JPH0252470B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、着信に自動的に応答し、発呼者のメ
ツセージを録音すると共に、使用モードを送出専
用モードに切替えることによつて長時間の応答メ
ツセージを送出することができる留守番電話装置
に関するものである。

従来の技術 従来から、留守番電話装置は発呼者に応答メツ
セージを送出し、発呼者のメツセージを受信し録
音再生している。応答用メツセージの送出手段と
しては、無終端テープを使用したものや、音声合
成装置を使用したものが知られている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この様な従来の方式で、無終端
テープを使用したものでは応答用メツセージの録
音時間が短く天気予報のような情報提供サービス
ではメツセージの長さが十分でない。また、応答
メツセージ送出専用として使用する時は、受信メ
ツセージテープの録音再生手段は全く使用されず
不経済であつた。また、音声合成装置を使用した
ものでは、応答メツセージの録音再生手段が不要
になる利点はあるが、応答メツセージの送出時間
が短く、また、応答メツセージの内容が容易に変
更できないため、前述のような情報提供サービス
等に使用できないという欠点があつた。

本発明は上記欠点に鑑み、応答専用メツセージ
の送出時間を容易に延長できる留留守番電話装置
を提供しようとするものである。

問題点を解決するための手段 本発明の留守番電話装置は、特に、切替スイツ
チ手段が第一の状態のときは、着信検出手段が着
信を検出すると応答用メツセージ手段により応答
メツセージを送出してから、受信メツセージ録音
再生手段で発呼者からのメツセージを録音するよ
うに制御し、切替スイツチ手段が第二の状態のと
きは、着信検出手段が着信を検出すると、受信メ
ツセージ録音再生手段を再生状態とし応答専用メ
ツセージ録音手段によつて録音された応答専用メ
ツセージを電話回線へ送出するように制御する制
御手段を備えてなるものである。

作 用 発明の留守番電話装置は、上記構成により、切
替スイツチ手段が第一の状態では、受信メツセー
ジの録音手段を従来例と同様に使用し、切替スイ
ツチが第二の状態では、受信メツセージの録音再
生手段を応答専用メツセージの録音再生手段とし
て使用することができ、応答専用メツセージの送
出時間を容易に延長できるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。

図は本発明の実施例における留守番電話装置の
主要構成を示す図である。図に於て、１は動作モ
ード切替手段であり、ロータリースイツチ等で構
成され、留守番電話装置としての動作モードを切
替える。動作モードとして、応答メツセージ録音
モード、応答メツセージ再生モード、受信メツセ
ージ再生モード、自動応答モードがある。

２はテープ操作スイツチ群であり、前記の各々
のモードに於てテープをスタート、ストツプ、早
送り、巻戻し等をする。

３は使用モードの切替手段であり、スライドス
イツチ等で構成される。使用モードとして、通常
使用モード、応答専用モードがある。

４は電話回線、５は着信検出手段であり、電話
回線４に発生する着信信号を、着信検出手段５で
検出して、検出信号を制御手段１５に出力する。

６は回線閉結手段であり、制御手段１５の制御
により着信時に自動的に電話回線を閉結し留守番
電話装置としての応答を行なう。７はリモコン信
号検出手段であり、電話回線からのリモコン信号
を検出する。

８は応答用メツセージテープ録音再生手段であ
り、応答メツセージテープ８ａ、応答用録音再生
ヘツド８ｂ、応統メツセージ録音再生アンプスイ
ツチ手段８ｃ、応答メツセージテープ８ａに貼付
された銅箔を検出する銅箔検出ヘツド８ｄ、およ
び銅箔検出ヘツド８ｄの検出信号を制御手段１５
に与える応答用テープ銅箔検出手段８ｅで構成さ
れる。

応答メツセージ録音再生アンプスイツチ手段８
ｃは、録音再生の為のアンプと、そのアンプの入
力や出力の経路を制御手段１５からの制御によつ
て切替えるアナログスイツチ等から構成され、応
答用メツセージテープ８ａに対して応答用録音再
生ヘツド８ｂを介してマイク入力録音したりビー
プトーン録音をしたり応答用メツセージの再生音
を電話回線へ出力するかモニタスピーカ９へ出力
するかを切替える。

