JP2633069B2 - 長期間に渡って新鮮なパスタ製品の製造において使用されるシート状こね粉を製造する方法 - Google Patents
長期間に渡って新鮮なパスタ製品の製造において使用されるシート状こね粉を製造する方法Info
- Publication number
- JP2633069B2 JP2633069B2 JP2196389A JP19638990A JP2633069B2 JP 2633069 B2 JP2633069 B2 JP 2633069B2 JP 2196389 A JP2196389 A JP 2196389A JP 19638990 A JP19638990 A JP 19638990A JP 2633069 B2 JP2633069 B2 JP 2633069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dough
- sheet
- weight
- product
- pasta
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C3/00—Machines or apparatus for shaping batches of dough before subdivision
- A21C3/02—Dough-sheeters; Rolling-machines; Rolling-pins
- A21C3/022—Laminating or undulating a continuous dough sheet, e.g. by folding transversely or longitudinally onto a moving surface
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/109—Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
- A23L7/11—Filled, stuffed or multilayered pasta
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Noodles (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、大体において商業ベースで長期間に渡って
新鮮なパスタ製品、即ち限定するものではないが、詰め
物の有無に拘らずマカロニコムギの小麦粉、卵から作ら
れるパスタ製品を準備する方法に係わる。ここで、詰め
物は肉、チーズ、パン、野菜、風味用植物、スパイス等
を含む一般的な種類のものである。特に、本発明は詰め
物の有無に拘らず新鮮なパスタ製品の製造において使用
されるシート状こね粉を製造する改善された方法に関す
る。
新鮮なパスタ製品、即ち限定するものではないが、詰め
物の有無に拘らずマカロニコムギの小麦粉、卵から作ら
れるパスタ製品を準備する方法に係わる。ここで、詰め
物は肉、チーズ、パン、野菜、風味用植物、スパイス等
を含む一般的な種類のものである。特に、本発明は詰め
物の有無に拘らず新鮮なパスタ製品の製造において使用
されるシート状こね粉を製造する改善された方法に関す
る。
(従来の技術) 確実な説明及び特許請求の範囲の記述を通して、事項
“新鮮なパスタ”は、詰め物の有無に拘らず、いかなる
パスタ製品にも適用され、25重量%から30重量%の範囲
の水分を有し、これによって新鮮な手作りのパスタのよ
うな柔らかい手触りで弾力があり、商業ベースで作られ
る。
“新鮮なパスタ”は、詰め物の有無に拘らず、いかなる
パスタ製品にも適用され、25重量%から30重量%の範囲
の水分を有し、これによって新鮮な手作りのパスタのよ
うな柔らかい手触りで弾力があり、商業ベースで作られ
る。
新鮮なパスタ製品がその準備後の短期間(2乃至3日
間)にバクテリアによる腐敗又は化学変化のいずれかの
実質的な二者択一を被り、本来的に感覚器官を刺激する
優れた特徴が受入れがたい劇的な劣化、とりわけ毒素の
発生に帰着することは良く知られた事実である。新鮮な
パスタへの汚染は、用いられる原料及び製造過程におい
て受ける取扱いの両方による。
間)にバクテリアによる腐敗又は化学変化のいずれかの
実質的な二者択一を被り、本来的に感覚器官を刺激する
優れた特徴が受入れがたい劇的な劣化、とりわけ毒素の
