JP2639163B2 - 無人車における走行用診断装置 - Google Patents

無人車における走行用診断装置

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JP2639163B2 JP2069175A JP6917590A JP2639163B2 JP 2639163 B2 JP2639163 B2 JP 2639163B2 JP 2069175 A JP2069175 A JP 2069175A JP 6917590 A JP6917590 A JP 6917590A JP 2639163 B2 JP2639163 B2 JP 2639163B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は無人車における走行用診断装置に関する。
[従来の技術] 無人車、例えば無人式産業車両において走行路に敷設
した磁気テープ等を検出して走行するものでは、この検
出を行う部材の不調等により車両が磁気テープから外れ
て所謂コースアウト走行を行うことがあり、安全のため
車両の走行を直ちに停止させる必要が生ずる。そして、
車両の走行制御及びコースアウト走行の監視は第6図に
示す装置にて行われる。
即ち、車両の底部下面に設けた走行用センサS内に設
けた磁気センサ20は走行路21に敷設された磁気テープ22
を検出して、この検出信号をコントローラ23に出力す
る。同コントローラ23は前記検知信号に従って走行用モ
ータ24を駆動して車両を走行させる。
また、走行用センサS内に磁気センサ20とともに設け
た磁気検出回路25は、磁気テープ22が所定間隔内にある
と、これを検出して同じく走行用センサS内に設けたト
ランジスタTrをオンさせる。すると、これに基づきコン
トローラ23内においてローレベル信号(L信号)がNOT
回路26によりハイレベル信号(H信号)に反転され、こ
のH信号に基づき走行用モータ24の駆動が続行される。
一方、磁気検出回路25は磁気テープ22が設定範囲外に
ある時はトランジスタTrをオフさせる。これに基づくH
信号はNOT回路26にてL信号に反転され、このL信号に
従って走行用モータ24が停止され、コースアウトした車
両の走行が停止される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記した走行用センサSはトランジスタTr
が短絡状態で破損したり、トランジスタTrがオンになる
ような状態で磁気検出回路25が故障すると、コントロー
ラ23から走行用モータ24には常にH信号が出力される。
このため、車両がコースアウトした時でも、走行用モー
タ24の駆動が続行され、車両は磁気テープ22の延伸方向
とは無関係な方向に無秩序な走行を行う。
この発明は上記した問題点を解決するためになされた
ものであり、その目的は車両の走行状態を検出するセン
サの故障を適正に判断する無人車における走行用診断装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記した目的を達成するために、車両走行
路に敷設した所定の誘導ラインに沿って走行する無人車
において、前記誘導ラインの有無を検出するライン検出
手段と、前記走行路上における誘導ライン非検出区域を
指示する指示手段と、前記指示手段により指示された誘
導ライン非検出区域内で車両を自律走行させる走行手段
と、前記車両の自律走行時におけるライン検出手段の検
出結果に従って、同ライン検出手段が正常に機能してい
るか否かを診断する診断手段とを設けたことをその要旨
とする。
[作用] 指示手段により指示された誘導ライン非検出区域内で
は走行手段が車両を自律走行させ、診断手段はこの自律
走行時におけるライン検出手段の検出結果に基づいて、
同ライン検出手段が正常に機能していると診断する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1〜5図に従って詳述
する。
第2図において、走行路に四角環状に敷設した誘導ラ
インとしての磁気テープ1はその一部が開放されて診断
用走行領域2となっている。そして、矢印で示すように
車両3の前進時における診断用走行領域2の直前及び直
後には磁気テープ1に沿って指示手段としての第1のマ
ークプレート4及び第2のマークプレート5が配置され
ている。
第1図に従って本実施例の電気的構成を述べると、ラ
イン検出手段としての前進用ガイドセンサ6及び後進用
ガイドセンサ7は公知の磁気のセンサ及び磁気検出回路
よりなり、それぞれの車両の前進時及び後進時に磁気テ
ープ1が発する磁界を検出して、この検出信号を走行手
段及び診断手段としてのコントローラ8に出力するとと
もに、車両が磁気テープ1から外れて走行した時にはコ
ースアウト信号をコントローラ8に出力する。
マークセンサ9は車両の前進時に第1のマークプレー
ト4を、また後進時に第2のマークプレート5を検出す
ると、これら検知信号をコントローラ8に出力する。走
行距離センサ10は車両の走行距離を検出して、この検出
信号をコントローラ8に出力する。
コントローラ8は常には走行モードで稼動し、前進用
ガイドセンサ6及び後進用ガイドセンサ7からの検出信
号に基づいて走行用モータ13を駆動して正逆転させ、車
両3を前後進させる。また、コントローラ8は前進用ガ
イドセンサ6及び後進用ガイドセンサ7からのコースア
ウト信号に従って走行用モータ13を停止させ、車両3の
走行を停止させる。
コントローラ8はマークセンサ9から信号が入力され
ると、車両3が磁気テープ1のない診断走行領域2に進
入したと判断して、走行モードから診断モードに移行す
る。この診断モード時において、コントローラ8は予め
記憶したプログラムに従い走行用モータ13を駆動制御し
て車両3を自律走行させる。