９はモニタスピーカであり、応答メツセージ再
生モードや受信メツセージ再生モードに於て再生
されたメツセージを聴取する為のものである。

１０はマイクであり、応答用メツセージを録音
するのに使用される。

１１はビープトーン発振手段であり、受信用メ
ツセージテープ１２ａに録音したり、電話回線４
に送出するビープトーンの発振を行なう。

１２は受信用メツセージテープ録音再生手段で
あり、受信メツセージテープ１２ａ、受信用録音
再生ヘツド１２ｂ、受信用メツセージ録音再生ア
ンプスイツチ手段１２ｃ、受信用第２トラツク録
音再生ヘツド１２ｄ、受信用第２トラツク録音再
生アンプスイツチ手段１２ｅから構成される。

受信用メツセージ録音再生アンプスイツチ手段
１２ｃは録音や再生の為のアンプと、そのアンプ
の入力や出力の経路を制御手段１５の制御によつ
て切替えるアナログスイツチ等から構成され、受
信メツセージテープ１２ａに対して受信用録音再
生ヘツド１２ｂを介して受信メツセージ録音、ビ
ープトーン録音を切替えて録音したり、受信メツ
セージの再生音をモニタスピーカ９へ出力する
か、受信メツセージテープ１２ａにマイク入力録
音するか、再生音を電話回線４に出力するかを切
替える。

受信用第２トラツク録音再生アンプスイツチ手
段１２ｅ、受信メツセージテープ１２ａの第２ト
ラツクに対して受信用第２トラツク録音再生ヘツ
ド１２ｄを介してビープトーンを録音したり再生
したりするものである。再生されたビープトーン
は、受信用テープビープトーン検出手段１３に入
力される。

受信用テープビープトーン検出手段１３は、受
信用メツセージテープ１２ａの第２トラツクのビ
ープトーンが再生されるとこれを検出する。

１４は応答用テープビープトーン検出手段であ
り、応答用メツセージテープ８ａが再生された時
に応答メツセージの後にビープトーンが再生され
るとこれを検出する。

制御手段１５は、マイクロコンピユータ等で構
成され、各種の入力情報を入力する入力部１５
ａ、制御信号を出力する出力部１５ｂ、演算制御
部１５ｃ、プログラムや演算データ等を記憶する
記憶部１５ｄから構成されている。制御手段１５
は留守番電話装置としての全体の制御を行なう。

尚、応答メツセージテープ８ａは無端状のカセ
ツトテープ、受信メツセージテープ１２ａは有端
状の通常カセツトテープである。

以上の様に構成された留守電話装置について、
以下その動作について説明する。まず通常使用モ
ードにおける応答メツセージ録音モードの動作に
ついて説明する。使用モード切替手段３を通常使
用モードに切替え、動作モード切替手段１により
応答メツセージ録音モードに切替えると、制御手
段１５は応答メツセージテープ８ａを銅箔が貼付
してある位置迄走行させて停止させ、応答用メツ
セージ録音再生アンプスイツチ手段８ｃを制御し
て、マイク１０からの信号が応答用録音再生ヘツ
ド８ｂを介して応答用メツセージテープ８ａへ録
音できる態勢とする。使用者がテープ操作スイツ
チ群２のスタートボタンを押すと、制御手段１５
は図示しないテープ駆動用モータやヘツド基板駆
動プランジヤー等を駆動することにより、応答メ
ツセージテープ８ａは録音状態で走行し、マイク
１０から入力される応答メツセージが録音され
る。使用者が応答メツセージの録音を終了すると
テープ操作スイツチ群２のストツプボタンを押す
ことによつて、制御手段１５は応答メツセージ録
音再生アンプスイツチ手段８ｃを制御して、マイ
ク１０からの信号を切離し、ビープトーン発振手
段１１の出力を接続して、ビープトーンを３秒間
程度応答メツセージテープ８ａに録音する。録音
が終了すると、制御手段１５は図示しないテープ
駆動用モータやヘツド基板駆動プランジヤー等を
駆動し、応答メツセージテープ８ａを銅箔が貼付
してある位置まで無音録音状態で走行し停止させ
る。銅箔の位置の検出は、銅箔検出ヘツド８ｄの
再生出力から応答用テープ銅箔検出手段８ｅによ
り検出し、出力信号を制御手段１５に入力するこ
とによつて行なわれる。又、使用者がテープ操作
スイツチ群２のストツプボタンを操作しない場合
は、応答メツセージテープ８ａの銅箔を検出する
と自動的に録音を終了し、テープ走行を停止させ
る。この場合、応答メツセージテープ８ａにビー
プトーンは録音されない。

