JP2686076B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JP2686076B2
JP2686076B2 JP61275876A JP27587686A JP2686076B2 JP 2686076 B2 JP2686076 B2 JP 2686076B2 JP 61275876 A JP61275876 A JP 61275876A JP 27587686 A JP27587686 A JP 27587686A JP 2686076 B2 JP2686076 B2 JP 2686076B2
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立身 豊田
清一 大道
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は用件用テープが録音可能な状態にあるか、不
可能な状態にあるかによって適切な応答用メッセージが
送出できるようにした留守番電話装置に関する。 (ロ)従来の技術 留守番電話装置とは一般に発呼者からの呼出し信号に
より起動し、応答用テープに前もって録音させていた応
答メッセージを発呼者に送出し、その後発呼者よりの用
件メッセージを用件用テープに録音させるという動作を
行なうが、最近では、用件用テープの録音可能状態、つ
まり録音できるテープがまだある状態と録音不可能状
態、つまり録音できるテープがない状態とを示す2つの
応答メッセージを有して、該用件用テープの録音状況を
検出し、各状況に対応した応答メッセージを発呼者に送
信するようにした特開昭56−87969号公報や特開昭59−8
0049号公報に記載された留守番電話装置がある。特開昭
56−87969号公報に記載された留守番電話装置は、2つ
の応答メッセージの各応答メッセージに対応する個々の
再生手段を有し、用件用テープの状態に対応した応答メ
ッセージを該応答メッセージに対応する再生手段にて再
生し、発呼者に聴取させていた。一方、前記特開昭59−
80049号公報に記載されている留守番電話装置は、応答
用テープにエンドレステープを用い、両応答メッセージ
を同一トラック上に録音して、用件用テープが録音可能
状態の時には、第1応答メッセージを発呼者に送出した
後第2応答メッセージをサイレントで早送りし、第1応
答メッセージの頭出しをし待機状態になる。さらに用件
用テープが録音不可能状態の時には、着信と同時に第1
応答メッセージをサイレントで早送りして、第2応答メ
ッセージの頭出しを特定信号の検出により行ない第2応
答メッセージを送出し発呼者に聴取させている。 (ハ)発明が解決しようとする問題点 上記に示した特開昭56−87969号公報に記載された留
守番電話装置は応答用テープに録音された2つの応答メ
ッセージを再生するために個々の再生手段を設けなくて
はならずコスト的に問題が生じてくると共に機械的部分
の構成が複雑になってしまう。そのため、斯かる問題を
解決するものとして特開昭59−80049号公報に記載され
た留守番電話装置のようなものが登場した。該留守番電
話装置においての各応答メッセージの再生はまず第1応
答メッセージ始端部に設けられた一定長の導体箔及び第
1応答メッセージ終端部と第2応答メッセージ始端部に
録音された特定信号の検出により各応答メッセージの頭
出しを行なってから始める。そのため、第1応答メッセ
ージの頭出しの動作の場合は早送り走行させている応答
用テープの一定長の導体箔の一端に検出用電極を接続さ
せると同時に応答用テープの走行は停止するようにして
いるため早送りの余力により余分に早送りされても、導
体箔上で停止するようになっているが第2応答メッセー
ジの頭出し動作の場合、早送り走行させている応答用テ
ープに録音させた特定信号を一定時間検出することによ
り応答用テープの走行を停止するようにしているので早
送りの余力により余分に早送りされると第2応答メッセ
ージに食い込んで停止したり、特定信号の一部を残して
停止してしまい、第2応答メッセージの再生時に特定信
号の一部が再生されたり、第2応答メッセージ途中より
再生されたりすることがしばしば起こり、発呼者に対
し、不愉快な感じを与えてしまっていた。本発明は、斯
かる問題を解決した留守番電話装置を提供しようとする
ものである。 (ニ)問題点を解決するための手段 本発明の留守番電話装置は、発呼者より送信される用
件メッセージが録音される用件用テープと、該用件用テ
ープが録音可能な第1状態であることを知らせる第1応
答メッセージと録音不可能な第2状態であることを知ら
せる第2応答メッセージとが同一トラックに録音されて
いるとともに該第1応答メッセージと第2応答メッセー
ジとの間に再生動作時のみ検出されるビープトーン信号
と巻戻し動作時のみ検出されるキュートーン信号とが録
音されている応答用テープと、該応答用テープに録音さ
れているビープトーン信号を再生動作時検出するビープ
