JP2634848B2 - 溶液中におけるスチレン系熱可塑性樹脂の連続製法 - Google Patents

溶液中におけるスチレン系熱可塑性樹脂の連続製法

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、スチレン系熱可塑性樹脂を製造するため
の連続大量製法に関する。ことに、この発明は、アクリ
ロニトリル−スチレンと高及び低不飽和エラストマーか
らスチレン系熱可塑性樹脂の溶液中における連続製法に
関する。
(ロ)従来の技術及び課題 スチレン系熱可塑性樹脂としては、スチレン又はその
誘導体とアクリロニトリル又は一般にアルケニルシアナ
イドモノマー、(ここで該スチレン含有量は5から95重
量%の範囲、好ましくは40から75重量%の範囲)の混合
物92−30重量%と;そしてこれに対応して、エチレン/
プロピレン/非共約ジエンゴム(一般にEPDMとして知ら
れている)の低不飽和オレフィン系エラストマー、又は
ポリブタジエンのような不飽和エラストマーの8−70重
量%とからなるものが文献で知られている。このような
熱可塑性樹脂において、エラストマー成分がキャリヤー
で、これにアクリロニトリルとスチレンが部分的にグラ
フトされかつ部分的にアクリロニトリル−スチレン共重
合体の形に機械的付着が起っていることが知られてい
る。
上記熱可塑性樹脂において、前記オレフィン系エラス
トマーが低不飽和のものはAES樹脂として呼ばれ、一方
前記オレフィンエラストマーが不飽和タイプのものは一
般にABS樹脂とばれている。
さらに、AES樹脂はABS樹脂と比べて、物理−機械特性
が同様で耐老化性に優れた利点があることも知られてい
る。
前記スチレン系樹脂の製造に関しては種々の製法が文
献上で知られている。今日において、エマルジョン重合
が、一般にABS樹脂の製造に適用されているが、このよ
うな技術は、逆に、ラテックスの形で存在するEPDMエラ
ストマーを得るのが困難であるのと製造コストが高いた
めにAES樹脂が製造するために利用することができな
い。
イタリア特許第792,269号によれば、AESの水系懸濁中
での重合法が記載されており、ここでは、このエラスト
マーは0.1−2mmの粒径を有する粒体の形で少量の懸濁剤
を含む水中に懸濁され、この懸濁液を撹拌している間、
これらのモノマーとラジカル開始剤が加えられる。かつ
この反応の終りには、当初の顆粒から構成されたばらば
らのビーズが得られるが、このビーズは、モノマー混合
物の重合によって生じかつ一部顆粒表面に機械的に付着
し、一部化学的に結合したコポリマーのために大きなも
のとなっている。この製法は収率に関しては満足が得ら
れるが、非常に外観の劣る粒子ができる。
モノマー混合物(スチレン+アクリロニトリル)とゴ
ム(EPDM)とを溶媒に溶解した混合物を水中に懸濁さ
せ、そして過酸化物重合開始剤の存在の下で85%の転化
率が得られるまで重合を行うことからなるAESの製法も
知られている。この方法では、さらに、この溶媒と未反
応モノマーは留去されたAES樹脂が水中からビーズの形
で分離される。しかしながら、この製法もまた、前記と
同様の欠点を解消するものではない。
英国特許第2,059,427号には、AES樹脂の連続溶液重合
の製法が記載されている。この特許の教示によれば、衝
撃強度、硬度、透明性、光沢等に対して、優れた特性を
もつAES樹脂が、連続溶液重合を2以上の反応器中で行
い、ただし、第1の反応器中における重合率を転相に対
当するよりもいっそう高くなるようにしたときのみに得
ることができる。
この英国特許に記載されている製法によれば、AES樹
脂はビニル−芳香族化合物とビニルシアノナイドからな
るモノマーの混合物を、エチレン/プロピレン/非共役
ジエンゴムの溶媒として芳香族炭化水素の存在下で連続
溶液グラフト重合によって製造され,ここで: a)前記重合は連続に配置した2以上の反応器中で行わ
れ、 b)前記ゴムは前記モノマーの全部又は一部中及び/又
は前記溶媒中に均一な溶液の形で第1の反応器へ供給さ
れ、 c)任意に、この残りのモノマーの全部又は一部及び/
又は溶媒は第1の反応器へ供給され、 d)前記ゴムは第1の反応器へ分散させそしてこのモノ
マーは、撹拌下、このモノマーに対して40−80重量%の
重合率が得られるまで重合され、そして、 e)この残りのモノマーは次の反応器中で完全重合がな
