JP2640056B2 - 電磁誘導カートの走行路 - Google Patents
電磁誘導カートの走行路Info
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- JP2640056B2 JP2640056B2 JP3274149A JP27414991A JP2640056B2 JP 2640056 B2 JP2640056 B2 JP 2640056B2 JP 3274149 A JP3274149 A JP 3274149A JP 27414991 A JP27414991 A JP 27414991A JP 2640056 B2 JP2640056 B2 JP 2640056B2
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- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- OFPXSFXSNFPTHF-UHFFFAOYSA-N oxaprozin Chemical compound O1C(CCC(=O)O)=NC(C=2C=CC=CC=2)=C1C1=CC=CC=C1 OFPXSFXSNFPTHF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】磁界を検知し、誘導線に沿って走
行する電磁誘導カートの走行路に関する。
行する電磁誘導カートの走行路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電磁誘導カートの走行路
は、ゴルフ場内の一つのホールをとってみると、図4に
示す如く、ティーグランド91と、グリーン92と、そして
その間にフェアウェイ93がある。そして、ゴルフカート
の走行するカート道94が、ティーグランド91からグリー
ン92までフェアウェイ93の横に沿って設けてある。ま
た、このカート道94には電流を流すことによって磁界を
発生する誘導線95が埋設してあり、この磁界をゴルフカ
ートが検知して磁界に沿って走行するようになってい
る。
は、ゴルフ場内の一つのホールをとってみると、図4に
示す如く、ティーグランド91と、グリーン92と、そして
その間にフェアウェイ93がある。そして、ゴルフカート
の走行するカート道94が、ティーグランド91からグリー
ン92までフェアウェイ93の横に沿って設けてある。ま
た、このカート道94には電流を流すことによって磁界を
発生する誘導線95が埋設してあり、この磁界をゴルフカ
ートが検知して磁界に沿って走行するようになってい
る。
【0003】96はゴルフ場の地形の都合により、やむを
得ずフェアウェイ93を横切って設けられた横断カート道
で、このような場所にはブロック等を敷設してカートが
通れるように道を形成している。
得ずフェアウェイ93を横切って設けられた横断カート道
で、このような場所にはブロック等を敷設してカートが
通れるように道を形成している。
【0004】上記のホールにおいて、プレー状態を説明
すると、誘導線95に沿って走行するゴルフカートはカー
ト道上でプレーヤーに最も近い所を走行し、プレーヤー
が必要とするゴルフクラブ等があれば、キャディがゴル
フカートから取り出し、プレーヤーの居るところまで運
んでプレーヤーへのサービスを行っていた。
すると、誘導線95に沿って走行するゴルフカートはカー
ト道上でプレーヤーに最も近い所を走行し、プレーヤー
が必要とするゴルフクラブ等があれば、キャディがゴル
フカートから取り出し、プレーヤーの居るところまで運
んでプレーヤーへのサービスを行っていた。
【0005】しかしながら上述するような走行路94であ
れば、プレーヤーが走行路94と反対の方向に球を打った
場合、ゴルフカートからプレーヤーまでの距離が長くな
り、ゴルフクラブを運ぶ時間がかかり、プレーヤーにと
ってサービスが悪くなるばかりか、プレーヤーが時間が
かかるためにタイミングを崩してしまうという問題があ
った。
れば、プレーヤーが走行路94と反対の方向に球を打った
場合、ゴルフカートからプレーヤーまでの距離が長くな
り、ゴルフクラブを運ぶ時間がかかり、プレーヤーにと
ってサービスが悪くなるばかりか、プレーヤーが時間が
かかるためにタイミングを崩してしまうという問題があ
った。
【0006】また、フェアウェイ93内にブロック等で横
断カート道96を設けているため、ホールの景観が損なわ
れるばかりではなく、横断カート道96に球が落ちた場
合、球の方向が変わったりして、プレーヤーのプレーを
妨げていた。
断カート道96を設けているため、ホールの景観が損なわ
れるばかりではなく、横断カート道96に球が落ちた場
合、球の方向が変わったりして、プレーヤーのプレーを
妨げていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、キャディの
プレーヤーへのサービス性を向上させると共に、スムー
ズなプレーができる電磁誘導カートの走行路を提供する
ことを課題とする。
プレーヤーへのサービス性を向上させると共に、スムー
ズなプレーができる電磁誘導カートの走行路を提供する
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電流を流しゴ
ルフカートを誘導するため磁界を発生することのできる
