JPH11313617A - アロエを用いた養魚用天然飼料及びこれを用いた養魚用飼料 - Google Patents
アロエを用いた養魚用天然飼料及びこれを用いた養魚用飼料Info
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- JPH11313617A JPH11313617A JP11070786A JP7078699A JPH11313617A JP H11313617 A JPH11313617 A JP H11313617A JP 11070786 A JP11070786 A JP 11070786A JP 7078699 A JP7078699 A JP 7078699A JP H11313617 A JPH11313617 A JP H11313617A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
- Y02A40/818—Alternative feeds for fish, e.g. in aquacultures
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は養殖魚類の餌である飼料に関し、特
に、魚病に罹り難く、また魚が好んでいる味を有するよ
うにした、アロエを用いた養魚用天然飼料添加物及びこ
れを用いた養魚用飼料を提供すること。 【解決手段】上記の目的を達成するために、本発明は、
アロエ乾燥粉末と醗酵乾燥酵母及び穀物胚芽酵素に飼料
の結着力を高め、魚の体が必要とするヨードなどが微量
含有された海藻類からなる天然飼料添加物を提供する。
に、魚病に罹り難く、また魚が好んでいる味を有するよ
うにした、アロエを用いた養魚用天然飼料添加物及びこ
れを用いた養魚用飼料を提供すること。 【解決手段】上記の目的を達成するために、本発明は、
アロエ乾燥粉末と醗酵乾燥酵母及び穀物胚芽酵素に飼料
の結着力を高め、魚の体が必要とするヨードなどが微量
含有された海藻類からなる天然飼料添加物を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養殖魚類の餌であ
る飼料に関するものであり、特に、魚病に掛かり難く、
且つ魚が好む味を有するようにした、アロエを用いた養
魚用天然飼料添加物及びこれを用いた養魚用飼料に関す
るものである。
る飼料に関するものであり、特に、魚病に掛かり難く、
且つ魚が好む味を有するようにした、アロエを用いた養
魚用天然飼料添加物及びこれを用いた養魚用飼料に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、水槽に囲って育てる時、若し
くは海の畜養場で各種魚類を養殖する時には、飼料自体
による汚染を無視できず、外部環境的な水質汚染などに
よって各種魚病が広がり易い。その結果、飼料に多い抗
生剤を混ぜて給餌しているにも拘わらず、魚病による被
害を防ぐことができない弊害がある。これは、魚病原自
体が抗生剤に耐性を有し、延いては、これを予防できな
い事態に至っているためである。
くは海の畜養場で各種魚類を養殖する時には、飼料自体
による汚染を無視できず、外部環境的な水質汚染などに
よって各種魚病が広がり易い。その結果、飼料に多い抗
生剤を混ぜて給餌しているにも拘わらず、魚病による被
害を防ぐことができない弊害がある。これは、魚病原自
体が抗生剤に耐性を有し、延いては、これを予防できな
い事態に至っているためである。
【0003】従って、これを食用する美食家達が刺身を
食べるときに、甚だしい場合には飼料の匂いがしたり、
肉質が弾力的でなく、また、抗生剤塊を食べるとしても
言い過ぎではない状態にある。
食べるときに、甚だしい場合には飼料の匂いがしたり、
肉質が弾力的でなく、また、抗生剤塊を食べるとしても
言い過ぎではない状態にある。
【0004】勿論、養魚業者にとっても、不必要に多量
の飼料(実際、魚類が食う飼料は少なく、残余飼料など
の腐敗によって養畜場の水質を悪くする)と、抗生剤の
費用などの生産費増加に伴う過多支出が事業に莫大な支
障を生じさせている。
の飼料(実際、魚類が食う飼料は少なく、残余飼料など
の腐敗によって養畜場の水質を悪くする)と、抗生剤の
費用などの生産費増加に伴う過多支出が事業に莫大な支
障を生じさせている。
【0005】従って、本発明は、益々深刻化する水質汚
染と各種魚病などで被害を受ける周辺の畜養場などと接
しながら、一番大きな問題点を見出すことになった。
染と各種魚病などで被害を受ける周辺の畜養場などと接
しながら、一番大きな問題点を見出すことになった。
【0006】その問題は、我々の食卓に上がる各種魚類
に多量の抗生剤が投与され、この残有物が人体まで影響
を及ぼすこととして把握された。また、漁民達にとって
も、あまりにも高い金額の薬剤使用によって生産価格の
過多支出をもたらし、事業に莫大な支障を生じるという
ことがわかった。
に多量の抗生剤が投与され、この残有物が人体まで影響
を及ぼすこととして把握された。また、漁民達にとって
も、あまりにも高い金額の薬剤使用によって生産価格の
過多支出をもたらし、事業に莫大な支障を生じるという
ことがわかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に対す
る解決策を探すために努力したところ、大韓民国の済州
