JP2748501B2 - 無人誘導式ゴルフバッグ運搬車 - Google Patents

無人誘導式ゴルフバッグ運搬車

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JP2748501B2
JP2748501B2 JP4380789A JP4380789A JP2748501B2 JP 2748501 B2 JP2748501 B2 JP 2748501B2 JP 4380789 A JP4380789 A JP 4380789A JP 4380789 A JP4380789 A JP 4380789A JP 2748501 B2 JP2748501 B2 JP 2748501B2
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JP
Japan
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arm
golf bag
bag carrier
rear frame
unmanned guided
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JP4380789A
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耕司 西野
彰一 大町
吉男 真田
恒夫 市石
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ゴルフ場でゴルフバッグを運搬する無人誘
導式ゴルフバッグ運搬車に関する。
従来の技術 第10図,11図を用いて説明する。
従来ゴルフコースに沿って低周波電流を流した誘導用
電線を地中に埋設して磁界をつくり、ゴルフバッグ運搬
車に取付けた左右の検出コイル1で探知し、磁界のベル
ト上を走るよう電気制御にて、操舵モータ2を回転さ
せ、前車輪3で操舵しながら自走するゴルフバッグ運搬
車は、3輪車に近く後輪車4間隔を広く2輪を有し、駆
動モータ5より減速機6を介して駆動輪としている。
前車輪3部分に検出コイル1が付いており、前車輪3
は2個を有し、前車輪3同志を隙間なく付けているか、
又は、前車輪3間隔を少し離した構造となっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のゴルフバッグ運搬車では、 1. コース内の美観及びゴルフボールのイレギラーバウ
ンド減少より、アスファルト道路に変わり、コンクリー
ト等の軌条を敷設する場合があるが、軌条は3本もしく
は4本と多く美観も良くないうえに、軌条にゴルフボー
ルが当る場合がある為に、コースのラフ部分に軌条を敷
設する場合がほとんどでキャディ又はプレーヤーがクラ
ブを取りに行くのに時間を要し、プレーの進行が遅れた
り、キャディの労力が大である。
2. 3輪であり、起伏の多いゴルフ場において、上り又
は下り中での急カーブでは転倒する危険性がある。
3. 上記1の軌条間には芝を植えているが、芝を植えた
幅が狭く、夏場においてはコンクリート軌条が太陽熱に
よって温められ、この熱によって芝が枯れやすい。
4. 手動運動時は駆動輪の後車輪を支点として、後方に
付いているハンドルを人手により左右に操舵しながら前
車輪の向きを変え走行する為に大きな操舵力を必要とす
る。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、1.軌条
敷設時の美観向上及び軌条にゴルフボールが当る確率の
減少を計り、プレーの進行を早めると同時にキャディの
労力軽減、2.走向安定性、3芝の保護、4.手動操舵力の
減少を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は第1図,2図を用いて説明する。
前フレーム9の左右の各々に駆動モータ5より減速機
6を介した前車輪3を備え、後フレーム10の左右にキャ
ンバー角度のついたキャスター付後車輪4を備え、キャ
スターの回転支柱11には制御により規定以上の回転トル
クが働いた場合には回転が自由になるロック装置12が付
いている。
前フレーム9と後フレーム10はアーム13により接続さ
れており、アーム13は後フレーム10が左右に回転できる
様、前フレーム9の回転部14に支持されている。
回転部14は前車輪3と後車輪4の中央付近の前フレー
ム9に位置し、アーム13が後フレーム10側に高くなる様
に角度がついている。
また、回転部14には、制御により、アーム13の回転を
規定以上のトルクが働いた場合には外れるロック装置15
を設けている。以上のような無人誘導式ゴルフバッグ運
搬車である。
作用 1. カーブにおいて、前車輪と後車輪の中央付近で前フ
レームと後フレームが回転でき、後車輪のキャスター支
柱の回転を固定することにより、前車輪と後車輪が同一
軌跡上を走行でき、軌条幅を狭くすることができる。
2. 前車輪と後車輪同志の間隔を等しくすることによ
り、軌条が2本となる。
3. 左右のキャスターにキャンバー角度をつけることに
より、後車輪の細かい振れを防止する。
4. アームは後フレーム側に高くなる様に回転部に角度
を設けたことにより、カーブにおいて後フレームが左右
に曲がる時、車体を上に持ち上げる力が働き、カーブ走
行後は後フレームを元に戻す力が働き、再に直進走行時
は後フレームの振れを防止する。
5. 制御により通常走行においては、アームの回転を自
由にし、キャスターの回転を固定することにより、カー
ブ走行で前後車輪が同一軌跡走行する。
しかし、ゴルフバッグ運搬車を手で後方へ引いて動か
す場合には、アームの回転を自由にすると、目的通りの
軌跡にはならない為、制御によりアームの回転を固定
し、キャスターの回転を自由にすることにより思い通り
の軌跡をえがく。
実施例 本発明の一実施例を第3図〜第9図によって説明す
る。
本発明の無人誘導式ゴルフバッグ運搬車は、ゴルフコ
ースに沿って低周波電流を流した誘導用電線を地中に埋
設して磁界をつくり、ゴルフバッグ運搬車に取付けた検
出コイル1で探知し、磁界のベルト上を自動操舵しなが
ら走行するものである。
前フレーム9の左右の各々に駆動モータ5より減速機
6を介して前車輪を検出コイル1の信号を電気制御によ
り直線走行時は左右の回転数を同一にして走行するが、
カーブでは左右の回転数に差をつけて曲がる。
後フレーム10の左右には走行路面17側が狭くなる様