されるまで撹拌下で重合される。
前記製法の好ましい態様によれば、この反応器は“CS
TR"タイプ(連続撹拌タンク反応器)の3又は4基が連
続に配置され、それら各々には撹拌装置、好ましくは十
分に小さく、均一なゴム粒子(0.3〜0.7μm)を得るこ
とができるように塊の全部に十分に強い撹拌と混合作用
を奏する羽根車を具備している。ラジカル重合開始剤と
しては、例えば有機過酸化物のようなものが利用されて
いる。
この製法の主な欠点は、ことに、反応熱の除去を制御
するのが困難なことであり、反応器の上部での著しい汚
れ、そしてもう1つはその粒径の制御の困難さであり、
そして、とにかく、その滞留時間の広い分布のために、
それらのグラフト鎖やそれら分子量の分布が広いことで
ある。
(ハ)課題を解決するための手段 この発明によれば、大気試剤に対する高耐性、高いレ
ジリエンス及び表面光沢とを有する耐衝撃性熱可塑性ス
チレン系樹脂が、下記の方法で得られることを見出し
た。すなわち、ビニル−芳香族化合物とビニルシアナイ
ドからなるモノマーの混合物の、エラストマーと重合開
始剤の存在下、不活性溶媒中連続溶液重合で、 a)前記重合を連続に配置された1以上の反応段階で行
い; b)各段階において、この反応塊は(mass)を、完全な
熱交換を得るためにゆるやかに均一に撹拌し; c)前記エラストマー成分と前記重合開始剤は前記モノ
マーと溶媒中に均一に溶解され、そしてその溶液は第1
段階へ供給され; d)前記重合は、次の段階において、70℃から150℃の
範囲の温度で、かつ供給されたモノマー成分と供給され
た溶媒の蒸発が起る圧力より高い圧力で行なわれ; e)この反応塊は150℃から300℃の範囲の温度に加熱さ
れ、所望の形態学上の粒子構造を付与するために十分な
剪断力をこのポリマーに働かせることのできる回転刃を
装備した薄フィルム蒸発器を通過し、; f)未反応のモノマーと溶媒は前記蒸発器から回収され
た後、第1段階へ供給されることからなる。
この発明による製法の特徴は、公知の製法とは異なっ
て、これらモノマーの重合がゆるやかな撹拌条件で行な
われ、かつそれにもかかわらず、粒子は最終製品に所定
の表面光沢性を与えるのには十分に微細である必要が知
られているが、粒子のサイズや構造に関係なく、反応に
優れた熱抑制を許すようなやり方で行われることであ
る。
上述の形態の構造が、未反応モノマーと溶剤が除去さ
れる薄フィルム蒸発器での仕上げ工程で得られ、同時に
粒径が、エラストマー相構造の修正をもたらす動的な作
用によって、1μm未満、好ましくは0.1から0.4μmの
範囲の値に減少する。
この重合段階においては、ゴム相の分離を伴う相逆転
が起り、数μmの直径をもつ細胞状の丸い粒子から不規
則な形態の非常に大きな粒子に至るまでの範囲の非常に
不規則な構造を誘起すると考えられる。このような変化
は反応媒体中に存在する溶媒量に強く依存する。さら
に、細砕刃を装備したこの薄フィルム蒸発器の中で粒子
の形態学上の構造が、均一になり、粒径約0.1から0.4μ
mに減少する。
上記製造条件を用いることによって、製造条件の制御
が容易に行えて、高収率で優れた耐衝撃性、耐薬品性、
耐候性、及び高いレジリエンスと表面光沢を有する樹脂
を得ることができる。
この発明の製法において、使用に適するエラストマー
には高不飽和エラストマー及び低不飽和エラストマーが
含まれる。この低不飽和エラストマーの中には、主なも
のとしてエチレン/プロピレン重量比が好ましくは90:1
0から20:80であるEPMゴムとEPDMゴムをあげることがで
きる。この非共役ジエンの含有量は好ましくはヨウ素価
で表わすと4から50の範囲である。この非共役ジエンと
しては、例えばアルキレン−ノルボルネン又はアルキリ
デン−ノルボルネンのようなノルボルネン;例えばジシ
クロペンタジエン、シクロオクタジエン−1,5のような
環状ジエン;又は例えばペンタジエン−1,4、ヘキサジ
エン−1,4、ヘキサジエン−1,5のような脂肪族ジエン等
を用いることができる。
好ましいEPDMゴムとしては次に示す三元共重合体:エ
チレン/プロピレン/5−メチル−テトラヒドロインデ
ン、エチレン/プロピレン/6−エチリデン−2−ノルボ
ルネン、エチレン/プロピレン/6−メチレン−2−ノル
ボルネン、エチレン/プロピレン/5−エチリデン−2−