発生に帰着することは良く知られた事実である。新鮮な
パスタへの汚染は、用いられる原料及び製造過程におい
て受ける取扱いの両方による。
また、良く知られるように本来的に感覚器官を刺激す
る性質の最初の劣化は風味、香り、及び見栄えである。
る性質の最初の劣化は風味、香り、及び見栄えである。
今日においては、冷却工程によって達成され、特に準
備された食料品を−20℃/−25℃に新鮮さを保つよう冷
凍し、又は2℃乃至4℃の範囲内で冷やす長期間に渡っ
て新鮮に保つ特徴(本来的に感覚器官を刺激する性質の
衛生度及び保存性)を有する製品が市場において有用で
ある。
備された食料品を−20℃/−25℃に新鮮さを保つよう冷
凍し、又は2℃乃至4℃の範囲内で冷やす長期間に渡っ
て新鮮に保つ特徴(本来的に感覚器官を刺激する性質の
衛生度及び保存性)を有する製品が市場において有用で
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような先行手順は、一定に保つこ
とも制御することも容易でない温度及び湿気などの周囲
条件下で、製造、包装、貯蔵、輸送、及び販売のための
表示を成し遂げる一連の工程において常時冷却を保持す
る必要性により複雑になることが良く理解されている。
即ち、問題は経済的な性質だけでなく、技術、衛生にあ
る。
とも制御することも容易でない温度及び湿気などの周囲
条件下で、製造、包装、貯蔵、輸送、及び販売のための
表示を成し遂げる一連の工程において常時冷却を保持す
る必要性により複雑になることが良く理解されている。
即ち、問題は経済的な性質だけでなく、技術、衛生にあ
る。
本出願者は、本質的にこね粉に塩を混ぜて手をつけ始
めることに基づき、上記こね粉が準備されると直ぐに製
造物に適宜熱を加えて加工する選択的な手順を提案し試
した。このような手順は1986年12月18日に本出願者によ
って出願された同時係属特許出願番号22757−A/86に十
分に説明され、参照のためここに合同された。
めることに基づき、上記こね粉が準備されると直ぐに製
造物に適宜熱を加えて加工する選択的な手順を提案し試
した。このような手順は1986年12月18日に本出願者によ
って出願された同時係属特許出願番号22757−A/86に十
分に説明され、参照のためここに合同された。
このような先行手順は、一方において、周囲温度下で
貯蔵寿命を越えて衛生度及び保存性の立場から満足すべ
き以上の特性を有する新鮮なパスタ製品を生み出し得る
けれども、他方においては、製品の出荷数を増加するよ
う改善するものであることが分かった。
貯蔵寿命を越えて衛生度及び保存性の立場から満足すべ
き以上の特性を有する新鮮なパスタ製品を生み出し得る
けれども、他方においては、製品の出荷数を増加するよ
う改善するものであることが分かった。
実際、上述の手順を用いて、塩分を含む材料からシー
ト状こね粉を準備する間に、トーテリニ、ラビオリなど
を作るため詰め物の周囲をシート状こね粉片であてがい
折り包む操作の進行中におけるような機械的取扱いの一
連の工程を介して、裂けたもの、隙間があるもの、及び
似たような不連続な材料は、たとえ寸法が適度でも、悪
い影響を及ぼされた製品は捨てる必要性が依然としてあ
るものとして取り扱われる。
ト状こね粉を準備する間に、トーテリニ、ラビオリなど
を作るため詰め物の周囲をシート状こね粉片であてがい
折り包む操作の進行中におけるような機械的取扱いの一
連の工程を介して、裂けたもの、隙間があるもの、及び
似たような不連続な材料は、たとえ寸法が適度でも、悪
い影響を及ぼされた製品は捨てる必要性が依然としてあ
るものとして取り扱われる。
塩を含まない同じ原料から準備されたこね粉から加工
されたシート状こね粉は、同じような機械的応力を受け
るけれども上述されたようないかなる欠点をも示さない
ので、また考慮される種類のこね粉の元、及びそれによ
って生み出されるシート状こね粉の腰の強さ及び粘着の
ある粘弾性特性はそれらが含むグルテンの連結で実質的
に結び付けられることが良く知られているので、上記問
題(裂けたもの及び似たようなものの形状)は実際には
こね粉の元に含まれる塩分の存在のせいであることが分
かった。
されたシート状こね粉は、同じような機械的応力を受け
るけれども上述されたようないかなる欠点をも示さない
ので、また考慮される種類のこね粉の元、及びそれによ
って生み出されるシート状こね粉の腰の強さ及び粘着の
ある粘弾性特性はそれらが含むグルテンの連結で実質的