次に、応答メツセージ再生モードについて説明
する。使用者が録音した応答メツセージを確認す
る場合は、モード切替手段１により応答メツセー
ジ再生モードに切替える。応答メツセージ再生モ
ードになると制御手段１５は応答用メツセージテ
ープ８ａを銅箔の位置迄走行させ、、応答メツセ
ージ録音再生アンプスイツチ手段８ｃを制御して
応答用録音再生ヘツド８ｂを再生状態とし、その
再生出力はモニタスピーカ９へ出力される態勢と
する。使用者がテープ操作スイツチ群２のスター
トボタンを押すと、応答メツセージテープ８ａは
再生状態で走行し録音された応答メツセージがモ
ニタスピーカ９から出力され使用者が確認するこ
とが出来、応答メツセージテープ８ａが一周して
銅箔貼付してある位置迄走行すると、銅箔検出ヘ
ツド８ｄ、応答用テープ銅箔検出手段８ｅによつ
て銅箔の検出出力信号を制御手段１５に与え、制
御手段１５は自動的に応答メツセージテープ８ａ
を停止させる。この様にして使用者は応答メツセ
ージの確認を行なうことができる。

次に、自動応答モードについて説明する。使用
者がモード切替手段１を自動応答モードに切替え
ると制御手段１５は応答メツセージテープ８ａを
銅箔の位置迄走行させて停止させ着信の待受状態
となる。電話回線４に着信信号が発生すると着信
検出手段５がこれを検出して、検出信号を制御手
段１５に出力する。制御手段１５は回線閉結手段
６を制御して、電話回線４を閉結し、応答用メツ
セージ録音再生手段８を制御して応答メツセージ
を電話回線４に送出する。応答メツセージに続い
てビープトーンが再生されると応答用テープビー
プトーン検出手段１４の検出出力信号によつて制
御手段１５は受信メツセージテープ１２ａを走行
させ発呼者からのメツセージを録音する。又、応
答メツセージテープ８ａは銅箔の位置迄走行し停
止する。この時、受信メツセージテープ１３ａの
第２トラツクには無音が記録されていく。発呼者
からのメツセージの録音は、図示しない音声スイ
ツチ回路や回線切断検出回路等により発呼者が終
話したことが検出される迄続く。発呼者が終話し
たことが検出されると制御手段１５は受信用メツ
セージ録音再生アンプスイツチ手段１２ｃと受信
用第２トラツク録音再生アンプスイツチ手段１２
ｅを制御して、第１トラツクと第２トラツクに同
時にビープトーンを３秒間程度録音して、受信メ
ツセージテープ１２ａの走行を停止し、回線閉結
手段６を制御して電話回線４を切り離し復旧す
る。又、応答メツセージ送出後、銅箔が検出され
る迄にビープトーンが検出されない場合は、制御
手段１５は回線閉結手段６を制御して電話回線４
を切り離して復旧する。この様にして発呼者から
のメツセージを録音して行く。次に使用者が本留
守番電話装置に電話をかけてきてリモコンを使用
して受信メツセージを聴取する場合について説明
する。

使用者が録音されたメツセージを聴取する為に
リモコン信号を送出するとリモコン信号検出手段
７がこれを検出し、検出出力信号を制御手段１５
へ出力する。制御手段１５は図示しないテープ駆
動用モータやヘツド基板駆動プランジヤー等を駆
動することにより、受信メツセージテープ１２ａ
を始端迄巻戻す。この時、受信用録音再生ヘツド
１２ｂ、受信用第２トラツク録音再生ヘツド１２
ｄは再生状態であり、第１トラツクの巻戻し音を
電話回線に送出すると共に、第２トラツクに録音
されたビープトーンを受信用テープビープトーン
検出手段１３で検出し、制御手段１５でその数を
カウントすることによつて、録音されたメツセー
ジの数がわかり、これを記憶部１５ｄに記憶す
る。受信用メツセージテープ１２ａが始端迄巻戻
されると、制御手段１５は受信用メツセージテー
プ録音再生手段１２を制御して、通常方向の再生
状態とし、録音された受信メツセージが回線へ送
出され使用者が聴取することができる。この時、
制御手段１５は第２トラツクから再生されるビー
プトーンの数をカウントして行く。このカウント
した数が受信メツセージテープ１２ａを巻戻す際
にカウントした数と一致すれば全ての受信メツセ
ージを再生したことになるので、制御手段１５は
受信メツセージテープ１２ａの走行を停止させ
る。この様にして、使用者は、受信メツセージを
遠隔聴取することができる。