ノルボルネン等がある。
この発明の製法で用いられる高不飽和エラストマーと
しては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ブタジエン
及び/又はイソプレンとスチレン又は他のモノマーとの
共重合体、ポリクロロプレン等がある。
この発明の製法で用いられるエラストマーの量は最終
生成樹脂中に含まれるゴムが5から50重量%、好ましく
は10から35重量%の範囲であるように量である。
このエラストマーは一部の量又は全量のモノマー及び
/又は溶媒中で均一な溶液の形として反応混合物に供給
される。実施にあたっては、このエラストマーを溶媒の
全量中に予め溶解し、そしてモノマー全量中に溶解する
のが好ましい。
この発明の製法において、コモノマーとして用いられ
るビニル−芳香族化合物は、一般式: を有するものであり、 ここで: Xは水素又は炭素数1〜4のアルキル基; Yはハロゲン又は炭素数1〜4のアルキル基; そしてnは0又は1から5までの整数である。上記一
般式を有するビニル芳香族モノマーの例としては:スチ
レン、メチルスチレン;モノ−、ジ−、トリ−、テトラ
−及びペンタ−クロロ−スチレン及び対応するアルファ
−メチルスチレン類;ベンゼン核−アルキル化スチレン
類及びオルソ−及びパラ−メチルスチレンのような対応
するアルファ−メチルスチレン誘導体;オルソ−及びパ
ラ−エチル−スチレン類;オルソ−及びパラ−メチル−
アルファ−メチルスチレン類;3.5−ジメチルスチレン及
びt−ブチルスチレン、等がある。
これらのモノマーは単独でも、互いに混合して用いて
もよい。
この発明の製法で用いられるもう1つのモノマーであ
るビニルシアナイドは、そのビニル基がニトリル基(−
CN)に結合されている化合物である。アクリロニトリル
は好ましい化合物であるが、他のアクリル系モノマーも
用いることができ、例えばアクリル酸、メタクリル酸、
アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル、メタ
クリロニトリル、アクリルアミド等がある。これらのコ
モノマーは、無水マレイン酸、ビニルハロゲン化物、ビ
ニルエーテル類等のような他のビニルモノマーによっ
て、全モノマー量に対して20重量%を超えない範囲で部
分的に置換えることができる。好ましいモノマー混合物
はスチレンとアクリロニトリルかなり、スチレンとアク
リロニトリルの重量比が90:10から60:40の範囲のもので
ある。
上述のように、この発明の重合方法は不活性溶媒、た
とえば芳香族炭化水素の存在下で行われる。適切な芳香
族炭化水素としては、ベンゼン、トルエン、エチル−ベ
ンゼン、キシレン、イソプロピルベンゼン等がある。好
ましい溶媒の量は用いるエラストマーとモノマーの総量
100重量部当り50から300重量部、特に好ましくは60から
150重量部である。
この重合反応は、一般に溶媒中で行なわれる多くのグ
ラフト重合反応のように、ラジカル重合開始剤の存在下
で開始される。何れの公知のラジカル開始剤も利用でき
るが、グラフト重合反応に一般に用いられる公知の有機
過酸化物が好ましい。適切な有機過酸化物としては、芳
香族ジアシルパーオキサイド(例えばジ−ベンゾイルパ
ーオキサイド)、パーオキシエステル(例えばt−ブチ
ルパーオキシイソブチレート、t−ブチル−パーオキシ
−ラウレート、t−ブチル−パーオキシ−ベンゾエート
等)、パーケタール(例えば1,1−ジ−t−ブチル−パ
ーオキシ−3,3,5−トリメチル−シクロヘキサン、2,2−
ジ−t−ブチル−パーオキシ−ブタン等)、パーオキシ
−カーボネート(例えばt−ブチル−パーオキシ−イソ
プロピル−カーボネート)及びパーオオシ−ケトン(例
えば1,1−ビス−t−ブチル−パーオキシ−3,3,5−トリ
メチル−シクロヘキサン)がある。上記過酸化物は2以
上混合して用いてもよい。ここで使用される過酸化物の
量は、第1の重合反応器中でこの重合転換が40から80重
量%の範囲になるような値であり;一般にモノマーとエ
ラストマーの総量に対して0.1から2.0重量%の範囲の量
が用いられる。
この発明の製法の特徴は、エラストマー鎖の上にビニ
ル−芳香族とビニルニトリルモノマーからなる樹脂相を
高度にグラフト化するところにある。このようなグラフ
