JPH083087Y2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

Info

Publication number
JPH083087Y2
JPH083087Y2 JP4785486U JP4785486U JPH083087Y2 JP H083087 Y2 JPH083087 Y2 JP H083087Y2 JP 4785486 U JP4785486 U JP 4785486U JP 4785486 U JP4785486 U JP 4785486U JP H083087 Y2 JPH083087 Y2 JP H083087Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
voltage
answering machine
telephone
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4785486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62159047U (ja
Inventor
義明 江原
裕隆 天野
立身 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4785486U priority Critical patent/JPH083087Y2/ja
Publication of JPS62159047U publication Critical patent/JPS62159047U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083087Y2 publication Critical patent/JPH083087Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は電話回線を介して送受話を行なう機能を有す
る留守番電話装置に関する。
(ロ)従来の技術 留守番電話装置は一般に呼出し者に応答用のメッセー
ジを送出するための応答用テープと、呼出し者からのメ
ッセージを録音する録音用テープとを備え、電話の着信
が検出された時応答用テープを走行して予め録音された
応答用メッセージを再生装置で再生し、その応答用メッ
セージを呼出し者に送出した後録音用テープを走行し呼
出し者からのメッセージを録音するもので、電話回線に
対し交流結合で接続し、上記のような動作を商用電源よ
りの動作電圧を得て行なっている。このような留守番電
話装置は特公昭56−39586号公報に記載されている。と
ころで最近では上記のような留守番電話装置に送受話器
を付加し送受話回路を介して、通話が行なえる普通の電
話機機能を有する留守番電話装置が開発されている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記のような電話機としての送受話器による通話機能
を有する留守番電話装置を従来の留守番電話装置のよう
に電話回線に対し交流結合して接続し、商用電源のみよ
り動作電圧を得て動作できるようにしていたのでは万が
一、停電等により商用電源よりの動作電圧が得られなく
なってしまった時、電話機は不通となってしまう。その
ため一般に上記のような留守番電話装置は交換機よりの
電圧と、商用電源よりの動作電圧の両電圧の供給を受け
るようにし、常にいずれかの電圧により動作状態が保持
されるようにしている。このような留守番電話装置にお
いて通話信号の録音、再生を行なう時にはテープとテー
プ駆動機構等の接触により雑音が発生し、該雑音により
正常は録音、再生動作が行なわれなくなってしまうた
め、テープ駆動機構等を常に接地し雑音が除去できるよ
うにしているが、その接地により交換機の電圧と商用電
源の電圧とが直流的に接続した状態となり常にテープ駆
動機構部分に電圧が加わってくる。そのため、留守番電
話装置のテープ交換等で不用意にテープ駆動機構の露出
している部分にふれたりするとテープ駆動機構等にもれ
て印加している電圧が直接人体に加わり感電するという
問題が起こる。このことはアメリカの規格にも反するこ
とになる。そのため斯かる問題を解決するために送受話
器により通話を行なうための回路部分と留守番電話装置
として動作する部分とを電気的に分離して前者の部分の
み交換機より電圧を得るようにし、後者の部分は商用電
源の電圧にて動作するようにすると、送受話器により通
話する回路部分に対し多機能を有することができないと
いう問題が生じてしまう。本考案は斯かる問題を解決す
るための手段を備えた留守番電話装置を提供する。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案の留守番電話装置は、電話回線に接続して交換
機よりの電圧及び商用電源の電圧により動作する送受話
電話回路と、前記送受話電話回路の接続して送受話を録
音すると共に前記送受話電話回路と同様に交換機よりの
電圧及び商用電源の電圧により動作するテープレコーダ
ー部と、前記テープレコーダー部のテープ駆動及び録再
機構の接地を行なうための接地切り換え手段とより構成
されている。
(ホ)作用 本考案はテープレコーダー部のテープ駆動及び録再機
構の接地をテープレコーダー部の動作、不動作の各状態
に対応して切り換えて行なう接地切り換え手段により行
なえるようにし、動作状態では接地、不動作状態では非
接地するようにしたものである。
(ヘ)実施例 本考案の留守番電話装置の実施例を第1図、第2図を
用いて説明する。(a1)(a2)は電話回線接続端子、
(1)は電話回線を介し交換機(図示せず)より送信さ
れてくる呼出し信号を検出し、呼出し音を発生させるた
めの呼出し音発生回路、(2)はフックスイッチ、
(3)は前記フックスイッチ(2)を介し交換機より送
信される通話信号の授受を行なうと共に交換機よりの電
圧の極性を決めるためのダイオードブリッジ回路、
(4)は前記ダイオードブリッジ回路(3)に接続した
送受話電話回路で送受話器(5)を介しての他の電話機
(図示せず)との通話が行なえると共に、留守番電話と
しての通話の授受が行なえる。(6)は留守番電話装置の
テープレコーダー部でテープ駆動及び録再動作を行なう
ための録再ヘッド(7)、キャプスタン(8)、スライ
ドベース(9)及びシャーシ(10)の金属部分よりなる
メカニズム部(11)と該メカニズム部(11)の制御を行なう
ためのテープレコーダー回路(12)とより構成されてい
る。(13)は前記送受話電話回路(4)及びテープレコ
ーダー回路(12)に対し動作電圧を与えるための商用電
源回路(14)は前記テープレコーダー部(12)の金属部
品よりなるメカニズム部(11)の接地を行なう接地切り換
えスイッチで、本考案の一実施例として操作ボタン(図
示せず)を操作しテープレコーダー部(6)を動作状態に
しスライドベース(9)を移動させることにより接地切
り換えスイッチ(14)は第2図のようにオンして、接地
が行なえるようにしているが他の切り換えスイッチ、例
えばテープレコーダー部(6)の動作状態に対応し、リレ
ーを働かせて接地させることも可能である。さらに本考
案の留守番電話装置の場合、通常の電話機としての機能
を有しているため交換機よりの電圧と商用電源回路(1
3)よりの電圧の両電圧を受けて動作するようにしてあ
り、通常では商用電源回路(13)の電圧を受けて動作す
るようにしてある。
次に本考案の動作について第1図、第2図を用いて説
明する。まず、本考案の留守番電話装置が待機状態にあ
り留守番録音状態になっていたとすると、電話回線より
電話回路接続端子(a1)(a2)を介して発呼音よりの呼
出し信号が呼出し音発生回路(1)に入力する。該呼出
し音発生回路(1)は呼出し信号の検出を行ない呼出し
音を出力する。出力された呼出し音は待機状態にあるテ
ープレコーダー部(6)のテープレコーダー回路(12)に
て検出される。該テープレコーダー回路(12)は呼出し
音の検出によりテープレコーダー部(6)内の応答用テー
プシステム(図示せず)を起動させると共にフックスイ
ッチ(2)を閉結させ、応答用メッセージを送受話電話
回路(4)及びフックスイッチ(2)を介して電話回線
に出力し発呼者に対し送信を行なう。
斯かる状態において前記応答テープシステム(図示せ
ず)は再生状態になり第2図に示した位置に録再ヘッド
(7)を有するスライドベース(9)が移動し、該スラ
イドベース(9)によりシャーシ(10)に設けた切り換
えスイッチ(14)を第1図に示したように閉結させ、シ
ャーシ(10)及びスライドベース(9)を接地状態にさ
せる。それによりテープ走行時に前記スライドベース
(9)に設けた録再ヘッド(7)及びシャーシ(10)に
設けたキャプスタン(8)等の金属部分に発生する雑音
の除去を行ない再生信号に雑音が加わらないようにして
いる。またその接地によりメカニズム部(11)の金属部分
は交換機よりのもれ電圧が加わっている状態となってい
る。しかしテープ走行時のメカニズム部(11)は、テープ
ハーフ(図示せず)及びカセット収納蓋(図示せず)に
より保護されているため直接メカニズム部(11)にさわる
ことができないため、人体に対して何ら問題を生じな
い。そして応答用テープシステムでの応答用テープの再
生が終了すると該応答用テープシステムのスライドベー
ス(9)は第2図に示した再生状態の位置より矢印
(A)の方向へ移動し、前記オン状態であった切り換え
スイッチ(14)を開放状態にさせて、応答用テープシス
テムの金属部分の接地解除を行なう。それによりメカニ
ズム部(11)の金属部分にはもれ電圧が加わらなくなる。
そして用件用テープシステム(図示せず)も応答用テー
プシステムと同様な接地動作を行ない録音動作を終了さ
せて留守番電話装置を待機状態にする。斯かる状態にお
いて応答用テープシステム及び用件用テープシステム共
に接地は解除されているため例えば応答用テープの入れ
替え等でメカニズム部(11)の金属部分、録再ヘッド
(7)、キャプスタン(8)等にふれたとしても何ら人
体に影響を及ぼすことはない。
次に、本考案の留守番電話装置は通常の電話機として
の機能を有しているため送受話器(5)を介して通話が
行なえる。まず送受話器(5)を取りフックスイッチ
(2)を閉結させて電話回線と送受話電話回路(4)と
を接続する。電話回線と接続した送受話電話回路(4)
を介しダイヤリングによるダイヤル信号の送信を行なう
ことにより通話相手を呼出し、通話を行なう。また、呼
出し音発生回路(4)に発呼者よりの呼出し信号が入力
されると該呼出し音発生回路(1)は呼出し音を発生す
る。そして、該呼出し音を聴取した使用者が送受話器
(5)を取るとフックスイッチ(2)が閉結し送受話電
話回路(4)と電話回線が接続され通話可能な状態とな
る。また、本考案の留守番電話装置は交換機の電圧の供
給を受けているため、停電時になったとしても通常の電
話機として使用できる。
(ト)考案の効果 本考案の留守番電話装置は通常の電話機としての機能
