JPH0432844Y2 - - Google Patents

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JPH0432844Y2
JPH0432844Y2 JP1987039257U JP3925787U JPH0432844Y2 JP H0432844 Y2 JPH0432844 Y2 JP H0432844Y2 JP 1987039257 U JP1987039257 U JP 1987039257U JP 3925787 U JP3925787 U JP 3925787U JP H0432844 Y2 JPH0432844 Y2 JP H0432844Y2
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answering machine
telephone
tape
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tape recorder
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は留守番電話機能付ダブルテープレコー
ダに係り、更に詳しくは、通話状態において、テ
ープレコーダーを用いて電話回線にのみテープ再
生音を伝送できるようにした留守番電話機能付ダ
ブルテープレコーダに関する。
(従来技術とその問題点) 近年、少なくとも再生機能を有するテープレコ
ーダー部と、少なくとも記録機能を有するテープ
レコーダ部とを備えたいわゆるダブルテープレコ
ーダに、留守番電話機能を付加することが提案さ
れている。
すなわち、留守番電話装置では、電話をかけて
きた相手(発呼者、これに対して受ける側を被呼
者と称する)に対して留守である旨のメツセージ
を再生するためのテープレコーダ部と、電話相手
からの用件を記録するテープレコーダ部とを必要
とするため、上述したダブルテープレコーダの両
テープレコーダ部を利用することにより留守番電
話装置として発展させることが可能となる。
このため、上述したダブルテープレコーダには
機能選択手段(例えばフアンクシヨンスイツチ、
モード切換スイツチ等)によつて留守番電話機能
を選択したり、あるいは本来のテープレコーダと
しての機能を選択できるよう構成され、テープレ
コーダ機能を選択した場合には、テープレコーダ
は本来の記録再生動作およびダビング等を行うこ
とができ、一方、電話機は、テープレコーダの動
作とは無関係に通常の通話機能を果たすことがで
きる。
ところで、最近、電話を用いて友人等と音楽情
報や新しく入手した音楽をやり取りすることが行
われている。
また、通話中、バツク・グランド・ミユージツ
ク(BGM)流すようなことも行われている。
このため、従来は、やり取りすべき情報、
BGMをテープに記録しておき、これをテープレ
コーダにて内蔵するアンプ、スピーカを通じて再
生し、送受話器をスピーカに近接させて伝送した
りあるいはテープレコーダの再生音を大きめにし
て伝送したりしていたが、送受話器をテープレコ
ーダのスピーカに近接させた場合には、通話がで
きなくなり、また、テープレコーダの再生音を大
きめすると、やはり、通話の妨げとなる危険性が
あつた。
(考案の目的) 本考案は、上述した欠点を解決するもので、留
守番電話機能付ダブルテープレコーダにおいて、
電話機のフツクオフ状態を検出し、留守番電話モ
ード時に使用するテープレコーダ部を有効利用
し、通話中にも通話者双方がテープ再生音を聴取
できるようにした留守番電話機能付ダブルテープ
レコーダを提供する。
(考案の概要) 本考案では、モード選択手段の操作で少なくと
も留守番電話モードとテープ記録再生モードへの
切換設定が可能で、留守番電話モード時には電話
回線からの呼出信号の到来を検出することによつ
て作動するスイツチ手段を介して電話回線とテー
プ再生回路およびテープ記録回路とを結合するよ
うにした留守番電話機能付ダブルテープレコーダ
において、機器内に設けられた電話回線と電話機
とを接続する信号伝送系路内に電話機のフツクオ
フ状態を検出する検出手段を設け、通話時に上記
モード選択手段による留守番電話モードの選択
で、前記検出手段からの検出信号により前記スイ
ツチ手段を作動させて電話回線とテープ再生回路
とを接続する。
(実施例) 以下、図示の実施例に基き、本考案を説明す
る。
第1図は、本考案を適用した留守番電話機能付
ダブルテープレコーダの送受信系路およびテープ
再生系路を示す系統図であり、1,1′は電話回
線を接続すべき回線接続端子、2,2′は電話機
を接続すべき電話接続端子であり、回線接続端子
1と電話接続端子2′とはコンデンサCおよび抵
抗Rで構成された時定数回路、着信信号(呼出信
号、16Hzの断続信号)の到来を検出するフオトカ
プラPC1を介して接続され、電話接続端子2′と
回線接続端子1′とは直接接続される。
また、回線接続端子1と電話接続端子2とは、
送受話器がとりあげられてフツクオフの状態とな
つたことを検出するフオトカプラPC2を介して接
続されている。
フツクオフ状態すなわち送受話器を取り上げた
状態では、電話回線より電話機に常に直流電流が