複数本の誘導線と、該複数本の誘導線のうち1本を選択
することのできる切り換えスイッチとを備え、前記複数
本の誘導線をフェアウェイ内に設けたことを特徴とす
る。
ルフカートを誘導するため磁界を発生することのできる
複数本の誘導線と、該複数本の誘導線のうち1本を選択
することのできる切り換えスイッチとを備え、前記複数
本の誘導線をフェアウェイ内に設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】日やフェアウェイのコンディション等によって
切り換えスイッチを操作し、複数本の誘導線のうち1本
に電流を流し、ゴルフカートが走行する走行路を切り換
える。この時、誘導線はフェアウェイ内に埋設している
ため、ゴルフカートの走行路はフェアウェイ内となる。
切り換えスイッチを操作し、複数本の誘導線のうち1本
に電流を流し、ゴルフカートが走行する走行路を切り換
える。この時、誘導線はフェアウェイ内に埋設している
ため、ゴルフカートの走行路はフェアウェイ内となる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき、ゴルフ場
内の一つのホールを例にあげて説明する。
内の一つのホールを例にあげて説明する。
【0011】1はティーグランド、2はフェアウェイ、
3はグリーンである。また、4は前記フェアウェイ2に
埋設し電流を流して磁界を発生する1からNまでの複数
本の誘導線で、該誘導線4はプレーが行われるホールの
順に、スタートするホールから終了するホールまで連結
している。該誘導線4は前記フェアウェイ2内に複数本
埋設してあり、日やコースの条件によって複数本のうち
の一本を切り換えスイッチ5によって切り換えるように
なっている。そして前記誘導線4中の一ケ所に中央制御
盤(図示せず)を設け、該中央制御盤から電流を流すこと
によってコース全体の前記誘導線4に電流を流すことが
できる。この時、前記中央制御盤から流される電流は30
0mAから500mAの範囲である。また、前記誘導線4の埋設
する深さは10cmから12cmくらいの範囲である。
3はグリーンである。また、4は前記フェアウェイ2に
埋設し電流を流して磁界を発生する1からNまでの複数
本の誘導線で、該誘導線4はプレーが行われるホールの
順に、スタートするホールから終了するホールまで連結
している。該誘導線4は前記フェアウェイ2内に複数本
埋設してあり、日やコースの条件によって複数本のうち
の一本を切り換えスイッチ5によって切り換えるように
なっている。そして前記誘導線4中の一ケ所に中央制御
盤(図示せず)を設け、該中央制御盤から電流を流すこと
によってコース全体の前記誘導線4に電流を流すことが
できる。この時、前記中央制御盤から流される電流は30
0mAから500mAの範囲である。また、前記誘導線4の埋設
する深さは10cmから12cmくらいの範囲である。
【0012】図2に示す回路は、一つのホールにおける
誘導線4の切り換え回路で、数字の小さいほうを優先に
しており、誤って複数のスイッチ6が入った場合でも数
字の小さいほうしか電流が流れないようになっている。
また、全てのスイッチ6を切った場合でも、最も数字の
大きい誘導線4に必ず電流が流れるようになっており、
誘導線が途切れたり、枝分かれをしないようになってい
る。
誘導線4の切り換え回路で、数字の小さいほうを優先に
しており、誤って複数のスイッチ6が入った場合でも数
字の小さいほうしか電流が流れないようになっている。
また、全てのスイッチ6を切った場合でも、最も数字の
大きい誘導線4に必ず電流が流れるようになっており、
誘導線が途切れたり、枝分かれをしないようになってい
る。
【0013】7は、図3に示す如く、前記誘導線4上を
走行するゴルフカートで、該ゴルフカート7はゴルフバ
ッグ8を載置し、バッテリ駆動のモータによって駆動輪
9を回転させて走行する。そして、該ゴルフカート7に
は前記誘導線4から発生する磁界を検知して操舵輪(図
示せず)を操作できるセンサ(図示せず)が前記操舵輪近
傍に設けてある。前記ゴルフカート7の走行制御は、キ
ャディやプレーヤーの手元のリモコンによって操作され
る。
走行するゴルフカートで、該ゴルフカート7はゴルフバ
ッグ8を載置し、バッテリ駆動のモータによって駆動輪
9を回転させて走行する。そして、該ゴルフカート7に
は前記誘導線4から発生する磁界を検知して操舵輪(図
示せず)を操作できるセンサ(図示せず)が前記操舵輪近
傍に設けてある。前記ゴルフカート7の走行制御は、キ
ャディやプレーヤーの手元のリモコンによって操作され
る。
【0014】次に動作について説明する。
【0015】ゴルフカート7を走行させる場合、中央制
御盤から誘導線4に電流が流され、その電流から発生す
る磁界に沿って一日約40台のゴルフカート7が走行す
る。そして、日によって切り換えスイッチ5を切り換え
ることによって、ゴルフカート7を走行させる誘導線4
の番号を切り換える。これらのことより、ゴルフカート
7の走行路が毎日切り換わることにより、即ちゴルフカ
ート7の車輪によって形成される轍の位置を変えること
により、フェアウェイ2の芝を痛めず走行でき、ゴルフ
場の保守性が高まる。更に、フェアウェイ2が雨等によ
って痛んでいるときには、フェアウェイ2外を走行させ
ることによって、より一層芝の保守性が高まる。
御盤から誘導線4に電流が流され、その電流から発生す
