JPS6240507A - 電磁誘導システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電磁誘導により搬送車を走行させる電磁誘導
システムの改良に関するものである。

（従来技術） 従来から、たとえばゴルフ場において道具を運搬する搬
送車としては、四輪乗車型、三輪乗車型、三輪豆果型、
手押電動型、電磁誘導遠隔操作型など各種のものがある
。

ところで、上記四輪乗車型、三輪乗車型、三輪豆果型お
よび手押電動型の搬送車は運転者によって操作され、走
行されるものであり、運転者が必要であるのに対して、
電磁誘導遠隔操作型の搬送車は、運転者を必要とせず、
地面に磁性体などを埋め込み形成される特殊な誘導路上
を遠隔操作により走行駆動されるものであり、運転者を
必要としない反面、搬送車を走行させるための誘導路の
ｆＩｌ！ｉ設工事には多額の設備費や工事費が必要でコ
スト高となるとともに、走行］−スを変更することも容
易ではなかった。また、誘導路の施設場所が、例えばゴ
ルフ場などの芝生面であると、芝などの草木を傷めたり
、その発育を阻害することがあり、これらの問題を解決
することが望まれていた。

（発明の目的） 本発明は上記従来問題点に鑑みてなされたもので、搬送
車が走行される誘導路を簡単に施設できるとともに、走
行コースの変更が容易で、コストダウンを図ることがで
き、しかも芝、草を傷めたリすることの少ない電磁誘導
システムを提供することを目的とする。

（発明の構成） 本発明は、電磁誘導路上磁気的結合関係に設けられた検
出器により磁気抵抗変化を検出して搬送車が上記誘導路
上に沿って走行駆動される電磁誘導システムであって、
電磁誘導路として、適宜の大きさに分割され複数の孔を
有した右孔体に電磁誘導可能材料を装着してなる電ｖｉ
１誘導体を用い、この電ｖＡ誘導体を複数個、配列敷設
したものである。

この構成により、搬送車は電磁誘導体の磁気抵抗の変化
を検出し、電磁誘導路上を走行されることになる。また
、電磁誘導体を配列敷設するたりて簡単に電磁誘導路を
形成することができ、しかもコース変更も容易となる。

さらに電磁誘導体に複数の孔を有するので芝、草の発育
に障害がなくなるものである。

〈実施例） 第１図は、本発明の一実施例に係る電磁誘導システムに
おける電！ｉ誘導体を示し、後述する電磁誘導路として
適宜の大きさに分割され、複数の網状またはパンチング
状の孔１を有する樹脂性材料などからなる右孔体２の所
定の領域に、金属板、誘導線または磁性体などでなる電
磁誘導可能材料３が塗布あるいは埋設などにより装着さ
れることにより電磁誘導体４が形成されている。

第２図（ａ）、第２図（ｂ）は、後述する搬送車を直進
走行、右曲り走行および左曲り走行させるための各電Ｆ
４ｉ誘導体４ａ、４ｂの電磁誘導可能材料３ａ、３ｂの
装着パターンを示す。

第３図は、上記電６１誘導体４ａ、４ｂを適宜配列して
形成された電磁誘導路５を示し、搬送車がこの電ｆ！ｉ
誘導路５上を走行されることになる。

第４図は本発明の一実施例に係る電磁誘導システムにお
ける搬送車を示し、この搬送車６は、搬送台７と左右の
駆動輪８，９とを有し、上記搬送台７の中央下部には、
電磁誘導路５と磁気的結合関係を有し、電磁誘導路５（
電磁誘導体４）との磁気抵抗の変化を検出する検出器１
０が取り付けられている。また、上記搬送台７の内部に
は、第５図に示す制御装置１１、左側駆動輪８を回転さ
せる左側モータ１２、および左側駆動輪９を回転させる
右側モータ１３が設けられている。

次に、この実施例の動作を説明する。上記検出器１０に
よりｆｆ１ｉｌ誘導体４の磁気抵抗の変化が検出され、
制御装置１１でもって上記検出器１０ｈ）らの検出信号
に基づいて所定の操舵作用がなされる。すなわち、搬送
車６が電磁誘導路上ずれかに偏移すると、検出器１０は
それら磁気抵抗に対応する検出信号を制御装置１１に与
え、これによって、制御装置１１は、上記偏移をなくす
方向に左右モータ１２．１３に出力する。たとえば、搬
送車６が直進である電磁誘導システムを走行するとき、
制御装置１１は左側モータ１２と右側モータ１３とを直
進しつるように駆動制御する。

また、搬送＠６が右回りの電ｆ！ｉ誘導体４ｂ上を走行
するとき、制御装置１１は右側モータ１３の回転数を左
側モータ１２０回転数より相対的に小さくし、搬送車６
を右曲り走行させる。また、搬送車６が左回りの電磁誘
導体４ｂ上を走行するとき、制御装置１１は左側モータ
１２の回転数を右側モータ１３の回転数より相対的に小
さくし、搬送車６を左曲り走行させる。

このようにして、搬送車６は所定の電１１誘導路５に沿
って走行される。なお、左右モータ１２゜１３の代りに
ステアリングモータを用いて、搬送車６が操舵走行され
るようにしてもよい。

また、本実施例では、電１１誘導体４として、搬送車６
の左側駆動輪８と右側駆動輪９間に配置されたものを示
したが、左右駆動輪８，９を跨るように配置されたもの
であってもよい。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、複数の孔を有した右孔体
に電磁誘導可能材料を装着してなる電磁誘導体を複数個
配列敷設して、搬送車が走行されるＴｉ！！誘導路を形
成することにより、芝などの草木を傷つけたり、その発
育を阻害するといったことがなくなり、特にゴルフ場な
どの誘導路としては美観を損うこともなく有効である。

また、適宜の大きさに分割された電ｖＡ誘導体の配列を
変えることにより、容易かつ任意に電磁誘導路のコース
を変更することができる。さらに、電１！誘導体を配列
敷設するだけ′Ｃ電磁誘導路が形成されるので、施設工
事が簡単で安価に行なえる等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る電！１誘導システムの
電１１誘導体の斜視図、第２図（ａ）（ｂ）は上記電６
ｆｔ誘導体上の′ａｆ磁誘導可能材料の装着パターン例
を示す平面図、第３図は上記電磁Ｘ　１体により形成さ
れた電磁誘導路の一例を示す平面図、第４図は上記電ｖ
ｉ１誘導システムの搬送車の構成図、第５図は上記搬送
車を走行制御する走行制Ｗ装置のブロック図である。 １・・・孔、２・・・右孔体、３．３ａ、３ｂ・・・電
磁誘導可能材料、４，４ａ、４ｂ・・・電磁誘導体、５
・・パ市磁誘導路、６・・・搬送車、１０・・・検出器
。 特許出願人　　　　　ヤマハ発動機株式会社第　　１　
　図 第　　３　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電磁誘導路と磁気的結合関係に設けられた検出器に
   より磁気抵抗変化を検出して搬送車が上記誘導路上に沿
   って走行駆動される電磁誘導システムであって、電磁誘
   導路として、適宜の大きさに分割され複数の孔を有した
   有孔体に電磁誘導可能材料を装着してなる電磁誘導体を
   用い、この電磁誘導体を複数個、配列敷設したことを特
   徴とする電磁誘導システム。