アウター
ヒンジ15の後半分はスポイラー21で覆われる
ので、アウターヒンジ15,17によるリヤ席の
ヘツドクリアランスの確保と同時に外観デザイン
性も向上するのである。
また、スポイラー21の前端部21dを前方へ
伸長させているので、ルーフ上面10aとバツク
ドア13の上部13aとの隙間tが覆われて、風
切り音が防止されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図の自動車の−断面図、第2
図は第3図の自動車の−断面図、第3図は本
考案に係るバツクドア構造を採用した自動車の斜
視図、第4図は従来のバツクドア構造を示す自動
車の斜視図である。 10……車体、12……後部開口、13……バ
ツクドア、13a……上部、15……ルーフ側ア
ウターヒンジ、17……ドア側アウターヒンジ、
18……ヒンジピン、21……スポイラー、21
d……前端部、t……隙間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の後部開口にアウターヒンジを介して開閉
    自在に取付けられるバツクドアにおいて、 上記バツクドアの上部には、ヒンジを覆うよう
    にスポイラーが装着されていて、該スポイラーは
    バツクドアの上部をバツクドアの全幅にわたつて
    伸設されるとともに、その前端部が、バツクドア
    の閉止時、ルーフ上面に当接するよう前方へ伸長
    されていることを特徴とする自動車のバツクドア
    構造。
JP13471084U 1984-09-04 1984-09-04 Expired JPH038487Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13471084U JPH038487Y2 (ja) 1984-09-04 1984-09-04

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JP13471084U JPH038487Y2 (ja) 1984-09-04 1984-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6148817U JPS6148817U (ja) 1986-04-02
JPH038487Y2 true JPH038487Y2 (ja) 1991-03-01

Family

ID=30693215

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JP13471084U Expired JPH038487Y2 (ja) 1984-09-04 1984-09-04

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JPS6148817U (ja) 1986-04-02

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