次に、受信メツセージ再生モードについて説明
する。

使用者が帰宅してから受信メツセージを聞こう
とする場合、動作モード切替手段１を受信メツセ
ージ再生モードに切り替える。受信メツセージ再
生モードになると、制御手段１５は、図示しない
テープ駆動用モータやヘツド基板駆動プランジヤ
ー等を駆動する事により、受信メツセージテープ
１２ａを始端迄巻戻す。この時、第２トラツクよ
り再生されるビープトーンを検出し、その数を記
憶部１５ｄに記憶する。使用者がテープ操作スイ
ツチ群２のスタートボタンを押すと受信メツセー
ジが再生され、スピーカ９から出力され聴取する
事ができる。この際、第２トラツクから再生され
るビープトーンの数をカウントして行き、その数
が記憶部１５ｄに記憶してある数と一致すると全
てメツセージを再生した事になるので、制御手段
１５は自動的に受信メツセージテープの走行を停
止させる。この様にして、使用者は受信メツセー
ジテープの内容を聴取することができる。

次に、応答専用モードの動作について説明す
る。使用モード切替手段３を応答専用モードに切
替え、動作モード切替手段１を応答メツセージ録
音モードに切替えると制御手段１５は受信用メツ
セージテープ録音再生手段１２を制御して受信メ
ツセージテープ１２ａを始端迄巻戻し、受信用メ
ツセージ録音再生アンプスイツ手段１２ｃを制御
し、マイク１０からの信号が受信用録音再生ヘツ
ド１２ｃを介して、受信メツセージテープ１２ａ
に録音できる態勢とする。使用者がテープ操作ス
イツチ群２のスタートボタンを押すと制御手段１
５は図示しないテープ駆動用モータやヘヘツド基
板駆動プランジヤ等を駆動することにより、受信
メツセージテープ１２ａは録音状態で走行し、マ
イク１０から入力される応答用メツセージが録音
される。又、この時第２トラツクには無音が録音
される。応答メツセージの録音が終了しテープ操
作スイツチ群２のストツプボタンを押す事によつ
て、制御手段１５は受信用メツセージ録音再生手
段１２ｃを制御し、マイク１０からの信号を切り
離し、ビープトーン発振手段１１の出力を接続し
て、ビープトーンを約３秒間受信用メツセージテ
ープ１２ａに録音する。録音が終了すると制御手
段１５は図示しないテープ駆動用モータや基板駆
動プランジヤー等を駆動し、受信用メツセージテ
ープ１２ａを始端迄巻戻して停止する。

次に、応答メツセージ再生モードについて説明
する。

使用者が録音した応答メツセージを確認しよう
とする場合は、動作モード切替手段１により応答
メツセージ再生モードに切り替える。応答メツセ
ージ再生モードになると、制御手段１５は受信用
メツセージ録音再生アンプスイツチ手段１２ｃと
受信用第２トラツク録音再生アンプスイツチ手段
１２ｅを制御して受信用録音再生ヘツド１２ｂと
受信用第２トラツク録音再生ヘツド１２ｄを再生
状態とし、その再生出力はモニタスピーカ９へ出
力される態勢とする。

使用者がテープ操作スイツチ群２のスタートボ
タンを押すと、受信用メツセージテープ１２ａは
再生状態で走行し録音された応答メツセージがモ
ニタスピーカ９から出力され、使用者が確認する
ことができる。受信用メツセージテープ１２ａが
応答メツセージの終りまで走行し、受信用テープ
ビープトーン検出手段１３によりビープトーンを
検出すると制御手段１５は受信用メツセージテー
プ録音再生手段１２を制御して、受信用メツセー
ジテープ１２ａを始端まで巻戻して停止させる。
この様にして使用者は応答メツセージを確認する
ことができる。

次に、自動応答モードについて説明する。使用
者が動作モード切替手段１を自動応答モードに切
り替えると制御手段１５は受信用メツセージテー
プ録音再生手段１２を制御して受信用メツセージ
テープ１２ａを始端まで巻戻して停止させ着信の
待受状態となる。電話回線４に着信信号が発生す
ると着信検出手段５がこれを検出して、検出信号
を制御手段１５へ出力する。制御手段１５は回線
閉結手段６を制御して電話回線４を閉結し、受信
用メツセージ録音再生手段１２を制御して応答メ
ツセージを回線に送出する。応答メツセージに続
いてビープトーンが再生されると、制御手段１５
は、回線閉結手段６を制御して電話回線４を切り
離し受信用メツセージ録音再生手段１２を制御し
て受信用メツセージテープ１２ａを始端まで巻戻
し停止させる。又、応答メツセージ送出中に発呼
者が電話を切ると、図示しない回線切断検出回路
により回線の切断を検出し制御手段１５は回線閉
結手段６を制御して電話回線４を切り離し受信用
メツセージ録音再生手段１２を制御して受信用メ
ツセージテープ１２ａを始端まで巻戻して停止さ
せる。このようにして、発呼者に応答メツセージ
を送出する。