に結び付けられることが良く知られているので、上記問
題(裂けたもの及び似たようなものの形状)は実際には
こね粉の元に含まれる塩分の存在のせいであることが分
かった。
こね粉(30%乃至32%の水分含有量)に加えられる塩
は十分に加水分解し、自由になったイオンはグルテン鎖
の機能的な群のいくつかと結合しその活性を中和するた
めに反応することが判定された。結果として、多くの活
性場を減らすグルテン鎖は、互いに結び付きを減らし強
度を減らす連結及び構造を生じる。
は十分に加水分解し、自由になったイオンはグルテン鎖
の機能的な群のいくつかと結合しその活性を中和するた
めに反応することが判定された。結果として、多くの活
性場を減らすグルテン鎖は、互いに結び付きを減らし強
度を減らす連結及び構造を生じる。
本発明が解決すべき課題は、指摘された先行技術の認
識された利点を保持しつつ上述された欠点を成功裡に克
服し得、かつ詰め物の有無に拘らず、周囲温度に置かれ
ても長期間新鮮さを保つ特徴を有するパスタ製品を準備
する方法を提供することである。
識された利点を保持しつつ上述された欠点を成功裡に克
服し得、かつ詰め物の有無に拘らず、周囲温度に置かれ
ても長期間新鮮さを保つ特徴を有するパスタ製品を準備
する方法を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明は、マカロニコムギ
の小麦粉、水、卵、及び塩分を含んだ原料からこね粉の
元を、該こね粉が2.5重量%から4重量%までの塩分を
含有し、かつ30重量%から32重量%の範囲の水分を有す
るよう準備し、前記こね粉の元から一織物分のシート状
こね粉をその繊維が前記シート状こね粉の長さ方向へ主
に向けられよう形成し、前記シート状こね粉を複数の覆
い重ねられた層に重ねかけ、前記覆い重ねられた層を前
記シート状こね粉内の繊維の主な方位に対し交差する方
向へローラにかけて伸ばし目盛りをつける一連の工程か
ら構成されることを特徴とする。
の小麦粉、水、卵、及び塩分を含んだ原料からこね粉の
元を、該こね粉が2.5重量%から4重量%までの塩分を
含有し、かつ30重量%から32重量%の範囲の水分を有す
るよう準備し、前記こね粉の元から一織物分のシート状
こね粉をその繊維が前記シート状こね粉の長さ方向へ主
に向けられよう形成し、前記シート状こね粉を複数の覆
い重ねられた層に重ねかけ、前記覆い重ねられた層を前
記シート状こね粉内の繊維の主な方位に対し交差する方
向へローラにかけて伸ばし目盛りをつける一連の工程か
ら構成されることを特徴とする。
(作用) 本発明の長期間に渡って新鮮なパスタ製品の製造にお
いて使用されるシート状こね粉を製造する方法では、塩
分を含むシート状こね粉は、それの機械的加工の間又は
トーテリニなどのような最終製品に形成する一連の工程
において、いかなる裂けたものをも生じせしめない。そ
れ故、塩分を含むシート状こね粉の複数の折り重ねられ
た層を交差して巻くことによってより多くの“対向及び
交差”がグルテン鎖間で統計的に達成され、それによっ
てシート状こね粉が塩分を含まないこね粉の元から形成
されたならば、少なくとも同じ程度の交差連結が再構成
されることが考慮される。
いて使用されるシート状こね粉を製造する方法では、塩
分を含むシート状こね粉は、それの機械的加工の間又は
トーテリニなどのような最終製品に形成する一連の工程
において、いかなる裂けたものをも生じせしめない。そ
れ故、塩分を含むシート状こね粉の複数の折り重ねられ
た層を交差して巻くことによってより多くの“対向及び
交差”がグルテン鎖間で統計的に達成され、それによっ
てシート状こね粉が塩分を含まないこね粉の元から形成
されたならば、少なくとも同じ程度の交差連結が再構成
されることが考慮される。
(実施例) このような利点は、本発明の一実施例に従って塩分を
有するシート状こね粉から作られる製品の改善された料
理の特性によって更に確認される。
有するシート状こね粉から作られる製品の改善された料
理の特性によって更に確認される。
本発明の特徴及び利点は、添付図面を参照してのみ図
示によって与えられ、以下の詳細な説明から更に明確に
明らかにされる。
示によって与えられ、以下の詳細な説明から更に明確に
明らかにされる。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
こね粉の元は、マカロニコムギの小麦粉、卵(小麦粉
1kg当たり4個の卵)、マカロニコムギの小麦粉の3重
量%から5重量%の範囲の塩分、及び十分な量の水から
準備される。結果として得られるこね粉は固体乃至プラ
スチックの堅さを有し、水分含有量は32%である。
1kg当たり4個の卵)、マカロニコムギの小麦粉の3重
量%から5重量%の範囲の塩分、及び十分な量の水から
準備される。結果として得られるこね粉は固体乃至プラ
スチックの堅さを有し、水分含有量は32%である。
こね粉の元は水分含有量が30%で繊維分がシートの長
さ方向に沿って主に向けられた弾力のある固体状に見え
るシート状に加工される。
さ方向に沿って主に向けられた弾力のある固体状に見え
るシート状に加工される。
このシート状のこね粉は、第1図及び第2図において
符号19で示され、コンベヤ1によって包装装置6へ引き
出される。該包装装置6を通ってシート状のこね粉19は
コンベヤベルト13上の複数の覆い重ねられた層に横たえ
られ、この複数の覆い重ねられた層は、基本的に“包
み"20を形成し、ローラにかけて伸ばし目盛りをつける
ユニット17に運ばれる。
符号19で示され、コンベヤ1によって包装装置6へ引き
出される。該包装装置6を通ってシート状のこね粉19は
コンベヤベルト13上の複数の覆い重ねられた層に横たえ
られ、この複数の覆い重ねられた層は、基本的に“包
み"20を形成し、ローラにかけて伸ばし目盛りをつける
ユニット17に運ばれる。
上記包み20の複数の覆い重ねられた層は数回ローラに
かけて伸ばされ、最後に所定の厚さを有する新しいシー
ト状のこね粉21を生み出すように目盛りをつけられる。
本発明の概念に従えば、ローラにかけて伸ばし目盛りを
つける工程は、上記の作り出されたシート状のこね粉19
内の繊維分が延びる方向に交差する方向で実行される。
かけて伸ばされ、最後に所定の厚さを有する新しいシー
ト状のこね粉21を生み出すように目盛りをつけられる。
本発明の概念に従えば、ローラにかけて伸ばし目盛りを
つける工程は、上記の作り出されたシート状のこね粉19
内の繊維分が延びる方向に交差する方向で実行される。
コンベヤベルト13上で重ねかけられるシート状のこね
粉19は、シート状のこね粉が本発明の方法によって加工
されて得られるパスタ製品のある型に要求される特有の
感覚器官を刺激する特性及び料理の特性に合うよう、シ
ート状のこね粉の繊維の方位に対し横断して向けられた
折り曲げで、かつ所定の回数だけ連続して同じ物を折り
曲げることによって完遂される。
粉19は、シート状のこね粉が本発明の方法によって加工
されて得られるパスタ製品のある型に要求される特有の
感覚器官を刺激する特性及び料理の特性に合うよう、シ
ート状のこね粉の繊維の方位に対し横断して向けられた
折り曲げで、かつ所定の回数だけ連続して同じ物を折り
曲げることによって完遂される。
次いで、シート21が、通常の詰め物を用いたトーテリ
ニのように、新鮮に貯蔵されるパスタ製品を形成するた
めに使われる。
ニのように、新鮮に貯蔵されるパスタ製品を形成するた
めに使われる。
シート形成操作の間に、又はむしろシートの一部分を
形成し、かつ所定量の適宜の詰め物の回りに集める間
に、裂けたもの又は割れたものなど、いかなるものもシ
ート状のこね粉に観察されない。
形成し、かつ所定量の適宜の詰め物の回りに集める間
に、裂けたもの又は割れたものなど、いかなるものもシ
ート状のこね粉に観察されない。
シート21から形成されるトーテリニ(他の製品と同
様)は水分含有量30%を有し、それら全ては弾力ある固
定で柔らかい手触りの特徴を有する。その後、結果とし
て得られパスタ製品は90℃の温度で熱を加え、かつ105
秒乃至120秒の時間に渡って102℃乃至103℃に変化させ
た低温殺菌工程を受ける。最後の工程では、トーテリニ
(他のパスタ製品と同様)の水分含有量は依然として約
30%である。
様)は水分含有量30%を有し、それら全ては弾力ある固
定で柔らかい手触りの特徴を有する。その後、結果とし
て得られパスタ製品は90℃の温度で熱を加え、かつ105
秒乃至120秒の時間に渡って102℃乃至103℃に変化させ
た低温殺菌工程を受ける。最後の工程では、トーテリニ
(他のパスタ製品と同様)の水分含有量は依然として約
30%である。
引き続いて、約80℃乃至85℃の温度環境かつ相対湿度
23%で中途乾燥を受ける。後の処理が5乃至7分間与え
られ、その後パスタ製品の水分含有量は水の活性度Aw0.
85乃至0.87で25%までに落ちることが示される。
23%で中途乾燥を受ける。後の処理が5乃至7分間与え
られ、その後パスタ製品の水分含有量は水の活性度Aw0.
85乃至0.87で25%までに落ちることが示される。
次いで、製品が不活性ガス下で適する容器に包装され
るよう製品は包装場所へ運ばれる。ここで、上記容器は
密封されており、適宜の実質的に酸素を通さない材料で
ある。マイクロ波式のオーブンで90℃で8乃至10分間に
渡って行う熱による安定化に続いて、包装された製品は
貯蔵室へ手渡され、それから標本が取り出され、水分含
有量、水の活性、バクテリアの蓄積に対する試験が行わ
れる。試験結果は満足すべき以上のものである。
るよう製品は包装場所へ運ばれる。ここで、上記容器は
密封されており、適宜の実質的に酸素を通さない材料で
ある。マイクロ波式のオーブンで90℃で8乃至10分間に
渡って行う熱による安定化に続いて、包装された製品は
貯蔵室へ手渡され、それから標本が取り出され、水分含
有量、水の活性、バクテリアの蓄積に対する試験が行わ
れる。試験結果は満足すべき以上のものである。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適
宜の設計的変更により、適宜の態様で実施し得るもので
ある。
宜の設計的変更により、適宜の態様で実施し得るもので
ある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、マカロニコムギ
の小麦粉、水、卵、及び塩分を含んだ原料からこね粉の
元を、該こね粉が2.5重量%から4重量%までの塩分を
含有し、かつ30重量%から32重量%の範囲の水分を有す
るよう準備し、前記こね粉の元から一織物分のシート状
こね粉をその繊維が前記シート状こね粉の長さ方向へ主
に向けられよう形成し、前記シート状こね粉を複数の覆
い重ねられた層に重ねかけ、前記覆い重ねられた層を前
記シート状こね粉内の繊維の主な方位に対し交差する方
向へローラにかけて伸ばし目盛りをつける一連の工程か
ら構成されるので、指摘された先行技術の認識された利
点を保持しつつ上述された欠点を成功裡に克服し得、か
つ詰め物の有無に拘らず、周囲温度に置かれても長期間
新鮮さを保つ特徴を有するパスタ製品を準備することが
できる。
の小麦粉、水、卵、及び塩分を含んだ原料からこね粉の
元を、該こね粉が2.5重量%から4重量%までの塩分を
含有し、かつ30重量%から32重量%の範囲の水分を有す
るよう準備し、前記こね粉の元から一織物分のシート状
こね粉をその繊維が前記シート状こね粉の長さ方向へ主
に向けられよう形成し、前記シート状こね粉を複数の覆
い重ねられた層に重ねかけ、前記覆い重ねられた層を前
記シート状こね粉内の繊維の主な方位に対し交差する方
向へローラにかけて伸ばし目盛りをつける一連の工程か
ら構成されるので、指摘された先行技術の認識された利
点を保持しつつ上述された欠点を成功裡に克服し得、か
つ詰め物の有無に拘らず、周囲温度に置かれても長期間
新鮮さを保つ特徴を有するパスタ製品を準備することが
できる。
第1図は本発明の方法を実行するための一実施例に係わ
る装置の側方立面図、 第2図は第1図に示された装置の正面立面図である。 1……コンベヤ、6……包装装置 13……コンベヤベルト、17……ユニット 19、21……シート状のこね粉、20……包み
る装置の側方立面図、 第2図は第1図に示された装置の正面立面図である。 1……コンベヤ、6……包装装置 13……コンベヤベルト、17……ユニット 19、21……シート状のこね粉、20……包み
Claims (5)
- 【請求項1】マカロニコムギの小麦粉、水、卵、及び塩
分を含んだ原料からこね粉の元を、該こね粉が2.5重量
%から4重量%までの塩分を含有し、かつ30重量%から
32重量%の範囲の水分を有するよう準備し、 前記こね粉の元から一織物分のシート状こね粉をその繊
維が前記シート状こね粉の長さ方向へ主に向けられよう
形成し、 前記シート状こね粉を複数の覆い重ねられた層に重ねか
け、 前記覆い重ねられた層を前記シート状こね粉内の繊維の
主な方位に対し交差する方向へローラにかけて伸ばし目
盛りをつける一連の工程から構成されたことを特徴とす
る長期間に渡って新鮮なパスタ製品の製造において使用
されるシート状こね粉を製造する方法。 - 【請求項2】請求項(1)記載の方法によって形成され
たシート状こね粉から成ることを特徴とする長期間に渡
って新鮮なパスタ製品の製造に向けられる食料品の元。 - 【請求項3】マカロニコムギの小麦粉、水、卵、及び塩
分を含んだ原料からこね粉の元を、該こね粉が2.5重量
%から4重量%までの塩分を含有し、かつ30重量%から
32重量%の範囲の水分を有するよう準備し、 前記こね粉の元から一織物分のシート状こね粉をその繊
維が前記シート状こね粉の長さ方向へ主に向けられよう
形成し、 前記シート状こね粉を複数の覆い重ねられた層に重ねか
け、 新たな一織物分のシート状こね粉を生み出すため前記覆
い重ねられた層を前記シート状こね粉内の繊維の主な方
位に対し交差する方向へローラにかけて伸ばし目盛りを
つけ、 詰め物を含有するパスタ製品を形成し、 該パスタ製品を低温殺菌し、 低温殺菌されたパスタ製品を水分含有割合が約25%で水
活性度Awが0.87未満になるまで中途乾燥し、 実質的に酸素を通さない容器内で不活性ガス雰囲気下で
前記製品を包装し、 包装された製品を熱安定化させる一連の工程から構成さ
れたことを特徴とする長期間に渡って新鮮なパスタ製品
の製造方法。 - 【請求項4】包装された製品を熱安定化させる工程は、
2分乃至10分の時間で、90℃乃至100℃の温度範囲内で
変化させて実行されることを特徴とする請求項(3)記
載の長期間に渡って新鮮なパスタ製品の製造方法。 - 【請求項5】熱安定化させる工程は、高周波数又は非常
に高い周波数の電磁エネルギを用いて実行されることを
特徴とする請求項(4)記載の長期間に渡って新鮮なパ
スタ製品の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT19344-A/90 | 1990-02-12 | ||
IT01934490A IT1237981B (it) | 1990-02-12 | 1990-02-12 | Procedimento perfezionato per la produzione di sfoglia per prodotti di pasta alimentare a lunga conservazione |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03240431A JPH03240431A (ja) | 1991-10-25 |
JP2633069B2 true JP2633069B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=11156915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2196389A Expired - Fee Related JP2633069B2 (ja) | 1990-02-12 | 1990-07-26 | 長期間に渡って新鮮なパスタ製品の製造において使用されるシート状こね粉を製造する方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5573796A (ja) |
EP (1) | EP0447606B1 (ja) |
JP (1) | JP2633069B2 (ja) |
AT (1) | ATE93366T1 (ja) |
AU (1) | AU634796B2 (ja) |
CA (1) | CA2024407C (ja) |
DE (1) | DE69002934T2 (ja) |
DK (1) | DK0447606T3 (ja) |
ES (1) | ES2045672T3 (ja) |
IT (1) | IT1237981B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6017573A (en) * | 1997-04-30 | 2000-01-25 | Nestec S.A. | Process for preparing intermediate moisture pasta product |
JP2001192796A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-07-17 | Nkk Corp | 溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
AUPQ421799A0 (en) * | 1999-11-24 | 1999-12-16 | Byron Australia Pty Ltd | Refrigerator stable raw alimentary pastes |
US20040045449A1 (en) * | 2002-09-10 | 2004-03-11 | Reading Bakery Systems, Inc. | Apparatus and method for movement and rotation of dough sheets to produce a bakery product |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3804637A (en) * | 1972-10-02 | 1974-04-16 | Pillsbury Co | Dough lapping apparatus |
US4529609A (en) * | 1982-05-20 | 1985-07-16 | Campbell Soup Company | Process for preparing quick cooking semimoist pasta and product thereof |
AU4901085A (en) * | 1984-11-13 | 1986-05-29 | Nabisco Brands Incorporated | Quantifying the flow rate of doughy material |
US4675199A (en) * | 1985-05-30 | 1987-06-23 | Nestec S.A. | Production of pasta |
IT1199849B (it) * | 1986-12-18 | 1989-01-05 | Barilla Flli G & R | Procedimento per la produzione di pasta alimentare fresca a lunga conservazione |
US4898744A (en) * | 1987-12-22 | 1990-02-06 | General Foods Corporation | Method for preparing and preserving filled pasta products |
JPH0494634A (ja) * | 1990-08-10 | 1992-03-26 | Rheon Autom Mach Co Ltd | 生地シートの積層装置 |
-
1990
- 1990-02-12 IT IT01934490A patent/IT1237981B/it active IP Right Grant
- 1990-07-13 DK DK90113415.5T patent/DK0447606T3/da active
- 1990-07-13 EP EP90113415A patent/EP0447606B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-13 ES ES90113415T patent/ES2045672T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-13 AT AT90113415T patent/ATE93366T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-07-13 DE DE90113415T patent/DE69002934T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-17 US US07/553,308 patent/US5573796A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-25 AU AU59861/90A patent/AU634796B2/en not_active Ceased
- 1990-07-26 JP JP2196389A patent/JP2633069B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-08-31 CA CA002024407A patent/CA2024407C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0447606B1 (en) | 1993-08-25 |
EP0447606A1 (en) | 1991-09-25 |
IT9019344A0 (it) | 1990-02-12 |
CA2024407A1 (en) | 1991-08-13 |
DE69002934D1 (de) | 1993-09-30 |
ATE93366T1 (de) | 1993-09-15 |
IT1237981B (it) | 1993-06-19 |
AU5986190A (en) | 1991-08-15 |
DK0447606T3 (da) | 1994-01-10 |
CA2024407C (en) | 1998-09-29 |
ES2045672T3 (es) | 1994-01-16 |
US5573796A (en) | 1996-11-12 |
IT9019344A1 (it) | 1991-08-13 |
AU634796B2 (en) | 1993-03-04 |
DE69002934T2 (de) | 1994-03-24 |
JPH03240431A (ja) | 1991-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Smith et al. | Shelf life and safety concerns of bakery products—a review | |
KR100395355B1 (ko) | 파스타의제조방법 | |
JPS60256332A (ja) | スナツク食品および同製造法 | |
CA2036201C (en) | Method of preparing shelf stable, filled dough food products | |
NO310221B1 (no) | Fremgangsmåte for fremstilling av et lagringsstabilt, ikke fullstendig kokt, fuktig pastaprodukt, og pastaprodukt oppnåddderved | |
CA1334264C (en) | Method for preparing and preserving fresh pasta | |
RU2183062C2 (ru) | Способ получения теста и хлебопродукт | |
NO318661B1 (no) | Fremgangsmate for fremstilling av pasta. | |
CA1333542C (en) | Method for preparing and preserving fresh filled pasta products | |
JP2633069B2 (ja) | 長期間に渡って新鮮なパスタ製品の製造において使用されるシート状こね粉を製造する方法 | |
EP0602953B1 (en) | Cooked and packaged starchy foodstuffs | |
RU2301002C1 (ru) | Способ производства продуктов питания | |
EP0368602A2 (en) | Food product manufacture | |
EP0231210A4 (en) | LONG-LASTING FOOD. | |
JPH022323A (ja) | 調理されパッケージに入った澱粉質の食品 | |
US5472723A (en) | Process for the production of chilled ready-to-eat pizzas | |
JP7328925B2 (ja) | 焼成済み冷凍パン類の製造方法 | |
BR102017016995A2 (pt) | Pizza cozida pronta para consumir que pode ser armazenada em temperatura ambiente e processo para a produção da mesma | |
EP0275838A1 (en) | A method of producing newly made pasta products for long term preservation | |
JPS61202647A (ja) | 長期保存焼き物食品の調理包装方法及び同方法による包装体製品 | |
JP7420785B2 (ja) | 生の詰め物パスタを調製するための食品キットの製造方法、その製造方法によって得られた食品キット、及び使用方法 | |
JP7220535B2 (ja) | 小麦粉含有食品の製造方法 | |
JP2024092700A (ja) | 焼き済み包餡麺帯食品及びその製造方法 | |
JPH04252152A (ja) | 冷凍包み込み食品 | |
JPH0361455A (ja) | 衣付き加熱加工食品類の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |