JP3038501U - 手押し式電動キャディーカート - Google Patents

手押し式電動キャディーカート

Info

Publication number
JP3038501U
JP3038501U JP1996012930U JP1293096U JP3038501U JP 3038501 U JP3038501 U JP 3038501U JP 1996012930 U JP1996012930 U JP 1996012930U JP 1293096 U JP1293096 U JP 1293096U JP 3038501 U JP3038501 U JP 3038501U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body frame
caddy cart
vehicle body
transmission
guide wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996012930U
Other languages
English (en)
Inventor
必端 伍
Original Assignee
必端 伍
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 必端 伍 filed Critical 必端 伍
Priority to JP1996012930U priority Critical patent/JP3038501U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3038501U publication Critical patent/JP3038501U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 進行時の安定性と良好な操作性を有する手押
し式電動キャディーカートの提供。 【解決手段】 車体フレーム、二つの伝動輪、一つのガ
イド輪、バッテリー、伝動モータ、制御器を備え、この
二つの伝動輪が車体フレーム前方両側に設けられ、バッ
テリーと伝動モータが中央位置に設けられ、前進速度の
制御用の制御器が車体フレーム上方のハンドル部分に設
けられ、前進方向にガイド用の上記ガイド輪が車体フレ
ームの尾端に360度の回転可能に設けられ、キャディ
ーカートがゴルフバッグを運ぶ時、その重心が二つの伝
動輪と後輪の間に落ちるようにされた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の手押し式電動キャディーカートに関し、特に一種の三輪式で、 方向制御用の車輪が後方に設けられたことで、良好な操作制御性を有し、進行時 に非常に安定しているものに関する
【0002】
【従来の技術】
ゴルフは現在、多くの愛好者を有するスポーツとなっており、プレイと同時に 自然を楽しめ、スイングと歩行により運動効果を達成できるため、その人気は高 い。ただし、スイングと歩行には、クラブやゴルフボール、ゴルフバッグなど用 具の重量を考慮しないわけにはゆかず、早期の、専用の運搬車のない時代には、 人が肩にかついで運搬してコースを回っていたが、後に、四輪式の大型ゴルフカ ートが使用されるようになり、重量の問題は解決された。しかし、大型のゴルフ カートは、その車体の重量に運搬物の重量が加わると、相当大きな重量となり、 グリーン上を走行すると、グリーンを傷めるため、ゴルフカート用道路がその走 行専用に設けられている。ただし、このような大型ゴルフカートは単一方向に前 進するため、打球方向に応じた細かい動きができず、非常に不便であり、そのた め、ゴルファーと共に、移動できるキャディカートが必要となってきた。
【0003】 図1に示されるのは、周知のキャディーカートであり、それは車体フレーム1 ’の後方位置に二つの伝動輪2’が設けられ、バッテリー3’と伝動モータによ り伝動輪2’が駆動されて前進し、車体フレーム1’の前方底部に車体の前進方 向を案内する一つの車輪4’が設けられ、操作者が車体フレーム1’上方のハン ドル5’を握持してキャディーカートの前進方向を制御するものとされていた。 ただし、この構造は、実際の使用上、以下のようないくつかの欠点を有していた 。 1.進行時の方向の制御が容易でなかった。即ち、ゴルフバッグがその上に置 かれると、その重量のほとんどは後方の伝動輪にかかり、また前方の車輪が後方 の方向制御用のハンドルから離れすぎているために、操作者が前車輪の方向と前 進の方向を制御しにくかった。 2.回転半径が大きすぎ、操作制御しにくかった。即ち、この種のキャディー カートの方向転換方式は、車体の伝動輪2’を中心とし、方向転換が必要な時に 操作者が握ったハンドルを一側に押し動かして、車体前方の車輪4’をある角度 偏らせて方向転換を行っており、その必要な回転半径が大きすぎ、また前方の車 輪からハンドルまでの距離が長すぎるため、機敏に曲がることができず、操作制 御性に劣っていた。 3.進行時に転倒しやすかった。即ち、この種のキャディーカートは後方の伝 動輪が駆動されて前進するため、前方車輪がひっかかった時や障害物に突き当た った時に、カートが転倒しやすく、その上、ゴルフ場は平坦でなく、坂や起伏が 多いため、キャディーカート前進時に、滑り落ちたり任意に方向が転換したりし て、操作制御が難しく、キャディーカートが転倒することがしばしばあり、非常 に面倒であった。 4.坂での制御が難しく、傾きやすかった。ゴルフバッグをキャディーカート に乗せて運ぶ時にはクラブのヘッドを上にして斜めに置くが、ヘッドの重量によ り全体の重心が後方に移動するため、上り坂の時には、坂の傾斜により重心がさ らに後方に移動し、このとき、キャディーカートが転倒する事態が発生しやすく 、また下り坂では、進行速度が速くなるが、前方の車輪に固定構造がなにも設け られていないために、任意に方向転換されて転倒することがよくあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、一種の操作制御性の極めて良好なキャディーカートを提供すること を課題としており、そのために、車体方向を案内するガイド輪を後方に設けて、 それと、キャディーカートの方向を制御するハンドルとを比較的近くに設け、力 のモーメントを比較的小さくし、使用者が操作制御しやすいようにし、且つ極め て小さい回転半径(前方の伝動輪からガイド輪の間の距離)を有するものとして 機敏に運動できるものとする。
【0005】 本考案は次に、進行時に極めて安定しているキャディーカートを提供すること を課題としており、そのために、キャディーカート後方のガイド輪を後方に移動 させ、前方の二つの伝動輪と後方のガイド輪の形成する面積を大きくして、キャ ディーカートの重心が空車或いはゴルフバッグ放置時のいずれの時にも前方の両 方の伝動輪と後方のガイド輪の間に落ちるようにし、上り坂でも下り坂でも、左 に傾斜する坂でも右に傾斜する坂でもいずれも安定して前進でき、車体が転倒す ることのないようにする。
【0006】 本考案はさらに、キャディーカートにおいて、車体を連動して前進させる伝動 輪を前方に設けることで、車体を安定して前進させられるようにするだけでなく 、ハンドルによる前進方向制御を行いやすくし、特に坂の横を進行する時に、良 好な操作制御性と安定性を発揮できるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、車体フレーム、二つの伝動輪、一つのガイド輪、バッテリ ー、伝動モータ、制御器を備え、この二つの伝動輪が車体フレーム前方両側に設 けられ、バッテリーと伝動モータが中央位置に設けられ、前進速度の制御に用い られる制御器が車体フレーム上方のハンドル部分に設けられた手押し式電動キャ ディーカートにおいて、キャディカートの前進方向を制御するのに用いられる上 記ガイド輪が車体フレームの尾端に360度の回転可能に設けられ、キャディー カートがゴルフバッグを運ぶ時、その重心が二つの伝動輪と後輪の間に落ちるよ うにされて前進時の安定性が増進され、方向ガイド作用を有するガイド輪が後方 に設けられたことにより、力のモーメントが比較的小さく、操作者によるキャデ ィーカートの前進方向制御が容易とされたことを特徴とする、手押し式電動キャ ディーカートとしている。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の手押し式電動キャディーカートは、車体フレーム、二つの伝動輪、一 つのガイド輪、バッテリー、伝動モータ、制御器を備え、この二つの伝動輪が車 体フレーム前方両側に設けられ、バッテリーと伝動モータが中央位置に設けられ 、制御器が車体フレーム上方のハンドル部分に設けられて前進速度の制御に用い られ、上記ガイド輪が車体フレームの尾端に360度の回転可能に設けられてキ ャディカートを前進方向に引導するのに用いられ、これにより、キャディーカー トがゴルフバッグを運ぶ時、その重心が二つの伝動輪と後輪の間に落ちるように されたことと、伝動輪が前方に設けられガイド輪が後方に設けられたことにより 、キャディーカート進行時に非常に安定すると共に、良好な操作性を有するもの とされている。
【0009】
【実施例】
図2に示されるように、本考案の手押し式電動キャディーカートは、車体フレ ーム1、二つの伝動輪2、一つのガイド輪3、バッテリー4、伝動モータ5、制 御器6を備えている。該伝動輪2は、車体フレーム1の前方の両側に一つずつそ れぞれ設置され、車体フレーム1の中央位置のバッテリー4と伝動モータ5によ り駆動され、安定し穏やかな前進速度を提供する。車体フレーム1の上方位置に は固定支持フレーム11が設けられて、該固定支持フレーム11は、ゴルフバッ グを置くのに利用されて進行時にそれを傾斜させず、さらにゴルフバッグを固定 するためのベルトが設けられ得る。該車体フレーム1の後方位置に一つのハンド ル12が設けられ、操作者が車体の前進方向を制御するのに利用され、該ハンド ル12の一部に一つの制御器6が取り付けられて、該制御器6は伝動モータ5の 回転速度を制御するのに用いられる。該制御器6とバッテリー4及び伝動モータ 5を連結する電線或いはリード線は車体フレーム1の中空円柱内に取り付けられ て、以て全体の美観が増進している。車体フレーム1の後方尾端位置には一つの ガイド輪3が設けられ(図3参照)、該ガイド輪3の上部は車体フレーム1の尾 端に枢接され、ゆえにガイド輪3は360度回転自在とされ、キャディーカート が走行する時、操作者は車体フレーム1のハンドル12を握って左或いは右に押 し動かせば、ガイド輪3をある角度の方向に傾かせてその方向にキャディーカー トを転向させられる。さらに、ガイド輪3の位置は後方に延伸されて底盤の面積 が増大されているため、空車時でもゴルフバッグを置いた時でも重心は二つの伝 動輪2とガイド輪3の間の面積内にあるため、進行時には極めて安定している。
【0010】 図4は、本考案のキャディーカートにカバー7を取り付けた実施例を示す。こ れにより、内部のバッテリー4、伝動モータ5がその中に内蔵され、全体的な外 観が良くされ、また、車両走行時に伝動輪2とガイド輪3が泥土を巻き上げて使 用者の衣服を汚すのが防止される。図5には実際にゴルフバッグを運搬する使用 状況が示されている。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、キャディーカートを駆動して前進させる伝動輪2が前方に設けられ 、伝動輪2の輪体が比較的大きいものとされているため、前進時、比較的安定し 、また穴の上を通っても、キャディーカートが転倒しにくい。さらに、キャディ ーカートのガイド輪3が後方に設けられ、方向制御のハンドル12の比較的近く にあるため、良好な操作制御性を有している。特に、それが上り坂や下り坂、或 いは左斜面や右斜面の横を走行する時には非常に良い操作制御性を有し、極めて 良好な安定性を有しており、転倒しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の手押し式電動キャディーカートの斜視図
である。
【図2】本考案の斜視図である。
【図3】本考案の後方のガイド輪位置の局部拡大図であ
る。
【図4】本考案のカバーを加えた実施例の斜視図であ
る。
【図5】本考案のゴルフクラブを実際に運搬する使用状
態表示図である。
【符号の説明】
1’ 車体フレーム 2’ 伝動輪 3’ バッテリー 4’ 車輪 5’ ハンドル 1 車体フレーム 11 固定支持フレーム 12 ハンドル 2 伝動輪 3 ガイド輪 4 バッテリー 5 伝動モータ 6 制御器 7 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム、二つの伝動輪、一つのガ
    イド輪、バッテリー、伝動モータ、制御器を備え、この
    二つの伝動輪が車体フレーム前方両側に設けられ、バッ
    テリーと伝動モータが中央位置に設けられ、前進速度の
    制御に用いられる制御器が車体フレーム上方のハンドル
    部分に設けられた手押し式電動キャディーカートにおい
    て、キャディカートの前進方向を制御するのに用いられ
    る上記ガイド輪が車体フレームの尾端に360度の回転
    可能に設けられ、キャディーカートがゴルフバッグを運
    ぶ時、その重心が二つの伝動輪と後輪の間に落ちるよう
    にされて前進時の安定性が増進され、方向ガイド作用を
    有するガイド輪が後方に設けられたことにより、力のモ
    ーメントが比較的小さく、操作者によるキャディーカー
    トの前進方向制御が容易とされたことを特徴とする、手
    押し式電動キャディーカート。
JP1996012930U 1996-12-05 1996-12-05 手押し式電動キャディーカート Expired - Lifetime JP3038501U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012930U JP3038501U (ja) 1996-12-05 1996-12-05 手押し式電動キャディーカート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012930U JP3038501U (ja) 1996-12-05 1996-12-05 手押し式電動キャディーカート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3038501U true JP3038501U (ja) 1997-06-20

Family

ID=43173177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996012930U Expired - Lifetime JP3038501U (ja) 1996-12-05 1996-12-05 手押し式電動キャディーカート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3038501U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5328193A (en) Scooting and coasting golf cart tricycle
EP2643063B1 (en) Self-propelled golf vehicle
US4538695A (en) Battery driven golf cart
US5180023A (en) Self propelled golf bag cart
US9199147B2 (en) Golf bag cart
US5749424A (en) Powered cart for golf bag
US4431205A (en) Golf cart
US11931633B2 (en) Rideable golf bag cart/cycle
US20240140555A1 (en) Riding bag transport cart/cycle
US8424628B1 (en) Vehicle with golf improvements
US5899284A (en) Powered cart for golf bag
JPS5977963A (ja) 自動手押車
US6705624B2 (en) Motorized golf cart with automated lifting of detachable devices
US4418776A (en) Drive unit for golf bag cart
US5029887A (en) Steerable skateboard
JP3038501U (ja) 手押し式電動キャディーカート
US8388004B2 (en) Personal transportation device
US6640919B1 (en) Motorized device for pulling a skater
CN108325155A (zh) 一种新型可行走跑步机
KR101440827B1 (ko) 탑승 가능한 개인용 골프카트
JP2748501B2 (ja) 無人誘導式ゴルフバッグ運搬車
CN2265829Y (zh) 手推式高尔夫球袋电动搬运车
JPH08229173A (ja) 一人用電動ゴルフカート
CN209270782U (zh) K型活动板架结构的四轮滑板车
TWI408071B (zh) 可選擇操作模式之自動車