以上の様に本実施例によれば、使用モード切替
手段３を通常使用モードに切り替えた時は、従来
の留守番電話装置と同様に、着信に自動的に応答
し、応答メツセージを発呼者に対して送出し、続
いて発呼者からの受信メツセージを録音し、使用
者はこの受信メツセージを再生聴取することによ
り要件を確認することができる。又、使用モード
切替手段３を応答専用モードに切り替えた時は、
受信用メツセージテープ録音再生手段１２が応答
メツセージの録音再生手段として動作するので、
例えば天気予報の様な比較的長時間の情報メツセ
ージを録音することができ、着信があれば自動的
に応答して前記情報メツセージを発呼者に送出す
るので、情報提供サービス等に利用できる。

発明の効果 以上の様に本発明は、電話回線からの着信を検
出する着信検出手段と、応答メツセージの蓄積と
電話回線への送出を行なう応答用メツセージ手段
と、電話回線からの受信メツセージを録音し再生
する受信メツセージ録音再生手段と、前記受信メ
ツセージ録音再生手段に応答専用メツセージを録
音する応答専用メツセージ録音手段と、切替スイ
ツチ手段と、前記切替スイツチ手段が第一の状態
のときは、前記着信検出手段が着信を検出すると
前記応答メツセージ手段により応答メツセージを
送出してから、前記受信用メツセージ録音再生手
段で発呼者からのメツセージを録音する様に制御
し、前記切替スイツチ手段が第二の状態に於て
は、前記着信検出手段が着信を検出すると、前記
受信メツセージ録音再生手段を再生状態とし前記
応答専用メツセージ録音手段によつて録音された
応答専用メツセージを電話回線へ送出するよう制
御する制御手段を備え、前記切替スイツチ手段が
第一の状態では、従来の留守番電話装置と同様に
動作し、前記切替スイツチが第二の状態では、例
えば天気予報の様な情報提供サービス等比較的長
時間の応答メツセージの送出を行うことができ、
その工業的価値は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の実施例に於ける留守番電話装置
の主要構成を示すブロツク図である。 １……動作モード切替手段、２……テープ操作
スイツチ群、３……使用モード切替手段、４……
電話回線、５……着信検出手段、６……回線閉結
手段、７……リモコン信号検出手段、８……応答
メツセージテープ録音再生手段、８ａ……応答メ
ツセージテープ、８ｂ……応答用録音再生ヘツ
ド、８ｃ……応答メツセージ録音再生アンプスイ
ツチ手段、８ｄ……銅箔検出ヘツド、８ｅ……応
答用テープ銅箔検出手段、９……モニタスピー
カ、１０……マイク、１１……ビープトーン発振
手段、１２……受信用メツセージテープ録音再生
手段、１２ａ……受信メツセージテープ、１２ｂ
……受信用録音再生ヘツド、１２ｃ……受信用メ
ツセージ録音再生アンプスイツチ手段、１２ｄ…
…受信用第２トラツク録音再生ヘツド、１２ｅ…
…受信用第２トラツク録音再生アンプスイツチ手
段、１３……受信用テープビープトーン検出手
段、１４……応答用テープビープトーン検出手
段、１５……制御手段、１５ａ……入力部、１５
ｂ……出力部、１５ｃ……演算制御部、１５ｄ…
…記憶部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 電話回線からの着信を検出する着信検出手段
   と、応答メツセージの蓄積と電話回線への送出を
   行なう応答用メツセージ手段と、電話回線からの
   受信メツセージを録音し再生する受信メツセージ
   録音再生手段と、前記受信メツセージ録音再生手
   段に応答専用メツセージを録音する応答専用メツ
   セージ録音手段と、切替スイツチ手段と、前記切
   替スイツチ手段が第一の状態のときは、前記着信
   検出手段が着信を検出すると前記応答用メツセー
   ジ手段により応答メツセージを送出してから、前
   記受信メツセージ録音再生手段で発呼者からのメ
   ツセージを録音するように制御し、前記切替スイ
   ツチ手段が第二の状態に於ては、前記着信検出手
   段が着信を検出すると、前記受信メツセージ録音
   再生手段を再生状態とし応答専用メツセージを電
   話回線へ送出するよう制御する制御手段を備えた
   留守番電話装置。