に、キャンバー角度αをつけたキャスター付後車輪4を
備えている。
ロック装置12は第9図に示すように、キャスターの回
転支柱11をロックした図で、キャスターの回転支柱11は
ベアリング22にて回転自在に取付けられており、円錐形
の凹23がある。この凹23に常時バネ20により電磁ソレノ
イド18の軸19でボール21を押し付けてロックしている。
ロックした時の後車輪4は後方を向いている。ロック
状態でキャスターの回転支柱11に規定値以上の回転トル
クが働いた場合には、ボール21が凹23にて押され、軸19
を介してバネ20が圧縮され、キャスターの回転支柱11よ
り外れ、自由に回転できる。
電気制御にてロックを外す時は、電磁ソレノイド18の
ヨーク24に電気を流し磁力でバネ20に打勝って軸19が吸
引され、ボール21と軸の間に間隔ができキャスターの回
転支柱11が回転した時に凹23の押力によりボール21が外
れ、キャスターの回転支柱11は自由に回転することがで
きる。
前フレーム9と後フレーム10はアーム13により接続さ
れており、アーム13は上下のベアリング25で左右に回転
自在に取り付けられており、回転部14を支点として後フ
レーム10が左右に回転できる。
アーム13は後フレーム10側に高くなる様に角度βがつ
いており、回転部14にはアーム13の回転をロックするロ
ック装置15がついている。ロック装置15は第8図に示す
ようにアーム13の回転支柱をロックした図で、アーム13
の回転支柱にはV溝26を有するレバー27が固定されて取
付いている。
電気制御にてロックする時は電磁ソレノイド28に電気
を流し磁力で軸29を押し出し、バネ30を介して押付軸31
でボール32をレバー27のV溝26に押付けてロックする、
ロック状態でアーム13の回転支柱に規定値以上の回転ト
ルクが働いた場合には、ボール32がV溝26によって押さ
れ、押付軸31を介してバネ30が圧縮され、ボール32がV
溝26より外れ自由に回転できる。
ロックを外す時は電磁ソレノイド28の電気を切ること
によって軸29が戻り、バネ30に圧縮力がなくなり、アー
ム13が回転した時にV溝26の押力によりボール32が外
れ、アーム13は自由に回転することができる。
発明の効果 上述したように、本発明によれば、コース内において
コースの美観及びゴルフボールのイレギラーバウンドの
減少を計る為に軌条を敷設した場合に、軌条本数が2本
と少なく、しかも、前後車輪が同一軌跡で走行するの
で、軌条幅も狭くてすみ、美観の向上及びゴルフボール
のイレギラーバウンドの減少により、フェアウェイ上に
軌条を敷設できる。従ってキャディ又はプレーヤがクラ
ブを取りに行く時間が減少し、プレーの進行が速まり、
キャディの労力も軽減されるという効果がある。
また、上記の効果に加えて、更に以下のような効果が
ある。
前車輪と後車輪同志の車輪間距離を同じくすることに
より、走行の安定性向上及び軌条が2本となり、軌条間
の芝を植える幅が広くなり、太陽熱による芝の枯れ防止
となる。
また、駆動輪を前車輪にすることにより、支点となる
前車輪と、後方に付いているハンドルとの距離間が長く
なり、手動走行時の操舵力の減少が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の無人誘導式ゴルフバッグ運搬車の直進
状態での平面略図、第2図は同じく右カーブ状態での平
面略図、第3図は同じく左側面外形図、第4図は同じく
背面外形図、第5図は同じく上部カバーとバッテリーを
取り除いた平面図、第6図は第5図の左側面図、第7図
は第6図の背面図、第8図は第5図の「A」詳細図、第
9図は第7図のB−B′断面図、第10図は従来品の無人
誘導式ゴルフバッグ運搬車の直進状態での平面略図、第
11図は同じく右カーブ状態での平面略図である。 1は検出コイル、2は操舵モータ、3は前車輪、4は後
車輪、5は駆動モータ、6は減速機、7は差動ギヤ、8
はベルト、9は前フレーム、10は後フレーム、11はキャ
スターの回転支柱、12はロック装置、13はアーム、14は
回転部、15はロック装置、16はカバー、17は走行路面、
18は電磁ソレノイド、19は軸、20はバネ、21はボール、
22はベアリング、23は凹、24はヨーク、25はベアリン
グ、26はV溝、27はレバー、28は電磁ソレノイド、29は
軸、30はバネ、31は押付軸、32はボール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−8078(JP,A) 実開 昭61−198175(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前フレームの左右に駆動用前車輪を各1個
    備え、後フレームの左右にキャスター付後車輪を各1個
    備え、キャスターの回転支柱を固定可能なロック装置を
    付け、前フレームと後フレームはアームを介して接続さ
    れてなり、前記アームは前車輪と後車輪の中央付近の前
    フレームに後フレームがアームにより左右に回転自在な
    回転部で接続され、この回転部に固定可能なロック装置
    を付け、アームの他端は後フレームに接続された無人誘
    導式ゴルフバッグ搬送車。
  2. 【請求項2】左右のキャスターにキャンバー角度を設け
    た特許請求の範囲第1項記載の無人誘導式ゴルフバッグ
    搬送車。
  3. 【請求項3】アームは後フレーム側に高くなる様回転部
    に角度を設けた特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    無人誘導式ゴルフバッグ搬送車。
  4. 【請求項4】キャスターの回転支柱及びアームの回転固
    定は既定値以上の回転トルクが働いた場合には、回転が
    自由になる特許請求の範囲第1項〜第3項から選んだ一
    つの項に記載の無人誘導式ゴルフバッグ搬送車。
JP4380789A 1989-02-23 1989-02-23 無人誘導式ゴルフバッグ運搬車 Expired - Lifetime JP2748501B2 (ja)

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JPH02225180A JPH02225180A (ja) 1990-09-07
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