JP2631428B2 - 地下室付き建築物の構築方法 - Google Patents
地下室付き建築物の構築方法Info
- Publication number
- JP2631428B2 JP2631428B2 JP3221330A JP22133091A JP2631428B2 JP 2631428 B2 JP2631428 B2 JP 2631428B2 JP 3221330 A JP3221330 A JP 3221330A JP 22133091 A JP22133091 A JP 22133091A JP 2631428 B2 JP2631428 B2 JP 2631428B2
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- JP
- Japan
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- basement
- building
- ground
- panel
- residential land
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地面に形成せる穴に地
下室を構築すると共に該地下室の上方に建築物を構築す
る地下室付き建築物の構築方法に関するものである。
下室を構築すると共に該地下室の上方に建築物を構築す
る地下室付き建築物の構築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地下室付き建築物を構築する場合
には、地面に穴を堀って地下室構築用の穴を形成し、該
穴の内部に地下室を構築すると共に該地下室の上方に建
築物を構築して地下室付き建築物を構築している。
には、地面に穴を堀って地下室構築用の穴を形成し、該
穴の内部に地下室を構築すると共に該地下室の上方に建
築物を構築して地下室付き建築物を構築している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、地下室構築用の穴を形成するために地面を堀った
際に生じた土砂の処理に困り、宅地外に搬出して廃棄処
理しているのが現状であり、該搬出、廃棄処理時に周辺
道路を傷めたり、周辺住民に迷惑をかけたりするおそれ
があると言う問題があつた。
ては、地下室構築用の穴を形成するために地面を堀った
際に生じた土砂の処理に困り、宅地外に搬出して廃棄処
理しているのが現状であり、該搬出、廃棄処理時に周辺
道路を傷めたり、周辺住民に迷惑をかけたりするおそれ
があると言う問題があつた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めに為されたものであり、地面を堀った際に生じた土砂
を宅地内で処理して活用することができ、周辺道路を傷
めたり、周辺住民に迷惑をかけたりするおそれがない地
下室付き建築物の建築方法を提供することを課題とする
ものである。
めに為されたものであり、地面を堀った際に生じた土砂
を宅地内で処理して活用することができ、周辺道路を傷
めたり、周辺住民に迷惑をかけたりするおそれがない地
下室付き建築物の建築方法を提供することを課題とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために為されたものであり、地面を堀って地下室
構築用の穴を形成し、該穴の内部に、床パネル、壁パネ
ルおよび屋根パネルを建て込んで地下室を構築すると共
に該地下室の上方に屋上付きの建築物を構築し、更に、
前記地面を堀った際に生じた土砂を、建築物周辺の宅地
内地面部並びに建築物の屋上部に敷設して宅地内で処理
することを特徴とするものである。
決するために為されたものであり、地面を堀って地下室
構築用の穴を形成し、該穴の内部に、床パネル、壁パネ
ルおよび屋根パネルを建て込んで地下室を構築すると共
に該地下室の上方に屋上付きの建築物を構築し、更に、
前記地面を堀った際に生じた土砂を、建築物周辺の宅地
内地面部並びに建築物の屋上部に敷設して宅地内で処理
することを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の1実施例を示し、地面1を
堀って地下室構築用の穴を形成し、該穴の内部に、所望
枚数の床パネル2、壁パネル3および屋根パネル4を建
て込んで地下室5を構築すると共に、該地下室5の上方
に、柱・梁工法、パネル工法等、所望の建築方法によつ
て屋上付きの建築物6を構築し、更に、前記地面1を堀
った際に生じた点線部の土砂7を、建築物6周辺の宅地
内地面部8並びに建築物6の屋上部9に敷設して自己の
宅地内で処理することを特徴とする地下室付き建築物の
構築方法を示す。
堀って地下室構築用の穴を形成し、該穴の内部に、所望
枚数の床パネル2、壁パネル3および屋根パネル4を建
て込んで地下室5を構築すると共に、該地下室5の上方
に、柱・梁工法、パネル工法等、所望の建築方法によつ
て屋上付きの建築物6を構築し、更に、前記地面1を堀
った際に生じた点線部の土砂7を、建築物6周辺の宅地
内地面部8並びに建築物6の屋上部9に敷設して自己の
宅地内で処理することを特徴とする地下室付き建築物の
構築方法を示す。
【0007】尚、上記本発明において使用する床パネル
2、壁パネル3および屋根パネル4としては、例えば、
山型鋼、溝型鋼等の型鋼よりなるパネル枠の表面に鋼板
を張設し、溶接一体化して形成せる鋼製パネルや、コン
クリート製パネルを使用すれば良い。
2、壁パネル3および屋根パネル4としては、例えば、
山型鋼、溝型鋼等の型鋼よりなるパネル枠の表面に鋼板
を張設し、溶接一体化して形成せる鋼製パネルや、コン
クリート製パネルを使用すれば良い。
【0008】又、地面1に穴を堀って地下室5を構築す
る場合には、例えば、図1に示すように地下室5の一部
を地下に形成せる半地下タイプの地下室5を構築しても
良いし、地下室全体を地下に形成せる全地下タイプの地
下室を形成しても良い。
る場合には、例えば、図1に示すように地下室5の一部
を地下に形成せる半地下タイプの地下室5を構築しても
良いし、地下室全体を地下に形成せる全地下タイプの地
下室を形成しても良い。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、地面を
堀って地下室構築用の穴を形成し、該穴の内部に、床パ
ネル、壁パネルおよび屋根パネルを建て込んで地下室を
構築すると共に該地下室の上方に屋上付きの建築物を構
築し、更に、前記地面を堀った際に生じた土砂を、建築
物周辺の宅地内地面部並びに建築物の屋上部に敷設して
宅地内で処理して地下室付き建築物を構築しているの
で、地面を堀つた際に生じた土砂を建築物周辺の宅地内
地面部に敷設することにより、特に、軟弱地、埋立地、
窪地等の湿地帯に地下室付き建築物を構築する際に該土
砂によつて地面の嵩上げを行うことができると共に、該
土砂を建築物の屋上部に敷設することにより、屋上部に
庭園を形成することができ、地面を堀った際に生じた土
砂を宅地内で有効に活用することができ、従来のよう
に、土砂を宅地外に搬出、廃棄処理して周辺道路を傷め
たり、周辺住民に迷惑をかけたりするおそれがない。
堀って地下室構築用の穴を形成し、該穴の内部に、床パ
ネル、壁パネルおよび屋根パネルを建て込んで地下室を
構築すると共に該地下室の上方に屋上付きの建築物を構
築し、更に、前記地面を堀った際に生じた土砂を、建築
物周辺の宅地内地面部並びに建築物の屋上部に敷設して
宅地内で処理して地下室付き建築物を構築しているの
で、地面を堀つた際に生じた土砂を建築物周辺の宅地内
地面部に敷設することにより、特に、軟弱地、埋立地、
窪地等の湿地帯に地下室付き建築物を構築する際に該土
砂によつて地面の嵩上げを行うことができると共に、該
土砂を建築物の屋上部に敷設することにより、屋上部に
庭園を形成することができ、地面を堀った際に生じた土
砂を宅地内で有効に活用することができ、従来のよう
に、土砂を宅地外に搬出、廃棄処理して周辺道路を傷め
たり、周辺住民に迷惑をかけたりするおそれがない。
【図1】本発明の1実施例を示す略縦断面図である。
1 地面 2 床パネル 3 壁パネル 4 屋根パネル 5 地下室 6 建築物 7 土砂 8 宅地内地面部 9 屋上部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−98827(JP,A) 特開 平2−279823(JP,A) 特開 昭53−103833(JP,A) 特開 昭49−5732(JP,A) 実開 昭51−23204(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 地面を堀って地下室構築用の穴を形成
し、該穴の内部に、床パネル、壁パネルおよび屋根パネ
ルを建て込んで地下室を構築すると共に該地下室の上方
に屋上付きの建築物を構築し、更に、前記地面を堀った
際に生じた土砂を、建築物周辺の宅地内地面部並びに建
築物の屋上部に敷設して宅地内で処理することを特徴と
する地下室付き建築物の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221330A JP2631428B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 地下室付き建築物の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221330A JP2631428B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 地下室付き建築物の構築方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347217A JPH04347217A (ja) | 1992-12-02 |
JP2631428B2 true JP2631428B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=16765117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3221330A Expired - Fee Related JP2631428B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 地下室付き建築物の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2631428B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002081083A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-22 | Toyota Soken Co Ltd | 地下室の構築方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495732A (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-18 | ||
JPS5514684Y2 (ja) * | 1974-08-06 | 1980-04-03 | ||
JPS53103833A (en) * | 1977-02-14 | 1978-09-09 | Masahiko Aoyama | Roof garden |
JPS6198827A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-17 | Jiro Kawamura | 地下室構築工法 |
JPH07100940B2 (ja) * | 1989-04-20 | 1995-11-01 | 株式会社東方ユニット研究所 | 複数階建て地下構築物の構築方法 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3221330A patent/JP2631428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04347217A (ja) | 1992-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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