JP2632735B2 - エスカルゴ用飼料 - Google Patents
エスカルゴ用飼料Info
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- JP2632735B2 JP2632735B2 JP1300638A JP30063889A JP2632735B2 JP 2632735 B2 JP2632735 B2 JP 2632735B2 JP 1300638 A JP1300638 A JP 1300638A JP 30063889 A JP30063889 A JP 30063889A JP 2632735 B2 JP2632735 B2 JP 2632735B2
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- feed
- escargot
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエスカルゴ(食用かたつむり)の産業規模で
の養殖に用いる人工飼料に関する。
の養殖に用いる人工飼料に関する。
(従来の技術) エスカルゴ(Escargot)はフランス語でかたつむりを
指して呼んでいるが、日本では食用かたつむりを指して
いる。
指して呼んでいるが、日本では食用かたつむりを指して
いる。
エスカルゴの養殖は天然に野生するものを採取し、又
は野生の稚貝を採取し、飼料としてはレタスのような緑
色野菜、キャベツの類、ニンジンの葉、葡萄の葉など天
然の茎葉、野菜屑を与えるか、又は植物原料、動物原
料、ビタミン及びミネラル類から成る配合飼料を転用し
たものが用いられている。そのため養殖効率の低いもの
である。
は野生の稚貝を採取し、飼料としてはレタスのような緑
色野菜、キャベツの類、ニンジンの葉、葡萄の葉など天
然の茎葉、野菜屑を与えるか、又は植物原料、動物原
料、ビタミン及びミネラル類から成る配合飼料を転用し
たものが用いられている。そのため養殖効率の低いもの
である。
(発明が解決しようとする課題) エスカルゴの産業規模での養殖効率を追求し、しかも
栄養要求も考慮した人工飼料は検討されていない。
栄養要求も考慮した人工飼料は検討されていない。
そこで本発明はエスカルゴの栄養要求を考慮し、好ん
で摂取し、しかも排泄物の悪臭の少ない産業規模での養
殖効率の高い人工飼料を提供することにある。
で摂取し、しかも排泄物の悪臭の少ない産業規模での養
殖効率の高い人工飼料を提供することにある。
(課題を解決する為の手段) そこで本発明者らは、このような従来のエスカルゴ用
飼料の欠点に鑑みエスカルゴの成長、繁殖、飼育環境を
改善することができ、しかも産業規模での養殖効率の高
い飼料配合、成分を検討したところ、植物ステロール、
レシチン、クロレラ及び酵母の添加が有効であることを
見出し本発明を完成した。
飼料の欠点に鑑みエスカルゴの成長、繁殖、飼育環境を
改善することができ、しかも産業規模での養殖効率の高
い飼料配合、成分を検討したところ、植物ステロール、
レシチン、クロレラ及び酵母の添加が有効であることを
見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は有効成分として植物ステロール、レシ
チン、クロレラ及び酵母を配合することを特徴とする。
チン、クロレラ及び酵母を配合することを特徴とする。
ここに用いられる植物ステロールはフィトステロール
とも言われるもので植物に含まれるステロールであれば
単体及び混合物のいずれも使用し得る。一例として植物
油製造脱臭工程の脱臭留出物から回収精製された植物ス
テロールの使用が好適である。レシチンとしては例えば
大豆レシチンなどの植物性のものや卵黄レシチンなど動
物性のものなどレシチン分(リン脂質)を含有するもの
であれば、いずれも用いられる。クロレラ、酵母は食品
用又は飼料原料用として使用しうるものであれば本発明
に使用し得る。
とも言われるもので植物に含まれるステロールであれば
単体及び混合物のいずれも使用し得る。一例として植物
油製造脱臭工程の脱臭留出物から回収精製された植物ス
テロールの使用が好適である。レシチンとしては例えば
大豆レシチンなどの植物性のものや卵黄レシチンなど動
物性のものなどレシチン分(リン脂質)を含有するもの
であれば、いずれも用いられる。クロレラ、酵母は食品
用又は飼料原料用として使用しうるものであれば本発明
に使用し得る。
本発明の人工飼料の形態は有効成分を含む原料が均一
に分布してある状態になればよい。例えば有効成分を含
む原料を混合した後、ペレットマシーンにて成形及び又
は粉砕して粉末として使用する。
に分布してある状態になればよい。例えば有効成分を含
む原料を混合した後、ペレットマシーンにて成形及び又
は粉砕して粉末として使用する。
以下、本発明を実施例によって説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
これらに限定されるものではない。
(実施例) 植物性原料(とうもろこし、ふすま、大豆粕、糖蜜)
70%、動物性原料(脱脂粉乳、牛脂)15%、ビタミン、
ミネラル類15%より成る対照飼料に、植物ステロール1
%、レシチン2%、クロレラ5%、酵母5%を添加した
試験飼料を調製した。それぞれをペレットマシーンにて
成形した後に粉砕し飼料を得た。
70%、動物性原料(脱脂粉乳、牛脂)15%、ビタミン、
ミネラル類15%より成る対照飼料に、植物ステロール1
%、レシチン2%、クロレラ5%、酵母5%を添加した
試験飼料を調製した。それぞれをペレットマシーンにて
成形した後に粉砕し飼料を得た。
これらを用いてエスカルゴの稚貝を養殖した。
結果は表−1の通りであった。
(発明の効果) 本発明のエスカルゴ用飼料によれば天然の植物茎葉や
一般の配合飼料に比べ飼育、繁殖、飼育環境が著しく改
良され、その結果としてエスカルゴの産業規模での養殖
効率をあげる上で大きく貢献するものである。
一般の配合飼料に比べ飼育、繁殖、飼育環境が著しく改
良され、その結果としてエスカルゴの産業規模での養殖
効率をあげる上で大きく貢献するものである。
Claims (1)
- 【請求項1】有効成分として植物ステロール、レシチ
ン、クロレラ及び酵母を配合することを特徴とするエス
カルゴ養殖用飼料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1300638A JP2632735B2 (ja) | 1989-11-18 | 1989-11-18 | エスカルゴ用飼料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1300638A JP2632735B2 (ja) | 1989-11-18 | 1989-11-18 | エスカルゴ用飼料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03160959A JPH03160959A (ja) | 1991-07-10 |
JP2632735B2 true JP2632735B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=17887276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1300638A Expired - Fee Related JP2632735B2 (ja) | 1989-11-18 | 1989-11-18 | エスカルゴ用飼料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2632735B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104187184A (zh) * | 2014-09-22 | 2014-12-10 | 李月华 | 一种田螺饲料及其制备方法 |
CN104256210A (zh) * | 2014-09-22 | 2015-01-07 | 李月华 | 一种田螺专用饲料 |
KR101923694B1 (ko) | 2017-02-15 | 2018-11-29 | 주식회사 코씨드바이오팜 | 홍삼과 병풀을 함유하는 달팽이 사료 및 달팽이 사육방법 |
KR20200004559A (ko) * | 2018-07-04 | 2020-01-14 | 한국해양대학교 산학협력단 | 당근잎을 포함하는 전복용 배합사료 조성물 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100973192B1 (ko) * | 2009-07-20 | 2010-07-30 | 씨에이치디메딕스 주식회사 | 노령견의 관절염 개선용 기능성 사료 조성물 |
KR102605534B1 (ko) * | 2022-08-03 | 2023-11-24 | 박헌의 | 산삼배양근 배양 배지를 이용한 식용 달팽이용 사료 조성물 |
-
1989
- 1989-11-18 JP JP1300638A patent/JP2632735B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104187184A (zh) * | 2014-09-22 | 2014-12-10 | 李月华 | 一种田螺饲料及其制备方法 |
CN104256210A (zh) * | 2014-09-22 | 2015-01-07 | 李月华 | 一种田螺专用饲料 |
CN104256210B (zh) * | 2014-09-22 | 2016-08-24 | 安徽省葛根生产力促进中心有限公司 | 一种田螺专用饲料 |
CN104187184B (zh) * | 2014-09-22 | 2016-08-31 | 南陵宝恒野生葛种植专业合作社 | 一种田螺饲料及其制备方法 |
KR101923694B1 (ko) | 2017-02-15 | 2018-11-29 | 주식회사 코씨드바이오팜 | 홍삼과 병풀을 함유하는 달팽이 사료 및 달팽이 사육방법 |
KR20200004559A (ko) * | 2018-07-04 | 2020-01-14 | 한국해양대학교 산학협력단 | 당근잎을 포함하는 전복용 배합사료 조성물 |
KR102089159B1 (ko) * | 2018-07-04 | 2020-03-13 | 한국해양대학교 산학협력단 | 당근잎을 포함하는 전복용 배합사료 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03160959A (ja) | 1991-07-10 |
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