トーン信号検出回路と、前記応答用テープに録音されて
いるキュートーン信号を巻戻し動作時検出するキュート
ーン信号検出回路と、前記用件用テープが第1状態にあ
るか第2状態にあるかを検出する用件用テープ状態検出
回路と、該用件用テープ状態検出回路が第2状態を検出
したとき切り換えられるとともに応答用テープに録音さ
れている第2応答メッセージの再生動作及び巻戻し動作
の制御動作を行う制御回路とより構成されている。 (ホ)作用 本発明は、応答用テープに録音されている第2応答メ
ッセージの再生終了時該応答用テープの巻戻し動作を行
うとともにその巻戻し状態において応答用テープに録音
されているキュートーン信号をキュートーン信号検出回
路が検出したとき応答用テープを巻戻し状態より再生状
態に切換え、且つその再生状態において応答用テープに
録音されているビープトーン信号をビープトーン信号検
出回路が検出したとき応答用テープの走行を停止させる
ようにしたものである。 (ハ)実施例 本発明の留守番電話装置の一実施例を第1図第2図を
用いて説明する。(1)は、電話回線との接続端子、
(2)は、電話回線から到来する呼出し信号を検出する
着信回路、(3)は電話回線の閉結を行なう閉結スイッ
チで前記着信回路(2)の呼出し信号検出と同時に閉結
される。(4)は、ライントランスである。(5)は応
答メッセージの録音動作時に操作する応答メッセージ用
スイッチ、(6)は応答メッセージ及び呼出者よりの用
件メッセージを再生させる時に操作する再生用スイッ
チ、(7)は、留守番電話装置を自動応対状態にセット
する自動応対スイッチ、(8)は、前記各スイッチの操
作に対応して動作すると共に後述する留守番電話装置の
各回路の動作を制御する制御回路である。(9)は後記
する用件用テープ(22)の用件メッセージ録音状態が録
音可能状態であることを示す第1応答メッセージと、録
音不可能状態にあることを示す第2応答メッセージとを
録音する応答用テープでリールトゥリールのテープを用
いている。(10)は、該応答用テープ(9)に前記のよ
うな応答メッセージを録音させる応答用録音ヘッド、
(11)は前記応答用テープ(9)に録音させている応答
メッセージを再生する応答用再生ヘッド、(12)は該応
答用再生ヘッド(11)を介して再生された応答メッセー
ジの増幅動作を行なう第1増幅回路、(13)は、前記応
答用テープ(9)に録音させる応答メッセージを増幅し
て前記応答用録音ヘッド(10)に加える第2増幅回路、
(14)は、前記応答用テープ(9)の走行動作を行なう
1駆動モータ、(15)は前記制御回路(8)より制御信
号を受け、該第1駆動モータ(14)の走行制御を行なう
と共に、前記応答用テープ(9)の走行状態に対応する
スライドベース、ピンチローラ等の機械的駆動部(図示
せず)の制御を行なう第1駆動手段、(16)は前記第2
増幅回路(13)で増幅され、応答用テープ(9)に録音
させる応答メッセージを入力するマイクロフォンで前記
応答メッセージ用スイッチ(5)に連動する第1スイッ
チ(17)にて動作制御される。(18)は前記応答用テー
プ(9)に対し前記第1応答メッセージ及び第2応答メ
ッセージの終端部に録音して、各応答メッセージの終り
を示すと共に、後記する用件用テープ(22)を走行状態
に切換えたり、応答用テープ(9)の巻戻し動作をさせ
たりするのに用いるビープトーン信号を発生させるビー
プトーン信号発生回路で、前記応答メッセージ用スイッ
チ(5)を閉結操作し、応答メッセージを応答用テープ
(9)に録音させ、録音終了と同時に前記応答メッセー
ジ用スイッチ(5)を開放状態にすると、制御回路
(8)が動作して、該ビープトーン信号発生回路(18)
を一定時間(約1.7秒間)動作状態にすると共に、第2
スイッチ(19)を一定時間(約1.7秒間)第1固定端子
(19a)に接続させ、約1.5KHzのビープトーン信号を第
2増幅回路(13)に加えるようにしている。前記第2ス
イッチ(19)は第2増幅回路(13)に接続されている第
1固定端子(19a)とライントランス(4)に接続した
第2固定端子(19b)とを有し応答用テープ(9)が録
音状態になっている時において第1スイッチ(17)が閉
結すると両固定端子(19a)(19b)のいずれとも閉結せ
ず、該第1スイッチ(17)が開放すると一定時間の間
(約1.7秒間)第1固定端子(19a)に閉結するように制
御回路(8)によって制御されている。(20)は、第1
応答メッセージと第2応答メッセージの間に録音され、
第2応答メッセージの頭出し動作を行なう時に用いるた
めの可聴外周波数のキュートン信号を発生するキュート
ン信号発生回路で第1応答メッセージ録音終了後のビー
プトーン信号の録音が終了し、前記ビープトーン信号発
生回路(18)の動作が停止すると同時に前記制御回路
(8)により該キュートン信号発生回路(20)は一定時
間(約1.5秒間)の間動作状態にされキュートン信号を
発生させると共に第3スイッチ(21)は一定時間(約1.
5秒間)の間閉結され、該発生されたキュートン信号を
直接応答用録音ヘッド(10)に加える。さらに第2応答
メッセージ録音終了後のビープトーン信号の録音が終了
した後にも上記のようにキュートン信号は録音される。
なお第3スイッチ(21)は前記第2スイッチ(19)が閉
結状態より開放状態になると同時に一定時間(約1.5秒
間)閉結するように制御回路(8)に制御されている。
(22)は発呼者より送信されてくる用件メッセージを録
音するための用件用テープでリールトゥリールテープを
用いている。(23)は、該用件用テープ(22)に用件メ
ッセージを録音させる用件用録音ヘッド、(24)は前記
用件用テープ(22)に録音した用件メッセージを再生す
るための用件用再生ヘッド、(25)は該用件用再生ヘッ
ド(24)を介して再生された用件メッセージの増幅動作
を行なう第3増幅回路、(26)は、前記用件用テープ
(22)に録音させる用件メッセージを増幅して前記用件
用録音ヘッド(23)に加える第4増幅回路、(27)は、
前記第3増幅回路(25)で増幅された用件メッセージを
放音用に増幅する第5増幅回路、(28)は該第5増幅回
路(27)で増幅された用件メッセージを放音するスピー
カ、(29)は前記用件用テープ(22)の走行動作を行な
う第2駆動モータ、(30)は前記制御回路(8)よりの
制御信号を受け、該第2駆動モータ(29)の走行制御を
行なうと共に前記用件用テープ(22)の走行状態に対応
して動くスライドベース、ピンチローラ等の機械的駆動
部分(図示せず)の制御動作を行なう第2駆動手段、
(31)は前記用件用テープ(22)が録音不可能の状態に
なっているか、どうか、を検出する用件用テープ状態検
出回路で本実施例においては、用件用テープ(22)の回
転動作を検出することにより用件用テープ(22)の終端
部を検出し、該用件用テープ(22)が録音不可能の状態
になっていると判断して、検出信号を出力する。さらに
その動作が用件メッセージ録音動作中に起こると、制御
回路(8)は前記第2スイッチ(19)を第2固定端子
(19b)に接続させて、前記ビープトーン信号発生回路
(18)を動作させて用件用テープ(22)が録音不可能状
態になったことをビープトーン信号により発呼者に報告
する。(32)は該用件用テープ状態検出回路(31)より
出力される検出信号を受け動作状態になる第1切換スイ
ッチ動作回路で、動作状態になると第1駆動手段(15)
に対し制御回路(8)が制御信号を送る経路に設けた第
1切換スイッチ(33)を一定時間経過後に開放状態する
が着信回路(2)の出力信号を受けると不動作状態にな
り前記第1切換スイッチ(33)を閉結させる。(34)は
該第1切換スイッチ動作回路(32)同様前記用件用テー
プ状態検出回路(31)より出力される検出信号を受け、
動作状態になる第2切換スイッチ動作回路で、動作状態
では、第2駆動手段(30)に対し制御回路(8)が制御
信号を送る経路に設けた第2切換スイッチ(35)を一定
時間経過後開放状態にさせるが、再生用ボタン(7)の
操作等により制御回路(8)が出力する出力信号を受け
ると不動作状態になり前記第2切換スイッチ(35)を閉
結状態にさせる。(36)は前記応答用テープ(9)に録
音された第1応答メッセージの始端を検出するための応
答用テープ始端検出回路、(37)はビープトーン信号検
出回路で前記応答用テープ(9)に録音されたビープト
ーン信号を再生状態で検出する。(38)はキュートン信
号検出回路で前記応答用テープ(9)に録音した第2応
答メッセージの始端部分のキュートン信号を高速再生状
態にて検出するものである。(39)はタイマー回路でキ
ュートン信号検出回路(38)の出力信号を受け動作し一
定時間(約150ms)後出力信号を出す。(40)は、前記
応答用テープ始端検出回路(36)、ビープトーン信号検
出回路(37)、キュートン信号検出回路(38)及び用件
用テープ状態検出回路(31)の出力信号を検出して、応
答用テープ(9)の走行動作を、制御回路(8)を介し
て行なわせる応答用テープ状態検出回路でまず、用件用
テープ状態検出回路(31)の出力信号を受けてない時は
第1応答メッセージ対応状態で応答用テープ始端検出回
路(36)の出力信号が加わると制御回路(8)を介し、
第1駆動手段(15)を停止状態にして応答用テープ
(9)の走行を止める。また、前記ビープトーン信号検
出回路(37)の出力信号が加わった時には制御回路
(8)を介し、第1駆動手段(15)を停止状態にして応
答用テープ(9)の走行を止め、第2駆動手段(30)を
録音可能状態に切換えて用件用テープ(22)を走行させ
る。次に用件用テープ状態検出回路(31)の出力信号を
受けて第2応答メッセージ対応状態になった後ビープト
ーン信号検出回路(37)の出力信号が加わると制御回路
(8)を介し、第1駆動手段(15)を巻戻し状態にして
応答用テープ(9)の巻戻し走行をさせる。また前記キ
ュートン信号検出回路(38)の出力信号が加わると、制
御回路(8)を介し第1駆動手段(15)を巻戻し状態よ
り停止状態にしてから再生状態に切換える。斯かる状態
でビープトーン信号検出回路(37)の出力信号を受ける
と制御回路(8)を介し第1駆動手段(15)は停止状態
となる。本実施例でのキュートン信号検出回路(38)の
出力信号にタイマー回路(39)の出力信号が対応するよ
うにし、前記応答用テープ状態検出回路(40)はキュー
トン信号検出回路(38)の出力信号ではなくタイマー回
路(39)の出力信号に対応して制御回路(8)を介し第
1駆動手段(15)を制御するようにしている。(41)は
前記ライントランス(4)及び接続端子(1)を介し、
電話回線に対し入出するに対応して制御回路(8)に制
御されて切換る第4スイッチで前記第1増幅回路(12)
に接続した第1固定端子(41a)と、第4増幅回路(2
6)に接続した第2固定端子(41b)とを有し、留守番電
話装置自体が待機状態になっている時には、第1固定端
子(41a)に接し、通常では、前記ビープトーン信号検
出回路(37)が前記応答用テープ(9)の第1応答メッ
セージ後に録音されたビープトーン信号の検出を行なう
ことにより第2固定端子(41b)に接するように切換わ
る。 次に本実施例の留守番電話装置の動作について説明す
る。まず、応答用テープ(9)に対し、第1応答メッセ
ージ及び第2応答メッセージの録音動作について説明す
る。閉結スイッチ(3)を開放状態にして、応答メッセ
ージ用スイッチ(5)を操作し、閉結させておくと、制
御回路(8)はまず、第1スイッチ(17)を閉結させ
て、マイクロフォン(16)を動作状態にすると共に第1
駆動手段(15)に対し制御信号を送る。それにより第1
駆動手段(15)は、前記応答用テープ(9)を録音可能
状態にさせるための位置に応答用録音ヘッド(10)を設
けている部材等の機械的駆動部を移動させ、さらに第1
駆動モータ(10)を録音速度で回転させ、該応答用テー
プ(9)を録音可能状態で走行させる。斯かる状態にお
いて前記マイクロフォン(16)を介し第1応答メッセー
ジを第2増幅回路(13)に加えると、該第2増幅回路
(13)は第1応答メッセージを増幅して応答用録音ヘッ
ド(10)に加え、応答用テープ(9)に録音させる。そ
して所望の第1応答メッセージの録音動作を終了させる
ため、前記閉結状態になっている応答メッセージ用スイ
ッチ(5)を開放状態にさせると、該動作を識別し、制
御回路(8)は第2スイッチ(19)を第1固定端子(19
a)に接続させ、ビープトーン信号発生回路(18)を動
作させて、約1500Hzのビープトーン信号を約1.7秒間第
1増幅回路(13)−応答用録音ヘッド(10)に加える。
それにより、応答用テープ(9)に録音された第1応答
メッセージのすぐ後に約1.7秒間のビープトーン信号が
録音される。そして該ビープトーン信号発生回路(18)
の動作が約1.7秒で終了すると、制御回路(8)は、第
2スイッチ(19)を第1,第2固定端子(19a),(19b)
のいずれにも接しない状態にして、第3スイッチ(21)
を約1.5秒間閉結状態にさせて、キュートン信号発生回
路(20)を動作状態にする。そして発生された15Hzのキ
ュートン信号を直接応答用録音ヘッド(10)に加え、前
記応答用テープ(9)に録音されたビープトーン信号の
後の部分に約1.5秒間15Hzのキュートン信号を録音す
る。前記第3スイッチ(21)を閉結して、約1.5秒が経
つと制御回路(8)は第3スイッチ(21)を開放状態に
して、キュートン信号発生回路(20)を停止させると共
に前記第1駆動手段(15)に対し制御信号を送信し、機
械的駆動部を元の位置に戻すと共に第1駆動モータ(1
4)の動作を停止させる。次に、第2応答メッセージを
録音するために再び応答メッセージ用スイッチ(5)を
閉結させると、第1応答メッセージの録音時と同様に、
マイクロフォン(16)は第1スイッチ(17)の閉結によ
り動作状態となる。さらに前記制御回路(8)よりの制
御信号を受けた第1駆動手段(15)により、前記応答用
テープ(9)は録音可能状態にさせられ駆動状態の第1
駆動モータ(14)により走行させられる。よって前記マ
イクロフォン(16)を介し、第2増幅回路(13)−応答
用録音ヘッド(10)に第2応答メッセージを加えると前
記応答用テープ(9)では、前記第1応答メッセージの
録音動作時に録音されたキュートン信号の後に第2応答
メッセージが録音されていく。そして、所望の第2応答
メッセージの録音動作を終了させるため、前記第1応答
メッセージの録音時と同様に閉結状態になっている応答
メッセージ用スイッチ(5)を開放させると、第1応答
メッセージの録音時と同様、第2応答メッセージに続い
て約1.7秒の間約1500Hzのビープトーン信号が応答用テ
ープ(9)に録音され、該ビープトーン信号の後にも、
約1.5秒間のキュートン信号が録音されて、前記応答用
テープ(9)の走行は停止する。 次に上記のような動作により、第1応答メッセージと