を有しているため、商用電源よりの電圧と共に交換機よ
りの電圧の供給が受けられるようになっている。そのた
め、留守番電話録音再生を行なう機構等の金属部分を接
地すると交換機の電圧が直接加わり、前記機構等の金属
部分にふれると感電する恐れがあったため、接地する必
要のあるテープ走行状態のみ接地するように、接地切り
換えスイッチを設け、該接地切り換えスイッチをテープ
レコーダー部の動作制御により接地の切り換えをさせる
ようにした。そのためテープ停止状態においては前記機
構等の金属部分は接地させないため電圧が加わらずカセ
ット入れ替え時に、不用意に金属部分に直接ふれたとし
ても感電することはなくなった。さらにテープを走行状
態では前記機構等を接地しているためテープの走行によ
り発生する雑音の除去ができるためテープへの録音及び
再生が正常に行なえる。さらにテープ走行状態では接地
状態になっているので前記機構等に電圧が加わってくる
がカセットハーフ、カセット収納蓋等により前記機構等
の金属部分は保混されているため、直接ふれることがで
きないため、感電することはないようになっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の留守番電話装置の構成ブロック図、第
2図は本考案の留守番電話装置のテープ駆動機構の構成
図である。 主な図番の説明 (4)……送受信電話回路、(5)……送受話器、(6)
……テープレコーダー部、(11)……メカニズム部、(1
3)……商用電源回路、(14)……接地切り換えスイッ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続して交換機よりの電圧及び
    商用電源の電圧により動作する送受話電話回路と、前記
    送受話電話回路に接続して送受話を録音すると共に前記
    送受話電話回路と同様に交換機よりの電圧及び商用電源
    の電圧により動作するテープレコーダー部と、前記テー
    プレコーダー部のテープ駆動及び録再機構の接地を行な
    うための接地切り換え手段とよりなり前記テープレコー
    ダー部の動作時に前記接地切り換え手段を介してテープ
    駆動及び録再機構の接地を行なうことを特徴とした留守
    番電話装置。
JP4785486U 1986-03-31 1986-03-31 留守番電話装置 Expired - Lifetime JPH083087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4785486U JPH083087Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31 留守番電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4785486U JPH083087Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31 留守番電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62159047U JPS62159047U (ja) 1987-10-08
JPH083087Y2 true JPH083087Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=30868851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4785486U Expired - Lifetime JPH083087Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31 留守番電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083087Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62159047U (ja) 1987-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60256236A (ja) 不在応答録音機能を有するコ−ドレスホ−ン
JPS5970326A (ja) 電話装置
JPH083087Y2 (ja) 留守番電話装置
JP2550052B2 (ja) 無線電話装置
JPH01848A (ja) 多機能電話装置
JPS6010861A (ja) 留守番電話装置
JPS6322663B2 (ja)
JPH0422594Y2 (ja)
JP2675296B2 (ja) 電話機用録音再生装置
JP2639918B2 (ja) 電話機用録音再生装置
JPH0238544Y2 (ja)
JP2686642B2 (ja) 留守番電話装置
JPH036060Y2 (ja)
JPS6119577Y2 (ja)
JPS6218858A (ja) 留守番電話装置
JPS6393254A (ja) 電話機用録音再生装置
JPH0432844Y2 (ja)
JPH046277Y2 (ja)
JP2686076B2 (ja) 留守番電話装置
JPS59154856A (ja) 留守番電話装置
JPH03262238A (ja) システムコードレス電話装置
JPS6359152A (ja) 留守番電話装置
JPS60154762A (ja) 留守番電話装置
JPH0252470B2 (ja)
JPH0316061B2 (ja)