島と南海岸の一部地域の農家で栽培されるアロエが人の
疾病治療と健康増進に良いという点に着案して、これを
用いた抗病、抗菌性、天然飼料開発に邁進することにな
った。
る解決策を探すために努力したところ、大韓民国の済州
島と南海岸の一部地域の農家で栽培されるアロエが人の
疾病治療と健康増進に良いという点に着案して、これを
用いた抗病、抗菌性、天然飼料開発に邁進することにな
った。
【0008】上記の目的を達成するために、本発明は、
アロエ乾燥粉末と醗酵乾燥酵母及び穀物胚芽酵素に飼料
の結着力を高め、魚体が必要とするヨードなどが微量含
有された海藻類からなる天然飼料添加物を提供する。
アロエ乾燥粉末と醗酵乾燥酵母及び穀物胚芽酵素に飼料
の結着力を高め、魚体が必要とするヨードなどが微量含
有された海藻類からなる天然飼料添加物を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下で、本発明を更に詳
細に説明すれば次の通りである。
細に説明すれば次の通りである。
【0010】主飼料量を基準として、アロエ乾燥粉末
0.05w%〜5w%、醗酵乾燥酵母0.2〜5w%、
穀物胚芽酵素0.1〜5w%、および僅かの海藻類から
なる。
0.05w%〜5w%、醗酵乾燥酵母0.2〜5w%、
穀物胚芽酵素0.1〜5w%、および僅かの海藻類から
なる。
【0011】これらの配合事由は下記の表に示した通り
である。
である。
【0012】
【表1】
【0013】上記の混合原料による製造工程を例示すれ
ば次の通りである。
ば次の通りである。
【0014】1)アロエ乾燥粉末 −生葉採取:5年以上(5年以上になって初めて薬理性
に優れる)になったアロエ生葉を採取する。
に優れる)になったアロエ生葉を採取する。
【0015】−洗浄:アロエ栽培の際、葉表面に付いた
各種異物質を除去する。
各種異物質を除去する。
【0016】−切断:乾燥の際、費用を減らし、乾燥時
間を短縮するために約1cm内外の大きさで切断する。
間を短縮するために約1cm内外の大きさで切断する。
【0017】−乾燥:熱風乾燥機で約12時間くらい乾
燥させる。
燥させる。
【0018】−粉砕:乾燥されたアロエを粉砕機で微細
粉末化する。
粉末化する。
【0019】2)醗酵乾燥酵母 :ビール工場でビール生産の後、処理される副産物を醗
酵、乾燥粉末化する。
酵、乾燥粉末化する。
【0020】3)穀物胚芽酵素 :搗精工程で米を精米するために皮を剥離するが、この
時に、稲の渋皮と胚芽が粉末化されて副産物として生産
されることになる。
時に、稲の渋皮と胚芽が粉末化されて副産物として生産
されることになる。
【0021】< 各原料の成分及び効能効果> 1)アロエ −化学的成分
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】−アロエ主要成分の特徴と作用
【0025】
【表4】
【0026】−アロエの効用と成分の内容
【0027】
【表5】
【0028】 2)酵母 −成分分析内容 水分 :9.35w% 助蛋白質:44.01w% 助繊維 :0.54w% 助 灰 粉:5.52w% カルシウム:0.05w% 燐 :1.20w% 3)酵素 −成分分析内容 可塑化熱量:3.5(Mcal/kg) 助蛋白質:7.0w% 助繊維 :0.4w% 4)その他(海藻類) −微量。
【0029】一方、上記からアロエ乾燥粉末だけが添加
され得ることもあり、これは次の通りである。
され得ることもあり、これは次の通りである。
【0030】1)使用目的:養魚用主飼料に使用 2)アロエ添加量:0.05〜5w% 3)アロエ添加目的:耐病力強化、成長促進 4)使用原料:養魚用魚粉、小麦粉、大豆粕、小麦、オ
クルテン、大豆レシチ ン、ミネラルプリミックス、ビ
タミンプリミックス、硫酸化剤、抗かび剤、その他の穀
物類、動物性及び植物性油脂肪、ビタミン剤の他多数 5)栄養成分:助蛋白質30%以上、助脂肪2%以上、
助繊維6%以下、助灰粉15%以下、カルシウム0.5
%以上、燐1.8%以下 6)飼料形態:粉末、若しくはE.P(沈降型、浮上
型)。
クルテン、大豆レシチ ン、ミネラルプリミックス、ビ
タミンプリミックス、硫酸化剤、抗かび剤、その他の穀
物類、動物性及び植物性油脂肪、ビタミン剤の他多数 5)栄養成分:助蛋白質30%以上、助脂肪2%以上、
助繊維6%以下、助灰粉15%以下、カルシウム0.5
%以上、燐1.8%以下 6)飼料形態:粉末、若しくはE.P(沈降型、浮上
型)。
【0031】以下は、本出願が確認した臨床実験に関す
る説明である。
る説明である。
【0032】1)研究目的:現在、全国沿岸及び陸上に
施設された畜養場で多量の抗生剤など各種薬剤を多量使
用することにより、漁民達の生産費上昇の要因となって
いる。
施設された畜養場で多量の抗生剤など各種薬剤を多量使
用することにより、漁民達の生産費上昇の要因となって
いる。
【0033】また、抗生剤の過多投与は人体まで影響を
及ぼすことができるという考えからこの研究が始められ
た。
及ぼすことができるという考えからこの研究が始められ
た。
【0034】2)実験期間:1996年 2月から19
97年 11月まで 3)実験漁場:ハンヨン水産(慶南巨済市南部面塔浦里