供給される(通話中においては音声信号はこの直
流電流に重畳されて伝送される)。
したがつて、この直流電流をフオトカプラPC2
で検出することによりフツクオフ状態を検出する
ことができる。
上述フオトカプラPC1によつて得られる着信検
出信号はダイオードD1を経て、後述するこのテ
ープレコーダの動作制御を司るコントローラCP
に供給される。
また、フオトカプラPC2より得られるフツクオ
フ検出信号はトランジスタQ1、ダイオードD2
経てコントローラCPに供給される。
なお、上述したコンデンサCおよび抵抗Rで構
成されている時定数回路は直流電流カツト用であ
る。
次に、留守番電話モード時における送受信系路
について説明すると、3はリレースイツチであ
り、発呼者より着信(呼出し)があつた時、後述
するコントローラCPからの指示によつて閉成さ
れる。このリレースイツチ3の閉成時には、発呼
者からの音声信号はマツチングトランス4、プリ
アンプ5を介して選択スイツチMW2に供給され
る。
選択スイツチMW2は後述するモード選択スイ
ツチMW1に連動するものであり、モード選択ス
イツチMW1が留守番電話モードを選択している
時には、第1図に示すごとくTEL端子に切換つ
ており、音声信号はこのスイツチを介してテープ
レコーダの記録系路に伝送される。
なお、図示されていないが、本実施例のダブル
テープレコーダの二つのテープデツキ部のうち、
デツキ1はメツセージ再生用、デツキ2は相手か
らの用件を記録するためのものとして利用され
る。
次に、このダブルテープレコーダのテープ再生
系路について簡単に説明する。
本実施例におけるテープ再生系路は磁気ヘツド
を除いてプリアンプ、パワーアンプ、スピーカを
含む再生系路がデツキ1,2に対して共通に一系
統のみ設けられており、切換スイツチSWにより
再生すべきデツキの磁気ヘツド(デツキ1で再生
する場合には磁気ヘツドH1を、デツキ2で再生
する場合は磁気ヘツドH2を選択する)を選択す
る。
切換スイツチSWを経たテープ再生信号はプリ
アンプ6を経てモード選択スイツチMW1に供給
される。
このモード選択スイツチMW1は本実施例にお
いて、留守番電話モードTEL、チユーナ再生モ
ードTU、テープ再生モードTPの三つの機能を
選択することができる。
モード選択スイツチMW1を経た再生信号は音
量調整器VR1、パワーアンプ5を経てスピーカ8
より再生される。
一方、このテープ再生信号をプリアンプ6の出
力側よりマツチングトランス4の二次側に供給す
べく信号伝送系路9が設けられている。
この信号伝送系路9内には、音量調整器VR2
と、この音量調整器VR2の一端とアースとにそれ
ぞれコレクタとエミツタとが接続されたトランジ
スタQ3とを有する。
トランジスタQ3は後述するコントローラによ
つてON−OFF制御され、留守番電話モード時に
はON、それ以外のモードではOFF動作する。
したがつて、留守番電話モード時には、プリア
ンプ6を経たテープ再生信号は信号伝送系路9内
において音量調整器VR2で音量調整を受けた後、
マツチングトランス4、リレースイツチ3を経て
電話回線に伝送される。
次に、第2図に示す本実施例の動作制御系路に
ついて説明する。
第2図において、CPはマイクロコンピユータ
を用いたコントローラであり、本ダブルテープレ
コーダの留守番電話機能を実現するため、電話回
線との接続、デツキ1、デツキ2の動作制御等を
指示するためのものである。
すなわち、モード選択スイツチMW1を留守番
電話モードTELにすれば、これと連動する選択
スイツチMW3のTEL端子を介してモード選択信
号MSがコントローラCPに与えられ、かつデツキ
1を再生待機状態となすとともにデツキ2を記録
待機状態に設定することによつて装置全体を留守
番電話待機状態となす。
この状態において、電話回線より着信信号が到来
すれば、フオトカプラPC1からの着信検出信号
RDがコントローラCPに与えられ、これによつ
て、まず、ドライブトランジスタQ2を介してリ
レーLが励磁され、第1図に示すリレースイツチ
3が閉成されて電話回線との接続が達成される。
これとともにコントローラCPよりデツキ1に
対して再生動作指示が与えられ、留守である旨の
メツセージが磁気ヘツドH1よりプリアンプ6、
信号伝送系路9、マツチングトランス4、リレー
スイツチ3を介して電話回線に伝送される。
メツセージが終了してメツセージ再生終了を検出
すると、コントローラCPの指示によつて、デツ
キ1の再生動作を停止させるとともに巻戻し動作
状態となり、メツセージの頭出しを行い、次の着
信に備えて再生待機状態に復帰する。
これと同時に、デツキ2はコントローラCPから
の記録指示により発呼者の用件を記録すべく記録
動作状態となる。
発呼者が用件を言い終えて電話をきると、例え
ば、話中音の到来を検出して通話終了を確認し、
デツキ2を記録待機状態とする。
なお、留守番電話モード以外のモードにあれ
ば、選択スイツチMW3よりモード選択信号がコ
ントローラCPに供給されず、留守番電話待機状
態とならないため、着信信号が到来してもコント
ローラCPは上述の動作指示を与えない。
次に、フオトカプラPC2よりコントローラCP