ト化は、特に第1の重合段階において進められ、定温的
に、好ましくは用いる過酸化物開始剤の約1時間の反転
化期間に相当する温度で行う必要がある。実際に際して
は、この温度は70〜150℃が用いられる。
重合は特に高粘度溶液法に適し、高い発熱反応の制御
に適した反応器の中で進められる。
実際に際しては、内部管と高い伝熱係数を達成するた
めに熱調節流体が流れる外部ジャケットとを装備した長
さ/直径比が3より大きい“プラグフロー(plug flo
w)”型の撹拌型反応器が好ましい。この反応器は、2
以上の区割に分けられ各区割を同じ温度又は異なる温度
に加熱される。この“プラグフロー”反応器は重合条件
を不連続工程のものに類似させることができ、それによ
ってすべてのこのエラストマー鎖上への均一なグラフト
度を得ることができ、さらにこの2つの相の高い相溶性
が得られる。少くとも2つの重合反応器が用いられ、そ
れらは連続に配置される。このようにして、例えば90%
の総転換を得るのに要する時間は著しく短縮される。一
般に、第1の反応器において、重合転換がモノマーに対
して40〜80重量%好ましくは50〜75重量%とするのがよ
い。これらの反応器は70〜150℃で、供給成分の蒸発が
起る圧力よりも高い圧力例えば0.5〜5バールに維持さ
れる。一般に第1段階に続く段階中へ、開始剤及び/又
はモノマーの追加は行なわれない。最後段階から出る反
応塊は本質的にはこの重合開始剤を含まないのが好まし
い。所望の粒子の形態を得、仕上げするのにこの発明の
製法で用いられる薄フィルム蒸発器(thin film evapor
ator)は、何れの従来の形式のものを利用することがで
きる。特に好ましいものは、加熱ジャケットによって囲
まれた処理室を有し、そして回転体がこの処理室の内側
に共軸に配置され、この回転体が回転軸に対して10〜75
゜の傾きをもち、その接続線を通る軸平面に対して5〜
90゜の傾きをもつらせん刃の形をした延出部を有するも
のを装備した薄フィルム蒸発器である。
この刃型延出部は、少くとも2、好ましくは3つが軸
のまわりに、等間隔に互いちがいの並びでそして同じピ
ッチで配置されており、各刃型延出部の各々の並びは軸
方向から見ると、隣接して並ぶ相当する延出部に関して
は延出部のピッチの半分に等しい距離だけジグザクにな
っている。
この蒸発器はこの出願者の名前で出願されたヨーロッ
パ特許出願第87,1309,442号に記載されている。この出
願に記載された蒸発器を図1に図示する。図1中、1は
薄フィルム蒸発器、2は処理チャンバー、3は送込ノズ
ル、4は送出ノズル、5は円錐コニカル体、6はシェ
ル、7は送込ノズル、8は送出ノズル、9はヒューズ収
集用チャンバー、10はカバー、11は排出ノズル、12はロ
ーター、13は中心シャフト、14は心出しスリーブ、15は
誘導スライディングブロック、16はモーター、17は翼部
材、18は誘導翼部材、19は継続ローター、20は翼部材を
意味する。
樹脂、未反応モノマー、溶媒の回収は公知の方法によ
って行うことができる。未反応モノマーと溶媒は冷却さ
れ、予備混合されそして新しい溶液といっしょに第1段
階へ供給される。
(ニ)実施例 この発明をよりよく理解するために、次に2〜3の具
体例を開示するが、これらは主に例証するものであり、
この発明を限定するものではない。
実施例1 次の成分から成る混合物: スチレン25.5重量部; アクリロニトリル8重量部; スチレン含有量61%、プロピレン含有量30%及びエチリ
デンノルボルネン含有量9%を有するEPDMゴム11重量
部; トルエン55.5重量部; 安定剤イルガノクス(Irganox)1076(チバガイギー社
製)0.1重量部; 重合開始剤用過酸化物1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)−3,3,5−トリメチル−シクロヘキサン[トリゴノ
ックス(Trigonox)29B50]0.20重量部;が連続に配置
された2つの管型反応器へ、80℃の温度で及び流速0.87
0l/時で連続に供給された。各反応器は総容量2.5及び
長さ/直径比5を有するピストン流動タイプである。各
管型反応器は3つの等しい反応区割に分割されており、
各区割はの中に存在する反応塊を次に記した温度設定に
従った温度に維持するために温度調節される: 第1反応器:105℃;105℃;105℃ 第2反応器:111℃;112℃;112℃ 各反応器の圧力は2バールであった。各反応器は48の
水平の腕からなる羽根車が装備され、50rpmで回転され
ている。この反応器から取出された塊は固形分含量38%
(転換80%)であった。これは内表面積0.04m2を有する
薄フィルム蒸発装置へ供給され、この装置には刃型延出
部の4つの並びを備えた1つの回転体が装備され、この
刃−型延出部は回転体の軸に対して30゜の角度でありそ
れらの接合線を通る回転軸方向の平面に対して5゜の角
度をもって傾いている。この回転体は850rpmで操作し
た。この留去装置は外部ジャケットによって温度調節さ
れ、このジャケットには透熱製オイルが195℃の温度で
流れている。このような装置の中で、残圧20mmHgの真空
状態が発生される。残留揮発成分0.11%を有するこの排
出物がバンデラTR45型−軸−スクリュー押出機で押出さ
れ、そしてその排出物は第1表に示す特性を示した。
実施例2 実施例1と同様の組成を有する混合物が、流速55l/時
で、それぞれ容量100及び長さ/直径比が5を有する
2つの管状体が連続に結合された反応器に連続的に供給
される。各反応器は実施例1では設定したものと同様の
型式のものであった。各反応器はそれぞれ3つの区割に
分けられ、この反応塊を次に記した温度設定に従った温
度に内部を維持するように温度調節される: 第1反応器:108℃;103℃;103℃ 第2反応器:118℃;119℃;112℃ 各反応器は48の水平腕を有する羽根車が装備され、40
rpmで回転される。各反応器から排出された塊は固形分
がそれぞれ28%及び38%を示した。第2の反応器から排
出されたこの製品は、次に2つの薄フィルム蒸発器へ供
給した。この薄フィルム蒸発器はそれぞれ連続に配置さ
れ、内表面積はそれぞれ0.5m2を有している。各蒸発器
は粘度の高い流体用に刃型延出部を有する回転体を装備
しており、この刃型延出部は、回転体軸に対して25゜の
傾きをもち、それらの接合線を通る回転軸方向の平面に
対して30゜の傾きをもって回転軸上に並んで配置されて
いる。各蒸発器は熱調節ジャケットを装備し、このジャ
ケットの中の透熱性の油は、第1の蒸発器においては22
0℃の温度で、第2の蒸発器においては250℃の温度循環
された。第1の蒸発器における圧力は1.25kg/cm2であ
り、一方第2の蒸発器における残圧は20mmHgであった。
第2段階から排出されたポリマー中の全揮発物含有量
は0.05%であった。この製品の特性は第1表に示され
る。
(ホ)発明の効果 この発明によれば、高収率で制御容易なスチレン系熱
可塑性樹脂の連続溶液重合法が提案される。
さらに、この発明の重合法によって、優れた耐衝撃
性、優れた耐薬品性及び耐候性及び高いレジリエンス及
び高表面光沢を有するスチレン系熱可塑性樹脂が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の製法に使用できる薄フィルム蒸発器の
概略断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギウセッペ チグナ イタリア、マントバ、ビーレ エー.マ ンツォニ、7 (72)発明者 イタロ ボルギ イタリア、フェララ、ビア アルディギ ーリ、49 (56)参考文献 特開 昭56−50906(JP,A) 特公 昭49−7343(JP,B1) 特公 昭58−53007(JP,B2)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビニル芳香族化合物とビニルシアナイドか
    らなるモノマー混合物をエラストマーと重合開始剤の存
    在下でかつ不活性溶媒中で連続溶液重合によるスチレン
    系熱可塑性樹脂の製法であって、 a)重合が連続に配置された1以上の反応段階で行わ
    れ; b)各反応段階において、反応塊は完全な熱交換を確実
    に行うためにゆるやかにかつ均一に撹拌され; c)該エラストマー成分と該重合開始剤はモノマーと溶
    媒中に均一に溶解され、その溶液は第1段階へ供給さ
    れ; d)重合は、その次の段階において70〜150℃の温度範
    囲かつ供給されたモノマー成分と供給された溶媒の蒸発
    が起こる圧力よりも高い圧力の下で行われ; e)150〜300℃の温度範囲に加熱され、そしてポリマー
    に所望の形態学上の構造を付与するために十分な切断力
    を与える回転刃を装備した薄フィルム蒸発器にこの反応
    塊を通過させ; f)この蒸発器によって回収された未反応モノマーと溶
    媒は第1段階へ供給されることを特徴とする溶液中にお
    けるスチレン系熱可塑性樹脂の連続製法。
  2. 【請求項2】前記エラストマーが低不飽和エラストマー
    である請求項1による製法。
  3. 【請求項3】前記エラストマーが、エチレン:プロピレ
    ン重量比が90:10から20:80までの範囲内であり、非共役
    ジエンを含む場合は、ヨウ素価で4から50の範囲内のEP
    Mゴム又はEPDMゴムである請求項2による製法。
  4. 【請求項4】前記エラストマーが、高不飽和エラストマ
    ーである請求項1による製法。
  5. 【請求項5】前記エラストマー供給量が最終生成樹脂量
    に対して5から50重量%、好ましくは10から35重量%で
    ある請求項1〜4いずれかによる製法。
  6. 【請求項6】前記ビニルシアナイドが、スチレン/アク
    リロニトリル重量比が90:10から60:40の範囲にあるアク
    リロニトリルである請求項1〜5いずれかによる製法。
  7. 【請求項7】前記不活性溶媒が、エラストマー及びモノ
    マーの100重量部に対して50から300重量部までの範囲、
    好ましくは60から150重量部までの範囲の量で使用され
    る芳香族炭化水素である請求項1〜6いずれかによる製
    法。
  8. 【請求項8】前記重合開始剤がラジカルタイプ、好まし
    くは有機過酸化物である請求項1〜7のいずれかによる
    製法。
  9. 【請求項9】前記重合開始剤の供給量がモノマー及びエ
    ラストマーの総量に対して、0.1から2重量%の範囲で
    ある請求項8による製法。
  10. 【請求項10】前記第1重合段階が、用いられる重合開
    始剤の約1時間の半転化期間になるような温度で、定温
    で行われる請求項1〜9のいずれかによる製法。
  11. 【請求項11】前記温度70から150℃の範囲である請求
    項10による製法。
  12. 【請求項12】重合が、内部管と温度調節流体が循環す
    る外部ジャケットが装備された長さ/直径比が3より大
    きい“プラグフロー”型の撹拌可能な管状反応器中で行
    われる請求項1〜11のいずれかによる製法。
  13. 【請求項13】上記反応器が2以上の区割に分れてお
    り、各区割が異なる温度に加熱される請求項12による製
    法。
  14. 【請求項14】重合が、連続に配置された少なくとも2
    つの反応器中で行われ、ここで第1の反応器において40
    −80重量%の重合転換、好ましくは50−75重量%の重合
    転換が得られる請求項12又は13による製法。
  15. 【請求項15】上記重合が0.5から5バールの範囲の圧
    力下で行われる請求項1〜14のいずれかによる製法。
  16. 【請求項16】上記薄フィルム蒸発器は、加熱用ジャケ
    ットによって囲まれた処理室と、この処理室の内側に配
    置された回転体と、それと同軸に、らせん刃の形をした
    延出部が装備され、そのらせん刃はモーター軸に対して
    10−75゜の傾きを有し、それららせん刃の接合線を通る
    回転軸方向の平面に対して5−90℃の傾きを有し;該刃
    型延出部は少なくとも2個、好ましくは3個、軸のまわ
    りに、等間隔に同じピッチを有するジグザグの並びに配
    置され、各並びの各々の刃型延出部は、軸方向に見る
    と、隣接する並びの対応する延出部に関してはその延出
    部の半ピッチに等しい距離だけジグザグになっている請
    求項1〜15のいずれかによる製法。
  17. 【請求項17】前記重合によって生ずる粒子は直径数μ
    mの不規則な粒径を有し、そして薄フィルム蒸発器の出
    口においては、寸法範囲は0.1から0.4μmである請求項
    1〜16のいずれかによる製法。
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