所在) 4)実験方法: (1)試験飼料 −試験口:アロエなどを添加した飼料投与 −対照口:一般飼料(M,P)投与 (2)試験魚類 −試験口:大野貝、鰤、鯛、ひらめ −対照口:大野貝、鰤、鯛、ひらめ (3)試験畜養場の大きさ −試験口、対照口、各1組(6.2×6.2×7) (4)試験口はアロエなどを添加した飼料を給餌し、対
照口は一般飼料を給餌し、十日間隔で飼料の摂餌程度、
発病率、斃死率、活動性、体重(体長)変化を観察し
た。
97年 11月まで 3)実験漁場:ハンヨン水産(慶南巨済市南部面塔浦里
所在) 4)実験方法: (1)試験飼料 −試験口:アロエなどを添加した飼料投与 −対照口:一般飼料(M,P)投与 (2)試験魚類 −試験口:大野貝、鰤、鯛、ひらめ −対照口:大野貝、鰤、鯛、ひらめ (3)試験畜養場の大きさ −試験口、対照口、各1組(6.2×6.2×7) (4)試験口はアロエなどを添加した飼料を給餌し、対
照口は一般飼料を給餌し、十日間隔で飼料の摂餌程度、
発病率、斃死率、活動性、体重(体長)変化を観察し
た。
【0035】(5)飼料の摂餌程度、発病率、斃死率と
活動性は肉眼に、体重(体長)変化はサンプル抽出後、
実測した。
活動性は肉眼に、体重(体長)変化はサンプル抽出後、
実測した。
【0036】上記の結果を図1〜図17に纏めた。
【0037】図1〜図4のグラフからわかるように、従
来の飼料のうちには、季節による魚類の食欲変化には生
物学的にそのグラフの変化が大きくあるが、本発明の添
加物を混ぜた飼料は従来に比べて摂餌量の変化が大きく
ないことがわかる。特に、対照口の大野貝は8月にその
摂餌量が懸隔に低調なのである。
来の飼料のうちには、季節による魚類の食欲変化には生
物学的にそのグラフの変化が大きくあるが、本発明の添
加物を混ぜた飼料は従来に比べて摂餌量の変化が大きく
ないことがわかる。特に、対照口の大野貝は8月にその
摂餌量が懸隔に低調なのである。
【0038】本発明の飼料摂餌時はその差異があまり大
きくなかった。
きくなかった。
【0039】図5のグラフからわかるように、摂餌量グ
ラフ図と関係がある結果を生じたもので、大野貝の場
合、従来のような500gの到達時期が4ヶ月以上短縮
され、同じ期間としてみるとき、約650gの体重を有
する大野貝を生産できる。
ラフ図と関係がある結果を生じたもので、大野貝の場
合、従来のような500gの到達時期が4ヶ月以上短縮
され、同じ期間としてみるとき、約650gの体重を有
する大野貝を生産できる。
【0040】また、鰤、鯛、ひらめもやはり従来のよう
な体重到達時期が約1.5〜3.5ヶ月短縮されること
がわかる。
な体重到達時期が約1.5〜3.5ヶ月短縮されること
がわかる。
【0041】図6〜図9のグラフからわかるように、試
験口の魚種は一番ひどい8月に6%程度の発病率を見せ
るだけ、大野貝、鰤、鯛、ひらめが全体的に5%未満の
発病率を見せており、既存の飼料摂餌時の発病率は大野
貝の場合、8月を前後として最高40%、鰤の場合には
7月から10月までの間におおよそ50%以上、鯛の場
合、9月を前後として50%、3〜5月に35%以上、
そしてひらめの場合には8月を前後として50%までの
発病率が現われる。
験口の魚種は一番ひどい8月に6%程度の発病率を見せ
るだけ、大野貝、鰤、鯛、ひらめが全体的に5%未満の
発病率を見せており、既存の飼料摂餌時の発病率は大野
貝の場合、8月を前後として最高40%、鰤の場合には
7月から10月までの間におおよそ50%以上、鯛の場
合、9月を前後として50%、3〜5月に35%以上、
そしてひらめの場合には8月を前後として50%までの
発病率が現われる。
【0042】従って、図10〜図13の斃死率グラフの
ように、すべての魚種(大野貝、鰤、鯛、ひらめ)が試
験口で大きくは5%から小さくは1%程度の斃死率を記
録する反面、対照口では季節によって大きな差異がある
が、大野貝は8月を頂点として50%の斃死率を見せ、
鰤、鯛は3月に50%の斃死率を見せ、ひらめは4月と
8月に25%と30%の斃死率を見せている。
ように、すべての魚種(大野貝、鰤、鯛、ひらめ)が試
験口で大きくは5%から小さくは1%程度の斃死率を記
録する反面、対照口では季節によって大きな差異がある
が、大野貝は8月を頂点として50%の斃死率を見せ、
鰤、鯛は3月に50%の斃死率を見せ、ひらめは4月と
8月に25%と30%の斃死率を見せている。
【0043】これにより、図14〜図17の活動性グラ
フ図でも当然であるが、本発明の飼料給餌時、従来に比
べて懸隔に比較される結果であることがわかる。
フ図でも当然であるが、本発明の飼料給餌時、従来に比
べて懸隔に比較される結果であることがわかる。
【0044】
【発明の効果】以上のような本発明の魚種別効果を窺っ
てみると、次の通りである。
てみると、次の通りである。
【0045】1)大野貝 −活動が軽快になり、群形成が円満になった。
【0046】−切開時、血液が清い鮮紅色を帯び、粘度
が高められた。
が高められた。
【0047】−肉質が固くなり、畜養魚類特有の匂いが
しなかった。
しなかった。
【0048】2)鰤 −飼料摂餌率が極めて高くなり、肉質が固くなって良く
なり、畜養魚類特有の匂いが無くなった。
なり、畜養魚類特有の匂いが無くなった。
【0049】−鮮度が長時間維持された。
【0050】3)鯛 −体色が良くなり、光沢がし、自然産のような色を帯び
ることになる。
ることになる。
【0051】−低温性ビブリオ菌によって飼料摂餌率が
顕著に劣っていた魚の飼料摂餌率が正常に戻られた。
顕著に劣っていた魚の飼料摂餌率が正常に戻られた。
【0052】−肉質が自然産と区別の難しいくらいに弾
力的である。
力的である。
【0053】4)ひらめ −ひらめ特有の黄色が著しくなり、黒い点がもっと鮮明
に現われた。
に現われた。
【0054】−口と尾鰭部位の外傷が治癒された。
【0055】−体高が高くなり、肉質がかなり固くなっ
た。
た。
【0056】そして、共同的には、各種魚病がまったく
発生せず、皮膚にできた傷が治癒され、飼料摂餌率が高
くなり、排便状態がとても良くなった。
発生せず、皮膚にできた傷が治癒され、飼料摂餌率が高
くなり、排便状態がとても良くなった。
【0057】なお、体高、体長が大きくなり、体重が平
均値以上に成長し、給餌後体色が自然産と同一に変え
た。
均値以上に成長し、給餌後体色が自然産と同一に変え
た。
【図1】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの摂餌量を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(大野貝)。
たときの摂餌量を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(大野貝)。
【図2】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの摂餌量を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(鰤)。
たときの摂餌量を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(鰤)。
【図3】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの摂餌量を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(鯛)。
たときの摂餌量を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(鯛)。
【図4】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの摂餌量を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(ひらめ)。
たときの摂餌量を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(ひらめ)。
【図5】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの体重変化を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である。
たときの体重変化を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である。
【図6】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの発病率を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(大野貝)。
たときの発病率を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(大野貝)。
【図7】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの発病率を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(鰤)。
たときの発病率を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(鰤)。
【図8】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの発病率を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(鯛)。
たときの発病率を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(鯛)。
【図9】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌し
たときの発病率を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(ひらめ)。
たときの発病率を、従来の飼料と比較して示すグラフで
ある(ひらめ)。
【図10】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌
したときの斃死率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(大野貝)。
したときの斃死率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(大野貝)。
【図11】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌
したときの斃死率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(鰤)。
したときの斃死率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(鰤)。
【図12】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌
したときの斃死率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(鯛)。
したときの斃死率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(鯛)。
【図13】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌
したときの斃死率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(ひらめ)。
したときの斃死率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(ひらめ)。
【図14】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌
したときの活動率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(大野貝)。
したときの活動率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(大野貝)。
【図15】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌
したときの活動率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(鰤)。
したときの活動率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(鰤)。
【図16】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌
したときの活動率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(鯛)。
したときの活動率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(鯛)。
【図17】本発明の一実施例になる飼料を魚介類に給餌
したときの活動率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(ひらめ)。
したときの活動率を、従来の飼料と比較して示すグラフ
である(ひらめ)。
Claims (3)
- 【請求項1】 アロエ乾燥粉末を主飼料量の0.05〜
5w%と、醗酵乾燥酵母を主飼料量の0.2〜5w%
と、穀物胚芽酵素0.1〜5w%と、微量の海藻類とを
含むことを特徴とする、アロエを用いた養魚用天然飼料
添加物。 - 【請求項2】 養魚用魚粉、小麦粉、大豆粕、小麦、オ
クルテン、大豆レシチン、ミネラルプリミックス、ビタ
ミンプリミックス、硫酸化剤、抗かび剤、穀物類、動物
性及び植物性油脂肪、ビタミン剤などを含有する養魚用
飼料であって、助蛋白質30w%以上、助脂肪2w%以
上、助繊維6w%以下、助灰粉15w%以上、カルシウ
ム0.5w%以上、燐1.8w%以下の栄養成分からな
る粉末飼料に対し、前記飼料量の0.05〜5w%のア
ロエ乾燥粉末を添加したことを特徴とする、アロエを用
いた養魚用飼料。 - 【請求項3】 前記飼料は沈降、或いは浮上型の粒形か
らなったことを特徴とする、請求項2に記載のアロエを
用いた養魚用飼料。
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---|---|
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JP11070786A Pending JPH11313617A (ja) | 1998-03-16 | 1999-03-16 | アロエを用いた養魚用天然飼料及びこれを用いた養魚用飼料 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100660642B1 (ko) | 2005-02-02 | 2006-12-26 | 대한민국 | 넙치 양식용 사료 조성물 |
CN105918164A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-09-07 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 一种银鲳亲体营养强化培育方法 |
CN108157669A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-06-15 | 重庆凌丰科技有限公司 | 一种黄颡鱼饲料及其制备方法 |
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- 1999-03-16 JP JP11070786A patent/JPH11313617A/ja active Pending
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