第2応答メッセージとを録音させた応答用テープ(9)
を用いて行なう自動対応動作について説明する。まず、
用件用テープ(22)は用件メッセージの録音が可能なだ
けの録音可能部分を有しているとする。斯かる動作は、
自動応対スイッチ(7)を閉結させることによって行な
われるが、斯かる操作を行なうと制御回路(8)は着信
回路(2)よりの出力信号を受ける状態となる。斯かる
状態において、電話回線より接続端子(1)を介し、呼
出し信号が到来すると、該信号を着信回路(2)は検出
し、出力信号を制御回路(8)に加える。該制御回路
(8)では着信回路(2)よりの出力信号を受けること
により、閉結スイッチ(3)を閉結させ、電話回線の閉
結動作を行なう。斯かる閉結動作が行なわれると前記第
1駆動手段(15)は前記制御回路(8)より第1切換ス
イッチ(33)を介して制御信号を受け応答用テープ
(9)を再生可能状態にさせるための位置に応答用再生
ヘッド(11)を設けている部材等の機械的駆動部を移動
させると共に、第1駆動モータ(14)を再生速度で回転
させ、該応答用テープ(9)を再生可能状態で走行させ
る。斯かる動作により、応答用テープ(9)に録音され
ている第1応答メッセージは再生され、応答用再生ヘッ
ド(11)−第1増幅回路(12)−第4スイッチ(41)の
第1固定端子(41a)−ライントランス(4)−接続端
子(1)の経路で電話回線に加わり、発呼者に送信され
る。そして第1応答メッセージの再生動作が続き、該第
1応答メッセージの後に録音されたビープトーン信号が
再生されると該ビープトーン信号は応答用再生ヘッド
(11)−第1増幅回路(12)を通りビープトーン信号検
出回路(37)に加わると共に第4スイッチ(41)の第1
固定端子(41a)−ライントランス(4)−接続端子
(1)を通って電話回線に加わり発呼者にも送信され
る。斯かる状態のビープトーン信号検出回路(37)は前
記ビープトーン信号を検出し、応答用テープ状態検出回
路(40)に出力信号を加える。それにより応答用テープ
状態検出回路(40)は、該出力信号に対応した信号を制
御回路(8)に加える。それに対応して該制御回路
(8)は第1駆動手段(15)に対し、第1切換スイッチ
(33)を介しての制御信号を加えて、該第1駆動手段
(15)を制御し、応答用テープ(9)の再生可能状態を
解除させるために、第1駆動モータ(14)の回転動作を
停止させると共に応答用再生ヘッド(11)を設けている
部材等の機械的駆動部を再生位置に移動させる前の状態
に戻させて、該応答用テープ(9)に動作を停止させ
る。その動作と同時に第4スイッチ(41)は制御回路
(8)により第2固定端子(41b)に接するよう切換え
られると共に、第2駆動手段(30)に対して、該制御回
路(8)は制御信号を出力し、加えて、該第2駆動手段
(30)を動作状態にする。それにより第2駆動手段(3
0)は前記用件用テープ(22)を録音可能状態にさせる
ために、用件用録音ヘッド(23)を設けている部材等の
機械的駆動部を該用件用テープ(22)に対しての録音可
能位置に移動させると共に、第2駆動モータ(29)を録
音速度で回転させ、該用件用テープ(22)を録音走行さ
せる。斯かる状態になると同時に用件用テープ状態検出
回路(31)も動作状態となり、用件用テープ(22)の終
端検出を行なう。斯かる状態において前記第1応答メッ
セージを聴取した発呼者が用件メッセージを送信してく
ると、前記用件用テープ(22)は電話回線より接続端子
(1)−ライントランス(4)−第4スイッチ(41)の
第2固定端子(41b)−第4増幅回路(26)−用件用録
音ヘッド(23)の経路を介して用件メッセージの録音を
行なう。斯かる動作状態において、常に前記用件用テー
プ状態検出回路(31)は用件用テープ(22)の終端を検
出しているが、まだ、用件用テープ(22)の終端が検出
されていないとすると、発呼者よりの用件メッセージが
終り、電話回線が切れると、該制御回路(8)は閉結ス
イッチ(3)を開放状態にすると同時に第2駆動手段
(30)に制御信号を加えて、第2駆動モータ(29)の回
転動作を停止させると共に機械的駆動部を録音可能位置
に移動させる前の位置に復帰させて、用件用テープ(2
2)の録音走行を停止させる。そして、該用件用テープ
(22)の録音走行が停止すると同時に制御回路(8)
は、第1駆動手段(15)に対し該応答用テープ(9)の
巻戻し動作をさせるための制御信号を加える。それによ
り、第1駆動手段(15)は機械的駆動部を巻戻し状態に
させると共に第1駆動モータ(14)を巻戻し速度で回転
させて、該応答用テープ(9)の巻戻し動作を行なう。
斯かる動作状態において応答用テープ始端検出回路(3
6)が第1応答メッセージの始端の検出を行なうと、該
応答用テープ始端検出回路(36)は応答用テープ状態検
出回路(40)に出力信号を出す。それにより応答用テー
プ状態検出回路(40)は制御回路(8)に該出力信号に
対応する信号を加えて、該制御回路(8)より第1駆動
手段(15)に対し、巻戻し動作停止の制御信号を出力さ
せる。それによって該第1駆動手段(15)は、制御信号
に対応して第1駆動モータ(14)を止め、機械的駆動部
を元の位置に戻して応答用テープ(9)の巻戻し動作を
止め、次の呼出し信号の着信に対しても第1応答メッセ
ージを確実に始めから送信できるような自動応対動作で
の待機状態となる。そして、上記のような着信が続き、
そのたびに第2応答メッセージを発呼者に送出し、該発
呼者の用件メッセージを用件用テープ(22)に録音させ
ていると、該用件用テープ(22)は、用件メッセージで
一杯となり、録音不可能の状態となってしまう。斯かる
状態において、用件用テープ状態検出回路(31)が用件
用テープ(22)の終端を検出すると、該用件用テープ状
態検出回路(31)は検出信号を制御回路(8)及び応答
用テープ状態検出回路(40)に加えると共に第1切換ス
イッチ動作回路(32)、第2切換スイッチ動作回路(3
4)にも加える。それにより、該制御回路(8)は第2
駆動手段(30)を動作停止の状態にさせた後、第2スイ
ッチ(19)を第2固定端子(19b)に接するように切換
えると同時にビープトーン信号発生回路(18)を動作さ
せてビープトーン信号を発生させ、該ビープトーン信号
を第2スイッチ(19)の第2固定端子(19b)−ライン
トランス(4)−接続端子(1)の経路で電話回線に加
えて、発呼者に報知させる。一方、応答用テープ状態検
出回路(40)は検出信号を受けることにより第2応答メ
ッセージ送出対応状態に切換わる。さらに第1切換スイ
ッチ動作回路(32)、第2切換スイッチ動作回路(34)
は動作状態となり、第1切換スイッチ(33)、第2切換
スイッチ(35)を一定時間後開放状態とさせて、前記第
2駆動手段(30)を動作停止状態にさせるため制御回路
(8)より出力された制御信号以後の制御信号は第1,第
2駆動手段(15),(30)に加わらないようにした。そ
して斯かる状態において閉結状態にあった閉結スイッチ
(3)を制御回路(8)は開放状態にして、次の呼出し
信号の着信に自動対応できるように留守番電話装置自体
を待機状態にする。 斯かる状態において電話回線を介し、呼出し信号が着
信すると、着信回路(2)は呼出信号を検出し、制御回
路(8)に出力信号を加え、閉結スイッチ(3)を閉結
させて、電話回線の閉結動作を行なう。さらに該出力信
号は第1切換スイッチ動作回路(32)にも加わって、前
記動作状態にあった第1切換スイッチ動作回路(32)を
不動作状態にさせる。そのため、第1切換スイッチ(3
3)は閉結状態になり、前記第1駆動手段(15)に対す
る制御回路(8)よりの制御信号の経路を形成する。そ
して前記制御回路(8)は前記閉結スイッチ(3)の閉
結動作終了後第1駆動手段(15)に対し、第1切換スイ
ッチ(33)を介して再生動作制御信号を加える。斯かる
動作により第1駆動手段(15)は、応答用再生ヘッド
(11)を設けている部材等の機械的駆動部を再生可能位
置に移動させると共に第1駆動モータ(14)を再生速度
で回転させ、前記ビープトーン信号終了後の位置で走行
動作が止まっていた応答用テープ(9)を再生可能状態
で走行させる。斯かる動作により応答用テープ(9)に
録音させていたキュートン信号が再生されるが、該キュ
ートン信号は再生されても聴取できないし又単なる再生
(定速の再生)ではキュートン信号検出回路(38)には
検出されない。そしてキュートン信号の再生に続いて、
応答用テープ(9)に録音された「用件メッセージの録
音動作ができない」という主旨の第2応答メッセージの
再生が行なわれる。斯かる状態において第2応答メッセ
ージは応答用再生ヘッド(11)−第1増幅回路(12)−
第4スイッチ(41)の第1固定端子(41a)−ライント
ランス(4)−接続端子(1)の経路で電話回線を介し
発呼者に送信される。そして第2応答メッセージの再生
が終り、該第2応答メッセージの後に録音させたビープ
トーン信号が再生されると、ビープトーン信号検出回路
(37)は約1.5秒間ビープトーン信号を検出し、出力信
号を前記用件用テープ状態検出回路(31)の出力を受け
第2応答メッセージ送出対応状態になっている応答用テ
ープ状態検出回路(40)に加える。さらにその時再生さ
れたビープトーン信号は第4スイッチ(41)の第1固定
端子(41a)を介しライントランス(4)−接続端子
(1)を通り発呼者に送信される。斯かる状態にある応
答用テープ状態検出回路(40)では出力信号を受けるこ
とにより、制御回路(8)に該出力信号に対応する信号
を加え、閉結スイッチ(3)を開放状態にさせると共に
第4スイッチ(41)を第2固定端子(41b)に接続させ
る。さらに斯かる動作が終了すると同時に前記制御回路
(8)が応答用テープ(9)を巻戻しさせるための制御
信号を第1駆動手段(15)に加える。それにより第1駆
動手段(15)は第1駆動モータ(14)を制御し再生動作
の回転を一旦停止させると同時に応答用再生ヘッド(1
1)を設けている部材以外の機械的駆動部を巻戻し状態
にさせる。そして該機械的駆動部が巻戻し状態になると
同時に第1駆動モータ(14)は第1駆動手段(15)に制
御され、巻戻し速度で回転して応答用テープ(9)の巻
戻し動作を行なう。斯かる応答用テープ(9)の巻戻し
動作において該応答用テープ(9)に録音された第2応
答メッセージは応答用再生ヘッド(11)を介して巻戻し
状態で再生され、第1増幅回路(12)を介し、キュート
ン信号検出回路(38)、ビープトーン信号検出回路(3
7)及び第4スイッチ(41)の第1固定端子(41a)に加
わる。斯かる状態において第4スイッチ(41)は第2固
定端子(41b)に接していると共に閉結スイッチ(3)
は開放状態になっているため第1増幅回路(2)よりの
出力信号が電話回線には加わることはないようになって
いる。さらに、前記ビープトーン信号検出回路(37)で
は高速再生により再生されたビープトーン信号を検出で
きるようにはなっていない。斯かる状態にて、巻戻しが
進み、前記応答用再生ヘッド(11)にキュートン信号が
巻戻しの高速再生されると、該キュートン信号は第1増
幅回路(12)を通り、キュートン信号検出回路(38)に
検出される。それにより該キュートン信号検出回路(3
8)は、タイマー回路(39)に対し出力信号を出し、該
タイマー回路(39)を約150ms間動作状態にさせる。斯
かる状態において前記タイマー回路(39)が動作状態に
ある間応答用テープ(9)は巻戻され、前記タイマー回
路(39)の動作状態が約150msを過ぎると該タイマー回
路(39)は第2応答メッセージ対応状態になっている応
答用テープ状態検出回路(40)に出力信号を加える。そ
れにより、応答用テープ状態検出回路(40)は制御回路
(8)に対し、該タイマー回路(39)の出力信号に対応
した信号を加えて、該制御回路(8)より第1駆動手段
(15)に制御信号を出力させる。よって該第1駆動手段
(15)は該制御信号を受けることによりまず応答用テー
プ(9)の巻戻し動作を停止させるために、第1駆動モ
ータ(14)の巻戻し回転を止め、該応答用テープ(9)
の走行動作も停止させると再び、該第1駆動モータ(1
4)を再生回転させて、応答用テープ(9)を再生走行
させる。斯かる状態においてビープトーン信号がビープ
トーン信号検出回路(37)に検出されると該ビープトー
ン信号検出回路(37)は、前記第2応答メッセージ対応
状態の応答用テープ状態検出回路(40)に対し出力信号
を出す。それにより該応答用テープ状態検出回路(40)
ではビープトーン信号検出回路(37)の出力信号を受け
制御回路(8)に信号を加える。よって制御回路(8)
は第1駆動手段(15)に動作停止の制御信号を加え、該
第1駆動手段(15)により、第1駆動モータ(14)を停
止状態にさせると共に前記対応用再生ヘッド(11)を設
けている機械的駆動部を再生可能位置に移動させる前の
位置に戻させる。それにより応答用テープ(9)は次の
着信に対し、第2応答メッセージの始端より再生できる
位置で走行を停止する。そして斯かる動作終了後制御回
路(8)は次の着信を持つ待機状態に留守番電話装置を
させ、呼出し信号が着信するたびに第2応答メッセージ
が発呼者に対し送信できるようにしている。 以上の如く自動応答動作は行なわれるが次に斯様に用
件用テープ(22)に録音された用件メッセージの再生聴
取動作について説明する。斯かる再生聴取動作は、再生
用スイッチ(6)を閉結せしめることにより行なわれ
る。前記用件メッセージを録音した用件用テープ(22)
は何らかの手段で巻戻され、さらに前記第2切換スイッ
チ(35)は閉結状態になっているとする。斯かる状態に
おいて再生用スイッチ(6)を閉結させると、制御回路
(8)は斯かる動作を検知して第2切換スイッチ動作回
路(34)に出力信号を加えると共に第2駆動手段(30)
に対し、該第2駆動手段(30)を再生状態にさせる制御
信号を加える。斯かる状態で第2切換スイッチ動作回路
(34)はすでに不動作状態になっているため出力信号を
受けても何ら変化は生じない。一方、第2駆動手段(3
0)には閉結状態にある第2切換スイッチ(35)を介
し、制御信号が加わるため、該第2駆動手段(30)はス
ライドベース及び用件用再生ヘッド(24)を設けている
部材等の機械的駆動部を用件用テープ(22)の再生可能
位置に移動させると同時に第2駆動モータ(29)を再生
速度で回転させ、該用件用テープ(22)を再生走行させ
る。さらに前記制御回路(8)は、再生用スイッチ
(7)の閉結を検知することにより、用件用テープ状態
検出回路(31)を不動作保持状態にする。斯かる状態に
おいて、用件用テープ(22)に録音された用件メッセー
ジは用件用再生ヘッド(24)を介し再生され、第3増幅
回路(25)、第5増幅回路(27)を通りスピーカ(28)
にて順次放音される。そして、用件メッセージの再生動
作を終了させるために再生用スイッチ(6)を閉結状態
より開放状態にさせると制御回路(8)は斯かる動作を
検知し、第2駆動手段(30)に動作停止の制御信号を送
ると共に前記用件用テープ状態検出回路(31)の不動作
保持状態を解除させる。それにより、第2駆動手段(3
0)は第2駆動モータ(29)の回転を停止させると共に
用件用再生ヘッド(24)を設けている部材等の機械的駆
動部を再生可能位置に移動させる前の位置に戻して、用
件用テープ(22)の再生走行を停止させる。 (ト)発明の効果 本発明は、発呼者より送信される用件メッセージが録
音される用件用テープが録音不可能な状態にあることを
知らせる第2応答メッセージの再生終了時、該第2応答
メッセージが録音されている応答用テープの巻戻し動作
を行うとともにその巻戻し状態において応答用テープに
録音されているキュートーン信号をキュートーン信号検
出回路が検出したとき、応答用テープを巻戻し状態より
再生状態に切換え、且つその再生状態において応答用テ
ープに録音されているビープトーン信号をビープトーン
信号検出回路が検出したとき応答用テープの走行を停止
させるように構成したので、応答用テープを所定の位置
に停止させることが確実に行うことが出来る。従って、
本発明によれば、用件メッセージを録音することが出来
る状態にあることを知らせる第1応答メッセージと用件
メッセージを録音することが出来ない状態にあることを
知らせる第2応答メッセージとが同一トラックに録音さ
れている応答用テープを使用する留守番電話装置におい
て、応答動作時発呼者に対して第2応答メッセージをそ
の冒頭部より確実に送出することが出来る。 そして、本発明は、応答用テープの走行制御動作を第
1応答メッセージと第2応答メッセージとの間に録音さ
れているビープトーン信号、即ち再生動作時のみ検出さ
れる信号とキュートーン信号、即ち巻戻し動作時のみ検
出される信号とを検出することによって行うように構成
したので、簡単な発振回路とフィルター回路とで装置を
構成することが出来、回路構成が非常に簡単になるとい
う利点を有している。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の留守番電話装置の一実施例を示した
ブロック図、第2図は本発明の留守番電話装置の応答用
テープ上に録音させた応答メッセージと各信号との関係
を示した図である。 主な図番の説明 (8)…制御回路、(18)…ビープトーン信号発生回
路、(31)…用件用テープ状態検出回路、(37)…ビー
プトーン信号検出回路、(38)…キュートン信号検出回
路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.発呼者より送信される用件メッセージが録音される
    用件用テープと、該用件用テープが録音可能な第1状態
    であることを知らせる第1応答メッセージと録音不可能
    な第2状態であることを知らせる第2応答メッセージと
    が同一トラックに録音されているとともに該第1応答メ
    ッセージと第2応答メッセージとの間に再生動作時のみ
    検出されるビープトーン信号と巻戻し動作時のみ検出さ
    れるキュートーン信号とが録音されている応答用テープ
    と、該応答用テープに録音されているビープトーン信号
    を再生動作時検出するビープトーン信号検出回路と、前
    記応答用テープに録音されているキュートーン信号を巻
    戻し動作時検出するキュートーン信号検出回路と、前記
    用件用テープが第1状態にあるか第2状態にあるかを検
    出する用件用テープ状態検出回路と、該用件用テープ状
    態検出回路が第2状態を検出したとき切り換えられると
    ともに応答用テープに録音されている第2応答メッセー
    ジの再生動作及び巻戻し動作の制御動作を行う制御回路
    とよりなり、前記応答用テープに録音されている第2応
    答メッセージの再生終了時該応答用テープの巻戻し動作
    を行うとともにその巻戻し状態において前記キュートー
    ン信号を前記キュートーン信号検出回路が検出したとき
    前記応答用テープを巻戻し状態より再生状態に切換え、
    且つその再生状態において前記ビープトーン信号を前記
    ビープトーン信号検出回路が検出したとき前記応答用テ
    ープの走行を停止させるようにしたことを特徴とする留
    守番電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5687969A (en) * 1979-12-18 1981-07-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd Automatic answering telephone set
JPS5980049A (ja) * 1982-10-29 1984-05-09 Hashimoto Corp 留守番電話装置

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