にフツクオフ検出信号FDが与えられ、更に選択
スイツチMW3を操作してTEL端子に切換えるこ
とによりコントローラCPにモード選択信号MSが
与えられた場合には、コントローラCPからの指
示でドライブトランジスタQ2を介してリレーL
が励磁され、リレースイツチ3が閉成されるよう
制御される。
構成は以上のようであり、次に通話同時テープ
再生動作について説明する。
まず、本ダブルテープレコーダが留守番電話モ
ード以外のモードにある時、着信があり、送電話
器を取り上げると、電話回線よりフオトカプラ
PC2を介して電話機に直流電流が流れ、通話状態
となる。
したがつて、フオトカプラPC2よりトランジス
タQ1、ダイオードD2を介してフツクオフ検出信
号FDが出力され、コントローラCPに供給され
る。
この状態において、モード選択スイツチMW1
を操作してTEL端子に切換えると、これと連動
する選択スイツチMW3によつてコントローラCP
にモード選択信号が与えられ、コントローラCP
の指示でトランジスタQ2を介してリレーLが励
磁されるため、リレースイツチ3が閉成されて信
号伝送系路9を介して電話回線とテープレコーダ
の再生系路とが接続される。
これと同時にコントローラCPの指示でトラン
ジスタQ3もON状態となる。
次に、切換スイツチSWにてデツキ1、デツキ
2のいずれかを選択し、これを再生状態となす。
例えば、デツキ1を選んだものとすれば、磁気ヘ
ツドH1よりピツクアツプされた再生信号は切換
スイツチSW、プリアンプ6、信号伝送系路9、
マツチングトランス4、リレースイツチ3を介し
て電話回線に供給される。
しかも、フオトカプラPC2を通じて電話機にも
テープ再生信号が供給されるため、通話中、双方
がテープ再生信号を聴取することができる。この
時、音量調整器VR2によつてテープ再生信号の音
量を任意に調整できる。
また、この状態では、モード選択スイツチが
TEL端子に切り換えられているため、プリアン
プ6からのテープ再生信号はモード選択スイツチ
を介してスピーカ8に供給されない。
したがつて、その再生音で通話が妨げられた
り、それを解消するために音量調整器VRを一々
操作するという煩わしさから解放される。
これとは逆に電話をかけて通話状態とした場合
にも上述と同様の操作で通話同時テープ再生を行
うことができる。
(効果) 本考案では、留守番電話機能付ダブルテープレ
コーダにおいて、機器内に設けられた電話回線と
電話機とを接続する信号伝送系路内に電話機のフ
ツクオフ状態を検出する検出手段を設け、通話時
に上記モード選択手段による留守番電話モードの
選択で、前記検出手段からの検出信号により前記
スイツチ手段を作動させて電話回線とテープ再生
回路とを接続するようにしたので、電話機のフツ
クオフ状態を検出し、留守番電話モード時に使用
するテープレコーダ部を有効利用し、通話中にも
通話者双方がテープ再生音を聴取できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る留守番電話機能付ダブル
テープレコーダの送受信系路およびテープ再生系
路の一例を示す系統図、第2図は本考案に係る留
守番電話機能付ダブルテープレコーダの動作制御
系路の一例を示す系統図である。 符号の説明、1,1′……回線接続端子、2,
2′……電話接続端子、3……リレースイツチ、
MW1……モード選択スイツチ、MW2,MW3
…選択スイツチ、PC1,PC2……フオトカプラ、
SW……切換スイツチ、CP……コントローラ、L
……リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モード選択手段の操作で少なくとも留守番電話
    モードとテープ記録再生モードへの切換設定が可
    能で、留守番電話モード時には電話回線からの呼
    出信号の到来を検出することによつて作動するス
    イツチ手段を介して電話回線とテープ再生回路お
    よびテープ記録回路とを結合するようにした留守
    番電話機能付ダブルテープレコーダにおいて、機
    器内に設けられた電話回線と電話機とを接続する
    信号伝送系路内に電話機のフツクオフ状態を検出
    する検出手段を設け、通話時に上記モード選択手
    段による留守番電話モードの選択で、前記検出手
    段からの検出信号により前記スイツチ手段を作動
    させて電話回線とテープ再生回路とを接続するよ
    うにした留守番電話機能付ダブルテープレコー
    ダ。
JP1987039257U 1987-03-19 1987-03-19 Expired JPH0432844Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS485925U (ja) * 1971-06-03 1973-01-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS485925U (ja) * 1971-06-03 1973-01-23

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