また、コントローラ8はマークセンサ9からの信号が
入力された後、走行距離センサ10から入力される信号に
より、車両が診断走行領域2内に進入後、同診断走行領
域2の全長に対応して設定された所定距離だけ走行した
と判断すると、診断モードから再度走行モードに復帰す
る。
コントローラ8は診断モードにて稼動中に前進用ガイ
ドセンサ6及び後進用ガイドセンサ7から信号が入力さ
れると、これを記憶し、走行モードに復帰した後にこの
記憶内容を読出す。そして、コントローラ8は読み出し
た記憶内容において前進用ガイドセンサ6及び後進用ガ
イドセンサ7のいずれかからコースアウト信号が入力さ
れていない場合(即ち、磁気テープ1の敷設されていな
いにもかかわらず、両ガイドセンサ6,7がコースアウト
信号を出力しなかった場合)には、両ガイドセンサ6,7
のコースアウト検出機能に異常があると判断し、表示装
置14に信号を出力してこの旨を表示させる。
さて、上記のように構成した走行制御装置の作用を第
3図におけるフローチャートに従って説明する。
いま、前進用ガイドセンサ6が磁気テープ1を検出
し、走行モードにて稼動するコントローラ8が前進用ガ
イドセンサ6からの検出信号に基づいて走行用モータ13
を駆動し、車両3が磁気テープ1に沿って診断走行領域
2に向かい走行している。
そして、車両3が診断走行領域2にさしかかり、ステ
ップ1においてマークセンサ9からの信号が入力される
と、コントローラ8は診断モードに移行する。そして、
コントローラ8はステップ2にて走行距離センサ10から
の信号に基づき、診断走行領域2に進入したのち所定距
離にわたって自律したことを認識して、車両3が診断走
行領域2を通過したと判断する。次いで、コントローラ
8はステップ3において自律走行中に前進用ガイドセン
サ6が、ステップ4にて後進用ガイドセンサ7がコース
アウト信号を出力したことを確認すると、ステップ5で
コースアウト検出機能に異常がないと判断してステップ
1に戻り、次の走行サイクルに入る。
また、ステップ3又はステップ4で前進用ガイドセン
サ6、後進用ガイドセンサ7がコースアウト信号を出力
しなかった場合には、ステップ6にてコースアウト検出
機能の異常を認識してステップ7で表示装置14に異常表
示を行わせた後、別処理に移る。
前記したように、本実施例では走行路中の一部に磁気
テープ1を敷設することなく診断走行領域2を設け、こ
の間を車両3が走行する際に前進用ガイドセンサ6が、
ステップ4にて後進用ガイドセンサ7がコースアウト信
号を出力すると、コントローラ8はコースアウト検出機
能に異常がないものと判断する。また、コントローラ8
は両ガイドセンサ6,7からコースアウト信号の出力がな
い場合には、コースアウト検出機能に異常があると診断
する。
従って、走行路を一周する毎に両ガイドセンサ6,7の
コースアウト検出機能の異常の有無が確実に検知され、
この異常に対処すべく適宜な処置が行われ得る。
なお、上記した実施例は以下の態様にも変更可能であ
る。
走行路中の診断走行領域2の前後にマークプレート4,
5に代えて指示手段としての一対の投光器を配置し、車
両側にもこれに対応してマークセンサ9に代わる検知手
段としての受光器を設けて、投光器が投射する光を受光
器が受承すると、車両3が診断走行領域2に進入したこ
とを検知する構成する。
第4図に示すように、走行路の全域にわたり磁気テー
プ1を敷設したうえで、1つの角部を直角状の診断走行
領域2とし、この診断走行領域2をスピンターン走行に
て車両が通過する時、磁気テープ1から大きく離間した
両ガイドセンサ6,7からのコースアウト信号の有無によ
ってコントローラ8がコースアウト機能の診断を行う構
成とする。
第5図に示すように、誘導ラインとして磁気テープ1
に代えて走行路に電磁導線Lを敷設する。この誘導線L
は一部を開放することは不可能であるところから、その
一部に外方迂回部Laを形成し、この迂回部Laの前後にマ
ークプレート4,5等を設置して車両3が自律走行を行う
診断走行領域2とする。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、車両の走行
状態を検出するセンサの故障を適正に判断するという優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における電気的構成を示すブロック回
路図、第2図は無人車の走行路を示す略体平面図、第3
図はコントローラの動作を示すフローチャート図、第4
図は磁気テープ1の1つの角部を直角状に敷設した別例
を示す略体平面図、第5図は診断走行領域の別例を示す
略体平面図、第6図は従来の走行制御用装置を示すブロ
ック回路図、第7図は第6図に示した装置のうちコース
アウト検出センサを示す回路図である。 誘導ラインとしての磁気テープ1、指示手段としてのマ
ークプレート4,5、ライン検出手段としての前進用ガイ
ドセンサ6及び後進用ガイドセンサ7、走行手段及び診
断手段としてのコントローラ8、誘導ラインとしての電
磁誘導線L。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両走行路に敷設した所定の誘導ラインに
    沿って走行する無人車において、 前記誘導ラインの有無を検出するライン検出手段と、 前記走行路上における誘導ライン非検出区域を指示する
    指示手段と、 前記指示手段により指示された誘導ライン非検出区域内
    で車両を自律走行させる走行手段と、 前記車両の自律走行時におけるライン検出手段の検出結
    果に従って、同ライン検出手段が正常に機能しているか
    否かを診断する診断手段と を設けてなる無人車における走行用診断装置。
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