る磁界に沿って一日約40台のゴルフカート7が走行す
る。そして、日によって切り換えスイッチ5を切り換え
ることによって、ゴルフカート7を走行させる誘導線4
の番号を切り換える。これらのことより、ゴルフカート
7の走行路が毎日切り換わることにより、即ちゴルフカ
ート7の車輪によって形成される轍の位置を変えること
により、フェアウェイ2の芝を痛めず走行でき、ゴルフ
場の保守性が高まる。更に、フェアウェイ2が雨等によ
って痛んでいるときには、フェアウェイ2外を走行させ
ることによって、より一層芝の保守性が高まる。
【0016】以上のような構成により、プレーヤーと共
にゴルフカート7を走行させる場合、フェアウェイ2内
を走るため、プレーヤーとゴルフカート7との距離が縮
まり、プレーヤーへのサービスの向上となる。更に、キ
ャディのサービスが向上するため、プレーヤーがプレー
のタイミングを崩すことなく行うことができる。
にゴルフカート7を走行させる場合、フェアウェイ2内
を走るため、プレーヤーとゴルフカート7との距離が縮
まり、プレーヤーへのサービスの向上となる。更に、キ
ャディのサービスが向上するため、プレーヤーがプレー
のタイミングを崩すことなく行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、誘導線をフェアウェイ内に埋
設することによって、プレーヤーとゴルフカートとの距
離が縮まり、サービス性の向上が図れ、また、複数本の
誘導線を設け、そのうちの一本を選択できるようになっ
ているので、コースの保守性にも優れている等の効果を
奏する。
設することによって、プレーヤーとゴルフカートとの距
離が縮まり、サービス性の向上が図れ、また、複数本の
誘導線を設け、そのうちの一本を選択できるようになっ
ているので、コースの保守性にも優れている等の効果を
奏する。
【図1】本発明におけるゴルフ場のホールの上面図であ
る。
る。
【図2】同誘導線の切り換え回路図である。
【図3】同ゴルフカートの全体斜視図である。
【図4】従来のゴルフ場のホールの上面図である。
7 ゴルフカート 4 誘導線 5 切り換えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−219904(JP,A) 実開 昭63−188706(JP,U) 実開 昭63−81901(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 電流を流しゴルフカートを誘導するため
磁界を発生することのできる複数本の誘導線と、該複数
本の誘導線のうち1本を選択することのできる切り換え
スイッチとを備え、前記複数本の誘導線をフェアウェイ
内に設けたことを特徴とする電磁誘導カートの走行路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3274149A JP2640056B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 電磁誘導カートの走行路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3274149A JP2640056B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 電磁誘導カートの走行路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05112239A JPH05112239A (ja) | 1993-05-07 |
JP2640056B2 true JP2640056B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=17537711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3274149A Expired - Fee Related JP2640056B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 電磁誘導カートの走行路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640056B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003265663A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 自走車両 |
AU2016248873B2 (en) | 2016-04-28 | 2018-01-04 | Komatsu Ltd. | Work machine management apparatus |
JP6701125B2 (ja) * | 2017-06-08 | 2020-05-27 | 株式会社小松製作所 | 作業機械の管理方法 |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP3274149A patent/JP2640056B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05112239A (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |