JP2639918B2 - 電話機用録音再生装置 - Google Patents

電話機用録音再生装置

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JP2639918B2
JP2639918B2 JP23851186A JP23851186A JP2639918B2 JP 2639918 B2 JP2639918 B2 JP 2639918B2 JP 23851186 A JP23851186 A JP 23851186A JP 23851186 A JP23851186 A JP 23851186A JP 2639918 B2 JP2639918 B2 JP 2639918B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、電話回線を介して入出力される信号等の録
音・再生動作を行なうための電話機用録音再生装置に関
するものである。
(ロ)従来の技術 電話回線を介し、入出力される信号等の録音再生動作
を行なうための電話機用録音再生装置として用いられて
いるものには一般に、留守番電話装置及び、通話内容録
音再生装置等がある。前記留守番電話装置は、呼出し者
に応答用のメッセージを再生し送出するための応答用テ
ープと呼出し者からのメッセージを録音する録音用テー
プとを備え、電話の着信を検知することにより応答用テ
ープを走行して、予め録音された応答用のメッセージを
再生装置で再生し、その応答用メッセージを呼出し者に
送出した後、録音用テープを走行させて呼出し者からの
メッセージを録音するようにしたもので、このような留
守番電話装置は特公昭56−16987号公報に記載されてい
る。一方、通話内容録音再生装置は1個の録音用テープ
を通話動作と同時に手動又は自動で走行させ、通話内容
を録音するようにしたものである。以上のようにして録
音用テープに録音された内容を再生する場合には、録音
された内容を録音用テープより再生し増幅してスピーカ
ーを介し音声として放音させるという動作を行ない、そ
れにより操作者及び装置周辺にいる人はスピーカーより
放音される音声を聴取することができる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 従来の電話機用録音再生装置は、スピーカーにて、再
生による音声を放音させていた。そのため、録音されて
いる内容が重要な極秘メッセージとか他人に聞かれたく
ないプライベートなメッセージ等の場合でも、スピーカ
ーより放音させて聴取するしか方法がないため、操作者
以外の人に聴取されてしまうという問題があった。その
ため、前記電話機用録音再生装置と接続している電話機
の送受話器を介し該電話機用録音再生装置より再生され
る音声が個人だけで聴取できるようにした電話機用録音
再生装置はすでに本件出願人が発明し、特許出願してい
る。本発明は斯かる電話機用録音再生装置において電話
機の送受話器を用いて再生動作により再生されている音
声の聴取動作を行なっている時に、電話回線を介して呼
出信号が送信されて来ると、自動的に再生動作を停止さ
せると共に前記電話機を電話回線に接続させて該電話機
の送受話器を介して電話通話を優先的に行なわせるよう
にしたことを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明の電話機用録音再生装置は、電話回線に接続
し、前記電話回線を介し、送受信される信号が印加され
る第1接続端子部と、該第1接続端子部に印加される信
号の録音動作を行なうと共に該録音した信号の再生動作
も行なえる録音再生手段と前記電話回線を介し、送受話
器を用いて通話動作する電話機を接続する第2接続端子
部と該第2接続端子部を介して前記電話機の送受話器の
上げ、下ろし動作を検出し、該送受話器を上げた状態の
時には、該電話機に対し前記記録再生手段が再生する信
号が加わる第1状態に切換わり、又、該送受話器を下ろ
した状態の時には該電話機に対し前記電話回線を接続す
る第2状態に切換わる状態切換手段と、前記電話回線を
介し送信されてくる呼出信号を検出することにより、前
記状態切換手段を第2状態に切換えて保持させ、前記電
話機を電話回線に接続させる呼出信号検出回路と、該呼
出信号検出回路よりの出力信号を受け、前記状態切換手
段が第2状態に切換えられると共に前記録音再生手段の
動作を停止状態にさせるリセット回路とより構成されて
いる。
(ホ)作用 本発明の電話機用録音再生装置は、第2接続端子部に
接続されている電話機の送受話器を介して、本装置の再
生動作により再生されている音声の聴取を行なっている
時に、第1接続端子部に接続している電話回線を介して
呼出信号が到来してくると、前記第1接続端子部に対し
並列に設けられた呼出信号検出回路は検出動作を行なっ
て出力する出力信号を用いて本装置の再生動作を停止さ
せると共に、前記電話機に対し、自動的に電話回線を接
続させるようにしたことにより、再生されている音声の
聴取動作を行なうのに用いていた送受話器を介して使用
者は発呼者との通話動作が行なえるようにしてある。
(ヘ)実施例 以下本発明の電話機用録音再生装置の一実施例を示し
た図面を用いて詳細に説明する。()は電話回線を直
接接続させるために設けられた第1接続端子部でT端子
とR端子の2つの端子を有している。()は前記第1
接続端子部()と同様に2つの端子、T′端子R′端
子とを有し送受話器(3)を用いて行なうための電話機
(4)を接続する第2接続端子部、()は電話回線よ
り入出力される信号を録音し、再生動作するためめ録音
再生手段であり、該信号を録音保持する磁気テープ
(6)と該磁気テープ(6)を走行させるための駆動モ
ーター(7)と、該駆動モーター(7)の動作・不動作
を切換えるための動作スイッチ(8)と、前記磁気テー
プ(6)に対し録音動作を行なうための録音ヘッド
(9)及び、再生動作を行なうための再生ヘッド(10)
と前記録音ヘッド(9)に加わる電話回線よりの信号を
増幅する録音用増幅回路(11)と、該録音用増幅回路
(11)への動作電圧を供給するための第1録音スイッチ
(12)及び該第1録音スイッチ(12)に連動して、前記
録音用増幅回路(11)に電話回線よりの信号を入力させ
る第2録音スイッチ(13)と、前記再生動作を行なうた
めの再生ヘッド(10)を介し再生した信号の増幅を行な
う第1増幅回路(14)と該第1増幅回路(14)で増幅さ
れた信号が加わる端子を切換えるために2つの固定端子
(15a),(15b)を有してなる第1スイッチ(15)と該
第1スイッチ(15)の一方の固定端子(15a)に接続し
放音用の増幅を行なう第2増幅回路(16)と該第2増幅
回路(16)で増幅された信号を外部に放音するためのス
ピーカー(17)と、前記第1スイッチ(15)の他方の固
定端子(15b)に接続し、前記第1増幅回路(14)より
の出力信号の増幅動作を行なう第3増幅回路(18)と、
前記第1スイッチ(15)に連動して前記第2増幅回路
(16)と第3増幅回路(18)への動作電源の供給の切換
え動作を行なう第2スイッチ(19)とにより構成されて
いる。前記第2スイッチ(19)は第2増幅回路(16)に
接続した端子(19a)と第3増幅回路(18)に接続た端
子(19b)とを有している。(20)は、前記録音再生手
段()の第3増幅回路(18)の出力側に一端を接続し
たライントランス、(21)は前記第2接続端子部(
に接続している電話機(4)のオフフック状態を検出す
るためのオフフック検出回路で本実施例ではコイルとコ
ンデンサーとにより構成されている。(22)は、前記オ
フフック検出回路(21)がオフフック状態を検出すると
同時にオン状態になる連動スイッチ(23)により制御さ
れているリレー回路、(24)は、前記リレー回路(22)
が起動すると共に起動し、前記第1スイッチ(15)、第
2スイッチ(19)を第3増幅回路(18)に接した端子
(15b),(19b)に切換わらせるスイッチコントロール
回路、(25)は前記リレー回路(22)及びスイッチコン
トロール回路(24)に加わる電源電圧を遮断するための
通話スイッチで電話機(4)の送受話器(3)を用い、
電話回線を介して通話動作を行なう時には、オフ状態に
して用いる。(26).(27),(28),(29)は、前記
リレー回路(22)が起動すると共に切換動作を行なう第
1,第2,第3,第4切換えスイッチで可動端子(26a),(2
7a),(28a),(29a)と第1固定端子(26b),(27
b),(28b),(29b)と第2固定端子(26c),(27
c),(28c),(29c)を有している。前記第1切換ス
イッチ(26)の可動端子(26a)は前記第2接続端子部
)のT′端子に接続し、電源電圧VCCが第1抵抗(3
0)を介して加わっている第1固定端子(26b)と前記第
1接続端子部()のT端子及び第3切換スイッチ(2
8)の第2固定端子(28c)に接続している第2固定端子
(26c)のいずれかに接しているがリレー回路(22)が
動作状態になっていない時には常に第2固定端子(26
c)に接している。前記第2切換スイッチ(27)の可動
端子(27a)は前記オフフック検出回路(21)に接続
し、接地してある第1固定端子(27b)と前記第1接続
端子部()のR端子に接続してある第2固定端子(27
c)のいずれかに接しているが前記リレー回路(22)が
動作状態になっていない時には、常に第2固定端子(27
c)に接している。前記第3切換スイッチ(28)の可動
端子(28a)は前記ライントランス(20)に接続し、前
記第2切換スイッチ(27)の可動端子(27a)に接続し
ている第1固定端子(28b)と前記第1接続端子部
)のR端子と前記第1切換スイッチ(26)の第2固
定端子(26c)とに接続している第2固定端子(28c)の
いずれかに接しているが前記リレー回路(22)が動作状
態になっていない時には、常に第2固定端子(28c)に
接している。前記第4切換スイッチ(29)の可動端子
(29a)は前記ライントランス(21)に接続し、前記第
1切換スイッチ(26)の可動端子(26a)に第1コンデ
ンサー(31)を介し接続している第1固定端子(26b)
と後で述べる可動スイッチ(38)の第2固定端子(38
c)に接続している第2固定端子(29c)とのいずれかに
接しているが前記リレー回路(22)が動作状態になって
いない時には常に第2固定端子(29c)に接続してい
る。(32)は前記第1接続端子部()に電話回線より
送信されて来る呼出信号の検出動作を行なうための呼出
信号検出回路で、第2抵抗(33)及び第2コンデンサー
(34)を介して前記第1接続端子部()に接続させて
いる。(35)は前記呼出信号検出回路(32)の出力信号
を報知信号に変換するための無安定マルチ回路、(36)
は前記無安定マルチ回路(35)より出力される報知信号
に対応し点滅して呼出信号が到来していることを報知す
る発光ダイオード、(37)は前記呼出信号検出回路(3
2)の出力信号を一定時間以上(本実施例では3秒以
上)受けることにより、前記録音再生手段()の動作
を停止させると共に前記リレー回路(22)及びスイッチ
コントロール回路(24)を不動作状態にさせるためのリ
セット回路、(38)は可動スイッチで、前記第1接続端
子部()のR端子に接続している可動端子(38a)と
前記呼出信号検出回路(32)に対し前記第2コンデンサ
ー(34)を介して接続してある第1固定端子(38b)と
前記録音再生手段()にて電話回線を介して送信され
てくる相手のメッセージ及び通話を録音する時に前記可
動端子(38a)を接続させて、前記ライントランス(2
0)に録音信号が加わるように前記第4切換スイッチ(2
9)の第2固定端子(29c)に接続してある第2固定端子
(38c)とより構成され、本実施例では前記通話スイッ
チ(25)のオフ状態に切換えた時と前記呼出信号検出回
路(32)への呼出信号の着信動作が停止した時に第2固
定端子(38c)に可動端子(38a)を接続させるように
し、又本実施例における本装置の待機状態及び再生状態
では前記可動端子(38a)は第1固定端子(38b)に接続
させている。
以上の如く、本発明は構成されており、次に図面を用
いて本実施例の動作について説明する。まず、本発明の
装置の第2の接続端子部()に接続している電話機
(4)の送受話器(3)を用いて通話動作を行なう場合
について説明する。電話機(4)の送受話器(3)を持
ち上げてもオフフック検出回路(21)の起動によりリレ
ー回路(22)、スイッチコントロール回路(24)が動作
しないように該リレー回路(22)、スイッチコントロー
ル回路(24)に対しての電源電圧供給を停止させるため
に通話スイッチ(25)をオフ状態にさせると、前記リレ
ー回路(22)、スイッチコントロール回路(24)は完全
に不動作状態になる。そのため、送受話器(3)をオフ
フックしオフフック検出回路(21)に電話機(4)のオ
フフック状態を検出させ、運動スイッチ(23)をオン状
態にさせても、前記リレー回路(22)及びスイッチコン
トロール回路(24)は不動作状態のままで何ら動作しな
い。よって、前記リレー回路(22)の起動により切換動
作する第1,第2,第3,第4切換スイチ(26),(27),
(28),(29)は前記リレー回路(22)が常に不動作状
態になっているので電話機(4)のオンフック又はオフ
フック状態に関係なく第1切換スイッチ(26)の可動端
子(26a)は第2固定端子(26c)にさらに第2,第3,第4
切換スイッチ(27),(28),(29)の可動端子(27
a),(28a),(29a)もそれぞれ各第2固定端子(27
c),(28c),(29c)に接したままで常に電話機
(4)と電話回線とは接続された状態になっているので
直接電話回線に接続している電話機同様に電話機(4)
を用いてのダイヤル通話動作がいつでも行なえるように
なる。さらに呼出信号を受信し通話動作を行なう場合、
可動スイッチ(38)は連動スイッチ(25)のオフ状態に
対応し可動端子(38a)を第2固定端子(38c)に接続さ
せているため、電話回線を介し第1接続端子部()に
加わった該呼出信号は可動スイッチ(38)を介し呼出信
号検出回路(32)に検出されない。そのため、斯かる状
態において第1接続端子部()に加わった呼出信号は
該第1接続端子部()のT端子に接続している第1切
換スイッチ(26)の第2固定端子(26c)−可動端子(2
6a)で第2接続端子部()のT′端子に印加する経路
と前記第1接続端子部()のR端子に接続した第2切
換スイッチ(27)の第2固定端子(27c)−可動端子(2
7a)で第2接続端子部()のR′端子に印加する経路
とを通り、第2接続端子部()に接続しているオンフ
ック状態の電話機(4)に加わる。それにより該電話機
(4)に内蔵されている呼出ベル(図示せず)を動作さ
せて呼出信号の到来を使用者に対し報知する。使用者は
呼出信号の到来に気付き送受話器(3)をオフフックし
て発呼者と通話動作を行なう。
次に上記の動作により電話機(4)を用いて通話動作
を行なっている時の通話内容を録音する場合について説
明する。斯かる状態において、第1接続端子部()に
は、電話回線を介して行なっている通話動作により該電
話回線に対し入出力する音声信号が加わっている。その
ためまず、録音ヘッド(9)を磁気テープ(6)に近か
づけて機械的に録音可能な位置にセットすると共に動作
スイッチ(8)をオン状態にし、駆動モーター(7)を
動かして磁気テープ(6)の走行を行なわせ、且つ第1
録音スイッチ(12)をオンさせて録音用増幅回路(11)
を動作状態にすると、第2録音スイッチ(13)は該第1
録音スイッチ(12)に連動してオン状態になる。また可
動スイッチ(38)は通話スイッチ(25)のオフ状態に連
動し、可動端子(38a)を第2固定端子(38c)に接続さ
せている。それにより前記第1接続端子部()に加わ
っている音声信号は第3切換スイッチ(28)の第2固定
端子(28c)−可動端子(28a)を通る経路と可動スイッ
チ(38)の可動端子(38a)−第2固定端子(38c)−第
4切換スイッチ(29)の第2固定端子(29c)−可動端
子(29a)を通る経路とより、ライントランス(20)に
加わる。それによりライントランス(20)では、第2録
音スイッチ(13)を介して録音用増幅回路(11)に音声
信号を加える。該録音用増幅回路(11)では、加えられ
た音声信号を増幅し録音ヘッド(9)に印加させる。よ
って前記録音ヘッド(9)は走行している磁気テープ
(6)に対し第1接続端子部()に加わっている音声
信号の録音動作を行なう。
次に上記のようにして、磁気テープ(6)に録音され
た音声信号の再生・放音動作について説明する。まず通
話スイッチ(25)を閉結させて、リレー回路(22)、ス
イッチコントロール回路(24)に対し電源電圧の供給を
行なわせる。斯かる状態にて磁気テープ(6)に録音さ
れた音声信号の再生可能な位置に再生ヘッド(10)を機
械的手段により近づけてセットすると共に動作スイッチ
(8)をオン状態にして駆動モーター(7)を動かし、
前記磁気テープ(6)を走行させることにより再生ヘッ
ド(10)を介し音声信号が再生されてくる。再生された
音声信号は、第1増幅回路(14)に入力し増幅されて出
力される。斯かる状態において第2接続端子部()に
接続している電話機(4)がオンフック状態にある場合
ではまずオフフック検出回路(21)は電話機(4)の使
用状態を検出するが電話機(4)がオンフック状態であ
るため、何ら、検出出力も出さず、待機状態の維持を行
なっている。そのため、オフフック検出回路(21)がオ
フフック状態を検出した時にオン状態になる連動スイッ
チ(23)は電話機(4)がオンフック状態であるためオ
フ状態のままであり前記リレー回路(22)、スイッチコ
ントロール回路(24)ともに起動せず不動作状態にある
ため、前記スイッチコントロール回路(24)の起動によ
り切換動作する第1スイッチ(15)及び第2スイッチ
(19)は、前記スイッチコントロール回路(24)の不動
作状態に対応しそれぞれ、第2増幅回路(16)に接続し
た端子(15a),(19a)に接続している。そのため第2
増幅回路(16)は第2スイッチ(19)を介し電源電圧を
受けて動作状態になっているため、前記第1増幅回路
(14)で増幅された音声信号を前記第1スイッチ(15)
を介し入力する。入力された音声信号は、第2増幅回路
(16)で放音用に増幅されてスピーカー(17)に加えら
れ、該スピーカー(17)を介し前記磁気テープ(6)よ
り再生した音声を外部に放音する。一方、前記第2接続
端子部()に接続されている電話機(4)の送受話器
(3)を用いて個人的に再生されている音声を聴取する
ために該電話機(4)をオフフック状態にさせた場合に
は、電話回線に接続している第1接続端子部()を介
し電話回線間のオフフック電圧が第2切換スイッチ(2
7)を介しオフフック検出回路(21)に加わるため、該
オフフック検出回路(21)は電話機(4)のオフフック
状態を検出し、連動スイッチ(23)をオン状態にさせ
る。それにより通話スイッチ(25)の閉結により電源電
圧を受けている第1リレー回路(22)及びスイッチコン
トロール回路(24)は起動し動作状態になる。よって前
記第1リレー回路(22)の起動により切換わる第1,第2,
第3,第4切換スイッチ(26),(27),(28),(29)
は各第1固定端子(26b),(27b),(28b),(29b)
に接するように各可動端子(26a),(27a),(28
a),(29a)を切換える。それにより第2接続端子部
)に接続された電話機(4)は前記第1切換スイッ
チ(26)の第2固定端子(26c)と第2切換スイッチ(2
7)の第2固定端子(27c)を介し電話回線より供給され
る動作電圧を受けることができなくなるが切換動作によ
って切換った第1切換スイッチ(26)の第1固定端子
(26b)にはVCCの電源電圧が第1抵抗(30)を介し印加
されるようにしてあると共に第2切換スイッチ(27)の
第1固定端子(27b)には接地を接続させてあるため、
切換動作に関係なく前記電話機(4)は動作状態とな
る。さらに前記スイッチコントロール回路(24)の起動
により第1,第2スイッチ(15),(19)は第3増幅回路
(18)に接する端子(15b),(19b)に切換わり、該第
3増幅回路(18)は第2スイッチ(19)を介して電源電
圧を受け起動状態となる。そのため前記第1増幅回路
(14)にて増幅された再生の音声信号は第1スイッチ
(15)の端子(15b)を介し第3増幅回路(18)に入力
し、ライントランス(20)を介して、第3切換スイッチ
(28)の可動端子(28a)より第1固定端子(28b)を通
り第2接続端子部()のR′端子に加わる経路と、ラ
イントランス(20)を介して第4切換スイッチ(29)の
可動端子(29a)より第1固定端子(29b)を通り、第1
コンデンサー(31)を介して第2接続端子部()の
T′端子に加わる経路を通って動作状態になっている電
話機(4)に加わる。それにより再生の音声信号は電話
機(4)の送受話器(3)より再生された音声として放
音されるため個人的に聴取することができる。斯かる送
受話器(3)を介しての聴取動作を終了させるために送
受話器(3)を戻し電話機(4)をオンフック状態にす
ると、前記オフフック検出回路(21)は待機状態に戻
り、連動スイッチ(23)をオフ状態にする。それによ
り、リレー回路(22)及びスイッチコントロール回路
(24)は不動作状態になる。よって前記リレー回路(2
2)の起動と同時に切換った第1,第2,第3,第4切換スイ
ッチ(26),(27),(28),(29)の可動端子(26
a),(27a),(28a),(29a)は各第2固定端子(26
c),(27c),(28c),(29c)に切換わって接続す
る。さらに、第1,第2スイッチ(15),(19)も該スイ
ッチコントロール回路(24)の不動作により第2増幅回
路(16)に接している端子(15a),(19a)に接するよ
うに切換わる。この時、まだ動作スイッチ(8)をオン
状態にし、磁気テープ(6)を走行させ、再生動作を行
なっているなら再び再生の音声がスピーカー(17)を介
して放音される。さらに斯かる状態で本実施例の再生動
作を停止させるには、動作スイッチ(8)をオフ状態に
し、駆動モーター(7)を不動作状態にすることにより
磁気テープ(6)の走行を停止すると共に再生ヘッド
(10)を磁気テープ(6)より離なすことにより再生動
作は止まる。
次に上記のような再生・放音動作を行なっている時に
呼出信号が着信した時の動作について説明する。まずス
ピーカー(17)を介して放音を行なっている場合では、
通話スイッチ(25)をオン状態にしているため可動スイ
ッチ(38)の可動端子(38a)は第1固定端子(38b)に
接続した状態にあり、前記第1,第2,第3,第4切換スイッ
チ(26),(27),(28),(29)の可動端子(26
a),(27a),(28a),(29a)はリレー回路(22)の
不起動により、第2固定端子(26c),(27c),(28
c),(29c)に接している状態になっている。さらに、
第1,第2スイッチ(15),(19)はスイッチコントロー
ル回路(24)の不起動により第2増幅回路(16)に接す
る端子(15a),(19a)に接続した状態になっている。
斯かる状態において再生ヘッド(10)を介し、磁気テー
プ(6)より再生されている音声信号は、第1増幅回路
(14)で増幅し、第1スイッチ(15)、第2増幅回路
(16)を通りスピーカー(17)にて放音させている。以
上のような経路にて再生された音声は放音されている
が、斯かる状態において呼出信号が電話回線を介し第1
接続端子部()に着信すると、該呼出信号は、第1接
続端子部()のT端子を介し第2抵抗(33)を通る経
路と該第1接続端子部()のR端子を介して可動スイ
ッチ(38)の可動端子(38a)−第1固定端子(38b)−
第2コンデンサー(34)を通る経路とにより呼出信号検
出回路(32)に加わる。該呼出信号検出回路(32)は呼
出信号を検出して出力信号を無安定マルチ回路(35)、
及びリセット回路(37)に加える。該無安定マルチ回路
(35)では前記呼出信号検出回路(32)の出力信号を報
知信号に変換して発光ダイオード(36)を点灯させ、呼
出信号が到来していることを表示する。さらに、リセッ
ト回路(37)では、呼出信号検出回路(32)の出力信号
が3秒以上入力されると、再生動作を行なっている前記
録音再生手段()の動作を停止させるための動作を行
なうと共に斯かる状態では起していないリレー回路(2
2)及びスイッチコントロール回路(24)の不動作状態
の保持制御を行なう。
また呼出信号は、前記第1接続端子部()のT端子
に接続している第1切換スイッチ(26)の第2固定端子
(26c)−可動端子(26a)で第2接続端子部()の
T′端子に印加する経路と、前記第1接続端子部(
のR端子に接続した第2切換スイッチ(27)の第2固定
端子(27c)−可動端子(27a)で第2接続端子部(
のR′端子に印加する経路とを通り、第2接続端子部
)に接続しているオンフック状態の電話機(4)に
も加わり該電話機(4)に内蔵されている呼出ベルを動
作し、前記発光ダイオード(36)と共に呼出信号の到来
を使用者に対し報知する。使用者は呼出信号の到来に気
付き送受話器(3)をオフフックすると、該発光ダイオ
ード(36)と呼出ベルによる報知動作は停止する。その
動作と同時に可動スイッチ(38)の可動端子(38a)は
第2固定端子部(38c)に接する。さらに前記オフフッ
ク検出回路(21)は電話機(4)のオフフック状態を検
出し連動スイッチ(23)をオン状態にさせるが、リレー
回路(22)及びスイッチコントロール回路(24)は呼出
信号検出回路(32)の出力信号により不動作の保持状態
になっているため起動しない。よって前記リレー回路
(22)の起動により切換わるはずの第1,第2,第3,第4切
換スイッチ(26),(27),(28),(29)は切換わら
ないため前記送受話器(3)にて発呼者と通話が行なえ
る。そして通話終了後前記送受話器(3)をオンフック
すると、オフフック検出回路(21)により連動スイッチ
(23)がオン状態よりオフ状態に切換わる動作により前
記リレー回路(22)及びスイッチコントロール回路(2
4)の不動作保持状態の解除が行なわれ、本発明の装置
は待機状態となる。
次に電話機(4)の送受話器(3)を介して再生され
ている音声信号を聴取している場合では、まず上記と同
様通話スイッチ(25)をオン状態にしているため可動ス
イッチ(38)の可動端子(38a)は第1固定端子(38b)
に接続した状態にある。さらに斯かる状態では、電話機
(4)の送受話器(3)はオフフックされているためオ
フフック検出回路(21)は、該電話機(4)のオフフッ
ク状態を検出して連動スイッチ(23)をオン状態にし、
第1リレー回路(22)、スイッチコントロール回路(2
4)を起動させて、第1,第2,第3,第4切換スイッチ(2
6),(27),(28),(29)の可動端子(26a),(27
a),(28a),(29a)を各第1固定端子(26b),(27
b),(28b),(29b)に接続させると共に第1,第2ス
イッチ(15),(19)を第3増幅回路(18)に接続した
端子(15b),(19b)に接続させている。そのため、再
生ヘッド(10)で磁気テープ(6)より再生されている
音声信号は、第1増幅回路(14)で増幅されて第1スイ
ッチ(15)−第3増幅回路(18)−ライントランス(2
0)に加わる。さらに前記ライントランス(20)では第
3切換スイッチ(28)の可動端子(28a)−第1固定端
子(28b)−第2接続端子部()のR′端子の経路と
第4切換スイッチ(29)の可動端子(29a)−第1固定
端子(29b)−第1コンデンサー(31)−第2接続端子
部()のT′端子の経路とで音声信号を第2接続端子
部()に加えて、電話機(4)の送受話器(3)より
放音させている。斯かる状態において電話回線を介して
呼出信号が第1接続端子部()に着信すると、該呼出
信号は第1接続端子部()のT端子に接続されている
第2抵抗(33)を通る経路と、第1接続端子部()の
R端子に接続されている可動スイッチ(37)の可動端子
(37a)−第1固定端子(37b)−第2コンデンサー(3
4)を通る経路とを介して呼出信号検出回路(32)に入
力する。それにより該呼出信号検出回路(32)は呼出信
号を検出して出力信号を無安定マルチ回路(35)及びリ
セット回路(37)に加える。該無安定マルチ回路(35)
では、前記呼出信号検回路(32)の出力信号を報知信号
に変換して発光ダイオード(36)を点灯させ、呼出信号
が到来していることを表示する。さらにリセット回路
(37)では前記呼出信号検出回路(32)の出力信号が3
秒以上加わると再生動作を行なっている前記録音再生手
段()の再生動作を停止させ、前記リレー回路(22)
及びスイッチコントロール回路(24)を可動状態にさせ
るため、前記発光ダイオード(36)が3秒間点灯し使用
者に呼出信号の報知を行なうことにより該リセット回路
(37)は録音再生手段()の再生動作を停止させると
共に該リレー回路(22)及びスイッチコントロール回路
(24)を不動作状態にさせる。それにより第1,第2,第3,
第4切換スイッチ(26),(27),(28),(29)の可
動端子(26a),(27a),(28a),(29a)は第2固定
端子(26c),(27c),(28c),(29c)に接するよう
に切換わり、さらに第1,第2スイッチ(15),(19)も
第2増幅回路(16)に接続された端子(15a),(19a)
に接するように切換わる。さらにその時可動スイッチ
(38)の可動端子(38a)は第2固定端子(38c)に接す
る。斯かる切換動作により電話機(4)に対し電話回線
が接続され、使用者は送受話器(3)を介して発呼者と
の通話動作が行なえる。そして通話終了後送受話器
(3)をオンフックすると本発明の装置は待機状態とな
る。
(ト)発明の効果 本発明の電話機用録音再生装置は録音再生手段にて再
生されている音声信号を本装置に接続している電話機の
送受話器を用いての聴取動作を行なっている時に電話回
線を介し呼出信号が送信されてくると、自動的に前記録
音再生手段の再生動作を停止させると共に該電話機と電
話回線を接続させるようにしたため発呼者と優先的に送
受話器を介しての通話動作ができるようになった。その
ため、送受話器を用いて再生されている音声信号の聴取
動作を行なっていても、呼出信号の着信を確実にわかる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の電話機用録音再生装置の一実施例を示した
ブロック図である。 主な図番の説明 (3)……送受話器、(21)……オフフック検出回路、
(22)……リレー回路、(23)……連動スイッチ、(3
2)……呼出信号検出回路、(37)……リセット回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続し、前記電話回線を介し、
    送受信される信号が印加される第1接続端子部と、該第
    1接続端子部に印加される信号の録音動作を行なうと共
    に該録音した信号の再生動作も行なえる録音再生手段と
    前記電話回線を介し、送受話器を用いて通話動作する電
    話機を接続する第2接続端子部と該第2接続端子部を介
    して前記電話機の送受話器の上げ、下ろし動作を検出
    し、該送受話器を上げた状態の時には、該電話機に対し
    前記記録再生手段が再生する信号が加わる第1状態に切
    換わり、又、該送受話器を下ろした状態の時には該電話
    機に対し前記電話回線を接続する第2状態に切換わる状
    態切換手段と、前記電話回線を介し送信されてくる呼出
    信号を検出することにより、前記状態切換手段を第2状
    態に切換えて保持させ、前記電話機を電話回線に接続さ
    せる呼出信号検出回路と、該呼出信号検出回路よりの出
    力信号を受け、前記状態切換手段が第2状態に切換えら
    れると共に前記録音再生手段の動作を停止状態にさせる
    リセット回路とよりなる電話機用録音再生装置。
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